JP2013195798A - 投影装置、投影方法及びプログラム - Google Patents

投影装置、投影方法及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】専用のポイントペンの使用状況に応じて画質の低下をできうる限り回避する。
【解決手段】発光素子を有する光源部15と、画像信号を入力する入出力部11と、光源部15から出射される光を用い、入出力部11で入力した画像信号に対応する光像を形成して投影する投影系13,14,16,17と、光源部15中の位置を検出するための位置検出用画像に対応する光像を挿入して投影系13,14,16,17で投影させ、その投影タイミングで位置座標の検出を指示する情報をポインタ通信部23、アンテナ25によりポイントペン3に送信させ、送信に応答してポイントペン3から送られてくる位置座標の情報をポインタ通信部23、アンテナ25で受信させると共に、位置検出用画像を挿入して投影させる場合に投影する光像の画質を、挿入しない場合と異ならせるCPU18とを備える。
【選択図】図2

Description

本発明は、専用のポイントペンを用いたDLP(登録商標)方式のプロジェクタに好適な投影装置、投影方法及びプログラムに関する。
スクリーンに投影された投影画像におけるレーザビーム等による指示位置を正確に検出するべく、色面順次方式のプロジェクタに、スクリーンを撮像するエリアセンサとエリアセンサに入力する光をレーザポインタが発するレーザビームと同色のR光のみとする光学フィルタ等からなるエリアセンサ部と、R,G,Bの投影タイミングを抽出するタイミング抽出部とを設け、説明画像の投影期間中にはR画像の投影タイミングが到来したら、その時点でスクリーンを撮像し、撮像した画像に基づきレーザビームにより指示された指示位置を検出する処理をMPUに行なわせて、投影画像にレーザビームと同色の部分が存在していたとしても指示位置を検出可能とする技術が考えられている。(例えば、特許文献1)
特開2004−110797号公報
上記特許文献に記載された技術を含め、汎用のレーザポインタ等の指示装置を用いてプロジェクタで指示位置を検出するためには、プロジェクタ側に投影画像を撮影するためのエリアセンサ部等の撮像部が必要であり、装置の構成が複雑でコストが増大するという不具合がある。
ところで近時、DLP(登録商標)方式のプロジェクタにおいて、専用のポインタペンを用いることでレーザポインタのように使用することが可能な環境が実現されている。この種の専用ポインタペンは、スポット状の極小範囲の輝度を検出する受光センサ部とプロジェクタ本体との制御信号を送受する通信部とを備える。
プロジェクタ本体が、本来の投影画像中に、極短時間周期でX,Y座標検出用の各グラデーション画像を投影すると共に、専用ポイントペンに輝度検出を指示する。専用ポイントペンでは、プロジェクタ本体からの指示タイミングにしたがって輝度検出を実行し、検出結果を座標データ化してプロジェクタ本体に送信する。プロジェクタ本体は、専用ポイントペンから送られてくる座標データを送られてくる座標データにしたがって、投影画像中の対応位置にポインタ画像を重畳して投影することで、あたかも専用ポイントペンから出たビーム光が投影画像上に照射されて、位置を指定しているように見える。
この種の専用ポイントペンを使用するためにプロジェクタ本体側が本来の投影画像中に挟んでごく短時間で投影するグラデーション画像は、例えばX座標検出用の左端及び右端の一方が最も明るく、他方が最も暗い階調となる画像と、y座標検出用の上端及び下端の一方が最も明るく、他方が最も暗い階調となる画像の2枚が1組となる。
しかしながら、1組のグラデーション画像を挿入した場合、2枚を組み合わせた残像としては本来の投影画像の1対角線に沿って斜めに輝度が変化するものとなるため、これを相殺するべく、グラデーションの階調変化の方向が互いに逆となる画像と対にして、2組のグラデーション画像を基本単位として挿入することになる。
上述したグラデーション画像を専用ポイントペンの指示位置検出用に挿入する場合、ポイントペンの追従性能を上げるためには、より高い頻度で上記グラデーション画像を本来の投影画像中に挿入する必要がある。
そのようにグラデーション画像をより高い頻度で(長い時間)挿入した場合、画像を認識する者は、本来の投影画像とともにグラデーション画像を認識することになるが、その場合、投影画像の階調表現のために用いる時間がその分だけ短縮され、投影画像がグラデーション画像により薄められてしまうため、投影画像のコントラストが低下するという不具合がある。
本発明は上記のような実情に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、ポイントペンを使用する状況に応じて位置検出用画像を挿入することに伴う画質の低下をできうる限り回避することが可能な投影装置、投影方法及びプログラムを提供することにある。
本発明の一態様は、発光素子を有する光源と、画像信号を入力する入力手段と、上記光源から出射される光を用い、上記入力手段で入力した画像信号に対応する光像を形成して投影する投影手段と、上記光像中の位置を検出するための位置検出用画像に対応する光像を挿入して上記投影手段で投影させる投影制御手段と、上記投影制御手段により位置検出用画像に対応する光像を上記投影手段で投影させているタイミングで位置座標の検出を指示する情報を装置外部のポイント機器に送信する送信手段と、上記送信手段での送信に応答して上記ポイント機器から送られてくる位置に関する情報を受信する受信手段と、上記投影制御手段で上記位置検出用画像を挿入して投影させる場合に上記投影手段で投影する光像の画質を、上記位置検出用画像を挿入しない場合と異ならせる画質調整手段とを具備したことを特徴とする。
本発明によれば、ポイントペンを使用する状況に応じて位置検出用画像を挿入することに伴う画質の低下が目立たないように調整することが可能となる。
本発明の一実施形態に係る投影システムの接続構成を示す図。 同実施形態に係るデータプロジェクタ装置の機能構成を示すブロック図。 同実施形態に係るポイントペンの機能構成を示すブロック図。 同実施形態に係るPCのハードウェア構成を示すブロック図。 同実施形態に係る主としてポインタ位置検出用画像設定に関する処理内容を示すフローチャート。 同実施形態に係る図5の自動設定処理の処理内容を示すサブルーチンのフローチャート。 同実施形態に係る位置検出用画像を挿入しない通常シーケンスを説明する図。 同実施形態に係る位置検出用画像を3回挿入するシーケンスを説明する図。 同実施形態に係る位置検出用画像を2回挿入するシーケンスを説明する図。 同実施形態に係る位置検出用画像を1回挿入するシーケンスを説明する図。 同実施形態に係る通常のγ補正条件、γ補正条件1−1(、γ補正条件1−2)の内容を説明するための図。 同実施形態に係るγ補正条件2の内容を説明するための図。 同実施形態に係るγ補正条件2の内容を説明するための図。
