JP2013171959A - 荷電粒子線描画装置、それを用いた物品の製造方法 - Google Patents

荷電粒子線描画装置、それを用いた物品の製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】正確な描画を行うのに有利な描画装置を提供する。
【解決手段】この描画装置は、荷電粒子線で基板に描画を行うものであり、荷電粒子線を偏向させて基板上で走査する偏向器と、荷電粒子線を遮る遮蔽部21を含み、遮蔽部21で遮られなかった荷電粒子線の強度を検出する検出部20と、検出部20に対して荷電粒子線を走査の方向に偏向器で走査して検出部20で得られた信号を処理する処理部とを有する。ここで、遮蔽部21の有効領域は、走査の方向における端部の位置が走査に直交する方向において連続的に変化する形状を有する。さらに、処理部は、端部の複数の位置に関する信号を処理して偏向器に対する指令値と荷電粒子線の走査位置との関係を求める。
【選択図】図3

Description

本発明は、荷電粒子線描画装置、およびそれを用いた物品の製造方法に関する。
電子ビームなどの荷電粒子線の偏向走査およびブランキングを制御することで基板に描画を行う描画装置が知られている。この描画装置は、線幅が0.1μm以下の4GDRAM以降のメモリデバイスの生産などにおいて、光露光方式に代わるパターン形成技術の1つとして採用され得る。ここで、この描画装置は、偏向器(走査偏向器)を用いて基板上の電子ビームの走査位置を制御するので、描画精度を向上させるためには、偏向器への指令値と電子ビームの走査位置との関係を正確に計測しておく必要がある。特許文献1は、電子ビームを複数の基準マーク間で走査させるのに要する時間から基準マーク間での電子ビームの走査位置を推定する電子線描画装置を開示している。
特開平7−22303号公報
一般に、偏向器への指令値と電子ビームの走査位置との関係は、線形であることが望ましい。しかしながら、実際には、偏向器を構成する電極の製造誤差による電極間の電位ムラや、偏向器を駆動するアンプに搭載されているディジタル−アナログコンバータが持つリニアリティー誤差などに起因して、上記の関係は、線形にはならない場合がある。したがって、特許文献1に示す描画装置のように、基準マークの物理的な間隔で電子ビームの走査位置の分解能が決定されるものでは、上記の関係が非線形である場合に、正確に電子ビームの走査位置を求めることができない。
本発明は、このような状況を鑑みてなされたものであり、正確な描画を行うのに有利な描画装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明は、荷電粒子線で基板に描画を行う描画装置であって、荷電粒子線を偏向させて基板上で走査する偏向器と、荷電粒子線を遮る遮蔽部を含み、遮蔽部で遮られなかった荷電粒子線の強度を検出する検出部と、検出部に対して荷電粒子線を走査の方向に偏向器で走査して検出部で得られた信号を処理する処理部と、を有し、遮蔽部の有効領域は、走査の方向における端部の位置が走査に直交する方向において連続的に変化する形状を有し、処理部は、端部の複数の位置に関する信号を処理して、偏向器に対する指令値と荷電粒子線の走査位置との関係を求める、ことを特徴とする。
本発明によれば、例えば、正確な描画を行うのに有利な描画装置を提供することができる。
本発明の第1実施形態に係る荷電粒子線描画装置の構成を示す図である。 第1実施形態に係る荷電粒子線描画装置の要部の構成を示す図である。 第1実施形態に係る遮蔽部などの構成や電子ビーム照射量を示す図である。 第1実施形態に係る計測シーケンスを示すフローチャートである。 第1実施形態での時間に対する走査位置を示すグラフである。 第1実施形態での走査位置指令値と走査位置との関係を示すグラフである。 第2実施形態に係る遮蔽部などの構成や電子ビーム照射量を示す図である。 第3実施形態に係る遮蔽部などの構成や電子ビーム照射量を示す図である。
以下、本発明を実施するための形態について図面などを参照して説明する。
(第1実施形態)
