JP2013181001A - ヒアルロン酸組成物、およびこれを含む皮膚外用剤 - Google Patents

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晶範 黒川
Mariko Oe
眞理子 大江
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Abstract

【課題】
本発明は、皮膚について高い保湿効果を有し、かつ皮膚の水分量を高めることが可能なヒアルロン酸組成物、およびこれを含む皮膚外用剤である。
【解決手段】
平均分子量が100,000以下の低分子ヒアルロン酸および/またはその塩とカチオン化ヒアルロン酸および/またはその塩の含有割合が質量比で5:95〜80:20になるように含有する酸組成物であって、前記低分子ヒアルロン酸および/またはその塩と前記カチオン化ヒアルロン酸および/またはその塩をヒアルロン酸換算で合計1質量%となるように調製した前記ヒアルロン酸組成物の水溶液は、沈殿物を生じることなく水に溶解していることを特徴とするヒアルロン酸組成物。
【選択図】なし

Description

本発明は、低分子ヒアルロン酸およびカチオン化ヒアルロン酸を含有するヒアルロン酸組成物、これを用いた皮膚外用剤、およびこれを使用する皮膚水分量の増加方法に関する。
ヒアルロン酸は、鶏冠、さい帯、皮膚、軟骨、硝子体、関節液などの生体組織中に広く分布するムコ多糖であり、その高い保湿機能により、化粧料の成分として広く利用されている。
しかしながら、一般的に皮膚外用剤として使用されているヒアルロン酸は高分子の多糖類であるため、生体内に吸収されにくい。例えば、ヒアルロン酸を皮膚に塗布することにより、皮膚からの水分の蒸散を防ぐことはできるが、ヒアルロン酸は高分子(平均分子量:50万〜200万)であるため、皮膚組織へ浸透しにくく、大部分が皮膚の表面に留まるのみである。したがって、洗顔や入浴等により皮膚表面のヒアルロン酸が洗い流されると、皮膚の保湿効果が持続しにくい。
そこで、皮膚に浸透しやすいヒアルロン酸として、重量平均分子量70万以上150万以下のヒアルロン酸およびヒアルロン酸オリゴ糖を含有する組成物が記載されている(特許文献1)。
特開2011−57607号公報
しかしながら、特許文献1に記載された組成物の場合、表皮における角質間隙からの浸透性を高めるために開発されたものではあるが、皮膚の保湿効果は十分なものとは言い難かった。
本発明の目的は、皮膚について高い保湿効果を有するヒアルロン酸組成物、これを含む皮膚外用剤、およびこれを使用する皮膚水分量の増加方法を提供することである。
本発明は、
(1)平均分子量が100,000以下の低分子ヒアルロン酸および/またはその塩とカチオン化ヒアルロン酸および/またはその塩の含有割合が質量比で5:95〜80:20であるヒアルロン酸組成物であって、
前記低分子ヒアルロン酸および/またはその塩と前記カチオン化ヒアルロン酸および/またはその塩をヒアルロン酸換算で合計1質量%となるように調製した前記ヒアルロン酸組成物の水溶液が、沈殿物を生じることなく水に溶解していることを特徴とするヒアルロン酸組成物、
(2)前記低分子ヒアルロン酸および/またはその塩の平均分子量が400〜50,000である(1)に記載のヒアルロン酸組成物、
(3)平均分子量が100,000超のヒアルロン酸および/またはその塩をさらに含有する(1)または(2)に記載の組成物、
(4)(1)ないし(3)のいずれか1項に記載のヒアルロン酸組成物を含有する皮膚外用剤、
(5)(1)ないし(3)のいずれか1項に記載のヒアルロン酸組成物を使用する皮膚水分量の増加方法、
である。
上記ヒアルロン酸組成物を皮膚に塗布した場合、皮膚の水分量を高めることができるため、皮膚を瑞々しい状態に保つことができる。
また、上記ヒアルロン酸組成物は、通常の平均分子量が100,000超のヒアルロン酸が有する保湿効果をさらに高めることができる。そのため、保湿剤として当該平均分子量が100,000超ヒアルロン酸を含有する皮膚外用剤に上記ヒアルロン酸組成物を含有させることで、保湿剤の配合量を増やすことなく、保湿効果を高めることが可能である。
以下、本発明の一実施形態に係る低分子ヒアルロン酸および/またはその塩とカチオン化ヒアルロン酸および/またはその塩を含有するヒアルロン酸組成物、およびこれを含む皮膚外用剤について詳細に説明する。なお、本発明において「%」は「質量%」、「部」は質量部を意味する。
