JP2013190451A - ステレオビューア及び表示装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】従来のステレオビューア付き表示装置は、2D表示(通常表示)と3D表示(立体表示)の切替えに手間がかかるとともに、ステレオビューアの部分を薄型化することが困難であるため携帯性が悪かった。
【解決手段】着脱可能なステレオビューアは、双眼レンズ2とアーム1と仕切り板3と支持手段4からなり、双眼レンズとアームが第一回動軸5で結合され、アームと仕切り板が第一回動軸と垂直な第二回動軸6で結合され、仕切り板とアームが垂直のときに、仕切り板の側面と支持手段で表示装置を挟むことによりステレオビューアを表示装置に取り付けが可能である。ステレオビューアは第一回動軸と第二回動軸で仕切り板と双眼レンズを折り畳むことができる。これにより、ステレオビューアが着脱可能になることから3D表示と2D表示切替えが容易で、ステレオビューアの携帯性も高い。
【選択図】図1

Description

本発明は、薄型の携帯電話や携帯端末や電子機器に用いられる表示装置や立体表示が可能なステレオビューアに関するものである。
3D(立体)表示方式の一つとして、左目視線の左画像と右目視線の右画像を横に並べたサイドバイサイドのステレオ画像を、それぞれ左右の目で見ることにより、3D画像を表示するステレオビューアを用いた方式がある。
本方式は小型表示素子を用いて臨場感のある3D画像を再生することができる。(例えば特許文献1、2)
図11は従来のステレオビューアによる立体(3D)写真再生装置である。
写真枠25に合わせてステレオ写真24を配置し、写真位置から距離をおいて配置した2つの凸レンズ26からなる双眼レンズ2を通して左右の画像をそれぞれ左右の目で見ることにより立体表示が可能になる。
写真枠25とアーム板1と双眼レンズ2は、図11(2)に示すように、2つの回動軸27により折畳み可能な構造を有している。
また、電子機器の表示素子(ディスプレイ)の側面に双眼レンズ付きアーム部品を固定することで、表示素子に表示したステレオ画像を立体画像として再生する方法が提案されており、一例として図7に第二の従来例の構造図を示す。(例えば特許文献3)
表示素子11の外側の枠に取りつけ可能なアーム1構造を有していて、図のように例えばネジ21を用いて電子機器の筐体に固定することが可能である。
また、携帯端末などの表示素子に着脱可能で折畳み可能なレンズ部品の構造が提案されている。(例えば特許文献4)
登録実用新案第3025841号公報 実公平3−010489号公報 特開2004−177431号公報 特開2004−347823号公報
特許文献1や2に記載されたような折畳み機能を有し薄型になるステレオビューアを電子機器の表示素子上に固定できれば、持ち運びが容易なステレオビューアが実現できるが、これまで適した構造が存在しなかった。
従来の特許文献3に記載された、立体(3D)画像の表示素子を有する電子機器は、アームを表示素子の外側の筐体枠に固定する構造を有している。小型化が求められる携帯端末では、一般に筐体枠は狭く設計されているため、アームを固定しようとすると特許文献3に記載されているように固定用ネジなどを用いて強い力で挟むため、表示素子へ大きな応力がかからないよう配慮が必要であった。さらに、アームの固定と取りはずしには手間がかかり、アームを取りはずしたときに、アーム及び双眼レンズ部品は持ち運びに不便な構造を有していた。
特許文献4は、ステレオビューアではないが、拡大レンズを表示素子に着脱可能で、しかも薄型に折畳み可能な構造を有している。
しかしながら、携帯端末の筐体外形に合わせて部品を保持する必要があるため、端末筐体構造(サイズや厚さ)が変わったときに使用できないという課題があった。
本発明は、上述の問題点を解決するためになされたもので、折畳み可能で薄型で持ち運びやすく、しかも表示素子を有する薄型の電子機器に容易に着脱可能なステレオビューアを実現することを目的とする。
次に、上記の課題を解決するための手段について述べる。
本発明は、ステレオ表示が可能な表示素子を有する表示装置に着脱可能なステレオビューアにおいて、二つの凸レンズからなる双眼レンズと、アームと、仕切り板と、支持手段を有し、アームと双眼レンズは、第一回動軸を有する第一ヒンジで結合され、アームと双眼レンズのなす第一角度の可変範囲は、少なくとも0度から90度であり、仕切り板はアームと第二回動軸を有する第二ヒンジで結合され、アームと仕切り板のなす第二角度の可変範囲は少なくとも0度から90度であり、第二回動軸は第一回動軸に対して垂直であり、第一回動軸と前記第二回動軸の交点が双眼レンズのほぼ中心にあり、支持手段はアームの双眼レンズと反対側に配置され、支持手段と仕切り板の間に隙間を有し、仕切り板は支持手段に近い側に第二回動軸に垂直な第一辺を有し、第二角度が90度の状態において、表示装置を第一辺と支持手段の間の隙間へ挟むことにより固定する固定手段を有する。
さらに本発明のアームと支持手段は第三回動軸を有する第三ヒンジで結合され、アームと支持手段のなす第三角度は0度以上に可変可能で、第一回動軸と第三回動軸がほぼ平行であり、支持手段とアームとのなす第三角度が90度以下の方向に力が加わるバネ手段を有する。
さらに本発明の仕切り板は、双眼レンズに近い側に第二回動軸に垂直な第二辺を有し、第二角度が0度のときに第二辺は、第三回動軸とほぼ重なる。
さらに本発明の第一辺及び第二辺の側面には弾力性材料を有する。
さらに本発明の双眼レンズがフレネルレンズであり、双眼レンズは仕切り板が位置する側にフレネルレンズが形成されていて、フレネルレンズが形成されている面に透明な保護板を有する。
さらに、本発明のステレオビューアは、前記双眼レンズが長手方向の第一辺と前記第一辺と平行で反対側にある第二辺を有し、前記アームは前記双眼レンズの第一辺のほぼ半分の長さの第三辺と前記第三辺と垂直な第四辺と前記第三辺と平行でかつ前記第四辺と垂直な第五辺を有し、前記仕切り板は前記双眼レンズの第一辺のほぼ半分の長さの第六辺と、前記第六辺と垂直な第七辺と、前記第六辺と平行でかつ前記第七辺と垂直な第八辺を有し、前記第三辺と前記第一辺の半分は、前記第一回動軸を有する第一結合手段で結合され、前記第四辺と前記第七辺は、前記第二回動軸を有する第二結合手段で結合され、前記第五辺と前記支持手段は、前記第三回動軸を有する第三結合手段で結合され、前記アームと前記双眼レンズのなす角度を第一角度、前記アームと前記仕切り板のなす角度を第二角度、前記アームと前記支持手段のなす角度を第三角度とすると、
前記第一角度が0度のときに前記双眼レンズのレンズ間中心がほぼ前記第二回動軸上にあり、
前記第二角度が180度のときには、前記第三辺と第六辺が同一線上にあり、前記第二角度が180度のときに前記第八辺は、前記第三回動軸と平行に離れて配置されている。
さらに、本発明は、前記双眼レンズと前記仕切り板と前記アームと支持手段が板状構造部品であり、前記第一角度と前記第二角度と前記第三角度が全て180度のときに、前記双眼レンズと前記仕切り板と前記アームと支持手段がほぼ同一平面上に重ならずに配置され、前記第一結合手段と前記第二結合手段と前記第三結合手段は、前記板状構造部品をテープ状の結合手段で結合する。
さらに、前記第一角度と前記第二角度と前記第三角度が全て180度として、前記双眼レンズと前記仕切り板と前記アームと支持手段がほぼ同一平面上に重ならずに配置されているときに、前記第一結合手段と前記第二結合手段と前記第三結合手段の回動軸が同一面側にある。
さらに、前記双眼レンズの前記第二辺の中心部分に窪みがあり、前記仕切り板の第六辺の前記第二回動軸と反対側の端部に前記双眼レンズに近い側へはみ出す突起があり、前記第一角度と前記第二角度が90度のときに、前記窪みと前記突起が勘合する。
さらに、前記仕切り板と前記アームが第一回動軸に平行な1本の直線で二分割され、前記分割された前記仕切り板が第四回動軸で結合され、前記分割された前記アームが第五回動軸で結合されている。
本発明によれば、折畳み可能で携帯端末装置に着脱可能な薄型で持ち運びやすいステレオビューアが実現できる。
本発明の実施の形態1のステレオビューアの概略構造図 本発明の実施の形態1のステレオビューアの概略断面図 本発明の実施の形態1のステレオビューアの斜視構造図 本発明の実施の形態1のレンズと表示素子の傷防止方法を示す概略構造図 本発明の実施の形態2のステレオビューアの概略構造図 本発明の実施の形態3のステレオビューアの概略構造図 本発明の実施の形態3のステレオビューア装着時の携帯端末の概略図 本発明の実施の形態3のステレオビューアの詳細構造図 本発明の実施の形態3のステレオビューアの第二の折畳み構造図 本発明の実施の形態3のステレオビューア装着を示す概略構造図 従来のステレオビューアの概略構造図 従来のステレオビューアの第二の概略構造図
以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて説明する。
(実施の形態1)
図1は、本実施の形態の携帯端末装置の概略斜視構造図である。
以下、本実施の形態1では、ステレオビューアを携帯端末装置に装着した場合を想定して説明するが、その他、ポータブルなカーナビゲーションやテレビなど、表示素子を有する薄型電子機器に装着した場合も同様である。
また、表示画面を二分割してそれぞれの画面に左右画像を表示し、双眼レンズを通して立体画像表示する場合を想定して説明するが、左右画像の代わりに同一画像を表示しても構わない。このときに双眼レンズを通すことによって表示素子の画面を拡大して見ることができる。
図1は本実施の形態1のステレオビューアの概略構造図である。
図1(1)は携帯端末に装着する場合のステレオビューアの形態を示す。
図1(2)は携帯端末からはずして折り畳んだ状態のステレオビューアの形態を示す。
図1(3)は携帯端末にステレオビューアを装着したときの構成図を示す。
ステレオビューアは、アーム1、双眼レンズ2、仕切り板3、支持手段4から構成される。
アーム1と双眼レンズ2は第一回動軸5を有する第一ヒンジで結合され、アーム1と双眼レンズ2のなす第一角度は少なくとも0度から90度まで変化させることが可能である。
仕切り板3とアーム1は第二回動軸5を有する第二ヒンジで結合されている。アーム1と仕切り板3のなす第二角度は少なくとも、0度から90度まで変化させることが可能である。
図1(1)に示すように、この第二回動軸は第一ヒンジの中心、すなわち、双眼レンズの2つのレンズ間の中心線を通り第一回動軸に対してほぼ垂直であり、仕切り板をアーム面に対して垂直に立てたときに双眼レンズ2とアーム1が垂直になるように支えることができる。
支持手段4は第三回動軸7を有する第三ヒンジで結合され、アーム1と支持手段4のなす第三角度は0度以上に可変可能で、第一回動軸5と第三回動軸7はほぼ平行である。
図1(3)に示すように、支持手段4と仕切り板3の間に表示素子を挟む形でステレオビューアが携帯端末の筐体に固定される。
なお、本実施の形態1では、アーム1や支持手段4は板状であることを想定しているが、例えば棒状であっても構わない。折り畳んだときに薄型になるために板状形状が望ましい。
図2にはステレオビューアの着脱方法の詳細を説明するための断面構造図を示す。
図3(1)と(2)はステレオビューアの斜視構造図を示す。図3(3)はステレオビューアの平面図である。
図2(1)の折畳み状態から、支持手段4、仕切り板3、双眼レンズ2をアーム1に対して垂直に立てた状態が図2(2)である。
