JP2013195846A - 光源装置及びプロジェクタ - Google Patents

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Abstract

【課題】ダイクロイックミラーによる光の損失の影響を低減することが可能な光源装置、及びこの光源装置を備えたプロジェクタを提供すること。
【解決手段】光源装置として光源部15は、青色の光を透過し且つ緑色の光を反射するダイクロイックミラー150を、第1の光源110から射出された励起光が該ダイクロイックミラー150を通過して蛍光体166に照射され、記第2の光源120から射出される青色の光が該ダイクロイックミラー150を通過して所定の射出方向に射出され、蛍光体166から射出される発光光が該ダイクロイックミラー150によって反射されて前記所定の射出方向に射出され、且つ、第3の光源130からの赤色の光の少なくとも一部が該ダイクロイックミラー150に入射すること無く外側を通過して前記所定の射出方向に射出される、よう構成する。
【選択図】図2

Description

本発明は、光源装置及びこの光源装置を備えたプロジェクタに関する。
今日、パーソナルコンピュータの画面やビデオ画像、更にメモリカード等に記憶されている画像データによる画像等をスクリーンに投影する画像投影装置としてのデータプロジェクタが多用されている。このプロジェクタは、光源から射出された光をデジタル・マイクロミラー・デバイス(DMD;登録商標)と呼ばれるマイクロミラー表示素子、又は、液晶板に集光させ、スクリーン上にカラー画像を表示させるものである。
このようなプロジェクタにおいて、従来は高輝度の放電ランプを光源とするものが主流であったが、近年、光源として発光ダイオードやレーザダイオード、或いは、有機EL、蛍光体発光等を用いる開発や提案が多々なされている。例えば、特許文献1では、青色の波長を有する励起光を射出するレーザ光源からの励起光を拡散することで得た青色光と、赤色光を射出する赤色発光ダイオードからの赤色光と、前記レーザ光源からの励起光を受けて緑色光を発光する蛍光体からの緑色光と、を射出する光源装置についての提案がなされている。この光源装置では、各光源からの青色光、緑色光、赤色光を一つの画像表示素子上に合成するために、任意の波長を透過、反射できるダイクロイックミラーを用いている。
特開2011−13320号公報
このように、異なる波長の光を合成して画像表示素子に光を照射する光源装置の場合、波長ごとに反射、透過する特性を持つダイクロイックミラーが必要となる。しかしながら、ダイクロイックミラーは、ダイクロイック膜の特性上、透過率は素ガラスより悪く、反射率は全反射ミラーより悪いため、光が透過、反射するたびに光学効率が下がってしまうという問題がある。このダイクロイックミラーによる光の損失により、光源装置から画像表示素子に照射される光の光量が低下し、結果として、プロジェクタから投影される画像が暗くなってしまうことになる。
本発明は、前記の点に鑑みてなされたもので、ダイクロイックミラーによる光の損失の影響を低減することが可能な光源装置、及びこの光源装置を備えたプロジェクタを提供することを目的とする。
前記目的を果たすため、本発明の一態様による光源装置は、励起光を射出する第1の光源と、第1の波長帯域の光を射出する第2の光源と、前記第1の波長帯域とは異なる第2の波長帯域の光を射出する第3の光源と、前記第1の光源からの前記励起光を受けて、前記第1及び第2の波長帯域とは異なる第3の波長帯域の発光光を発光射出する蛍光体と、前記第1の波長帯域の光を透過し且つ前記第3の波長帯域の光を反射するダイクロイックミラーと、を具備し、所定の射出方向に前記第1乃至第3の波長帯域の光を射出する光源装置であって、前記ダイクロイックミラーを、前記第1の光源から射出された前記励起光が前記ダイクロイックミラーを通過して前記蛍光体に照射され、前記第2の光源から射出される前記第1の波長の光が前記ダイクロイックミラーを通過して前記所定の射出方向に射出され、前記蛍光体から射出される前記発光光が、前記ダイクロイックミラーによって反射されて前記所定の射出方向に射出され、且つ、前記第3の光源からの前記第2の波長の光の少なくとも一部が、前記ダイクロイックミラーに入射すること無く外側を通過して前記所定の射出方向に射出される、よう構成したことを特徴とする。
また、前記目的を果たすため、本発明の一態様によるプロジェクタは、光源装置と、表示素子と、前記光源装置からの光を前記表示素子に導光する光源側光学系と、前記表示素子から射出された画像を投影する投影側光学系と、前記光源装置及び前記表示素子を制御するプロジェクタ制御手段と、を具備し、前記光源装置が、前記本発明の一態様による光源装置であることを特徴とする。
