JP2013174803A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】転写体の周方向における後端規制部材の転写体に対する位置精度を向上させることができる画像形成装置を得る。
【解決手段】駆動モータM1から回転力伝達ユニット52を介して回転力が後端グリッパ34及び転写ドラム30に伝達され、転写ドラム30と後端グリッパ34とは同期して回転する。このように、回転力伝達ユニット52を用いて、駆動モータM1が転写ドラム30を回転させる回転力を後端グリッパ34に伝達するため、個別に伝達ユニットが設けられる場合と比して、転写ドラム30の周方向における後端グリッパ34の転写ドラム30に対する位置精度が向上する。
【選択図】図1

Description

本発明は、画像形成装置に関する。
特許文献1に記載の画像形成装置には、転写紙が周面に巻き付けられる転写ドラムが備えられている。また、転写ドラム(転写体)の外周面に巻き付けられる転写紙の後端を固定する後端固定手段が設けられ、この後端固定手段(後端規制部材)は磁石を転写ドラムに着磁させ、押さえ片で転写紙後端を固定するようになっている。
特開昭63−293573
本発明の課題は、転写体の周方向における後端規制部材の転写体に対する位置精度を向上させることである。
本発明の請求項1に係る画像形成装置は、回転しながら表面にトナー画像が順次形成される像保持体と、記録媒体が外周面に巻き付けられ、回転しながら前記記録媒体を前記像保持体と対向する転写位置に複数回搬送して前記像保持体の表面に形成されたトナー画像を順次前記記録媒体に転写する転写体と、前記転写体に対して前記転写体の周方向に相対移動可能とされ、前記転写体に巻き付けられた前記記録媒体の後端部の位置を規制する際には、前記転写体に対して同期して回転される後端規制部材と、前記転写体を回転させる駆動部材と、前記後端規制部材を前記転写体に対して同期して回転させる際に、前記駆動部材が前記転写体を回転させる回転力を前記後端規制部材に伝達する伝達手段と、を備えることを特徴とする。
本発明の請求項2に係る画像形成装置は、請求項1に記載の画像形成装置において、前記伝達手段は、前記後端規制部材の少なくとも一部を構成する構成部材を前記転写体に対して、近接離間する方向に移動させる移動部材と、前記移動部材によって前記転写体に近接することで、前記構成部材を、回転力を伝達可能に前記転写体へ連結させる連結部材と、を備えることを特徴とする。
本発明の請求項3に係る画像形成装置は、請求項2に記載の画像形成装置において、前記移動部材は、前記転写体の回転軸方向に沿って前記構成部材を移動させることを特徴とする。
本発明の請求項4に係る画像形成装置は、請求項2項に記載の画像形成装置において、前記移動部材は、前記転写体の径方向に沿って前記構成部材を移動させることを特徴とする。
本発明の請求項5に係る画像形成装置は、請求項4項に記載の画像形成装置において、前記後端規制部材は、前記構成部材と、前記構成部材に取り付けられ、前記構成部材が前記転写体の径方向の外側に移動することで、前記記録媒体の後端部と離間して前記記録媒体の後端部を解放する解放状態と、前記構成部材が前記転写体の径方向の内側に移動することで、前記記録媒体の後端部と当って前記記録媒体の後端部の位置を規制する規制状態との間を移行可能とされる規制部と、を備え、前記連結部材が前記構成部材を前記転写体に連結するのに伴って、解放状態の前記規制部が規制状態に移行することを特徴とする。
本発明の請求項1の画像形成装置によれば、転写体と後端規制部材とを個別に制御する場合と比して、転写体の周方向における後端規制部材の転写体に対する位置精度を向上させることができる。
本発明の請求項2の画像形成装置によれば、転写体の回転力を直接、構成部材に伝達しない場合と比して、転写体の周方向における後端規制部材の転写体に対する位置精度を効果的に向上させることができる。
本発明の請求項3の画像形成装置によれば、移動部材が転写体を移動させる場合と比して、回転力を転写体から構成部材へ簡易な構成で伝達することができる。
本発明の請求項4の画像形成装置によれば、移動部材が転写体を移動させる場合と比して、回転力を転写体から構成部材へ簡易な構成で伝達することができる。
本発明の請求項5の画像形成装置によれば、規制部が構成部材とは別に移動する場合と比して、規制部を移動部材の移動によって規制状態にすることができる。
(A)(B)本発明の第1実施形態の画像形成装置に用いられた後端グリッパ及び転写ドラム等を示した正面図である。 (A)(B)本発明の第1実施形態の画像形成装置に用いられた先端グリッパが解放状態に配置された状態、及び把持状態に配置された状態を示した側面図である。 (A)(B)本発明の第1発明実施形態に係る画像形成装置に用いられた転写ドラム、先端グリッパ、及び後端グリッパを示した展開図及び側面図である。 (A)(B)(C)(D)本発明の第1実施形態に係る画像形成装置に用いられた転写ドラムにシート部材Pが巻き付けられる状態を示した状態図である。 (A)(B)(C)(D)本発明の第1実施形態に係る画像形成装置に用いられた転写ドラムから巻き付けられたシート部材Pが離間する状態を示した状態図である。 本発明の第1実施形態に係る画像形成装置に用いられた転写ドラム及び像保持体等を示した側面図である。 本発明の第1実施形態に係る画像形成装置を示した概略構成図である。 (A)(B)本発明の第2実施形態の画像形成装置に用いられた後端グリッパ及び転写ドラム等を示した正面図である。 本発明の第2実施形態の画像形成装置に用いられた転写ドラムの側面及びローラの側面を示した斜視図である。 (A)(B)本発明の第3実施形態の画像形成装置に用いられた後端グリッパ及び転写ドラム等を示した正面図である。 (A)(B)本発明の第4実施形態の画像形成装置に用いられた後端グリッパ及び転写ドラム等を示した正面図である。 (A)(B)本発明の第5実施形態の画像形成装置に用いられた後端グリッパ及び転写ドラム等を示した正面図である。 本発明の第5実施形態の画像形成装置に用いられた後端グリッパ及び転写ドラム等を示した拡大正面図である。 本発明の第5実施形態の画像形成装置に用いられた後端グリッパ及び転写ドラム等を示した斜視図である。 (A)(B)本発明の第6実施形態の画像形成装置に用いられた後端グリッパ及び転写ドラム等を示した正面図である。
<第1実施形態>