まず、本発明の第1実施形態に係る荷電粒子線描画装置(以下「描画装置」という)について説明する。本実施形態の描画装置は、一例として単数の電子ビーム(荷電粒子線)を偏向(走査)させ、かつ、電子ビームのブランキング(照射のOFF)を制御することで、所定の描画データを基板の所定の位置に描画する。なお、荷電粒子線は、本実施形態のような電子線に限定されず、イオン線などの他の荷電粒子線であってもよい。図1は、本実施形態に係る描画装置1の構成を示す図である。なお、以下の各図では、基板に対する電子ビームの照射方向にZ軸を取り、Z軸に垂直な平面内に互いに直交するX軸およびY軸を取っている。さらに、以下の各図では、図1と同一構成のものには同一の符号を付す。描画装置1は、まず、電子銃2と、この電子銃2のクロスオーバ3から発散した電子ビーム4を複数に分割し、偏向および結像させる光学系5と、基板6を保持する基板ステージ7と、描画装置1内の各構成要素の動作などを制御する制御部8とを含む。なお、電子ビーム4は、大気圧雰囲気ではすぐに減衰するため、また高電圧による放電を防止するため、制御部8を除く上記構成要素は、不図示の真空排気系により内部圧力が調整された空間内に設置される。例えば、電子銃2および光学系5は、高い真空度に保たれた電子光学鏡筒内に設置される。同様に、基板ステージ7は、電子光学鏡筒内よりも比較的低い真空度に保たれたチャンバー内に設置される。なお、図1では、電子光学鏡筒とチャンバーとを一体とした鏡筒9を示している。また、被処理基板しての基板6は、例えば単結晶シリコンからなるウエハであり、表面上には感光性を有するレジストが塗布されている。
電子銃2は、熱や電界の印加により電子ビーム4を放出する機構であり、図中ではクロスオーバ3から発散された電子ビーム4の軌道を点線で示している。光学系5は、電子銃2側から基板6側に向かって、コリメーターレンズ10、アパーチャ11、第1静電レンズ12、ブランキング偏向器13、ブランキングアパーチャ14、偏向器15、および第2静電レンズ16を含む。コリメーターレンズ10は、クロスオーバ3で発散した電子ビーム4を平行ビームとする電磁レンズである。アパーチャ11は、円形状の開口を有し、コリメーターレンズ10から入射した電子ビーム4を第1静電レンズ12に向けて出射するように整える。第1静電レンズ12は、円形状の開口を有する3枚の電極板(図中、3枚の電極板を一体で示している)で構成され、ブランキングアパーチャ14に対して電子ビーム4を結像させる。ブランキング偏向器13およびブランキングアパーチャ14は、電子ビーム4の照射のON(非ブランキング状態)/OFF(ブランキング状態)動作を実施する。特に、ブランキングアパーチャ14は、第1静電レンズ12が最初に電子ビーム4のクロスオーバを形成する位置に配置される。偏向器(走査偏向器)15は、基板ステージ7に載置された基板6の表面上または後述する電子ビーム検出部20の検出面上に像を平面方向(例えばX軸方向)に偏向(走査)する。さらに、第2静電レンズ16は、ブランキングアパーチャ14を通過した電子ビーム4を、基板6または電子ビーム検出部20に結像させる。
基板ステージ7は、基板6を、例えば静電気力により保持しつつ、少なくともXY軸方向に可動であり、その位置は、不図示の干渉計(レーザー測長器)などにより実時間で計測される。また、基板ステージ7は、その表面上に、電子ビーム4の強度を検出する電子ビーム検出部(以下「検出部」という)20を備える。
制御部8は、描画装置1の描画に関わる各構成要素の動作を制御する各種制御回路と、各制御回路を統括する主制御部30とを含む。各制御回路として、まず、第1レンズ制御回路31は、コリメーターレンズ10および第1静電レンズ12の動作を制御する。第2レンズ制御回路32は、第2静電レンズ16の動作を制御する。パターンデータ処理システム33は、描画データ(パターンデータ)を生成し、この描画データをビットマップデータに変換した後、さらにブランキング制御回路34へ送信する指令値(ブランキング信号)を生成する。ブランキング制御回路34は、受信したブランキング信号に基づいてブランキング偏向器13を制御する。偏向信号発生回路35は、例えば後述のクロック分配部37により分配されるシステムクロックの立ち上がりエッジのタイミングで、走査位置の指令値(偏向信号)を位置制御偏向器アンプ36へ送信する。この走査位置指令値は、単調に変化することが必須であり、実際の描画シーケンスと同じ動作であることが望ましいため、本実施形態ではランプ波形としている。位置制御偏向器アンプ36は、受信した走査位置指令値に基づいて偏向器15の動作を制御する。クロック分配部37は、描画装置1全体の動作タイミングを決定するシステムクロックを制御部8内の各部に分配する。ステージ制御回路38は、主制御部30からの指令であるステージ位置座標に基づいて基板ステージ7への指令目標値を算出し、駆動後の位置がこの目標値となるように基板ステージ7を駆動させる。このステージ制御回路38は、パターン描画中に基板ステージ7を駆動させることで、基板6をY軸方向に連続的にスキャンさせる。このとき、偏向器15は、干渉計からの基板ステージ7の測長結果を基準として、基板6の表面上の像をX軸方向に偏向させる。そして、ブランキング偏向器13は、基板6上で目標線量が得られるように電子ビーム4の照射のOFFを制御する。さらに、主制御部30は、データ記憶回路39と、計測シーケンス制御部40とを含む。データ記憶回路39は、主制御部30が統括して描画動作などをする際に使用する各種データや、各種制御回路などに関わるデータを記憶する。計測シーケンス制御部(以下「計測制御部」という)40は、後述する計測シーケンスを制御する処理部であり、ステージ制御回路38や偏向信号発生回路35に対して計測シーケンスに沿った各駆動指令を送信する。なお、制御部8は、照射量検出部41と、走査速度算出部42と、位置算出部43とをさらに含むが、これらについては、以下で詳説する。
次に、描画装置1による走査位置指令値と電子ビーム4の走査位置との関係の取得について説明する。一般に、描画装置では、上記構成でいう偏向器15に対応する走査偏向器を用いて偏向走査を制御するので、描画精度を向上させるためには、この偏向器の走査位置指令値と電子ビームの走査位置との関係を正確に計測しておく必要がある。さらに、上記関係は、線形であることが望ましい。そこで、本実施形態に係る描画装置1では、これらを考慮し、基板6上への描画に際し、X軸方向(走査方向)とY軸方向(直交方向)とで検出部20の検出面に対する電子ビーム4の入射位置を相対的に変化させることで、上記関係を予め取得する。
図2は、描画装置1の構成要素のうち、走査位置指令値と電子ビーム4の走査位置との関係の取得に係る要部を抽出して示す概略図である。また、図3は、検出部20の検出面と、この検出面上の遮蔽部21との構成(形状)を示す平面図、およびこの平面図に対応した時間に対する電子ビーム照射量を示すグラフである。まず、図2を参照し、制御部8内の上記関係の取得に係る各制御回路について説明する。照射量検出部41は、積分器とアナログ−ディジタルコンバータとで構成され、検出部20からの出力を積分した後、ディジタルデータに変換し、走査速度算出部42へ送信する。走査速度算出部42は、受信した照射量の積分値、すなわち単位時間当たりの照射量、および基板ステージ7の位置から、連続する特定の区間における電子ビーム4の走査速度を算出する。さらに、位置算出部43は、走査速度算出部42にて算出された走査速度から時間と走査位置との関係を推定し、この関係に基づいて偏向信号発生回路35が出力する走査位置指令値と走査位置との関係を導出する。次に、本実施形態の検出部20と遮蔽部21との構成について説明する。まず、検出部20は、1辺の長さがhである正方形の検出面を有し、長さhは、偏向器15による電子ビーム4の走査範囲の大きさ以上であることが望ましい。特に本実施形態では、長さhと走査範囲の大きさとが等しいものとする。遮蔽部21は、図2に示すように検出部20の上部(電子ビーム入射側)で、かつ図3の上図に示すようにX軸に対して異なる角度を持った位置に配置される板材である。この遮蔽部21は、電子ビーム4を走査した際に、ある特定の領域(有効領域)だけ検出部20に向かう電子ビーム4を遮蔽することで、照射量検出部41による積分結果を変化させる機能を有する。遮蔽部21の有効領域は、走査の方向における端部の位置が走査に直交する方向において連続的に変化する形状を有する。図3に示す例では、遮蔽部21は、その1辺である端部が、X軸計測開始位置X0、Y軸計測開始位置Y0の始点から、距離(h、h)の終点までを結ぶように、検出部20の対角線、すなわち45°の角度を持った位置に配置される。なお、制御部8は、後述する計測シーケンスを実行するにあたり、遮蔽部21の位置および形状の各情報を取得しておく必要がある。遮蔽部21の位置および形状を求める方法としては、例えば、基板ステージ7上に配置された特定の基準マーク(不図示)を検出した後、その位置から遮蔽部21を電子ビーム4が照射するまで基板ステージ7を駆動することで求めることができる。
次に、本実施形態に係る計測シーケンスについて説明する。図4は、この計測シーケンスを示すフローチャートである。なお、以下の説明にて使用する整数nは、繰り返し回数を示す。まず、計測制御部40は、初期化動作として、計測開始位置を決定し、また単位時間当たりの電子ビーム4の照射量Wを求める(ステップS100)。ここで、計測開始位置の決定方法として、まず、計測制御部40は、走査位置指令値をゼロとした状態で、基板ステージ7上に配置された特定の基準マークを検出させ、そのとき干渉計で計測された位置を基準位置と認定する。次に、計測制御部40は、ステージ制御回路38を通じて、検出部20に電子ビーム4が照射されるまで基板ステージ7をX軸方向に駆動させ、照射されたときのステージ位置をX軸計測開始位置X0と決定する。その後、計測制御部40は、同様に基板ステージ7をY軸方向に駆動させ、検出部20に電子ビーム4が照射されなくなったときのステージ位置をY軸計測開始位置Y0と決定する。また、照射量Wは、計測制御部40が検出部20に電子ビーム4を一定時間照射させたときの各照射量を積算した積算照射量と、時間とから求めることができる。
次に、計測制御部40は、走査位置指令値をゼロとした状態で、ステージ制御回路38を通じて、基板ステージ7を計測開始位置(X0、Y0)に移動させ、電子ビーム4の入射位置を計測開始位置に合わせる(ステップS101)。次に、計測制御部40は、さらにステージ制御回路38を通じて、基板ステージ7をY軸方向に区間d1だけ移動させる(ステップS102)。次に、計測制御部40は、偏向信号発生回路35に対してシステムクロックの立ち上がりエッジで位置制御偏向器アンプ36へ走査位置指令値を送信させ、電子ビーム4のX軸方向への走査を開始させる(ステップS103)。ここで、電子ビーム4が検出部20上を通過すると、積算照射量が単調増加し、特に、電子ビーム4が遮蔽部21上を通過しているときは、図3の下図に示すように変動量がゼロとなる。そこで、計測制御部40は、この変動量がゼロとなったときの積算照射量A1をデータ記憶回路39に保存する(ステップS104)。
次に、計測制御部40は、走査速度算出部42に対し、特定の区間における電子ビーム4の走査速度V_AVE1を算出させる(ステップS105)。ここで、走査速度V_AVEnは、以下の式(1)および(2)より得られる。
(An−A(n−1))/W=Tn (1)
V_AVEn=dn/Tn (2)
なお、計測開始位置における積算照射量をA0とすると、変動量がゼロとなったとき、すなわち動作開始直後の変動量がゼロであるから、積算照射量A0もゼロである。また、式(1)および(2)から、X0−X1間における走査速度V_AVE1は、以下の式(3)および(4)より得られる。
(A1−A0)/W=T1 (3)
V_AVE1=d1/T1 (4)
次に、計測制御部40は、各区間dnの積算値(Σdn)と、検出部20のY軸方向の長さhとを比較する(ステップS106)。ここで、計測制御部40は、各区間dnの積算値がY軸方向の長さhよりも小さいと判定した場合には(NO)、走査位置指令値をゼロに戻し(ステップS107)、続いて、nをインクリメントする(ステップS108)。そして、再びステップS102に戻り、計測制御部40は、ステップS102からS105までの工程を実行する。2回目のステップS104で得られる積算照射量をA2とすると、X1−X2間の走査速度V_AVE2は、以下の式(5)および(6)より得られる。
(A2−A1)/W=T2 (5)
V_AVE2=d2/T2 (6)
このように、計測制御部40は、各区間dnの積算値がY軸方向の長さhより大きくなるまでステップS102からS108までの工程を繰り返し実行して積算照射量Anを取得し、各区間dnにおける電子ビーム4の走査速度V_AVEnを算出する。そして、ステップS106にて、計測制御部40は、各区間dnの積算値がY軸方向の長さhよりも大きいと判定した場合には(YES)、以下のステップS109に移行する。
次に、計測制御部40は、ステップS105にて算出された電子ビーム4の走査速度V_AVEnから、各区間dnにおける時間と走査位置との関係式を導出する(ステップS109)。図5は、このステップS109で導出された関係式から得られる、時間に対する走査位置を示すグラフである。ここで、電子ビーム4の走査開始から走査終了までの時間経過anは、以下の式(7)より得られる。例えば、計測制御部40がn=5までの繰り返しを実行した場合、各区間d1からd5における時間と走査位置との関係式Pn(t)は、以下の式(8)から(12)で表される。
an=a(n−1)+Tn (7)
