JP2013169240A - 磁気共鳴イメージング装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】傾斜磁場によって発生する渦電流に伴う画像の劣化を低減するとともに、傾斜磁場コイルの薄型化および大開口部を備えた磁気共鳴イメージング装置を提供する。
【解決手段】被検体7の撮像領域9に静磁場6を発生させる磁石と、撮像領域9に勾配した強度を持つ磁場を発生させる傾斜磁場コイル11を備え、傾斜磁場コイル11と磁石との間に、渦電流遮蔽シールド15を設け、渦電流遮蔽シールド15は、2つ以上に分割されており、分割された前記各渦電流遮蔽シールドは位置調節手段を介してそれぞれ支持されている構成とした。
【選択図】図3

Description

本発明は、磁気共鳴イメージング装置に関する。
磁気共鳴イメージング装置(以下、MRI装置という)は、均一な静磁場中に置かれた被検体に高周波パルスを照射したときに生じる核磁気共鳴現象を利用して、被検体に物理的、化学的性質を示す断面画像を得る装置であり、特に、医療用として用いられている。
MRI装置は、主に被検体が挿入される撮像領域に均一な静磁場を生成する磁石装置と、撮像領域に位置情報を付与するために空間的に強度が勾配した磁場をパルス状に発生させる傾斜磁場コイル、被検体に高周波パルスを照射するRFコイル、被検体からの磁気共鳴信号を受信する受信コイル、および受信した信号を処理して画像を表示するコンピュータシステムから構成されている。
MRI装置の性能向上の手段としては、磁石装置が発生する静磁場強度の向上が挙げられる。静磁場強度が高いほど、より鮮明な画像と多様な断面画像を得ることができるため、MRI装置は、より高い静磁場強度を指向して開発が続けられている。
他の性能向上の手段としては、傾斜磁場強度の向上と傾斜磁場パルスの高速駆動がある。これらは、撮像時間の短縮と画質の向上に寄与し、近年盛んに使用されるようになった高速撮像法で多用される。特に、傾斜磁場コイルの駆動電源の性能向上により、高速なスイッチングと大電流の通電が可能になってきた。
傾斜磁場コイルには、パルス状の電流が流れる。このため、パルス状の磁場により磁石装置の金属容器部分に渦電流が生じ、この渦電流による磁場が、画像に影響を与える。また、磁石装置が渦電流と静磁場とで電磁力を生じて振動し、この振動により磁場の乱れが発生して画像に悪影響を及ぼす。
さらに、磁石装置に超電導コイルが使用されている場合、クライオスタットの金属容器に渦電流が発生すると、発熱するため、冷媒の消費量が増える。
したがって、近年の高速に大電流を通電する傾斜磁場コイルでは、撮像領域に傾斜磁場を生成するメインコイルと、パルス状の磁場が撮像領域以外の不要な部分に漏れないようにするシールドコイルとからなる、アクティブシールドタイプの構造を採用する場合が多い。
ところで、シールドコイルにより渦電流の発生を抑え、渦電流による悪影響を発生させないためには、設計で意図した通りにメインコイルとシールドコイルを製作する必要がある。実際には、傾斜磁場コイルは、金属板などの導電性材料を切削し、さらに曲げ加工でコイル巻線形状に成形し、これらのコイル巻線を多層に積層して絶縁材である樹脂で硬化させた構造を有する。このため、設計で意図した位置とわずかに異なっている。この位置の違いが極めて小さい場合には、不要な部分に漏れる磁場は小さく、金属容器部分の渦電流も画像に影響しないが、位置の違いが大きくなると、渦電流による画像の影響が無視できなくなる。
また、通常、傾斜磁場コイルに流れる電流はコイル内で変更できないので、シールドコイルによっても、不要な部分に漏れる磁場を完全には遮蔽することができない。
このため、傾斜磁場コイルから不要な部分に漏れる磁場を低減する手段として、良導体による遮蔽が考えられている。この手段として、米国特許第6501275B1号(特許文献1)にあるように、高導電性のシリンダ形状からなる導電性導体を傾斜磁場コイルに機械的に剛に接続するものがある。また、米国公開特許第5278502号(特許文献2)にあるように、渦電流を低減する手段として、磁石装置の金属容器に渦電流が発生しないようにしたものがある。
