JP2013187626A - 撮像装置 - Google Patents

撮像装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2013187626A
JP2013187626A JP2012049378A JP2012049378A JP2013187626A JP 2013187626 A JP2013187626 A JP 2013187626A JP 2012049378 A JP2012049378 A JP 2012049378A JP 2012049378 A JP2012049378 A JP 2012049378A JP 2013187626 A JP2013187626 A JP 2013187626A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
display
enlarged display
electronic zoom
enlarged
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2012049378A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5882794B2 (ja
Inventor
Kenji Miwa
憲治 三輪
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP2012049378A priority Critical patent/JP5882794B2/ja
Publication of JP2013187626A publication Critical patent/JP2013187626A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5882794B2 publication Critical patent/JP5882794B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Indication In Cameras, And Counting Of Exposures (AREA)
  • Studio Devices (AREA)

Abstract

【課題】 電子ズーム中に拡大表示を行うことが可能な撮像装置において、電子ズーム中でも拡大表示領域を示す。
【解決手段】 被写体像を光電変換することによって画像データを得る撮影素子と、拡大表示領域の設定および拡大表示の実行を指示する拡大表示指示手段と、電子ズームの実行を指示する電子ズーム指示手段と、電子ズーム表示画像と拡大表示領域を表示する画像表示手段28と、電子ズーム中に、拡大表示領域が電子ズーム表示範囲から外れる場合には、撮像素子により得られる撮像画面全体を縮小した小画面411と電子ズーム表示画像410を、合成する画像合成手段とを有し、画像表示手段は、小画面上に拡大表示領域412を重ねて表示する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、電子ズーム中に拡大表示を行うことが可能な撮像装置に関するものである。
撮像装置の一例である電子カメラは、撮像レンズを透過した光束を撮像素子で電気信号に変換し、更に撮像回路でデジタル画像信号に変換した後に、JPEGなどの圧縮技術により圧縮してメモリに記憶する。この様な電子カメラにおいて、レンズによる光学的なズーム機能の代わりとして、電子ズーム機能を有する電子カメラが存在する。電子ズーム機能は、画面の中心を無段階にズーム動作により拡大して表示を行うことができ、ズーム状態で撮影動作を行うと、TFTなどの表示機器に表示されている領域が記録される。電子カメラに装着しているレンズが単焦点レンズ、または、ズーム機能の付いているレンズであってもズーム倍率の低いレンズの場合には、この電子ズーム機能により高倍率なズームレンズを装着した時と同様なズーム効果を期待出来る。
また、画面内の任意の場所を拡大表示する、拡大表示機能を有する電子カメラも存在する。拡大表示機能では、電子ズームとは目的が異なり、画面内の任意の場所を指定して拡大することができ、ピントの確認などをすることが出来る。
しかし、拡大表示領域が画面の中心でない場合には、電子ズーム倍率を上げていくにつれて拡大表示領域が次第に画面外にはみ出てしまう。そのため、拡大表示領域の全体を確認出来ない状態になる、または、拡大表示領域の全体が画面外に出てしまい、拡大表示領域の画像を確認できない。
一方、例えば、特許文献1では電子ズーム中に、電子ズーム範囲外の情報を確認することが出来るように縮小画像を合成して表示する技術が開示されている。
