JP2013186218A - 光ファイバケーブル及びその製造方法 - Google Patents

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貴朗 福手
Naoki Okada
直樹 岡田
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Abstract

【課題】ケーブルに曲げが加わった際にも浸水検知用光ファイバ心線に圧縮歪み及び引張歪みが作用し難く且つ過余長が加わることのない光ファイバケーブルを提供する。
【解決手段】複数本の光ファイバユニット2と、浸水検知用光ファイバ心線3と、緩衝体4とを、2本の抗張力体5、6を備えたパイプ状の外被7でその内部に収納した光ファイバケーブル1。浸水検知用光ファイバ心線3は、ケーブル長手方向に撚りが施されることなくケーブル長手方向に縦添えされると共に、光ファイバユニット2で囲まれた中心位置O且つケーブル曲げの中立線N上の位置に配置される。
【選択図】図2

Description

本発明は、浸水検知用光ファイバ心線を有した光ファイバケーブル及びその製造方法に関する。
例えば、特許文献1及び2には、スロットレス構造の光ファイバケーブルが開示されている。この光ファイバケーブルでは、光ファイバ単心線を糸状繊維でバンドル化してユニットを構成し、それら複数のユニットを一方向撚り又は撚り方向が右左と周期的に変わるSZ撚りで寄り合わせた構造となっている。撚りを施すのは、ケーブルが曲げられた際に、曲げの内側と外側に位置する光ファイバに作用する圧縮力又は引張力の歪みを緩和するためである。
ところで、光ファイバケーブルを地下に施設した場合、ケーブル途中の何れかの部位で浸水しているか否かを検出する必要がある。検出部位は、ケーブル接続部を検知場所としている。前記スロットレス構造の光ファイバケーブルにおいては、ケーブル接続部での浸水を検知するために、1本又は2本の浸水検知用光ファイバ心線をケーブル内に配置する必要がある。
浸水検知モジュールは、吸水膨張剤、可動体、曲げ付与部材等の各部材から構成されており、ケーブル接続部に浸水が発生すると、吸水膨張剤が水を含んで膨張して可動体を押し上げ、これにより光ファイバに一定以上の曲げが与えられた曲げ付与部で曲げ損失が発生する。この曲げ損失を検出することで、浸水の発生位置及び浸水位置を検知することができる。このことから、一般的に浸水検知用光ファイバ心線には、曲げ損失特性の比較的大きい(光ファイバを曲げた時に、損失増加が発生し易い)光ファイバが使用されることが多い。一方、浸水検知用以外の通信用光ファイバ心線には、曲げ損失の小さいファイバを用いることで伝送特性の安定化が可能である。
特開2003−302559号公報 特開2003−302560号公報
本願出願人は、SZ方向撚りで浸水検知用光ファイバ心線を実装し試作を行ったところ、浸水検知光ファイバにおいて伝送損失の増加が確認された。これは、規定の心線撚り角度を得るために光ファイバユニットを通過させた分線盤を回転させる必要があるが、光ファイバのねじり剛性等によりSZ方向撚りが緩んでしまうため、緩み分を加えた回転角度で分線盤を回転させる必要がある。
しかし、光ファイバの余長率は、分線盤を回転させた分だけ入ってしまう。その過余長分によって、ケーブルを曲げた際や、温度変化によるケーブル収縮があると光ファイバに微小な曲りが発生し、曲げ損失特性の大きい光ファイバでは損失増加が発生してしまうと考えられる。
そこで、本発明は、ケーブルに曲げが加わった際にも浸水検知用光ファイバ心線に圧縮歪み及び引張歪みが作用し難く且つ過余長が加わることのない光ファイバケーブル及びその製造方法を提供することを目的とする。
