JP2013186634A - 情報処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】主基板2を交換する際に識別情報や起動時に必要な設定情報を引き継ぐ作業を短時間で行うことができるようにする。
【解決手段】本発明の情報処理装置1aは、CPU3を搭載する主基板2と、主基板2に着脱可能に装着されるメザニンボード4であって、自情報処理装置の識別情報と、主基板2が起動する際に使用する所定の設定情報とを記憶する不揮発メモリ51を搭載したものを備える。
【選択図】図2

Description

本発明は、サーバ、PC(パーソナルコンピュータ)などとして用いて好適な情報処理装置に関する。
特許文献1には、基板交換時に、所定の設定情報を交換後の基板に引き継ぐための技術の一例が記載されている。特許文献1に記載されているファクシミリ装置では、オプションボード上に着脱自在に不揮発メモリを搭載している。この不揮発メモリには、ファクシミリ装置の内部設定や短縮ダイヤルなどの設定データが一時的に格納される。そして、オプションボードを交換する際に不揮発メモリを用いて設定データの引き継ぎが行われる。
ところで、サーバやPCなど情報処理装置の主基板(マザーボードなどとも呼ばれる)には、様々な固有情報が予め設定されている。固有情報としては、例えば、情報処理装置のシリアル情報や主基板のシリアル情報などの識別情報や、主基板に半田付けして搭載されているLAN(Local Area Network)接続装置のMAC(Media Access Control)アドレスなどの識別情報がある。これらの識別情報は、製造段階で、例えば主基板上の所定の不揮発メモリなどに格納されている。
また、情報処理装置が起動する際に実行されるプログラムが使用する所定の設定情報は、主基板上の所定の不揮発メモリに記憶される。ここで、情報処理装置が起動する際に実行されるプログラムは、例えばBIOS(Basic Input/Output System)である。BIOSは、基本的な入出力を行う複数のプログラムの集まりであり、所定の不揮発メモリに格納されている主基板や周辺装置に関する設定情報を用いて実行される。
また、主基板には、マネージメントコントローラが搭載されている場合がある。マネージメントコントローラは、主基板に搭載されている主CPU(中央処理装置)とは独立して動作するCPUを用いて動作する装置である。このマネージメントコントローラは、例えば、主CPUや周辺装置の動作を監視したり、所定の通信装置を介して監視情報を外部のサーバに通報したり、主基板上の各装置を外部のサーバなどによって遠隔操作させたりする。マネージメントコントローラは、ユーザによって設定された、通報設定情報、顧客情報などのコンフィグ設定情報を用いて動作する。これらのコンフィグ設定情報は、例えば、主基板上の所定の不揮発メモリに格納されている、
上記のようなサーバやPCなどの情報処理装置において主基板を交換した場合、新たな主基板の不揮発メモリに格納されているシリアル情報やMACアドレスといった識別情報は、交換前のものとは異なることになる。また、新しい主基板ではBIOSの設定情報、マネージメントコントローラの通報設定情報、顧客情報などのコンフィグ設定情報は、初期設定となっている。したがって、新たな主基板に対して、交換前の主基板に格納されていたこれらの設定情報を引き継ぐ作業が必要となる。
特開2001−345993号公報
サーバやPCなど情報処理装置において主基板を交換する場合、交換前の主基板から情報を引き継ぐときには、例えば引き継ぐ情報をソフト的に外部記憶装置(あるいは外部記憶媒体)にバックアップしておき、主基板の交換後、バックアップしていた情報を書き戻すという作業が実施される。しかしながら、書き戻しの作業に時間がかかるため、交換の際の作業時間が長くなるという課題があった。
また、ソフト的に読み出しができないようなデータ領域のバックアップはできない。そのため、主基板交換時には、このような領域に記載されているデータを使用するプログラムに対して設定作業が行うことが必要となる。すなわち、OS(Operating System)やアプリケーションプログラムなどの設定を、作業者が手作業で変更する必要があった。このような場合には、作業時間が長くなってしまうという課題があった。
一方、特許文献1に記載されている構成では、オプションボード上に着脱自在に装着されている不揮発メモリを用いることで、一定の設定データを引き継ぐことは可能である。しかし、特許文献1の構成は、オプションボード交換時におけるデータの引き継ぎを対象としたものであって、主基板の識別情報や主基板で起動時に使用する情報を引き継ぐことを想定したものではない。