以下本発明をDLP(登録商標)方式のデータプロジェクタ装置にPCを接続して投影システムを構築した場合の一実施形態について図面を参照して説明する。
図1は本実施形態に係る投影システムの接続構成を例示する。同図で1がプロジェクタ、2がプロジェクタ1に投影する画像を提供するPCである。プロジェクタ1とPC2はVGAケーブルVC及びUSBケーブルUCで有線接続される。PC2からVGAケーブルVCを介して画像信号が提供され、プロジェクタ1はこの画像信号に応じた投影画像PIをスクリーンに投影する。
3はプロジェクタ1専用のポイントペンであり、プロジェクタ1とポイントペン3の間は例えばBluetooth(登録商標)技術により無線接続される。プロジェクタ1が投影する投影画像PIには、PC2から提供される画像に加えて、位置検出用の画像が時分割で含まれている。
ポイントペン3は内部にプロジェクタ1との通信系回路と、受光強度(輝度)から位置座標を算出する演算回路を備え、プロジェクタ1からの輝度検出の指示を受信し、ポイントペン3の受光部が向いた投影画像PI内のそのポイント位置の輝度から位置座標を算出し、ポイント指示の座標情報(位置座標)としてプロジェクタ1に送信する。
プロジェクタ1では、受信したポイントペン3の座標情報に基づいて、投影画像PI中にポイントマークPTの画像が重畳されるような画像信号を生成して投影する。
したがって、ポイントペン3を把持するユーザは、あたかもポイントペン3から直接ポイントマークPTの形状をした光が出射しているような感覚でポイントペン3を操作することができる。
図2は上記プロジェクタ1の概略機能構成を示す図である。
入出力部11は、例えばビデオ入力端子、RGB入力端子、VGA端子、PCと接続するためのUSB端子などにより構成される。入出力部11に入力された画像信号は、必要に応じてデジタル化された後に、システムバスSBを介して画像変換部12に送られる。
画像変換部12は、スケーラとも称され、入力される画像データを投影に適した所定のフォーマットの画像データに統一して投影処理部13へ送る。
この際、上記ポイントマークPTを含むOSD(On Screen Display)用の各種動作状態を示すシンボル等のデータも必要に応じて画像変換部12が画像データに重畳加工し、加工後の画像データを投影処理部13へ送る。
投影処理部13は、送られてきた画像データに応じて、所定のフォーマットに従ったフレームレート、例えば120[フレーム/秒]と色成分の分割数、及び表示階調数を乗算した、より高速な時分割駆動により、空間的光変調素子であるマイクロミラー素子14を表示するべく駆動する。
このマイクロミラー素子14は、アレイ状に配列された複数、例えばWXGA(Wide eXtended Graphic Array)(横1280画素×縦800画素)分の微小ミラーの各傾斜角度を個々に高速でオン/オフ動作して画像を表示することで、その反射光により光像を形成する。
このときマイクロミラー素子14で表示する画像には、ポイントペン3のポイント位置検出用画像が上記入出力部11で入力された画像信号に応じた画像に代えて、時分割で適切な頻度で含まれる。詳しくは後述する。
一方で、光源部15から時分割でR,G,Bの原色光を含む複数色の光が循環的に時分割で順次出射される。この光源部15からの光が、ミラー16で全反射して上記マイクロミラー素子14に照射される。
そして、マイクロミラー素子14での反射光で光源光の色に応じた光像が形成され、形成された光像が投影レンズ部17を介して、投影対象となるここでは図示しないスクリーンに投影表示される。
なお上記光源部15は、R,G,Bの原色光の他に、必要によりR,G,Bの光源素子を同時に発光させることでW(白色)の光を出射し、投影レンズ部17よりモノクロの画像を投影させることができるものとする。
上記各回路の動作すべてをCPU18が制御する。このCPU18は、メインメモリ19及びプログラムメモリ20と直接接続される。メインメモリ19は、例えばSRAMで構成され、CPU18のワークメモリとして機能する。プログラムメモリ20は、電気的に書換え可能な不揮発性メモリで構成され、CPU18が実行する動作プログラムや各種定型データ等を記憶する。CPU18は、上記メインメモリ19及びプログラムメモリ20を用いて、このプロジェクタ1内の制御動作を統括して実行する。
上記CPU18は、操作部21からのキー操作信号に応じて各種投影動作を実行する。この操作部21は、プロジェクタ1の本体に設けられるキー操作部と、このプロジェクタ1専用の図示しないリモートコントローラからの赤外光を受光する赤外線受光部とを含み、ユーザが本体のキー操作部またはリモートコントローラで操作したキーに基づくキー操作信号をCPU18へ直接出力する。
上記CPU18はさらに、上記システムバスSBを介して音声処理部22、ポインタ通信部23とも接続される。音声処理部22は、PCM音源等の音源回路を備え、投影動作時に与えられる音声データをアナログ化し、スピーカ部24を駆動して拡声放音させ、あるいは必要によりビープ音等を発生させる。
ポインタ通信部23は、アンテナ25を介して上記ポイントペン3と無線接続し、ポイントペン3から送られてくる座標情報やポイントペン3に備えられる各種キーの操作信号等を受信して上記CPU18へ送出する。
次に図3により上記ポイントペン3の機能構成を説明する。
ポイントペン3の先端に受光レンズ系31が組込まれており、この受光レンズ系31の合焦位置に受光素子として例えばフォトトランジスタ32が配置される。フォトトランジスタ32の出力信号はA/D変換部33でデジタル化された後に復調部34を介して座標算出部35に送られる。
座標算出部35は、復調部34の出力から投影画像PIにおけるポイントペン3のポイント位置を表す位置座標の算出とチェック等を行ない、その算出結果をバスBを介してCPU36へ出力する。
CPU36は、上記A/D変換部33、復調部34、及び座標算出部35とこのポイントペン3全体に係る制御動作を司るもので、メインメモリ37及びプログラムメモリ38が直接接続される。メインメモリ37は、CPU36のワークメモリとして機能する。プログラムメモリ38は、CPU36が実行する動作プログラムや各種定型データを記憶する。CPU36は、上記メインメモリ37及びプログラムメモリ38を用いて、このポイントペン3内の制御動作を実行する。
