JP2013172635A - 電力系統保護制御システム及びその方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】マージングユニット(MU)の定期点検の回数を削減し、トータルの定期点検時間を短縮できる電力系統保護制御システム及びその方法を提供する。
【解決手段】電力系統保護制御システムは、制御機器を中継する複数のマージングユニット(MU)、MUを保護制御する保護制御装置、MUを点検するMU点検装置、及び保護制御装置を監視制御する集中監視制御装置をバスで結合して構成されている。集中監視制御装置、保護制御装置又はMU点検装置は、複数のMUからそれぞれ送信されたディジタル値を受信する受信部100と、複数のディジタル値から変換した複数の計測値情報に基づいて基準値を設定し、各計測値情報が基準値から所定量を超えた場合にその計測値情報に対応したディジタル値を発するマージングユニットを点検が必要なマージングユニットとして検出する点検指令判断部103と、を備える。
【選択図】図3

Description

本発明の実施形態は、複数のマージングユニット(MU)を配置した電力系統保護制御システムにおいて、マージングユニット(MU)の定期点検の回数を削減し、トータルの定期点検時間を短縮できるシステム及びその方法に関する。
電力系統の電気所における制御機器の保護制御システムを実現するためには、制御機器本体の主回路電気量(すなわち電流または電圧)を計測して、制御機器の運転状態を監視する事が必要となる。従来は、制御機器本体に取り付けた計器用変成器により、計測に適した電流値または電圧値に変換した後、大量の電気ケーブル類により制御機器本体から離れた保護制御装置又は集中監視制御装置に情報が送られ、制御機器の運転状態監視が行われていた。
一方、近年の通信およびディジタル制御技術の発展に伴い、電流または電圧データを取得する方法として、プロセスバスの適用が開始されている。プロセスバス適用システムにおいては、制御機器近傍にマージングユニット(MU)を配置し、複数の計器用変成器からの電気量を一旦このマージングユニット(MU)に入力する。マージングユニット(MU)は、複数の電気量をディジタル電気量として、プロセスバスと呼ばれるシリアル通信を経由して上位の保護制御装置等に対して送信する。これにより、電気ケーブル類の配線量の削減、計器用変成器の二次側負担の軽減、および電力系統保護制御システムの標準化が達成できる。
従来、計器用変成器の二次定格電流は、例えば、1Aあるいは5Aのように標準化されていた。それと同様に、マージングユニット(MU)では、プロセスバス上のシリアル通信を標準化・規格化し、規格に則ったプロセスバスの適用を行うことで、異なる製造者のマージングユニット(MU)と保護制御装置間でもディジタル電気量の共有を行うこと、すなわち相互運用の実現が可能となっている。
国際電気標準会議(IEC)規格 IEC61850-9-2"SpecificCommunication Service Mapping (SCSM) For Process Bus"
マージングユニット(MU)の性能低下を見つける手段は、定期点検による予防保全を実施することが一般的である。しかし、制御機器の保護制御システムに適用するマージングユニット(MU)は制御機器毎に配置することから、数が膨大でかつ広範囲に配置されるため、定期点検に多大な回数及び時間が掛かる。長期にわたって運用する電力系統設備では、いかに定期点検の回数を減らし、トータルの定期点検時間を短縮するかが課題となる。
そこで本発明の実施形態は、マージングユニット(MU)の定期点検の回数を削減し、トータルの定期点検時間を短縮できる電力系統保護制御システム及びその方法を提供することを目的とする。
上述の目的を達成するため、本発明の実施形態は、制御機器を中継する複数のマージングユニット、前記マージングユニットを保護制御する保護制御装置、及び前記保護制御装置を監視制御する集中監視制御装置をバスで結合した電力系統保護制御システムにおいて、前記集中監視制御装置又は前記保護制御装置は、前記複数のマージングユニットからそれぞれ送信されたディジタル値を受信する受信部と、複数の前記ディジタル値から変換した複数の計測値情報に基づいて基準値を設定し、前記各計測値情報が前記基準値から所定量を超えた場合にその計測値情報に対応したディジタル値を発するマージングユニットを点検が必要なマージングユニットとして検出する点検指令判断部と、を備えることを特徴とする。
また、前記のような実施形態で実行される方法も本発明の実施形態の1つである。