本発明の目的は、上述した主基板を交換する際に作業に時間が掛かってしまうという課題を解決することができる情報処理装置を提供することにある。
本発明の情報処理装置は、中央処理装置を搭載する主基板と、前記主基板に着脱可能に装着されるメザニンボードであって、自情報処理装置の識別情報と、前記主基板が起動する際に使用する所定の設定情報とを記憶する不揮発記憶手段を搭載したものとを備えることを特徴とする。
本発明によれば、メザニンボードを載せ替えることで識別情報や起動時に必要な設定情報を引き継ぐことができ、短時間で保守作業を行うことができる。
本発明の一実施形態としての情報処理装置の基本的な構成例を示すブロック図である。 本発明の一実施形態としての情報処理装置の構成例を示すブロック図である。 図2の不揮発メモリ51の記憶内容の一例を示す図である。 図2の情報処理装置1aの動作例を示すフローチャートである。 本発明の一実施形態としての情報処理装置の他の構成例を示すブロック図である。
以下、図面を参照して本発明による情報処理装置の実施の形態について説明する。図1は、本発明の一実施形態としての情報処理装置の基本的な構成例を示すブロック図である。図1の情報処理装置1は、例えばサーバ、PC等のコンピュータなどを構成する。この場合、情報処理装置1は、主基板2を備えている。そして、主基板2は、中央処理装置3と、メザニンボード4とを備えている。中央処理装置3は、主基板2上に例えば所定のソケットを介して着脱自在に搭載されている。ただし、ソケットを用いることに代えて、中央処理装置3は、例えば、半田付けによって主基板2上の所定の通電パターンに接着されていてもよい。
メザニンボード4は、主基板2上に例えば所定のコネクタを介して着脱可能に装着されている。メザニンボード4は、主基板2よりも小型の拡張基板である。メザニンボード4は、例えば半田付けによって接着することで不揮発記憶手段5を搭載している。不揮発記憶手段5は、情報処理装置1の識別情報6と、主基板2が起動する際に使用する所定の設定情報7とを記憶している。
以上の構成によれば、着脱可能に主基板2に装着されるメザニンボード4に搭載されている不揮発記憶手段5に、情報処理装置1の識別情報6と、主基板2が起動する際に使用される所定の設定情報7とが記憶される。主基板2を交換した際に、メザニンボード4を交換後の主基板2に載せ替えることで識別情報6や起動時に必要な設定情報7を引き継ぐことができ、短時間で作業を行うことができる。
次に、図2〜図4を参照して、本発明による情報処理装置の他の実施形態について説明する。図2は、本発明の一実施形態としての情報処理装置の構成例を示すブロック図である。図2において、図1に示したものと同一の構成には同一の符号を用いている。
図2の情報処理装置1aは、例えば、サーバ、PC等のコンピュータなどを構成する。図2の情報処理装置1aは、主基板2と、補助記憶装置8とを備えている。主基板2は、CPU3と、メザニンカード4とを搭載している。主基板2は、さらに、主記憶装置21、不揮発メモリ22、不揮発メモリ23、入出力インターフェース24、バス25及び不揮発メモリ26を備えている。主基板2は、さらに、マネージメントコントローラ27、ネットワークコントローラ28、バス29及びコネクタ41を備えている。
補助記憶装置8は、ハードディスクドライブ、SSD(Solid State Drive)などから構成され、OS81、アプリケーションプログラム82や、各種データを記憶する。
主記憶装置21は、RAM(Random Access Memory)などからなる記憶装置であり、CPU3がOS81やアプリケーションプログラム82を実行する際にワーキングエリアなどとして使用される。
不揮発メモリ22は、フラッシュメモリなどから構成され、BIOS(すなわちBIOSプログラム)を記憶する。情報処理装置1aの起動時にはCPU3によって不揮発メモリ22に格納されているBIOSプログラムが実行され、各部の初期化などが行われ、例えばOSの実行環境が用意される。BIOSプログラムは、BIOSプログラム自身の(すなわち自プログラム群の)バージョンや作成日時などを表す情報を含んでいる。この不揮発メモリ22に格納されているBIOSプログラムは、フィールドにおいてバージョンアップされることがある。