このCPU36に対してさらに、クリックキー部39からキー操作信号が入力される。クリックキー部39は、例えばポイントペン3の軸方向に沿って配設された、2つのクリックキーそれぞれの操作信号をCPU36に出力する。
ここでクリックキー部39を構成する2つのクリックキーは、例えば図1に示すように、ポイントペン3の先端側に位置する、より操作面積が大きなクリックキー3a(マウスポインタの左クリックキーに相当する)と、そのキーに隣接して後方側に位置する、比較的小さなクリックキー3b(マウスポインタの右クリックキーに相当する)とからなるものとする。
さらに上記CPU36は、バスBを介してプロジェクタ通信部40とも接続される。このプロジェクタ通信部40は、アンテナ41を介して上記プロジェクタ1と無線接続され、プロジェクタ1からの輝度検出を指示する情報を受信し、その指定されたタイミングで取得した輝度に基づき算出された座標情報やクリックキー部39の操作信号をプロジェクタ1に送信する。
図4は、上記PC2のハードウェア構成を示す。各種処理制御を司るCPU51とフロントサイドバスFSBを介してノースブリッジ52が接続される。
このノースブリッジ52にはまた、メモリバスMBを介してメインメモリ53と、グラフィクスインタフェースAGPを介してグラフィックスアクセラレータ54及びグラフィックメモリ55と、そして図示しないディスプレイコネクタを介してディスプレイ56と接続される他、図示しないRGB出力端子を介してアナログの画像信号を出力する。
さらにノースブリッジ52はサウスブリッジ57とも接続され、主としてこれらの間での入出力制御を実行する。
サウスブリッジ57は、PCI−Expressスロット58、キーボード/マウス59、ハードディスク装置(HDD)60、光学ディスクドライブ61、ネットワークコネクタ62、及びUSBコネクタ63と接続され、主としてこれら周辺回路とノースブリッジ52との間の入出力制御を行なう。
上記ハードディスク装置60内に、OS(オペレーティングシステム)と各種のアプリケーションプログラム、各種のデータファイル等が予めインストールされているものとする。
その他、PC2を構成する個々の要素自体は、きわめて一般的な周知の技術であるのでその説明は省略するものとする。
次に上記実施形態の動作について、図5〜図13を用いて説明する。
図5は、本発明の一実施形態に係る主としてポインタ位置検出用画像設定に関する処理内容を示すフローチャート、図6は、同実施形態に係る図5の自動設定処理の処理内容を示すサブルーチンのフローチャートである。
図7は、同実施形態に係る位置検出用画像を挿入しない通常シーケンスを説明する図、図8は、同実施形態に係る位置検出用画像を3回挿入するシーケンスを説明する図、図9は、同実施形態に係る位置検出用画像を2回挿入するシーケンスを説明する図、図10は、同実施形態に係る位置検出用画像を1回挿入するシーケンスを説明する図である。
図11は、同実施形態に係る通常のγ補正条件、γ補正条件1−1(、γ補正条件1−2)の内容を説明するための図であり、図12、図13は、同実施形態に係るγ補正条件2の内容を説明するための図である。
図5は、上記図1に示したように本投影システムを稼動している過程で、PC2からの画像信号を投影するプロジェクタ1内において、CPU18及びこのCPU18の制御の下に投影処理部13が実行する、主としてポイントペン3のポイント位置検出用画像の頻度設定に関する処理内容の一部を示す。
図示する如く当該プログラムでは、CPU18が操作部21からのキー入力信号により、設定メニューの選択操作がなされたか否かを判断する(ステップS101)。
ここで、設定メニューの選択操作がなされていないと判断した場合、CPU18はその時に入出力部11から入力されている画像信号を用い、その時点で設定されている内容にしたがったポイントペン3の位置検出用画像の挿入頻度を勘案した投影動作を実行した上で(ステップS102)、再び上記ステップS101からの処理に戻る。
こうしてCPU18は、上記ステップS101,S102の処理を繰返し実行し、設定メニューの設定操作がなされるのを待機しながら投影動作を実行する。
操作部21で設定メニューを選択するキー入力がなされた場合、CPU18はステップS101でそれを判断し、それまで投影していた、入出力部11から入力される画像信号にしたがった画像に代えて、設定メニューの各項目を列挙する画像をマイクロミラー素子14で表示し、その光像を投影レンズ部17により投影させる(ステップS103)。
なお、設定メニューの各項目を入出力部11から入力される画像信号にしたがった画像に重畳(合成)させるように表示してもよい。
ここで、設定可能なメニュー項目としては、他の各種設定モードと共にポイントペン用のモードを設け、当該モード中にポイントペン3使用の有無、ポイントペン3使用時のポイントマークの追従性と画質とのバランスに関する、位置検出画像の挿入頻度についてのユーザによる手動/自動の設定、手動設定の場合の上記ポイントマーク追従性と画質とのバランスに関する設定等を含むものとする。
この設定メニューの選択画像を投影した状態で何らかの選択操作がなされた場合、操作部21からのキー入力にしたがってCPU18は、まず設定されたのがポイントペンモードに関する内容であるか否かを判断する(ステップS104)。
ここで設定されたのがポイントペンモードに関する内容ではないと判断した場合、CPU18は、その設定された内容に対応した動作設定を行なうものとする(ステップS105)。このポイントペンモード以外の設定に関しては、本発明には直接関係しないものとしてその説明を省略する。CPU18はその設定動作終了後に再び上記ステップS101からの処理に戻る。
また設定されたのがポイントペンモードに関する内容であった場合、CPU18は上記ステップS104でそれを判断し、次にポイントペン3を使用する設定がなされているか否かを判断する(ステップS106)。
ここでポイントペン3の使用する設定がなされていないと判断した場合、CPU18はポイントペン3の位置検出用画像を使用せず、入出力部11から入力される画像信号に基づいた画像のみを使用する通常シーケンスを選択して設定する(ステップS107)。
この通常シーケンスを模式的に示すと、図7のようなものである。
合わせてCPU18は、R,G,B各色の階調表現について、特に中間強調を行なわない通常のγ補正条件(図11(A)参照)を選択して設定し(ステップS108)、以上で設定メニューの選択動作を完了したものとして、再び上記ステップS101からの処理に戻る。
また上記ステップS106でポイントペン3を使用する設定がなされていると判断した場合、CPU18は次にポイントペン3の操作に対するポイントマークの追従性等について、ユーザによる手動設定状態となっているか否かを判断する(ステップS109)。