本発明によれば、第1の波長の光の少なくとも一部がダイクロイックミラーを透過せずに他の波長の光と合成されるため、ダイクロイックミラーによる光の損失の影響を低減することが可能な光源装置、及びこの光源装置を備えたプロジェクタを提供することができる。
図1は、本発明の第1実施形態に係るプロジェクタの構成例の概略を示すブロック図である。 図2は、本発明の第1実施形態に係る光源装置を含む光学系の一例の概略を示す図である。 図3は、本発明の第2実施形態に係る光源装置を含む光学系の一例の概略を示す図である。 図4は、本発明の第3実施形態に係る光源装置を含む光学系の一例の概略を示す図である。 図5(A)は、第3実施形態に係る光源装置の変形例の要部の概略を示す図であり、図5(B)は、退避手段の一例の概略を示す図である。
以下、本発明を実施するための形態を図面を参照して説明する。
[第1実施形態]
本発明の第1実施形態に係るプロジェクタは、マイクロミラー表示素子を用いたDigital Light Processing(DLP:登録商標)方式を用いている。本実施形態のプロジェクタ10の構成の概略を図1に示す。このプロジェクタ10は、入力部11と、画像変換部12と、光源装置及び表示素子を制御するプロジェクタ制御手段としての投影処理部13と、表示素子としてのマイクロミラー素子14と、本発明の第1実施形態に係る光源装置としての光源部15と、前記光源装置からの光を前記表示素子に導光する光源側光学系としてのミラー16と、前記表示素子から射出された画像をスクリーン等に投影する投影側光学系としての投影レンズ部17と、CPU18と、メインメモリ19と、プログラムメモリ20と、操作部21と、音声処理部22と、スピーカ23と、を有している。
入力部11には、例えばピンジャック(RCA)タイプのビデオ入力端子や、D−sub15タイプのRGB入力端子といった端子が設けられており、アナログ画像信号が入力される。入力部11は、入力された各種規格のアナログ画像信号をデジタル画像信号に変換する。入力部11は、変換したデジタル画像信号を、システムバスSBを介して画像変換部12に出力する。なお、入力部11には、例えばHDMI(登録商標)端子等も設けられ、アナログ画像信号に加えて、又は代えて、デジタル画像信号も入力され得るようにしてもよい。また、入力部11には、アナログ又はデジタル信号による音声信号が入力される。入力部11は、入力された音声信号をシステムバスSBを介して音声処理部22に出力する。
画像変換部12は、スケーラとも称される。画像変換部12は、入力された画像データを投影に適した所定のフォーマットの画像データに変換し、変換データを投影処理部13に送信する。必要に応じて画像変換部12は、On Screen Display(OSD)用の各種動作状態を示すシンボルを重畳した画像データを、加工画像データとして投影処理部13に送信する。
光源部15は、赤色(R)、緑色(G)、青色(B)の原色光を含む複数色の光を射出する。光源部15から射出された光は、ミラー16で全反射し、マイクロミラー素子14に入射する。ここで、光源部15は、複数色の色を時分割で順次射出するように構成されている。あるいは、複数色の色の全てを常時射出するように構成しても良い。何れとするかは、面順次でカラー画像を表現するのか否かによる。以下、面順次の場合を例にして、各部の構成を説明する。
マイクロミラー素子14は、アレイ状に配列された複数の微小ミラーを有する。各微小ミラーは、高速でオン/オフ動作して、光源部15から照射された光を投影レンズ部17の方向に反射させたり、投影レンズ部17の方向からそらしたりする。マイクロミラー素子14には、微小ミラーが例えばWXGA(Wide eXtended Graphic Array)(横1280画素×縦800画素)分だけ並べられている。各微小ミラーにおける反射によって、マイクロミラー素子14は、例えばWXGA解像度の画像を形成する。このように、マイクロミラー素子14は、空間的光変調素子として機能する。
投影処理部13は、画像変換部12から送信された画像データに応じて、その画像データが表す画像を表示させるため、マイクロミラー素子14を駆動する。すなわち、投影処理部13は、マイクロミラー素子14の各微小ミラーをオン/オフ動作させる。ここで投影処理部13は、マイクロミラー素子14を高速に時分割駆動する。単位時間の分割数は、所定のフォーマットに従ったフレームレート、例えば60[フレーム/秒]と、色成分の分割数と、表示階調数とを乗算して得られる数である。また、投影処理部13は、マイクロミラー素子14の動作と同期させて光源部15の動作も制御する。すなわち、投影処理部13は、各フレームを時分割して、フレーム毎に全色成分の光を順次射出するように光源部15の動作を制御する。
