JP2013178219A - 液位センサ - Google Patents

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Abstract

【課題】 比較的に簡素な計算で液位レベルを検出できる液位センサを提供する。
【解決手段】 液位センサ10は、基板11の表面に配置されている第1の電極対20と、第2の電極対30とを備える。大気中での電極対20,30の静電容量がCA1,CB1であり、液位の検出中の電極対20,30の静電容量がCA2,CB2である場合、電極対20,30は、液位レベルが、(CB2−CB1)/(CA2−CA1)に略比例するように、構成されている。
【選択図】 図1

Description

本明細書では、液体の液位を検出するための液位センサを開示する。
特許文献1には、基板の表面に、第1の電極と第2の電極と中間電極とが配置されている液位センサが開示されている。この液位センサを用いると、液位レベルX(%)は、以下の数式を計算することによって算出される。なお、CAは、第1の電極と中間電極との間の静電容量であり、CBは、第2の電極と中間電極との間の静電容量であり、COは、液位レベルが0%の場合の第1の電極と中間電極との間の静電容量である。
Figure 2013178219
特開2009−210503号公報
特許文献1の構成では、液位レベルX(%)を検出する際に、上記の数式を計算しなければならず、演算部が複雑になり、液位レベルの算出に時間が掛かる。そこで、本明細書では、従来と比較して容易に液位を検出し得る液位センサを提供する。
本明細書で開示される一つ技術は、液体の液位を検出するための液位センサである。液位センサは、基板と第1の電極対と第2の電極対とを備える。第1の電極対は、基板の表面に配置されている。第2の電極対は、第1の電極対と同一の表面に配置されている。第1の電極対は、第1の電極対の上端と下端の中間の位置より液位が高い位置にあるときには、液位が低くなるほど液位の変化に対する静電容量の変化率が大きくなり、かつ、第1の電極対の上端と下端の中間の位置より液位が低い位置にあるときには、液位が低くなるほど液位の変化に対する静電容量の変化率が小さくなるように構成されている。第2の電極対は、液位が低くなるほど液位の変化に対する静電容量の変化率が大きくなるように構成されている。
この構成によれば、液位が低くなるのに従って、液位の変化に対する静電容量の変化率が、第1の電極対では小さくなり、第2の電極対では大きくなるように第1及び第2の電極対が構成されている従来の液位センサと比較して、第1の電極対の静電容量から得られる値と第2の電極対の静電容量から得られる値との比が、第1の電極対と第2の電極対との上端を越えるときの液位に対する検出中の液位の比と、比例関係に近くなる。この液位センサを利用すると、簡単な計算を実行することによって、容易に液位を検出し得る。即ち、この構成によれば、従来と比較して容易に液位を検出し得る。なお、以下では、第1の電極対と第2の電極対との上端を越えるときの液位に対する検出中の液位の比を、単に「液位レベル」と呼ぶ。
本明細書で開示される別の一つ技術は、液体の液位を検出するための液位センサである。液位センサは、基板と第1の電極対と第2の電極対とを備える。第1の電極対は、基板の表面に配置されている。第2の電極対は、第1の電極対と同一の表面に配置されている。第1の電極対は、液位が低くなるほど液位の変化に対する静電容量の変化率が小さくなるように構成されている。第2の電極対は、第2の電極対の上端と下端の中間の位置より液位が高い位置にあるときには、液位が低くなるほど液位の変化に対する静電容量の変化率が小さくなり、第2の電極対の上端と下端の中間の位置より液位が低い位置にあるときには、液位が低くなるほど液位の変化に対する静電容量の変化率が大きくなるように構成されている。
この構成によれば、従来の液位センサと比較して、第1の電極対の静電容量から得られる値と第2の電極対の静電容量から得られる値との比が、液位レベルと比例関係に近くなる。この液位センサを利用すると、簡単な計算を実行することによって、容易に液位を検出し得る。即ち、この構成によれば、従来と比較して容易に液位を検出し得る。
本明細書で開示される別の一つ技術は、液体の液位を検出するための液位センサである。液位センサは、基板と第1の電極対と第2の電極対とを備える。第1の電極対は、基板の表面に配置されている。第2の電極対は、第1の電極対と同一の表面に配置されている。第1の電極対は、第1の電極対の上端と下端の中間の位置より液位が高い位置にあるときには、液位が低くなるほど液位の変化に対する静電容量の変化率が大きくなり、第1の電極対の上端と下端の中間の位置より液位が低い位置にあるときには、液位が低くなるほど液位の変化に対する静電容量の変化率が小さくなるように構成されている。第2の電極対は、第2の電極対の上端と下端の中間の位置より液位が高い位置にあるときには、液位が低くなるほど液位の変化に対する静電容量の変化率が小さくなり、第2の電極対の上端と下端の中間の位置より液位が低い位置にあるときには、液位が低くなるほど液位の変化に対する静電容量の変化率が大きくなるように構成されている。
この構成によれば、従来の液位センサと比較して、第1の電極対の静電容量から得られる値と第2の電極対の静電容量から得られる値との比が、液位レベルと比例関係に近くなる。この液位センサを利用すると、簡単な計算を実行することによって、容易に液位を検出し得る。即ち、この構成によれば、従来と比較して容易に液位を検出し得る。
本明細書で開示される別の一つ技術は、液体の液位を検出するための液位センサである。液位センサは、基板と第1の電極対と第2の電極対とを備える。第1の電極対は、基板の表面に配置されている。第2の電極対は、第1の電極対と同一の表面に配置されている。大気中の第1の電極対の静電容量がCA1であり、大気中の第2の電極対の静電容量がCB1であり、液位の検出中の第1の電極対の静電容量がCA2であり、液位の検出中の第2の電極対の静電容量がCB2である場合、第1の電極対と第2の電極対との上端を越えるときの液位に対する検出中の液位の比が(CB2−CB1)/(CA2−CA1)に略比例するように、第1の電極対と第2の電極対とが構成されている。
この構成によれば、静電容量の比を単純に算出するだけでよいため、比較的に簡素な計算で、液体の液位を検出することができる。
第1実施例の液位センサを示す。 液位センサの静電容量と液位レベルとの関係を表すグラフを示す。 第2実施例の液位センサを示す。 第3実施例の液位センサを示す。 第4実施例の液位センサを示す。 第5実施例の液位センサを示す。 変形例の液位センサを示す。 変形例の液位センサを示す。 第6実施例の液位センサを示す。 X-X端面の端面図を示す。 XI-XI端面の端面図を示す。 第7実施例の液位センサを示す。 XIII-XIII端面の端面図を示す。 XIV-XIV端面の端面図を示す。