米国特許第6501275B1号公報 米国公開特許第5278502号公報
ところで、MRI装置においては、鮮明な画像を高速に得たいという要請があり、そのためには、傾斜磁場コイルに、できるだけ大きな磁束密度の傾斜磁場を高速に発生することが求められ、大電流が高速に変化するパルス波形で通電が行われている。しかし、大電流によって大きな傾斜磁場を発生させると、漏れ磁場が増大することとなる。
また、高速に変化するパルス波形で通電が行われると、時間当たりの磁場変化量も増大することとなる。
このため、金属容器に発生する渦電流が大きくなってしまい、画像に影響を及ぼす渦電流磁場も大きくなってしまう。
一方、MRI装置では、被検体、すなわち患者が閉所感を感じないように、被検体が入る空間ができるだけ広く形成される(開口が大きく形成される)構造であることが望ましい。
また、検査側の要請として、被検体のできるだけ広い範囲を撮像することも求められている。このため、傾斜磁場コイルは、被検体の入る空間と磁石装置との間において、できるだけ小さく構成されることが求められている。したがって、傾斜磁場コイルのメインコイルと磁石装置との間隔は、狭くなる傾向にあり、それに伴い、傾斜磁場コイルからの漏れ磁場によって、磁石容器に渦電流が発生し易くなっている。
さらに、比較的、静磁場強度の低い(〜0.5T)MRI装置においては、構造簡略化のために、シールドコイルを持たない傾斜磁場コイルが採用される場合もある。
アクティブシールドタイプの傾斜磁場コイルは、通常、撮像領域に3方向の傾斜磁場を独立に生成させるため、3組のメインコイルおよびシールドコイルの合計6個のコイルが積層されて構成されている。このため、アクティブシールドタイプの傾斜磁場コイルは、シールドコイルを持たない傾斜磁場コイルに対して厚さが厚くなる。また、アクティブシールドタイプの傾斜磁場コイルは、漏れ磁場を小さくした上で、傾斜磁場をより低い電流と電圧で発生させるためには、メインコイルとシールドコイルの間隔をできるだけ広くした方がよい。
一方、通常のシールドコイルを持たない傾斜磁場コイルは、漏れ磁場が大きいため、渦電流の発生を抑えるためには静磁場磁石から離して撮像領域側に設置する方が望ましく、開口部を大きく取ることが困難である。
このように、傾斜磁場コイルに要求される磁場性能の向上や、傾斜磁場コイルの占める体積の減少によって、従来の傾斜磁場コイルだけでは漏れ磁場の抑制が充分でなかったり、傾斜磁場コイル内のメインコイルとシールドコイルとの組合せに製作誤差が生じたりした場合には、本来の画像取得性能を発揮することができない。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであり、傾斜磁場によって発生する渦電流に伴う画像の劣化を低減するとともに、傾斜磁場コイルの薄型化および大開口部を備えたMRI装置を提供することを課題とする。
本発明は、被検体の撮像領域に静磁場を発生させる磁石と、前記撮像領域に勾配した強度を持つ磁場を発生させる傾斜磁場コイルを備えたMRI装置において、前記傾斜磁場コイルと前記磁石との間に、渦電流遮蔽シールドを設け、前記渦電流遮蔽シールドは、2つ以上に分割されており、分割された前記各渦電流遮蔽シールドは位置調節手段を介してそれぞれ支持されていることを特徴とする。
本発明によれば、傾斜磁場によって発生する渦電流に伴う画像の劣化を低減するとともに、傾斜磁場コイルの薄型化を図り、大開口部を備えたMRI装置が得られる。
本発明の第1実施形態の垂直型のMRI装置を示す断面図である。 同じく模式外観斜視図である。 同じく傾斜磁場コイルと渦電流遮蔽シールドとを示す上面図である。 同じく渦電流遮蔽シールドと傾斜磁場コイルと磁極および位置調節手段を示す部分断面図である。 位置調節手段による調節を説明するための説明図である。 本発明の第2実施形態におけるMRI装置に用いられる渦電流遮蔽シールドと薄板導電性部材との構成を示す図であり、(a)は部分上面図、(b)は側面図である。 本発明の第3実施形態におけるMRI装置を示す部分断面図である。 本発明の第4実施形態におけるMRI装置を示す部分断面図である。 同じく渦電流遮蔽シールドと磁極と傾斜磁場コイルの配置を示す図であり、(a)は部分上面図、(b)は断面図である。 本発明の第5実施形態の水平型のMRI装置を示す模式斜視図である。 同じく構成を示す部分断面図である。 同じく側面図である。 本発明の第6実施形態におけるMRI装置を示す部分断面図である。 同じく模式正面図である。 変形例における傾斜磁場コイルと渦電流遮蔽シールドとを示す上面図である。