投影レンズ部17は、マイクロミラー素子14から導かれた光を、例えば図示しないスクリーン等に投影する光に調整する。したがって、マイクロミラー素子14による反射光で形成された光像は、投影レンズ部17を介して、スクリーンに投影表示される。
音声処理部22は、PCM音源等の音源回路を備える。入力部11から入力されたアナログ音声データに基づいて、又は投影動作時に与えられたデジタル音声データをアナログ化した信号に基づいて、音声処理部22は、スピーカ23を駆動して拡声放音させる。また、音声処理部22は、必要に応じてビープ音等を発生させる。スピーカ23は、音声処理部22から入力された信号に基づいて音声を射出する一般的なスピーカである。
CPU18は、画像変換部12、投影処理部13及び音声処理部22の動作を制御する。このCPU18は、メインメモリ19及びプログラムメモリ20と接続されている。メインメモリ19は、例えばSRAMで構成される。メインメモリ19は、CPU18のワークメモリとして機能する。プログラムメモリ20は、電気的に書き換え可能な不揮発性メモリで構成される。プログラムメモリ20は、CPU18が実行する動作プログラムや各種定型データ等を記憶する。また、CPU18は、操作部21と接続されている。操作部21は、プロジェクタ10の本体に設けられるキー操作部と、プロジェクタ10専用の図示しないリモートコントローラからの赤外光を受光する赤外線受光部と、を含む。操作部21は、ユーザが本体のキー操作部又はリモートコントローラで操作したキーに基づくキー操作信号をCPU18に出力する。CPU18は、メインメモリ19及びプログラムメモリ20に記憶されたプログラムやデータを用いて、操作部21からのユーザの指示に応じてプロジェクタ10の各部の動作を制御する。
次に、光源部15、ミラー16、マイクロミラー素子14及び投影レンズ部17を含む本実施形態に係るプロジェクタ10の光学系を、図2を参照して説明する。
本発明の第1実施形態に係る光源装置としての光源部15には、青色励起光を射出する第1の光源110と、青色光を射出する第2の光源120と、赤色光を射出する第3の光源130と、ダイクロイックミラー150と、蛍光体ユニット160と、光学系170と、が設けられている。
第1の光源110は、青色の励起光を発する半導体発光素子である青色半導体レーザ(レーザダイオード;LD)112を1つ又は複数有する。また、第1の光源110は、各青色LD112に対応させて、第1のコリメータレンズ114とミラー116とを有する。このような構成の第1の光源110は、青色LD112からの青色励起光(レーザ光)を第1のコリメータレンズ114により概ね平行光に変換して、ミラー116により反射して、ダイクロイックミラー150の方向へ射出する。
第2の光源120は、青色の光を放射する半導体発光素子である青色発光ダイオード(LED)122を1つ又は複数有する。各青色LED122は、その光軸が前記第1の光源110の光軸と概ね90度の角度となるように配置されている。また、第2の光源120は、各青色LED122に対応させて1つ又は複数の第2のコリメータレンズ124を有する。このような構成の第2の光源120は、青色LED122からの青色光を第2のコリメータレンズ124により概ね平行光に変換して、ダイクロイックミラー150の方向へ射出する。
第3の光源130は、赤色の光を放射する半導体発光素子である赤色LED132を1つ又は複数有する。なお、複数個の赤色LED132を有する場合には、図2に示すように、第2の光源120を挟み込むように、振り分けて配置される。そして、各赤色LED132は、その光軸が前記第1の光源110の光軸と概ね90度の角度となるように配置されている。また、第3の光源130は、各赤色LED132に対応させて複数の第3のコリメータレンズ134を有する。このような構成の第3の光源130は、赤色LED132からの赤色光を第3のコリメータレンズ134により概ね平行光に変換して、ダイクロイックミラー150の方向へ射出する。
ダイクロイックミラー150は、前記第1の光源110の光軸と前記第2及び第3の光源120,130の光軸との両方に関して45度の傾きを持って配置されている。このダイクロイックミラー150は、青色波長帯の光を透過させ、緑色波長帯の光を反射する特性を持つダイクロイック膜を有している。よって、このダイクロイックミラー150は、第1の光源110の各青色LD112から到来した青色励起光を透過させて、蛍光体ユニット160に照射させるとともに、第2の光源120から到来した青色光を透過して、光学系170に照射させることができる。また、ダイクロイックミラー150は、後述の蛍光体ユニット160から射出された緑色の発光光を反射して光学系170に導く。