特開平6−165012号公報
しかしながら、上述の特許文献1に開示された従来技術では、画像全体の縮小表示を合成して表示することは記述されているが、拡大表示領域が何処になるかを示す技術については記述されていない。
(発明の目的)
本発明の目的は、電子ズーム中に拡大表示を行うことが可能な撮像装置において、電子ズーム中でも拡大表示領域を示すことが可能な撮像装置を提供することである。
上記目的を達成するために、本発明の撮像装置は、被写体像を光電変換することによって画像データを得る撮影素子と、拡大表示領域の設定および拡大表示の実行を指示する拡大表示指示手段と、電子ズームの実行を指示する電子ズーム指示手段と、電子ズーム表示画像と前記拡大表示領域を表示する画像表示手段と、電子ズーム中に、前記拡大表示領域が電子ズーム表示範囲から外れる場合には、前記撮像素子により得られる撮像画面全体を縮小した小画面と前記電子ズーム表示画像を、合成する画像合成手段とを有し、前記画像表示手段が、前記小画面上に前記拡大表示領域を重ねて表示することを特徴とするものである。
本発明によれば、電子ズーム中に拡大表示を行うことが可能な撮像装置において、電子ズーム中でも拡大表示領域を示すことができる。
本発明の一実施例である撮像装置の構成を示すブロック図である。 実施例における電子ズーム中の拡大表示に係る状態を示す図である。 実施例の小画面生成を示すフローチャートである。 実施例の撮像素子の読み出し方法に応じた画像データ保存を示すフローチャートである。 電子ズーム画像表示を示す図である。
本発明を実施するための形態は、以下の実施例に記載される通りである。
図1は、本発明の一実施例である、画像処理機能を有する撮像装置の構成を示すブロック図である。本実施例においては、撮像装置としてレンズ交換可能な一眼レフタイプのデジタルスチルカメラを例に挙げて説明する。
図1に示すように、本実施例の撮像装置は、主にカメラ本体100と、交換レンズタイプのレンズユニット300とを備えて構成されている。
レンズユニット300において、310は複数のレンズから成る撮像レンズ、312は絞り、306はレンズユニット300をカメラ本体100と機械的に結合するレンズマウントである。レンズマウント306内には、レンズユニット300をカメラ本体100と電気的に接続する各種機能が含まれている。320は、レンズマウント306において、レンズユニット300をカメラ本体100と接続するためのインターフェース、322はレンズユニット300をカメラ本体100と電気的に接続するコネクタである。コネクタ322は、カメラ本体100とレンズユニット300との間で制御信号、状態信号、データ信号などを伝え合うと共に、各種電圧の電流を供給される機能も備えている。また、コネクタ322は電気通信のみならず、光通信、音声通信などを用いて通信を行う構成としてもよい。340は、測光制御部46からの測光情報に基づいて、後述するカメラ本体100のシャッタ12を制御するシャッタ制御部40と連携しながら、絞り312を制御する絞り制御部である。342は撮像レンズ310のフォーカシングを制御するフォーカス制御部、344は撮像レンズ310のズーミングを制御するズーム制御部である。
350はレンズユニット300全体を制御するレンズシステム制御回路である。レンズシステム制御回路350は、動作用の定数、変数、プログラムなどを記憶するメモリを備えている。更に、レンズユニット300固有の番号などの識別情報、管理情報、開放絞り値や最小絞り値、焦点距離などの機能情報、現在や過去の各設定値などを保持する不揮発性メモリも備えている。
次に、カメラ本体100の構成について説明する。
106はカメラ本体100とレンズユニット300を機械的に結合するレンズマウント、130はメインミラー、132はミラーで、撮像レンズ310に入射した光線を一眼レフ方式によって光学ファインダ104に導く。なお、メインミラー130はクイックリターンミラーの構成としても、ハーフミラーの構成としても、どちらでも構わない。12はフォーカルプレーン式のシャッタ、14はCCD、CMOSセンサ等からなり、被写体像を光電変換する撮像素子である。撮像素子14の前方には、不図示の光学ローパスフィルタ等の光学素子が配置されている。
撮像レンズ310に入射した光線は、一眼レフ方式によって光量制限手段である絞り312、レンズマウント306及び106、メインミラー130、シャッタ12を介して導かれ、光学像として撮像素子14上に結像される。
16は、撮像素子14から出力されるアナログ信号(出力信号)をデジタル信号に変換するA/D変換器である。18は、撮像素子14、A/D変換器16、D/A変換器26にそれぞれクロック信号や制御信号を供給するタイミング発生回路であり、メモリ制御回路22及びシステム制御回路50により制御される。