以下、本発明を実施するための形態(以下「実施形態」という)について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。
(第1実施形態)
図1、2に示すように、垂直型のMRI装置は、撮像領域9の上下を円盤形状の磁石装置で挟んだ構造をしている。
静磁場を発生する磁石装置は、円環形状の複数のコイル3、円盤形状の磁性体2で構成され、支持柱26(図2参照)で支持される上下一対の磁極1,1からなる。
なお、磁極1は、本実施形態のようにコイル3と磁性体2との両方で構成される場合と、どちらか一方で構成される場合の双方がある。また、コイル3に超電導コイルを使用する場合は、超電導状態を保持する必要があるので、図1に示すように、コイル3は、外側から真空容器4、輻射シールド5、および液体ヘリウム容器8に囲まれ、液体ヘリウム容器内で、図示しない液体ヘリウムおよび冷凍機によって極低温に冷却され、冷却状態が維持されている。
上下の磁極1,1は撮像領域9において、鉛直方向に強力かつ均一な静磁場6を生成する。被検体(患者、図2参照)7は、移動式のベッド25により撮像領域9に運ばれる。
ここで、磁極1,1は略同様の構造を有しているので、以下では、一方の磁極1について説明する。
磁極1の撮像領域9側には、傾斜磁場コイル11が磁極1から支持部材14を介して支持されている。傾斜磁場コイル11は、撮像領域9において、任意の方向に静磁場6と同じ方向の、磁束密度が傾斜した強さを持つような磁場10(以後、傾斜磁場と呼ぶ)をパルス状に発生させるコイルである。傾斜磁場コイル11は、通常、静磁場6の方向をz軸として、図2に示すように、z軸と直交する2方向にx軸とy軸をとり、x、y、zの3方向に独立な傾斜磁場を発生できる機能を有する。
ここでは、図1の紙面上下方向をz軸、紙面左右方向をy軸、紙面に垂直な方向をx軸(図1では不図示)として説明する。例えば、図1に示した傾斜磁場10は、紙面左右方向すなわちy方向に傾斜した磁場である。磁極1と傾斜磁場コイル11との間には、図示していないシムと呼ばれる磁性体の小片が複数個配置されている。これらのシムは、コイル3または磁性体で生成される静磁場を、MRI装置以外の磁場の影響を含めて撮像領域9で磁場強度が均一となるように調節するための機構である。さらに、傾斜磁場コイル11の撮像領域側表面には、被検体7(図2参照、以下同じ)に高周波パルス磁場を照射するRFコイル12が設置されている。
通常、磁極1、傾斜磁場コイル11およびRFコイル12は、FRPなどの非導電性の部材で作られたカバー13によって覆われている。RFコイル12は、カバー13に設置される場合もある。
この他、図示はしないが、MRI装置には、傾斜磁場コイル11やRFコイル12を駆動するための電源装置や、電源を制御したり、RFコイル12により得られた信号を画像化したりするコンピュータシステムが含まれる。
図1に示すように、傾斜磁場コイル11と磁極1との間には、導電性の材質からなる渦電流遮蔽シールド15が設置されている。渦電流遮蔽シールド15は、アルミや銅などの非磁性材料から形成される場合と、鉄または珪素鋼鈑などの磁性材料で形成される場合がある。非磁性材料で形成される場合は、傾斜磁場コイル11から磁極1側に漏れる不要な磁場、すなわち、漏れ磁場を渦電流遮蔽シールド15に渦電流を発生させることで遮蔽することができる。また、磁性材料で形成される場合は、渦電流だけでなく、透磁率が大きいことによる磁束の経路として作用させることができ、磁極1側への漏れ磁場を低減することができる。