なお、第3の光源130からダイクロイックミラー150の方向へ射出された赤色光は、ダイクロイックミラー150には入射せずに、その外側を通過して、光学系170に照射される。このように、本第1実施形態に係る光源装置では、第3の光源130からの赤色光がダイクロイックミラー150の外側を通過するように、ダイクロイックミラー150のサイズ、及び、ダイクロイックミラー150と第3の光源130の配置位置が設計されている。
蛍光体ユニット160は、集光光学系162と、蛍光体板164と、を有する。集光光学系162は、ダイクロイックミラー150から入射した青色励起光を蛍光体板164の蛍光体166に集光させる。蛍光体板164の蛍光体166は、青色励起光により励起されて500〜600nmの波長成分(緑色波長帯域)を多く含む、幅広い波長分布を持つ発光光を発光する。この発光光は、蛍光体166から等方的に放射されるが、蛍光体板164に設けられた反射板(図示せず)により集光光学系162の方向へ射出され、集光光学系162を介してダイクロイックミラー150の方向へ進行する。そして、ダイクロイックミラー150によって反射されて、前記第1の光源110からの青色励起光の光軸に対して90度で交差するように光軸の向きを変更される。その結果として、蛍光体ユニット160からの緑色波長成分を多く含んだ発光光が、光学系170に導かれる。
光学系170は、マイクロレンズアレイ172と、レンズ174と、を有する。マイクロレンズアレイ172は、複数のマイクロレンズ(図示せず)が2次元のアレイ状に寄せ集められた構成を有する。マイクロレンズアレイ172は、ダイクロイックミラー150から到来した光を平面光とする。この平面光は、レンズ174に照射される。レンズ174は、マイクロレンズアレイ172から到来した平面光、すなわち第1の光源110から射出された青色励起光による蛍光発光の緑色波長成分を多く含んだ緑色発光光と、第2の光源120から射出された青色光と、第3の光源130から射出された赤色光と、をマイクロミラー素子14に照射させるため、ミラー16へ導く。
ミラー16で反射された緑色発光光、青色光、赤色光はそれぞれ、マイクロミラー素子14に照射される。マイクロミラー素子14は、投影レンズ部17方向への反射光によって光像を形成する。この光像は、投影レンズ部17を介して、投影対象の図示しないスクリーン等に照射される。
次に、本実施形態に係るプロジェクタ10の動作を説明する。なお、以下の動作は、CPU18の制御の下、投影処理部13が実行するものである。例えば、緑色発光光のための青色LD112と赤色光のための赤色LED132と青色光のための青色LED122との発光タイミング、マイクロミラー素子14の動作等は、何れも投影処理部13により制御される。
赤色光(R)、緑色発光光(G)、青色光(B)の3色の光をマイクロミラー素子14に入射させる場合を例に挙げて説明する。赤色光をマイクロミラー素子14に入射させるタイミングにおいては、赤色LED132は点灯し、青色LD112及び青色LED122は消灯する。緑色発光光をマイクロミラー素子14に入射させるタイミングにおいては、青色LD112は点灯し、青色LED122及び赤色LED132は消灯する。青色光をマイクロミラー素子14に入射させるタイミングにおいては、青色LED122は点灯し、青色LD112及び赤色LED132は消灯する。このようにして、マイクロミラー素子14には、赤色光、緑色発光光、及び青色光が順次入射する。
すなわち、赤色LED132が点灯すると、赤色LED132から射出された赤色光は、第3のコリメータレンズ134を介して、ダイクロイックミラー150の外側を通って光学系170に導かれ、そこで平面光とされる。この平面光は、ミラー16を介してマイクロミラー素子14に入射する。
マイクロミラー素子14は、赤色の光について、微小ミラー毎(画素毎)に、画像データに基づく輝度が高い程入射した光を投影レンズ部17に導く時間を長くし、輝度が低い程入射した光を投影レンズ部17に導く時間を短くする。すなわち、投影処理部13は、輝度が高い画素に対応する微小ミラーが長時間オン状態となるように、輝度が低い画素に対応する微小ミラーが長時間オフ状態となるように、マイクロミラー素子14を制御する。このようにして、投影レンズ部17から射出される光について、微小ミラー毎(画素毎)に赤色の輝度が表現される。
同様に、青色LED122が点灯すると、青色LED122から射出された青色光は、第2のコリメータレンズ124を介してダイクロイックミラー150に照射される。この青色光は、ダイクロイックミラー150を通過して、光学系170で平面光とされる。この平面光は、ミラー16を介してマイクロミラー素子14に入射する。マイクロミラー素子14によって微小ミラー毎(画素毎)に青色の輝度が表現される。
