JP2013171429A - Rfidタグ - Google Patents

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Abstract

【課題】衣服やランドリー用品など各種の布製品あるいは軟質の合成樹脂材製品や皮革製品その他の柔軟素材製品の使用時や洗濯時の折曲がりやねじれなどのストレスに耐性があり、RFIDアンテナが断線しにくく、たとえ断線してもデータ通信に支障がないRFIDタグを提供すること。
【解決手段】RFIDアンテナ12を共振アンテナ部14とブースターアンテナ部15とから構成し、ブースターアンテナ部15を導電布から構成することに着目し、無線によるデータ通信が可能なRFIDタグであり、RFIDアンテナ12は、ICチップ4に接続した共振アンテナ部14と、共振アンテナ部14から分離した位置に設けるとともに共振アンテナ14に電磁結合可能であるブースターアンテナ部15と、からこれを構成し、ブースターアンテナ部15は、これを導電布から構成することを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明はRFID(Radio Frequency Identification;無線自動認識)タグにかかるもので、とくに衣服ないしはランドリー用品など各種の布製品その他の柔軟素材製品に取り付けても耐久性に優れたRFIDタグに関するものである。
従来から、ICチップおよびRFIDアンテナを有して無線によりデータの書込みおよび読取りを行うことができるRFIDタグを各種物品に取り付け、これら物品ついての各種データの読み書きを行って、必要なデータ管理など諸々の分野に利用している。
図6は、従来から提案されているRFIDタグを、たとえばホテルや会社などにおいて使用後洗濯して再度使用する各種のシーツや寝間着さらには制服など各種のランドリー用品(洗濯用品、柔軟素材製品)に取り付けて利用するランドリー用RFIDタグ1の一例を示す平面図、図7は、ランドリー用RFIDタグ1の断面図である。なお図7において、RFIDアンテナ5の部分についてはその形成路に沿った断面を示している。
ランドリー用RFIDタグ1は、タグ基材2と、タグ基材2に装備したRFIDインレット3と、を有し、これをシート状の構成物として構成している。
タグ基材2は、たとえばポリエチレンテレフタレート(PET)ないしその積層フィルムなど必要な柔軟性および剛性を有する合成樹脂素材からこれをフィルム状に構成し、その表面にRFIDインレット3を設けている。
RFIDインレット3は、ICチップ4と、ICチップ4に接続したRFIDアンテナ5と、ICチップ4の保護材6と、を有する。
RFIDインレット3は、たとえばUHF帯(300MHz〜3GHz(好ましくは860〜960MHz、さらに具体的には、433MHz、900MHz、915〜928MHz、950〜958MHz)やマイクロ波(1〜30GHz、具体的には2.45GHz)、HF帯(3MHz〜30MHz(好ましくは13.56MHz))あるいは135kHz以下など、その他、所定の周波数帯の電波および電磁的作用などにより、RFIDアンテナ5を介してICチップ4に必要なデータの無線による読み取りおよび書き込み(データ通信)を行う。
ただし、それぞれの使用電波に応じてICチップ4およびRFIDアンテナ5の具体的構成を適正なものとしている。
とくにUHF帯(たとえば、860〜960MHz)レベルの波長を有する電波を使用するものでは、その通信距離が通常は5〜10m程度であり、各種の分野における応用が期待されている。
保護材6は、これをガラスエポキシ樹脂など任意の硬質材から、図示(図6)の例では、円形のコイン状に構成し、ICチップ4全体にかかる各種の外力からICチップを保護可能である。
このようなランドリー用RFIDタグ1において、とくにそのRFIDアンテナ5は、銅やアルミニウムなどによる極薄の金属箔をエッチング加工した金属膜や導電性インクから構成されており、断線しやすいという問題がある。ランドリー用品に取り付けられている場合には、その洗濯時の折曲がりやねじれなどのストレスによって厚さの薄いRFIDアンテナ5が断線しやすく、ランドリー用RFIDタグ1自体の故障の原因になるという問題があるため、RFIDアンテナ5には硬質の保護材6を被せたり、ポッティングする等、各種の追加工により補強処理が施される。保護材6により、ICチップ4の破損や、ICチップ4とRFIDアンテナ5の接合が外れる不具合の発生は解消される。
