JP2013170145A - 皮膚化粧料組成物 - Google Patents

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Abstract

【課題】泡形状で体などの広い面積にも簡単に塗れて、べたつかずにうるおいを与えることのできる皮膚化粧料組成物を提供する。
【解決手段】(A)特定の水溶性保湿剤、(B)1分子内に1つ以上のポリオール残基と2つ以上の炭素数12〜22の脂肪酸残基を有するエステル化合物から構成されるHLB8〜16の非イオン界面活性剤、(C)1分子内に炭素数12〜22の脂肪酸残基を1つ有するエステル化合物から構成されるHLB12〜20の非イオン界面活性剤ならびに(D)水を含む組成物であって、組成物中の成分(B)および成分(C)の割合が質量比で(B):(C)=8:2〜2:8であるとともに、成分(B)および成分(C)の配合量の合計(B)+(C)が0.1〜10質量%であり、泡吐出容器に入れて用いられる、皮膚化粧料組成物。
【選択図】なし

Description

本発明は、皮膚化粧料組成物に関する。
一般的に体などの広い面積をケアするには、乳液もしくはクリーム状の乳化製剤が使われている。ところが、これらの製剤は使用者が塗布したいとする面積に対しのびが充分ではない。この結果、使用者は剤を手にとっては塗り広げるという操作を何回も繰り返すこととなる。またクリーム状等の乳化物では油性感が強く、塗布後のべたつきが気になるということもあった。一方、化粧水タイプの可溶化製剤はみずみずしいうるおいを与えるのに適しているが、粘度が低いため、1回に手に取れる量は少量であり、広い面積に塗布するには手に取って塗り広げる行為を繰り返す必要がある。
このような課題に対し、特許文献1(特開2001−48742号公報)では、油脂を泡沫状にすることにより、軽い伸びと広がりを持たせる化粧料が提案されている。
また、特許文献2(特開平10−273415号公報)では、界面活性剤とポリマーを含有する液を吐出容器に入れて泡状することにより、良好な泡立ちと泡消えを両立する技術が開示されている。
特開2001−48742号公報 特開平10−273415号公報
しかし、前述した特許文献1に記載の技術は、界面活性剤量が少ないため、フォーマー容器の使用は不向きで、泡状のエアゾール製品を中心とした技術が記載されていると考えられる。エアゾール製品は、噴射剤を使用するため、取り扱いや廃棄について制約が生じることがあった。また、特許文献1に記載の化粧料には、油脂類が多く配合されているため、油性感が強く、塗った後の衣服の汚れも使用者には気になる。
また、特許文献2に記載の技術では、手にとった泡を両手に挟み込んで広げる操作をした場合、泡がつぶれてしまい、実際に塗布する場面においては広い面積に塗布することが難しかった。また、ポリマーによりぬるつきが生じるという課題もあった。
そこで、本発明者は、べたつきの少ない、みずみずしい使用感をもつ組成物を泡状にすることによって体積を増やした状態で手に取ることができて、両手で泡を挟みこんでもつぶれない程度の泡の保型性を持たせることができれば、広い面積にさっと簡単に塗り広げられて、何度もなじませる手間を省くことができると考えた。更に、薄く均一に塗布することができることで、べたつかずにしっとりとした感触を与えることができると考え、検討した。
すなわち本発明は、泡形状で体などの広い面積にも簡単に塗れて、べたつきが抑制されうるおいを与えることのできる皮膚化粧料組成物に関するものである。
本発明によれば、
以下の成分(A)〜(D):
(A)炭素数3〜6のアルキル基に水酸基を2つ以上有するポリオール、ならびに単糖または二糖の糖骨格に水酸基を2つ以上有する糖または糖アルコールからなる群から選択される一種又は二種以上の水溶性保湿剤、
(B)1分子内に1つ以上のポリオール残基と2つ以上の炭素数12〜22の脂肪酸残基を有するエステル化合物から構成されるHLB8〜16の非イオン界面活性剤、
(C)1分子内に炭素数12〜22の脂肪酸残基を1つ有するエステル化合物から構成されるHLB12〜20の非イオン界面活性剤、
(D)水
を含む組成物であって、
当該組成物中の、成分(B)および成分(C)の割合が、質量比で(B):(C)=8:2〜2:8であって、
当該組成物中の、成分(B)および成分(C)の配合量の合計(B)+(C)が、0.1〜10質量%であり、