20は画像処理回路であり、A/D変換器16からのデータ或いはメモリ制御回路22からのデータに対して所定の画素補間処理や色変換処理を行う。また、画像処理回路20は、必要に応じて、A/D変換器16から出力される画像データを用いて所定の演算処理を行う。得られた演算結果に基づいてシステム制御回路50がシャッタ制御部40、焦点検出部42を制御するための、コントラスト方式のオートフォーカス(AF)処理、自動露出(AE)処理、フラッシュプリ発光(EF)処理を行うことができる。さらに、画像処理回路20は、A/D変換器16から出力される画像データを用いて所定の演算処理を行い、得られた演算結果に基づいてTTL方式のオートホワイトバランス(AWB)処理も行っている。
22はメモリ制御回路であり、A/D変換器16、タイミング発生回路18、画像処理回路20、画像表示メモリ24、D/A変換器26、メモリ30、圧縮伸長回路32を制御する。A/D変換器16から出力される画像データは、画像処理回路20、メモリ制御回路22を介して、或いはメモリ制御回路22のみを介して、画像表示メモリ24或いはメモリ30に書き込まれる。
24は画像表示メモリ、26はD/A変換器、28はTFT方式のLCD等から成る画像表示部であり、画像表示メモリ24に書き込まれた表示用の画像データはD/A変換器26を介して画像表示部28により表示される。画像表示部28を用いて、撮像した画像データを逐次表示することで、電子ビューファインダ(EVF)機能を実現することができる。また、画像表示部28は、システム制御回路50の指示により任意に表示をON/OFFすることが可能であり、表示をOFFにした場合にはカメラ本体100の電力消費を大幅に低減することができる。
30は撮影した静止画像あるいは動画像を格納するためのメモリであり、所定枚数の静止画像あるいは所定量の動画像を格納するのに十分な記憶容量を備えている。これにより、複数枚の静止画像を連続して撮影する連写撮影やパノラマ撮影の場合にも、高速かつ大量の画像書き込みをメモリ30に対して行うことが可能となる。また、動画撮影時には、所定レートで連続的に書き込まれる画像のフレームバッファとして使用される。さらに、メモリ30はシステム制御回路50の作業領域としても使用することが可能である。
31は複数の画像を合成して1枚の合成写真を作成する画像合成回路である。メモリ30に書き込まれている画像データを複数同時に読み込み、回路内で合成処理を実施し、作成された合成画像データはメモリ30、または画像表示メモリ24に書き込まれる。画像合成回路31としては、A/D変換器16によって変換されてメモリ制御回路22によって書き込まれた画像データや、画像処理回路20によって画像処理された画像データを合成する回路となる。
32は公知の圧縮方法を用いて画像データを圧縮伸長する圧縮伸長回路である。圧縮伸長回路32は、メモリ30に格納された画像を読み込んで圧縮処理或いは伸長処理を行い、処理を終えたデータを再びメモリ30に書き込む。また、動画像データを所定のフォーマットに圧縮符号化し、又は所定の圧縮符号化データから動画像信号を伸長する機能も有する。
40はシャッタ制御部であり、測光制御部46からの測光情報に基づいて絞り312を制御する絞り制御部340と連携しながらシャッタ12を制御する。42はAF(オートフォーカス)処理を行うための焦点検出部である。レンズユニット300内の撮像レンズ310に入射した光線を絞り312、レンズマウント306,106、メインミラー130及び焦点検出用サブミラー(不図示)を介して一眼レフ方式で入射させることにより、光学像として結像された画像の合焦状態を測定する。
46はAE(自動露出)処理を行うための測光制御部である。レンズユニット300内の撮像レンズ310に入射した光線を、絞り312、レンズマウント306,106、メインミラー130及び測光用サブミラー(図示せず)を介して一眼レフ方式で入射させることにより、光学像として結像された画像の露出状態を測定する。
また、焦点検出部42による測定結果と、A/D変換器16からの画像データを画像処理回路20によって演算した演算結果とを用いて、AF制御を行うようにしてもよい。さらに、測光制御部46による測定結果と、A/D変換器16からの画像データを画像処理回路20によって演算した演算結果とを用いて露出制御を行うようにしてもよい。
50はカメラ本体100全体を制御するシステム制御回路であり、周知のCPUなどを内蔵する。52はシステム制御回路50の動作用の定数、変数、プログラム等を記憶するメモリである。