第1の発明は、複数本の光ファイバユニットと、浸水検知用光ファイバ心線と、緩衝体とを、2本の抗張力体を180°対向の位置に備えたパイプ状の外被でその内部に収納して被覆した光ファイバケーブルにおいて、前記光ファイバユニットは、複数本の光ファイバ心線を集合してケーブル長手方向に撚りが施された構成であり、前記浸水検知用光ファイバ心線は、ケーブル長手方向に撚りが施されることなくケーブル長手方向に縦添えされると共に、前記光ファイバユニットで囲まれた中心位置に配置されたことを特徴としている。
第2発明は、複数本の光ファイバ心線を集合して形成した光ファイバユニットの複数本をケーブル長手方向に撚る工程と、前記光ファイバユニットの複数本を、これら光ファイバユニットで囲まれた中心位置に撚りを施していない浸水検知用光ファイバ心線を配置させて集合する工程と、集合した前記光ファイバユニット群の外周囲を取り囲むようにして緩衝体をケーブル長手方向に縦添えする工程と、2本の抗張力体を180°対向位置にセットして前記緩衝体が縦添えされた前記光ファイバユニット群の外周にパイプ状の外被を押し出し成形する工程と、を備えたことを特徴としている。
本発明によれば、複数本の光ファイバユニットで囲まれた中心位置に浸水検知用光ファイバ心線が配置されているので、ケーブルに曲げが加わった際にも、浸水検知用光ファイバ心線はケーブル曲げの中立線近傍に位置することから、この浸水検知用光ファイバ心線には圧縮歪み及び引張歪みが大幅に低減される。また、本発明によれば、浸水検知用光ファイバ心線には撚りが施されていないため、過余長が加わることがない。これにより、ケーブルを曲げた際にも、浸水検知用光ファイバ心線に掛かる歪みを無くすことができ、且つ、ケーブルを曲げたり、温度変化によりケーブルが収縮した場合にも、安定した伝送特性を得ることが出来る。
図1は本実施形態の光ファイバケーブルの断面図である。 図2は図1に示す光ファイバユニットの浸水検知用光ファイバ心線がケーブル中心に配置されたことを示す図である。 図3は光ファイバユニットの一例を示す側面図である。 図4は図3に示す光ファイバユニットの拡大断面図である。 図5は図4に示す光ファイバユニットを構成する光ファイバ心線の拡大断面図である。 図6は図4で使用した結束部材の拡大断面図である。 図7は本実施形態の光ファイバケーブルの製造工程を簡略化して示す製造工程図である。 図8は、試作に使用した浸水検知用光ファイバ心線と浸水検知用以外の通信用として低曲げ損失光ファイバ心線の曲げ損失特性を示す図である。 図9は、線A、Bの光ファイバケーブルに収納されている通信用光ファイバ心線の温度特性結果を示す図である。 図10は、線A、Bの光ファイバケーブルに収納されている浸水検知用光ファイバ心線の温度特性結果を示す図である。
以下、本発明を適用した具体的な実施形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
本実施形態の光ファイバケーブル1は、図1及び図2に示すように、複数本の光ファイバユニット2と、浸水検知用光ファイバ心線3と、緩衝体4と、2本の抗張力体5、6を備えたパイプ状の外被7でその内部に収納して被覆した構造である。
光ファイバユニット2は、図3〜図5に示すように、複数本の光ファイバ心線8を少なくとも2本以上の結束部材9(9A、9B)で束ねることで各光ファイバ心線8がばらけないように1束化した構造となっている。
光ファイバ心線8は、例えば図5に示すように、中心に設けられる石英ガラスファイバ10と、その石英ガラスファイバ10の周囲に紫外線硬化型樹脂及び着色層を被覆して形成される着色光ファイバ素線11及び着色補強層12からなる。この例では、図5に示す構造の光ファイバ心線を例に挙げたが、着色光ファイバ素線や着色光ファイバ素線を複数本並べて紫外線硬化型樹脂で一括被覆した光ファイバテープ心線、互いに隣接する光ファイバ素線間を間欠的に固定した光ファイバテープ心線も、本発明の光ファイバ心線に含むとする。