泡吐出容器に入れて用いられる、皮膚化粧料組成物が提供される。
また、本発明によれば、上記本発明における皮膚化粧料組成物を含む皮膚化粧料をフォーマー容器から吐出し、肌に塗布する皮膚化粧料の使用方法が提供される。
本発明によれば、泡形状で体などの広い面積にも簡単に塗れて、べたつきが抑制されうるおいを与えることのできる皮膚化粧料組成物を得ることができる。
(成分(A))
成分(A)は、炭素数3〜6(C3〜C6)のアルキル基に水酸基を2つ以上有するポリオール、ならびに単糖または二糖の糖骨格に水酸基を2つ以上有する糖または糖アルコールからなる群から選択される一種又は二種以上の水溶性保湿剤である。
成分(A)は、肌にうるおいを与える機能を有する。
成分(A)の具体例として、たとえば、エチレングリコール、ジプロピレングリコール、ジエチレングリコール、プロピレングリコール、1,2−ブチレングリコール、1,3−ブチレングリコール、1,3−プロパンジオール、イソプレングリコール、1,2−ペンタンジオール、ヘキシレングリコール、オクチレングリコール、グリセリン等のポリオール;および
キシリトール、ソルビトール、マルチトール、マンニトール、ショ糖、エリトリトール、グルコースおよびフルクトース等の糖または糖アルコールが挙げられる。その中でも成分(A)の水溶性保湿剤としては1,3−ブチレングリコール、イソプレングリコール、1,3−プロパンジオール、ジプロピレングリコールおよび1,2−ペンタンジオールが好ましい。これらのポリオールは保湿剤としてだけでなく、溶剤としても機能するため、液晶を形成しやすい成分(B)の溶解を促進して泡立ちを助ける効果がある。また、これらの化合物は抗菌性を有しているため、肌への刺激の少ない防腐系が構築できるという利点もある。
成分(A)は、肌に対する保湿効果の観点から、皮膚化粧料組成物中にたとえば0.5質量%以上、好ましくは1質量%以上、さらに好ましくは3質量%以上配合される。一方、使用時の熱感や乾いた際のべたつきを抑えるという観点から、成分(A)は、皮膚化粧料組成物中にたとえば20質量%以下、好ましくは15質量%以下、さらに好ましくは10質量%以下配合される。
(成分(B))
成分(B)は、1分子内に1つ以上のポリオール残基と2つ以上の炭素数12〜22の脂肪酸残基を有するエステル化合物から構成されるHLB8〜16の非イオン界面活性剤である。
成分(B)の具体的成分としては、ポリオキシエチレン(以下、「POE」ともいう。)硬化ヒマシ油、POEグリセリン脂肪酸エステル、ポリグリセリン脂肪酸エステル、POEソルビトール脂肪酸エステルおよびPOEソルビタン脂肪酸エステルからなる群から選択することができる一種又は二種以上の親水性ノニオン界面活性剤である。
成分(B)を含有することにより、香料や防腐剤などを配合する場合にもこれらの油性成分の可溶化能に優れ、また自らも肌の上に残ってべたつきの少ないしっとり感を与えることができる。成分(B)のうち、特にグリセリン骨格をもっているPOEグリセリン脂肪酸エステル、ポリグリセリン脂肪酸エステルはべたつきのなさに優れているので好ましい。
成分(B)は、後述する成分(C)と混合されて起泡し、泡膜を生成した後泡膜の安定性を向上させる機能を有する。成分(B)の働きにより、化粧料組成物を手のひらに広げたときには泡が消えずに保型性を維持したまま、体などの広い面積にさっと塗り広げることができるようになる。また、しっとり感を持続させる効果がある。
POE硬化ヒマシ油としては、エチレンオキサイド(EO)の重合度が20(HLB9)〜80(HLB15)のものが好ましく、EOの重合度が特に30(HLB11)〜80(HLB15)のものが好ましい。
POEグリセリン脂肪酸エステルとしては、EOの重合度が20(HLB10)〜80(HLB16)であるPOEグリセリンジイソステアレート、POEグリセリントリイソステアレート、POEグリセリントリオレエートなどが挙げられる。
この中で、EOの重合度が25(HLB9)〜80(HLB15)のPOEグリセリントリイソステアレート、POEグリセリントリオレエートが好ましく、特にEOの重合度が30(HLB10)〜80(HLB15)のPOEグリセリントリイソステアレート、POEグリセリントリオレートが好ましい。
ポリグリセリン脂肪酸エステルとしては、グリセリンの平均重合度が5ないし10であるジもしくはトリラウレート;
グリセリンの平均重合度が10であるジもしくはトリミリステート;