渦電流遮蔽シールド15は、複数の位置調節手段16を介して傾斜磁場コイル11から支持されている。図3に示すように、傾斜磁場コイル11と渦電流遮蔽シールド15とは、鉛直中心軸(z軸)に関して概略同心円状とされており、渦電流遮蔽シールド15は、鉛直中心軸周りに回転対称の4つに分割された形状(4相対称とされた形状)となっている。渦電流遮蔽シールド15は、通常、数mmの板厚を持つ金属で柔軟性に欠いているため、対称な渦電流とするための位置調節が可能なように複数枚に分割される。
本実施形態では、x、y、z軸に対称となるように配置されている。
各渦電流遮蔽シールド15は、中心部分が、鉛直中心軸に配置された位置調節手段16により支持されており、外縁近傍部分がx軸に沿う位置調節手段16とy軸に沿う位置調節手段16によって支持されている。つまり、各渦電流遮蔽シールド15は、3つの位置調節手段16によってそれぞれ支持されている。
これにより、各渦電流遮蔽シールド15は、各位置調節手段16によって独立した位置調節が可能となっており、場所ごとに、傾斜磁場コイル11と渦電流遮蔽シールド15との距離の調節が可能となっている。
なお、傾斜磁場コイル11による傾斜磁場は、x、y、z各軸に対して対称であるように設計されているが、製作時や取付時に、形状の非対称や取付の非対称が生じると、これが漏れ磁場と渦電流との非対称成分の原因となる。渦電流の非対称性分は、撮像領域9に非対称な磁場を発生させ、傾斜磁場コイル11の通電による制御では打ち消すことが難しいため、画像に悪影響を及ぼす。
このような場合に、位置調節手段16により、渦電流遮蔽シールド15に発生する渦電流を渦電流遮蔽シールド15の位置を調節することで対称にすることが可能である。
ここで、図4に示すように、傾斜磁場コイル11は、支持部材14(スタッドボルト等)を介して磁極1に対して支持されているが、渦電流遮蔽シールド15には、支持部材14と干渉しないように挿通孔15aが形成されている。支持部材14は、端部14aが磁極1に固定され、他端14bに形成された雄ねじ14bが傾斜磁場コイル11のボルト孔11aに挿通されて、傾斜磁場コイル11の凹部11b内でナット11cにより締結固定されている。
すなわち、渦電流遮蔽シールド15は、位置調節手段16によってのみ傾斜磁場コイル11から支持されている。これにより、傾斜磁場コイル11の磁極1への取付位置によらずに、対称な渦電流とすることができる。
さらに、渦電流遮蔽シールド15は、RFコイル12が作る高周波の磁場により磁極1に発生する渦電流も遮蔽することができる。これにより、磁極1で渦電流が発生することで生じる、発熱や渦電流磁場も低減することができる。
図4に示すように、位置調節手段16は、ボルト17と、ボルト17に螺合されるナット18とを有している。ボルト17は、その基端部17aが、傾斜磁場コイル11の固定部11dに固定されて傾斜磁場コイル11に立設されており、ナット18を介して渦電流遮蔽シールド15を支持している。ナット18の外周部には、渦電流遮蔽シールド15を係合支持する溝部18aが形成されている。このような位置調節手段16では、ナット18をボルト17に対して回動させることにより、その回動方向に応じてナット18をボルト17に対して上下動させることができ、支持部分において渦電流遮蔽シールド15の上下方向の位置(ボルト17の軸方向に沿う位置)を調節することができる。
なお、図1、図2では、鉛直(z軸)方向の位置調節手段16を示したが、これに限られることはなく、傾斜磁場コイル11の側面に位置調節手段16を配置して、渦電流遮蔽シールド15の水平方向の位置を調節するように構成してもよい。
位置調節手段16による渦電流遮蔽シールド15の調節は、例えば、図5に示すように、撮像領域9の中心を挟んで、等距離となる、例えば、地点Y1,−Y1における渦電流に基づく磁場の値を計測し、この地点Y1,−Y1における渦電流に基づく磁場の値が撮像領域9の中心を挟んで対称となるように、各位置調節手段16の各ナット18を回動操作することにより行う。