最初に、以下に説明する実施例の特徴を列記する。なお、ここに列記する特徴は、何れも独立して有効なものである。
(特徴1)第1の電極対の静電容量は、第2の電極対の静電容量よりも大きくてもよい。
この構成によれば、液位レベルが(CB2−CB1)/(CA2−CA1)に略比例する液位センサを容易に作製することができる。
(特徴2)第1の電極対の一方の電極のうちの第1の電極対の他方の電極と対向している部分の面積は、第2の電極対の一方の電極のうちの第2の電極対の他方の電極と対向している部分の面積よりも大きくてもよい。
この構成によれば、第1の電極対の静電容量を第2の電極対の静電容量よりもおおきくすることができる。
(特徴3)第1の電極対の少なくとも一部の電極間の距離は、第2の電極対の電極間の距離よりも小さくてもよい。
この構成によれば、第1の電極対の静電容量を第2の電極対の静電容量よりもおおきくすることができる。
(特徴4)第1の電極対の少なくとも一部は、基板の表面に垂直な方向において、第2の電極対よりも高くてもよい。
この構成によれば、第1の電極対の静電容量を第2の電極対の静電容量よりも大きくすることができる。
(特徴5)液位センサは、基板の表面に配置されており、第1の電極対と第2の電極対とを覆う保護膜を、さらに備えていてもよい。第1の電極対を覆う保護膜の少なくとも一部は、第1の電極対を覆う保護膜よりも薄くてもよい。
この構成によれば、電極対の損傷、腐食を抑制することができる。また、保護膜を利用して、第1の電極対の静電容量を第2の電極対の静電容量よりも大きくすることができる。
(第1実施例)
液位センサ10は、自動車等の燃料タンク内に配置される。液位センサ10は、図示省略した信号供給装置と演算装置とに接続されて用いられる。
液位センサ10は、基板11と2個の電極対20,30とを備える。基板11は、矩形状の平板である。2個の電極対20,30は、基板11の一方の面に配置されている。2個の電極対20,30は、印刷又は蒸着によって基板11上に、薄層上に形成されている。
電極対20は、信号電極22と基準電極24とを備える。信号電極22は、抵抗器(図示省略)を介して信号供給装置に接続される。信号電極22は、複数個(図1では17個)の横電極部分22a(なお、図1では1個の横電極部分22aのみに符号を付している)と縦電極部分22bとを備える。縦電極部分22bは、基板11の長手方向(燃料タンクの深さ方向、以下では単に「上下方向」と呼ぶ)に伸びている。縦電極部分22bは、基準電極24から離間する方向に湾曲している。より詳細には、上下方向の中央位置における縦電極部分22bが最も左方向(基準電極24から離間する方向)に突出するように湾曲されている。
縦電極部分22bは、複数個の横電極部分22aの一方の端(図1の左側の端)に接続されている。これにより、複数個の横電極部分22aは、縦電極部分22bに電気的に接続される。複数個の横電極部分22aは、互いに平行に、かつ、上下方向に垂直に配置されている。複数個の横電極部分22aは、上下方向に等間隔に配置されている。複数個の横電極部分22aの長さは異なっている。横電極部分22aの長さは、後述する基準電極24の縦電極部分24bから予め決められた距離だけ離間するように決められている。
基準電極24は、信号電極22の右隣に配置されている。基準電極24は、接地されている。基準電極24は、複数個(図1では16個)の横電極部分24a(なお、図1では1個の横電極部分24aのみに符号を付している)と縦電極部分24bとを備える。縦電極部分24bは、上下方向に対して傾斜した直線状に形成されている。縦電極部分24bは、その上端が縦電極部分22bから最も離間しており、その下端が縦電極部分22bに最も接近している。
縦電極部分24bは、複数個の横電極部分24aの一方の端(図1の右側の端)に接続されている。これにより、複数個の横電極部分24aは、縦電極部分24bに電気的に接続される。複数個の横電極部分24aは、互いに平行に、かつ、上下方向に垂直に配置されている。複数個の横電極部分24aは、上下方向に等間隔に配置されている。基板11の上端から下端に沿って見たときに、横電極部分22aと横電極部分24aとは、交互に配置されている。複数個の横電極部分24aの長さは異なっている。横電極部分24aの長さは、縦電極部分22bから予め決められた距離だけ離間するように決められている。
電極対30は、電極対20の右隣に配置されている。電極対30は、信号電極32と基準電極34とを備える。信号電極32は、抵抗器(図示省略)を介して信号供給装置に接続される。信号電極32は、複数個(図1では17個)の横電極部分32a(なお、図1では1個の横電極部分32aのみに符号を付している)と縦電極部分32bとを備える。
縦電極部分32bは、上下方向に直線状に伸びている。縦電極部分32bは、複数個の横電極部分32aの一方の端(図1の右側の端)に接続されている。これにより、複数個の横電極部分32aは、縦電極部分32bに電気的に接続される。複数個の横電極部分32aは、互いに平行に、かつ、上下方向に垂直に配置されている。複数個の横電極部分32aは、上下方向に等間隔に配置されている。横電極部分32aの間隔は、横電極部分22aの間隔と同一である。横電極部分32aの延長上には、横電極部分22aが位置している。複数個の横電極部分32aの長さは、異なっている。横電極部分32aの長さは、後述する基準電極34縦電極部分34bから予め決められた距離だけ離間するように、決められている。
基準電極34は、信号電極32の左隣に配置されている。基準電極34は、接地されている。基準電極34は、複数個(図1では16個)の横電極部分34a(なお、図1では1個の横電極部分34aのみに符号を付している)と縦電極部分34bとを備える。縦電極部分34bは、上下方向に対して傾斜する直線状に形成されている。縦電極部分34bは、縦電極部分24bと間隔を空けて、平行に配置されている。縦電極部分34bは、その上端が縦電極部分32bに最も接近しており、その下端が縦電極部分32bから最も離間している。
縦電極部分34bは、複数個の横電極部分34aの一方の端(図1の左側の端)に接続されている。これにより、複数個の横電極部分34aは、縦電極部分34bに電気的に接続される。複数個の横電極部分34aは、互いに平行に、かつ、上下方向に垂直に配置されている。複数個の横電極部分34aは、上下方向に等間隔に配置されている。横電極部分34aの間隔は、横電極部分24aの間隔と同一である。横電極部分34aの延長上には、横電極部分24aが位置している。基板11の上端から下端に沿って見たときに、横電極部分32aと横電極部分34aとは、交互に配置されている。隣り合う横電極部分32aと横電極部分34aとの間隔は、隣り合う横電極部分22aと横電極部分24aとの間隔と等しい。複数個の横電極部分34aの長さは異なっている。横電極部分34aの長さは、縦電極部分32bから予め決められた距離だけ離間するように、決められている。