前記結束部材9は、図6に示すように、中心部に設けられる融点の高い高融点材料からなるコア部9aと、このコア部9aを覆って設けられ前記高融点材料よりも融点が低い低融点材料からなる外被部9bとを有した二重構造とされている。かかる結束部材9は、加熱されることで接着性を発現するが、加熱されない状態では接着性は発現されない特性を有している。前記結束部材9には、前記構造のものの他に、一般的な糸状部材を使用することもできる。
前記結束部材9は、図4では2本用いられており、複数本纏めた光ファイバ心線8の周囲に互いに巻き付け方向を逆向きとして螺旋状にその長手方向に沿って所定ピッチPで巻き付けられている。例えば、一方の結束部材9Aは、円形状となるように纏めた8本の光ファイバ心線8の心線束8Aに対して時計回り方向に巻き付けて螺旋状となるようにその長手方向に沿って巻いてある。これに対して、他方の結束部材9Bは、一方の結束部材9Aの巻き付け方向とは逆向きである反時計回り方向に巻き付けて螺旋状となるようにその長手方向に沿って巻いてある。これら2本の結束部材9A、9Bの巻き付け方向を互いに逆向きとして心線束8Aに巻き付けることで、図3に示すように、互いの結束部材9A、9Bが交差する交点部分Tが光ファイバ心線2の長手方向に複数形成される。
また、結束部材9A、9Bは、複数本の光ファイバ心線8を束ねた光ファイバユニット2の複数個を同一のケーブル内に収納した場合に、複数あるうちのどの光ファイバユニットに属するものであるかを識別するために着色されている。例えば、同一のケーブルに5本の光ファイバユニット2が収納されている光ファイバケーブルでは、ある一つの光ファイバユニット2の結束部材9の色を黄色、他の光ファイバユニット2の結束部材9の色を青色、緑色、赤色、青紫色として、これら色の違いにより5本の光ファイバユニット2を識別する。
2本の結束部材9A、9Bの交点Tは、この結束部材9A、9Bが加熱されることにより発現する接着性により、当該結束部材9A、9B同士が接着されている。これらの接合強度は、中間分岐作業時において複数本あるうちの特定の光ファイバ心線8を取り出す際に、結束部材9A、9Bを切断することなく接着部を手で外して取り出し部位を広げることが可能となる程度とされる。
前記5本の光ファイバユニット2は、何れもケーブル長手方向に沿って一方向に撚りが施されているか、或いは左右交互に周期的に撚りが施されている(これをSZ撚りという)。また、これら5本の光ファイバユニット2は、ケーブル中心に集合されている。この実施形態では、光ファイバユニット2の数を5つとしているが、これに限定される必要はない。
浸水検知用光ファイバ心線3は、施設された光ファイバケーブル1の何れかの部位で浸水が生じているか否かとその浸水位置とを検知するためのものである。かかる浸水検知用光ファイバ心線3は、ケーブル内に設けられた図示を省略する浸水検知モジュールにより前記浸水検知用光ファイバ心線3に一定以上の曲げが与えられることで発生する曲げ損失を検出して浸水の発生及びその浸水位置が特定される。浸水検知モジュールは、吸水膨張剤、可動体、曲げ付与部から構成され、ケーブル接続部に浸水が発生すると、吸水膨張剤が水を含んで膨張し可動体を押し上げる。これにより、浸水検知用光ファイバ心線3に、曲げが与えられてその曲げ付与部で曲げ損失が発生する。
前記浸水検知用光ファイバ心線3は、ケーブル長手方向に撚りが施されることなくケーブル長手方向に縦添えされている。この実施形態では、2本の浸水検知用光ファイバ心線3をケーブル長手方向に縦添えしている。また、浸水検知用光ファイバ心線3は、光ファイバユニット2で囲まれた中心位置に配置される。
ケーブル曲げの中立線Nは、図2に示すように、ケーブル中心位置Oを通り、外被7に埋め込まれた2本の抗張力体5、6を結ぶ線である。2本の浸水検知用光ファイバ心線3は、何れも2本の抗張力体5、6の外周を結んだ2本の直線(中立線Nと平行な2本の直線)L1、L2で囲まれた領域内に設けられている。前記2本の直線L1、L2で囲まれた領域に浸水検知用光ファイバ心線3が設けられることが最も好ましいが、光ファイバユニット2で囲まれた領域にあれば若干この範囲から飛び出していてもよい。
緩衝体4は、ケーブル中心に配置した2本の浸水検知用光ファイバ心線3を中心にその周囲を取り囲むように集合した光ファイバユニット群の外周囲を取り囲むようにしてケーブル長手方向に縦添えされている。この緩衝体4は、例えばPPヤーン等の繊維状プラスチックからなり、前記浸水検知用光ファイバ心線3及び光ファイバユニット群に対するケーブル外からの外力を緩和する緩衝材として機能する。
抗張力体5、6は、例えば鋼線やFRP等の断面円形状をなすケーブルとして形成され、外被7に埋め込まれている。本実施形態では、ケーブル中心位置Oを通る直線上の相対向するそれぞれの外被7に埋め込まれるようにしてケーブル長手方向に沿って2本の抗張力体5、6が配置されている。
外被7は、例えばポリエチレン等により内部を中空としたパイプ状として形成され、その内部に集合した光ファイバユニット2、浸水検知用光ファイバ心線3、緩衝体4を収納している。
以上のように構成された光ファイバケーブル1によれば、複数本の光ファイバユニット2で囲まれた中心位置に浸水検知用光ファイバ心線3が配置されているので、ケーブルに曲げが加わった際にも、浸水検知用光ファイバ心線3はケーブル曲げの中立線N上あるいはその近傍に位置することから、この浸水検知用光ファイバ心線3には圧縮歪み及び引張歪みが大幅に低減される。また、この光ファイバケーブル1によれば、浸水検知用光ファイバ心線3には撚りが施されていないため、過余長が加わることがない。これにより、曲げ損失特性の大きい浸水検知用光ファイバ心線3では、伝送特性の損失増加を抑制し、安定した伝送特性を得ることができる。
次に、本実施形態の光ファイバケーブル1の製造方法について説明する。図7は光ファイバケーブルの製造工程を簡略化して示す製造工程図である。
複数本の光ファイバ心線8を集合し、これに結束部材9を巻き付けてなる光ファイバユニット2の複数本をケーブル長手方向に撚る。光ファイバユニット2を撚るには、分線盤13を使用する。分線盤13は、円周方向に適宜間隔に開口された貫通孔を複数有し、それらの貫通孔に各光ファイバユニット2を通すようになっている。各光ファイバユニット2は、各光ファイバユニット2の送り出しと分線盤13が回転することで一方向に撚られることになる。光ファイバユニット2をSZ方向に撚るには、光ファイバユニット2の送り出しは回転せず、分線盤13をS方向(時計回り)とZ方向(反時計方向)を交互に反転させる。
光ファイバユニット2で囲まれた中心位置に浸水検知用光ファイバ心線3を配置させてリング形状をなす第1集合部材14を通過せる。第1集合部材14を通過させることで、浸水検知用光ファイバ心線3を中心としてその周囲に光ファイバユニット2が取り囲むようになる。なお、浸水検知用光ファイバ心線3は、分線盤13の中心に開口した孔に接触することなくそのまま通過し、回転する分線盤13によって撚られることが無いようにされている。
次に、緩衝体縦添え工程を行う。具体的には、集合した光ファイバユニット群15に緩衝体4を縦添えさせ、これらをリング形状をなす第2集合部材16を通過させる。これにより、集合した光ファイバユニット群15の外周囲が緩衝体4によって取り囲まれる。