本発明の第1実施形態に係る画像形成装置の一例について図1〜図7に従って説明する。
(全体構成)
図7に示されるように、本発明の実施形態に係る画像形成装置10は、トナー画像を形成する画像形成部12と、供給される記録媒体としてのシート部材Pが巻き付けられると共に巻き付けられたシート部材Pに画像形成部12で形成されたトナー画像を転写する転写装置14と、転写装置14から解放されたシート部材Pに形成されたトナー画像をシート部材Pに定着する定着装置16と、転写装置14へシート部材Pを供給する用紙供給部18と、画像形成装置10の全体を制御する制御部20と、を備えている。
〔画像形成部〕
先ず、トナー画像を形成する画像形成部12について説明する。
画像形成部12は、回転しながら表面にトナー画像が順次形成される像保持体22を備えている。さらに、画像形成部12は、像保持体22の表面を帯電させる帯電装置24と、帯電された像保持体22の表面を露光して静電潜像を形成する露光装置26と、現像剤を用いて像保持体22の表面に形成された静電潜像をトナー画像として現像するロータリ現像装置28と、像保持体22上に残った異物を清掃する清掃装置46と、を備えている。
[像保持体]
像保持体22は、矢印A方向に回転するように取り付けられ、その表面に負の帯電極性を有する感光層22Aを備えている。そして、帯電装置24、露光装置26、ロータリ現像装置28、清掃装置46は、像保持体22の周囲に、矢印A方向に沿って、この順番に配置されている。また、像保持体22を周速度V1で回転させる駆動源(図示省略)が備えられている。
[帯電装置]
帯電装置24は、像保持体22に対向して設けられ、回転する像保持体22と従動回転しながら像保持体22の表面を帯電させるようになっている。
[露光装置]
露光装置26は、帯電装置24によって帯電した像保持体22の表面に光を照射することで静電潜像を形成するものであって、本実施形態においては一例として複数のLED(図示せず)を含んで構成されている。
[ロータリ現像装置]
ロータリ現像装置28は、回転軸28Aと、回転軸28Aの周囲に配置されたイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、黒(K)の現像器28Y、28M、28C、28Kとを備えている。さらに、ロータリ現像装置28は、回転軸28Aを中心として矢印C方向に回転するようになっている。
そして、ロータリ現像装置28は、像保持体22と対向する位置において、いずれかの現像器28Y、28M、28C、28Kを位置決めすることで、露光装置26によって形成された像保持体22上の静電潜像を、トナー画像として各色毎に順次現像するようになっている。
なお、これらの現像器28Y、28M、28C、28Kの内部には、対応する色の現像剤が収容されている。
[清掃装置]
清掃装置46は、後述する転写装置14によってシート部材Pに転写されずに像保持体22の表面に残ったトナーやトナー以外の付着物を像保持体22の表面から剥離させて回収するようになっている。本実施の形態の清掃装置46は、ブレード方式のクリーナとされている。
〔転写装置〕
次に、シート部材Pが巻き付けられると共に巻き付けられたシート部材Pに画像形成部12で形成したトナー画像を転写する転写装置14について説明する。
転写装置14は、像保持体22上のトナー画像が転写されるシート部材Pが巻き付けられる転写体の一例としての転写ドラム30と、転写ドラム30に巻き付けられるシート部材Pの先端部を把持する先端把持部材の一例としての先端グリッパ32と、シート部材Pの後端部の位置を規制する後端規制部材の一例としての後端グリッパ34とを備えている。
さらに、転写装置14は、シート部材Pが通過することを検知する用紙検知センサ36と、転写ドラム30にシート部材Pを押し付ける押付ロール38と、転写ドラム30を回転させる駆動モータM1(図1参照)と、転写ドラム30にトナーとは逆極性の電圧から成る転写バイアスを印加する電源48と、を備えている。なお、後端グリッパ34については、詳細を後述する。
[転写ドラム]
像保持体22に対向して配置される転写ドラム30は、回転軸30Aを備え、ドラム形状とされた基部30Bと、この基部30Bの外周面に形成された弾性変形可能な弾性層30Cとを備えている。
弾性層30Cは、シート部材Pの搬送方向先端である弾性層先端側から、シート部材Pの搬送方向後端である弾性層後端側まで、ドラム形状の基部30Bの外周に沿って設けられている。そして、最大サイズのシート部材Pが巻き付けられない部分は、弾性層30Cが転写ドラム30の周方向で一部が切り欠かれた切欠き領域30Dとさている。
また、転写ドラム30の切欠き領域30Dが、像保持体22と対向する場合には、転写ドラム30と像保持体22とが接触しないように各部材の大きさ及び位置関係が決められている。さらに、弾性層30Cの外周表面には誘電体シートのような誘電体は設けられておらず、転写ドラム30にシート部材Pを巻き付ける場合には、静電吸着を利用しないようになっている。
ここで、図6に示されるように、転写ドラム30と像保持体22とが対向し、シート部材Pにトナー画像を転写する転写位置Trおいては、転写ドラム30の弾性層30Cは、像保持体22に押圧される。そして、弾性層30Cは、図中の二点鎖線で示す圧縮外周線NLまで、像保持体22によって押し潰されるようになっている。
また、この転写位置Trおいては、転写ドラム30と像保持体22と挟み込まれるシート部材Pの搬送は、像保持体22による静電吸着搬送が支配的になるようになっている。
図1(A)(B)に示されるように、転写ドラム30の回転軸30Aの一端部には、ロール30Eが固定されている。さらに、転写ドラム30の回転軸方向(以下単に、「ドラム軸方向」と記載する場合がある)に沿って延びる回転軸30Hが転写ドラム30と間隔を空けて設けられている。この回転軸30Hには、ロール30Eの外周面と接触してロール30Eとの間で互いに回転力が伝達可能とされるロール30Gが固定されている。このロール30Gは、ロール30Eに比して、ドラム軸方向に延びて長くされている。
さらに、転写ドラム30を回転させる駆動部材の一例としての駆動モータM1の出力軸に固定されたギア30Fと噛み合うギア30Jが、回転軸30Hに固定されている。この駆動モータM1の駆動力により、転写ドラム30は、像保持体22の周速度V1よりも遅い周速度V2で回転するようになっている。なお、ギア30Fは、ギア30Jに比して、ドラム軸方向に沿って長くされている。