青色LD112が点灯すると、青色LD112から射出された青色励起光は、第1のコリメータレンズ114を介してミラー116で反射され、ダイクロイックミラー150に照射される。そして、ダイクロイックミラー150を通過して、蛍光体ユニット160に入射する。入射した青色励起光により、蛍光体ユニット160から緑色波長成分を多く含む発光光が射出される。この緑色発光光は、ダイクロイックミラー150で反射されて、光学系170及びミラー16を介してマイクロミラー素子14に入射する。マイクロミラー素子14によって微小ミラー毎(画素毎)に緑色の輝度が表現される。
フレーム毎に、微小ミラーがオンになっている時間で表現された輝度を各色について組み合わせることで画像が表現される。以上のようにして、投影レンズ部17からは、画像が表現された投影光が射出される。この投影光が、例えばスクリーン等に投影されることで、そのスクリーン等には画像が表示される。
以上のように、本実施形態によれば、光源部15を、第1の波長である青色の励起光を射出する第1の光源110と、前記第1の波長である青色の光を射出する第2の光源120と、前記第1の波長とは異なる第2の波長である赤色の光を射出する第3の光源130と、前記第1の光源110からの前記励起光を受けて、前記第1及び第2の波長とは異なる第3の波長である緑色成分を多く含む幅広い波長分布を持つ発光光を発光射出する蛍光体166と、青色の光を透過し且つ緑色の光を反射するダイクロイックミラー150と、を具備し、光学系170の方向である所定の射出方向に前記青色、緑色、赤色の光を射出する光源装置とする。そして、前記ダイクロイックミラー150を、前記第1の光源110から射出された前記青色の励起光が前記ダイクロイックミラー150を通過して前記蛍光体166に照射され、前記第2の光源120から射出される青色の光が前記ダイクロイックミラーを通過して前記所定の射出方向に射出され、前記蛍光体166から射出される前記発光光が、前記ダイクロイックミラー150によって反射されて前記所定の射出方向に射出され、且つ、前記第3の光源130からの赤色の光の少なくとも一部が、前記ダイクロイックミラー150に入射すること無く外側を通過して前記所定の射出方向に射出される、ようなサイズ及び位置に構成している。
このような構成の光源部15によれば、3種類の波長の光のうちの1種類の波長の光はダイクロイックミラー150を通過することなく射出されるので、ダイクロイックミラー150による光の損失の影響を低減することが可能な光源装置、及びこの光源装置を備えたプロジェクタを提供することができる。
特に、本実施形態においては、前記ダイクロイックミラー150は、前記第3の光源130からの赤色の光の全部が、前記ダイクロイックミラー150に入射すること無く外側を通過して射出されるようなサイズ及び位置に構成されている。従って、ダイクロイックミラー150は、赤色波長帯についての透過特性が不要となるため、より適切な反射特性設計が容易に行い得る。特に、蛍光体166からの発光光は、緑色成分を多く含む幅広い波長分布を持っている。しかるに、従来の赤色も透過するように構成されたダイクロイックミラーでは、赤色波長帯近傍の緑色成分は反射されずに透過されてしまっていたため、蛍光体166からの発光光の損失が発生していた。これに対して、本実施形態では、赤色波長帯を考慮して設計する必要が無くなり、従来は損失となっていた赤色波長帯近傍の緑色成分も反射するよう広い緑色波長帯の反射特性を持たせる設計が可能となり、蛍光体166からの発光光を有効に利用できるようになる。よって、本実施形態に係る光源装置では、明るい赤色の光が得られるだけでなく、緑色の光についても明るい光を得ることができる。よって、射出する光の総光量が上がり、このような光源装置を備えた本実施形態に係るプロジェクタ10は、画像を明るく投影することが可能となる。
また、第2の光源120からの光は、第1の光源112からの励起光と近い波長の光であるため、ダイクロイックミラー150の透過特性の設計においては、第1の光源112からの励起光の青色波長帯のみを考慮すれば良よいので、ダイクロイックミラー150のより適切な透過特性設計が容易に行い得る。
[第2実施形態]
次に、本発明の第2実施形態を説明する。本第2実施形態に係るプロジェクタは、光源部15のダイクロイックミラー150の構成が異なるだけで、その他の構成は前記第1実施形態と同様であるので、同様の部分の説明は省略し、異なる部分についてのみ説明する。
本第2実施形態に係る光源装置としての光源部15は、図3に示すような構成のダイクロイックミラー150を備えている。