54はシステム制御回路50でのプログラムの実行に応じて、文字、画像、音声などを用いて動作状態やメッセージなどを外部に通知するための報知部である。報知部54としては、例えばLCDやLEDなどによる視覚的な表示を行う表示部や音声による通知を行う発音素子などが用いられるが、報知部54はこれらのうち1つ以上の組み合わせにより構成される。特に、表示部の場合には、カメラ本体100の操作部70の近辺の、視認しやすい、単数あるいは複数箇所に設置される。また、報知部54は、その一部の機能が光学ファインダ104内に設置されている。
報知部54の表示内容の内、LCDなどの画像表示部28に表示するものとしては以下のものがある。単写/連写撮影表示、セルフタイマー表示、撮影モードに関する表示などがある。
また、報知部54の表示内容のうち、光学ファインダ104内に表示するものとしては、例えば、合焦表示などがある。
56は後述するプログラムなどが格納された電気的に消去・記録可能な不揮発性メモリであり、例えばEEPROM等が用いられる。
60,62,64,70は、システム制御回路50の各種の動作指示を入力するための操作手段であり、スイッチやダイアル、タッチパネル、視線検知によるポインティング、音声認識装置等の単数或いは複数の組み合わせで構成される。
ここで、これらの操作手段の具体的な説明を行う。
60はモードダイアルスイッチで、自動撮影モード、プログラム撮影モード、シャッタ速度優先撮影モード、絞り優先撮影モード、マニュアル撮影モード、焦点深度優先(デプス)撮影モード等の各機能撮影モードを切り替え設定することができる。他に、ポートレート撮影モード、風景撮影モード、接写撮影モード、スポーツ撮影モード、夜景撮影モード、パノラマ撮影モードなどの各機能撮影モードを切り替え設定することもできる。
62はシャッタスイッチSW1で、不図示のシャッタボタンの操作途中(例えば半押し)でONとなり、AF処理、AE処理、AWB処理、EF処理等の動作開始を指示する。
64はシャッタスイッチSW2で、不図示のシャッタボタンの操作完了(例えば全押し)でONとなり、露光処理、現像処理、及び記録処理からなる一連の処理の動作開始を指示する。まず、露光処理では、撮像素子14から読み出した信号をA/D変換器16、メモリ制御回路22を介してメモリ30に書き込み、更に、画像処理回路20やメモリ制御回路22での演算を用いた現像処理が行われる。更に、記録処理では、メモリ30から画像データを読み出し、圧縮伸長回路32で圧縮を行い、記録媒体200に書き込む。
70は各種ボタンやタッチパネルなどから成る操作部である。一例として、ライブビュー開始/停止ボタン、動画記録開始/停止ボタン、電子ズーム+(プラス)ボタン、電子ズーム−(マイナス)ボタン、ライブビュー拡大+(プラス)ボタン、ライブビュー拡大−(マイナス)ボタンなどを含む。更に、本発明に係る拡大表示指示ボタン(拡大表示指示手段)、電子ズーム指示ボタン(電子ズーム指示手段)を含む。
また、画像表示部28のON/OFFを設定する画像表示ON/OFFスイッチ、撮影直後に撮影した画像データを自動再生するクイックレビュー機能を設定するクイックレビューON/OFFスイッチがある。また、JPEG圧縮の圧縮率を選択するため、あるいは撮像素子の信号をそのままデジタル化して記録媒体に記録するRAWモードを選択するためのスイッチである圧縮モードスイッチがある。また、ワンショットAFモードとサーボAFモードとを設定可能なAFモード設定スイッチなどがある。ワンショットAFモードでは、シャッタスイッチSW1(62)を押した際にオートフォーカス動作を開始し、一旦合焦した場合、その合焦状態を保ち続ける。サーボAFモードでは、シャッタスイッチSW1(62)を押している間、連続してオートフォーカス動作を続ける。
80は電源制御部で、電池検出回路、DC−DCコンバータ、通電するブロックを切り替えるスイッチ回路等により構成されている。電源制御部80は、電池の装着の有無、電池の種類、電池残量の検出を行い、検出結果及びシステム制御回路50の指示に基づいてDC−DCコンバータを制御し、必要な電圧を必要な期間、記録媒体を含む各部へ供給する。
82,84はコネクタ、86はアルカリ電池やリチウム電池等の一次電池、NiCd電池やNiMH電池、Li‐ion電池、Liポリマー電池等の二次電池、ACアダプター等からなる電源部である。
90はメモリカードやハードディスク等の記録媒体やPC(パーソナルコンピュータ)とのインターフェース、92はメモリカードやハードディスク等の記録媒体やPCと接続を行うコネクタである。98はコネクタ92に記録媒体200が装着されているか否かを検知する記録媒体着脱検知回路である。
104は光学ファインダであり、撮像レンズ310に入射した光線を、一眼レフ方式によって、絞り312、レンズマウント306,106、メインミラー130、ミラー132を介して導き、光学像として結像させて表示することができる。これにより、画像表示部28による電子ファインダ機能を使用すること無しに、光学ファインダのみを用いて撮影を行うことが可能である。また、光学ファインダ104内には、報知部54の一部の機能、例えば、合焦状態、手振れ警告、フラッシュ充電、シャッタ速度、絞り値、露出補正などが表示される。