[用紙検知センサ]
図7に示されるように、用紙検知センサ36は、転写ドラム30の外周面に対向して配置されており、転写ドラム30に巻き付けられて搬送されるシート部材Pに赤外光を照射し、この反射光により、シート部材Pの通過を検知するようになっている。
この用紙検知センサ36は、後述する後端グリッパ34の待機位置(図7に示す位置)に対してシート部材Pの搬送方向上流側に配置され、シート部材Pが転写ドラム30に給紙される給紙位置Paに対してシート部材Pの搬送方向下流側に配置されている。
[押付ロール]
転写ドラム30にシート部材Pを押し付ける押付ロール38は、転写位置Trに対してシート部材Pの搬送方向上流側に配置され、後端グリッパ34の待機位置に対してシート部材Pの搬送方向下流側に配置されている。
また、押付ロール38は、転写ドラム30に対して近接又は離間する動作を行う(図6の矢印D1及びD2参照)ようになっている。
[先端グリッパ]
図3(A)(B)に示されるように、転写ドラム30に巻き付けられるシート部材Pの先端部を把持する先端グリッパ32は、転写ドラム30に取り付けられ、切欠き領域30Dに配置されている。なお、図3(A)は、転写ドラム30の外周を展開した展開図である。
図2(A)(B)に示されるように、先端グリッパ32は、シート部材Pの先端部を弾性層30Cに押え付ける押圧板32Aと、押圧板32Aを回転移動させてシート部材Pの先端部を把持又は解放する軸部材32Bとを備えている。
押圧板32Aは、ドラム軸方向に延びて設けられている。一例として押圧板32Aは、ステンレス板を折り曲げて形成され、ドラム軸方向から見て、一箇所の折れ部を備える一つ折り形状とされている。
また、軸部材32Bの軸方向は、ドラム軸方向に沿っている。さらに、円柱状とされる軸部材32Bは、押圧板32Aの一端側に固定されている。これにより、軸部材32Bを回転させることで、先端グリッパ32は、押圧板32Aの他端側でシート部材Pの先端部を把持する把持状態(図2(B)参照)と、シート部材Pの先端部を解放する解放状態(図2(A)参照)との間を移行するようになっている。
そして、図2(A)(B)に示されるように、把持状態と解放状態との間を移行する先端グリッパ32の軌跡は、圧縮外周線NLの内側に配置されており、像保持体22とは当らないようになっている。換言すれば、先端グリッパ32は、像保持体22による弾性層30Cの圧縮領域外に配置され、転写位置Trに移動した先端グリッパ32は、像保持体22と離間するようになっている。
〔定着装置〕
次に、シート部材Pに形成されたトナー画像をシート部材Pに定着する定着装置16について説明する。
図7に示されるように、定着装置16は、加熱源(図示せず)を備え回転力が伝達される加熱ロール16Aと、この加熱ロール16Aに圧接される加圧ロール16Bとを備えている。
そして、トナー画像が形成されたシート部材Pが、加熱ロール16Aと加圧ロール16Bとで挟持搬送されることで、トナー画像が溶融・加圧されてシート部材Pに定着されるようになっている。
また、定着装置16に対してシート部材Pの搬送方向下流側には、トナー画像が定着されたシート部材Pを装置本体10Aの上面に設けられた排出部42に排出する排出ロール44が設けられている。
〔用紙供給部〕
次に、転写装置14へシート部材Pを供給する用紙供給部18について説明する。
用紙供給部18は、画像形成装置10の装置本体10A内の下方に配置され、シート部材Pが積載される用紙収容部材18Aと、用紙収容部材18Aからシート部材Pを取り出す取出しロール18Bと、密着したシート部材Pを分離する分離ロール18Cと、シート部材Pの先端部の通過を検知する先端検知センサ18Dとを備えている。
また、用紙供給部18には、複数の搬送ロール18Eが備えられ、シート部材Pは、この搬送ロール18Eによって搬送経路40に沿って搬送されるようになっている。
これにより、転写位置Trに対して転写ドラム30の回転方向上流側の給紙位置Paに向けて、用紙収容部材18Aから搬送経路40に沿ってシート部材Pが供給されるようになっている。
(全体構成の作用)
次に、全体構成の作用について説明する。
先ず、図示せぬパーソナルコンピュータ等によって形成された色材画像データは、例えばR(赤)、G(緑)、B(青)の各データとして、画像信号処理装置(図示せず)に入力され、画像処理が施される。画像処理が施された画像データは、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、黒(K)の4色の色材階調データに変換され、露光装置26に出力されて画像形成動作が開始される。
図7に示されるように、画像形成動作の開始に伴い、像保持体22及び転写ドラム30は同期して回転を開始する。このとき、像保持体22の周速度V1は、転写ドラムの周速度V2よりも速い。例えば、像保持体22の周速度V1が転写ドラムの周速度V2よりも、0.5%〜1%程度速くされている。
なお、このタイミングでは、先端グリッパ32及び後端グリッパ34は、解放状態とされている。
また、先端グリッパ32は転写ドラム30と共に回転するのに対して、後端グリッパ34は、転写ドラム30と共に回転することなく解放状態とされて待機位置で停止している。
そして、回転する像保持体22の感光層22Aが帯電装置24により帯電された後、露光装置26により像保持体22に光が照射され、画像情報に応じた一色目(たとえばイエロー)の静電潜像が像保持体22に形成される。
一方、ロータリ現像装置28が回転し、像保持体22上に形成される静電潜像に対応する色成分トナーを有する現像器(例えばイエローの場合にはイエローの現像器28Y)が、像保持体22との対向位置に配置されるように位置決めされている。
そして、現像器28Yにより像保持体22上の静電潜像が現像され、像保持体22上にトナー画像が形成される。このトナー画像は、像保持体22の回転に伴って転写ドラム30と対向する転写位置Trに向かって搬送される。
一方、画像形成動作の開始に伴って、シート部材Pの供給も行われる。具体的には、取出しロール18Bにより用紙収容部材18Aから取り出したシート部材Pは、分離ロール18Cにより分離される。さらに、分離したシート部材Pは、搬送ロール18Eによって搬送経路40に送り出される。そして、先端検知センサ18Dがシート部材Pの先端部が通過したことを検出し、検出信号を制御部20へ送る。