1.ヒアルロン酸組成物
1.1.低分子ヒアルロン酸および/またはその塩
本実施形態に係るヒアルロン酸組成物は、平均分子量が100,000以下の低分子ヒアルロン酸および/またはその塩を含む。
上記低分子ヒアルロン酸および/またはその塩の平均分子量は、皮膚水分量の増加効果が優れている点で、400〜50,000であるのが好ましく、1,000〜30,000であるのがより好ましい。
1.1.1.平均分子量
本発明において、ヒアルロン酸および/またはその塩の平均分子量は、以下の方法にて測定された値である。
即ち、約0.05gのヒアルロン酸および/またはその塩(本品)を精密に量り、0.2mol/L濃度の塩化ナトリウム溶液に溶かし、正確に100mLとした溶液およびこの溶液8mL、12mL並びに16mLを正確に量り、それぞれに0.2mol/L濃度の塩化ナトリウム溶液を加えて正確に20mLとした溶液を試料溶液とする。この試料溶液および0.2mol/L濃度の塩化ナトリウム溶液につき、日本薬局方(第十五改正)一般試験法の粘度測定法(第1法
毛細管粘度計法)により30.0±0.1℃で比粘度を測定し(式(A))、各濃度における還元粘度を算出する(式(B))。還元粘度を縦軸に、本品の換算した乾燥物に対する濃度(g/100mL)を横軸にとってグラフを描き、各点を結ぶ直線と縦軸との交点から極限粘度を求める。ここで求められた極限粘度をLaurentの式(式(C))に代入し、平均分子量を算出する(T.C. Laurent, M. Ryan, A. Pietruszkiewicz,:B.B.A., 42, 476-485(1960))。
(式A)
比粘度 = {試料溶液の所要流下秒数)/(0.2mol/L塩化ナトリウム溶液の所要流下秒数)}−1
(式B)
還元粘度(dL/g)=
比粘度/(本品の換算した乾燥物に対する濃度g/100mL))
(式C)
極限粘度(dL/g)=3.6×10−40.78
M:平均分子量
1.1.2.低分子ヒアルロン酸および/またはその塩の製造方法
上記低分子ヒアルロン酸および/またはその塩の製造に使用される原料ヒアルロン酸および/またはその塩は、動物等の生体組織(例えば、鶏冠、さい帯、皮膚、関節液など)から抽出されたものでもよく、または、微生物、動物細胞もしくは植物細胞を培養して得られたもの(例えばストレプトコッカス属の細菌等を用いた発酵法)、化学的または酵素的に合成されたものなどを使用することができる。
上記低分子ヒアルロン酸および/またはその塩を製造する方法は、特に限定されるわけではなく、原料ヒアルロン酸から公知の加水分解方法を用いて行うことができる。例えば、酵素等を用いてヒアルロン酸を低分子化する方法、酸またはアルカリ条件下で低分子化する方法などが挙げられる。中でも、得られた低分子ヒアルロン酸および/またはその塩の分離精製が容易であって、低コストで収率良く製造することが出来る点から、酸性含水媒体中にヒアルロン酸および/またはその塩を分散させることにより製造するのが好ましい。
上記低分子ヒアルロン酸および/またはその塩としては、精製物、具体的にはヒアルロン酸および/またはその塩の純度が90%以上のものが好ましい。純度が90%未満の低分子ヒアルロン酸および/またはその塩を用いた場合、低分子ヒアルロン酸および/またはその塩とカチオン化ヒアルロン酸および/またはその塩を含有するヒアルロン酸組成物の保湿効果が低下する場合があるため好ましくない。
1.2.カチオン化ヒアルロン酸および/またはその塩
本実施形態に係るヒアルロン酸組成物は、カチオン化ヒアルロン酸および/またはその塩を含む。
1.2.1.カチオン化ヒアルロン酸および/またはその塩の製造方法
上記カチオン化ヒアルロン酸および/またはその塩の製造に使用される原料ヒアルロン酸および/またはその塩は、平均分子量が、使用後の保湿感、および皮膚外用剤への配合のしやすさの点で、800〜250万であるのがより好ましく、5万〜200万であるのがさらに好ましい。
本発明の皮膚外用剤に使用されるカチオン化ヒアルロン酸および/またはその塩は、原料ヒアルロン酸および/またはその塩を塩基性含水媒体中でカチオン化剤と反応させる工程によって得られる。上記方法によれば、例えば、原料ヒアルロン酸および/またはその塩を水に溶解させてカチオン化剤と反応させる場合と比較して、製造工程の効率を高めることができる。