第1の実施形態の電力系統保護制御システムの構成図。 マージングユニット(MU)の計測値情報のデータ図。 第1の実施形態の集中監視制御装置の構成図。 第1の実施形態のMU点検装置及び保護制御装置の構成図。 第1の実施形態におけるマージングユニット(MU)の性能低下を点検する手順を示すフローチャート。 第2の実施形態の集中監視制御装置の構成図。 第2の実施形態のMU点検装置及び保護制御装置の構成図。 第2の実施形態におけるマージングユニット(MU)の性能低下を点検する手順を示すフローチャート。 第3の実施形態のMU点検装置及び保護制御装置の構成図。 第3の実施形態におけるマージングユニット(MU)の性能低下を点検する手順を示す説明図。 第4の実施形態のMU点検装置及び保護制御装置の構成図。 第4の実施形態におけるマージングユニット(MU)の性能低下を点検する手順を示す説明図。 第5の実施形態のMU点検装置及び保護制御装置の構成図。 第5の実施形態におけるマージングユニット(MU)の性能低下を点検する手順を示す説明図。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照して具体的に説明する。
[第1の実施形態]
(基本構成)
図1に、第1の実施形態に係る電力系統保護制御システムの基本構成を示す。電力系統保護制御システム10は、電力系統の電気所等に設置される。この電力系統保護制御システム10では、電気所内を監視制御する集中監視制御装置1、マージングユニット(MU)の性能低下を検出する処理を実施するMU点検装置2−1、及び設備毎に分散配置された保護制御装置4−1,4−2,4−3,・・・4−nがステーションバス30のイーサネットスイッチ3−1,3−2,3−nを介してLANで結合されている。また、保護制御装置4−1,4−2,4−3,・・・4−n、マージングユニット(MU)6−1,6−2,6−3,・・・6−n、及びMU点検装置2−2,・・・2−nがプロセスバス31のイーサネットスイッチ5−1・・・5−nを介してLANで結合されている。
上記マージングユニット(MU)6−1,6−2,6−3,・・・6−nは、それぞれ、番号に対応した遮断器11−1,11−2,11−3,・・・11−nや計器用変成器12−1,12−2,12−3,・・・12−nから、機器状態や計器用変成器の2次値などの情報を送受信している。
(マージングユニット(MU)の計測値情報)
図2は、上記マージングユニット(MU)の計測値情報のデータ図である。マージングユニット(MU)6−1,6−2,6−3,・・・6−nは、計器用変成器の2次値をディジタル計測値111に変換して、プロセスバス31上に送出する。また、計測値の対象装置を判別するために、マージングユニット(MU)6−1,6−2,6−3,・・・6−nの情報などが入っている計測装置情報110を付加する。保護制御装置4−1,4−2,4−3,・・・4−nは、計測装置情報110とディジタル計測値111をプロセスバス31から受信し、ステーションバス30へ情報を送信する。
(集中監視制御装置1の構成)
図3は、本実施形態に係る電力系統保護制御システム10における集中監視制御装置1の構成を説明するブロック図である。
集中監視制御装置1は、受信部100、計測演算処理部101、計測値記録部102−1,102−2,102−3,・・・102−n、点検指令判断部103、及び警告表示部104を備えている。
受信部100は、装置のインタフェースとしてステーションバス30からの伝送データを受信する。計測演算処理部101は、受信部100からの伝送データである制御機器のディジタル電気量を計測値情報に変換するための演算処理を行う。計測値記録部102−1,102−2,102−3,・・・102−nは、それぞれ、計測演算処理部101から、番号に対応したマージングユニット(MU)6−1,6−2,6−3,・・・6−nの計測値情報を受信し、マージングユニット(MU)単位に記録する。
点検指令判断部103は、複数のマージングユニット(MU)6−1,6−2,6−3,・・・6−nの計測値から、多数決原理で基準値を決定する。さらに、点検指令判断部103は、複数のマージングユニット(MU)6−1,6−2,6−3,・・・6−nの計測値の中で基準値から所定量を超えた場合、当該計測値のマージングユニット(MU)に点検が必要と判断し、点検指令情報を警告表示部104に出力する。警告表示部104は、点検指令判断処理部103から点検指令情報を受け取った場合は、集中監視制御装置1の監視画面7に警告表示する。
(MU点検装置2−1,2−2,・・・2−n、及び保護制御装置4−1,4−2,4−3,・・・4−nの構成)
図4は、本実施形態に係る電力系統保護制御システム10におけるMU点検装置2−1,2−2,・・・2−n、及び保護制御装置4−1,4−2,4−3,・・・4−nの構成を説明するブロック図である。
MU点検装置2−1,2−2,・・・2−n、及び保護制御装置4−1,4−2,4−3,・・・4−nのいずれも、集中監視制御装置1と同様に、受信部100、計測演算処理部101、計測値記録部102−1,102−2,102−3,・・・102−n、及び点検指令判断部103を備えている。