グリセリンの平均重合度が10であるジパルミテート;
グリセリンの平均重合度が10であるジスレアレート、ジオレートもしくはジイソステアレートなどが挙げられる。特にグリセリンの平均重合度が10であるジオレイン酸ポリグリセリル−10(HLB11.9)、ジイソステアリン酸ポリグリセリル−10(HLB11.1)が好ましい。
POEソルビトール脂肪酸エステルとしては、EOの重合度が20(HLB9.5)〜60(HLB14)のテトラステアリレート、テトラオレートもしくはイソステアリレートなどが挙げられ、特にEOの重合度が30(HLB9.5)〜60(HLB14)のテトラステアリンレート、ポリオキシエチレンソルビトールテトラオレート(HLB11.2)、ポリオキシエチレンソルビトールテトライソステアリレート(HLB12.5)が好ましい。
POEソルビタン脂肪酸エステルとしては、EOの重合度が20モルのトリステアレート、トリオレートもしくはトリイソステアレートなどがあげられる。特にポリオキシエチレンソルビタントリオレート、ポリオキシエチレンソルビタントリイソステアレート(それぞれHLB11)が好ましい。
成分(B)は、防腐剤や香料などの可溶化、また泡の安定性向上などの観点から、皮膚化粧料組成物中にたとえば0.05質量%以上、好ましくは0.3質量%以上配合される。一方、使用中のぬるつき、低温での液粘度の上昇を抑える観点からは、成分(B)は、皮膚化粧料組成物中にたとえば5質量%以下、好ましくは3質量%以下配合される。
また、成分(B)のHLB数は、溶解性の観点から、8以上、好ましくは10以上である。一方、べたつかずしっとりとした感触を与えるという観点からは、成分(B)のHLB数は16以下であり、好ましくは15以下である。
(成分(C))
成分(C)は、1分子内に炭素数12〜22の脂肪酸残基を1つ有するエステル化合物から構成されるHLB12〜20の非イオン界面活性剤である。
具体的には、POE脂肪酸エステル、POEグリセリン脂肪酸エステル、POEソルビタン脂肪酸エステルおよびポリグリセリン脂肪酸エステルからなる群から選択される、一種又は二種以上の親水性ノニオン界面活性剤である。
成分(C)は、起泡性成分として機能する。
(C)成分としては、POE脂肪酸エステルとしてはEOの重合度が10〜20のモノラウレート、モノミリステートなどが挙げられる。特に、POE(12)モノラウレートが好ましい。なお、上記において、()内の数字はEOの重合度を表す。
POEグリセリン脂肪酸エステルとしては、EOの重合度が10〜50のラウレート、ミリステートなどが挙げられる。また、ヤシ油脂肪酸由来のアルキル基もミリステートが中心的に含まれることから用いることができる。特に、POE(12)グリセリンモノラウレート(HLB15)、POE(20)グリセリンモノラウレート(HLB16.5)、POE(7)グリセリンモノココエート(HLB13)が好ましい。なお、上記において、()内の数字はEOの重合度を表す。
POEソルビタン脂肪酸エステルとしては、EOの重合度が5〜30のモノラウレート、モノミリステートなどが挙げられる。特に、POE(20)ソルビタンモノラウレート(HLB16.7)、POE(20)ソルビタンモノミリスレート(HLB15)、POE(20)ソルビタンモノココエート(HLB15)、POE(6)ソルビタンモノラウレート(HLB13)が好ましい。なお、上記において、()内の数字はEOの重合度を表す。
ポリグリセリン脂肪酸エステルとしては、グリセリンの平均重合度が5ないし10のモノラウレート、モノミリステート、モノココエートなどがあげられる。特にポリグリセリン(5)モノラウレート(HLB16)、ポリグリセリン(10)モノラウレート(HLB16.3)、ポリグリセリン(5)モノミリステート(HLB15)、ポリグリセリン(10)モノミリステート(HLB15.7)が好ましい。なお、上記において、()内の数字はグリセリンの平均重合度を表す。
この中で、POEグリセリン脂肪酸エステル、ポリグリセリン脂肪酸エステルが、べたつきが少ないので好ましい。また、脂肪酸の炭素数が12〜14のPOEグリセリン脂肪酸エステル、ポリグリセリン脂肪酸エステルが、安定性や、起泡性の観点から好ましい。
成分(C)は、起泡性の観点から、皮膚化粧料組成物中にたとえば0.05質量%以上、好ましくは0.1%以上配合される。一方、皮膚に対するやさしさを維持する観点からは、成分(C)は、皮膚化粧料組成物中にたとえば8質量%以下、好ましくは5質量%以下配合される。