電極対20では、縦電極部分22bは、基準電極24から離間するように湾曲している。この構成では、縦電極部分22bを直線状に形成する場合と比較して、縦電極部分22bと縦電極部分32bとの間隔が広くなる。この結果、横電極部分22a,24aの長さが長くなる。即ち、縦電極部分22bを上下方向に直線状に形成する場合と比較して、横電極部分22aの横電極部分24aに対向する部分の面積が大きくなる。電極対30では、縦電極部分32bは、上下方向に直線状に形成されている。従って、横電極部分22aの横電極部分24aに対向する部分の面積は、横電極部分32aの横電極部分34aに対向する部分の面積よりも大きい。この結果、電極対20,30を同一の環境(例えば大気中)に配置したときの電極対20の静電容量は、電極対30の静電容量よりも大きい。
次いで、液位センサ10の使用方法について説明する。最初に、液位センサ10が大気中に配置されている状態で、信号供給装置は、予め決められた周期(例えば、10Hz〜3MHz)の信号(交流電圧)を、信号電極22,32に供給する。演算装置は、2個の電極対20,30の静電容量CA1,CB1(固定値)を特定して、静電容量CA1,CB1を記憶する。次いで、液位センサ10が燃料タンク内に配置されている状態で、信号供給装置は、予め決められた周期の信号を、信号電極22,32に供給する。これにより、演算装置は、現在(液位センサ10を用いて液位を検出しているタイミング)の燃料タンク内の燃料の液位(検出中の液位)に相関する2個の電極対20,30の静電容量CA2,CB2を特定する。演算装置は、(CB2−CB1)/(CA2−CA1)を計算することによって、液位レベルを算出する。ここで、液位レベルとは、燃料タンク内の燃料が、2個の電極対20,30のうちの最も上方に位置する横電極部分22a,32aまで貯留されている状態の液位に対する検出中の液位の割合である。
なお、電極対20では、縦電極部分22bが最も左方向(基準電極24から離間する方向)に突出する位置より液位が高い位置にあるときには、液位が低くなるほど液位の変化に対する静電容量の変化率が大きくなる。さらに、電極対20では、縦電極部分22bが最も左方向(基準電極24から離間する方向)に突出する位置より液位が低い位置にあるときには、液位が低くなるほど液位の変化に対する静電容量の変化率が小さくなる。一方、電極対30では、液位が低くなるほど液位の変化に対する静電容量の変化率が大きくなる。
図2は、(CB2−CB1)/(CA2−CA1)の計算結果と実際の燃料の液位レベル(%)との相関関係を示す。横軸は、(CB2−CB1)/(CA2−CA1)の値を示し、縦軸は、実際の燃料の液位レベル(%)を示す。結果40は、液位センサ10を用いて得られた結果である。結果42は、比較例の液位センサを用いて得られた結果である。比較例の液位センサは、2個の電極対を備える。2個の電極対のうちの一方の電極対は、電極対30と同じ構成を有する。2個の電極のうちの他方の電極対は、電極対20のうちの縦電極部分22bに相当する縦電極部分が上下方向に直線に形成されている点を除いて、電極対20と同じ構成を有する。比較例の液位センサでは、大気中において、2個の電極対の静電容量は等しい。
比較例の液位センサを用いて液位レベルを算出する場合、(CB2−CB1)/(CA2−CA1)の値は、液位レベルと比例関係ではない。このため、(CB2−CB1)/(CA2−CA1)では液位レベルを容易に算出することができず、複雑な計算が必要となる。一方、液位センサ10を用いると、液位レベルLは、(CB2−CB1)/(CA2−CA1)と比例する。このため、(CB2−CB1)/(CA2−CA1)を計算することによって、液位レベルを算出することができる。液位センサ10を用いると、2個の電極対20,30の静電容量の比を単純に算出するだけでよいため、比較的に簡素な計算によって、液位レベルを検出することができる。
縦電極部分22bの湾曲形状は、結果42と結果40との差異によって決定することができる。結果42は、液位レベルが0%から増加するのに従って、徐々に結果40から乖離する。液位レベルが50%近傍において、結果42と結果40との差異が最も大きくなる。液位レベルが50%から増加するのに従って、結果42と結果40との差異は徐々に小さくなる。この関係から、縦電極部分22bは、液位レベルが50%近傍の位置において、基準電極24から最も離間するように湾曲している。この結果、液位レベルが50%近傍の位置における電極対20の静電容量は、縦電極部分22bを上下方向に直線状に形成する場合の静電容量よりも大きくなる。これにより、(CB2−CB1)/(CA2−CA1)の計算結果と液位レベルとの比例関係を維持することができる。
なお、電極対20,30の静電容量は、電極対20,30の寸法精度、使用環境等によって変化する。このため、(CB2−CB1)/(CA2−CA1)の値と実際の液位レベルとが、比例しない場合がある。しかしながら、液位センサ10と縦電極部分22bを上下方向に直線状に形成する場合とを比較すると、(CB2−CB1)/(CA2−CA1)の値と実際の液位レベルとの関係は、液位センサ10を用いた場合の方が、結果40に近い。言い換えると、(CB2−CB1)/(CA2−CA1)の値と実際の液位レベルとは、比例関係には無いが、その誤差は、無視できる程度に小さい。このように、(CB2−CB1)/(CA2−CA1)の値と実際の液位レベルとの関係が完全な比例関係にある場合と、(CB2−CB1)/(CA2−CA1)の値と実際の液位レベルとの誤差が無視できる程度に小さい(比例関係として近似できる)場合とを含めて、(CB2−CB1)/(CA2−CA1)の値は、液位レベルと「略比例」すると言うことができる。
(第2実施例)
図3を参照して、第2実施例の液位センサ50について説明する。なお、第2実施例では、液位センサ10に含まれる構成と同一の構成については、同一の符号を付して説明を省略する。
液位センサ50は、基板11と2個の電極対60,30とを備える。電極対60は、電極対30の左隣に配置されている。電極対60は、信号電極62と基準電極64とを備える。信号電極62は、抵抗器(図示省略)を介して信号供給装置に接続される。信号電極62は、複数個(図3では17個)の横電極部分62a(なお、図3では1個の横電極部分62aのみに符号を付している)と、縦電極部分62bと、複数個(図3では21個)の小電極部分62cなお、図3では1個の小電極部分62cのみに符号を付している)とを備える。