120はレンズマウント106内でカメラ本体100をレンズユニット300と接続するためのインターフェースである。
122はカメラ本体100をレンズユニット300と電気的に接続するコネクタである。また、レンズマウント106及びコネクタ122にレンズユニット300が装着されているか否かは、不図示のレンズ着脱検知部により検知される。コネクタ122はカメラ本体100とレンズユニット300との間で制御信号、状態信号、データ信号などを伝え合うと共に、各種電圧の電流を供給する機能も備えている。
また、コネクタ122は電気通信だけでなく、光通信、音声通信により通信を行う構成としてもよい。
200はメモリカードやハードディスク等の記録媒体である。この記録媒体200は、半導体メモリや磁気ディスク等から構成される記録部202、カメラ本体100とのインターフェース204、カメラ本体100と接続を行うコネクタ206を備えている。
最初に、上記構成を有する撮像装置において、ライブビュー表示を画像表示部28に表示した状態について説明する。図2(A)は画像表示部28にライブビュー表示がされた状態を表した図である。撮像素子14によって撮像された画像が画像処理回路20によって画像処理されて、画像表示メモリ24に蓄積される。画像表示メモリ24に蓄積された画像はD/A変換器26によって変換されて画像表示部28に表示される。画像表示部28には、画像表示の他に拡大表示指示ボタンの操作により拡大表示を指示した時に拡大される領域を示す矩形の拡大表示領域枠400が表示される。この拡大表示領域を示す拡大表示領域枠400は、操作部70に備わる十字キーや回転ダイアルスイッチなどの操作部材により、上下左右方向に移動させて拡大表示領域を設定することが可能である。これにより、画面内の任意の位置を拡大表示させることが可能である。
図2(A)の状態から、操作部70に備わる拡大表示指示ボタン(拡大表示指示手段)により拡大表示を開始させると、図2(C)の表示状態になる。図2(A)に表示されている拡大表示領域枠400内の画像が画像表示部28に表示された状態である。撮像素子14の駆動方法は、図2(A)と図2(C)とでは異なる場合がある。図2(A)では撮像素子14で得られる画像全体を表示出来るように、撮像素子14全体から画像データを読み出す駆動方法を採用する。ただし、全画素を読み出したのでは、データ量が多すぎて読み出しにも時間がかかってしまい、滑らかな動きを表現できるライブビューが実現できないので、データを間引いて読み出す場合や、撮像素子14内でデータを加算平均するなどしてデータ量を削減するなどして読み出す場合もある。図2(C)では、拡大表示でのピント確認などの用途のため、高精細な表示が必要となる。このために、撮像素子14の駆動方法は、撮像素子14の一部だけを読み出し、読み出した画像データは高精細でありながら、読み出し時間を必要最低限となるように部分読み出しを行う。
次に、図2(A)の状態から、電子ズーム機能により拡大する場合について説明する。図2(A)の状態から、操作部70に備わる電子ズーム指示ボタン(電子ズーム指示手段)によりズーム指示をすると、レンズの光軸中心でズーム表示を開始する。この時の電子ズーム表示は、撮像素子14から読み出された画像データの中心部分のみを用いて、画像処理回路20により画像表示メモリ24に蓄積する画像サイズへ拡大処理または縮小処理することで電子ズーム表示を実現している。この処理を図示したものが図5である。501は撮像素子14から読み出された電子ズーム表示画像である。低倍率で電子ズームする場合は、倍率に合わせた画像処理領域503を処理して電子ズーム表示画像501を得ることで電子ズーム表示を可能にする。高倍率の場合には、画像処理領域503よりも狭く、高倍率に合わせた画像処理領域504を処理して電子ズーム表示画像502を得ることで電子ズーム表示を可能にする。
電子ズーム倍率を上げていき、拡大表示領域が電子ズーム表示範囲からはみ出す場合の処理について説明する。電子ズーム倍率を上げていくと、図5の503から504に画像処理領域が狭くなっていく。これにより、拡大表示領域枠400で示される拡大表示領域が電子ズームの画像処理領域に対して外にはみ出してしまう場合がある。この場合、画像表示部28では拡大表示領域を確認することが出来なくなってしまうので、撮像画面全体に対する拡大表示領域を確認するための小画面411を作成して、画像表示部28に表示することで拡大表示領域を確認出来るようにする。図2(B)が小画面411により拡大表示領域枠412を画像表示部28に表示した状態を表している。