検出信号を受けた制御部20は、この検出信号に基づき、先端グリッパ32が給紙位置Paに到達するのに合わせて、シート部材Pが給紙位置Paに到達するようにシート部材Pの搬送を制御する(図4(A)参照)。
なお、シート部材Pが供給される際に、用紙サイズセンサ(図示せず)によって検知されたシート部材Pのサイズが制御部20へ送られる。
図4(B)に示されるように、シート部材Pの先端部が給紙位置Paに到達するのに合わせて、解放状態とされた先端グリッパ32が把持状態へ移行する。これにより、シート部材Pの先端部が先端グリッパ32によって把持される。
そして、シート部材Pを把持した先端グリッパ32は、停止した後端グリッパ34と対向する位置を通過する。後端グリッパ34を通過した先端グリッパ32は、シート部材Pを把持したまま転写位置Trへ向う。このとき、押付ロール38は、弾性層30Cと接触する接触配置に配置されており、転写ドラム30にシート部材Pを巻き付けるようシート部材Pを弾性層30Cに押し付けて沿わせる。
これにより、図4(C)に示されるように、先端グリッパ32によって把持されて転写位置Trを通過したシート部材Pは、先端グリッパ32に把持されたまま転写ドラム30に巻き付けられる。
像保持体22上に形成された一色目(例えばイエロー)のトナー画像は、像保持体22と転写ドラム30とが対向する転写位置Trにおいて、転写ドラム30上のシート部材Pに転写される。なお、転写後に像保持体22上に残ったトナーは、清掃装置46(図6参照)によって像保持体22上から回収される。
そして、露光装置26により画像情報に応じた一色目(たとえばイエロー)の静電潜像が形成され、用紙検知センサ36によってシート部材Pの後端部が通過したことが検知される。この用紙検知センサ36からの信号を受けた制御部20が、後端グリッパ34及び押付ロール38へ指示を出す。
指示を受けた後端グリッパ34は、後述する解放状態から規制状態へ移行して、シート部材Pの後端部の位置を規制する。また、指示を受けた押付ロール38は、接触位置から離間位置へ移動して、シート部材Pから離れる。
規制状態へ移行した後端グリッパ34は、転写ドラム30と同期して回転を開始する。つまり、後端グリッパ34の用紙規制部34Aの速度は、転写ドラム30の周速度V2と等しくなる。
さらに、図4(D)に示されるように、転写ドラム30と同期して回転する後端グリッパ34は、シート部材Pの後端部を規制しながら転写位置Trを通過する。
そして、二色目から、最終色(例えば黒)前の潜像形成(例えばマゼンタ、シアン)、現像及び転写が、前述した工程に従って同様に繰り返される。
図5(A)(B)に示されるように、最終色のトナー画像が転写される場合には、最終色(例えば黒)前の転写の場合と異なり、転写位置Trにおいて、先端グリッパ32が把持状態から解放状態へ移行する。
さらに、図5(C)(D)に示されるように、先端グリッパ32による把持が解除され、複数のトナー画像が形成されたシート部材Pの先端側は、弾性層30Cと像保持体22とのニップにより、転写ドラム30から剥離する。
図7に示されるように、先端側が転写ドラム30から剥離したシート部材Pは、定着装置16に向って搬送される。
さらに、シート部材Pの搬送に従い、シート部材Pの後端部を規制する後端グリッパ34が前述した待機位置に到達する。この待機位置にて、後端グリッパ34は、規制状態から解放状態へ移行してシート部材Pの後端部を解放する。そして、解放状態へ移行した後端グリッパ34は、この待機位置で停止する。
定着装置16に向って搬送されたシート部材Pのトナー画像は、定着装置16によってシート部材Pに定着される。さらに、搬送されるシート部材Pは、転写ドラム30から離間する。そして、シート部材Pは、排出ロール44によって排出部42に排出される。
(要部構成)
次に、後端グリッパ34について説明する。
図1(A)(B)に示されるように、後端グリッパ34は、ドラム軸方向において、転写ドラム30を跨ぐように配置されている。
後端グリッパ34は、ドラム軸方向に延びる規制部の一例としての用紙規制部34Aと、用紙規制部34Aの両端部に配置される一対の保護部34Bと、保護部34Bの基端部が固定されると共に、回転軸30Aに対して回転可能に支持された一対のロール34Cとを備えている。
ロール34Cの外径寸法は、ロール30Eの外径寸法と同様とされ、転写ドラム30の外径寸法より大きくされている。そして、このロール34Cの外周面のドラム軸方向で転写ドラム30側に保護部34Bの基端部が固定されている。
用紙規制部34Aは、フィルム状の樹脂部材から形成され、弾性変形可能とされている。樹脂部材の材質としては、例えばPET(Polyethylene terephthalate)、ポリイミド、フッ素系樹脂等が上げられる。
さらに、保護部34B及びロール34Cの内部には、用紙規制部34Aを転写ドラム30の径方向(以下単に、「ドラム径方向」と記載する場合がある)に沿って移動させるソレノイド34Dが設けられている。
この構成において、制御部20(図7参照)がソレノイド34Dを制御することで、用紙規制部34Aをドラム径方向の外側に移動する。これにより、用紙規制部34Aが、弾性層30Cから離間してシート部材Pの後端部を解放する解放状態へ移行するようになっている(図1(A)参照)。
これに対して、制御部20がソレノイド34Dを制御することで、用紙規制部34Aを径方向の内側に移動する。これにより、用紙規制部34Aが、シート部材Pの後端部を弾性層30Cに接触させて弾性層30Cに沿わせるように規制する規制状態へ移行するようになっている(図1(B)参照)。
一方、回転軸30Hにおいてロール30Gを挟んでギア30Jの反対側には、ロール30Gと外径寸法が同様とされたロール50が固定されている。
回転軸30Hに固定されたこのロール50と、ロール30Gと、ギア30Jとを備えて、後述するように駆動モータM1が転写ドラム30を回転させる回転力を後端グリッパ34に伝達する伝達手段の一例としての回転力伝達ユニット52が構成されている。
さらに、この回転力伝達ユニット52をドラム軸方向に移動可能に支持する支持部材(図示省略)が設けられている。そして、図示せぬストッパ部材により移動範囲が規制され、図1(A)(B)に示されるように、回転力伝達ユニット52は、ロール50及びロール30Gが、ロール34Cと接触する接触位置(図1(B)参照)と、ロール50及びロール30Gが、ロール34Cと離間する離間位置(図1(A)参照)との間を移動可能とされている。また、回転力伝達ユニット52を、接触位置と離間位置とに移動させるソレノイド58が設けられている。具体的には、ソレノイド58を、非通電状態とすることで回転力伝達ユニット52が離間位置へ配置され、通電状態とすることで回転力伝達ユニット52が接触位置へ移動するようになっている。