縦電極部分62bは、上下方向に直線状に伸びている。縦電極部分62bは、複数個の横電極部分62aの一方の端(図3の左側の端)に接続されている。これにより、複数個の横電極部分62aは、縦電極部分62bに電気的に接続される。複数個の横電極部分62aは、互いに平行に、かつ、上下方向に垂直に配置されている。複数個の横電極部分62aは、上下方向に等間隔(横電極部分32aと同一の間隔)に配置されている。横電極部分62aの延長上には、横電極部分32aが位置している。複数個の横電極部分62aの長さは異なっている。横電極部分62aの長さは、後述する基準電極64の縦電極部分64bから予め決められた距離だけ離間するように、決められている。
横電極部分62aには、1個又は2個の小電極部分62cが交差している。各小電極部分62cは、横電極部分62aに直交している。複数個の横電極部分62aのうち、縦電極部分62bの上下方向の中央位置近傍の横電極部分62aには、2個の小電極部分62cが交差している。それ以外の横電極部分62aには、1個の小電極部分62cが交差している。
基準電極64は、信号電極62の右隣に配置されている。基準電極64は、接地されている。基準電極64は、複数個(図3では16個)の横電極部分64a(なお、図3では1個の横電極部分64aのみに符号を付している)と、縦電極部分64bと、複数個(図3では22個)の小電極部分64c(なお、図3では1個の小電極部分64cのみに符号を付している)とを備える。
縦電極部分64bは、縦電極部分24bと同一の構成を有する。縦電極部分64bは、複数個の横電極部分64aの一方の端(図3の右側の端)に接続されている。これにより、複数個の横電極部分62aは、縦電極部分64bに電気的に接続される。複数個の横電極部分62aは、互いに平行に、かつ、上下方向に垂直に配置されている。複数個の横電極部分64aは、上下方向に等間隔(横電極部分34aと同一の間隔)に配置されている。横電極部分64aの延長上には、横電極部分34aが位置している。基板11の上端から下端に沿って見たときに、横電極部分62aと横電極部分64aとは、交互に配置されている。複数個の横電極部分64aの長さは異なっている。横電極部分64aの長さは、縦電極部分62bから予め決められた距離だけ離間するように、決められている。
横電極部分64aには、1個又は2個の小電極部分64cが交差している。各小電極部分64cは、横電極部分64aに直交している。複数個の横電極部分64aのうち、縦電極部分64bの上下方向の中央位置近傍の横電極部分64aには、2個の小電極部分64cが交差している。それ以外の横電極部分64aには、1個の小電極部分64cが交差している。
電極対60では、小電極部分62cと小電極部分64cとが対向している。この結果、信号電極62のうちの基準電極64と対向する部分の面積は、信号電極32のうちの基準電極34と対向する部分の面積よりも大きい。この結果、大気中における電極対60の静電容量は、電極対30の静電容量よりも大きい。
液位センサ50では、大気中での電極対60の静電容量がCB1であり、液位センサ50が燃料タンク内に配置されている状態で特定された静電容量がCB2である場合、(CB2−CB1)/(CA2−CA1)の値と実際の液位レベルとは、略比例する。液位センサ50によっても、液位センサ10と同様の効果を奏することができる。
なお、電極対60では、縦電極部分62bの上下方向における中央より液位が高い位置にあるときには、液位が低くなるほど液位の変化に対する静電容量の変化率が大きくなる。さらに、電極対60では、縦電極部分62bの上下方向における中央より液位が低い位置にあるときには、液位が低くなるほど液位の変化に対する静電容量の変化率が小さくなる。一方、電極対30では、液位が低くなるほど液位の変化に対する静電容量の変化率が大きくなる。
(第3実施例)
図4を参照して、第3実施例の液位センサ70について説明する。なお、第3実施例では、液位センサ10に含まれる構成と同一の構成については、同一の符号を付して説明を省略する。
液位センサ70は、基板11と2個の電極対80,30とを備える。電極対80は、電極対30の左隣に配置されている。電極対80は、信号電極82と基準電極84とを備える。信号電極82は、抵抗器(図示省略)を介して信号供給装置に接続される。信号電極82は、複数個(図4では28個)の横電極部分82a(なお、図4では1個の横電極部分82aのみに符号を付している)と、縦電極部分82bとを備える。
縦電極部分82bは、上下方向に直線状に伸びている。縦電極部分82bは、複数個の横電極部分82aの一方の端(図4の左側の端)に接続されている。これにより、複数個の横電極部分82aは、縦電極部分82bに電気的に接続される。複数個の横電極部分82aは、互いに平行に、かつ、上下方向に垂直に配置されている。複数個の横電極部分82aのピッチは、上下方向において変化する。具体的には、縦電極部分82bの上下方向の中間部分に接続されている横電極部分82aのピッチは、縦電極部分82bの上下端部に接続されている(上から3個と下から3個の)横電極部分82aのピッチの半分の長さである。複数個の横電極部分82aの長さは異なっている。横電極部分82aの長さは、後述する基準電極84の縦電極部分84bから予め決められた距離だけ離間するように、決められている。
基準電極84は、信号電極82の右隣に配置されている。基準電極84は、複数個(図4では27個)の横電極部分84a(なお、図4では1個の横電極部分84aのみに符号を付している)と、縦電極部分84bとを備える。
縦電極部分84bは、縦電極部分24bと同一の構成を有する。縦電極部分84bは、複数個の横電極部分84aの一方の端(図4の右側の端)に接続されている。これにより、複数個の横電極部分84aは、縦電極部分84bに電気的に接続される。複数個の横電極部分84aは、互いに平行に、かつ、上下方向に垂直に配置されている。複数個の横電極部分84aのピッチは、上下方向において変化する。具体的には、縦電極部分84bの上下方向の中間部分に接続されている横電極部分84aのピッチは、縦電極部分84bの上下端部に接続されている(上から2個と下から2個の)横電極部分84aのピッチの半分の長さである。基板11の上端から下端に沿って見たときに、横電極部分82aと横電極部分84aとは、交互に配置されている。複数個の横電極部分84aの長さは、異なっている。横電極部分84aの長さは、縦電極部分82bから予め決められた距離だけ離間するように、決められている。
電極対80では、縦電極部分84bの上下方向の中間部分における隣り合う横電極部分82aと横電極部分84aとの距離は、電極対30における隣り合う横電極部分32aと横電極部分34aとの距離よりも短い。この結果、大気中では、電極対80の静電容量は、電極対30の静電容量よりも大きい。
液位センサ70では、大気中での電極対80の静電容量がCB1であり、液位センサ70が燃料タンク内に配置されている状態で特定される電極対80の静電容量がCB2である場合、(CB2−CB1)/(CA2−CA1)の値と実際の液位レベルとは、略比例する。液位センサ70によっても、液位センサ10と同様の効果を奏することができる。
なお、電極対80では、縦電極部分82bの上下方向における中央より液位が高い位置にあるときには、液位が低くなるほど液位の変化に対する静電容量の変化率が大きくなる。さらに、電極対80では、縦電極部分82bの上下方向における中央より液位が低い位置にあるときには、液位が低くなるほど液位の変化に対する静電容量の変化率が小さくなる。一方、電極対30では、液位が低くなるほど液位の変化に対する静電容量の変化率が大きくなる。
(第4実施例)
図5を参照して、第4実施例の液位センサ90について説明する。第4実施例では、第1実施例の液位センサ10との相違点について説明する。液位センサ90では、縦電極部分22bは、上下方向に直線状に伸びている。縦電極部分32bは、基準電極34に接近する方向に湾曲している。より詳細には、上下方向の中央位置における縦電極部分32bが最も左方向(基準電極34に接近する方向)に突出するように湾曲されている。
電極対20では、液位が低くなるほど液位の変化に対する静電容量の変化率が小さくなる。一方、電極対30は、縦電極部分32bが最も左方向(基準電極34に接近する方向)に突出する位置より液位が高い位置にあるときには、液位が低くなるほど液位の変化に対する静電容量の変化率が小さくなる。また、電極対30では、縦電極部分32bが最も左方向(基準電極34に接近する方向)に突出する位置より液位が低い位置にあるときには、液位が低くなるほど液位の変化に対する静電容量の変化率が大きくなる。
液位センサ90でも、(CB2−CB1)/(CA2−CA1)の値と実際の液位レベルとは、略比例する。液位センサ90によっても、液位センサ10と同様の効果を奏することができる。
(第5実施例)
図6を参照して、第4実施例の液位センサ95について説明する。第5実施例では、第1実施例の液位センサ10との相違点について説明する。液位センサ90では、縦電極部分32bは、基準電極34に接近する方向に湾曲している。より詳細には、上下方向の中央位置における縦電極部分32bが最も左方向(基準電極34に接近する方向)に突出するように湾曲されている。なお、縦電極部分22bの曲率は、第1実施例の縦電極部分22bの曲率よりも小さい。また、縦電極部分32bの曲率は、第4実施例の縦電極部分32bの曲率よりも小さい。
電極対30は、縦電極部分32bが最も左方向(基準電極34に接近する方向)に突出する位置より液位が高い位置にあるときには、液位が低くなるほど液位の変化に対する静電容量の変化率が小さくなる。また、電極対30では、縦電極部分32bが最も左方向(基準電極34に接近する方向)に突出する位置より液位が低い位置にあるときには、液位が低くなるほど液位の変化に対する静電容量の変化率が大きくなる。
液位センサ95でも、(CB2−CB1)/(CA2−CA1)の値と実際の液位レベルとは、略比例する。液位センサ95によっても、液位センサ10と同様の効果を奏することができる。
以上、本発明の実施形態について詳細に説明したが、これらは例示に過ぎず、特許請求の範囲を限定するものではない。特許請求の範囲に記載の技術には、以上に例示した具体例を様々に変形、変更したものが含まれる。
(1)上記の第1実施例では、基板上11上に、基準電極24と基準電極34とが、隣り合って並んでいる。しかしながら、図7に示すように、2個の電極対の基準電極130が共通化されていてもよい。液位センサ100は、基板11と、信号電極120,140と、基準電極130とを備えていてもよい。信号電極120は、複数個の横電極部分22aのうちの最も下に位置する横電極部分22aに相当する横電極部分が無いことを除いて、図1の信号電極20と同一の構成(横電極部分120a、縦電極部分120b)を有していてもよい。信号電極140は、複数個の横電極部分32aのうちの最も下に位置する横電極部分32aに相当する横電極部分が無いことを除いて、図1の信号電極30と同一の構成(横電極部分140a、縦電極部分140b)を有していてもよい。
基準電極130は、各電極部分130a〜130cを備えていてもよい。縦電極部分130bは、図1の縦電極部分24bと同様に、上下方向に傾斜する直線状に形成されていてもよい。複数個の横電極部分130aは、図1の複数個の横電極部分24aと同様の構成であってもよい。なお、縦電極部分130bは、複数個の横電極部分130aの一方の端(図7の右側の端)に接続されていてもよい。複数個の横電極部分130cは、図1の複数個の横電極部分34aと同様の構成であってもよい。なお、縦電極部分130bは、複数個の横電極部分130cの一方の端(図7の左側の端)に接続されていてもよい。即ち、液位センサ100は、液位センサ10のうち、液位センサ10の縦電極部分24bと縦電極部分34bとが共通の縦電極部分130bに置き換えられた構成であってもよい。本変形例の構成では、信号電極120と基準電極130とが「第1の電極対」の一例であり、信号電極140と基準電極130とが「第2の電極対」の一例である。なお、縦電極部分130b,140bのうちの少なくとも一個の縦電極部分が湾曲していてもよい。縦電極部分130bは、信号電極120と離間接近する方向(図7の右側)に湾曲していてもよい。縦電極部分140bは、基準電極130と接近する方向(図7の左側)に湾曲していてもよい。この場合、縦電極部分120bは、上下方向に直線状に形成されていてもよい。
(2)上記の第2実施例では、基板上11上に、基準電極64と基準電極34とが、隣り合って並んでいる。しかしながら、図8に示すように、液位センサ200は、基準電極220が共通化されていてもよい。液位センサ200は、基板11と、信号電極210,230と、基準電極220とを備えていてもよい。信号電極210は、複数個の横電極部分62aのうちの最も下に位置する横電極部分62aに相当する横電極部分が無いことを除いて、図3の信号電極60と同一の構成(横電極部分210a、縦電極部分210b、小電極部分210c)を有していてもよい。信号電極230は、複数個の横電極部分32aのうちの最も下に位置する横電極部分32aに相当する横電極部分が無いことを除いて、図3の信号電極30と同一の構成(横電極部分230a,縦電極部分230b)を有していてもよい。
基準電極220は、各電極部分220a〜220dを備えていてもよい。縦電極部分220bは、図3の縦電極部分64bと同様に、上下方向に対して傾斜する直線状に形成されていてもよい。複数個の横電極部分220aは、図3の複数個の横電極部分64aと同様の構成であってもよい。なお、縦電極部分220bは、複数個の横電極部分220aの一方の端(図8の右側の端)に接続されていてもよい。複数個の小電極部分220cは、図3の複数個の小電極部分64cと同様の構成であってもよい。複数個の横電極部分220dは、図3の複数個の横電極部分34aと同様の構成であってもよい。なお、縦電極部分220bは、複数個の横電極部分220dの一方の端(図8の左側の端)に接続されていてもよい。即ち、液位センサ200は、液位センサ50の縦電極部分64bと縦電極部分34bとが共通の縦電極部分220bに置き換えられた構成であってもよい。本変形例の構成では、信号電極210と基準電極220とが「第1の電極対」の一例であり、信号電極230と基準電極220とが「第2の電極対」の一例である。
(3)上記の第2実施例では、各縦電極部分62b,64b,32b,34bは、直線状に形成されている。しかしながら、各縦電極部分62b,64b,32b,34bの少なくとも1個の縦電極部分は、湾曲していてもよい。縦電極部分62bは、基準電極64に離間する方向(図3の左側)に湾曲していてもよい。縦電極部分64bは、信号電極62と離間する方向(図3の右側)に湾曲していてもよい。縦電極部分32bは、基準電極34と接近する方向(図3の左側)に湾曲していてもよい。縦電極部分34bは、信号電極32と接近する方向(図3の右側)に湾曲していてもよい。図4(第3実施例)の液位センサ70及び図8の液位センサ200でも同様である。
(第6実施例)
図9〜11を参照して、第6実施例の液位センサ300について説明する。なお、第6実施例では、液位センサ10に含まれる構成と同一の構成については、同一の符号を付して説明を省略する。
液位センサ300は、基板11と2個の電極対320,30とを備える。電極対320は、電極対30の左隣に配置されている。電極対320は、信号電極322と基準電極324とを備える。信号電極322は、抵抗器(図示省略)を介して信号供給装置に接続される。信号電極322は、複数個(図9では17個)の横電極部分322a(なお、図9では1個の横電極部分322aのみに符号を付している)と、縦電極部分322bとを備える。
縦電極部分322bは、上下方向に直線状に伸びている。縦電極部分322bは、複数個の横電極部分322aの一方の端(図9の左側の端)に接続されている。これにより、複数個の横電極部分322aは、縦電極部分322bに電気的に接続される。複数個の横電極部分322aは、互いに平行に、かつ、上下方向に垂直に配置されている。複数個の横電極部分322aは、上下方向に等間隔(横電極部分32aと同一の間隔)に配置されている。横電極部分322aの延長上には、横電極部分32aが位置している。複数個の横電極部分322aの長さは異なっている。横電極部分322aの長さは、後述する基準電極324の縦電極部分324bから予め決められた距離だけ離間するように、決められている。
基準電極324は、信号電極322の右隣に配置されている。基準電極324は、接地されている。基準電極324は、複数個(図9では16個)の横電極部分324a(なお、図9では1個の横電極部分324aのみに符号を付している)と、縦電極部分324bとを備える。
縦電極部分324bは、縦電極部分24bと同様に、上下方向に対して傾斜した直線状に形成されている。縦電極部分324bは、その上端が縦電極部分322bから最も離間しており、その下端が縦電極部分322bに最も接近している。縦電極部分324bは、複数個の横電極部分324aの一方の端(図9の右側の端)に接続されている。これにより、複数個の横電極部分324aは、縦電極部分324bに電気的に接続される。複数個の横電極部分324aは、互いに平行に、かつ、上下方向に垂直に配置されている。複数個の横電極部分324aは、上下方向に等間隔(横電極部分34aと同一の間隔)に配置されている。横電極部分324aの延長上には、横電極部分34aが位置している。基板11の上端から下端に沿って見たときに、横電極部分322aと横電極部分324aとは、交互に配置されている。複数個の横電極部分324aの長さは異なっている。横電極部分324aの長さは、縦電極部分322bから予め決められた距離だけ離間するように、決められている。
図10に示すように、最も上方に位置する横電極部分322a(1)の下隣に配置される横電極部分324a(1)の基板11の表面に垂直な方向の高さ(「基板11の表面に垂直な方向の高さ」を、以下では単に「電極部分の高さ」と呼ぶ)は、最も上方に位置する横電極部分322a(1)の高さよりも高い。上下方向に交互に並んでいる横電極部分322a,324aでは、最も上方に位置する横電極部分322a(1)から下方に向かって、徐々に高くなる。横電極部分322a,324aの高さは、電極対320の中間の位置(本実施例では、上から9個目の横電極部分322a(9))で最も高くなっている。最も高い横電極部分322a(9)より下方では、横電極部分322a,324aの高さは、徐々に低くなる。各横電極部分322a,324aの高さは、一定である。縦電極部分322b,324bの高さは、横電極部分322a,324aの高さに合わせて変化する。なお、変形例では、縦電極部分322b,324bの高さは、一定であってもよい。
図11に示すように、複数個の横電極部分32a,34aの高さは一定である。なお、縦電極部分32b,34bの高さは一定である。横電極部分32a,34aの高さは、最も上方に位置する横電極部分322a(1)(即ち複数個の横電極部分322aのうち、最も低い横電極部分322a(1))と同一である。この構成では、信号電極322のうちの基準電極324と対向する部分の面積は、信号電極32のうちの基準電極34と対向する部分の面積よりも大きい。この結果、大気中における電極対320の静電容量は、電極対30の静電容量よりも大きい。
液位センサ300では、大気中での電極対300の静電容量がCB1であり、液位センサ50が燃料タンク内に配置されている状態で特定された静電容量がCB2である場合、(CB2−CB1)/(CA2−CA1)の値と実際の液位レベルとは、略比例する。液位センサ300によっても、液位センサ10と同様の効果を奏することができる。
なお、電極対320では、電極対320の上下方向における中央より液位が高い位置にあるときには、液位が低くなるほど液位の変化に対する静電容量の変化率が大きくなる。さらに、電極対320では、電極対320の上下方向における中央より液位が低い位置にあるときには、液位が低くなるほど液位の変化に対する静電容量の変化率が小さくなる。
(第7実施例)
図12〜14を参照して、第7実施例の液位センサ400について説明する。なお、第7実施例では、第6実施例と異なる点について説明する。
液位センサ400は、基板11と、2個の電極対420,30と、基板11の表面を覆う保護膜401とを備える。電極対420は、その高さ(即ち基板11の表面に垂直な方向の高さ)が一定である以外の構成は、電極対320と同様である。電極対420の高さは、電極対30(即ち横電極対32a等)の高さと同一である。
保護膜401は、例えばポリイミド、エポキシ、ガラス等の絶縁材料で形成されている。保護膜401は、基板11の表面を覆っている。即ち、電極対420,30は、全体的に、保護膜401によって覆われている。この構成によれば、電極対420,30の損傷、腐食を防止することができる。図13,14に示すように、保護膜401の厚み(即ち基板11の表面に垂直な方向の高さ)は、変化している。
図13に示すように、電極対420を覆っている部分の保護膜401は、電極対420の上端から下方に向かって徐々に薄くなっている。保護膜401の厚みは、電極対420の中間の位置(本実施例では、上から9個目の横電極部分422a(9))で最も薄くなっている。電極対420の中間の位置より下方では、電極対420を覆っている部分の保護膜401は、電極対420の下端に向かって徐々に厚くなっている。
一方、図14に示すように、電極対30を覆っている部分の保護膜401の厚みは、一定である。電極対30を覆っている部分の保護膜401の厚みは、電極対420を覆っている部分の保護膜401のうち、最も厚い部分(即ち電極対420を覆っている部分の保護膜401の上端及び下端)の厚みと同一である。この構成では、電極対30,420を覆う保護膜401が薄い方が、電極対30,420の静電容量は大きくなる。この結果、大気中における電極対420の静電容量は、電極対30の静電容量よりも大きい。
液位センサ400では、大気中での電極対420の静電容量がCB1であり、液位センサ50が燃料タンク内に配置されている状態で特定された静電容量がCB2である場合、(CB2−CB1)/(CA2−CA1)の値と実際の液位レベルとは、略比例する。液位センサ400によっても、液位センサ10と同様の効果を奏することができる。
なお、電極対420では、保護膜401の厚みに従って、電極対420の上下方向における中央より液位が高い位置にあるときには、液位が低くなるほど液位の変化に対する静電容量の変化率が大きくなる。さらに、電極対420では、電極対420の上下方向における中央より液位が低い位置にあるときには、液位が低くなるほど液位の変化に対する静電容量の変化率が小さくなる。
以上、本明細書に開示される技術の実施形態について詳細に説明したが、これらは例示に過ぎず、特許請求の範囲を限定するものではない。特許請求の範囲に記載の技術には、以上に例示した具体例を様々に変形、変更したものが含まれる。
(1)第6,7実施例では、基板上11上に、基準電極324,424と基準電極34とが、隣り合って並んでいる。しかしながら、2個の電極対の基準電極は、共通化されていてもよい。なお、第6実施例では、基準電極324の高さと基準電極34の高さとは異なっている。本変形例では、共通化された基準電極の高さは、基準電極324の高さと同一であってもよいし、基準電極34の高さと同一であってもよい。
(2)第6実施例では、各横電極部分322a,324aの高さは、一定である。しかしながら、各横電極部分322a,324aの高さは一定でなくてもよい。例えば、横電極部分322a,324aは、縦電極部分324bに接近するのに従って、徐々に高くなってもよい。横電極部分322a,324aの最も低い部分は、電極対30よりも高くてもよい。本変形例によっても、大気中における電極対320の静電容量は、電極対30の静電容量よりも大きい。本変形例では、電極対320では、電極対320の上下方向における中央より液位が高い位置にあるときには、液位が低くなるほど液位の変化に対する静電容量の変化率が大きく、電極対320では、電極対320の上下方向における中央より液位が低い位置にあるときには、液位が低くなるほど液位の変化に対する静電容量の変化率が小さくなるように調整すればよい。
(3)第6実施例では、電極対30の横電極部分32a,34aの高さは、電極対30の上下方向に一定である。しかしながら、電極対30の横電極部分32a,34aは、最も上方に位置する横電極部分32aの下隣に配置される横電極部分34aの高さは、最も上方に位置する横電極部分32aの高さよりも低くてもよい。上下方向に交互に並んでいる横電極部分32a,34aでは、最も上方に位置する横電極部分32aから下方に向かって、徐々に低くなってもよい。横電極部分32a,34aの高さは、電極対30の中間の位置(例えば、上から9個目の横電極部分32a)で最も低くなっていてもよい。最も低い横電極部分32aより下方では、横電極部分32a,34aの高さは、徐々に高くなっていてもよい。各横電極部分32a,34aの高さは、一定であってもよい。最も高い横電極部分32aの高さは、横電極部分322a,324aのうち最も低い横電極部分322a(1)の高さと同一であってもよい。縦電極部分32b,34bの高さは、横電極部分32a,34aの高さに合わせて変化してもよい。なお、変形例では、縦電極部分32b,34bの高さは、一定であってもよい。本変形例によれば、大気中における電極対320の静電容量は、電極対30の静電容量よりも大きい。また、液位センサ300では、大気中での電極対300の静電容量がCB1であり、液位センサ50が燃料タンク内に配置されている状態で特定された静電容量がCB2である場合、(CB2−CB1)/(CA2−CA1)の値と実際の液位レベルとは、略比例する。電極対30は、電極対30の上端と下端の中間の位置(即ち上から9個目の横電極部分32aの位置)より液位が高い位置にあるときには、液位が低くなるほど液位の変化に対する静電容量の変化率が小さくなり、電極対30の上端と下端の中間の位置より液位が低い位置にあるときには、液位が低くなるほど液位の変化に対する静電容量の変化率が大きくなるように構成されている。
(4)上記の変形例では、横電極部分322a,324aの高さは、電極対320の上下方向に沿って変化するが、電極対320の上下方向に沿って同一であってもよい。この場合、電極部分322a,324aは、図10に示される横電極部分322a(9)と同一の高さであってもよい。本変形例では、電極対320は、液位が低くなるほど液位の変化に対する静電容量の変化率が小さくなるように構成されている。なお、本変形例では、最も高い横電極部分32aの高さは、横電極部分322a,324aの高さと同一であってもよい。
(5)第7実施例では、電極対30を覆う部分の保護膜401の厚みは、電極対30の上下方向に一定である。しかしながら、電極対30を覆う部分の保護膜401の厚みは、電極対30の上端から下方に向かって徐々に厚くなっていてもよい。保護膜401の厚みは、電極対30の中間の位置(本実施例では、上から9個目の横電極部分32a)で最も厚くなっていてもよい。電極対30の中間の位置より下方では、電極対30を覆っている部分の保護膜401は、電極対30の下端に向かって徐々に薄くなっていてもよい。電極対30を覆っている部分の保護膜401のうち、最も薄い部分の保護膜401の厚みは、電極対420を覆う部分の保護膜401のうち、最も厚い部分の保護膜401の厚みと同一であってもよい。本変形例によれば、大気中における電極対420の静電容量は、電極対30の静電容量よりも大きい。また、液位センサ400では、大気中での電極対400の静電容量がCB1であり、液位センサ50が燃料タンク内に配置されている状態で特定された静電容量がCB2である場合、(CB2−CB1)/(CA2−CA1)の値と実際の液位レベルとは、略比例する。電極対30は、電極対30の上端と下端の中間の位置(即ち上から9個目の横電極部分32aの位置)より液位が高い位置にあるときには、液位が低くなるほど液位の変化に対する静電容量の変化率が小さくなり、電極対30の上端と下端の中間の位置より液位が低い位置にあるときには、液位が低くなるほど液位の変化に対する静電容量の変化率が大きくなるように構成されている。
(6)上記の変形例では、電極対420を覆う部分の保護膜401の厚みは、電極対420の上下方向に沿って変化する。しかしながら、電極対420を覆う部分の保護膜401の厚みは、電極対420の上下方向において一定であってもよい。この場合、電極対420を覆う部分の保護膜401の厚みは、図13に示す保護膜401の最も薄い部分と同じ厚みであってもよい。本変形例では、電極対420は、液位が低くなるほど液位の変化に対する静電容量の変化率が小さくなるように構成されている。なお、本変形例では、最も薄い部分の保護膜401の厚みは、電極対420を覆う部分の保護膜401の厚みと同一であってもよい。
また、本明細書または図面に説明した技術要素は、単独であるいは各種の組合せによって技術的有用性を発揮するものであり、出願時請求項記載の組合せに限定されるものではない。また、本明細書または図面に例示した技術は複数目的を同時に達成するものであり、そのうちの一つの目的を達成すること自体で技術的有用性を持つものである。
10:液位センサ
11:基板
20,30:電極対
22,32:信号電極
22a,24a,32a,34a:横電極部分
22b,24b,32b,34b:縦電極部分

Claims (10)

  1. 液体の液位を検出するための液位センサであって、
    基板と、
    前記基板の表面に配置されている第1の電極対と、
    前記第1の電極対と同一の表面に配置されている第2の電極対と、を備え、
    前記第1の電極対は、前記第1の電極対の上端と下端の中間の位置より液位が高い位置にあるときには、液位が低くなるほど液位の変化に対する静電容量の変化率が大きくなり、かつ、前記第1の電極対の上端と下端の中間の位置より液位が低い位置にあるときには、液位が低くなるほど液位の変化に対する静電容量の変化率が小さくなるように構成されており、
    前記第2の電極対は、液位が低くなるほど液位の変化に対する静電容量の変化率が大きくなるように構成されている、液位センサ。
  2. 大気中の前記第1の電極対の静電容量がCA1であり、大気中の前記第2の電極対の静電容量がCB1であり、液位の検出中の前記第1の電極対の静電容量がCA2であり、液位の検出中の前記第2の電極対の静電容量がCB2である場合、前記第1の電極対と前記第2の電極対との上端を越えるときの液位に対する検出中の液位の比が(CB2−CB1)/(CA2−CA1)に略比例するように、前記第1の電極対と前記第2の電極対とが構成されている、請求項1に記載の液位センサ。
  3. 大気中において、前記第1の電極対の静電容量は、前記第2の電極対の静電容量よりも大きい、請求項1又は2に記載の液位センサ。
  4. 前記第1の電極対の一方の電極のうちの前記第1の電極対の他方の電極と対向している部分の面積は、前記第2の電極対の一方の電極のうちの前記第2の電極対の他方の電極と対向している部分の面積よりも大きい、請求項3に記載の液位センサ。
  5. 前記第1の電極対の少なくとも一部の電極間の距離は、前記第2の電極対の電極間の距離よりも小さい、請求項3又は4に記載の液位センサ。
  6. 前記第1の電極対の少なくとも一部は、前記基板の表面に垂直な方向において、前記第2の電極対よりも高い、請求項3から5のいずれか一項に記載の液位センサ。
  7. 前記基板の表面に配置されており、前記第1の電極対と前記第2の電極対とを覆う保護膜を、さらに備え、
    前記第1の電極対を覆う前記保護膜の少なくとも一部は、前記第2の電極対を覆う前記保護膜よりも薄い、請求項3から6のいずれか一項に記載の液位センサ。
  8. 液体の液位を検出するための液位センサであって、
    基板と、
    前記基板の表面に配置されている第1の電極対と、
    前記第1の電極対と同一の表面に配置されている第2の電極対と、を備え、
    前記第1の電極対は、液位が低くなるほど液位の変化に対する静電容量の変化率が小さくなるように構成されており、
    前記第2の電極対は、前記第2の電極対の上端と下端の中間の位置より液位が高い位置にあるときには、液位が低くなるほど液位の変化に対する静電容量の変化率が小さくなり、前記第2の電極対の上端と下端の中間の位置より液位が低い位置にあるときには、液位が低くなるほど液位の変化に対する静電容量の変化率が大きくなるように構成されている、液位センサ。
  9. 液体の液位を検出するための液位センサであって、
    基板と、
    前記基板の表面に配置されている第1の電極対と、
    前記第1の電極対と同一の表面に配置されている第2の電極対と、を備え、
    前記第1の電極対は、前記第1の電極対の上端と下端の中間の位置より液位が高い位置にあるときには、液位が低くなるほど液位の変化に対する静電容量の変化率が大きくなり、前記第1の電極対の上端と下端の中間の位置より液位が低い位置にあるときには、液位が低くなるほど液位の変化に対する静電容量の変化率が小さくなるように構成されており、
    前記第2の電極対は、前記第2の電極対の上端と下端の中間の位置より液位が高い位置にあるときには、液位が低くなるほど液位の変化に対する静電容量の変化率が小さくなり、前記第2の電極対の上端と下端の中間の位置より液位が低い位置にあるときには、液位が低くなるほど液位の変化に対する静電容量の変化率が大きくなるように構成されている、液位センサ。
  10. 液体の液位を検出するための液位センサであって、
    基板と、
    前記基板の表面に配置されている第1の電極対と、
    前記第1の電極対と同一の表面に配置されている第2の電極対と、を備え、
    大気中の前記第1の電極対の静電容量がCA1であり、大気中の前記第2の電極対の静電容量がCB1であり、液位の検出中の前記第1の電極対の静電容量がCA2であり、液位の検出中の前記第2の電極対の静電容量がCB2である場合、前記第1の電極対と前記第2の電極対との上端を越えるときの液位に対する検出中の液位の比が(CB2−CB1)/(CA2−CA1)に略比例するように、前記第1の電極対と前記第2の電極対とが構成されている、液位センサ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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