図2(B)の小画面411の作成に関わるフローチャートを図3に示す。S101において、電子ズーム表示画像410を作成する。この画像は図5を用いて上述したように、撮像素子14からの画像データの中央の一部分を画像処理回路20によって画像処理することによって、画像表示部28に表示する画像を生成する処理である。ここで生成された画像データは一旦メモリ30に保持される。次にS102において、拡大表示領域枠400で示される拡大表示領域が電子ズームによる電子ズーム表示範囲から外れるかを判定する。電子ズーム表示範囲外にあると判断された場合には、S103に状態は移る。S103では撮像画面全体に対する拡大表示領域を示すために撮像画面全体を縮小した小画面411を作成する状態である。この小画面411は撮像素子14から出力される画像データ全体を表示する必要があるため、図5における全領域500が画像処理対象となる領域となる。画像処理回路20によって処理された小画面用画像データは一旦メモリ30に保持される。次に、S104において、小画面用画像に拡大される領域を示す拡大表示領域枠412を描画する。この小画面411と、小画面411の上での拡大表示領域枠412によって、電子ズームによる電子ズーム表示範囲外に拡大される領域があっても、拡大表示領域を確認することが可能となる。次に、S105によって、生成した電子ズーム表示画像410と小画面411を合成する状態である。メモリ30にそれぞれ保持されている電子ズーム表示画像410と小画面411を読み出し、画像合成回路31によって電子ズーム表示画像と小画面411を合成した画像を生成し、画像表示メモリ24に保持する。これにより図2(B)に示す画像の状態になったので、D/A変換器26によって変換されて画像表示部28によって表示されることになる。
S102にて拡大表示領域が電子ズーム表示範囲内であると判断された場合には、S106に状態は移る。S106では電子ズーム表示画像に拡大表示領域枠400を描画する。
次に、電子ズーム倍率が非常に高くなり、撮像素子14の駆動方法が切り替わる場合について説明する。電子ズーム倍率が高くなるにつれ、電子ズーム表示画像を生成する為の画像処理領域が次第に狭くなってくる。画像処理領域が狭くなってくると、その後に画像表示メモリ24に蓄積する画像サイズへの拡大処理での拡大倍率が大きくなり、その結果、表示品質が低下してしまう。このような状況を回避するために、撮像素子14の駆動方法を切り替えて、撮像素子14の一部だけを読み出し、読み出した画像データは高精細でありながら、読み出し時間を必要最低限となるように部分読み出しを行う。この場合、図5の全領域500の画像を取得出来ないため、このままでは小画面411を作成出来なくなってしまう。これを解決するために、撮像素子14の駆動状態の切り替わりで小画面411を生成する画像データの更新を停止する。
図4を用いて、小画面411を生成する画像データについて説明する。まず、S201で撮像素子14の駆動方法の判定を行う。駆動方法が部分読み出し方法ではない場合、S202に遷移する。S202では、撮像素子14から読み出された全画素画像データをメモリ30に保存する処理である。このメモリ30に保持された画像データを用いて、図3のS103における小画面411を生成する。駆動方法の判定は、撮像素子14から画像データを読み出す度に行う。または、駆動方法を切り替える時に判定しておいてもよい。メモリ30への画像データの読み出しは、撮像素子14からの画像データ読み出し毎に行われるので、小画面411の画像も更新されることになる。
S201において、撮像素子14の駆動方法が部分読み出しであると判定された場合には、撮像素子14から読み出された画像データをメモリ30には保持しない。つまり、全画素読み出しでの最後の画像データ(部分読み出しに切り替わる前に保存しておいた撮像画面全体の読み出しデータ)がメモリ30に残っており、部分読み出しでの画像データで置き換えることが無いようにする。これにより、小画面411が必要となったと判断された時でも、全画素読み出しでの最後の画像データがメモリ30に残っており、小画面411を作成することが可能となる。
以上により、電子ズーム中に拡大表示を行うことが可能な撮像装置において、電子ズーム中でも拡大表示範囲を示すことが可能となる。
以上、本発明の好ましい実施例について説明したが、本発明はこの実施例に限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。
14 撮像素子
20 画像処理回路
28 画像表示部
31 画像合成回路
70 操作部
344 ズーム制御部
400 拡大表示領域枠
410 電子ズーム表示画像
411 小画面
412 小画面上の拡大表示領域枠