しかしながら、ランドリー用品としての使用時はもちろん、その回収および洗濯ならびにアイロン工程において、とくに図7の点線で示すように、ランドリー用RFIDタグ1全体が折り曲げられたり、捻られるなどするため、RFIDアンテナ5の保護材6外周との交点5Aにストレスが蓄積しやすく、上記補強処理が災いして交点5Aの部分が破断してRFIDアンテナ5が損傷し、ランドリー用RFIDタグ1としてのデータ通信機能が損なわれてしまうという問題がある。また、新品との交換にコストがかかるなどの諸問題がある。
さらに、ランドリー用RFIDタグ1のデータ通信機能が失われる結果、ICチップ4に記憶されていた個体IDコードを読み取ることができず、あらかじめ視認可能に印字表記していたIDコード(図示せず)を読み取って、新しいランドリー用RFIDタグ1のICチップ4に書き換えるなどの手間が生ずるという問題がある。
なお、導電性を有する布などによりRFIDアンテナを形成すれば、外力に対する耐性を有するRFIDタグとすることができる可能性があるが、このRFIDアンテナにICチップを直接接合させる技術には、百分の数ミリメートルのレベルのアンテナ形成技術が必要で、さらに、このようなRFIDアンテナにICチップを導電接着するには、アンテナに高精度の平面性が必要であって、柔軟性および耐久性を兼ね備えたRFIDアンテナを有するRFIDタグを実現することが非常に困難であるという問題がある。
特許第4548074号公報
本発明は以上のような諸問題にかんがみなされたもので、衣服やランドリー用品など各種の布製品あるいは軟質の合成樹脂材製品や皮革製品その他の柔軟素材製品に直接取り付けることができるRFIDタグを提供することを課題とする。
また本発明は、柔軟性素材製品への取付けが容易なRFIDタグを提供することを課題とする。
また本発明は、各種衣服やランドリー用品の使用時や洗濯時の折曲がりやねじれなどのストレスに耐性があるRFIDタグを提供することを課題とする。
また本発明は、RFIDアンテナが断線しにくく、たとえ断線してもデータ通信機能が残存するRFIDタグを提供することを課題とする。
また本発明は、各種の衣服やランドリー用品などに取り付けても耐久性に優れたRFIDタグを提供することを課題とする。
また本発明は、材料原価の低廉化および加工性の向上、さらには量産性の向上を実現可能なRFIDタグを提供することを課題とする。
すなわち本発明は、RFIDアンテナを、ICチップに接続した共振アンテナ部と、この共振アンテナに電磁結合可能であるブースターアンテナ部と、から構成すること、およびブースターアンテナ部を導電布から構成することに着目したもので、タグ基材と、このタグ基材に装備するとともにICチップおよびRFIDアンテナを有して無線によるデータ通信が可能なRFIDインレットと、を有するRFIDタグであって、上記RFIDアンテナは、上記ICチップに接続した共振アンテナ部と、この共振アンテナ部から分離した位置に設けるとともにこの共振アンテナに電磁結合可能であるブースターアンテナ部と、からこれを構成し、上記ブースターアンテナ部は、これを導電布から構成することを特徴とするRFIDタグである。
上記ブースターアンテナ部に、上記共振アンテナ部および上記ICチップをその厚さ方向に重ね合わせることができる。
上記RFIDインレットは、上記共振アンテナ部および上記ICチップを保護する保護材を有することができる。
上記保護材は、これをガラスエポキシ樹脂から構成することができる。
上記ICチップ、上記共振アンテナ部および上記保護材を、上記ブースターアンテナ部とは別部材のインレットコア部として構成することができる。
上記RFIDインレットは、接着剤により上記タグ基材にこれを固着可能としていることができる。
上記RFIDインレットは、ホットメルト接着剤により上記タグ基材にこれを一体化していることができる。
当該RFIDタグの表裏面のいずれか一方には、ホットメルト接着剤層を積層してあることができる。
上記RFIDインレットの表裏面のいずれか一方は、合成樹脂フィルムによりこれを被覆していることができる。
当該RFIDタグは、各種の衣服やランドリー用品(洗濯用品)などの柔軟素材製品に取り付けて利用することができるが、その一般の各種製品や部品などに取り付けて、そのデータ管理用として活用することができる。
本発明によるRFIDタグにおいては、RFIDアンテナを、ICチップに接続した共振アンテナ部と、この共振アンテナと電磁結合可能であるブースターアンテナ部と、から構成し、耐久性および柔軟性がある導電布からブースターアンテナ部を構成することとしたので、ねじれその他の外力がかかっても、ブースターアンテナ部に発生しやすい損傷を回避し、とくに衣服やランドリー用品などの柔軟素材製品に取り付けた場合であっても、耐久性良好にデータ通信機能の維持を図ることができる。