上記カチオン化ヒアルロン酸および/またはその塩の製造方法において、原料ヒアルロン酸および/またはその塩を塩基性含水媒体中でカチオン化剤と反応させる工程では、原料ヒアルロン酸および/またはその塩は、塩基性含水媒体中に分散させた状態でカチオン化剤と反応させることが好ましい。ここで、反応条件(時間、温度等)を調製することにより、カチオン化の度合いを調製することができる。
使用可能なカチオン化剤としては、第四級アンモニウム含有基を含有するカチオン化剤が好ましい。例えば、2,3−エポキシプロピルトリアルキルアンモニウムハライド(グリシジルトリアルキルアンモニウム塩)および3−ハロゲノ−2−ヒドロキシプロピルトリアルキルアンモニウムハライド等の第四級アンモニウム基を含有するカチオン化剤が挙げられる。かかるカチオン化剤は単独でも、あるいは二種以上を組み合わせて使用してもよい。なかでも、カチオン化剤は、3−クロロ−2−ヒドロキシプロピルトリメチルアンモニウムクロリドおよびグリシジルトリメチルアンモニウムクロリドもしくはいずれか一方であることが好ましい。
1.3.低分子ヒアルロン酸および/またはその塩とカチオン化ヒアルロン酸および/またはその塩の含有割合
本実施形態に係るヒアルロン酸組成物は、低分子ヒアルロン酸および/またはその塩とカチオン化ヒアルロン酸および/またはその塩の含有割合が質量比で5:95〜80:20、好ましくは10:90〜75:25、より好ましくは20:80〜40:60である。
本実施形態に係るヒアルロン酸組成物は、低分子ヒアルロン酸および/またはその塩とカチオン化ヒアルロン酸および/またはその塩の含有割合が上記質量比であることにより、皮膚中の水分量を高めることができる。
本実施形態に係るヒアルロン酸組成物の製造方法は、ヒアルロン酸および/またはその塩とカチオン化ヒアルロン酸および/またはその塩を含む組成物を得ることができる方法であれば、特に限定されるものではない。例えば、ヒアルロン酸および/またはその塩を含有する溶液と、カチオン化ヒアルロン酸および/またはその塩を含有する溶液とを混合し、噴霧乾燥、凍結乾燥等により乾燥処理を施した後、必要に応じて粉砕を行う方法や、ヒアルロン酸および/またはその塩を含有する粉末と、カチオン化ヒアルロン酸および/またはその塩を含有する粉末とを粉体混合し、粉末状の組成物を得る方法等が挙げられる。
なお、本実施形態に係るヒアルロン酸組成物は、ヒアルロン酸および/またはその塩を含有する溶液と、カチオン化ヒアルロン酸および/またはその塩を含有する溶液とを混合して得ることもできるが、当該混合溶液は、沈殿物を生じることなくヒアルロン酸組成物が水に溶解しており、皮膚用外用剤に好適に用いることができる。
2.皮膚外用剤
本実施形態に係る皮膚外用剤は、上記ヒアルロン酸組成物を含有する。例えば、本実施形態に係る皮膚外用剤は、上記ヒアルロン酸組成物を保湿剤として含有することができる。また、本実施形態に係る皮膚外用剤は、上記ヒアルロン酸組成物を固形分換算で、通常0.001〜5%含有する。含有量が0.001%未満では、満足な保湿効果が得られないため、使用時の皮膚の乾燥を改善することができない恐れがある。含有量が5%を超えると、粘度が高くなりすぎ皮膚全体に伸ばしにくくなる恐れがある。
本実施形態に係る皮膚外用剤の態様は特に限定されないが、例えば、皮膚用化粧料が挙げられる。上記ヒアルロン酸組成物を皮膚用化粧料に使用することにより、皮膚水分量増加効果が高いため、皮膚に潤いを長期間付与し、皮膚のかさつき感を改善することができる。本実施形態に係る皮膚用化粧料の態様としては、例えば、洗顔料、洗浄料、化粧水(例えば、美白化粧水)、クリーム(例えば、バニシングクリーム、コールドクリーム)、乳液、美容液、パック(例えば、ゼリー状ピールオフタイプ、ペースト状拭き取りタイプ、粉末状洗い流しタイプ)、クレンジング、ファンデーション、口紅、リップクリーム、リップグロス、リップライナー、頬紅、シェービングローション、アフターサンローション、デオドラントローション、ボディローション(ハンドケアローション、フットケアローションを含む)、ボディオイル、石鹸、入浴剤が挙げられる。
本実施形態に係る皮膚用外用剤によれば、上記ヒアルロン酸組成物を含有することにより、皮膚の水分量を高くすることができるため、皮膚に潤いを与えることができる。
本実施形態に係る皮膚外用剤には、平均分子量が100,000超のヒアルロン酸および/またはその塩を含むことが好ましい。平均分子量が100,000超のヒアルロン酸は、保湿機能を有するが保湿効果の持続性は十分ではない。本発明に係るヒアルロン酸組成物を、平均分子量が100,000超のヒアルロン酸を含有する組成物に添加することにより、当該ヒアルロン酸の保湿機能を高め、保湿効果を持続させることができる。具体的には、当該ヒアルロン酸の0.1%水溶液を皮膚に塗布したときの皮膚水分量と比較して、当該ヒアルロン酸と本発明に係るヒアルロン酸組成物とを混合した混合物の0.1%水溶液を皮膚に塗布したときの皮膚水分量が高くなる。平均分子量が100,000超のヒアルロン酸と、本発明に係るヒアルロン酸組成物における低分子ヒアルロン酸および/またはその塩とカチオン化ヒアルロン酸および/またはその塩の合計含有量との配合比は特に限定されないが、保湿効果を持続させる点から、質量比で5:95〜80:20、好ましくは10:90〜70:30が好ましい。
本実施形態に係る皮膚外用剤にはさらに、以下の成分が配合されていてもよい。前記成分としては、カチオン化多糖類(例えば、カチオン化ヒドロキシエチルセルロース、カチオン化グアーガム、カチオン化澱粉、カチオン化ローカストビーンガム、カチオン化デキストラン、カチオン化キトサン、カチオン化ハチミツ等)、アニオン界面活性剤(例えば、アルキルベンゼンスルホン酸塩、ポリオキシアルキレンアルキルエーテル硫酸エステル塩、アルキル硫酸エステル塩、オレフィンスルホン酸塩、脂肪酸塩、ジアルキルスルホコハク酸塩等)、非イオン界面活性剤(例えば、ポリオキシエチレン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油誘導体等)、陽イオン界面活性剤(例えば、アルキルトリメチルアンモニウム塩、ジアルキルジメチルアンモニウム塩、アルキルピリジニウム塩、塩化ステアリルトリメチルアンモニウム等)、両性界面活性剤(例えば、アルキルベタイン、アルキルアミドプロピルベタイン、イミダゾリニウムベタイン、卵黄レシチン、大豆レシチン等)、油分(例えば、シリコーン、シリコーン誘導体、流動パラフィン、スクワラン、ミツロウ、カルナバロウ、オリーブ油、アボガド油、ツバキ油、ホホバ油、馬油等)、保湿剤(例えば、ヒアルロン酸ジメチルシラノール、セラミド、ラウロイルグルタミン酸ジフィトステリルオクチルドデシル、フィトグリコーゲン、加水分解卵殻膜、トレハロース、グリセリン、アテロコラーゲン、ソルビトール、マルチトール、1,3−ブチレングリコール等)、高級脂肪酸(例えば、ラウリン酸、ベヘニン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、イソステアリン酸、オレイン酸等)、高級アルコール(例えば、セチルアルコール、ステアリルアルコール、ベヘニルアルコール、イソステアリルアルコール、バチルアルコール等)、多価アルコール(例えば、グリセリン、ジグリセリン、1,3−プロパンジオール、プロピレングリコール、ポリエチレングリコール、ペンチレングリコール、アルカンジオール等)、増粘剤(例えば、セルロースエーテル、カルボキシビニルポリマー、キサンタンガム、パルミチン酸デキストリン等)、両性高分子樹脂化合物(例えば、ベタイン化ジアルキルアミノアルキルアクリレート共重合体等)、カチオン性高分子樹脂化合物(例えば、ビニルピロリドン/ジメチルアミノエチルメタクリレート共重合体カチオン化物、ポリジメチルジアリルアンモニウムハライド型カチオン性ポリマー等)、防腐剤(例えば、メチルパラベン、エチルパラベン、ブチルパラベン、プロピルパラベン、フェノキシエタノール等)、酸化防止剤(例えば、トコフェノール、BHT等)、金属封鎖剤(例えば、エデト酸塩、エチドロン酸塩等)、紫外線吸収剤(例えば、ベンゾフェノン誘導体、パラアミノ安息香酸誘導体、メトキシ桂皮酸誘導体等)、紫外線反射剤(例えば、酸化チタン、酸化亜鉛等)、タンパク質加水分解物(例えば、ケラチンペプチド、コラーゲンペプチド、大豆ペプチド、コムギペプチド、ミルクペプチド、シルクペプチド、卵白ペプチド等)、アミノ酸(例えば、アルギニン、グルタミン酸、グリシン、アラニン、ヒドロキシプロリン、システイン、セリン、L−テアニン等)、天然物エキス(クジンエキス、カジルエキス、テンチカエキス、海草エキス、ユーカリエキス、ローヤルゼリーエキス、ローズマリーエキス、ブナの木エキス等)、その他の機能性成分(コエンザイムQ10、アルブチン、ポリクオタニウム51、エラスチン、白金ナノコロイド、パルミチン酸レチノール、パンテノール、アラントイン、ジラウロイルグルタミン酸リシンナトリウム、リン酸アスコルビルマグネシウム、L−アスコルビン酸2−グルコシド、エラグ酸、コウジ酸、リノール酸、トラネキサム酸等)、リン脂質ポリマー、香料、色素が挙げられる。
3.皮膚水分量
本発明において、皮膚の水分量は高周波コンダクタンス変換方式の水分測定器により測定できる。皮膚表皮角質の水分含有率とコンダクタンスは高い相関性をもっていることが知られており、一般的に水分含有率が高いと表皮角質のコンダクタンスは大きくなる。
4.実施例
以下、実施例によって本発明をさらに詳細に説明するが、本発明は実施例に限定されない。
4.1.実施例1
4.1.1.ヒアルロン酸組成物の製造
(低分子ヒアルロン酸の調製)
本実施例では、原料として、鶏冠より抽出、精製したヒアルロン酸ナトリウム微粉末を準備した。この原料ヒアルロン酸ナトリウムの平均分子量は約210万、純度97%であった。
まず、300mL容ビーカーに、0.5%硫酸含有80%含水アセトン(酸性含水媒体)110Lを満たし、攪拌しながら液温が60℃となるよう加熱した。ここで、80%含水アセトンは、アセトンを80(W/W)%含有し、水を20(W/W)%含有するものであり、0.5%硫酸含有80%含水アセトンは、硫酸を0.5(W/W)%含有し、80%含水アセトンを99.5(W/W)%含有するものである。60℃に達温後、攪拌しながら、準備した原料ヒアルロン酸ナトリウム微粉末6gをタンクに投入した。硫酸含有含水アセトンの温度を60℃に維持するように加熱を行いながら、原料ヒアルロン酸ナトリウム微粉末が分散状態となるように攪拌した。
次に、15分間攪拌してから静置した後、上澄みの硫酸含有含水アセトンをデカンテーションにより除去することにより、沈殿物を得た。得られた沈殿物に、予め60℃に加熱した0.5%硫酸含有80%含水アセトン110mLを加え、同様に60℃に加熱しながら攪拌を15分間行い、この操作を合計3回繰り返した。
次いで、硫酸含有含水アセトンを除去した後に得られた沈殿物に80%含水アセトン110mLを加え、硫酸除去の目的で15分間の攪拌を行なった。硫酸の残留がなくなるまでこの操作を繰り返した。
さらに、含水アセトンをデカンテーションにより除去して残留物を得た。この残留物について遠心分離処理を行うことにより含水アセトンをさらに除去した後、真空乾燥機を用いて室温で6時間脱溶媒を行った。
以上の工程により、白色微粉末の低分子ヒアルロン酸5.3g(収率約88%)を得た。この低分子ヒアルロン酸は、ウベローデ粘度計を用いて測定された1%水溶液の動粘度が1.5mm/sであり、極限粘度より換算した分子量が9,000であった。
(カチオン化ヒアルロン酸の調製)
1L容ビーカーに、ヒアルロン酸ナトリウム(キユーピー株式会社製、平均分子量200万)20g、5%水酸化ナトリウム20mL、80%含水エタノール180mL、およびグリシジルトリメチルアンモニウムクロリド(GTA(有効成分約80%、水分約20%))30mLを添加し、撹拌子を用いて撹拌しながら、40℃で1時間反応させた。
次に、デカンテーションにより液を除去して、固形物(カチオン化ヒアルロン酸を含む)を得た。
次いで、食塩水400mLを加え、固形物を溶解させた。固形物が完全に溶解したことを確認した後、エタノール600mLを添加して、カチオン化ヒアルロン酸を沈殿させた。デカンテーションにより液を除去した後、80%含水エタノール500mLを添加して15分間撹拌し、さらに、含水エタノールをデカンテーションにより除去して沈殿物を得た。この操作を3回繰り返し、沈殿物に残存するカチオン化剤(GTA)および食塩を除去した。
次いで、遠心分離処理を行うことにより含水エタノールをさらに除去した後、真空乾燥機を用いて、60℃にて減圧で5時間加熱乾燥を行った。
これにより、白色粉末のカチオン化ヒアルロン酸20.5gを得た。このカチオン化ヒアルロン酸の窒素含有率を測定し、上述の計算式によって求めたカチオン化度は0.27であった。
(ヒアルロン酸組成物の製造)
上記の方法で得られた低分子ヒアルロン酸とカチオン化ヒアルロン酸とを含有割合が質量比で50:50となるように粉体混合を行い、本発明のヒアルロン酸組成物を得た。
4.1.2.試験例1
本発明のヒアルロン酸組成物をヒトに経皮投与して、保湿効果の持続性の評価を行った。より具体的には、本発明のヒアルロン酸組成物を被験者の上腕部に塗布し、24時間後経過後の皮膚の水分量を測定し、対照(ヒアルロン酸単独)との比較を行った。
4.1.3.使用した試料
試験液1:実施例1で得られたヒアルロン酸組成物の1%水溶液
試験液2:分子量120万のヒアルロン酸(キユーピー株式会社製)の1%水溶液
試験液3:アセチル化ヒアルロン酸の1%水溶液
なお、上記試験液1は沈殿物を生じることなく水に溶解していた。
4.1.4.測定機器
水分量測定器:商品名「SKICON−200」,I.B.S.Co.,LTD製
試料塗布前の皮膚水分量測定値を0としたときの各時間における皮膚水分量の変化量を算出した。
被験者(成人10名:男性5名、女性5名)の右腕前腕部を石鹸で洗浄後、2cm×2cmの試料塗布エリアを設定し、室温20〜25℃、湿度45〜55%の環境下で20分間安静後、試料塗布前の皮膚水分量を測定した。その後、試験液1〜3をそれぞれ20μLずつ均一に塗布し、塗布部位の皮膚の水分量を水分量測定器にて測定した。水分量の測定は、塗布直前、塗布後20分、40分、120分、240分、360分、24時間経過時にそれぞれ行った。なお、測定は各エリア4回ずつ行った。
その結果を表1に示す。表1に示される数値は、皮膚水分変化量であり、塗布直前の皮膚水分量を0としたときの皮膚水分量の変化量である。また、表1に示される数値は、被験者10名の平均の数値である。また、各時間においてFisherのPLSD法による多重比較検定を行い、危険率p<0.05で有意差ありと判定した。
表1によれば、試験液1を塗布した場合、試験液2、3を塗布した場合と比較して、皮膚の水分量を多く保持できることが確認された。
4.2.実施例2
分子量180万のヒアルロン酸を以下の割合になるように実施例1で得られたヒアルロン酸組成物と混合し、実施例2を得た。
実施例2のヒアルロン酸組成物
実施例1のヒアルロン酸組成物 50部
分子量180万のヒアルロン酸 50部
4.3.実施例3
分子量180万のヒアルロン酸を以下の割合になるように実施例1で得られたヒアルロン酸組成物と混合し、実施例3を得た。
実施例3のヒアルロン酸組成物
実施例1のヒアルロン酸組成物 60部
分子量180万のヒアルロン酸 40部
4.4.試験例2
前記試験例1と同様の方法で、本発明のヒアルロン酸組成物をヒトに経皮投与して、保湿効果の持続性の評価を行った。
4.4.1.使用した試料
試験液4:実施例2で得られたヒアルロン酸組成物の0.1%水溶液
試験液5:実施例3で得られたヒアルロン酸組成物の0.1%水溶液
試験液6:分子量120万のヒアルロン酸(キユーピー株式会社製)の0.1%水溶液
なお、上記試験液4および5は沈殿物を生じることなく水に溶解していた。
4.4.2.測定機器
水分量測定器:商品名「SKICON−200」,I.B.S.Co.,LTD製
被験者(成人14名:男性9名、女性5名)の左腕前腕部を石鹸で洗浄後、2cm×2cmの試料塗布エリアを設定し、室温20〜25℃、湿度45〜55%の環境下で20分間安静後、試料塗布前の皮膚水分量を測定した。その後、試験液4〜6をそれぞれ20μLずつ均一に塗布し、塗布部位の皮膚の水分量を水分量測定器にて測定した。水分量の測定は、塗布直前、塗布後10分、20分、40分、60分、120分経過時にそれぞれ行った。なお、測定は各エリア8回ずつ行い、最大値、最小値を除いた6回の平均を採用した。
その結果を表2に示す。表2に示される数値は、皮膚水分変化量であり、塗布直前の皮膚水分量を0としたときの皮膚水分量の変化量である。また、表2に示される数値は、被験者14名の平均の数値である。また、各時間において塗布前との比較はDunnettの多重比較検定、群間の比較はTukeyの多重比較検定を行い、危険率p<0.05で有意差ありと判定した。
表2によれば、試験液4、5を塗布した場合、試験液6を塗布した場合と比較して、皮膚の水分量を多く保持できることが確認された。
4.5.実施例4
本実施例では、以下に記す処方にて、実施例1で得られたヒアルロン酸組成物を配合した皮膚外用剤として、化粧水を調製した。
ヒアルロン酸組成物(実施例1) 0.2%
アセチル化ヒアルロン酸 0.1%
コンドロイチン硫酸 0.1%
コラーゲンペプチド 0.1%
1,3−ブチレングリコール 5.0%
グリセリン 3.0%
イソステアリルアルコール 0.1%
酢酸トコフェロール 0.1%
POE(20)ソルビタンモノラウリル酸エステル 0.5%
POE(15)ラウリルアルコールエーテル 0.5%
ピロリドンカルボン酸亜鉛 0.1%
エチルパラベン 0.1%
メチルパラベン 0.15%
エタノール 5.0%
香料 適量
精製水 残量
4.6.実施例5
本実施例では、以下に記す処方にて、実施例1で得られたヒアルロン酸組成物を配合した皮膚外用剤として、乳液を調製した。
ヒアルロン酸組成物(実施例1) 0.3%
ペンチレングリコール 5.0%
グリセリン 3.0%
スクワラン 5.0%
ステアリン酸 0.5%
ステアリルアルコール 2.0%
ワセリン 4.0%
ステアリン酸ソルビタン 1.0%
POE(10)モノステアリン酸エステル 1.0%
カルボキシビニルポリマー 0.5%
ポリクオタニウム−51 0.1%
メチルパラベン 0.15%
プロピルパラベン 0.1%
水酸化カリウム 0.1%
BHT 0.02%
EDTA−2ナトリウム 0.02%
香料 適量
精製水 残量
4.7.実施例6
本実施例では、以下に記す処方にて、実施例1で得られたヒアルロン酸組成物を配合した皮膚外用剤として、クリーム(エモリエントクリーム)を調製した。
ヒアルロン酸組成物(実施例1) 0.5%
ポリエチレングリコール 4.0%
1,3−プロパンジオール 6.0%
スクワラン 11.0%
ジメチコン 1.0%
セタノール 6.0%
ステアリン酸 2.0%
水添ココグリセリル 4.0%
トリカプリリン 8.0%
モノステアリン酸グリセリン 3.0%
POE(20)セチルアルコールエーテル 2.0%
コエンザイムQ10 0.03%
セラミド 0.1%
ジラウロイルグルタミン酸リシンナトリウム 0.1%
EDTA−2ナトリウム 0.02%
プロピルパラベン 0.1%
メチルパラベン 0.15%
香料 適量
精製水 残量
4.8.実施例7
本実施例では、以下に記す処方にて、実施例1で得られたヒアルロン酸組成物を配合した皮膚外用剤として、美容液(美白保湿エッセンス)を調製した。
ヒアルロン酸組成物(実施例1) 0.8%
1,3−ブチレングリコール 5.0%
グリセリン 1.5%
POEソルビタンモノステアリン酸エステル 1.0%
ソルビタンモノステアリン酸エステル 0.5%
キサンタンガム 0.2%
アルギン酸ナトリウム 0.2%
カルボキシビニルポリマー 0.2%
水酸化カリウム 0.1%
オリーブ油 0.2%
トコフェロール 0.1%
EDTA−2ナトリウム 0.02%
アルギニン 0.15%
グリチルリチン酸ジカリウム 0.05%
アルブチン 0.2%
パルミチン酸レチノール 0.2%
クジンエキス 0.2%
海藻エキス 0.2%
トラネキサム酸 0.1%
エラスチン 0.1%
コラーゲン 0.1%
リン酸アスコルビン酸マグネシウム 0.1%
クエン酸ナトリウム 1.0%
クエン酸 0.1%
プロピルパラベン 0.1%
メチルパラベン 0.15%
香料 適量
精製水 残量
4.9.実施例8
本実施例では、以下に記す処方にて、実施例1で得られたヒアルロン酸組成物を配合した皮膚外用剤として、美容液パック(ペースト状ピールオフタイプを調製した。
ヒアルロン酸組成物(実施例1) 0.5%
ポリ酢酸ビニルエマルジョン 17.0%
ポリビニルアルコール 11.0%
ソルビトール 5.0%
ポリエチレングリコール400 5.0%
スクワラン 2.5%
POEソルビタンモノステアリン酸エステル 1.0%
酸化チタン 4.0%
タルク 8.0%
エタノール 8.0%
メチルパラベン 0.15%
香料 適量
精製水 残量
4.10.実施例9
本実施例では、以下に記す処方にて、実施例1で得られたヒアルロン酸組成物を配合した皮膚外用剤として、洗顔料(クレンジングフォーム)を調製した。
ヒアルロン酸組成物(実施例1) 0.2%
グリセリン 10.0%
ポリエチレングリコール400 15.0%
ジプロピレングリコール 10.0%
ラウロイルグルタミン酸ナトリウム 20.0%
POE(2)モノステアリン酸エステル 5.0%