Claims (2)

  1. 被写体像を光電変換することによって画像データを得る撮影素子と、
    拡大表示領域の設定および拡大表示の実行を指示する拡大表示指示手段と、
    電子ズームの実行を指示する電子ズーム指示手段と、
    電子ズーム表示画像と前記拡大表示領域を表示する画像表示手段と、
    電子ズーム中に、前記拡大表示領域が電子ズーム表示範囲から外れる場合には、前記撮像素子により得られる撮像画面全体を縮小した小画面と前記電子ズーム表示画像を、合成する画像合成手段とを有し、
    前記画像表示手段は、前記小画面上に前記拡大表示領域を重ねて表示することを特徴とする撮像装置。
  2. 前記小画面を生成するときに、前記撮影素子の駆動方法が部分読み出し方式である場合には、部分読み出し駆動に切り替わる前に保存しておいた前記撮像画面全体の読み出しデータから前記小画面を生成することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
JP2012049378A 2012-03-06 2012-03-06 撮像装置 Expired - Fee Related JP5882794B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012049378A JP5882794B2 (ja) 2012-03-06 2012-03-06 撮像装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012049378A JP5882794B2 (ja) 2012-03-06 2012-03-06 撮像装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2013187626A true JP2013187626A (ja) 2013-09-19
JP5882794B2 JP5882794B2 (ja) 2016-03-09