すなわち、本第2実施形態においては、ダイクロイックミラー150は、第1の波長である青色の光に加えて第2の波長である赤色の光も透過するように構成される。そして、第2の光源120を挟んで隣接配置される2個の第3の光源130からの赤色の光の内、一方の赤色の光は、前記ダイクロイックミラー150に入射すること無く外側を通過して光学系170の方向である前記所定の射出方向に射出され、且つ、他方の赤色の光は、前記ダイクロイックミラー150を透過して前記所定の射出方向に射出されるようなサイズ及び位置となるように、ダイクロイックミラー150を構成している。すなわち、本実施形態におけるダイクロイックミラー150は、前記第1実施形態のダイクロイックミラーの一方の側(図では下側)が延在されて、他方の第3の光源130から射出される赤色の光の光路に入り込んでいる。
本第2実施形態では、前述の第1実施形態に比較して、赤色の光の光量は、赤色光の一部がダイクロイックミラー150を透過するために下がるが、従来のように赤色光の全てがダイクロイックミラー150を透過する場合よりは上がるため、従来よりは明るい光が得られる。
また、緑色は視感度が高い波長であるため、できるだけ緑色成分を取り込んだ方が、見た目の明るさは明るくなる。本第2実施形態では、ダイクロイックミラー150は他方の第3の光源130から射出される赤色の光の光路にまで延在されており、この延在された領域で、前記蛍光体ユニット160の蛍光体166からの発光光を、光学系170の方向に反射することができるため、該光源部15から射出される緑色光の光量を上げることができる。
よって、第1実施形態に係る光源装置に比して、視認上は、ほぼ近い明るさが得られる。
このように、本第2実施形態に係る光源装置としての光源部15によれば、3種類の波長の光のうちの1種類の波長の光は、その一部がダイクロイックミラー150を通過することなく射出されるので、ダイクロイックミラー150による光の損失の影響を低減することが可能な光源装置、及びこの光源装置を備えたプロジェクタを提供することができる。
[第3実施形態]
次に、本発明の第3実施形態を説明する。本第3実施形態に係るプロジェクタは、光源部15のダイクロイックミラー150の構成が異なるだけで、その他の構成は前記第2実施形態と同様であるので、同様の部分の説明は省略し、異なる部分についてのみ説明する。
本第3実施形態に係る光源装置としての光源部15は、図4に示すような構成のダイクロイックミラー150を備えている。
すなわち、本第3実施形態においては、ダイクロイックミラー150は、第2の光源120を挟んで隣接配置される2個の第3の光源130からの赤色の光の内、一方の赤色の光は、前記ダイクロイックミラー150に入射すること無く外側を通過して光学系170の方向である前記所定の射出方向に射出され、且つ、他方の赤色の光は、その一部が前記ダイクロイックミラー150を透過し、残りが前記ダイクロイックミラー150に入射すること無く外側を通過して前記所定の射出方向に射出されるようなサイズ及び位置となるように構成している。すなわち、本実施形態におけるダイクロイックミラー150は、前記第2実施形態のダイクロイックミラーの一方の側(図では下側)の延在長さが、前記第2実施形態よりも短くされている。
本第3実施形態では、前述の第1実施形態に比較して、赤色の光の光量は、赤色光の一部がダイクロイックミラー150を透過するために下がるが、前述の第2実施形態よりは、その通過する領域が少ないので、第2実施形態よりも明るい光が得られる。
ただし、前記蛍光体ユニット160の蛍光体166からの発光光を光学系170の方向に反射する領域は小さくなるので、該光源部15から射出される緑色光の光量は第2実施形態よりも下がる。しかし、前述の第1実施形態よりは光量を上げることができる。
よって、本第3実施形態に係る光源装置も、第1実施形態に係る光源装置に比して、視認上は、ほぼ近い明るさが得られる。
このように、本第3実施形態に係る光源装置としての光源部15によれば、3種類の波長の光のうちの1種類の波長の光は、その一部がダイクロイックミラー150を通過することなく射出されるので、ダイクロイックミラー150による光の損失の影響を低減することが可能な光源装置、及びこの光源装置を備えたプロジェクタを提供することができる。
[第3実施形態の変形例]
なお、前記第3の光源130を点灯して第2の波長である赤色の光を射出するとき、ダイクロイックミラー150は、図5(A)に示すように、前記延在された一方の側が、前記第3の光源130からの赤色の光の光路から退避されるような構成としても良い。
そのための退避手段は、どのようなものであっても良い。例えば、図5(B)に示すように、ダイクロイックミラー150の延在されていない他方側(図では上側)に回動支点となるロッド152を設ける。そして、一方の延在側には、第1の光源110からの青色励起光及び第2の光源120からの青色の光の光路に重ならない位置、例えば、突起部154を設けてその位置に、圧電素子156を配置し、該圧電素子156を伸縮させることで、前記ロッド152を支点としてダイクロイックミラー150を回動させる。