具体的には、図1(B)に示す接触位置では、ロール30Gは、ロール30E側に設けられた一方のロール34Cとロール30Eとにドラム軸方向で跨るように配置され、接触するようになっている。また、ロール50が、転写ドラム30を挟んで一方のロール34Cの反対側に設けられた他方のロール34Cと接触するようになっている。
これに対して、図1(A)に示す離間位置では、ロール30Eとロール30Gとの接触が維持された状態で、ロール50及びロール30Gが、ロール34Cとドラム軸方向で離間するようになっている。
さらに、画像形成装置10は、後端グリッパ34を待機位置に位置決めする位置決めピン60を備えている。そして、この位置決めピン60の先端側が差し込まれる凹部62が他方のロール34Cの側面に形成されている。また、位置決めピン60を移動させて、位置決めピン60を凹部62に対して抜き差しするソレノイド64が備えられている。
位置決めピン60が凹部62に差し込まれた差込状態では、後端グリッパ34が待機位置に位置決めされる(図1(A)参照)。一方、位置決めピン60が凹部62から抜き出される抜出状態では、後端グリッパ34が回転軸30A周りに回転可能とされる。
(要部構成の作用)
図7に示されるように、画像形成動作の開始に伴い、像保持体22と転写ドラム30とは同期して回転を開始する。
この状態では、図1(A)に示されるように、制御部20(図7参照)がソレノイド64を制御することで位置決めピン60が差込状態とされ、これにより、後端グリッパ34は待機位置に配置されている。さらに、制御部20がソレノイド34Dを制御することで後端グリッパ34は解放状態とされ、また、制御部20がソレノイド58を制御することで回転力伝達ユニット52が離間位置に配置されている。
図7に示されるように、搬送経路40に沿って搬送されるシート部材Pの先端部が先端グリッパ32に把持され、このシート部材Pは回転する転写ドラム30に巻き付けられる。
転写ドラム30に巻き付けられるシート部材Pの後端が、用紙規制部34Aに到達すると、図1(B)に示されるように、制御部20がソレノイド64を制御することで位置決めピン60が抜出状態とされ、後端グリッパ34は回転軸30A周りに回転可能となる。それと同時に制御部20がソレノイド58を制御することで回転力伝達ユニット52が接触位置に移動し、駆動モータM1から回転力伝達ユニット52を介して回転力が後端グリッパ34に伝達される。そして、転写ドラム30と後端グリッパ34とは同期して回転する。さらに、制御部20がソレノイド34Dを制御することで後端グリッパ34は規制状態に移行する。
以上説明したように、回転力伝達ユニット52を用いて、駆動モータM1が転写ドラム30を回転させる回転力を後端グリッパ34に伝達するため、個別に伝達ユニットが設けられる場合と比して、転写ドラム30の周方向における後端グリッパ34の転写ドラム30に対する位置精度が向上する。それぞれに伝達ユニットが設けられる場合では、部品の単品精度、部品の取り付け精度及び部品間のガタ等により、前述した位置精度を低下させる要因が夫々の伝達ユニットに発生してしまうからである。
また、後端グリッパ34の転写ドラム30に対する位置精度が向上するため、用紙規制部34Aによって規制されるシート部材Pの後端側の面積が少なくなる。これにより、シート部材Pの後端側の余白(トナー画像が形成不可能な範囲)が少なくなる。
また、転写ドラム30を回転させるための駆動モータM1を用いて後端グリッパ34を回転させることで、後端グリッパ34を回転させるための専用の駆動源が不要となる。
<第2実施形態>
次に、本発明の第2実施形態に係る画像形成装置の一例について図8、図9に従って説明する。なお、第1実施形態と同一部材については、同一符号を付してその説明を省略する。
図8(A)(B)に示されるように、保護部34Bの基端部が固定される第2実施形態に係る一対の構成部材の一例としてのロール70は、回転軸30Aに対して回転可能に支持されると共に、回転軸30Aに対してドラム軸方向に移動可能とされている。
さらに、駆動モータM1の出力軸に固定されたギア30Mと、噛み合うギア30Nは、ギア30Mより大径化され、回転軸30Aに固定されている。
また、図9に示されるように、転写ドラム30においてロール70側を向いた側面30Lには、転写ドラム30の回転中心を囲むように凹凸状の噛合部72Aが環状に形成されている。
一方、ロール70において転写ドラム30側を向いた一方の側面70Aには、ロール70がドラム軸方向へ移動することで前述した噛合部72Aと噛み合うように、凹凸状の一対の被噛合部72Bが円弧状に形成されている。噛合部72Aに被噛合部72Bを噛み合わせることで後端グリッパ34が転写ドラム30と連結される。つまり、ロール70を転写ドラム30と連結させる連結部材72は、噛合部72Aと被噛合部72Bとを備えている。
図8(A)(B)に示されるように、ロール70をドラム軸方向に移動させて、転写ドラム30に対して近接離間する方向に移動させる移動部材の一例としてのソレノイド74が設けられている。ソレノイド74の端部は、夫々のロール70において側面70Aとは反対側の側面70Bに配置されている。ソレノイド74と側面70Bとの間には、ベアリング(図示省略)が設けられている。さらに、ロール70がソレノイド74と接触するように、ロール70をソレノイド74に向けて付勢する付勢ばね(図示省略)が設けられている。そして、ソレノイド74を、非通電状態とすることでローラ70を転写ドラム30から離間させ、通電状態とすることでローラ70を転写ドラム30に接近させるようになっている。
この構成において、制御部20がソレノイド74を制御することで、ロール70が、転写ドラム30から離間する離間位置(図8(A)参照)と、転写ドラム30に近接して噛合部72Aと被噛合部72Bとが噛み合う近接位置(図8(B)参照)とに移動するようになっている。そして、ロール70が近接位置に配置された状態で、駆動モータM1の回転力が転写ドラム30を介して後端グリッパ34に伝達されるようになっている。