Family

ID=49388726

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012049378A Expired - Fee Related JP5882794B2 (ja) 2012-03-06 2012-03-06 撮像装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5882794B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2023501663A (ja) * 2019-11-15 2023-01-18 華為技術有限公司 撮影方法および電子デバイス

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009017124A (ja) * 2007-07-03 2009-01-22 Canon Inc 撮像装置及びその制御方法
JP2009177345A (ja) * 2008-01-22 2009-08-06 Canon Inc 撮像装置
JP2010279022A (ja) * 2009-04-30 2010-12-09 Sanyo Electric Co Ltd 撮像装置
JP2011101429A (ja) * 2011-02-04 2011-05-19 Casio Computer Co Ltd 撮像装置及びそのプログラム

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009017124A (ja) * 2007-07-03 2009-01-22 Canon Inc 撮像装置及びその制御方法
JP2009177345A (ja) * 2008-01-22 2009-08-06 Canon Inc 撮像装置
JP2010279022A (ja) * 2009-04-30 2010-12-09 Sanyo Electric Co Ltd 撮像装置
JP2011101429A (ja) * 2011-02-04 2011-05-19 Casio Computer Co Ltd 撮像装置及びそのプログラム

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2023501663A (ja) * 2019-11-15 2023-01-18 華為技術有限公司 撮影方法および電子デバイス
US11831977B2 (en) 2019-11-15 2023-11-28 Huawei Technologies Co., Ltd. Photographing and processing method and electronic device

Also Published As

Publication number Publication date
JP5882794B2 (ja) 2016-03-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4989385B2 (ja) 撮像装置及びその制御方法及びプログラム
JP5276308B2 (ja) 撮像装置およびその制御方法
US8427556B2 (en) Image pickup apparatus with controlling of setting of position of cropping area
JP5100410B2 (ja) 撮像装置及びその制御方法
JP2006054698A (ja) 手振れ補正機能を有する撮像装置
JP2010183564A (ja) 画像記録装置及びその制御方法、プログラム
JP5094665B2 (ja) 撮像装置及びその制御方法及びプログラム
JP5882794B2 (ja) 撮像装置
JP6611566B2 (ja) 撮像装置、撮像装置の制御方法及びプログラム
JP2015080152A (ja) 撮像装置、その制御方法及びプログラム
JP2020043398A (ja) 撮像装置及びその制御方法、プログラム、記憶媒体
JP2009302778A (ja) 撮像装置及びその制御方法
US11196921B2 (en) Image capturing apparatus, control method for the same, and storage medium
JP2016208206A (ja) 記録装置
JP2012156886A (ja) 撮像装置
JP4682104B2 (ja) 撮像装置
JP2016208207A (ja) 撮像装置
JP2006203665A (ja) 撮像装置及び方法、並びに記録媒体及びプログラム
JP2014206592A (ja) 撮像装置、その制御方法及びプログラム
JP2015171115A (ja) 撮像装置
JP2012119806A (ja) 撮像装置
JP2020088600A (ja) 撮像素子、撮像装置、制御方法、並びにプログラム
JP2014075729A (ja) 画像処理装置及び画像処理方法
JP2014052449A (ja) 画像出力装置
JP2007215107A (ja) 撮像装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20150209

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20150825

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20151023

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20151117

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20151208

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20160105

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20160204

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 5882794

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees