JP2013192820A - 挿入補助具 - Google Patents

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Abstract

【課題】経口的に挿入しても、嘔吐反射が誘発されにくく、食道への誤挿入のリスクも低減でき、患者の負担を低減させつつ安全性を向上できる挿入補助具を提供する。
【解決手段】吸引チューブ10を経口的に気道へ挿入するための挿入補助具100であって、口腔内に挿入される本体部110と、前記本体部110の先端側に設けられて画像を撮像する撮像部120と、前記本体部110の先端側に設けられて前記吸引チューブ10を進退動可能に保持する保持部130と、前記本体部110の前記撮像部120よりも基端側に設けられて前記撮像部120により撮像された画像を表示する表示部150と、を有する挿入補助具100である。
【選択図】図1

Description

本発明は、吸引チューブを経口的に気道へ挿入する際に使用される挿入補助具に関する。
介護や医療の現場において、喀痰、唾液、食物残渣などの自力排出が困難な患者に対し、吸引チューブを用いてこれらを吸引する方法が用いられている(例えば、特許文献1を参照)。喀痰とは、一般に気道とよばれる呼吸器系、すなわち口腔、鼻腔、咽喉頭腔、気管、気管支、肺胞などの粘膜からの分泌物から形成されるものであり、通常、咳等によって体外に喀出される。なお、本明細書では喀痰、唾液、食物残渣などからなる吸引対象物を「喀痰」と称することとする。
吸引チューブは、病院の壁に備え付けの吸引機や、移動可能な小型吸引機の吸引口に一端が取り付けられ、他端が経鼻的または径口的に上気道の喉頭部や下気道の気管まで挿入されて、吸引機の吸引力によって喀痰を吸引できるディスポーザブルなデバイスである。喀痰を吸引することで、患者の息苦しさを取り除き、血中酸素濃度の低下を抑えることができる。また、微生物などが含まれる喀痰を除去することで誤嚥性肺炎の発生を抑えることができる。なお、本明細書では、喀痰吸引時に吸引チューブの他端が位置する、上気道の咽頭部、喉頭部や下気道の気管からなる身体領域を「気道」と称することとする。
特開2000−93505号公報
ところで、吸引チューブを経口的に挿入すると、吸引チューブが嘔吐反射を誘発する咽頭後壁に接触しやすく、かつ食道へ過って挿入されるリスクが高くなる。これに対し、経鼻的に挿入すると、鼻から挿入された吸引チューブは鼻腔の奥に接触して下方(気管がある方向)へ向き、咽頭後壁よりも上方から真っ直ぐ降りるように挿入されるため、咽頭後壁に接触しにくく、かつ食道へ過って挿入されるリスクが低くなる。このため、経口的ではなく、経鼻的に挿入する場合が一般的である。
しかしながら、経鼻的に吸引チューブを挿入すると、吸引チューブが鼻腔の奥に強く接触するため、一日に何度も吸引を必要とする患者にとって不快である。また、患者を寝かせたままでは挿入できないため、ベッドをギャッチアップして上半身を起こすことや、側臥位で長期臥床状態にある患者に対しては吸引の都度の***交換を要する。これらの介助は患者および介護者や看護者の双方にとって負担を要する。
本発明は、上述した課題を解決するためになされたものであり、経口的に挿入しても、嘔吐反射が誘発されにくく、食道への誤挿入のリスクも低減でき、患者および介護者や看護者の負担を低減させつつ安全性を向上できる挿入補助具を提供することを目的とする。
上記目的を達成する挿入補助具は、吸引チューブを経口的に気道へ挿入するための挿入補助具であって、口腔内に挿入される本体部と、前記本体部の先端側に設けられて画像を撮像する撮像部と、前記本体部の先端側に設けられて前記吸引チューブを進退動可能に保持する保持部と、前記本体部の前記撮像部よりも基端側に設けられて前記撮像部により撮像された画像を表示する表示部と、を有する。
上記のように構成した挿入補助具によれば、先端側に撮像部および保持部を備えた本体部を口腔内に挿入し、撮像部により撮像された画像を表示部で視認しつつ、吸引チューブを操作できる。したがって、表示部により吸引チューブの先端部を咽頭後壁に極力接触させず、かつ食道への誤挿入を避けながら吸引チューブを気管へ向かって挿入でき、患者の負担を低減させつつ安全性を向上させることができる。
前記保持部は、前記本体部に対して移動可能であり、前記本体部の前記保持部よりも基端側に設けられて前記保持部の移動を操作する操作部をさらに有するようにすれば、本体部を口腔内に挿入した状態で、表示部によって吸引チューブの位置を視認しつつ、操作部によって吸引チューブを適切な位置へ移動させることが可能となり、操作性が向上して患者の負担をより低減させつつ安全性を向上させることができる。
前記保持部は、保持する前記吸引チューブの延在方向と交差する少なくとも1方向へ前記本体部に対して移動可能であるようにすれば、吸引チューブの位置を効率よく変更することができる。
前記保持部を移動させる駆動部と、前記操作部の操作に応じて前記駆動部を制御する制御部と、をさらに有するようにすれば、操作部の操作によって、保持部を感覚的かつ厳密に移動させることが可能となり、操作性が向上する。
前記本体部の外面に設けられ、前記本体部よりも柔軟な保護部を有するようにすれば、本体部を口腔内に挿入した際に、患者の歯を保護することができる。
前記本体部は、曲がることおよび捩れることの少なくとも一方が可能であるようにすれば、本体部を、患者の姿勢や個体差に応じて適切な形状に変形させることが可能となり、操作性が向上する。
前記表示部は、前記本体部に対して移動可能であるようにすれば、操作者が見やすい方向に表示部を移動させることができ、操作性が向上する。
第1の実施形態に係る挿入補助具を示す斜視図である。 第1の実施形態に係る挿入補助具を示す平面図である。 第1の実施形態に係る挿入補助具を使用する際を示す概略平面図である。 第2の実施形態に係る挿入補助具を示す斜視図である。 第2の実施形態に係る挿入補助具の保持部を説明するための透過平面図である。 第3の実施形態に係る挿入補助具を示す斜視図である。 第3の実施形態に係る挿入補助具の保持部を説明するための透過平面図である。 図7のA方向から見た、第2の保持部を説明するための透過平面図である。 第4の実施形態に係る挿入補助具を示す斜視図である。 第5の実施形態に係る挿入補助具を示す斜視図である。 第6の実施形態に係る挿入補助具を示す斜視図である。 第7の実施形態に係る挿入補助具を示す斜視図である。 第8の実施形態に係る挿入補助具を示す斜視図である。
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態を説明する。なお、図面の寸法比率は、説明の都合上、誇張されて実際の比率とは異なる場合がある。
<第1実施形態>
本発明の第1実施形態に係る挿入補助具100は、喀痰を吸引するための柔軟な吸引チューブ10を経口的に気道内へ挿入する際に、挿入の補助として使用されるデバイスである。
挿入補助具100は、図1,2に示すように、口腔内に挿入される本体部110と、本体部110の先端側に設けられて画像を撮像する撮像部120と、本体部110の先端側に設けられて吸引チューブ10を進退動可能に保持する保持部130と、操作者が手で掴むハンドル140と、本体部110の基端側に設けられて撮像部120により撮像された画像を表示する表示部150とを備えている。なお、本明細書では、気道に挿入する側を「先端」若しくは「先端側」、操作する手元側を「基端」若しくは「基端側」と称することとする。
本体部110は、口腔内へ挿入しやすいように、全体的に先端側へ向かって細くなるように長尺に形成される。本体部110の基端側は、1側面(図1,2の紙面下方面)側に厚く形成されており、この厚く形成される部位に、吸引チューブ10が挿入される基端保持孔111が形成されている。基端保持孔111は、本体部110の基端側の端面から先端側に向かって延び、本体部110の長尺方向の略中央部で開口している。基端保持孔111は、挿入された吸引チューブ10を進退動可能に保持する。
撮像部120は、本体部110の最先端に固定されており、光学的にリアルタイムの画像の撮像を行うカメラ121と、撮像のための光を照射する照射部122とを備えている。
保持部130は、本体部110の先端側の1側面(図1,2の紙面下方面)側に突出するように形成され、基端側から先端側へ向かって貫通する、吸引チューブ10が挿入される保持孔131を備えている。保持孔131は、基端保持孔111と略同軸上に位置し、挿入された吸引チューブ10を進退動可能に保持する。
ハンドル140は、本体部110の基端側の、保持部130が形成される側の反対側の1側面(図1,2の紙面上方面)側に突出するように形成されている。
表示部150は、画像を表示するモニタ151を備え、ハンドル140の突出方向端部にジョイント部152を介して接続されている。ジョイント部152は、例えばボールジョイントであり、表示部150の任意の方向への回転を許容する構造となっている。表示部150は、撮像部120と電気的に接続されており、撮像部120で取得された信号をケーブル153を介して受信してモニタ151に表示する構造となっている。表示部150には、撮像部120による撮像および表示部150による表示を開始するためのスイッチ(不図示)が設けられる。なお、スイッチの位置は、表示部150でなくてもよい。
挿入補助具100によって保持される吸引チューブ10は、図3に示すように、基端側に吸引口21に差し込まれる管状のコネクタ11が設けられ、コネクタ11から先端側へ延びる柔軟なチューブ本体12の先端側の側面に、吸引孔13が形成されている。
喀痰の吸引に使用される吸引機20は、吸引チューブ10が接続される吸引口21を有するチューブ22と、チューブ22が接続されて吸引された喀痰を受ける容器23と、容器23内に負圧を生じさせる吸引本体部24とを備えている。吸引機20は、本実施形態では、移動可能な小型吸引機であるが、病院の壁に備え付けの吸引機であってもよい。
次に、本実施形態に係る挿入補助具100を使用する方法を説明する。
まず、操作者は、図3に示すように、吸引機20の吸引口21に吸引チューブ10を接続する。次に、一方の手で挿入補助具100のハンドル140を掴み、他方の手で吸引チューブ10を操作して、吸引チューブ10を基端保持孔111および保持孔131に挿入する。そして、吸引機20および挿入補助具100のスイッチをオンとする。この後、操作者は、ハンドル140を掴んでいる手で挿入補助具100を移動させ、本体部110の先端側を患者の口腔内に差し込む。このとき、モニタ151には、撮像部120で撮像された口腔内の画像が、吸引チューブ10の先端部とともに表示されており、操作者は、画像をリアルタイムで視認しつつ、一方の手でハンドル140を操作ながら他方の手で吸引チューブ10を操作できる。そして、吸引チューブ10の先端部を咽頭後壁に極力接触させず、かつ食道への誤挿入を避けながら、望ましい場所へ吸引チューブ10を押し進めて気管へ向かって挿入する。
次に、ハンドル140を保持したまま他方の手で吸引チューブ10を気管の入口近傍まで押し進めて、喀痰を吸引する。この後、吸引チューブ10を引き抜きつつ挿入補助具100も患者の口腔内から引き抜く。そして、吸引機20および挿入補助具100のスイッチをオフとし、ディスポーザブルな吸引チューブ10を廃棄する。そして、挿入補助具100は、消毒を行った後、再度利用することが可能な状態となる。
以上のように、本実施形態に係る挿入補助具100は、口腔内に挿入される本体部110と、本体部110の先端側に設けられて画像を取得する撮像部120と、本体部110の先端側に設けられて吸引チューブ10を進退動可能に保持する保持部130と、本体部110の撮像部120よりも基端側に設けられて撮像部120により撮像された画像を表示する表示部150と、を有している。このため、先端側に撮像部120および保持部130を備えた本体部110を口腔内に挿入し、撮像部120により撮像された画像を表示部150で視認しつつ、吸引チューブ10を操作できる。したがって、表示部150により吸引チューブ10の先端部を咽頭後壁に極力接触させず、かつ食道への誤挿入を避けながら吸引チューブ10を気管へ向かって挿入でき、患者の負担を低減させつつ安全性を向上させることができる。
また、表示部150が、本体部110に対して移動(本実施形態では回動)可能であるため、患者の姿勢や個体差に応じて、操作者が見やすい方向に表示部150を向けることができ、操作性が向上する。特に、患者が起き上がれない場合や、***交換が困難な場合等に効果的である。
<第2実施形態>
本発明の第2実施形態に係る挿入補助具200は、図4,5に示すように、吸引チューブ10を保持している保持部230の位置を変更可能である点で、第1実施形態に係る挿入補助具100と異なる。なお、第1実施形態と同様の機能を有する構成については、第1実施形態と同一の符号を付し、重複する説明を省略する。
挿入補助具200は、本体部210の先端側に設けられて吸引チューブ10を進退動可能に保持するとともに移動可能な保持部230と、保持部230の移動を操作する操作部260と、操作部260における操作を保持部230に伝える伝達部270とを備えている。
保持部230は、本体部210の先端側の1側面(図4,5の紙面下方面)側に突出するように形成され、基端側から先端側へ向かって貫通する、吸引チューブ10が挿入される保持孔231を備えている。保持孔231は、基端保持孔211と略同軸上に位置し、挿入された吸引チューブ10を進退動可能に保持する。保持部230は、本体部210の内部において、2つのばね232によって姿勢が保持されており、基端側の面に、本体部210に対して回転可能に保持されているピニオンギア271と噛み合うラック233が形成されている。したがって、ピニオンギア271が回転することで、保持部230は、保持する吸引チューブ10の延在方向と交差する方向(図5の紙面上下方面)へ移動可能である。
操作部260は、ハンドル240に回転可能に保持されるダイヤル261を備えており、ダイヤル261の外周面に、周方向に並ぶ歯が形成されている。ダイヤル261の外周面の一部は、ハンドル240の基端側の面にハンドル240の延在方向(図4,5の紙面上下方向)へ回転可能に露出しており、したがって、操作者はハンドル240を掴んだ状態でダイヤル261を指で回転させることができる。なお、操作部260は、ハンドル240ではなしに本体部210等の他の部位に設けられてもよい。
伝達部270は、本体部210の内部に配置されており、ダイヤル261の歯と噛み合う歯を備えた第1のギア272と、前述したピニオンギア271と、第1のギア272およびピニオンギア271の間に差し渡される環状のベルト273とを備えている。
また、第1のギア272には、第1のプーリ274が設けられ、ピニオンギア271には、第2のプーリ275が設けられている。ベルト273は、第1のギア272に形成された第1のプーリ274と、ピニオンギア271に形成された第2のプーリ275とを架け渡すように配置されており、第1のギア272の回転力をピニオンギア271に伝達することが可能である。
挿入補助具200を使用する際には、ダイヤル261を回転させることで、ダイヤル261と噛み合う第1のギア272を回転させ、ベルト273を介してピニオンギア271を回転させて、ピニオンギア271と噛み合うラック233を備える保持部230を移動させることができる。ダイヤル261の回転を停止させると、保持部230が停止して、吸引チューブ10が一定の位置に保持される。なお、保持部230は、ばね232から力を受けることになるが、ばね232からの力は、保持部230を移動させるために必要な力よりも小さく、ばね232からの力によって保持部230が元の位置に戻ることはない。
以上のように、第2実施形態に係る挿入補助具200は、保持部230が本体部210に対して移動可能であり、本体部210の保持部230よりも基端側に、保持部230の移動を操作する操作部260が設けられている。このため、先端側に保持部230が設けられた本体部210を口腔内に挿入した状態で、表示部150によって吸引チューブ10の位置を視認しつつ、操作部260によって吸引チューブ10を適切な位置へ移動させることが可能となり、操作性が向上して患者の負担をより低減させつつ安全性を向上させることができる。
また、保持部230は、保持する吸引チューブ10の延在方向と交差する方向へ本体部210に対して移動可能であるため、吸引チューブ10の位置を効率よく変更することができる。
<第3実施形態>
本発明の第3実施形態に係る挿入補助具300は、図6〜8に示すように、第2実施形態に係る挿入補助具200の構成に加えて、さらに第2の保持部330、第2の保持部330を操作するための第2の操作部360、および第2の操作部360における操作を第2の保持部330に伝える第2の伝達部370を備えている。なお、第1および第2実施形態と同様の機能を有する構成については、同一の符号を付し、重複する説明を省略する。
第2の保持部330は、本体部310の先端側の1側面(図6,7の紙面下方面)側に突出するように形成されており、基端側から先端側へ向かって貫通する、吸引チューブ10が挿入される第2の保持孔331を備えている。第2の保持部330は、保持部230よりも基端側に所定の間隔を空けて位置している。第2の保持孔331は、基端保持孔311および保持孔231と略同軸上に位置することができ、かつ左右(図7の紙面奥行方向)に移動することができ、挿入された吸引チューブ10を進退動可能に保持する。
第2の操作部360は、本体部310の基端面に回転可能に保持される第2のダイヤル361を備えており、第2のダイヤル361の外周面に、周方向に並ぶ歯が形成されている。第2のダイヤル361の外周面の一部は、ハンドル240の基端側の面にダイヤル261と直交する方向(図7の紙面奥行方向)へ回転可能に本体部310の基端側の面に露出しており、したがって、操作者はハンドル240を掴んだ状態で第2のダイヤル361を指で回転させることができる。なお、第2の操作部360は、本体部310ではなしにハンドル240等の他の部位に設けられてもよい。
第2の伝達部370は、本体部310の内部に配置されており、第2のダイヤル361の歯と噛み合う歯を備えた第2のギア371と、第2のギア371と噛み合う歯が基端面に形成されるとともに先端側が第2の保持部330に固定された回動部材372とを備えている。回動部材372は、略中央に支点377(回転軸)が設けられる長尺な部材であり、第2のギア371によって基端側で回転力を受けると、第2の保持部330が固定されている先端側が移動する構造となっている。回動部材372は、本体部310の内部において、2つのばね376によって回転方向の姿勢が保持されている。
挿入補助具300を使用する際には、本体部310を口腔内に挿入させた状態で、表示部150によって吸引チューブ10の位置を視認しつつ第2のダイヤル361を回転させることができる。第2のダイヤル361を回転させると、第2のダイヤル361と噛み合う第2のギア371が回転し、第2のギア371と噛み合う歯を備える回動部材372が回動して、回動部材372の先端側に固定されている第2の保持部330が、保持部230の移動方向と直交する方向(図7の紙面奥行方向)へ移動する。これにより、吸引チューブ10を、保持部230および第2の保持部330によって、異なる2方向へ移動させることが可能となる。なお、第2の保持部330は、ばね376から力を受けることになるが、ばね376からの力は、第2の保持部330を移動させるために必要な力よりも小さく、ばね376からの力によって第2の保持部330が元の位置へ戻ることはない。
以上のように、第2実施形態に係る挿入補助具300は、保持部230に加えて第2の保持部330が設けられるため、吸引チューブ10の延在方向と交差する2方向へ吸引チューブ10を移動させることが可能となる。このため、保持部230および第2の保持部330の動作を組み合わせることで、吸引チューブ10の延在方向と交差する面における任意の(全ての)方向へ吸引チューブ10を移動させることが可能となり、操作性が向上する。
また、保持部230および第2の保持部330が設けられることで、一方の位置を固定した状態で他方を移動させることで、一方を支点として吸引チューブ10を撓ませるように方向を変えることが可能となり、吸引チューブ10の方向を効率よく変更できる。
また、第2の保持部330は、保持する吸引チューブ10の延在方向と交差する方向へ本体部310に対して移動可能であるため、吸引チューブ10の位置を効率よく変更することができる。
<第4実施形態>
本発明の第4実施形態に係る挿入補助具400は、図9に示すように、第1実施形態に係る挿入補助具100の構成に加えて、さらに保護部410を備えている。なお、第1実施形態と同様の機能を有する構成については、同一の符号を付し、重複する説明を省略する。
保護部410は、本体部110における保持部130とハンドル140との間に、本体部110を囲むように設けられる。保護部410は、本体部110よりも柔軟な構造となっており、例えば、シリコン、低硬度ゴム、低反発ゴム、衝撃吸収性ゲル素材、軟質ウレタンフォーム、スポンジ材などにより形成されるが、材料や構造は特に限定されない。保護部410は、本体部110を口腔内へ挿入した際に、歯が本体部110に接触し、歯牙破損、歯牙脱臼、歯牙亜脱臼、補綴物脱離などの歯牙損傷が発生することを抑制する役割を果たす。
以上のように、第4実施形態に係る挿入補助具400は、本体部110の外面に本体部110よりも柔軟な保護部410が設けられているため、本体部110を口腔内へ挿入した際に、歯が本体部110と接触することを抑制し、歯を保護することができる。
なお、本実施形態では、保護部410が本体部110を囲むように全周的に設けられるが、必ずしも全周的に設けられなくてもよい。また、保護部410は、他の実施形態にも適用できる。
<第5実施形態>
本発明の第5実施形態に係る挿入補助具500は、図10に示すように、第1実施形態に係る挿入補助具100に対して、保持部530の構成が異なる。なお、第1実施形態と同様の機能を有する構成については、同一の符号を付し、重複する説明を省略する。
挿入補助具500は、保持部530と、保持部530を移動させる駆動部570と、駆動部570を制御する制御部580と、保持部530を操作するための操作部560と、を備えている。保持部530は筒状に形成され、基端側から先端側へ向かって貫通する、吸引チューブ10が挿入される保持孔531を備えている。保持孔531は、基端保持孔511と略同軸上に位置することができ、挿入された吸引チューブ10を進退動可能に保持する。
駆動部570は、保持部530の基端側に連結されており、制御部580からの信号に応じて、保持部530を移動させる。駆動部570は、制御部580によって制御される2つのモータ等の駆動源(不図示)を備えており、各々の駆動源を制御することで、吸引チューブ10の延在方向と交差する2方向へ、保持部530を振り動かすようにして移動させることが可能である。
制御部580は、本体部510内に設けられ、例えばマイクロコンピュータなどの論理回路を中核として構成され、操作部560からの信号に基づいて駆動部570を制御する。なお、制御部580は、本体部510ではなしにハンドル540等に設けられてもよい。
操作部560は、ハンドル540の基端側の面に設けられる操作面561を備えており、操作面561には、保持部530の移動方向を示す複数(本実施形態では4つ)の押しボタン562が設けられている。各々の押しボタン562を押すことで制御部580に信号が送信され、制御部580によって、駆動部570の各駆動源が、押しボタン562の方向および押している時間に応じて制御される。すなわち、押しボタン562の方向と、駆動部570による保持部530の移動方向が一致し、押しボタン562を押している間だけ、保持部530が移動することになる。
挿入補助具500を使用する際には、本体部510を口腔内に挿入させた状態で、表示部150によって吸引チューブ10の位置を視認しつつ、必要に応じて、吸引チューブ10の移動させたい方向に対応した押しボタン562を必要な時間押し続ける。押しボタン562を押すと、押しボタン562の方向に対応する駆動源が制御部580によって駆動され、押しボタン562の方向へ保持部530が移動し、保持部530に保持されている吸引チューブ10が、所望の方向へ押している時間に応じて移動することになる。
以上のように、第5実施形態に係る挿入補助具500は、保持部530を移動させる駆動部570と、操作部560の操作に応じて駆動部570を制御する制御部580とを備えている。このため、表示部150を視認しつつ、操作部560の操作に応じて適切は方向へ適切な量だけ、保持部530を感覚的かつ精密に移動させることが可能となり、操作性が向上して患者の負担をより低減させつつ安全性を向上させることができる。
<第6実施形態>
本発明の第6実施形態に係る挿入補助具600は、図11に示すように、第1実施形態に係る挿入補助具600の本体部610に、曲げることが可能な曲部611が形成されている点で、第1実施形態と異なる。なお、第1実施形態と同様の機能を有する構成については、同一の符号を付し、重複する説明を省略する。
曲部611は、例えば蛇腹構造で形成されおり、操作者が手で任意の方向へ任意の角度だけ自在に曲げることが可能であり、かつ曲がった後の形状を維持することが可能である。なお、曲部611は蛇腹構造に限定されず、例えばボールジョイントや、曲がることが可能な柔軟な材料によって構成されてもよい。ボールジョイント等を用いれば、曲げるのみならず、本体部610の軸心を回転軸として捩ることも可能である。
以上のように、第6実施形態に係る挿入補助具600は、本体部610が、曲がることおよび捩れることの少なくとも一方が可能であるため、本体部610を、患者の姿勢や個体差に応じて適切な形状に変形させることが可能となり、操作性が向上する。特に、患者が起き上がれない場合や、***交換が困難な場合等に効果的である。
なお、曲部611は、他の実施形態にも適用できる。
<第7実施形態>
本発明の第7実施形態に係る挿入補助具700は、図12に示すように、使用する吸引チューブ30に調整部34が形成されており、第1実施形態に係る挿入補助具700に、吸引チューブ30の調整部34を保持する調整部保持具710が設けられる点で、第1実施形態と異なる。なお、第1実施形態と同様の機能を有する構成については、同一の符号を付し、重複する説明を省略する。
吸引チューブ30は、一般的に使用されているものであるが、チューブ本体32の途中に、内部の流路が開口する調整口35が形成された調整部34を備えている。調整部34は、吸引チューブ30が吸引機20(図3を参照)に接続されて吸引が開始されている状態で、操作者が指で塞ぐことで、吸引チューブ30の先端の吸引孔33からの吸引を可能とし、指により塞がずに開口させることで、吸引孔33からの吸引を停止、または弱めることを可能とする。このような吸引チューブ30は、例えば目的位置まで到達されるまで、および喀痰の吸引後に引き抜く際等に、調整口35を塞がずに患者が呼吸することを可能とし、かつ目的位置において調整口35を塞いで喀痰の吸引を行うことを可能とする。
調整部保持具710は、上記の吸引チューブ30の調整部34を保持する部材であり、ハンドル140に固定される固定部711と、調整部34を引っ掛けるフック712とを備えている。調整部保持具710は、例えば樹脂等で形成される。
挿入補助具700を使用する際には、調整部34を調整部保持具710のフック712に引っ掛けて使用する。操作者は、ハンドル140を掴みつつ、本体部110を口腔内に挿入させて、調整口35を塞がずに吸引チューブ30を気管へ向かって挿入することができる。このとき、調整口35が塞がれていないため、患者は呼吸をすることが可能である。そして、喀痰の吸引を開始する際には、ハンドル140を掴んでいる一方の手の指によって調整口35を塞ぎつつ、他方の手で吸引チューブ30の挿入を操作できるため、調整口35を有する吸引チューブ30を使用する場合であっても、操作性が低下しない。
なお、調整部保持具710は、ハンドル140に設けられたが、ハンドル140を掴んでいる手によって操作可能な範囲内であれば、本体部110や表示部150等の他の部位に設けられてもよい。また、調整部保持具710は、他の実施形態にも適用できる。
<第8実施形態>
本発明の第8実施形態に係る挿入補助具800は、図13に示すように、第1実施形態に係る挿入補助具800に対して、保持部830および本体部810の構成が異なる。なお、第1実施形態と同様の機能を有する構成については、同一の符号を付し、重複する説明を省略する。
挿入補助具800の保持部830は、本体部810と連結される一端に、本体部810に対して係合および離脱可能な係合部832が形成されており、他端にて本体部810に対してヒンジ構造や柔軟な構造によって回転可能に連結されている。本体部810には、係合部832が係合する凹部(不図示)が形成される。したがって、係合部832が本体部810から離脱することで、保持部830の保持孔831が側方へ解放されて溝状となる。そして、本体部810の基端側には、本体部810の側面に本体部810の延在方向へ延びる溝である基端側保持溝811が形成されている。