MU点検装置2−1,2−2,・・・2−n、及び保護制御装置4−1,4−2,4−3,・・・4−nは、さらに、点検指令情報送信部105−1,105−2,105−3,・・・105−nを備えている。点検指令情報送信部105−1,105−2,105−3,・・・105−nは、点検指令判断処理部103からの点検指令情報をステーションバス30又はプロセスバス31に送信する。集中監視制御装置1は、ステーションバス30を介してこの点検指令情報を受信することで、監視画面7に警告表示することが可能になる。
(マージングユニット(MU)の性能低下を点検する手順)
マージングユニット(MU)6−1は、図1に示す計器用変成器12−1からの計器用変成器の2次値を受信し、図2に示す計測装置情報110及びディジタル計測値111に情報を変換して、プロセスバス31に送出する。プロセスバス31に接続したMU点検装置2−2と保護制御装置4−1は、プロセスバス31を介して計測装置情報110及びディジタル計測値111の情報を受信する。次に、保護制御装置4−1は、計測装置情報110及びディジタル計測値111の情報をステーションバス30に送信する。ステーションバス30に接続した集中監視制御装置1とMU点検装置2−1は、ステーションバス30を介して計測装置情報110及びディジタル計測値111を受信する。
図5は、集中監視制御装置1、MU点検装置2−1又は保護制御装置4−1において、マージングユニット(MU)の性能低下を点検する手順を示すフローチャートである。
集中監視制御装置1、MU点検装置2−1又は保護制御装置4−1のいずれかにおいて、受信部100は、装置のインタフェースとしてステーションバス30又はプロセスバス31からの伝送データを受信する(S11)。次に、計測演算処理部101は、受信部100からの伝送データである制御機器のディジタル電気量を計測値情報に変換するための演算処理を行う(S12)。さらに、計測値記録部102−1,102−2,102−3,・・・102−nは、計測演算処理部101から、複数のマージングユニット(MU)6−1,6−2,6−3,・・・6−n毎の計測値情報をそれぞれ受信し、マージングユニット(MU)単位に記録する(S13)。
点検指令判断部103は、複数のマージングユニット(MU)6−1,6−2,6−3,6−nの計測値から、多数決原理で基準値を決定する(S14)。さらに、点検指令判断部103は、複数のマージングユニット(MU)6−1,6−2,6−3,6−nの中で計測値が基準値から所定量を超えているかどうかを判断し(S15)、超えている場合は(S15でY)、当該マージングユニット(MU)を点検必要と判断し、点検指令情報を警告表示部104に出力する。警告表示部104は、点検指令判断処理部103から点検指令情報を受け取った場合は、集中監視制御装置1の監視画面7に警告表示する(S16)。なお、上記所定量は、点検の頻度等を考慮して、任意に定めることができる。
集中監視制御装置1以外のMU点検装置2−1又は保護制御装置4−1では、点検指令情報送信部105−1,105−2,105−3,・・・105−nが、点検指令判断処理部103からの点検指令情報をステーションバス30に送信する(S16)。集中監視制御装置1は、ステーションバス30を介してこの点検指令情報を受信することで、監視画面7にマージングユニット(MU)6−1が点検を要することを表示する。
以上のような方法でマージングユニット(MU)6−1、6−2、6−3、6−nの性能低下を故障する前に事前に検出することができる。従って、本実施形態によれば、マージングユニット(MU)の定期点検の回数を大幅に削減し、トータルの定期点検時間を短縮することができる。
[第2の実施形態]
(集中監視制御装置1の構成)
図6は、本実施形態に係る電力系統保護制御システムにおける集中監視制御装置1の構成を説明するブロック図である。
集中監視制御装置1は、受信部200、計測演算処理部201、トレンド記録部202−1,202−2,202−3,・・・202−n、点検指令判断部203及び警告表示部204を備えている。
受信部200は、装置のインタフェースとしてステーションバス30からのディジタル計測値111の情報を受信する。計測演算処理部201は、受信部200からの伝送データである制御機器のディジタル電気量を計測値情報に変換するための演算処理を行う。
トレンド記録部202−1,202−2,202−3,・・・202−nは、計測演算処理部201で処理した結果、ある条件下で規則的に変化するディジタル計測値111の情報を記録する。
点検指令判断部203は、トレンド記録部202−1,202−2,202−3,・・・202−nが記録したマージングユニット(MU)6−1の過去の情報から、平均原理で基準値を決定し、計測値の劣化度合いを判断する。さらに、点検指令判断部203は、現在のディジタル計測値111が基準値から所定量を超えた場合に、当該マージングユニット(MU)に点検が必要と判断し、点検指令情報を警告表示部204に出力する。警告表示部204は、点検指令判断部203から点検指令情報を受け取った場合は、集中監視制御装置1の監視画面7に警告表示する。
(MU点検装置2−1,2−2,・・・2−n、及び保護制御装置4−1,4−2,4−3,・・・4−nの構成)