パーム脂肪酸グルタミン酸ナトリウム 8.0%
アルキルベタイン 2.0%
EDTA−2ナトリウム 0.02%
プロピルパラベン 0.1%
メチルパラベン 0.15%
香料 適量
精製水 残量
4.11.実施例10
本実施例では、以下に記す処方にて、実施例1で得られたヒアルロン酸組成物を配合した皮膚外用剤として、サンスクリーン(乳液)を調製した。
ヒアルロン酸組成物(実施例1) 0.2%
1,3−ブチレングリコール 3.0%
ジプロピレングリコール 3.0%
シクロメチコン 5.0%
ジメチコン 5.0%
セタノール 1.0%
ワセリン 1.0%
メトキシケイヒ酸オクチル 5.0%
酸化チタン 2.0%
酸化亜鉛 2.0%
ステアリン酸ソルビタン 1.0%
POE(20)ソルビタンモノステアリン酸エステル 1.0%
フェノキシエタノール 0.8%
メチルパラベン 0.1%
香料 適量
精製水 残量
4.12.実施例11
本実施例では、以下に記す処方にて、実施例1で得られたヒアルロン酸組成物を配合した皮膚外用剤として、リップクリームを調製した。
ヒアルロン酸組成物(実施例1) 0.1%
マイクロクリスタリンワックス 1.5%
セレシン 12.0%
スクワラン 10.0%
デカメチルテトラシロキサン 10.0%
リンゴ酸ジイソステアリル 5.0%
キャンデリラロウ 2.0%
ワセリン 8.0%
ヒドロキシステアリン酸グリセリル 2.0%
メントール 0.05%
流動パラフィン 1.0%
酢酸トコフェロール 0.1%
トコフェロール 0.05%
プロピルパラベン 0.1%
香料 適量
精製水 残量
4.13.実施例12
本実施例では、以下に記す処方にて、実施例1で得られたヒアルロン酸組成物を配合した皮膚外用剤として、シャンプーを調製した。
ヒアルロン酸組成物(実施例1) 0.2%
POE(20)ラウリルエーテル硫酸ナトリウム 11.0%
ラウロイルアスパラギン酸ナトリウム 10.0%
ヤシ油脂肪酸アミドプロピルベタイン 4.0%
ヤシ油脂肪酸モノエタノールアミド 2.0%
EDTA−2ナトリウム 0.1%
安息香酸ナトリウム 0.2%
フェノキシエタノール 0.8%
メチルパラベン 0.1%
香料 適量
精製水 残量
4.14.実施例13
本実施例では、以下に記す処方にて、実施例1で得られたヒアルロン酸組成物を配合した皮膚外用剤として、ヘアコンディショナーを調製した。
ヒアルロン酸組成物(実施例1) 0.3%
ステアリルアルコール 4.0%
セタノール 1.5%
ヒドロキシエチルウレア 1.0%
アミノプロピルジメチコン 1.5%
ジメチコン 0.5%
加水分解シルク 1.0%
1,3−ブチレングリコール 1.0%
グリセリン 3.0%
2−エチルヘキサン酸セチル 2.0%
ミリスチン酸イソセチル 0.4%
L−アルギニン 0.1%
トレハロース 0.1%
ソルビトール 0.1%
ケラチンペプチド 0.1%
POE(4)ステアリルエーテル 1.0%
ステアリン酸ジメチルアミノプロピルアミド 3.0%
塩化ジステアリルジメチルアンモニウム 0.2%
安息香酸ナトリウム 0.3%
フェノキシエタノール 0.8%
メチルパラベン 0.1%
香料 適量
精製水 残量

Claims (5)

  1. 平均分子量が100,000以下の低分子ヒアルロン酸および/またはその塩とカチオン化ヒアルロン酸および/またはその塩の含有割合が質量比で5:95〜80:20であるヒアルロン酸組成物であって、
    前記低分子ヒアルロン酸および/またはその塩と前記カチオン化ヒアルロン酸および/またはその塩をヒアルロン酸換算で合計1質量%となるように調製した前記ヒアルロン酸組成物の水溶液が、沈殿物を生じることなく水に溶解していることを特徴とするヒアルロン酸組成物。
  2. 前記低分子ヒアルロン酸および/またはその塩の平均分子量が400〜50,000である請求項1に記載のヒアルロン酸組成物。
  3. 平均分子量が100,000超のヒアルロン酸および/またはその塩をさらに含有する請求項1または2に記載の組成物。
  4. 請求項1ないし3のいずれか1項に記載のヒアルロン酸組成物を含有する皮膚外用剤。
  5. 請求項1ないし3のいずれか1項に記載のヒアルロン酸組成物を使用する皮膚水分量の増加方法。
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