本発明の第1の実施例によるRFIDタグ10の平面図である。 同、RFIDタグ10の断面図である。 同、導電布17の一部を示す拡大斜視図である。 本発明の第2の実施例によるRFIDタグ30の説明図であって、図4(1)は、RFIDタグ30の前駆積層体30Aの断面図、図4(2)は、RFIDタグ30の断面図である。 本発明の第3の実施例によるRFIDタグ40の説明図であって、図5(1)は、RFIDタグ40の前駆積層体40Aの断面図、図5(2)は、RFIDタグ40の断面図である。 従来から提案されているRFIDタグを、たとえばホテルや会社などにおいて使用後洗濯して再度使用する各種のシーツや寝間着さらには制服など各種のランドリー用品(洗濯用品、柔軟素材製品)に取り付けて利用するランドリー用RFIDタグ1の一例を示す平面図である。 同、ランドリー用RFIDタグ1の断面図である。
本発明は、ICチップに接続した共振アンテナ部とは別に設けたブースターアンテナ部は、共振アンテナ部に電磁結合可能であり、このブースターアンテナ部を導電布から構成したので、ねじれその他の外力がかかりやすい布材や皮革材などの柔軟素材製品に取り付けても耐久性があり、必要なデータ管理を行うことができるRFIDタグを実現した。
つぎに本発明の第1の実施例によるRFIDタグ10を図1ないし図3にもとづき説明する。ただし、図6および図7と同様の部分には同一符号を付し、その詳述はこれを省略する。
図1は、RFIDタグ10の平面図、図2は、RFIDタグ10の断面図である。なお図2において、ブースターアンテナ部15の部分についてはその形成路に沿った断面を示している。
RFIDタグ10は、前記タグ基材2と、タグ基材2に装備したRFIDインレット11と、を有する。
タグ基材2は、各種の衣服やランドリー用品などの柔軟素材製品に取り付け可能であるが、必要に応じて任意の素材の製品に取り付け可能とすることができる。
RFIDインレット11は、前記ICチップ4と、RFIDアンテナ12と、保護材13と、を有し、無線によるデータ通信が可能である。
RFIDアンテナ12は、共振アンテナ部14と、ブースターアンテナ部15と、からこれを構成する。
共振アンテナ部14は、図示の例では、これを円形の金属箔ないしは金属膜から構成するとともに、ICチップ4に直接接続している。
ブースターアンテナ部15は、この共振アンテナ部14に電磁結合(電波結合)可能であり、共振アンテナ部14は、ブースターアンテナ部15の中央部にこれを重ねて取り付ける。
保護材13は、RFIDタグ10への外力から共振アンテナ部14およびICチップ4を保護するもので、たとえば、これをガラスエポキシ樹脂その他の硬質材料から構成する。
この保護材13、ICチップ4および共振アンテナ部14からなるインレットコア部16をブースターアンテナ部15とは別部材として構成するもので、インレットコア部16は外力による屈曲に対する耐性を保有することができる。
共振アンテナ部14は、上述のように、金属箔ないしは金属膜その他任意の導電性材料によりこれを構成可能である。なお、以下に記すブースターアンテナ部15と同様に、共振アンテナ部14についても、これを導電布17(図3)から構成することもできる。
ブースターアンテナ部15は、これを導電布17から構成している。
図3は、導電布17の一部を示す拡大斜視図であって、任意の布基材18上に、メッキあるいは焼付け、蒸着、スパッタリングなどの手法により、銅あるいはニッケルなどの金属による金属被膜19を形成したものである。金属皮膜19は、布基材18の両面にこれを形成しても良い。布基材18を構成する繊維の表面全体に金属皮膜19を形成しても良い。
ブースターアンテナ部15としては、刃型プレスあるいはレーザー照射など任意の切断手法により導電布17を所定のアンテナパターンに加工することができ、所定の柔軟性があるので、折り曲げやねじれなどの外力に対する耐性を有する。もちろん、布材としての軽さおよび薄さを有し、耐屈曲性が高く、装着時のフィット性は良好である。
この導電布17から構成したブースターアンテナ部15をタグ基材2の一面(たとえば表面)に接着剤などにより固着する。または、導電布17をタグ基材2に仮着した状態でアンテナパターンに加工したのち、固着してもよい。
とくに図2に示すように、ブースターアンテナ部15のほぼ中央部に、インレットコア部16(共振アンテナ部14およびICチップ4)をその厚さ方向に重ね合わせて、接着剤その他任意の手段により互いに一体化している。
したがって、ICチップ4自体とブースターアンテナ部15とを直接接続する必要はなく、RFIDタグ10を容易かつ低コストで製造可能である。