図7は、本実施形態に係る電力系統保護制御システムにおけるMU点検装置2−1,2−2,・・・2−n、及び保護制御装置4−1,4−2,4−3,・・・4−nの構成を説明するブロック図である。
MU点検装置2−1,2−2,・・・2−n、及び保護制御装置4−1,4−2,4−3,・・・4−nのいずれも、集中監視制御装置1と同様に、受信部200、計測演算処理部201、トレンド記録部202−1,202−2,202−3,・・・202−n、及び点検指令判断部203を備えている。
MU点検装置2−1,2−2,・・・2−n、及び保護制御装置4−1,4−2,4−3,・・・4−nは、さらに、点検指令情報送信部205−1,205−2,205−3,・・・205−nを備えている。点検指令情報送信部205−1,205−2,205−3,・・・205−nは、点検指令判断処理部203から点検指令情報をステーションバス30又はプロセスバス31に送信する。集中監視制御装置1は、ステーションバス30を介してこの点検指令情報を受信することで、監視画面7に警告表示することが可能になる。
(マージングユニット(MU)の性能低下を点検する手順)
図8は、集中監視制御装置1、MU点検装置2−1及び保護制御装置4−1において、マージングユニット(MU)の性能低下を点検する手順を示すフローチャートである。
集中監視制御装置1、MU点検装置2−1及び保護制御装置4−1において、受信部200は、装置のインタフェースとしてステーションバス30又はプロセスバス31からの伝送データを受信する(S21)。次に、計測演算処理部201は、受信部200からの伝送データである制御機器のディジタル電気量を計測値情報に変換するための演算処理を行う(S22)。さらに、トレンド記録部202−1,202−2,202−3,・・・202−nは、ある条件下で規則的に変化するディジタル計測値111の情報(トレンド計測値)を記録する(S23)。
点検指令判断部203は、トレンド記録部202−1,202−2,202−3,・・・202−nが記録したマージングユニット(MU)6−1の過去の情報から、平均原理で基準値を決定する(S24)。さらに、点検指令判断部203は、現在のディジタル計測値111が基準値から所定量を超えているかどうかを判断し(S25)、超えている場合は(S25でY)、当該マージングユニット(MU)に点検が必要と判断し、点検指令情報を警告表示部204に出力する。
警告表示部204は、点検指令判断部203から点検指令情報を受け取った場合は、集中監視制御装置1の監視画面7に警告表示する(S26)。
集中監視制御装置1以外のMU点検装置2−1又は保護制御装置4−1では、点検指令情報送信部205−1,205−2,205−3,・・・205−nが、点検指令判断部203からの点検指令情報をステーションバス30に送信する(S26)。集中監視制御装置1は、ステーションバス30を介してこの点検指令情報を受信することで、監視画面7にマージングユニット(MU)6−1が点検を要することを表示する。
以上のような方法でマージングユニット(MU)6−1、6−2、6−3、・・・6−nの性能低下を故障する前に事前に検出することができる。従って、本実施形態によれば、マージングユニット(MU)の定期点検の回数を大幅に削減し、トータルの定期点検時間を短縮することができる。
[第3の実施形態]
(保護制御装置4−1及びMU点検装置2−2の構成)
図9は、本実施形態に係る電力系統保護制御システムにおける保護制御装置4−1及びMU点検装置2−2の構成を説明するブロック図である。
保護制御装置4−1及びMU点検装置2−2は、受信部300、Next Goose時刻記録部301、Goose受信時刻記録部302、点検指令判断部303、及び点検指令情報送信部304を備えている。
受信部300は、マージングユニット(MU)6−1からの故障診断Goose情報及びNext Goose時刻情報を受信する。Next Goose時刻記録部301は、上記Next Goose時刻情報を記録する。Goose受信時刻記録部302は、マージングユニット(MU)6−1が送信した次の故障診断Goose情報の受信時刻を記録する。
点検指令判断部303は、Next Goose時刻とGoose受信時刻の比較処理を行い、これらの間の時刻差が任意に設定した間隔時間を超えた場合、当該マージングユニット(MU)に点検が必要と判断し、マージングユニット(MU)6−1の点検指令情報を点検指令情報送信部304に出力する。点検指令情報送信部304は、点検指令判断部303からの点検指令情報をステーションバス30に送信する。集中監視制御装置1は、ステーションバス30を介してこの点検指令情報を受信することで、監視画面7に警告表示することが可能になる。
(マージングユニット(MU)の性能低下を点検する手順)
図10は、保護制御装置4−1及びMU点検装置2−2において、マージングユニット(MU)単体の性能低下を点検する手順を示す説明図である。
電力系統のマージングユニット(MU)6−1は、任意の送信間隔でマージングユニット(MU)6−1の故障を確認するための故障診断Goose(300−1、300−2、・・・300−n)情報をプロセスバス31に送信する。ここで、例えば、故障診断Goose(300−1)情報には、次回送信する故障診断Goose(300−2)の時刻情報を示すNext Goose時刻(301−1)という情報が付加されてプロセスバス31に送信される。
保護制御装置4−1又はMU点検装置2−2の受信部300は、プロセスバス31を介して故障診断Goose(300−1、300−2、・・・300−n)情報及びNext Goose時刻(301−1、301−2、・・・301−n)情報を受信する。
次に、Next Goose時刻記録部301が、上記Next Goose時刻(301−1)を記録すると、これに対応して、Goose受信時刻記録部302は、マージングユニット(MU)6−1が次回送信した故障診断Goose(300−2)の受信時刻をGoose受信時刻(302−2)として記録する。
点検指令判断部303は、Next Goose時刻(301−1)とGoose受信時刻(302−2)の比較処理を行い、これらの間の時刻差が任意に設定した間隔時間を超えた場合、マージングユニット(MU)6−1の点検指令情報を点検指令情報送信部304に出力する。点検指令情報送信部304は、点検指令判断部303からの点検指令情報をステーションバス30又はプロセスバス31に送信する。
例えば、MU点検装置2−2が出力した点検指令情報はプロセスバス31を介して保護制御装置4−1に送信される。保護制御装置4−1は点検指令情報をステーションバス30に送信する。集中監視制御装置1は、ステーションバス30を介して点検指令情報を受信し、監視画面7にマージングユニット(MU)6−1が点検必要であることを表示する。集中監視制御装置1は、ステーションバス30を介してこの点検指令情報を受信することで、監視画面7に警告表示する。
以上のような方法でマージングユニット(MU)の性能低下を故障する前に事前に検出することができる。従って、本実施形態によれば、マージングユニット(MU)の定期点検の回数を大幅に削減し、トータルの定期点検時間を短縮することができる。
[第4の実施形態]
(保護制御装置4−1,4−2、及びMU点検装置2−2の構成)
図11は、本実施形態に係る電力系統保護制御システムにおける保護制御装置4−1,4−2、及びMU点検装置2−2の構成を説明するブロック図である。
保護制御装置4−1,4−2、及びMU点検装置2−2は、受信部400、MU6−1Goose記録部401、MU6−2Goose記録部402、MU6−1演算部403、MU6−2演算部404、点検指令判断部405、及び点検指令情報送信部406を備えている。
受信部400は、マージングユニット(MU)6−1からの故障診断Goose情報、Next Goose時刻情報、及びマージングユニット(MU)6−2からの故障診断Goose情報、Next Goose時刻情報を受信する。MU6−1Goose記録部401は、マージングユニット(MU)6−1からの上記Next Goose時刻情報、及びマージングユニット(MU)6−1が送信した次の故障診断Goose情報の受信時刻を記録する。一方、MU6−2Goose記録部402は、マージングユニット(MU)6−2からの上記Next Goose時刻情報、及びマージングユニット(MU)6−2が送信した次の故障診断Goose情報の受信時刻を記録する。
MU6−1演算部403は、マージングユニット(MU)6−1からの上記Next Goose時刻情報と、マージングユニット(MU)6−1が送信した次の故障診断Goose情報の受信時刻との時間差を算出する。一方、MU6−2演算部404は、マージングユニット(MU)6−2からの上記Next Goose時刻情報と、マージングユニット(MU)6−2が送信した次の故障診断Goose情報の受信時刻との時間差を算出する。
点検指令判断部405は、マージングユニット(MU)6−1の上記時間差及びマージングユニット(MU)6−2の上記時間差を比較して多数決原理で基準値を決定する。次に、点検指令判断部405は、マージングユニット(MU)6−1の上記時間差及びマージングユニット(MU)6−2の上記時間差が基準値から所定量を超えた場合、当該マージングユニット(MU)6−1またはマージングユニット(MU)6−2の点検指令情報を点検指令情報送信部406に出力する。点検指令情報送信部406は、点検指令判断部405から点検指令情報をステーションバス30に送信する。集中監視制御装置1は、ステーションバス30を介してこの点検指令情報を受信することで、監視画面7に警告表示することが可能になる。
(マージングユニット(MU)の性能低下を点検する手順)
図12は、MU点検装置2−2及び保護制御装置4−1,4−2において、複数のマージングユニット(MU)の性能低下を点検する手順を示す説明図である。
電力系統のマージングユニット(MU)6−1は、任意の送信間隔でマージングユニット(MU)6−1の故障を確認するための故障診断Goose(300−1a、300−2a、・・・300−n)情報をプロセスバス31に送信する。ここで、例えば、故障診断Goose(300−1a)情報には、次回送信する故障診断Goose(300−2a)の時刻情報を示すNext Goose時刻(301−1a)という情報が付加されてプロセスバス31に送信される。
一方、電力系統のマージングユニット(MU)6−2は、任意の送信間隔でマージングユニット(MU)6−2の故障を確認するための故障診断Goose(300−1b、300−2b、・・・300−m)情報をプロセスバス31に送信する。この場合も、例えば、故障診断Goose(300−1b)情報には、次回送信する故障診断Goose(300−2b)の時刻情報を示すNext Goose時刻(301−1b)という情報が付加されてプロセスバス31に送信される。
受信部400が、プロセスバス31を介して、Next Goose時刻(301−1a)、(301−1b)の情報を受信すると、MU6−1Goose記録部401は、マージングユニット(MU)6−1からの上記Next Goose時刻301−1aを記録すると共に、マージングユニット(MU)6−1が次回送信した故障診断Goose300−2aの受信時刻をGoose受信時刻302−2aとして記録する。一方、MU6−2Goose記録部402は、マージングユニット(MU)6−2からの上記Next Goose時刻301−1bを記録すると共に、マージングユニット(MU)6−2が次回送信した故障診断Goose300−2bの受信時刻をGoose受信時刻302−2bとして記録する。
MU6−1演算部403は、マージングユニット(MU)6−1からの上記Next Goose時刻301−1aと、マージングユニット(MU)6−1が送信した次の故障診断Goose情報の受信時刻302−2aとの時間差を算出する。一方、演算部404は、マージングユニット(MU)6−2からの上記Next Goose時刻301−1bと、マージングユニット(MU)6−2が送信した次の故障診断Goose情報の受信時刻302−2bとの時間差を算出する。
点検指令判断部405は、マージングユニット(MU)6−1の上記時間差及びマージングユニット(MU)6−2の上記時間差を比較して多数決原理で基準値を決定する。次に、点検指令判断部405は、マージングユニット(MU)6−1の上記時間差及びマージングユニット(MU)6−2の上記時間差が基準値から所定量を超えた場合、当該マージングユニット(MU)6−1またはマージングユニット(MU)6−2の点検指令情報を点検指令情報送信部406に出力する。点検指令情報送信部406は、点検指令判断部405からの点検指令情報をステーションバス30又はプロセスバス31に送信する。
例えば、MU点検装置2−2が出力した点検指令情報はプロセスバス31を介して保護制御装置4−1又は4−2に送信される。保護制御装置4−1又は4−2は点検指令情報をステーションバス30に送信する。集中監視制御装置1は、ステーションバス30を介して点検指令情報を受信し、監視画面7にマージングユニット(MU)6−1が点検必要であることを表示する。
以上のような方法でマージングユニット(MU)の性能低下を故障する前に事前に検出することができる。従って、本実施形態によれば、マージングユニット(MU)の定期点検の回数を大幅に削減し、トータルの定期点検時間を短縮することができる。
[第5の実施形態]
(保護制御装置4−1,4−2、及びMU点検装置2−2の構成)
図13は、本実施形態に係る電力系統保護制御システムにおける保護制御装置4−1,4−2、及びMU点検装置2−2の構成を説明するブロック図である。
保護制御装置4−1,4−2、及びMU点検装置2−2は、送信部500、受信部501、記録部502、点検指令判断部503、及び点検指令情報送信部504を備えている。
送信部500は、各マージングユニット(MU)6−1、6−2からの反応を確認するために、一定時間置きに反応チェックGoose情報を各マージングユニット(MU)6−1、6−2に向けて発信する。受信部501は、各マージングユニット(MU)6−1、6−2からの返事としての反応Gooseを受信する。記録部502は、受信部501で受信した反応Goose情報を記録する。
点検指令判断部503は、送信部500が反応チェックGoose情報をマージングユニット(MU)6−1へ送信してから反応Gooseを受信するまでの時間差、及び送信部500が反応チェックGoose情報をマージングユニット(MU)6−2へ送信してから反応Gooseを受信するまでの時間差を比較し、多数決原理で基準値を決定する。また、点検指令判断部503は、上記時間差が基準値から所定量を超えた場合、当該マージングユニット(MU)6−1またはマージングユニット(MU)6−2の点検指令情報を点検指令情報送信部504に出力する。点検指令情報送信部504は、点検指令判断部503からの点検指令情報をステーションバス30に送信する。集中監視制御装置1は、ステーションバス30を介してこの点検指令情報を受信することで、監視画面7に警告表示することが可能になる。
(マージングユニット(MU)の性能低下を点検する手順)
図14は、MU点検装置2−2及び保護制御装置4−1,4−2において、複数のマージングユニット(MU)の性能低下を点検する手順を示す説明図である。
送信部500は、各マージングユニット(MU)6−1、6−2からの反応を確認するために、一定時間置きに反応チェックGoose(303−1、303−2、・・・303−n)情報をプロセスバス31に送信する。これらの反応チェックGoose(303−1、303−2、・・・303−n)情報は、プロセスバス31上に接続する各マージングユニット(MU)6−1、6−2が受信する。マージングユニット(MU)6−1は、返事として、反応Goose(304−1a、304−2a、・・・304−n)を発信し、マージングユニット(MU)6−2は、返事として、反応Goose(304−1b、304−2b、・・・304−m)を発信する。
受信部501は、これらの反応Goose(304−1a、304−2a、・・・304−n)及び反応Goose(304−1b、304−2b、・・・304−m)を受信する。
ここで、受信部501がマージングユニット(MU)6−1から反応Goose304−1aを受信し、マージングユニット(MU)6−2から304−1bを受信すると、記録部502は、これらの情報をそれぞれ反応Goose受信時刻305−1a、305−1bとして記録する。
点検指令判断部503は、反応チェックGoose303−1を送信してから反応Goose受信時刻305−1aを受信した時間差及び反応チェックGoose303−1を送信してから反応Goose受信時刻305−1bを受信した時間差を比較し、多数決原理で基準値を決定する。また、点検指令判断部503は、上記時間差が基準値から所定量を超えた場合、当該マージングユニット(MU)6−1またはマージングユニット(MU)6−2の点検指令情報を点検指令情報送信部504に出力する。点検指令情報送信部504は、点検指令判断部503からの点検指令情報をステーションバス30又はプロセスバス31に送信する。
例えば、MU点検装置2−2が出力した点検指令情報はプロセスバス31を介して保護制御装置4−1又は4−2に送信される。保護制御装置4−1又は4−2は点検指令情報をステーションバス30に送信する。集中監視制御装置1は、ステーションバス30を介して点検指令情報を受信し、監視画面7にマージングユニット(MU)6−1またはマージングユニット(MU)6−2が点検必要であることを表示する。
以上のような方法でマージングユニット(MU)の性能低下を故障する前に事前に検出することができる。従って、本実施形態によれば、マージングユニット(MU)の定期点検の回数を大幅に削減し、トータルの定期点検時間を短縮することができる。
[他の実施形態]
(1)上記の第1及び第2の実施形態では、集中監視制御装置1、MU点検装置2−1及び保護制御装置4−1を例にして、マージングユニット(MU)6−1,6−2,6−3,・・・6−nの性能低下を事前に検出する手法を説明したが、MU点検装置2−2,・・・2−n、保護制御装置4−2,4−3,・・・4−nについても、同様の手法により故障する前に事前に検出することができる。
(2)上記第3の実施形態では、マージングユニット(MU)6−1を例にして説明したが、マージングユニット(MU)6−2〜6−nについても、同様の手法により故障する前に事前に検出することができる。
(3)上記の第4及び第5の実施形態では、マージングユニット(MU)6−1及びマージングユニット(MU)6−2を例として説明したが、マージングユニット(MU)6−1〜6−nの中の任意の組み合わせであっても良い。
(4)以上、本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
1…集中監視制御装置
2−1,2−2,・・・2−n…マージングユニット(MU)点検装置
3−1,3−2,・・・3−n…イーサネットスイッチ
4−1,4−2,4−3,・・・4−n…保護制御装置
5−1,・・・5−n…イーサネットスイッチ
6−1,6−2,6−3,・・・6−n…マージングユニット(MU)
7…監視画面
11−1,11−2,11−3,・・・11−n…遮断器(制御機器)
12−1,12−2,12−3,・・・12−n…計器用変成器
30…ステーションバス
31…プロセスバス
100…受信部
101…計測演算処理部
102−1〜102−n…計測値記録部
103…点検指令判断部
104…警告表示部
105−1〜105−n…点検指令情報送信部
200…受信部
201…計測演算処理部
202−1〜202−n…トレンド記録部
203…点検指令判断部
204…警告表示部
205−1〜205−n…点検指令情報送信部
300…受信部
301…Next Goose時刻記録部
302…Goose受信時刻記録部
303…点検指令判断部
304…点検指令情報送信部