P1(t)=V_AVE1×t (a0≦t<a1) (8)
P2(t)=V_AVE2×(t−a1)+X1 (a0≦t<a1) (9)
P3(t)=V_AVE3×(t−a2)+X2 (a1≦t<a2) (10)
P4(t)=V_AVE4×(t−a3)+X3 (a2≦t<a3) (11)
P5(t)=V_AVE5×(t−a4)+X4 (a3≦t<a4) (12)
次に、計測制御部40は、ステップS109にて得られた時間と走査位置との関係から走査位置指令値と走査位置との関係を求める(ステップS110)。図6は、走査位置指令値に関するグラフであり、特に、図6(a)は、時間に対する走査位置指令値を示し、図6(b)は、走査位置指令値に対する走査位置を示す。なお、この図6では、data1からdata11までの11個のデータを参照した場合の例を示している。ここで、走査位置指令値は、上述のとおり描画装置1のシステムクロックの立ち上がりエッジのタイミングで更新される。したがって、システムクロックの周期とクロック数とから図6(a)に示す関係を求めることができる。さらに、先に求めた時間と走査位置との関係、および時間と走査位置指令値との関係から、図6(b)に示す関係を求めることができる。つまり、本実施形態での走査位置指令値に対する走査位置の推定精度は、ステップS102にて規定した基板ステージ7の駆動距離(区間dn)で決定されるので、区間dnを小さくすればするほど高精度に走査位置指令値と走査位置との関係を求めることができる。そして、計測制御部40は、ステップS110にて走査位置指令値と走査位置との関係を求めた後、計測シーケンスを終了する。
計測制御部40は、パターン描画に際し、補正手段として、上記計測シーケンスで得られる走査位置指令値と走査位置との関係がリニアに変化するように調整し、予め実際に送信する走査位置指令値を予め直接補正する。または、主制御部30は、補正手段として、得られた走査位置指令値と走査位置との関係から、描画データ、または基板ステージ7の位置に補正を加えることで、実際に送信する走査位置指令値を予め補正してもよい。このように、描画装置1は、走査位置指令値と走査位置との関係を高精度に導出し、これを参照することで高精度に走査位置制御を実施することができるので、描画精度を向上させることができる。
以上のように、本実施形態によれば、描画精度の向上に有利な描画装置を提供することができる。
(第2実施形態)
次に、本発明の第2実施形態に係る描画装置について説明する。本実施形態に係る描画装置の特徴は、検出部の検出面、およびこの検出面上に設置される遮蔽部の構成(形状)が、第1実施形態の場合と異なる点にある。図7は、本実施形態に係る検出部50の検出面と、この検出面上の遮蔽部51の構成を示す平面図、およびこの平面図に対応した時間に対する電子ビーム4の照射量を示すグラフである。本実施形態では、検出部50は、X軸方向の長さhに対して、Y軸方向の長さhがh/2である長方形の検出面を有し、特に、長さhは、偏向器15による電子ビーム4の走査範囲の大きさと等しいものとする。さらに、遮蔽部51は、検出部50の上部で、かつ、図7の上図に示すようにX軸に対して45°の角度を持った位置に配置される第1遮蔽部51aと第2遮蔽部51bとからなる。特に、第1遮蔽部51aは、その1辺である端部が、X軸計測開始位置X0、Y軸計測開始位置Y0を始点として、この始点から位置(X3、Y3)(共に長さh)までを結ぶように配置される。一方、第2遮蔽部51bは、その1辺である端部が、位置(X3、Y0)を始点として、この始点から位置(X6、Y3)(長さh、h)までを結ぶように配置される。
このような構成を踏まえ、図4に示す第1実施形態に係る計測シーケンスは、本実施形態では以下のように変更される。まず、本実施形態の計測シーケンスでは、ステップS100からS103までは、第1実施形態と同一である。次に、本実施形態のステップS104でも、電子ビーム4が検出部50上を通過すると、積算照射量が単調増加し、特に、図7の下図に示すように電子ビーム4が第1遮蔽部51aおよび第2遮蔽部51b上を通過しているときは、変動量がゼロとなる。すなわち、本実施形態では、ステップS103での1度のX軸方向への走査により、X0−X1間の積算照射量A1とX0−X4間の積算照射量A3との2つの積算照射量を得ることができる。このとき、計測制御部40は、変動量がゼロとなったときの積算照射量A1、A3をデータ記憶回路39に記憶する。