そして最後に、外被押し出し成形工程を行う。具体的には、2本の抗張力体5、6を結ぶ線上に浸水検知用光ファイバ心線3を、ほぼ180°対向位置に配置されるように、前記抗張力体5、6をセットして前記緩衝体4が縦添えされた光ファイバユニット群15の外周にパイプ状の外被7を押し出し成形する。外被7を被覆するには、光ファイバユニット群15を通過させる孔を有した被覆装置17を使用する。これらの工程を順次行うことで、図1に示した光ファイバケーブル1が製造される。
本発明の効果を確認するため、浸水検知用光ファイバ心線をユニット化しSZ方向撚りを実施したもの(比較例:線Bの光ファイバケーブル)と、浸水検知用光ファイバ心線を光ファイバユニットとは独立させ各光ファイバユニットの中心に撚りを加えない形で縦添えさせた光ファイバケーブル(本発明:線Aの光ファイバケーブル)を試作し、損失温度特性を評価した。試作ケーブルは、石英ガラスファイバに紫外線硬化型樹脂及び着色層を被覆した着色光ファイバ素線に着色補強層を被覆して外径0.5mmの光ファイバ心線、抗張力体としてφ0.7mmの鋼線、外被に直鎖状低密度ポリエチレン(L-LDPE)、緩衝層にポリプロピレン(PP)と繊維状体(PPヤーン)を用いた。図8に、試作に使用した浸水検知用光ファイバ心線と浸水検知用以外の通信用として低曲げ損失光ファイバ心線の曲げ損失特性を示す。図9は、線A、Bの光ファイバケーブルに収納されている通信用光ファイバ心線の温度特性結果である。図10は、線A、Bの光ファイバケーブルに収納されている浸水検知用光ファイバ心線の温度特性結果である。
浸水検知用以外の通信用光ファイバ心線の損失温度特性は、図9に示すように、損失増加がなく良好な特性となっている。浸水検知用光ファイバ心線の温度特性を図10に示すと、浸水検知用光ファイバ心線をSZ方向に撚った光ファイバケーブルの伝送損失(線Bを参照)は、最大値で0.42dB/Kmを示したのに対して、浸水検知用光ファイバ心線を各光ファイバユニットの中心に撚りを加えない形で縦添えした光ファイバケーブルの伝送損失(線Aを参照)は、最大値で0.19dB/Kmと良好な結果が得られた。
本発明は、浸水検知用光ファイバ心線を有した光ファイバケーブルに利用することができる。
1…光ファイバケーブル
2…光ファイバユニット
3…浸水検知用光ファイバ心線
4…緩衝体
5、6…抗張力体
7…外被
8…光ファイバ心線
9…結束部材

Claims (2)

  1. 複数本の光ファイバユニットと、浸水検知用光ファイバ心線と、緩衝体とを、2本の抗張力体を180°対向の位置に備えたパイプ状の外被でその内部に収納して被覆した光ファイバケーブルにおいて、
    前記光ファイバユニットは、複数本の光ファイバ心線を集合してケーブル長手方向に撚りが施された構成であり、
    前記浸水検知用光ファイバ心線は、ケーブル長手方向に撚りが施されることなくケーブル長手方向に縦添えされると共に、前記光ファイバユニットで囲まれた中心位置に配置された
    ことを特徴とする光ファイバケーブル。
  2. 複数本の光ファイバ心線を集合して形成した光ファイバユニットの複数本をケーブル長手方向に撚る工程と、
    前記光ファイバユニットの複数本を、これら光ファイバユニットで囲まれた中心位置に撚りを施していない浸水検知用光ファイバ心線を配置させて集合する工程と、
    集合した前記光ファイバユニット群の外周囲を取り囲むようにして緩衝体をケーブル長手方向に縦添えする工程と、
    2本の抗張力体を180°対向位置にセットして前記緩衝体が縦添えされた前記光ファイバユニット群の外周にパイプ状の外被を押し出し成形する工程と、を備えた
    ことを特徴とする光ファイバケーブルの製造方法。
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