このようにして、赤色の光を射出する際にはダイクロイックミラー150を赤色の光の光路から退避させることで、赤色の光については前述の第1実施形態と同様の明るい光が得られ、且つ、緑色の光を射出する際にはダイクロイックミラー150を赤色の光の光路となる位置に戻すことで、緑色の光については前述の第3実施形態と同様の明るい光が得られる。よって、本変形例に係る光源装置は、第1実施形態に係る光源装置よりも明るい光が得られるようになる。なお、本変形例ではダイクロイックミラー150の前記延在された一方の側が前記第3の光源130からの赤色の光の光路から退避されるような構成としたが、ダイクロイックミラー150の回動支点152をダイクロイックミラー150の中心に設け、ダイクロイックミラー150の他方の側も延在された構成とし、ダイクロイックミラー150を回動させて、他方の側も前記第3の光源130からの赤色の光の光路から退避される構成でも同様の効果を得られる。
なお、前記第1乃至第3実施形態(及び変形例)においては、緑色波長成分を多く含む蛍光発光を発生させるため、励起光に青色成分光を用いているが、例えば紫外光等、他の色の光が用いられても良いことは勿論である。その場合、もちろんダイクロイックミラー150は、励起光の波長成分が透過するよう構成される。
また、蛍光体ユニット160は、固定の蛍光体板164を用いたが、前記特許文献1に開示されているような、蛍光ホイールを用いることで、一ヶ所に励起光が当たり続けない構成としても良い。
すなわち、本発明は前記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、前記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除しても、発明が解決しようとする課題の欄で述べられた課題が解決でき、かつ、発明の効果が得られる場合には、この構成要素が削除された構成も発明として抽出され得る。
以下に、本願出願の当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
(1) 励起光を射出する第1の光源と、
第1の波長帯域の光を射出する第2の光源と、
前記第1の波長帯域とは異なる第2の波長帯域の光を射出する第3の光源と、
前記第1の光源からの前記励起光を受けて、前記第1及び第2の波長帯域とは異なる第3の波長帯域の発光光を発光射出する蛍光体と、
前記第1の波長帯域の光を透過し且つ前記第3の波長帯域の光を反射するダイクロイックミラーと、
を具備し、所定の射出方向に前記第1乃至第3の波長帯域の光を射出する光源装置であって、
前記ダイクロイックミラーを、
前記第1の光源から射出された前記励起光が前記ダイクロイックミラーを通過して前記蛍光体に照射され、
前記第2の光源から射出される前記第1の波長の光が前記ダイクロイックミラーを通過して前記所定の射出方向に射出され、
前記蛍光体から射出される前記発光光が、前記ダイクロイックミラーによって反射されて前記所定の射出方向に射出され、且つ、
前記第3の光源からの前記第2の波長の光の少なくとも一部が、前記ダイクロイックミラーに入射すること無く外側を通過して前記所定の射出方向に射出される、
よう構成したことを特徴とする光源装置。
(2) 前記ダイクロイックミラーは、前記第3の光源からの前記第2の波長帯域の光の全部が、前記ダイクロイックミラーに入射すること無く外側を通過して前記所定の射出方向に射出されるよう構成されることを特徴とする(1)に記載の光源装置。
(3) 前記第3の光源は、前記第2の光源を挟んで隣接配置され、
前記ダイクロイックミラーは、
前記第1の波長帯域の光に加えて前記第2の波長帯域の光を透過するように構成され、且つ
前記第2の光源の一方の側に配置された前記第3の光源からの前記第2の波長帯域の光が、前記ダイクロイックミラーに入射すること無く外側を通過して前記所定の射出方向に射出され、且つ、前記第2の光源の他方の側に配置された前記第3の光源からの前記第2の波長帯域の光の少なくとも一部が、前記ダイクロイックミラーを透過して前記所定の射出方向に射出される、
よう構成されることを特徴とする(1)に記載の光源装置。
(4) 前記ダイクロイックミラーは、前記第2の光源の他方の側に配置された前記第3の光源からの前記第2の波長帯域の光の全部が、前記ダイクロイックミラーを通過して前記所定の射出方向に射出されるようなサイズ及び位置に構成されることを特徴とする(3)に記載の光源装置。
(5) 前記第3の光源が点灯されるとき、前記ダイクロイックミラーを前記第3の光源からの前記第2の波長帯域の光の光路から退避させる退避手段をさらに具備することを特徴とする(3)に記載の光源装置。
(6) 光源装置と、表示素子と、前記光源装置からの光を前記表示素子に導光する光源側光学系と、前記表示素子から射出された画像を投影する投影側光学系と、前記光源装置及び前記表示素子を制御するプロジェクタ制御手段と、を具備し、
前記光源装置が、(1)乃至(5)の何れかに記載の光源装置であることを特徴とするプロジェクタ。
10…プロジェクタ、 11…入力部、 12…画像変換部、 13…投影処理部、 14…マイクロミラー素子、 15…光源部、 16…ミラー、 17…投影レンズ部、 18…CPU、 19…メインメモリ、 20…プログラムメモリ、 21…操作部、 22…音声処理部、 23…スピーカ、 110…第1の光源、 112…青色半導体レーザ(LD)、 112…第1の光源、 114…第1のコリメータレンズ、 116…ミラー、 120…第2の光源、 122…青色発光ダイオード(LED)、 124…第2のコリメータレンズ、 130…第3の光源、 132…赤色LED、 134…第3のコリメータレンズ、 150…ダイクロイックミラー、 152…ロッド、 154…突起部、 156…圧電素子、 160…蛍光体ユニット、 162…集光光学系、 164…蛍光体板、 166…蛍光体、 170…光学系、 172…マイクロレンズアレイ、 174…レンズ。

Claims (6)

  1. 励起光を射出する第1の光源と、
    第1の波長帯域の光を射出する第2の光源と、
    前記第1の波長帯域とは異なる第2の波長帯域の光を射出する第3の光源と、
    前記第1の光源からの前記励起光を受けて、前記第1及び第2の波長帯域とは異なる第3の波長帯域の発光光を発光射出する蛍光体と、
    前記第1の波長帯域の光を透過し且つ前記第3の波長帯域の光を反射するダイクロイックミラーと、
    を具備し、所定の射出方向に前記第1乃至第3の波長帯域の光を射出する光源装置であって、
    前記ダイクロイックミラーを、
    前記第1の光源から射出された前記励起光が前記ダイクロイックミラーを通過して前記蛍光体に照射され、
    前記第2の光源から射出される前記第1の波長の光が前記ダイクロイックミラーを通過して前記所定の射出方向に射出され、
    前記蛍光体から射出される前記発光光が、前記ダイクロイックミラーによって反射されて前記所定の射出方向に射出され、且つ、
    前記第3の光源からの前記第2の波長の光の少なくとも一部が、前記ダイクロイックミラーに入射すること無く外側を通過して前記所定の射出方向に射出される、
    よう構成したことを特徴とする光源装置。
  2. 前記ダイクロイックミラーは、前記第3の光源からの前記第2の波長帯域の光の全部が、前記ダイクロイックミラーに入射すること無く外側を通過して前記所定の射出方向に射出されるよう構成されることを特徴とする請求項1に記載の光源装置。
  3. 前記第3の光源は、前記第2の光源を挟んで隣接配置され、
    前記ダイクロイックミラーは、
    前記第1の波長帯域の光に加えて前記第2の波長帯域の光を透過するように構成され、且つ
    前記第2の光源の一方の側に配置された前記第3の光源からの前記第2の波長帯域の光が、前記ダイクロイックミラーに入射すること無く外側を通過して前記所定の射出方向に射出され、且つ、前記第2の光源の他方の側に配置された前記第3の光源からの前記第2の波長帯域の光の少なくとも一部が、前記ダイクロイックミラーを透過して前記所定の射出方向に射出される、
    よう構成されることを特徴とする請求項1に記載の光源装置。
  4. 前記ダイクロイックミラーは、前記第2の光源の他方の側に配置された前記第3の光源からの前記第2の波長帯域の光の全部が、前記ダイクロイックミラーを通過して前記所定の射出方向に射出されるようなサイズ及び位置に構成されることを特徴とする請求項3に記載の光源装置。
  5. 前記第3の光源が点灯されるとき、前記ダイクロイックミラーを前記第3の光源からの前記第2の波長帯域の光の光路から退避させる退避手段をさらに具備することを特徴とする請求項3に記載の光源装置。
  6. 光源装置と、表示素子と、前記光源装置からの光を前記表示素子に導光する光源側光学系と、前記表示素子から射出された画像を投影する投影側光学系と、前記光源装置及び前記表示素子を制御するプロジェクタ制御手段と、を具備し、
    前記光源装置が、請求項1乃至請求項5の何れかに記載の光源装置であることを特徴とするプロジェクタ。
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