ここでユーザによる手動設定状態となっていると判断した場合、CPU18は、次いでポイントペン3の操作に対するポイントマークの追従性を最優先する設定がなされているか否かを判断する(ステップS110)。
ここでポイントマークの追従性を最優先する設定がなされていると判断した場合、CPU18はカラー画像1フレームを構成するR,G,Bの各フィールド全てにおいて、フィールド末尾で入出力部11からの画像信号による画像に代えて、位置検出用画像を挿入するシーケンスを選択して設定する(ステップS111)。
このシーケンスを模式的に示すと、図8のようなものとなる。
この設定により、カラー画像1フレームを投影する間に、ポイントペン3の位置検出処理を3回実行することとなる。
ここで1回の位置検出処理は、例えば画面の垂直方向に沿って最上端が最も明るいフル階調、最下端が最も暗い「0(ゼロ)」階調となる第1のグラデーション画像、画面の水平方向に沿って最左端が最も明るいフル階調、最右端が最も暗い「0(ゼロ)」階調となる第2のグラデーション画像、画面の垂直方向に沿って最上端が最も暗い「0(ゼロ)」階調、最下端が明るいフル階調となる第3のグラデーション画像、画面の水平方向に沿って最左端が最も暗い「0(ゼロ)」階調、最右端が最も明るいフル階調となる第4のグラデーション画像の計4枚のグラデーション画像(位置検出用画像)を1組として各フィールド末尾に挿入して投影させ、各グラデーション画像の投影時共、投影開始から所定タイミングでポイントペン3に対して輝度検出を指示する情報を送信する。
なお、上記図8では、図示を簡略化するために第3のグラデーション画像と第4のグラデーション画像の記載を省略しているが、実際にはそれぞれ第1のグラデーション画像、第2のグラデーション画像と輝度が変化する方向が反転した画像として挿入するよう設定されているものとする。
ここで、第1のグラデーション画像と第3のグラデーション画像、第2のグラデーション画像と第4のグラデーション画像は、それぞれ輝度が変化する方向が反転した設定となっている。
すなわち、単に画像中のポイント位置のX,Y座標を検出するためであれば、第1のグラデーション画像と第3のグラデーション画像の一方、及び第2のグラデーション画像と第4のグラデーション画像の一方の計2枚の互いに輝度の変化方向が直交するようなグラデーション画像を用いることで、原理的には座標検出が可能となる。
しかしながら、人間の残像を利用するこの種のフィールドシーケンシャル方式のカラー画像投影において、2枚のグラデーション画像の残像効果により輝度の変化方向が矩形の1対角線に沿ったものとなり、本来の入力画像に対して悪影響を与えることになる。
そのため、それぞれ輝度変化が反転した計4枚のグラデーション画像を用いることで画面内での明るさの勾配を相殺すると共に、反転した画像から検出値の差分を算出することにより、投影環境の明るさ成分も相殺するようにできるので、位置座標の検出精度の向上に寄与させている。
ポイントペン3では、プロジェクタ1から送られてくる指示情報にしたがったタイミングで輝度を検出し、指示情報毎に第1〜第4のグラデーション画像の計4回の検出により得た各輝度情報から画面中でポイントしているX,Y座標位置を算出し、算出した座標情報をプロジェクタ1に返送する。
そして、ポイントペン3から一定の遅延時間を経て返送されてくる座標情報に応じてプロジェクタ1はポイントペン3のポイント位置の座標が判断可能となる。
ここでカラー画像1フレームに対して時系列で3点分のポイント位置の座標情報が取得できる。また、CPU18はその取得された適宜座標の平滑化処理等を行なって不必要に画像中で微振動しないようにしてもよい。そして、CPU18は、入出力部11からの画像信号に応じた画像投影に重畳して取得した座標情報の位置にポイントマークPTを投影させる。
合わせてCPU18は、予めプログラムメモリ20に記憶されているγ補正条件1−1に従い、特にR,G,Bの各画素階調共に特に中間階調を強調するようなγ補正条件を設定し(ステップS112)、以上で設定メニューの選択操作に関する一連の処理を終えたものとして、再び上記ステップS101からの処理に戻る。
図11は、上記γ補正条件1−1の内容を説明する図である。すなわち、図11(A)が通常の入力階調に対するγ補正後の出力階調を表すものとした場合に、このγ補正条件1−1では、図11(B)に示すように(波線部分が図11(A)と同じγ特性)、特に中間階調領域での変化の度合いが大きくなるようにS字状カーブの曲率を高める(中間調を伸張する)設定とすることにより、R,G,Bの各フィールド全てにおいてコントラストを強調するような設定を行なうものである。
このγ補正条件1−1の強調の程度は、1フレーム内における位置検出用画像の挿入時間の比率に応じて、変えるようにすればよい。
つまり、本実施形態では、画像変換部12が通常実施しているγ補正処理に加え、位置検出用画像をR,G,Bの各フィールドに挿入したことにより薄められてしまうコントラスト感を強める補正を併せて実行するものとするものである。
また、上記ステップS110でポイントマークの追従性を最優先する設定がなされていないと判断した場合、CPU18は次いでポイントマークの追従性と画質のバランスで、追従性をより優先する設定がなされているか否かを判断する(ステップS113)。
ここで追従性をより優先する設定がなされていると判断した場合、CPU18はカラー画像1フレームを構成するR,G,Bの各フィールド中、Bフィールドを除くR,Gの各フィールドにおいて、フィールド末尾で入出力部11からの画像信号による画像に代えて、位置検出用画像を挿入するシーケンスを選択して設定する(ステップS114)。
このシーケンスを模式的に示すと、図9のようなものとなる。
この設定により、カラー画像1フレームを投影する間に、ポイントペン3の位置検出処理を2回実行することとなる。
図9に示すように、カラー画像1フレームがR,G,Bの各フィールド、計3フィールドから構成されるものとした場合、Rフィールドの末尾で1回、及びGフィールドの末尾で1回、計2回の位置検出処理を実行する。
ここで1回の位置検出処理は、例えば画面の垂直方向に沿って最上端が最も明るいフル階調、最下端が最も暗い「0(ゼロ)」階調となる第1のグラデーション画像、画面の水平方向に沿って最左端が最も明るいフル階調、最右端が最も暗い「0(ゼロ)」階調となる第2のグラデーション画像、画面の垂直方向に沿って最上端が最も暗い「0(ゼロ)」階調、最下端が明るいフル階調となる第3のグラデーション画像、画面の水平方向に沿って最左端が最も暗い「0(ゼロ)」階調、最右端が最も明るいフル階調となる第4のグラデーション画像の計4枚のグラデーション画像を1組として各フィールド末尾に挿入して投影させ、各グラデーション画像の投影時共、投影開始から所定タイミングでポイントペン3に対して輝度検出を指示する情報を送信する。