これにより、各渦電流遮蔽シールド15の位置を好適に調節して、地点Y1,−Y1における渦電流に基づく磁場の値、すなわち磁場成分が撮像領域9の中心を挟んで対称となるように設定することができる。
このような操作を複数地点にわたって行うことにより、撮像領域9における渦電流磁場の分布は、撮像領域9の中心を挟んで対称になっている傾斜磁場と同様に、撮像領域9の中心を挟んで略対称の分布をもつよう作られる。
以上説明した本実施形態のMRI装置によれば、位置調節手段16により、分割された各渦電流遮蔽シールド15を位置調節することで、渦電流遮蔽シールド15の渦電流分布および撮像領域9での渦電流磁場を調節することができる。具体的には、渦電流により撮像領域9に作られる磁場の磁場成分が、傾斜磁場の磁場成分と可能なかぎり比例するように各渦電流遮蔽シールド15の位置を調節する。このように渦電流遮蔽シールド15の位置を設定して、渦電流磁場分を上乗せまたは差し引きして傾斜磁場を発生させると、見かけ上は渦電流による磁場を打ち消すことができ、画質に及ぼす影響を好適に抑えることができる。
また、傾斜磁場コイル11はシールドコイルを持たないため、静磁場を発生する磁石に対して近い位置に設置できる。そのように傾斜磁場コイル11を設置することによって、傾斜磁場コイル11を薄型化できるため、被検体7が挿入される開口部が大きく形成された、大開口のMRI装置が得られる。
(第2実施形態)
第2実施形態のMRI装置について図6を参照して説明する。本実施形態が前記第1実施形態と異なるところは、隣り合う渦電流遮蔽シールド15,15間を柔軟性を有する(伸縮・屈曲可能な)導電性部材19で接続した点である。
導電性部材19は、シート状を呈しており、図6(a)(b)に示すように、渦電流遮蔽シールド15,15間に所定の間隔を空けて複数個接続されている。
このような導電性部材19で渦電流遮蔽シールド15,15間を接続することにより、渦電流遮蔽シールド15,15間を亘るようにして渦電流流路が形成されることとなり、1つの渦電流遮蔽シールド15上で渦電流流路が途切れてしまうことがない。
したがって、分割に伴って渦電流流路が限定されてしまうのを低減することができ、磁極1側への漏れ磁場を充分に低減することができる。また、隣り合う渦電流遮蔽シールド15,15の間隔を狭くすることなく所定の間隔を維持することができるので、位置調節手段16による調節後に、渦電流遮蔽シールド15,15同士が部分的に接触したり重なったりすることを確実に防止することができる。
また、渦電流遮蔽シールド15,15の間隔を広く設定した場合でも、磁極1側への漏れ磁場を好適に抑えることができる。
なお、導電性部材19は、例えば、1mm以下の薄い金属箔とし、隣接する部分に沿って何箇所かに分けて設置することで、渦電流流路の形成と柔軟性とを両立することができる。
また、導電性部材19としては、導電性部材19を編み込んだ部材(合成樹脂材、不織布、布)等とすることにより、渦電流遮蔽シールド15,15間の位置の自由度が向上するようになる。この場合には、隣接する部位の全体を導電性部材19で接続してもよく、渦電流流路が制限されることを好適に回避することができる。これにより、磁極1側への漏れ磁場をより好適に抑えることができる。
(第3実施形態)
第3実施形態のMRI装置について図7を参照して説明する。本実施形態が前記実施形態と異なるところは、渦電流遮蔽シールド15を真空容器4、輻射シールド5、液体ヘリウム容器8の各金属容器の周囲に延設した点である。
渦電流遮蔽シールド15は、その周部が、コイル3を収めた真空容器4、輻射シールド5、液体ヘリウム容器8の各金属容器の周囲に延設されており、傾斜磁場コイル11からの漏れ磁場を、より広い範囲で遮蔽するようになっている。
このような渦電流遮蔽シールド15とすることにより、金属容器の渦電流による、撮像領域9での非対称な渦電流磁場を低減することができるだけでなく、輻射シールド5および液体ヘリウム容器8での発熱量も低減することができる。これにより、図示されていない液体ヘリウムの蒸発や、図示されていない冷凍機における運転の負荷を抑えることができる。