また、成分(C)のHLB数は、溶解性の観点から、12以上、好ましくは14以上である。一方、起泡性の観点からは、成分(C)のHLB数は20以下であり、好ましくは18以下である。なお、(B)成分と(C)成分を組み合わせたときの混合のHLBは10以上に調整されることが好ましく、さらには12以上に調整されることが起泡性の点から好ましい。
なお、成分(C)のHLB数は、成分(B)のHLB数と同じであってもよいし異なっていてもよい。
肌に塗布することを目的とした製品では肌に対して刺激を与えないことが重要であるため、まず第1に肌にやさしい素材の選択がおこなわれる。その際、特に界面活性剤の選択は重要で、一般には多鎖型のエステル系のノニオン性界面活性剤で、分子量の大きなものが選択される。これらの界面活性剤は、高い乳化能や可溶化能をもっているまた自ら肌に残ることによってしっとりとした感触を与える効果も期待できる。したがって、これらの活性剤は化粧水、乳液を問わず広くスキンケア品に利用されている。しかし、これらの界面活性剤は水中での臨界ミセル濃度(Critical Micelle Concentration:CMC)が低く、比較的低濃度から液晶を形成するなどの性質を有しており、泡形状の製剤にするには不適切である。
一方、ノニオン性の界面活性剤であっても、分子量が小さく、比較的短いアルキル基を有する親水性の界面活性剤は、泡吐出容器の中で液と空気と混合するとある程度の泡にすることができる。これは、成分(C)は、成分(B)と比べてCMCが高く、急激に界面を増やす際の動的界面張力の低下能が比較的高いためと考えられる。
ここで、泡立たないが肌へのやさしさやしっとり感を与えることのできる成分(B)と、起泡性のある成分(C)を組み合わせると、意外なことに成分(C)単独では得られない泡の安定化効果が得られ、適度な泡もちが発現した。これにより、たとえば手に取った泡を両手で挟みこんで両手の平に広げるような操作をした後も、良好な泡を維持して、ボディーなどの広い面積にもさっと広げるような使い方も可能で、べたつきの少ないしっとり感を与えることが可能となった。
このような観点から、成分(C)は、成分(B)との質量比(B):(C)が8:2〜2:8となる割合で成分(B)とともに化粧料中に配合される。成分(B)および成分(C)は混合して化粧料中に配合してもよい。成分(C)が多すぎると、泡が潰れやすく伸びに劣り、肌になじんだ後べたつくことがある。また、成分(B)が多すぎると、吐出した泡の性状が不均一となることがある。これらのバランスをさらに向上させる観点からは、特に(B):(C)は7:3〜4:6とすることが好ましい。さらに成分(B)としてグリセリン骨格を有する活性剤を用いると、化粧料組成物のべたつきをさらに低減させることができるため好ましい。
また、グリセリン骨格を有するノニオン性界面活性剤は、成分(B)または成分(C)のいずれか一方に適用するだけでも効果的である。その場合、グリセリン骨格を有するノニオン性界面活性剤が、成分(B)および成分(C)の配合量の合計に対して50%以上を占めることが好ましい。
化粧料組成物中の、成分(B)および成分(C)の配合量の合計(B)+(C)は、0.1〜10質量%である。(B)+(C)が少なすぎると、泡やうるおいを与える効果が悪化することがある。一方、(B)+(C)が多すぎると、肌にのばしたときにべたついたり、強くきしんだりすることがある。これらのバランスをさらに向上させる観点からは、(B)+(C)の配合量は、好ましくは、0.2〜8質量%、さらに好ましくは1〜5質量%である。
(成分(D))
界面活性剤が気泡を形成するには、成分(D)である水の存在が不可欠である。水は組成物中では溶剤として働く。(B)成分に対する(A)成分の割合は界面活性剤の溶解状態に大きく影響を及ぼし、起泡性に影響を与える。従って、成分(D)は、化粧料組成物中、成分(B)および成分(C)を除いた成分のうちの50質量%以上の割合を占めることが好ましく、さらには70%質量以上を占めることが好ましい。また、98質量%以下が好ましく、95質量%以下よりが好ましい。
本発明における皮膚化粧料組成物は、成分(A)〜(D)以外の成分を含んでいてもよい。以下、他の成分について説明する。
(成分(E))