不揮発メモリ23は、不揮発メモリ22に格納されているBIOSプログラムを実行する際に用いられるBIOS設定情報を記憶する不揮発メモリである。BIOS設定情報は、CPU3、主記憶装置21、補助記憶装置8などの主基板2上又は主基板2に接続されるハードウェアの動作設定のための情報などを含んでいる。不揮発メモリ23は、例えばCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)によって構成されたSRAM(Static RAM)を用いて記憶回路を構成する。そして、所定のバッテリーで記憶内容を保持する不揮発メモリである。不揮発メモリ23は、OS実行前にBIOSプログラムに含まれる設定用のプログラムを実行したり、OS上で所定のアプリケーションプログラムを実行したりすることで、書き換えることができる。
入出力インターフェース24は、バス25と補助記憶装置8などとの間でデータを入出力際に信号の入出力を制御する。
バス25は、アドレス、データ、バス制御用の信号、割り込み信号等を各部の間で入出力するための信号線群である。なお、図2では、CPU3がバス25を介して直接、不揮発メモリ22、23及び26、マネージメントコントローラ27、ネットワークコントローラ28等に接続されているが、他に信号の入出力を仲介する装置を介在させることもできる。
不揮発メモリ26は、情報処理装置1aの識別情報や主基板2の識別情報、すなわち、情報処理装置1aのシリアル情報や主基板2のシリアル情報等を記憶する不揮発メモリである。情報処理装置1aのシリアル情報や主基板2のシリアル情報は、例えばメーカの製造段階で、各情報処理装置1aや主基板2に固有の情報として不揮発メモリ26内に書き込まれている。
マネージメントコントローラ27は、内部に、CPU、揮発及び不揮発メモリ等を備え、不揮発メモリに格納されている所定のプログラムを実行することで、CPU3等の主基板2の各部の動作や処理内容等を監視する。また、マネージメントコントローラ27は、ネットワークカード28又は他の図示していないマネージメントコントローラ27専用の通信装置を介して外部のネットワークに接続し、所定のサーバとの間で通信を行う。マネージメントコントローラ27は、その所定のサーバへ監視結果を通報したり、サーバからの遠隔指示を受信して主基板2上の各部の制御を行ったりする。なお、マネージメントコントローラ27は、例えば、図示していない内部の不揮発メモリに、顧客名称、顧客電話番号、ネットワークカード28等に割り当てられているIP(Internet Protocol)アドレスなどを格納している。これらの情報は、情報処理装置1aの納入時や納入後に適宜、登録や変更される。マネージメントコントローラ27は、これらの情報を参照して、外部のサーバと所定の情報を送受信する。
また、マネージメントコントローラ27は、メザニンカード4に搭載されている不揮発メモリ51へのデータの書き込み、及び不揮発メモリ51からのデータの読み出しを行う。また、不揮発メモリ51の記憶内容に基づいて、不揮発メモリ22、23、26等の記憶内容を更新する処理を行う。
図3は、不揮発メモリ51に格納される情報の一例を示している。なお、不揮発メモリ51は、例えば、シリアルEEPROM(Electrically Erasable Programmable Read−Only Memory)、フラッシュメモリ等から構成される。本実施形態では、マネージコントローラ27やネットワークカード28によってデータの読み出しや書き込みが行われる。ただし、CPU3から直接アクセスできるようにしてもよい。
図3に示したように、不揮発メモリ51には、情報処理装置1aのシリアル情報511、主基板2のシリアル情報512が格納される。情報処理装置1aのシリアル情報511及び主基板2のシリアル情報512は、情報処理装置1aの識別情報及び主基板2の識別情報である。情報処理装置1aのシリアル情報511及び主基板2のシリアル情報512は、通常(すなわち主基板2等が正常動作している場合)、不揮発メモリ26に格納される情報と同じものとなる。
さらに、不揮発メモリ51には、さらに、BIOSバーション513、BIOS設定情報514、BIOSプログラム515、顧客名称516、顧客電話番号517及びIPアドレス518が格納される。BIOSバーション513とBIOSプログラム515は、不揮発メモリ22に記憶されているBIOSのバージョンを表す情報とBIOSプログラムそのものである。上述したように、BIOSプログラムは出荷後にバージョンアップされることがあるが、交換後の主基板2の不揮発メモリ22内のBIOSプログラムのバーションが常に交換前のもより新しいものであるとは限らない。そのため、交換前の主基板2のBIOSプログラムのバージョンの方が新しい場合には、交換後の主基板2のBIOSプログラムのバージョンを、BIOSプログラム515を用いてバージョンアップできるようにしている。そのため、不揮発メモリ51には、BIOSプログラム511としてBIOSプログラム全体を保存している。
BIOS設定情報514は、不揮発メモリ23に格納されているBIOS設定情報を記憶する。主基板2の交換時に、BIOS設定情報514を不揮発メモリ23に書き込むことで、交換前の情報を引き継ぐことができる。ただし、本実施形態では、バージョンが新しい場合、BIOSプログラムは、古いバージョン用の設定情報を利用することができるようになっているものとする。
顧客名称516、顧客電話番号517及びIPアドレス518は、マネージメントコントローラ27内部の図示していない不揮発メモリに格納されている顧客名称、顧客電話番号及びIPアドレスと通常時には同一の情報となる。
上記のBIOSバージョン513〜IPアドレス518は、使用状況に応じて変化する設定情報である。
そして、MACアドレス519は、ネットワークカード28に対して識別情報として予め設定されているMACアドレスと同一の情報が格納される。
一方、図2のネットワークコントローラ28は、有線や無線の所定のLANに接続するための通信装置である。ネットワークコントローラ28は、CPU3やマネージメントコントローラ27の制御の下、CPU3やマネージメントコントローラ27と外部のサーバ等との間で通信を行う。ネットワークコントローラ28は、また、内部に図示していない不揮発メモリを有し、ネットワークコントローラ28に対して予め設定されているMACアドレスを表す情報などを記憶している。
また、ネットワークコントローラ28は、メザニンカード4上の不揮発メモリ51に対してデータを書き込んだり、不揮発メモリ51からデータを読み出したりする機能を有している。ネットワークコントローラ28は、内部の不揮発メモリに格納されているMACアドレスを、不揮発メモリ51にMACアドレス519として書き込んだり、不揮発メモリ51に格納されているMACアドレス519を読み出して、内部の不揮発メモリに格納されているMACアドレスを表す情報を、上書きしたりする。
また、メザニンカード4は、不揮発メモリ51を搭載した拡張基板であり、コネクタ41を介して主基板2に装着される。不揮発性メモリ51は、コネクタ41を介してバス29で、マネージメントコントローラ27とネットワークコントローラ28とに接続される。
次に、図4を参照して、情報処理装置1aにおける主基板2の交換時の処理について説明する。なお、図4の処理は、情報処理装置1aの起動時に、マネージメントコントローラ27によって制御される処理とそれに続いてネットワークコントローラ28によって制御される処理との流れを示している。なお、不揮発メモリ51には、図3を参照して説明した各情報511〜519が、交換前の主基板2に格納されている各情報と一致するようにすでに格納されているものとする。この図4の処理は、情報処理装置1aの起動時に、CPU3がBIOSプログラムを実行する前に実行される。
ステップS11では、マネージメントコントローラ27が、不揮発メモリ26に登録されている情報処理装置のシリアル情報及び主基板のシリアル情報が、不揮発メモリ51に格納されている情報処理装置のシリアル情報511及び主基板のシリアル情報512と一致しているか否かを判定する。
主基板2が交換された場合、ステップS11の判定結果はNOとなるので、不揮発メモリ51に格納されている情報で、主基板2上の所定の情報を書き換える処理が行われる(ステップS12)。すなわち、ステップS12で、マネージメントコントローラ27は、不揮発メモリ51内の情報処理装置のシリアル情報511及び主基板のシリアル情報512で、新しい主基板2の不揮発メモリ26内の情報処理装置のシリアル情報及び主基板のシリアル情報を上書きする。これによって、新しい主基板2の不揮発メモリ26内の情報処理装置のシリアル情報及び主基板のシリアル情報が、交換前の各シリアル情報に書き換えられる。さらに、ステップS12で、マネージメントコントローラ27は、不揮発メモリ51内のBIOS設定情報514で、新しい主基板2の不揮発メモリ23内のBIOS設定情報を上書きする。これによって、新しい主基板2の不揮発メモリ23内のBIOS設定情報が、交換前のBIOS設定情報に書き換えられる。
さらに、ステップS12で、マネージメントコントローラ27は、不揮発メモリ51内の顧客名称516、顧客電話番号517及びIPアドレス518で、新しい主基板2のマネージメントコントローラ27内の図示していない不揮発メモリ内の対応する情報を上書きする。これによって、新しい主基板2のマネージメントコントローラ27内の設定情報が、交換前の各設定情報に書き換えられる。
さらに、ステップS12において、マネージメントコントローラ27は、必要に応じてBIOSプログラムの引き継ぎ処理を行う。すなわち、マネージメントコントローラ27は、不揮発メモリ51内のBIOSバージョン513と、不揮発メモリ22に格納されているBIOSバージョンとを比較する。そして、不揮発メモリ22に格納されているBIOSバージョンの方が古い場合、不揮発メモリ22の上書き処理を行う。つまり、マネージメントコントローラ27は、不揮発メモリ51内のBIOSプログラム515で、不揮発メモリ22内のBIOSプログラムを上書きする。これによって、BIOSのバージョンをより新しいものとすることができる。
一方、主基板2が交換されていない場合、ステップS11の判定結果はYESとなるので、マネージメントコントローラ27は、不揮発メモリ51に格納されている設定情報と、主基板2上の各情報とが一致しているか否かを判定する(ステップS13)。すなわち、ステップS13では、マネージメントコントローラ27が、不揮発メモリ51内のBIOSバージョン513と不揮発メモリ22内のBIOSバージョンとを比較する。ステップS13では、また、マネージメントコントローラ27が、不揮発メモリ51内のBIOS設定情報514と不揮発メモリ23内のBIOS設定情報とを比較する。ステップS13では、さらに、マネージメントコントローラ27が、不揮発メモリ51内の顧客情報516、顧客電話番号517及びIPアドレス518とマネージメントコントローラ27内の図示していない不揮発メモリ内のそれらに対応する情報とを比較する。そして、不揮発メモリ51内の各情報513、514及び516〜518と、不揮発性メモリ22、23又はマネージメントコントローラ27内の不揮発性メモリ内の情報とのいずれかに不一致があった場合、マネージメントコントローラ27は一致していなかったと判定する(ステップS13でNO)。
ステップS13でNOとなった場合、マネージメントコントローラ27は一致していなかった情報について、不揮発性メモリ22、23又はマネージメントコントローラ27内の不揮発性メモリ内の情報で、不揮発メモリ51内の各情報513〜518を上書きし、不揮発メモリ51内の設定情報を更新する(ステップS14)。ここで、不揮発メモリ51内の情報が最新のものに更新される。
そして、ステップS12で所定の識別情報と、設定情報の全部又は一部を不揮発メモリ51から新しい主基板2へ移行させるか、ステップS14で主基板2上の設定情報の全部又は一部を不揮発メモリ51に上書きするか、あるいは、主基板2上の識別情報及び設定情報が不揮発メモリ51内の対応する情報と一致していた場合(ステップS13でYESの場合)、マネージメントコントローラ27からネットワークコントローラ28へ処理の主体が交代する。
次に、ネットワークコントローラ28が、ネットワークコントローラ28内の図示していない不揮発メモリ内の識別情報であるMACアドレスと、不揮発メモリ51内の識別情報であるMACアドレス519とを比較する(ステップS21)。ここで、主基板2が交換された場合には、ステップS21の判定結果はNOとなるので、ネットワークコントローラ28内の図示していない不揮発メモリ内のMACアドレスを、不揮発メモリ51に格納されているMACアドレス519で書き換える処理が行われる(ステップS22)。ここで、MACアドレスが交換前のものに書き換えられる。
次に、ステップS22でMACアドレスの引き継ぎ処理が行われるか、ステップS21でYESとなった場合には、ネットワークコントローラ28がCPU3を呼び出し、CPU3によって不揮発メモリ22に格納されている所定のBIOSプログラムが実行される(ステップS23)。以後、CPU3によって、所定のBIOSプログラムが実行され、続いて所定のOS81が実行される。
以上のようにして、主基板2が交換された場合、情報処理装置1aの起動時に、メザニンカード4の不揮発メモリ51に格納されていた交換前の情報を用いて、主基板2の識別情報や設定情報が変更され、識別情報と設定情報の引き継ぎが行われる。また、情報処理装置1aを起動する度に、不揮発メモリ51内の情報が必要に応じて更新される。
次に、図5を参照して、図2を参照して説明した実施形態の変形例について説明する。図5は、本発明の一実施形態としての情報処理装置の構成例を示すブロック図である。図5において、図2に示したものと同一の構成には同一の符号を用いている。