なお、上記図9では、図示を簡略化するために第3のグラデーション画像と第4のグラデーション画像の記載を省略しているが、実際にはそれぞれ第1のグラデーション画像、第2のグラデーション画像と輝度が変化する方向が反転した画像として挿入するよう設定されているものとする。
ポイントペン3では、プロジェクタ1から送られてくる指示情報にしたがったタイミングで輝度を検出し、指示情報毎に第1〜第4のグラデーション画像の計4回の検出により得た各輝度情報から画面中でポイントしているX,Y座標位置を算出し、算出した座標情報をプロジェクタ1に返送する。
そして、ポイントペン3から一定の遅延時間を経て返送されてくる座標情報によりプロジェクタ1はポイントペン3のポイント位置の座標が判断可能となる。
ここでカラー画像1フレームに対して時系列で2点分のポイント位置の座標情報が取得できる。また、CPU18はその取得された座標の平滑化処理等を行なって不必要に画像中で微振動しないようにし手も良い。そして、CPU18は、入出力部11からの画像信号に応じた画像投影に重畳して取得した座標情報の位置にポイントマークPTを投影させる。
合わせてCPU18は、予めプログラムメモリ20に記憶されているγ補正条件2に従い、Bの各画素階調で「0(ゼロ)」階調に近い暗い部分側の階調を底上げするようなγ補正条件を設定し(ステップS115)、以上で設定メニューの選択操作に関する一連の処理を終えたものとして、再び上記ステップS101からの処理に戻る。
図12は、上記γ補正条件2の内容を説明する図である。すなわち、BフィールドのB画像には、R,GフィールドにおけるR,G画像と異なるように、図12の実線で示すように、「0(ゼロ)」階調に近い暗い部分側の階調をb分底上げした上で入力階調に対するγ補正を行なう。
また、R,G画像では、図12の波線で示すような、b分底上げしない入力階調に対するγ補正を行なう。
なお、R,G画像に対しては、位置検出用画像の挿入に伴い発生するコントラストの減少を補う中間階調領域での変化の度合いが大きくなるようなS字状カーブの曲率を高める設定を行なうようにしてもよい。
図13は、同様のγ補正の「0(ゼロ)」階調に近い暗い部分側の様子をより具体的に説明するための図である。
R,G画像に関しては、γ補正のカーブに沿った補正を行なうのに対し、B画像に関してはゼロ階調から一定の階調、例えば「(8)」までの間、出力階調を一律に階調「(0)」ではない、「(3)」としている。
なお、上記黄色と補色関係にある青色の「0(ゼロ)」階調側でのγ補正に際しては、位置検出用画像の挿入によるエネルギーに相当するような階調の範囲を選定することで、双方を相殺して補色によりグレー色とするようにする。
このようなγ補正処理を実行し、R,Gの各フィールドでポイントペン3の位置検出用画像を挿入することで、たとえ本来の投影画像が(ゼロ)階調に近い、暗い画像を投影すべきタイミングで、R,G各フィールドで上記位置検出用画像に起因する、混色で黄色く浮いた画像として表現されてしまう状況であっても、補色であるBフィールドでの「0(ゼロ)」階調側を底上げして投影することにより、肉眼で知覚されやすい色彩を相殺して無彩色の淡いグレーとなる画像を投影させることとなり、ユーザに対して不自然な描写での画像投影となるのを回避できる。
また、このようなB画像に対するγ補正処理は、本来の趣旨(システム系に応じた色バランスでの投影)とは異なる理由により行なうものであるが、通常の明るい画像の投影時には位置検出用画像の挿入による黄色成分の輝度レベルが相対的に低いものとなり、画質への影響はほとんどない。
つまり、ここでは、画像変換部12が通常実施しているγ補正処理に加え、位置検出用画像をR、Gフィールドのみに挿入したことにより黄色がかる画像を、黄色と補色の関係となる青色のγ補正時に、ゼロ階調から一定の階調までを一律の値に「底上げ」するような補正を併せて実行するものである。
上記ステップS114であえてBフィールドにおいて、ポイントペン3の位置検出用画像を挿入しない設定とした理由を説明する。
3原色R,G,B中でBが最も輝度成分が低い暗い画像であるために、位置を検出するポイントペン3が受光する光量(輝度)も3原色R,G,B中でBが最も暗く、検出精度が悪いものになってしまうので、他の色のフィールドに挿入しない設定よりは、ポイントペン3が座標情報(位置座標)を検出できる検出距離を長くすることができるからである。
また、位置検出用画像を挿入することで、どの色も本来の画像のコントラストが低下するが、3原色R,G,B中でBが最も輝度成分が低い暗い画像であるために、位置検出用画像を挿入することで本来投影すべき画像の投影時間が短縮され、コントラストが低下する影響が最も小さい色という点でもBフィールドを選択するのが望ましい。
また上記ステップS113でポイントマークの追従性と画質のバランスで、追従性をより優先する設定はなされていないと判断した場合、CPU18はカラー画像1フレームを構成するR,G,Bの3フィールドに加えてW(白色)のフィールドを設定し、当該Wフィールドにおいて、入出力部11からの画像信号による画像に代えて、位置検出用画像を挿入するシーケンスを選択して設定する(ステップS116)。
このシーケンスを模式的に示すと、図10のようなものとなる。
この設定により、カラー画像1フレームを投影する間に、ポイントペン3の位置検出処理を1回実行することとなる。
図10に示すように、カラー画像1フレームがR,G,B,Wの各フィールド、計4フィールドから構成されるものとした場合、Wフィールドで1回のみ、位置検出処理を実行する。
ここで1回の位置検出処理は、例えば画面の垂直方向に沿って最上端が最も明るいフル階調、最下端が最も暗い「0(ゼロ)」階調となる第1のグラデーション画像、画面の水平方向に沿って最左端が最も明るいフル階調、最右端が最も暗い「0(ゼロ)」階調となる第2のグラデーション画像、画面の垂直方向に沿って最上端が最も暗い「0(ゼロ)」階調、最下端が明るいフル階調となる第3のグラデーション画像、画面の水平方向に沿って最左端が最も暗い「0(ゼロ)」階調、最右端が最も明るいフル階調となる第4のグラデーション画像の計4枚のグラデーション画像を1組として各フィールド末尾に挿入して投影させ、各グラデーション画像の投影時共、投影開始から所定タイミングでポイントペン3に対して輝度検出を指示する情報を送信する。
なお、上記図10では、図示を簡略化するために第3のグラデーション画像と第4のグラデーション画像の記載を省略しているが、実際にはそれぞれ第1のグラデーション画像、第2のグラデーション画像と輝度が変化する方向が反転した画像として挿入するよう設定されているものとする。
ポイントペン3では、プロジェクタ1から送られてくる指示情報にしたがったタイミングで輝度を検出し、指示情報毎に第1〜第4のグラデーション画像の計4回の検出により得た各輝度情報から画面中でポイントしているX,Y座標位置を算出し、算出した座標情報をプロジェクタ1に返送する。
そして、ポイントペン3から一定の遅延時間を経て返送されてくる座標情報によりプロジェクタ1はポイントペン3のポイント位置の座標が判断可能となる。
ここでカラー画像1フレームに対して1点分のポイント位置の座標情報が取得できる。また、CPU18はその取得された前後の数フレームと座標の平滑化処理等を行なって不必要に画像中で微振動しないようにし手も良い。そして、CPU18は、入出力部11からの画像信号に応じた画像投影に重畳して取得した座標情報の位置にポイントマークPTを投影させる。
合わせてCPU18は、予めプログラムメモリ20に記憶されているγ補正条件1−2に従い、特にR,G,Bの各画素階調共に特に中間階調を強調するようなγ補正条件を設定し(ステップS117)、以上で設定メニューの選択操作に関する一連の処理を終えたものとして、再び上記ステップS101からの処理に戻る。
なお、この場合、図10に示すシーケンスは、図8に示すシーケンスに比べ、位置検出用画像を挿入する頻度が低く、時間が短いので、このγ補正条件1−2は、γ補正条件1−1に比べて、R,G,Bの各画素階調の中間階調の強調の仕方は弱いものとする。
次に、上記ステップS109でポイントペン3の操作に対するポイントマークの追従性等について、ユーザによる手動設定状態となっていないと判断した場合について説明する。この場合は、ポイントマークの追従性等について、自動設定状態となっていると判断し、CPU18は、その自動設定に応じた処理を実行する。
図6はこのときCPU18が実行する自動処理の詳細な内容を示すサブルーチンのフローチャートである。なおここでは投影モードとして、何よりも明るさを優先する「プレゼンテーションモード」、全体に明るさと色彩を中庸にバランス良く設定した「スタンダードモード」、及び色彩と暗部の暗さを優先する「シアターモード」の3種類が選択可能である場合について例示する。
その当初にCPU18は、まず設定されている投影モードが「プレゼンテーションモード」であるか否かを判断する(ステップS201)。
「プレゼンテーションモード」であると判断した場合にCPU18は、カラー画像1フレームを構成するR,G,Bの各フィールド全てにおいて、フィールド末尾で入出力部11からの画像信号による画像に代えて、位置検出用画像を挿入するシーケンスを選択して設定する(ステップS202)。
その後の処理であるステップS203以降の処理は、上記、図5のステップS112の部分で説明したものと同様のものとなる。
また、上記ステップS201で「プレゼンテーションモード」は設定されていないと判断した場合、CPU18は次いで「スタンダードモード」が設定されているか否かを判断する(ステップS204)。
ここで「スタンダードモード」が設定されていると判断した場合にCPU18は、その時点で入出力部11より入力されている画像信号に対するコントラスト解析を行なう(ステップS205)。その解析結果に対してCPU18は、2段階のしきい値を用いて、まず、より高い方のしきい値より入力画像のコントラストが高いか否かにより、入力画像が高コントラストであるか否かを判別する(ステップ206)。
ここで入力画像のコントラストが、より高いしきい値を超えて高く、高コントラストであると判別した場合、CPU18は上記ステップS202からの処理に進み、「プレゼンテーションモード」の場合と同様の処理を実行させる。
また上記ステップS206で、入力画像が高コントラストではないと判別した場合、CPU18は次いで入力画像のコントラストが、2段階のしきい値の、より低い方のしきい値より高いか否かにより、入力画像が中コントラスト(中程度のコントラスト)であるか否かを判別する(ステップ207)。
ここで入力画像のコントラストが、より低いしきい値よりは高く、中コントラストであると判断した場合、CPU18はカラー画像1フレームを構成するR,G,Bの各フィールド中、Bフィールドを除くR,Gの各フィールドにおいて、フィールド末尾で入出力部11からの画像信号による画像に代えて、位置検出用画像を挿入するシーケンスを選択して設定する(ステップS208)。
その後の処理であるステップS209以降の処理は、上記、図5のステップS115の部分で説明したものと同様のものとなる。
また、上記ステップS204で「スタンダードモード」が設定されておらず、「シアターモード」が設定されていると判別した場合、あるいは上記ステップS207で入力画像のコントラストが、より低いしきい値以下であると判別した場合、CPU18はカラー画像1フレームを構成するR,G,Bの3フィールドに加えてW(白色)のフィールドを設定し、当該Wフィールドにおいて、入出力部11からの画像信号による画像に代えて、位置検出用画像を挿入するシーケンスを選択して設定する(ステップS210)。
その後の処理であるステップS211以降の処理は、上記、図5のステップS117の部分で説明したものと同様のものとなる。
このようにして自動設定状態にあっては、その時点で設定されている投影モードや投影画像の特徴情報(コントラスト)に対応してポイントペンの使用環境(状態)に応じた設定を行なうことができる。
以上詳述した如く本実施形態によれば、設定を変える毎にガンマ補正の条件をその都度適正な内容に変更するものとしたので、専用のポイントペン3を使用する状況に応じて位置検出用画像を挿入することに伴う画質の低下が目立たないように調整することが可能となる。
特に本実施形態では、ポイントペン3使用時で位置検出用画像を挿入して投影させる場合に、上記位置検出用画像を挿入しない場合より投影する画像のコントラストを強調することにより、特に中間調領域での画像のメリハリを強調して投影画像のコントラストの低下を目立たないように調整できる。
また上記実施形態では、ポイントペン3使用時に挿入する位置検出用画像の輝度の影響に応じて本来の投影画像の画質を調整するものとしたので、画質の低下を招く要因に適正に対処し、不自然な描写となるのを回避できる。
さらに上記実施形態では、投影画像に対する階調値を補正するγ補正の一部で必要な画質調整に応じた操作を行なうことにより、特に複雑な構成を増やすことなく、通常の階調補正であるγ補正の処理時に合わせて、位置検出用画像の挿入に関する画質調整を実行することができ、装置の構成を複雑にすることなく、制御系の負担を最小限に抑えることができる。
なお上記実施形態では、ポイントペン3の位置検出用画像として、輝度パターンの変化が反転した2つの画像を用いるものとしたため、画面内での明るさの勾配を相殺すると共に、反転した画像から検出値の差分を算出することにより、環境光がポイントペンの輝度センサに与える影響を相殺することができるので、位置座標の検出精度を高めることができる。
同様に上記実施形態では、ポイントペン3の位置検出用画像として、輝度パターンの変化方向が互いに直交する2つの画像を用いるものとしたため、各座標軸方向での正確な検出を行なうことができる。
また上記実施形態では、ポイントペン3の位置検出を行なった上で投影画像中の対応する位置にポイントマークの画像を重畳して投影させるものとしたので、ポイントペン3自体はレーザビーム等の光を発していないにも拘わらず、あたかも出射光で指示位置をポイントしているように制御でき、さらに設定によって色や形状を任意に可変したポイントマークを実現できる。
なお上記実施形態では、ガンマプロファイルを画像フレームの先頭で、ロードして設定するように説明したが、モードが決定された段階で、投影に先立ってロード、設定されるようにすれば、どの時点であってもよい。
また上記実施形態では、位置検出用画像については、画面内で、輝度ムラがでないように組となるように挿入されるものであり、入力信号の階調再現には関係ないので、γ補正されるようにしても、γ補正されないようにしてもよい。
なお上記実施形態では、位置座標をポイントペン3で算出するものとして説明したが、ポイントペン3は、位置に関する情報として、輝度情報を送信し、プロジェクタ1で、位置に関する情報である輝度情報を受信し、位置座標を算出するようにしてもよい。
なお上記実施形態では、特徴情報として、画像信号のコントラストの例で説明したが、動画像としての変化等を特徴情報として解析し、その解析結果から適したポイントペン3の位置検出用画像を挿入する頻度を決定するものとしてもよい。
なお上記実施形態では、プロジェクタ1を複数色の発光素子を有するカラー画像を投影可能なものとして説明したが、ポインタペンをレーザポインタのように位置指定装置として使用する技術にあっては、単色の光源によるモノクロ(単色の)のプロジェクタであってもよい。
なお上記プロジェクタ1はDLP(登録商標)方式を採用するものとして説明したが、本発明は光源部に用いる発光素子等の構成を制限するものではない。
その他、本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で種々に変形することが可能である。また、上述した実施形態で実行される機能は可能な限り適宜組み合わせて実施しても良い。上述した実施形態には種々の段階が含まれており、開示される複数の構成要件による適宜の組み合せにより種々の発明が抽出され得る。例えば、実施形態に示される全構成要件からいくつかの構成要件が削除されても、効果が得られるのであれば、この構成要件が削除された構成が発明として抽出され得る。
以下に、本願出願の当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
請求項1記載の発明は、発光素子を有する光源と、画像信号を入力する入力手段と、上記光源から出射される光を用い、上記入力手段で入力した画像信号に対応する光像を形成して投影する投影手段と、上記光像中の位置を検出するための位置検出用画像に対応する光像を挿入して上記投影手段で投影させる投影制御手段と、上記投影制御手段により位置検出用画像に対応する光像を上記投影手段で投影させているタイミングで位置座標の検出を指示する情報を装置外部のポイント機器に送信する送信手段と、上記送信手段での送信に応答して上記ポイント機器から送られてくる位置に関する情報を受信する受信手段と、上記投影制御手段で上記位置検出用画像を挿入して投影させる場合に上記投影手段で投影する光像の画質を、上記位置検出用画像を挿入しない場合と異ならせる画質調整手段とを具備したことを特徴とする。
請求項2記載の発明は、上記請求項1記載の発明において、上記画質調整手段は、上記位置検出用画像を挿入して投影させる場合に上記投影手段で投影する光像のコントラストを、上記位置検出用画像を挿入しない場合より強調することを特徴とする。
請求項3記載の発明は、上記請求項1または2記載の発明において、上記画質調整手段は、上記位置検出用画像を挿入して投影させる場合に上記投影手段で投影する光像の中間階調領域を、上記位置検出用画像を挿入しない場合より伸張することを特徴とする。
請求項4記載の発明は、上記請求項1乃至3いずれか記載の発明において、上記画質調整手段は、上記位置検出用画像の輝度に応じて、上記入力手段で入力した画像信号に対応する光像の画質を調整することを特徴とする。
請求項5記載の発明は、上記請求項1乃至4いずれか記載の発明において、上記画質調整手段は、上記入力手段で入力した画像信号の入力階調に対する上記投影手段で形成して投影する光像の出力階調を補正するガンマ補正の一部で調整することを特徴とする。
請求項6記載の発明は、上記請求項1乃至5いずれか記載の発明において、上記位置検出用画像に対応する光像は、位置毎の時間平均の輝度が一様となる、輝度パターンの変化が反転した2枚の画像に対応する光像であることを特徴とする。
請求項7記載の発明は、上記請求項1乃至6いずれか記載の発明において、上記位置検出用画像に対応する光像は、輝度パターンの変化方向が互いに直交する2組の画像に対応する光像であることを特徴とする。
請求項8記載の発明は、上記請求項1乃至7いずれか記載の発明において、上記受信手段で受信した位置情報に基づき、上記投影手段で投影する、上記入力手段で入力した画像信号に対応する光像中にポインタ画像に対応する光像を重畳して配置するポインタ制御手段をさらに具備したことを特徴とする。
請求項9記載の発明は、発光素子を有する光源、画像信号を入力する入力部、上記光源から出射される光を用い、上記入力部で入力した画像信号に対応する光像を形成して投影する投影部、送信部、及び受信部を備えた装置での投影方法であって、上記光像中の位置を検出するための位置検出用画像に対応する光像を挿入して上記投影部で投影させる投影制御工程と、上記投影制御工程により位置検出用画像に対応する光像を投影させているタイミングで位置座標の検出を指示する情報を装置外部のポイント機器に送信する送信工程と、上記送信工程での送信に応答して上記ポイント機器から送られてくる位置座標に関する情報を受信する受信工程と、上記投影制御工程で位置検出用画像を挿入して投影させる場合に上記投影部で投影する光像の画質を、上記位置検出用画像を挿入しない場合と異ならせる画質調整工程とを有したことを特徴とする。
請求項10記載の発明は、発光素子を有する光源、画像信号を入力する入力部、上記光源から出射される光を用い、上記入力部で入力した画像信号に対応する光像を形成して投影する投影部、送信部、及び受信部を備えた装置が内蔵するコンピュータが実行するプログラムであって、上記コンピュータを、上記光像中の位置を検出するための位置検出用画像に対応する光像を挿入して上記投影部で投影させる投影制御手段、上記投影制御工程により位置検出用画像に対応する光像を投影させているタイミングで位置座標の検出を指示する情報を装置外部のポイント機器に送信する送信手段、上記送信手段での送信に応答して上記ポイント機器から送られてくる位置座標に関する情報を受信する受信手段、及び上記投影制御手段で位置検出用画像を挿入して投影させる場合に上記投影部で投影する光像の画質を、上記位置検出用画像を挿入しない場合と異ならせる画質調整手段として機能させることを特徴とする。
1…プロジェクタ、2…PC、3…ポイントペン、11…入出力部、12…画像変換部、13…投影処理部、14…マイクロミラー素子、15…光源部、16…ミラー、17…投影レンズ部、18…CPU、19…メインメモリ、20…プログラムメモリ、21…操作部、22…音声処理部、23…ポインタ通信部、24…スピーカ部、25…アンテナ、31…受光レンズ系、32…フォトトランジスタ、33…A/D変換部、34…復調部、35…座標算出部、36…CPU、37…メインメモリ、38…プログラムメモリ、39…クリックキー部、40…プロジェクタ通信部、41…アンテナ、51…CPU、52…ノースブリッジ、53…メインメモリ、54…グラフィックスアクセラレータ、55…グラフィックメモリ、56…ディスプレイ、57…サウスブリッジ、58…PCI−Expressスロット、59…キーボード/マウス、60…ハードディスク装置(HDD)、61…光学ディスクドライブ、62…ネットワークコネクタ、63…USBコネクタ、AGP…グラフィクスインタフェース、B…バス、FSB…フロントサイドバス、MB…メモリバス、PI…投影画像、PT…ポイントマーク、SB…システムバス、VC…VGAケーブル、UC…USBケーブル。

Claims (10)

  1. 発光素子を有する光源と、
    画像信号を入力する入力手段と、
    上記光源から出射される光を用い、上記入力手段で入力した画像信号に対応する光像を形成して投影する投影手段と、
    上記光像中の位置を検出するための位置検出用画像に対応する光像を挿入して上記投影手段で投影させる投影制御手段と、
    上記投影制御手段により位置検出用画像に対応する光像を上記投影手段で投影させているタイミングで位置座標の検出を指示する情報を装置外部のポイント機器に送信する送信手段と、
    上記送信手段での送信に応答して上記ポイント機器から送られてくる位置に関する情報を受信する受信手段と、
    上記投影制御手段で上記位置検出用画像を挿入して投影させる場合に上記投影手段で投影する光像の画質を、上記位置検出用画像を挿入しない場合と異ならせる画質調整手段と
    を具備したことを特徴とする投影装置。
  2. 上記画質調整手段は、上記位置検出用画像を挿入して投影させる場合に上記投影手段で投影する光像のコントラストを、上記位置検出用画像を挿入しない場合より強調することを特徴とする請求項1記載の投影装置。
  3. 上記画質調整手段は、上記位置検出用画像を挿入して投影させる場合に上記投影手段で投影する光像の中間階調領域を、上記位置検出用画像を挿入しない場合より伸張することを特徴とする請求項1または2記載の投影装置。
  4. 上記画質調整手段は、上記位置検出用画像の輝度に応じて、上記入力手段で入力した画像信号に対応する光像の画質を調整することを特徴とする請求項1乃至3いずれか記載の投影装置。
  5. 上記画質調整手段は、上記入力手段で入力した画像信号の入力階調に対する上記投影手段で形成して投影する光像の出力階調を補正するガンマ補正の一部で調整することを特徴とする請求項1乃至4いずれか記載の投影装置。
  6. 上記位置検出用画像に対応する光像は、位置毎の時間平均の輝度が一様となる、輝度パターンの変化が反転した2枚の画像に対応する光像であることを特徴とする請求項1乃至5いずれか記載の投影装置。
  7. 上記位置検出用画像に対応する光像は、輝度パターンの変化方向が互いに直交する2組の画像に対応する光像であることを特徴とする請求項1乃至6いずれか記載の投影装置。
  8. 上記受信手段で受信した位置情報に基づき、上記投影手段で投影する、上記入力手段で入力した画像信号に対応する光像中にポインタ画像に対応する光像を重畳して配置するポインタ制御手段をさらに具備したことを特徴とする請求項1乃至7いずれか記載の投影装置。
  9. 発光素子を有する光源、画像信号を入力する入力部、上記光源から出射される光を用い、上記入力部で入力した画像信号に対応する光像を形成して投影する投影部、送信部、及び受信部を備えた装置での投影方法であって、
    上記光像中の位置を検出するための位置検出用画像に対応する光像を挿入して上記投影部で投影させる投影制御工程と、
    上記投影制御工程により位置検出用画像に対応する光像を投影させているタイミングで位置座標の検出を指示する情報を装置外部のポイント機器に送信する送信工程と、
    上記送信工程での送信に応答して上記ポイント機器から送られてくる位置座標に関する情報を受信する受信工程と、
    上記投影制御工程で位置検出用画像を挿入して投影させる場合に上記投影部で投影する光像の画質を、上記位置検出用画像を挿入しない場合と異ならせる画質調整工程と
    を有したことを特徴とする投影方法。
  10. 発光素子を有する光源、画像信号を入力する入力部、上記光源から出射される光を用い、上記入力部で入力した画像信号に対応する光像を形成して投影する投影部、送信部、及び受信部を備えた装置が内蔵するコンピュータが実行するプログラムであって、
    上記コンピュータを、
    上記光像中の位置を検出するための位置検出用画像に対応する光像を挿入して上記投影部で投影させる投影制御手段、
    上記投影制御工程により位置検出用画像に対応する光像を投影させているタイミングで位置座標の検出を指示する情報を装置外部のポイント機器に送信する送信手段、
    上記送信手段での送信に応答して上記ポイント機器から送られてくる位置座標に関する情報を受信する受信手段、及び
    上記投影制御手段で位置検出用画像を挿入して投影させる場合に上記投影部で投影する光像の画質を、上記位置検出用画像を挿入しない場合と異ならせる画質調整手段
    として機能させることを特徴とするプログラム。
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