次に、計測制御部40は、第1実施形態のステップS105と同様に、走査速度算出部42に対し、特定の区間における電子ビーム4の走査速度V_AVE1を算出させる。次に、本実施形態のステップS106では、計測制御部40は、各区間dnの積算値(Σdn)と、検出部50のY軸方向の長さhとを比較する。ここで、計測制御部40は、第1実施形態と同様に、各区間dnの積算値がY軸方向の長さhよりも小さいと判定した場合には(NO)、走査位置指令値をゼロに戻し(ステップS107)、続いて、nをインクリメントする(ステップS108)。そして、再びステップS102に戻り、計測制御部40は、ステップS102からS105までの工程を実行する。特に、本実施形態では、2回目のステップS104にて2つの積算照射量A2、A4が得られる。このとき、X1−X2間の走査速度V_AVE2は、上記の式(5)および(6)より得られ、一方、X4−X5間の走査速度V_AVE5は、以下の式(13)および(14)より得られる。
(A4−A3)/W=T5 (13)
V_AVE5=d5/T5 (14)
これ以下の工程は、第1実施形態の計測シーケンスでの工程と同様である。
このように、本実施形態では、ステップS104にて1度のX軸方向への走査で2つの積算照射量A1、A3を得る。したがって、第1実施形態と同様の精度で考えるならば、本実施形態の描画装置は、走査位置指令値と走査位置との関係を、第1実施形態よりも半分の時間で導出することができる。なお、本実施形態では、遮蔽部51の設置数を2つしたが、3つ以上に増やすことで、さらなる時間短縮も可能となる。
(第3実施形態)
次に、本発明の第3実施形態に係る描画装置について説明する。本実施形態に係る描画装置の特徴は、検出部の検出面、およびこの検出面上に設置される遮蔽部との構成(形状)が、さらに第1実施形態の場合と異なる点にある。図8は、本実施形態に係る検出部60の検出面と、この検出面上の遮蔽部61との構成を示す平面図、およびこの平面図に対応した時間に対する電子ビーム4の照射量を示すグラフである。本実施形態では、検出部60は、X軸方向の長さhに対して、Y軸方向の長さhが√2×hである長方形の検出面を有し、特に、長さhは、偏向器15による電子ビーム4の走査範囲の大きさと等しいものとする。さらに、遮蔽部61は、検出部50の上部で、かつ、図8の上図に示すように検出部50の対角線、すなわちX軸に対して60°の角度を持った位置に配置される。
このような構成を踏まえ、図4に示す第1実施形態に係る計測シーケンスは、本実施形態では以下のように変更される。まず、本実施形態の計測シーケンスでは、ステップS100からS104までは、第1実施形態と同一である。次に、ステップS105にて、計測制御部40は、走査速度算出部42に対し、特定の区間における電子ビーム4の走査速度V_AVE1を算出させるが、ここでの走査速度V_AVEnは、上記の式(1)と、下記の式(15)より得られる。
V_AVEn=(dn/√2)/Tn (15)
次に、本実施形態のステップS106では、計測制御部40は、各区間dnの積算値(Σdn)と、検出部60のY軸方向の長さhとを比較する。ここで、第1実施形態では遮蔽部21の設置角度が45°であるので、基板ステージ7のステップ駆動距離(区間dn)と、算出される電子ビーム4の走査速度の区間とが同じである。これに対して、本実施形態では、遮蔽部61の設置角度が60°であるので、基板ステージ7のステップ駆動区間dnに対して、算出される電子ビーム4の走査速度の区間は、dn/√2となる。すなわち、計測制御部40は、第1実施形態と同様に基板ステージ7のステップ駆動距離をdnとした場合、第1実施形態よりも細かい区間に区切って電子ビーム4の走査速度を算出することになる。したがって、本実施形態の描画装置は、より高精度に走査位置指令値と走査位置との関係を導出することが可能となる。なお、逆に考えれば、遮蔽部の設置角度を45°よりも小さくすることで、走査位置指令値と走査位置との関係を粗く導出することも可能である。すなわち、本発明は、遮蔽部の設置角度を可変とし、必要とされる精度や計測時間などにより任意に設定することができる。さらに、本実施形態の描画装置による効果は、第1実施形態での基板ステージ7のステップ駆動距離(各区間dnの幅)を小さく、または大きくすることでも同等に得られる。