成分(E)は、炭素数10〜22の、25℃で固体の高級アルコールもしくは脂肪酸である。本発明における泡状のスキンケア品において、成分(E)を添加すると、固体脂のきしむような感触により肌なじみがよくなったと感じられる。すなわち成分(E)を添加することにより、クリームのような泡が、しっかりと肌につく実感が得られ、結果的にスキンケア感が向上する。
成分(E)としてはラウリルアルコール、ミリスチルアルコール、パルミチルアルコール、ステアリルアルコール、セチルアルコール等の炭素数12〜18の高級アルコール及びラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸等の炭素数12〜18の脂肪酸などが挙げられ、特にラウリルアルコール、ミリスチルアルコール、パルミチルアルコール、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸が低温析出を回避しながら、肌なじみが向上する点から好ましい。
成分(E)は、皮膚化粧料組成物に、成分(B)および成分(C)の合計に対する成分(E)の割合が質量比で(E)/((B)+(C))=1/60〜1/10となる割合で配合される。成分(B)および成分(C)の合計に対する成分(E)の割合が少なすぎると、しっかりと肌につく実感が充分に得られない場合がある。一方、成分(B)および成分(C)の合計に対する成分(E)の割合が多すぎると、系全体が増粘して泡になりにくい場合や、また安定性が悪くなる場合がある。これらのバランスから、成分(E)はさらに(E)/((B)+(C))=1/50〜1/20の割合で配合されるのが好ましい。
また、本発明においては、皮膚化粧料組成物が吐出容器から吐出されることを前提としており、特に成分(E)の添加は粘度に影響を及ぼす可能性が高い。吐出ポンプの作動性を確保し、泡形成を維持する観点からは、成分(E)の粘度が20mPa・s以下であることが好ましい。さらに良好な泡質で吐出するためには15mPa・s以下であることが好ましい。
なお、成分(E)および後述する成分(F)の粘度は、具体的には、実施例の項で後述する条件で測定される。
(成分(F))
成分(F)は、IOBが0.3以上0.8未満であり、25℃で液状の油剤である。成分(F)には、塗布後のしっとり感を高め、さらに持続させる働きがあるが、一方で、成分(F)の添加は組成物の泡性能に影響をあたえる場合があり、油剤の選択や量を適切に選ぶことが好ましい。
ここで、IOBとは、有機概念図(藤田穆、有機化合物の予測と有機概念図、化学の領域 Vol.11, No.10, (1957) 719-725)に基づき求められる無機性値及び有機性値の比(Inorganic Organic Balance)を表わすもので、次式により求められる。
IOB=無機性値/有機性値
成分(F)としては、一般的にスキンケアで使われる油剤を用いることができるが、泡状にすることを前提としているため、ノニオン性界面活性剤との相溶性が良好で可溶化しやすい極性油が選ばれる。上記観点から、成分(F)のIOBは、0.3以上、好ましくは0.4以上のものであり、IOBが0.8未満であり、0.6以下のものが好ましい。この範囲内とすれば、可溶化しやすく、泡性能に与える影響を小さくすることができる。
成分(F)として、たとえば、オリーブ油(IOB0.42、粘度73cps)、トリ(カプリル・カプリン酸)グリセリン(IOB0.32、粘度27cps)、モノイソステアリン酸ジグリセリン(IOB0.41、粘度860cps)、ジイソステアリン酸ジグリセリン(IOB0.42、粘度940cps)、イソステアリルグリセリルエーテル(IOB0.52、粘度304cps)、イソステアリン酸(IOB0.42、粘度1340cps)などが挙げられる。特に肌になじませた後のしっとり感を持続させるために、液状であっても粘度が高い油剤を用いることが好ましい。具体的には300cps以上の油剤を用いることが好ましい。
成分(F)の油剤は、皮膚化粧料組成物に、成分(B)および成分(C)の合計に対する成分(F)の割合が質量比で(F)/((B)+(C))=1/50〜1/10となる割合で配合される。成分(B)および成分(C)の合計に対する成分(F)の割合が少なすぎると、しっとり感の持続を実感できない場合がある。また、成分(B)および成分(C)の合計に対する成分(F)の割合が多すぎると、起泡性が著しく低下するが場合がある。これらのバランスから、成分(F)はさらに好ましくは、(F)/((B)+(C))=1/30〜1/20で組み合わせるのがよい。
また、得られた皮膚化粧料組成物においては、透明〜半透明の外観を呈し、目視において1液相に見えることが重要である。白濁した外観を呈することは、油層が分離していることを意味し、分離した油性成分は泡膜に吸着して、消泡させてしまうことにつながるからである。
ここでいう透明とは、550nmの光をセル長10mmで測定した場合に90%以上透過させることであり、半透明とは10%以上透過させることをいう。特に、油性成分(F)を添加する場合には透明〜半透明の1液相の外観を保つことに配慮することが好ましい。
また、起泡性が低下する場合、成分(F)と少量のアニオン性界面活性剤とを併用することが好ましい。その場合、肌への刺激などを鑑みてアニオン性界面活性剤の添加量は、皮膚化粧料組成物中、0.05〜2.0質量%程度が好ましい。さらに0.1〜1.0%質量程度が最適である。
アニオン界面活性剤の具体例として、炭素数12〜14のアルキル鎖を有するアルキルエトキシエーテル酢酸塩やアシル化グルタミン酸塩、アシル化グリシン塩、アシル化タウリン酸塩等が挙げられる。
本発明の化粧料には、更に化粧料に通常用いられる成分、たとえば前記以外の界面活性剤、前記以外の水溶性溶剤、増粘剤、殺菌剤、保湿剤、湿潤剤、着色剤、防腐剤、感触向上剤、香料、抗炎症剤、美白剤、制汗剤、紫外線吸収剤等を、適宜含有させることができる。
本発明の皮膚化粧料組成物は、各成分を所定の順序で配合し、混合することにより製造することができる。成分(A)〜(D)とともに成分(E)または(F)を含む皮膚化粧料組成物の場合、具体的には、成分(B)、(C)、(E)または、成分(B)、(C)、(F)を混合し、80℃に加熱し、撹拌し均一にする。ここに、成分(A)と(D)を混合し、80℃に加温した液を撹拌しながら少しずつ加え、均一にする。この後、撹拌しながら25℃まで冷却し、製造する。
得られた化粧料組成物は、泡吐出容器に充填される。泡吐出容器は、多孔質膜を有するもので、多孔質膜としては、たとえばスポンジ、焼結体、ネットなどが挙げられる。これらの多孔質膜のうち、膜に付着残存した化粧料組成物が、乾燥固化して目詰まりを起こした場合、次回の吐出時に泡の流れによって、直ちに固化物を溶解して目詰まりを解消できることから、薄肉であるネットが好ましい。ネットとしては、50〜500メッシュのものが好ましく、特に200〜400メッシュのものが、良好な泡を生成するため好ましい。また、このようなメッシュの材質として好ましいものとしては、ナイロン、ポリエステル等が挙げられる。
また、泡吐出容器には、このような膜が複数枚あることが好ましく、特に経済性、泡の安定性等の点から2枚であるのが好ましい。
また、泡吐出容器としては、一定量の化粧料組成物を一定量の空気と混合し、泡状態として吐出させるものであればいずれでもよく、実開昭58−174272号公報、実開昭62−42787号公報、特公昭52−16567号公報等に記載されている軟質容器の胴部を手指で押圧することにより使用するスクイズフォーマー;および
実開平3−7963号公報、実開昭62−103458号公報、特開平7−315463号公報等に記載されているポンプ機構を備えたポンプヘッド(ピストンの押し部)を手指で押圧することにより使用されるポンプフォーマーが挙げられる。
また、得られた皮膚化粧料組成物を含む皮膚化粧料は、たとえばフォーマー容器から吐出し、肌に塗布して用いることができる。
本発明における皮膚化粧料組成物は、顔、体を問わずに簡単に塗り広げることができるものであるが、特に広い面積に適用するボディー用化粧水、混み入った部分に適用するハンドケア剤等の化粧料として有用である。
また、本発明における皮膚化粧料組成物は、泡形状で体にも簡単に塗れて、べたつきや衣服の汚れを気にすることなくうるおいを与えることのできるものである。
本発明における皮膚化粧料組成物は、たとえば、泡吐出容器から吐出させた泡を手に取り、水で希釈せずにそのまま皮膚に直接塗布し、さっと広げてよくなじませる。また、皮膚に塗布した後、組成物をよくなじませてマッサージしてもよい。基本的に水で洗い流すことはしない。
(実施例1〜23、比較例1〜6)
表1〜5に示す配合で組成物を調製し、評価した。組成物の調製方法および評価方法を以下に示す。
(組成物の調製方法)