さらに、画像形成装置10は、後端グリッパ34を待機位置に位置決めする位置決めピン76を備えている。また、この位置決めピン76の先端側が差し込まれる凹部78がロール70の側面70Bに形成されている。
そして、ロール70が離間位置に配置された状態では、位置決めピン76が凹部78に差し込まれる差込状態となる(図8(A)参照)。一方、ロール70が近接位置に配置された状態では、位置決めピン76が凹部78から抜き出されて抜出状態となるようになっている(図8(B)参照)。
また、ロール70の離間位置と近接位置との間の移動に伴って生じる用紙規制部34Aに負荷される張力を、一定値内とするための規制部巻取り装置(図示省略)が、ロール70内に設けられている。
以上の構成により、後端グリッパ34を待機位置に待機させておく場合には、制御部20が、ソレノイド74を制御することでロール70を離間位置に配置する。この状態では、位置決めピン76は差込状態となり、後端グリッパ34が待機位置に位置決めされる。
一方、後端グリッパ34を転写ドラム30に対して一体的に回転させる場合には、制御部20が、ソレノイド74を制御することでロール70を近接位置に移動させる。これにより、図9に示される噛合部72Aに被噛合部72Bが噛み合うことで、連結部材72を介して転写ドラム30の回転力が、ロール70に伝達される。さらに、この状態では、位置決めピン76は抜出状態となり、後端グリッパ34が回転軸30Aに対して回転可能となる。
以上説明したように、ロール70をドラム軸方向に移動させることで、転写ドラム30の回転力がロール70に伝達される。
また、回転力を転写体30からロール70に直接伝達するため、転写ドラム30の周方向における後端グリッパ34の転写ドラム30に対する位置精度が効果的に向上する。
また、ロール70を移動させることで回転力が転写ドラム30からロール70へ伝達されるため、回転力が転写ドラム30からロール70へ簡易な構成で伝達される。他の作用については、第1実施形態と同様である。
<第3実施形態>
次に、本発明の第3実施形態に係る画像形成装置の一例について図10に従って説明する。なお、第2実施形態と同一部材については、同一符号を付してその説明を省略する。
図10(A)(B)に示されるように、保護部34Bの基端部が固定される第3実施形態に係る一対の構成部材の一例としてのロール81において、転写ドラム30側を向いた一方の側面81Aには、被噛合部が形成されていない。同様に、転写ドラム30の側面30Lには、噛合部が形成されていない。
一方、ロール81と接してロール81を離間位置に位置決めするストッパリング80が、回転軸30Aに固定されている。また、ロール81がストッパリング80に接するようにロール81を付勢する付勢部材(図示省略)が設けられている。
また、ロール81を挟んで転写ドラム30の反対側には、ロール81を近接位置に移動させるために用いる押付部材82が設けられている。
押付部材82は、ドラム軸方向に対して交差する方向に延びる長尺状とされ、押付部材82において長手方向の中央側には、押付部材82の本体82Aを回転可能に支持する軸82Bが備えられている。軸82Bは、図示せぬフレーム部材に固定されている。また、本体82Aの先端部には、ベアリング82Cが備えられている。
さらに、本体82Aの基端側を押し引きするソレノイド84が、本体82Aの基端側に設けられている。具体的には、ソレノイド84を、非通電状態とすることで本体82Aの基端側を引き込み、通電状態とすることで本体82Aの基端側を押し出すようになっている。
この構成において、制御部20がソレノイド84を制御することで押付部材82のベアリング82Cをロール81から離間させる。これにより、付勢部材の付勢力でロール81が、転写ドラム30から離間する離間位置(図10(A)参照)に配置されるようになっている。
一方、制御部20がソレノイド84を制御することで押付部材82を回転させてベアリング82Cでロール81を転写ドラム30側に押す。これにより、ロール81が、ドラム軸方向に移動してロール81の側面81Aと転写ドラム30の側面30Lとが接触して近接位置(図10(B)参照)に移動するようになっている。
そして、側面81Aと側面30Lとの間に生じる摩擦により、転写ドラム30の回転力がロール81に伝達されるようになっている。なお、ロール81が回転すると、押付部材82のベアリング82Cが回転ため、ロール81の回転が押付部材82によって阻害されることはない。
このように、ロール81を転写ドラム30に対して、近接離間する方向に移動させる移動部材の一例としての移動装置86は、押付部材82と、ソレノイド84と、付勢部材とを備えている。一方、ロール81を転写ドラム30に連結する連結部材88は、側面81Aと側面30Lとを備えている。
以上説明したように、側面81Aと側面30Lとの間に生じる摩擦力によって回転力が転写ドラム30からロール81に伝達される。このため、部材を噛み合わせて回転力を伝達させる場合と比して、バックラッシュ等によるガタが発生しない。他の作用については、第2実施例と同様である。
<第4実施形態>
次に、本発明の第4実施形態に係る画像形成装置の一例について図11に従って説明する。なお、第2実施形態と同一部材については、同一符号を付してその説明を省略する。
図11(A)(B)に示されるように、保護部34Bの基端部が固定される第4実施形態に係る一対の構成部材の一例としてのロール92において転写ドラム30側を向いた一方の側面92Aには、円盤状の磁石98が取り付けられている。これに対して、転写ドラム30の側面30Lは、磁石98の磁力によって引き寄せられる磁性体である円盤状の鉄板100により構成されている。
さらに、ロール92の外周面においてドラム軸方向の外側(転写ドラム30側とは反対側)には、ロール92の径方向に突出する環状の突出部92Bが形成されている。
そして、ロール92に対してドラム軸方向の外側には、突出部92Bを外側から抱え込むように規制するグリップ部94Aを備えたロール保持部材94が設けられている。このロール保持部材94は、ドラム軸方向に移動可能に図示せぬ支持部材に支持されている。
さらに、ロール保持部材94に対してドラム軸方向の外側には、ロール保持部材94をドラム軸方向に沿って移動させるソレノイド96が設けられている。具体的には、ソレノイド96を、非通電状態とすることでロール保持部材94をドラム軸方向の外側に配置し、通電状態とすることでロール保持部材94をドラム軸方向の内側に移動させるようになっている。
この構成において、制御部20がソレノイド96を制御することでロール保持部材94をドラム軸方向の外側へ移動させる。そうすると、磁石98と鉄板100との間で生じる磁力によってドラム軸方向の内側へ移動しようとするロール92が、ドラム軸方向の外側へ移動して転写ドラム30から離間する離間位置(図11(A)参照)に配置されるようになっている。
一方、制御部20がソレノイド96を制御することでロール保持部材94をドラム軸方向の内側へ移動させる。そうすると、ロール保持部材94による突出部92Bの規制が解除され、磁石98と鉄板100との間で生じる磁力によってロール92がドラム軸方向の内側へ移動しロール92の側面92Aと転写ドラム30の側面30Lとが磁力により接触する。これにより、ロール92が近接位置(図10(B)参照)に移動するようになっている。
この状態では、グリップ部94Aと突出部92Bとはドラム軸方向で離間するようになっている。そして、磁石98と鉄板100との間で生じる磁力により側面81Aと側面30Lとが連結され、転写ドラム30の回転力がロール81に伝達されるようになっている。
このように、ロール81を転写ドラム30に対して、近接離間する方向に移動させる移動部材の一例としての移動装置102は、ロール保持部材94とソレノイド96とを備えている。一方、ロール92を転写ドラム30に連結する連結部材104は、磁石98と鉄板100とを備えている。
以上説明したように、磁石98と鉄板100との間に生じる磁力によって転写ドラム30とロール92とを連結させ、回転力を転写ドラム30からロール92へ伝達される。このため、部材を噛み合わせて回転力を伝達させる場合と比して、バックラッシュ等によるガタが発生しない。他の作用については、第2実施例と同様である。
<第5実施形態>
次に、本発明の第5実施形態に係る画像形成装置の一例について図12〜図14に従って説明する。なお、第2実施形態と同一部材については、同一符号を付してその説明を省略する。
図12、図14に示されるように、第5実施形態に係る転写ドラム110は、円筒状とされ、端部を閉止する側板が備えられておらず、内部が開放されている。
そして、図14に示されるように、転写ドラム110におけるドラム軸方向の一方側には、転写ドラム110の内周面110Aと接触し、転写ドラム110の回転に伴って従動回転する従動ロール112が2個設けられている。
さらに、駆動モータM1の出力軸に固定されたギア30Mと噛みあうギア30Pが、ドラム軸方向に沿って延びる回転軸30Rの一端に固定されている。また、回転軸30Rの他端には、内周面110Aと接触するロール30Sが固定されている。
ドラム軸方向から見て、ロール30Sと、2個の従動ロール112とは、正三角形の頂点を成すように配置されている。
なお、転写ドラム110におけるドラム軸方向の他方側には、ロール30Sは設けられておらず、従動ロール112が設けられている。つまり、転写ドラム110におけるドラム軸方向の他方側には、3個の従動ロール112が設けられている。
さらに、保護部34Bの基端部が固定される第5実施形態に係る一対の構成部材の一例としてのロール114は筒状とされ、転写ドラム110の外周面110Bの両端側を覆うように設けられている。そして、ロール114は、外周面110Bに沿ってドラム軸方向に移動可能とされている。
さらに、転写ドラム110の外周面110Bにおいてドラム軸方向の両端側には、ロール114の端面と対向するように、ドラム径方向の外側に突出する環状の突出部118が形成されている。また、この一対の突出部118の間には、シート部材Pを支持する弾性層110Cが備えられている。
一方、ロール114の内部からドラム軸方向の外側に延びるロッド120が設けられている。そして、ロッド120は、転写ドラム110の回転中心を挟んで対向するように2個設けられている。
図13に示されるように、ロール114の内部に挿入されたロッド120の先端部は、ロール114の内部に形成された環状の空洞部122に配置されている。さらに、ロッド120の先端部には、ロール114が回転することにより、空洞部122の壁面と接触して回転するベアリング124が設けられている。
これに対して、ロッド120の基端側には、ロッド120をドラム軸方向に移動させるソレノイド126が設けられている。さらに、ソレノイド126とロッド120との間には、圧縮ばね130が設けられている。具体的には、ソレノイド126を、非通電状態とすることでロッド120をドラム軸方向の外側に配置し、通電状態とすることでロッド120をドラム軸方向の内側に移動させるようになっている。
この構成において、図12(A)(B)に示されるように、制御部20がソレノイド126を制御することで、ロッド120をドラム軸方向の外側へ移動させる。これにより、ベアリング124と空洞部122の壁面が接触し、ロール114が、ドラム軸方向の外側へ移動して転写ドラム30の突出部118から離間する離間位置(図12(A)参照)に配置されるようになっている。
一方、制御部20がソレノイド96を制御することでロッド120をドラム軸方向の内側へ移動させる。これにより、ロール114が、ドラム軸方向の内側へ移動してロール114の端面と突出部118とが接触して近接位置(図12(B)参照)に移動するようになっている。
ロール114が近接位置へ移動した状態では、ロール114は、ソレノイド126と突出部118との間に挟まれ、圧縮ばね130が圧縮する。そして、圧縮ばね130の付勢力により、ロール114の端面が突出部118に押し付けられるようになっている。
この状態で、ロール114の端面と突出部118との間に生じる摩擦力により、ロール114と転写ドラム110とが連結され、転写ドラム110の回転力がロール114に伝達されるようになっている。
このように、ロール114を転写ドラム110に対して、近接離間する方向に移動させる移動部材の一例としての移動装置132は、ロッド120と、ソレノイド126とを備えている。一方、ロール114を転写ドラム110に連結する連結部材134は、突出部118と、圧縮ばね130とを備えている。
以上説明したように、ロール114の端面と突出部118との間に生じる摩擦力によって回転力が転写ドラム110からロール114に伝達されるため、部材を噛み合わせて回転力を伝達させる場合と比して、バックラッシュ等によるガタが発生しない。