さらに、コイル3に漏れ磁場が到達することがないので、コイル3に発生する振動電磁力を低減することができ、より安定した静磁場が得られることとなる。
なお、渦電流遮蔽シールド15,15間は、第2実施形態で説明した柔軟性のある導電性部材19で接続するように構成してもよい。
(第4実施形態)
第4実施形態のMRI装置について図8,図9を参照して説明する。本実施形態が前記実施形態と異なるところは、渦電流遮蔽シールド15が非磁性体の導電性材料からなる部材20と磁性体からなる部材21とで構成されている点にある。なお、部材21は、導電性材料からなるものを例示するが、磁性体であればよく、非導電性材料からなるものであってもよい。
渦電流遮蔽シールド15は、位置調節手段16によって磁極1から支持されている。渦電流遮蔽シールド15の磁性材料からなる部材21は、磁極1に位置調節手段22を介して取り付けられており、さらに、渦電流遮蔽シールド15の非磁性の導電性材料からなる部材20は、位置調節手段23を介して支持されている。
ここで、部材20と部材21に対して独立に位置調節手段23,22を設けたのは、磁性体からなる部材21は、傾斜磁場コイル11からの漏れ磁場による渦電流だけでなく、静磁場6(図8参照)の空間的な分布にも影響を与えるため、渦電流の分布を対称にする位置調節によって静磁場6の分布を乱さないためである。
なお、本実施形態では、部材21の水平方向の位置を調節する位置調節手段24を配置している。
このような位置調節手段22〜24は、それぞれ第1実施形態で説明した位置調節手段16と同様の構造を採用することができる。また、渦電流遮蔽シールド15を構成する部材20、21は、それぞれ分割し、特に、部材20は、第2実施形態で示した柔軟性のある導電性部材19で接続する構成とすることによって、部材20に発生する渦電流の渦電流流路が隣り合う渦電流遮蔽シールド15に亘るようにすることができる。このような構成とすることによって、磁極1側への漏れ磁場を効果的に低減することができる。
なお、部材21に対しても導電性部材19を接続してもよいが、導電率が小さい部材(例えばフェライト鋼など)では、導電性部材19で接続する効果は小さい。
なお、部材21を非導電性材料で構成した場合には、飽和磁化と比透磁率が大きい材質とする必要がある。
本実施形態によれば、磁性材料からなる部材21は、傾斜磁場コイル11からの漏れ磁場に対して磁気回路を構成しており、特に、磁気的に未飽和の状態では、磁極1側への漏れ磁場を有効に低減することができる。このことは、部材21を非導電性材料で構成した場合にも同様である。
一方、非磁性の導電性材料からなる部材20は、傾斜磁場コイル11の端部からの漏れ磁場を渦電流によって遮蔽し、コイル3が収められている液体ヘリウム容器8、輻射シールド5、真空容器4に発生する渦電流を低減する。また、コイル3に発生する振動電磁力を低減することもできる。
ここで、部材21を非導電性材料で構成した場合には、部材21に渦電流が発生しないので、位置調節時には、部材20の位置調節のみを行えばよく、位置調節が行い易いという利点が得られる。
なお、部材21は、非磁性体の導電性材料から構成してもよい。この場合には、それぞれの渦電流を組み合わせて細かく調整することができるので、調整の自由度が高まる。
(第5実施形態)
図10に本発明の第5実施形態である、水平型のMRI装置の斜視図を示す。
水平型のMRI装置は、図11に示すように水平方向に中心軸を有する、同軸円筒状の磁極1内に、同じく同軸円筒状の傾斜磁場コイル11、および図示されていないRFコイルを配置し、傾斜磁場コイル11は支持部材14によって磁極1を構成する真空容器4から支持されている。
これらは中心軸に円筒状の開口空間を持つFRPなどで形成された外装13によって囲まれ、磁石装置を形成している。被検体7は移動式のベッド25によって円筒状の開口空間の中央に運ばれ、撮像される。
開口空間の中央部の撮像領域9には、磁極1を構成するコイル3、または、図示されていない磁性体によって、均一かつ強力な静磁場6が円筒の中心軸方向に生成される。