成分(A)〜(D)を配合する場合、以下の手順とした。すなわち、各成分を計量し、80℃以上に加熱して攪拌した。固体成分が溶解し、均一になったら、室温まで冷却した。その後、ポンプフォーマー(吉野工業所社製、160mL YF−9413、吐出量1mL、発泡倍率13倍、300メッシュ2枚)容器に入れてサンプルとした。
また、成分(A)〜(E)または成分(A)〜(F)を配合する場合、以下の手順とした。すなわち、成分(B)、(C)、(E)または成分(B)、(C)、(F)を油相として計量し、80℃以上に加熱して攪拌した。成分が溶解したら、80℃に加熱した(A)、(D)の混合溶液を撹拌しながら少量ずつ添加し、転相させた後、室温まで冷却した。その後は、上述した方法に準じてサンプルを得た。
(評価方法)
泡立ちの評価
ポンプフォーマーで一押し分の泡を薬包紙上に吐出した。吐出直後の泡を以下の4または5段階で目視評価した。
泡の評価基準
○:均一で細かい泡
○△:均一な泡に粗い泡が混ざる
△:泡が粗く、水っぽい
×:泡にならない
泡もち(手のひらを合わせて広げても潰れない泡)の評価
泡を片手にとった後、両方の手のひらで挟み込んで両手に広げることを想定して評価した。この評価では、手のひらに挟み込まれても泡が潰れずに保型性を保った状態を維持できることが重要である。そこで薬包紙に吐出された泡を対角線にそって斜め半分に折って挟み込んで開き、逆の対角線にもう一度折った後開いて、挟み込まれていた泡を以下の評価基準で評価した。
○:泡がほとんど潰れず、液の染み出しもほとんどない。
○△:やや泡が潰れ、液の染み出しがわずかにみとめられる。
△:大部分の泡が潰れ、液の染み出しが多い。
×:泡が潰れ、ほとんどなくなる。
泡質の評価
専門パネラー5人が、手のひらに一押し分の泡を吐出し、以下の基準で感触を評価した。
◎:全員がクリーミーな泡と評価した。
○:5人中4人以上がクリーミーな泡と評価した。
○△:5人中3人がクリーミーな泡と評価した。
△:5人中2人がクリーミーな泡と評価した。
×:5人中1人以下がクリーミーな泡と評価した。
肌感触の評価
前腕にマスカット大の泡を吐出し塗り広げながら、しっとり感、べたつきのなさ、および肌なじみを専門パネラー5人で評価した。また塗布1時間後のしっとり感を評価してしっとり感の持続とした。
評価基準は以下の通りである。
◎:全員が(しっとり、べたつかない、肌なじみがよい)と評価した。
○:5人中4人が(しっとり、べたつかない、または肌なじみがよい)と評価した。
○△:5人中3人が(しっとり、べたつかない、または肌なじみがよい)と評価した。
△:5人中2人以下が(しっとり、べたつかない、または肌なじみがよい)と評価した。
×:5人中1人以下が(しっとり、べたつかない、または肌なじみがよい)と評価した。
粘度の測定法
B型(ブルックフィールド)粘度計(デジタルTVR−10M、東機産業社製)およびローターM1を用い、25℃、60rpmにて1分間測定した。
透過率の測定法
島津製作所社製UV−1800 shimadzuを用い、光路長10mmのセルにサンプルを入れて波長550nmの透過率を測定した。
Figure 2013170145
Figure 2013170145
Figure 2013170145
Figure 2013170145
Figure 2013170145
表1〜表5において、本明細書中で前述したものに加え、以下の略語を用いた。
PEG:ポリエチレングリコール
表1および表2より、成分(C)を添加してしない比較例1や、成分(C)に代えてHLBの小さいものを用いた比較例3では泡立ちが充分でないのに対し、各実施例においては、成分(C)の添加により、充分な泡立ちが得られる。
また、成分(C)としてグリセリン骨格を有するものを用いることにより、べたつきの抑制効果に特に優れる。
また、成分(B)を添加していない比較例2に対し、各実施例においては、成分(B)の添加により、泡もちが向上するとともに、肌に塗布した際の肌感触が向上する。
表3より、成分(A)として、1,3−BG等の溶剤効果を有する化合物を用いることにより、成分(B)として比較的液晶を形成しやすい界面活性剤を用いた場合にも、組成物が液晶と水相に分離するのをより効果的に抑制することができる。
表4より、成分(A)〜(D)に加えて、成分(E)の高級アルコールや脂肪酸を添加することにより、泡弾力の向上と肌なじみの向上につながる。
また、表5より、さらに成分(F)を添加することにより、しっとり感の向上とその持続の点でさらに効果があり、成分(F)とともに少量のアニオン界面活性剤を添加することにより、泡の性能のバランスがより一層向上する。