この他、ブースターアンテナ部15は、織布や不織布によるタグ基材2に導電糸(図示せず)で刺繍してそのアンテナパターンを形成してもよい。
こうした構成のRFIDタグ10においては、共振アンテナ部14およびICチップ4がインレットコア部16として保護材13により保護されているとともに、ブースターアンテナ部15が柔軟性のある導電布17により形成されているので、RFIDタグ10ないしタグ基材2やブースターアンテナ部15自体に外力がかかってねじれや歪みが生じたとしても、これらが損傷することなく、RFIDアンテナ12全体としてのデータ通信機能を維持することができる。
すなわち、データ通信用のリーダーライター(図示せず)からの通信電波を共振アンテナ部14が共振して受信し、起電力を得てICチップ4を発動させ、さらに、共振アンテナ部14に電磁結合可能なブースターアンテナ部15が受信電波を増幅可能であり、RFIDタグ10としてのデータ通信を可能とする。
とくに、前記UHF帯(たとえば、860〜960MHz)レベルの波長を有する電波を用いれば、比較的長距離のデータ通信が可能となる。
なお、万が一、外部アンテナであるブースターアンテナ部15が破損しても、内方部のインレットコア部16(共振アンテナ部14)による近傍データ通信が可能である。
かくして、衣服やランドリー用品などの洗濯工程およびその付属工程における各種の処理に極めて高い耐久性を有するRFIDタグ10とすることができるとともに、ブースターアンテナ部15は布製のため洗濯工程にもきわめて強く、ブースターアンテナ部15への余計な補強材料や追加工などを必要としないため、RFIDタグ10の厚さを極薄化可能であって、衣服等への装着時の異物感を軽減させ、また、低コストでの製造が可能である。
本発明においては、インレットコア部16およびブースターアンテナ部15を保護膜あるいは保護層により被覆することにより、外力に対してさらに耐性を強化することができる。
すなわち、図4は、本発明の第2の実施例によるRFIDタグ30の説明図であって、図4(1)は、RFIDタグ30の前駆積層体30Aの断面図、図4(2)は、RFIDタグ30の断面図である。
図4(1)に示すように、前駆積層体30Aとして、ポリエステル布やPETなどの樹脂フィルムによる前記タグ基材2と、タグ基材2の表面に塗工したホットメルト接着剤層31と、上述したブースターアンテナ部15およびインレットコア部16(保護材13、ICチップ4および共振アンテナ部14)と、を準備する。
ホットメルト接着剤は、たとえば、エチレン酢酸ビニル樹脂やポリオレフィン樹脂を主成分とし、室温では固形状で、加熱により溶融し、熱可塑性を有する接着剤である。
図4(2)に示すように、前駆積層体30Aの上下層から所定の温度および圧力により熱プレスして、RFIDタグ30とする。
すなわち、加熱により溶融したホットメルト接着剤層31内にブースターアンテナ部15およびインレットコア部16が埋没することにより、ブースターアンテナ部15およびインレットコア部16をホットメルト接着剤層31がその表裏面を被覆することとなり、全体を保護することができる。
こうした構成のRFIDタグ30において、インレットコア部16ないしRFIDインレット11は、接着剤(ホットメルト接着剤層31)によりこれを被覆可能であるとともに、タグ基材2にこれを固着可能とし、ないしは、タグ基材2にこれを一体化して、より耐久性がすぐれたものとすることができる。
さらに、インレットコア部16およびブースターアンテナ部15がホットメルト接着剤層31により被覆されているので、RFIDタグ30として、単葉の構成とするか、あるいは帯状の台紙(図示せず)などにその複数枚を仮着した帯状のRFIDタグ連続体として、任意のプリンター(たとえばサーマルプリンターなど、図示せず)に装填可能とし、タグ基材2(あるいはホットメルト接着剤層31に貼り付けた任意のラベル片32)に任意の可変情報を必要に応じて効率よく印字することができる。
また本発明によれば、RFIDタグの表裏面のいずれか一方にホットメルト接着剤層31を積層し、また、RFIDインレット11の表裏面のいずれか一方は、合成樹脂フィルムによりこれを被覆することができる。
たとえば、図5は、本発明の第3の実施例によるRFIDタグ40の説明図であって、図5(1)は、RFIDタグ40の前駆積層体40Aの断面図、図5(2)は、RFIDタグ40の断面図である。
図5(1)に示すように、前駆積層体40Aとして、ポリエステル布やPETなどの樹脂フィルムによる前記タグ基材2と、タグ基材2の表面に塗工したホットメルト接着剤層31と、上述したブースターアンテナ部15およびインレットコア部16と、ポリエステル布やPETなどの樹脂フィルムによる被覆用基材41と、被覆用基材41の表面に塗工した貼付け用ホットメルト剤層42と、を準備する。