コイル3は、垂直型のMRI装置と同様に、液体ヘリウム容器8、輻射シールド5、真空容器4によって極低温に保たれている。傾斜磁場コイル11は、静磁場6の方向、および静磁場6の方向と直行する2方向に傾斜磁場10を形成する。
図10では、静磁場6の方向をz軸として、装置の鉛直方向すなわち紙面上下方向をy軸、装置の水平方向すなわち紙面垂直方向をxとして表示しており、傾斜磁場10は、y軸方向の傾斜磁場の例を示している。
本発明の構成要素である渦電流遮蔽シールド15は、導電性の非磁性材料または磁性材料で形成され、傾斜磁場コイル11と磁極1との間に円筒形状を分割した形状で設置されている。本実施例において、渦電流遮蔽シールド15は、傾斜磁場コイル11から、位置調節手段16を介して支持されている。このように傾斜磁場コイル11から支持されることで、渦電流遮蔽シールド15に発生する渦電流と、静磁場6による振動電磁力で生じた機械振動が磁極1に直接伝わらなくなり、静磁場6の均一性が向上するという利点が得られる。
なお、渦電流遮蔽シールド15は、第1実施形態と同様に位置調節が可能な機構により支持されていれば、第4実施形のように、磁極1から支持したり、傾斜磁場コイル11の支持部材14から支持するように構成してもよい。
図12に示すように、渦電流遮蔽シールド15は、円筒を傾斜磁場を発生する撮像領域9(図11参照)の中心を通るx、y、z軸に対して対称な位置で分割されており、図示されていない部分を含めて8分割されている。
位置調節手段16は、例えば、図4に示したものと同様であり、傾斜磁場コイル11と渦電流遮蔽シールド15の間隔を独立に調節することができる。これにより、渦電流遮蔽シールド15に発生する渦電流が、撮像領域9(図11参照)に対称な磁場を作るように調節される。
また、渦電流遮蔽シールド15は、傾斜磁場コイル11を磁極1の図示されていない真空容器に取り付ける支持部材14との干渉を回避するため、切欠部15eを有している。
また、分割された渦電流遮蔽シールド15の間は、第2実施形態で説明したような、柔軟性のある導電性部材19で接続すれことにより、渦電流遮蔽シールド15に発生する渦電流の渦電流流路を妨げなくなり、より効果的に磁極1への漏れ磁場を低減することができる。
(第6実施形態)
本発明の第6実施形態に係る水平型のMRI装置を図13,図14を参照して説明する。本実施形態では、渦電流遮蔽シールド15を、磁極1の円筒部分だけでなく、円筒の前後平面部分に延設して、円筒の前後平面部分を覆うように構成した点が異なる。
このような渦電流遮蔽シールド15を用いることにより、円筒軸であるz方向の両端部において、漏れ磁場をより広い範囲で遮蔽することができ、効果的な遮蔽が可能となる。
なお、中央部分(漏れ磁場の少ない部分)において、渦電流遮蔽シールド15を省略することができる。
本実施形態においても、渦電流遮蔽シールド15は、傾斜磁場軸であるx、y、z軸に対して対称な位置で分割され、位置調節手段16によって独立に傾斜磁場コイル11との位置を調節することができる。
また、渦電流遮蔽シールド15は、傾斜磁場コイル11の支持部材14との位置干渉を避けるため、切欠部15eが設けられているが、切欠部15eの大きさを極力小さなものとすることによって、図示されていない撮像領域で対称な渦電流磁場とすることができる。
なお、本実施形態においても、渦電流遮蔽シールド15は、前記実施形態4で説明したような磁性材料からなる部材21と非磁性の導電性材料からなる部材20との併用が可能である。その場合においても、磁性材料からなる部材21と非磁性の導電性部材からなる部材20は、位置調節手段16によってそれぞれ独立に位置調節が可能である。
ちなみに、図13に破線で示すように、磁性体の導電性材料からなる部材21を配置することができる。
以上、実施形態に基づいて詳細に説明したが、本発明の内容は以上の説明に限定されるものではなく、種々の改変や変更も本発明の趣旨を逸脱しない範囲で本発明に含まれる。
前記第1実施形態では、x,y各軸上で渦電流遮蔽シールド15が分割される例を示したが、これに限られることはなく、図15に示すように、渦電流遮蔽シールド15をz軸周りに45°回転させて配置した構成としてもよい。