400…受信部
401…MU6−1Goose記録部
402…MU6−2Goose記録部
403…MU6−1演算部
404…MU6−2演算部
405…点検指令判断部
406…点検指令情報送信部
500…送信部
501…受信部
502…記録部
503…点検指令判断部
504…点検指令情報送信部

Claims (12)

  1. 制御機器を中継する複数のマージングユニット、前記マージングユニットを保護制御する保護制御装置、及び前記保護制御装置を監視制御する集中監視制御装置をバスで結合した電力系統保護制御システムにおいて、
    前記集中監視制御装置又は前記保護制御装置は、前記複数のマージングユニットからそれぞれ送信されたディジタル値を受信する受信部と、
    複数の前記ディジタル値から変換した複数の計測値情報に基づいて基準値を設定し、前記各計測値情報が前記基準値から所定量を超えた場合にその計測値情報に対応したディジタル値を発するマージングユニットを点検が必要なマージングユニットとして検出する点検指令判断部と、
    を備えることを特徴とする電力系統保護制御システム。
  2. 前記バスに、さらに、前記受信部と前記点検指令判断部とを備えた、前記マージングユニットを点検するマージングユニット点検装置が結合されていることを特徴とする請求項1記載の電力系統保護制御システム。
  3. 前記計測値情報は、任意のマージングユニットにおいて時間的に変化する長期トレンド情報であることを特徴とする請求項1又は2記載の電力系統保護制御システム。
  4. 前記計測値情報は、任意のマージングユニットから送信される故障診断のGoose情報の予定送信時刻と、前記保護制御装置又はマージングユニット点検装置が当該故障診断のGoose情報を実際に受信した時刻との時刻差であることを特徴とする請求項1又は2記載の電力系統保護制御システム。
  5. 前記計測値情報は、複数のマージングユニットにおける前記時刻差であることを特徴とする請求項4記載の電力系統保護制御システム。
  6. 前記計測値情報は、前記保護制御装置又は前記マージングユニット点検装置から前記複数のマージングユニットへ送信されたGoose情報の送信時刻と、前記Goose情報を受信後の応答として前記複数のマージングユニットが送信した応答Goose情報を前記保護制御装置又は前記マージングユニット点検装置が受信した受信時刻との時刻差であることを特徴とする請求項1又は2記載の電力系統保護制御システム。
  7. 制御機器を中継する複数のマージングユニット、前記マージングユニットを保護制御する保護制御装置、及び前記保護制御装置を監視制御する集中監視制御装置をバスで結合した電力系統保護制御システムの電力系統保護制御方法において、
    前記複数のマージングユニットからそれぞれ送信されたディジタル値を前記集中監視制御装置又は前記保護制御装置が受信し、受信した当該装置が複数の前記ディジタル値から変換した複数の計測値情報に基づいて基準値を設定し、前記各計測値情報が前記基準値から所定量を超えた場合にその計測値情報に対応したディジタル値を発するマージングユニットを点検が必要なマージングユニットとして検出することを特徴とする電力系統保護制御方法。
  8. 前記バスに、前記マージングユニットを点検するマージングユニット点検装置が結合され、前記複数のマージングユニットからそれぞれ送信されたディジタル値を前記マージングユニット点検装置が受信し、受信した当該装置が複数の前記ディジタル値から変換した複数の計測値情報に基づいて基準値を設定し、前記各計測値情報が前記基準値から所定量を超えた場合にその計測値情報に対応したディジタル値を発するマージングユニットを点検が必要なマージングユニットとして検出することを特徴とする請求項7記載の電力系統保護制御方法。
  9. 前記計測値情報は、任意のマージングユニットにおいて時間的に変化する長期トレンド情報であることを特徴とする請求項7又は8記載の電力系統保護制御方法。
  10. 前記計測値情報は、任意のマージングユニットから送信される故障診断のGoose情報の予定送信時刻と、前記保護制御装置又はマージングユニット点検装置が当該故障診断のGoose情報を実際に受信した時刻との時刻差であることを特徴とする請求項7又は8記載の電力系統保護制御方法。
  11. 前記計測値情報は、複数のマージングユニットにおける前記時刻差であることを特徴とする請求項10記載の電力系統保護制御方法。
  12. 前記計測値情報は、前記保護制御装置又は前記マージングユニット点検装置から前記複数のマージングユニットへ送信されたGoose情報の送信時刻と、前記Goose情報を受信後の応答として前記複数のマージングユニットが送信した応答Goose情報を前記保護制御装置又は前記マージングユニット点検装置が受信した受信時刻との時刻差であることを特徴とする請求項7又は8記載の電力系統保護制御方法。
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