(実施例24)
ボディー用化粧水の組成
成分(A):1,3−BG 5質量%
成分(A):グリセリン 3質量%
成分(B):POE25硬化ヒマシ油(エマノーンCH−25、花王社製) 1.5質量%
成分(C):ラウリン酸PEG12(エマノーン1112、花王社製) 1質量%
成分(D):水 バランス
成分(E):セタノール(セチルアルコールNX、高級アルコール工業社製) 0.2質量%
トリメチルグリシン 3質量%
POE(2.6)ラウリルエーテルカルボン酸カリウム塩 0.2質量%
フェノキシエタノール 0.2質量%
メチルパラベン 0.1質量%
香料 0.01質量%

Claims (8)

  1. 以下の成分(A)〜(D):
    (A)炭素数3〜6のアルキル基に水酸基を2つ以上有するポリオール、ならびに単糖または二糖の糖骨格に水酸基を2つ以上有する糖または糖アルコールからなる群から選択される一種又は二種以上の水溶性保湿剤、
    (B)1分子内に1つ以上のポリオール残基と2つ以上の炭素数12〜22の脂肪酸残基を有するエステル化合物から構成されるHLB8〜16の非イオン界面活性剤、
    (C)1分子内に炭素数12〜22の脂肪酸残基を1つ有するエステル化合物から構成されるHLB12〜20の非イオン界面活性剤、
    (D)水
    を含む組成物であって、
    当該組成物中の、成分(B)および成分(C)の割合が、質量比で(B):(C)=8:2〜2:8であって、
    当該組成物中の、成分(B)および成分(C)の配合量の合計(B)+(C)が、0.1〜10質量%であり、
    泡吐出容器に入れて用いられる、皮膚化粧料組成物。
  2. 前記成分(A)の水溶性保湿剤が、1,3−ブチレングリコール、イソプレングリコール、1,3−プロパンジオール、ジプロピレングリコールおよび1,2−ペンタンジオールからなる群から選択される一種以上である、請求項1に記載の皮膚化粧料組成物。
  3. 前記成分(B)の非イオン界面活性剤が、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、ポリオキシエチレングリセリン脂肪酸エステル、ポリグリセリン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビトール脂肪酸エステルおよびポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステルからなる群から選択される一種又は二種以上である請求項1または2に記載の皮膚化粧料組成物。
  4. 前記成分(C)の非イオン界面活性剤が、ポリオキシエチレン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレングリセリン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステルおよびポリグリセリン脂肪酸エステルからなる群から選択される一種又は二種以上である請求項1乃至3いずれか一項に記載の皮膚化粧料組成物。
  5. 前記成分(C)の非イオン界面活性剤が、脂肪酸の炭素数12〜14である前記ポリオキシエチレングリセリン脂肪酸エステル、脂肪酸の炭素数12〜14である前記ポリグリセリン脂肪酸エステルからなる群から選択される一種又は二種以上である請求項4に記載の皮膚化粧料組成物。
  6. 成分(E) 炭素数10〜22の25℃で固体の、高級アルコールもしくは脂肪酸
    をさらに含み、当該組成物中、前記成分(B)および前記成分(C)の合計に対する前記成分(E)の割合が、質量比で(E)/((B)+(C))=1/60〜1/10である、請求項1乃至5いずれか一項に記載の皮膚化粧料組成物。
  7. 成分(F) IOBが0.3以上0.8未満であり、25℃で液状の油剤
    をさらに含み、当該化粧料中、前記成分(B)および前記成分(C)の合計に対する前記成分(F)の割合が、質量比で(F)/((B)+(C))=1/10〜1/50である、請求項1乃至6いずれか一項に記載の皮膚化粧料組成物。
  8. 請求項1乃至7いずれか一項に記載の皮膚化粧料組成物を含む皮膚化粧料をフォーマー容器から吐出し、肌に塗布する皮膚化粧料の使用方法。
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