このような構成とすることによって、x,y各軸に重なるように(跨るように)渦電流遮蔽シールド15が配置されるので、渦電流流路が制限されることを好適に回避することができ、磁極1側への漏れ磁場をより好適に抑えることができる。
また、同様に、前記第5実施形態では、x,y,z各軸上で渦電流遮蔽シールド15が分割される例を示したが、これに限られることはなく、渦電流遮蔽シールド15をz軸周りに45°回転させて配置した構成としてもよい。
また、前記第1実施形態等において、渦電流遮蔽シールド15が4分割や8分割される例を示したが、これに限られることはなく、2分割以上であれば差し支えなく、3分割や5分割等、奇数分割とされていてもよい。
また、位置調節手段16としては、傾斜磁場コイル11と渦電流遮蔽シールド15との間に、薄板等のスペース部材を適宜介在させて、渦電流遮蔽シールド15の位置を調節するよう手法が挙げられる。
1 磁極
2 磁性体(磁石)
3 コイル
6 静磁場
7 被検体
9 撮像領域
11 傾斜磁場コイル
15 渦電流遮蔽シールド
16 位置調節手段
19 導電性部材
20 部材
21 部材
22〜24 位置調節手段

Claims (9)

  1. 被検体の撮像領域に静磁場を発生させる磁石と、前記撮像領域に勾配した強度を持つ磁場を発生させる傾斜磁場コイルを備えた磁気共鳴イメージング装置において、前記傾斜磁場コイルと前記磁石との間に、渦電流遮蔽シールドを設け、
    前記渦電流遮蔽シールドは、2つ以上に分割されており、
    分割された前記各渦電流遮蔽シールドは位置調節手段を介してそれぞれ支持されていることを特徴とする磁気共鳴イメージング装置。
  2. 前記位置調節手段は、前記各渦電流遮蔽シールドに流れる渦電流により前記撮像領域に作られる磁場の磁場成分が、前記傾斜磁場コイルにより前記撮像領域に作られる磁場の磁場成分と比例するように前記各渦電流遮蔽シールドの位置を調節することを特徴とする請求項1に記載の磁気共鳴イメージング装置。
  3. 前記各渦電流遮蔽シールドは、磁性体または非磁性体の導電性部材で構成されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の磁気共鳴イメージング装置。
  4. 前記各渦電流遮蔽シールドは、前記位置調節手段を介して前記傾斜磁場コイルにそれぞれ支持されていることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の磁気共鳴イメージング装置。
  5. 前記各渦電流遮蔽シールドは、前記位置調節手段を介して前記磁石にそれぞれ支持されていることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の磁気共鳴イメージング装置。
  6. 前記各渦電流遮蔽シールドは、伸縮・屈曲可能な導電性部材で接続されていることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の磁気共鳴イメージング装置。
  7. 前記各渦電流遮蔽シールドは、磁性体による部材および非磁性体の導電性部材の双方を有して構成されていることを特徴とする請求項1または請求項2、請求項4から請求項6のいずれか1項に記載の磁気共鳴イメージング装置。
  8. 前記磁気共鳴イメージング装置は、高周波の磁場を発生させるRFコイルを備えており、
    前記各渦電流遮蔽シールドは、前記傾斜磁場コイルの勾配した磁場とともに、前記RFコイルによる高周波磁場によって前記磁石に発生する渦電流を低減することを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の磁気共鳴イメージング装置。
  9. 前記各渦電流遮蔽シールドは、前記磁石の一部または全体を覆っていることを特徴とする請求項1から請求項7のいずれか1項に記載の磁気共鳴イメージング装置。
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