また、転写ドラム110には、端部を閉止する側板が備えられておらず、内部が開放されている。このため、転写ドラム110の内部に、部品等が配置される。
また、転写ドラム110の内部に、部品等が配置されるため、装置が小型化される。
また、ロール114がドラム軸方向に移動する構成となっているため、ドラム径方向のスペースが省スペース化される。他の作用については、第2実施例と同様である。
<第6実施形態>
次に、本発明の第6実施形態に係る画像形成装置の一例について図15に従って説明する。なお、第2実施形態と同一部材については、同一符号を付してその説明を省略する。
図15(A)(B)に示されるように、本第6実施形態に係る規制部の一例としての用紙規制部34Aの両端部が取り付けられる一対の構成部材の一例としての保持部140が備えられている。この保持部140は、回転軸30Aに回転可能とされるロール142に保持部140のドラム軸方向の外側で支持されている。
さらに、転写ドラム30には、転写ドラム30の一般部よりも小径化された一対の小径部144が、保持部140とドラム径方向で対向するように形成されている。
また、ロール142の内部には、保持部140をドラム径方向に移動させて小径部144に対して近接離間する方向に移動させる移動部材の一例としてのソレノイド146が設けられている。具体的には、ソレノイド146を、非通電状態とすることで保持部140がドラム径方向の外側に配置され、通電状態とすることで保持部140がドラム径方向の内側へ移動するようになっている。
この構成において、制御部20がソレノイド146を制御することで保持部140を小径部144から離間させる。これにより、保持部140は、転写ドラム30から離間する離間位置(図15(A)参照)に配置されるようになっている。
この状態では、用紙規制部34Aは解放状態とされている。
一方、制御部20がソレノイド146を制御することで保持部140をドラム径方向の内側に移動させる。これにより、保持部140が小径部144と接触する近接位置(図15(B)参照)に移動するようになっている。そして、保持部140の端面と小径部144の外周面との間に生じる摩擦力により、転写ドラム30の回転力が後端グリッパ34に伝達されるようになっている。
この状態では、用紙規制部34Aは規制状態に移行されるようになっている。
このように、保持部140を転写ドラム30に連結する連結部材150は、小径部144を備えている。
以上説明したように、制御部20がソレノイド146を制御することで、保持部140の離間位置と近接位置との移動に伴って、用紙規制部34Aが解放状態と規制状態とに移行する。
他の作用については、第2実施例と同様である。
なお、本発明を特定の実施形態について詳細に説明したが、本発明は係る実施形態に限定されるものではなく、本発明の範囲内にて他の種々の実施形態が可能であることは当業者にとって明らかである。例えば、上記実施形態では、ソレノイドを用いて対象物を移動させたが、カム等を用いて対象物を移動させてもよい。
また、上記第2実施形態では、被噛合部72Bを円弧状としたが環状としてもよい。
また、上記第3、第5、第6実施形態では、特に言及しなかったが、摩擦を生じさせる面を粗面として摩擦抵抗を高くしてもよい。この場合には、回転力の伝達効率が高くされる。
また、上記第6実施形態では、摩擦力を用いて保持部140と小径部144とを連結したが、機械的な係合や磁力等を用いて連結してもよい。
10 画像形成装置
22 像保持体
30 転写ドラム(転写体の一例)
34 後端グリッパ(後端規制部材の一例)
34A 用紙規制部(規制部の一例)
52 回転力伝達ユニット(伝達手段の一例)
70 ロール(構成部材の一例)
72 連結部材
74 ソレノイド(移動部材の一例)
81 ロール(構成部材の一例)
86 移動装置(移動部材の一例)
88 連結部材
92 ロール(構成部材の一例)
102 移動装置(移動部材の一例)
104 連結部材
114 ロール(構成部材の一例)
132 移動装置(移動部材の一例)
134 連結部材
140 保持部(構成部材の一例)
146 ソレノイド(移動部材の一例)
150 連結部材
M1 駆動モータ(駆動部材の一例)

Claims (5)

  1. 回転しながら表面にトナー画像が順次形成される像保持体と、
    記録媒体が外周面に巻き付けられ、回転しながら前記記録媒体を前記像保持体と対向する転写位置に複数回搬送して前記像保持体の表面に形成されたトナー画像を順次前記記録媒体に転写する転写体と、
    前記転写体に対して前記転写体の周方向に相対移動可能とされ、前記転写体に巻き付けられた前記記録媒体の後端部の位置を規制する際には、前記転写体に対して同期して回転される後端規制部材と、
    前記転写体を回転させる駆動部材と、
    前記後端規制部材を前記転写体に対して同期して回転させる際に、前記駆動部材が前記転写体を回転させる回転力を前記後端規制部材に伝達する伝達手段と、
    を備える画像形成装置。
  2. 前記伝達手段は、
    前記後端規制部材の少なくとも一部を構成する構成部材を前記転写体に対して、近接離間する方向に移動させる移動部材と、
    前記移動部材によって前記転写体に近接することで、前記構成部材を、回転力を伝達可能に前記転写体へ連結させる連結部材と、
    を備える請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記移動部材は、前記転写体の回転軸方向に沿って前記構成部材を移動させる請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記移動部材は、前記転写体の径方向に沿って前記構成部材を移動させる請求項2に記載の画像形成装置。
  5. 前記後端規制部材は、
    前記構成部材と、
    前記構成部材に取り付けられ、前記構成部材が前記転写体の径方向の外側に移動することで、前記記録媒体の後端部と離間して前記記録媒体の後端部を解放する解放状態と、前記構成部材が前記転写体の径方向の内側に移動することで、前記記録媒体の後端部と当って前記記録媒体の後端部の位置を規制する規制状態との間を移行可能とされる規制部と、を備え、
    前記連結部材が前記構成部材を前記転写体に連結するのに伴って、解放状態の前記規制部が規制状態に移行する請求項4に記載の画像形成装置。
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