なお、上記の各実施形態の計測シーケンスでは、計測制御部40は、ステップS102にて、基板ステージ7をY軸方向に区間d1だけ移動させている。これに対して、描画装置1が、偏向器15に加え、Y軸方向の所望の位置へ電子ビーム4を照射可能とするY軸走査用の第2の偏向器を含む場合には、ステップS102での基板ステージ7の移動を、この第2の偏向器による移動で代用することも可能である。具体的には、計測制御部40は、第2の偏向器に対し、電子ビーム4の走査位置をY軸方向に区間dnだけ移動させることで、基板ステージ7をY軸方向に区間dnだけ移動させた場合と同等の作用となる。ただし、この場合の前提条件として、第2の偏向器の走査位置指令値と走査位置との関係が予め取得されている必要がある。
(物品の製造方法)
本発明の実施形態に係る物品の製造方法は、例えば、半導体デバイスなどのマイクロデバイスや微細構造を有する素子などの物品を製造するのに好適である。該製造方法は、感光剤が塗布された基板の該感光剤に上記の描画装置を用いて潜像パターンを形成する工程(基板に描画を行う工程)と、該工程で潜像パターンが形成された基板を現像する工程とを含み得る。さらに、該製造方法は、他の周知の工程(酸化、成膜、蒸着、ドーピング、平坦化、エッチング、レジスト剥離、ダイシング、ボンディング、パッケージングなど)を含み得る。本実施形態の物品の製造方法は、従来の方法に比べて、物品の性能・品質・生産性・生産コストの少なくとも1つにおいて有利である。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明は、これらの実施形態に限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形および変更が可能である。
1 荷電粒子線描画装置
4 電子ビーム
6 基板
8 制御部
15 偏向器
20 電子ビーム検出部
21 遮蔽部
40 計測シーケンス制御部

Claims (8)

  1. 荷電粒子線で基板に描画を行う描画装置であって、
    前記荷電粒子線を偏向させて前記基板の上で走査する偏向器と、
    前記荷電粒子線を遮る遮蔽部を含み、前記遮蔽部で遮られなかった荷電粒子線の強度を検出する検出部と、
    前記検出部に対して前記荷電粒子線を前記走査の方向に前記偏向器で走査して前記検出部で得られた信号を処理する処理部と、を有し、
    前記遮蔽部の有効領域は、前記走査の方向における端部の位置が前記走査に直交する方向において連続的に変化する形状を有し、
    前記処理部は、前記端部の複数の位置に関する前記信号を処理して、前記偏向器に対する指令値と前記荷電粒子線の走査位置との関係を求める、
    ことを特徴とする描画装置。
  2. 前記処理部は、前記端部の複数の位置のうち互いに隣り合う2つの位置に対応する前記走査の方向の区間における前記荷電粒子線の走査速度に基づいて前記関係を求める、ことを特徴とする請求項1に記載の描画装置。
  3. 前記指令値、前記基板の位置、および描画データの少なくとも1つを前記関係に基づいて補正する補正手段を有する、ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の描画装置。
  4. 前記端部の複数の位置は、可変である、ことを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載の描画装置。
  5. 前記端部の複数の位置に関する前記信号は、前記直交する方向に前記検出部を移動させて得る、ことを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれか1項に記載の描画装置。
  6. 前記端部の複数の位置に関する前記信号は、前記直交する方向に前記荷電粒子線を前記偏向器で偏向させて得る、ことを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれか1項に記載の描画装置。
  7. 前記走査の方向において、前記検出部の検出面の大きさは、前記偏向器による前記荷電粒子線の走査範囲の大きさ以上である、ことを特徴とする請求項1ないし請求項6のいずれか1項に記載の描画装置。
  8. 請求項1ないし請求項7のいずれか1項に記載の描画装置を用いて基板に描画を行う工程と、
    前記工程で描画を行われた基板を現像する工程と、
    を含むことを特徴とする物品の製造方法。
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