図5(2)に示すように、前駆積層体40Aの上下層から所定の温度および圧力により熱プレスして、RFIDタグ40とする。
すなわち、加熱により溶融したホットメルト接着剤層31内にブースターアンテナ部15およびインレットコア部16が埋没することにより、ブースターアンテナ部15およびインレットコア部16をホットメルト接着剤層31がその表裏面を被覆することとなり、全体を保護することができる。
さらに、ホットメルト接着剤層31に被覆用基材41および貼付け用ホットメルト剤層42を積層することができ、RFIDタグ40を衣服やランドリー用品その他任意の製品Mに貼り付ける際に、貼付け用ホットメルト剤層42を再度加熱することにより接着可能とする。
こうした構成のRFIDタグ40において、インレットコア部16ないしRFIDインレット11は、接着剤(ホットメルト接着剤層31)によりこれを被覆可能であるとともに、タグ基材2にこれを固着可能とし、ないしは、タグ基材2にこれを一体化して、より耐久性がすぐれたものとすることができ、さらに、貼付け用ホットメルト剤層42の部分により製品MにRFIDタグ40を貼り付け固定することができる。
なお、インレットコア部16とブースターアンテナ部15とを互いに別部材として構成したので、上述のRFIDタグ30(図4)およびRFIDタグ40(図5)のように、各種の用途に応じたRFIDタグを容易に設計および製造することができる。
1 ランドリー用RFIDタグ(従来、図6)
2 タグ基材
3 RFIDインレット
4 ICチップ
5 RFIDアンテナ
5A RFIDアンテナ5と保護材6外周との交点
6 保護材
10 RFIDタグ(第1の実施例、図1)
11 RFIDインレット
12 RFIDアンテナ
13 保護材
14 共振アンテナ部
15 ブースターアンテナ部
16 インレットコア部
17 導電布(図3)
18 布基材
19 金属皮膜
30 RFIDタグ(第2の実施例、図4)
30A RFIDタグ30の前駆積層体
31 ホットメルト接着剤層
32 ラベル片
40 RFIDタグ(第3の実施例、図5)
40A RFIDタグ40の前駆積層体
41 被覆用基材
42 貼付け用ホットメルト剤層
M 衣服やランドリー用品その他任意の製品(図6、図7)

Claims (9)

  1. タグ基材と、
    このタグ基材に装備するとともにICチップおよびRFIDアンテナを有して無線によるデータ通信が可能なRFIDインレットと、を有するRFIDタグであって、
    前記RFIDアンテナは、
    前記ICチップに接続した共振アンテナ部と、
    この共振アンテナ部から分離した位置に設けるとともにこの共振アンテナに電磁結合可能であるブースターアンテナ部と、からこれを構成し、
    前記ブースターアンテナ部は、これを導電布から構成することを特徴とするRFIDタグ。
  2. 前記ブースターアンテナ部に、前記共振アンテナ部および前記ICチップをその厚さ方向に重ね合わせたことを特徴とする請求項1記載のRFIDタグ。
  3. 前記RFIDインレットは、前記共振アンテナ部および前記ICチップを保護する保護材を有することを特徴とする請求項1または2記載のRFIDタグ。
  4. 前記保護材は、これをガラスエポキシ樹脂から構成することを特徴とする請求項3記載のRFIDタグ。
  5. 前記ICチップ、前記共振アンテナ部および前記保護材を、前記ブースターアンテナ部とは別部材のインレットコア部として構成することを特徴とする請求項3または4記載のRFIDタグ。
  6. 前記RFIDインレットは、接着剤により前記タグ基材にこれを固着可能としていることを特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載のRFIDタグ。
  7. 前記RFIDインレットは、ホットメルト接着剤により前記タグ基材にこれを一体化していることを特徴とする請求項1ないし6のいずれかに記載のRFIDタグ。
  8. 当該RFIDタグの表裏面のいずれか一方には、ホットメルト接着剤層を積層してあることを特徴とする請求項1ないし7のいずれかに記載のRFIDタグ。
  9. 前記RFIDインレットの表裏面のいずれか一方は、合成樹脂フィルムによりこれを被覆していることを特徴とする請求項1ないし8のいずれかに記載のRFIDタグ。
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