図5の情報処理装置1bは、例えば、サーバ、PC等のコンピュータなどを構成する。図5の情報処理装置1bは、図2に示した情報処理装置1aと比較して、次の2点が異なっている。なお、図5の主基板2bが、図2の主基板2aに対応する構成である。すなわち、図2のメザニンカード4に対応する図5のメザニンカード4bは、第1不揮発メモリ51aと第2不揮発メモリ51bを備えている。次に、第1不揮発メモリ51aは、バス29aを介してマネージメントコントローラ27に接続されている。また、第2不揮発メモリ51bは、バス29bを介してネットワークコントローラ28に接続されている。この構成では、第2不揮発メモリ51bに図3のMACアドレス519が記憶される。そして、第1不揮発メモリ51bに図3の各情報511〜518が記憶される。図5の情報処理装置1bでは、マネージメントコントローラ27とネットワークコントローラ28との間のメザニンカード4bへのアクセスをより自由度を有して行うことができる。
なお、本発明の実施の形態は、上記に限られず、例えば図5の構成でメザニンカード4bを不揮発メモリに対応して2枚としたり、図3の不揮発メモリ51に記憶する識別情報と設定情報の項目を増やしたり、減らしたり、あるいは、図3の不揮発メモリ51にOS81やアプリケーションプログラム82が使用するデータやプログラムを記憶するようにしたり、といった変更を適宜行うことができる。
また、上記実施形態では、主基板2上に複数の不揮発メモリ(不揮発メモリ22、23、26やマネージメントコントローラ27内やネットワークコントローラ28内の図示していない不揮発メモリ)と、メザニンカード4上の不揮発メモリ51とで、同一の情報を記憶するようにしている。しかし、例えば、主基板2上に複数の不揮発メモリの全部又は一部を省略することができる。この場合、CPU3やマネージメントコントローラ27又はネットワークコントローラ28が不揮発メモリ51内に識別情報や設定情報を直接記憶するようにする。
上記の実施形態の一部又は全部は、以下の付記のようにも記載されうるが、以下には限られない。
(付記1)中央処理装置を搭載する主基板と、
前記主基板に着脱可能に装着されるメザニンボードであって、自情報処理装置の識別情報と、前記主基板が起動する際に使用する所定の設定情報とを記憶する不揮発記憶手段を搭載したものと
を備えることを特徴とする情報処理装置。
(付記2)前記主基板上にはネットワーク接続機器が接着されていて、
前記不揮発記憶手段が、前記ネットワーク接続機器の識別情報をさらに記憶するものである
ことを特徴とする付記1に記載の情報処理装置。
(付記3)前記不揮発記憶手段が、前記中央処理装置の動作を監視するマネージメントコントローラによって情報が読み書きされる不揮発記憶装置を含むものである
ことを特徴とする付記1又は2に記載の情報処理装置。
(付記4)前記不揮発記憶手段が、前記ネットワーク接続機器によって情報が読み書きされる不揮発記憶装置を含むものである
ことを特徴とする付記1から3のいずれか1つに記載の情報処理装置。
1、1a、1b 情報処理装置
2、2b 主基板
3 中央処理装置(CPU)
4、4b メザニンカード
5 不揮発記憶手段
51 不揮発メモリ
51a 第1不揮発メモリ
51b 第2不揮発メモリ
27 マネージメントコントローラ
28 ネットワークコントローラ

Claims (4)

  1. 中央処理装置を搭載する主基板と、
    前記主基板に着脱可能に装着されるメザニンボードであって、自情報処理装置の識別情報と、前記主基板が起動する際に使用する所定の設定情報とを記憶する不揮発記憶手段を搭載したものと
    を備えることを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記主基板上にはネットワーク接続機器が接着されていて、
    前記不揮発記憶手段が、前記ネットワーク接続機器の識別情報をさらに記憶するものである
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記不揮発記憶手段が、前記中央処理装置の動作を監視するマネージメントコントローラによって情報が読み書きされる不揮発記憶装置を含むものである
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の情報処理装置。
  4. 前記不揮発記憶手段が、前記ネットワーク接続機器によって情報が読み書きされる不揮発記憶装置を含むものである
    ことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の情報処理装置。
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