挿入補助具800を使用する際には、基端側保持溝811に側方から吸引チューブ10を押し込み、保持部830の係合部832を本体部810から離脱させた状態で、保持孔831に対して側方から吸引チューブ10を押し込む。この後、係合部832を本体部810に係合させて、吸引チューブ10を保持孔831に保持することができる。
以上のように、第8実施形態に係る挿入補助具800は、保持孔831が側方へ解放可能であるため、保持孔831に対して吸引チューブ10を挿入する作業が必要なくなり、作業性が向上する。また、基端側保持溝811においても、保持孔831が側方へ解放されているため、基端側保持溝811に対して吸引チューブ10を挿入する作業が必要なく、作業性が向上する。
なお、先端側の保持孔831は、係合部832を本体部810に対して係合して閉じることが可能となっているが、基端側保持溝811のように溝形状として、常時側方へ開いた形状とすることもできる。また、基端側保持溝811を、先端側の保持部830のように係合および離脱可能な構成とすることもできる。なお、吸引チューブ10を保持するために、側方へ常時開いた溝形状を保持部や本体部に適用する場合には、溝に入った吸引チューブ10が容易に離脱しないよう、溝の入口の幅を細くする等の構成としてもよい。
本発明は、上述した実施形態のみに限定されるものではなく、本発明の技術的思想内において当業者により種々変更が可能である。例えば、上述した実施形態の構成を複数組み合わせてもよい。
また、ハンドルは、掴むことができれば上記の構成に限定されず、例えば、本体部の外周面がハンドルであってもよい。また、表示部は、本体部の基端側の端部に設けられなくてもよく、撮像部よりも基端側に設けられればよい。
また、本体部の基端保持孔と保持部の保持孔とが、一体的に形成されてもよい。また、基端保持孔が設けられず、保持部のみで吸引チューブを保持する構成であってもよい。
10,30 吸引チューブ、
100,200,300,400,500,600,700,800 挿入補助具、
110,210,310,510,610,810 本体部、
120 撮像部、
130,230,530,830 保持部、
330 第2の保持部、
150 表示部、
260,560 操作部、
360 第2の操作部、
410 保護部、
570 駆動部、
580 制御部、
611 曲部。

Claims (7)

  1. 吸引チューブを経口的に気道へ挿入するための挿入補助具であって、
    口腔内に挿入される本体部と、
    前記本体部の先端側に設けられて画像を撮像する撮像部と、
    前記本体部の先端側に設けられて前記吸引チューブを進退動可能に保持する保持部と、
    前記本体部の前記撮像部よりも基端側に設けられて前記撮像部により撮像された画像を表示する表示部と、を有する挿入補助具。
  2. 前記保持部は、前記本体部に対して移動可能であり、
    前記本体部の前記保持部よりも基端側に設けられて前記保持部の移動を操作する操作部をさらに有する請求項1に記載の挿入補助具。
  3. 前記保持部は、保持する前記吸引チューブの延在方向と交差する少なくとも1方向へ前記本体部に対して移動可能である請求項2に記載の挿入補助具。
  4. 前記保持部を移動させる駆動部と、
    前記操作部の操作に応じて前記駆動部を制御する制御部、をさらに有する請求項2または3に記載の挿入補助具。
  5. 前記本体部の外面に設けられ、前記本体部よりも柔軟な保護部を有する請求項1〜4のいずれか1項に記載の挿入補助具。
  6. 前記本体部は、曲がることおよび捩れることの少なくとも一方が可能である請求項1〜5のいずれか1項に記載の挿入補助具。
  7. 前記表示部は、前記本体部に対して移動可能である請求項1〜6のいずれか1項に記載の挿入補助具。
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