仕切り板3は双眼レンズ2に近い側面に第二辺13を有し、支持手段4に近い側面には第一辺12を有し、第一辺、第二辺どちらも第二回動軸6と垂直である。
双眼レンズ2が第二辺に接することによって、双眼レンズ2はアームに対して垂直に保持できる。
なお、ここでは双眼レンズ2とアーム1の角度を垂直にするために、仕切り板で支える構造にしているが、その他、仕切り板を用いずに第一ヒンジに角度を設定する手段を用いても構わない。
図2(3)に示すように、仕切り板3の第一辺と支持手段4の間に生じる隙間14に携帯端末筐体8を挟む。
図2(4)に示すように、仕切り板3の第二辺と表示素子面が接することによって、アーム1と表示素子11面が垂直に保持され、双眼レンズ2と表示素子11を特定の距離だけ離れて平行に配置することができる。
支持手段4の第三ヒンジ7には、図2(5)のように例えばバネ15が内蔵されており、支持手段4とアームのなす第三角度が0度に向かう方向に力が加わる構造となっている。従って、支持手段4の一部が筐体8の裏面に接して筐体を固定する機能を有する。
なお、ここでは第一辺と第二辺が第二回動軸6と垂直の場合を述べたが第一辺と第二辺が平行であれば、第一辺及び第二辺が第二回動軸とが完全に垂直である必要はない。しかし、垂直から大きくはずれると、ステレオビューアのアーム面が水平から傾き、携帯端末に安定して装着することが難しくなるので、第一辺と第二辺は第二回動軸6と垂直であることが望ましい。
なお、このように、本実施の形態で“垂直”と記載しているのは、ある部品間のなす角度が90度であることを意味するが、数度のずれがあっても構わない。
双眼レンズ2と表示素子11間の距離は、仕切り板3の第二回動軸方向の長さで決まる。双眼レンズの2つの凸レンズの焦点距離より少し小さい値に設定することでユーザはレンズを通して表示画面を拡大して見ることができる。
また、アーム1または仕切り板3の第二回動軸方向の長さが可変する機能を追加すると、ユーザの視力に応じて、双眼レンズ2と表示素子11の距離をユーザが自由に調整することも可能となるが、本実施の形態ではその具体的構造例についての説明は省略する。
図3(3)に示すように、アーム1と双眼レンズ2と結合する第一回動軸5と、アーム1と仕切り板3を結合する第二回動軸6は垂直で、仕切り板3を折り畳んだときに第二辺13は第一回動軸5と重なっている。これにより、仕切り板をアーム面に対して垂直に立てたときに双眼レンズ2とアーム1が垂直にすることができる。
仕切り板の第一辺12は第二回動軸6と垂直である。仕切り板を折り畳んだときに第一辺12は第三回動軸7と平行で第一辺12と第三回動軸7との間に隙間4が存在している。
双眼レンズ2を折り畳んだときに双眼レンズがアームからはみ出ないようにするために、アーム1の第一回動軸方向の長さA2は双眼レンズ長A3より小さい。
携帯端末に装着した状態では仕切り板3は表示素子の左右画面の境目に配置されることから、仕切り板3が立体表示の妨げになることがない。むしろ、仕切り板が存在することで左右画面を分離することができ、立体視しやすくなるというメリットを有している。
従って、仕切り板3の第一辺の長さA1は表示素子の左右画面の境界線と同等の長さを有していることが望ましい。但し、A1がA2/2を超えると、折り畳んだときに仕切り板がアーム幅A2からはみ出るため、仕切り板3の第一辺12の長さA1はアーム幅A2の半分よりも小さくすることが望ましい。
本構造により、携帯端末筐体の厚さが隙間4より小さければステレオビューアを容易に装着することが可能である。
図3(4)には、第四回動軸16をさらに有し、図3(1)のステレオビューアをさらにもう一回折り畳んだ構造例を示す。これにより小型になるため例えば図3(5)のように携帯端末筐体の裏面に固定することで、ステレオビューアの持ち運びが便利になる。固定には例えば磁石など用いるがその他の方法でも構わない。
図4には双眼レンズとしてフレネルレンズを用いたときの構成図を示す。フレネルレンズを用いることによって、例えばレンズ厚さを1mm程度以下に薄くすることができ、ステレオビューアが薄型化できる。
図4(2)に示すように、フレネルレンズが形成されているフレネルレンズ面17と平坦面18を有していて、フレネルレンズ面17は仕切り板3の側に面していることが望ましい。
図4(2)に示すように点線の光路は平坦面18とほぼ垂直に横切るため、レンズを通して見た画像が歪みにくくなるからである。
もし、フレネルレンズ面17を仕切り板3と反対側に配置すると、図4(3)のように、光路と平坦面18の角度が垂直でないため、屈折が起きて画像が歪む。
フレネルレンズ加工面17は傷がつきやすいことから、図4(4)に示すようにフレネルレンズ面17に透明板19を重ねることで傷がつくことを防止することができる。
透明板19の両面は反射防止膜があることが望ましい。透明板とフレネルレンズ加工面17の間は空気層が必要であり、図4(4)のように周囲を接着剤20などで固定することが望ましい。
さらに、フレネルレンズ2と表示素子面を傷つけないようにするために、図4(5)のように、仕切り板3の第一辺12と第二辺13に例えばゴムのような弾性材料21を設ける。これにより、仕切り板3がレンズや表示素子面の傷防止が可能である。また、仕切り板3がレンズ面及び表示素子面に対して滑ることを防止し、ステレオビューアの装着のずれを防止することもできる。
以上の構成により、折畳み可能で薄型で持ち運びやすいステレオビューアが実現できる。
(実施の形態2)
図5は本実施の形態2のステレオビューアの斜視構造図を示す。基本構造等については実施の形態1と同様であり、説明を省略する。
実施の形態1と異なる点は支持手段による固定方法である。
図5(1)に示すように、支持手段に2個以上のネジ穴23が空いていて、2つのネジ穴は仕切り板3を挟んで反対側に位置する。ネジ穴23に固定されたネジ22で筐体裏面を固定することが可能となる。
支持手段とアームの第三角度は90度以上にならないようにストッパ24を有している。なお、実施の形態1で必要だったバネ15は不要である。
なお、ネジの代わりにバネを用いても構わない。
また、支持手段と筐体裏面を固定するための固定手段には他にも考えられる。例えば、磁石を利用したり、支持手段の仕切り板側の面と筐体裏面にそれぞれ凹凸部分を設けて、凹部と凸部を勘合することで位置規制及び固定を行っても構わない。
(実施の形態3)
次に、実施の形態1よりも、さらに薄型化が可能な実施の形態3のステレオビューアについて説明する。
実施の形態1では、図3(1)のように折り畳むと仕切り板の厚さ分だけ厚くなる。さらに、図3(4)のように、さらに小さく折り畳もうとすると、仕切り板の厚さ二枚分だけ、分厚くなるとともに、仕切り板自体が邪魔で折り畳む機構が複雑化する課題を有していた。
図6に、本実施の形態3のステレオビューア構造を示す。アーム1、双眼レンズ2、仕切り板3、支持手段4は板状部品とする。
図6(1)は双眼レンズ2とアーム1のなす角度と、仕切り板3とアーム1のなす角度と、支持手段4とアーム1のなす角度が全て180度の場合の斜視図である。
アーム1は、双眼レンズの長辺に対して半分の長さの幅を持ち、第一ヒンジ5でアーム1と双眼レンズ2が結合している。仕切り板3はアームとほぼ同じ幅を持ち、アーム1と仕切り板3は第二ヒンジ6で結合されている。
実施の形態1と大きく異なる点は、アーム1の幅を双眼レンズの長辺の約半分にすることで、アーム1と仕切り板3が重ならない構造であることである。これにより、薄型化が可能となる。
さらに、双眼レンズ2の中心部分には窪み25を有している。仕切り板3の双眼レンズ2に近い一角には、突起26を有している。
図6(3)、(4)に示すように、アーム1に対して、双眼レンズ2と仕切り板3を第一ヒンジ5と第二ヒンジ6を中心に90度回転したのち、窪み25と突起を勘合することにより、双眼レンズ2と仕切り板3がアームに対して垂直に固定できる。
第一ヒンジ5と第二ヒンジ6に、複雑な固定機能が不要となる。
図7は、このステレオビューアを携帯端末装置8に固定したときの構造図を示す。
図8には、第一ヒンジ5、第二ヒンジ6、第三ヒンジ7の詳細構造を示す。
図8(2)は構成部品を分解した図である。
双眼レンズ2は、長手方向の第一辺26と第一辺26と平行で反対側にある第二辺27を有し、アーム1は、双眼レンズ2の第一辺26のほぼ半分の長さの第三辺28と第三辺28と垂直な第四辺29と第三辺28と平行でかつ第四辺29と垂直な第五辺30を有し、仕切り板3は、双眼レンズ2の第一辺26のほぼ半分の長さの第六辺31と、第六辺31と垂直な第七辺32と、第六辺31と平行でかつ第七辺32と垂直な第八辺33を有する。
第三辺28と第一辺26の片側半分が、第一回動軸5を有する第一ヒンジで結合され、第四辺29と第七辺32は、第二回動軸6を有する第二ヒンジで結合されている。支持手段4と第五辺30は第三回動軸7を有する第三ヒンジで結合されている。
各ヒンジとして例えば蝶番状の部品を採用すると、ヒンジの部分が厚くなるため、薄型化には適さない。そこで、図8(3)、(4)、(5)に示す固定方法を用いる。
双眼レンズ2、アーム1、仕切り板3、支持手段4の中の任意の2つを第一板状部品35、第二板状部品36とする。第一板状部品と第二板状部品を図8(3)のように各端辺が一致するように並べたのち、フレキシブルな固定用テープ部品37を下から固定することにより、板状部品の下面の端辺を回動軸として回転機能を簡易に実現することができる。
蝶番を必要としないため薄型化が可能である。
図8(1)はテープ部品が全て裏面に配置されたものとし、第一回動軸5、第二回動軸6、第三回動軸7は、裏面側の端辺にある。これにより、図6(3)のような折り曲げが可能となる。
図9は、ステレオビューアをさらに小型に折り畳むために、第四回動軸42を設けた構造を示す。
図9(1)に示すように、アーム1は第四回動軸42を境に第一アーム38と第二アーム39に分離したのち、第四回動軸42で結合する。
仕切り板3も第四回動軸42を境に第一仕切り板40と第二仕切り板41に分離したのち、第四回動軸42で結合する。
なお、第四回動軸42は表面側にある。これにより、図9(2)のように、第四回動軸42を中心に180度回転することにより、図6(2)よりも小型に折り畳むことが可能となる。
図10に携帯端末装置8に固定する方法の一例を示す。
携帯端末筐体の裏面(表示素子と反対側)には、図に示す固定部品43が固定されている。
図10に示すように、支持手段4の板をこの固定部品43の隙間に挟むことにより、ステレオビューアを簡単に固定することが可能である。
固定部品43は、携帯端末筐体から出っ張っているが、窪み構造を形成して支持手段4を固定する構造でも構わない。
また、磁石やバネやネジなどを利用して支持手段4を固定しても構わない。
本発明は例えば携帯端末装置用ステレオビューアとして有用であり、テレビ、携帯電話、携帯端末、カーナビゲーション、等々の様々な電子機器に利用可能である。
1 アーム
2 双眼レンズ
3 仕切り板
4 支持手段
5 第一ヒンジ(第一回動軸)
6 第二ヒンジ(第二回動軸)
7 第三ヒンジ(第三回動軸)
8 筐体
9 左画面
10 右画面
11 表示素子
12 第一辺
13 第二辺
14 隙間
15 バネ
16 第四ヒンジ(第四回動軸)
17 フレネルレンズ加工面
18 平坦面
19 透明板
20 接着剤
21 弾性材料
22 ネジ
23 ネジ穴
24 ストッパ
25 窪み
26 突起
27 第一辺
28 第二辺
29 第三辺
30 第四辺
31 第五辺
32 第六辺
33 第七辺
34 第八辺
35 第一板状部品
36 第二板状部品
37 結合テープ
38 第一のアーム
39 第二のアーム
40 第一の仕切り板
41 第二の仕切り板
42 第四回動軸
43 固定部品
44 写真
45 写真枠
46 凸レンズ
47 回動軸
48 棒状アーム
49 ネジ
A1 仕切り板の第一辺の長さ
A2 アームの第一回動軸方向の幅
A3 双眼レンズの第一回動軸方向の長さ
A4 アームの第二回動軸方向の長さ

Claims (21)

  1. ステレオ表示が可能な表示素子を有する表示装置に着脱可能なステレオビューアにおいて、
    二つの凸レンズを有する双眼レンズと、アームと、仕切り板と、支持手段を有し、
    前記アームと前記双眼レンズは、第一回動軸を有する第一ヒンジで結合され、前記アームと前記双眼レンズのなす第一角度の可変範囲は、少なくとも0度から略90度であり、
    前記仕切り板は、前記アームと第二回動軸を有する第二ヒンジで結合され、前記アームと前記仕切り板のなす第二角度の可変範囲は、少なくとも0度から略90度であり、
    前記第二回動軸は前記第一回動軸に対して垂直であり、
    前記第一回動軸と前記第二回動軸の交点が前記双眼レンズの2つの凹レンズ間のほぼ中心線上にあり、
    前記支持手段は、前記アームの前記双眼レンズと反対側の辺に配置され、前記支持手段と前記仕切り板の間に隙間を有し、
    前記仕切り板は、前記支持手段に近い辺を前記第二回動軸に垂直な第一辺とし、
    前記第二角度を略90度の状態にし、前記表示装置を前記第一辺と前記支持手段の間の前記隙間に挟むことにより固定する固定手段を有することを特徴とするステレオビューア。
  2. 前記アームと前記支持手段は、第三回動軸を有する第三ヒンジで結合され、前記アームと前記支持手段のなす第三角度は0度以上に可変可能で、
    前記第一回動軸と前記第三回動軸がほぼ平行であり、
    前記支持手段と前記アームとのなす第三角度が略90度以下の方向に力が加わるバネ手段を有することを特徴とする請求項1記載のステレオビューア。
  3. 前記支持手段が板状であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のステレオビューア。
  4. 前記仕切り板は、前記双眼レンズに近い側に、前記第二回動軸に垂直な第二辺を有し、前記第二角度が0度のときに前記第二辺は、前記第三回動軸とほぼ重なることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載のステレオビューア。
  5. 前記固定手段はネジ部品を有することを特徴とする請求項1から請求項4のいずれかに記載のステレオビューア。
  6. 前記支持手段の前記隙間側の側面に位置決め用の凹部または凸部を有することを特徴とする請求項1から請求項5のいずれかに記載のステレオビューア。
  7. 前記第一辺の側面に弾力性材料を有することを特徴とする請求項1または請求項6記載のステレオビューア。
  8. 前記第二辺の側面に弾力性材料を有することを特徴とする請求項1から請求項7のいずれかに記載のステレオビューア。
  9. 前記アームが板状構造であり、前記アームの前記第一回動軸方向の長さが前記双眼レンズの前記第一回動軸方向の長さと同等かまたはそれよりも長いことを特徴とする請求項1から請求項8のいずれかに記載のステレオビューア。
  10. 前記双眼レンズがフレネルレンズであることを特徴とする請求項1から請求項9のいずれかに記載のステレオビューア。
  11. 前記双眼レンズは、前記仕切り板が位置する側に前記フレネルレンズが形成されていることを特徴とする請求項1から請求項10のいずれかに記載のステレオビューア。
  12. 前記双眼レンズは、前記フレネルレンズが形成されている面に透明な保護板を有することを特徴とする請求項11に記載のステレオビューア。
  13. 前記双眼レンズは長手方向の第一辺と前記第一辺と平行で反対側にある第二辺を有し、
    前記アームは前記双眼レンズの第一辺のほぼ半分の長さの第三辺と前記第三辺と垂直な第四辺と前記第三辺と平行でかつ前記第四辺と垂直な第五辺を有し、
    前記仕切り板は前記双眼レンズの第一辺のほぼ半分の長さの第六辺と、前記第六辺と垂直な第七辺と、前記第六辺と平行でかつ前記第七辺と垂直な第八辺を有し
    前記第三辺と前記第一辺の半分は、前記第一回動軸を有する第一結合手段で結合され、
    前記第四辺と前記第七辺は、前記第二回動軸を有する第二結合手段で結合され、
    前記第五辺と前記支持手段は、前記第三回動軸を有する第三結合手段で結合され、
    前記アームと前記双眼レンズのなす角度を第一角度、前記アームと前記仕切り板のなす角度を第二角度、前記アームと前記支持手段のなす角度を第三角度とすると、
    前記第一角度が0度のときに前記双眼レンズのレンズ間中心がほぼ前記第二回動軸上にあり、
    前記第二角度が180度のときには、前記第三辺と第六辺が同一線上にあり、
    前記第二角度が180度のときに前記第八辺は、前記第三回動軸と平行に離れて配置されていることを特徴とする請求項1から請求項12のいずれかに記載のステレオビューア。
  14. 前記双眼レンズと前記仕切り板と前記アームと支持手段が板状構造部品であり、
    前記第一角度と前記第二角度と前記第三角度が全て180度のときに、前記双眼レンズと前記仕切り板と前記アームと支持手段がほぼ同一平面上に重ならずに配置され、
    前記第一結合手段と前記第二結合手段と前記第三結合手段は、前記板状構造部品をテープ状の結合手段で結合したことを特徴とする請求項1から請求項12のいずれかに記載のステレオビューア。
  15. 前記第一角度と前記第二角度と前記第三角度が全て180度として、前記双眼レンズと前記仕切り板と前記アームと支持手段がほぼ同一平面上に重ならずに配置されているときに、
    前記第一結合手段と前記第二結合手段と前記第三結合手段の回動軸が同一面側にあることを特徴とする請求項1から請求項14のいずれかに記載のステレオビューア。
  16. 前記双眼レンズの前記第二辺の中心部分に窪みがあり、前記仕切り板の第六辺の前記第二回動軸と反対側の端部に前記双眼レンズに近い側へはみ出す突起があり、前記第一角度と前記第二角度が90度のときに、前記窪みと前記突起が勘合することを特徴とする請求項1から請求項15のいずれかに記載のステレオビューア。
  17. 前記仕切り板と前記アームが第一回動軸に平行な1本の直線で二分割され、前記分割された前記仕切り板が第四回動軸で結合され、前記分割された前記アームが第五回動軸で結合されていることを特徴とする請求項1から請求項16のいずれかに記載のステレオビューア。
  18. 前記第一角度と前記第二角度と前記第三角度が全て180度として、前記双眼レンズと前記仕切り板と前記アームと支持手段がほぼ同一平面上に重ならずに配置されているときに、
    前記第一結合手段と前記第二結合手段と前記第三結合手段の回動軸が存在する面と反対面側に、前記第四回動軸と前記第五回動軸があり、前記第四回動軸と前記第五回動軸はテープ状の結合手段を有することを特徴とする請求項17に記載のステレオビューア。
  19. 請求項1から請求項18のいずれか1項に記載のステレオビューアを有する表示装置。
  20. 請求項1から請求項18のいずれか1項に記載のステレオビューアを固定するための、固定手段を有する表示装置。
  21. 前記ステレオビューアの前記第一角度と前記第二角度が0度になるように折り畳まれた状態で、前記表示装置に固定または収納できる手段を有する請求項19または請求項20に記載の表示装置。
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