JP2013169049A - 嵌合構造物 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】長手方向に直交する面の断面形状が方向の異なる複数の辺をもつ第1のフレーム材10、この第1のフレーム材に接続される長手方向に直交する面の断面形状が方向の異なる複数の辺をもつ第2のフレーム材20、これら第1及び第2のフレーム材の双方に係合するように設けられた断面形状が方向の異なる複数の辺をもつ固定枠40、及びこの固定枠を上記第1または第2のフレーム材に固定する固定手段9を備え、上記第1、第2のフレーム材及び上記固定枠は、嵌合スリットとこの嵌合スリットに挿通される嵌合辺との組み合わせによる複数の嵌合部によって相互に嵌合されるようにした。
【選択図】図7
Description
図1〜図8は、本発明の実施の形態1に係る嵌合構造物を説明する図であり、図1は嵌合構造物としての筐体の骨組を示す斜視図、図2は図1に示された骨組にパネルとアイボルトを取り付けた後の筐体を示す斜視図、図3から図6は上記骨組に用いる各構成材の要部を説明する図、図7は図1に示された嵌合構造物の組立方法を説明する分解斜視図、図8は図7の組立が完了した状態を示す図であり、(a)は角部の内側から見た斜視図、(b)は角部の外側後方から見た斜視図である。なお、この実施の形態1は嵌合構造物としての筐体を直方体として構成した場合である。また、以下の説明において、便宜上、上下、左右、前後等の姿勢や方向を示す用語を適宜用いているが、それらは特に断りのない限り図面上におけるものであって、実使用状態における方向とは必ずしも一致しない。
τ=P/A ・・・・式1
但し、P:鉛直方向の力、 A:せん断面の面積
σ=M/Z ・・・・式2
ここで、Z=(bh2)/6
但し、M:モーメント、 b:水平方向の寸法、 h:鉛直方向の寸法
図9は本発明の実施の形態2に係る嵌合構造物の固定枠を示す斜視図、図10は本発明の実施の形態2に係る嵌合構造物の角部を内側から見た斜視図である。なお、この実施の形態2は、より大きな鉛直方向の耐荷重が必要な場合に用いられるように構成したものである。図において、第1、第2、第3のフレーム材、即ち縦フレーム10、左右フレーム20、前後フレーム30の構成は実施の形態1と全く同じである。相違点は固定枠40Xの構成である。即ち、図9に示すように固定枠40Xの辺41の上下縁部にそれぞれ設けられた嵌合突辺415Xは、実施の形態1の嵌合突辺415相当部分(図9の楕円で囲んだ部分)をそれぞれ上下方向にさらに延長させ、その延長部分をさらに前方側(左端部側)に突出させることでオーバーハング状に形成され、そのオーバーハング部と辺41の縁部との間に、前後フレーム30の辺31、辺32の板厚相当の隙間Gが形成されている。
図11は本発明の実施の形態3に係る嵌合構造物の固定枠を示す斜視図、図12は本発明の実施の形態3に係る嵌合構造物の角部を内側から見た斜視図である。なお、この実施の形態3は、より強度が必要な場合に適合するように構成したものである。図において、第1、第2、第3のフレーム材、縦フレーム10、左右フレーム20、前後フレーム30の相互の嵌合部構成は実施の形態1と全く同じである。相違点は固定枠40Yのフレーム材に対する嵌合構成である。即ち、図11に示すように固定枠40Yの辺41の先端部に設けられた固定用嵌合辺413Yは、ヘミング曲げ(あざ折)され、これに対応して図7に示された縦フレーム10の辺12の固定用嵌合スリット124、及び前後フレーム30の辺33の固定用嵌合スリット334の面積を大きくしている(図示省略)。組立後の骨組1Aの角部は図12に示す斜視図のようになる。
図13は本発明の実施の形態4に係る嵌合構造物の組立方法を説明する斜視図である。なお、この実施の形態4は、筐体をより安価に作るときに好ましく用いられるものであり、その特徴部分は、固定枠40Zの固定用嵌合辺413Zと、縦フレーム10の辺12の固定用嵌合スリット124Z、及び前後フレーム30の辺33の固定用嵌合スリット334Z(図示されていない)の固定枠嵌合部をすきま嵌めにすると共に、当該固定枠嵌合部に接着材を使用するようにしたことである。図13において、接着材Bは斜線で示すように固定枠40Zの固定用嵌合辺413Zの表裏全面を覆うように塗る。その他の構成、及び組立手順は実施の形態1と同様である。
Claims (7)
- 長手方向に直交する面の断面形状が方向の異なる複数の辺をもつ第1のフレーム材、この第1のフレーム材に接続される長手方向に直交する面の断面形状が方向の異なる複数の辺をもつ第2のフレーム材、これら第1及び第2のフレーム材の双方に係合するように設けられた断面形状が方向の異なる複数の辺をもつ固定枠、及びこの固定枠を上記第1または第2のフレーム材に固定する固定手段を備え、上記第1、第2のフレーム材及び上記固定枠は、嵌合スリットとこの嵌合スリットに挿通される嵌合辺との組み合わせによる複数の嵌合部によって相互に嵌合されていることを特徴とする嵌合構造物。
- 長手方向に直交する面の断面形状が方向の異なる複数の辺をもつ第3のフレーム材を備え、上記第1、第2、及び第3のフレーム材は、6面体の角部で交わる3つの稜に対応する位置に配設されて、それら第1、第2、及び第3のフレーム材の端部同士が互いに交わる上記角部が上記嵌合部によって互いに嵌合され、かつ所定の2つのフレーム材は一方のフレーム材の上記嵌合辺が他方のフレーム材の上記辺に重合された重合部が形成されて、その重合部を貫通する固定用嵌合スリットが設けられ、上記固定枠は、上記角部の内側に配設され、かつ上記固定用嵌合スリットに挿通される固定用嵌合辺が突出されていることを特徴とする請求項1記載の嵌合構造物。
- 上記第1、第2、及び第3のフレーム材として、上記断面形状が、L字形、コ字形もしくはC字形、エ字形もしくはI字形、及びT字形の材から選ばれた1種類または複数種類の材を用いたことを特徴とする請求項2記載の嵌合構造物。
- 上記固定枠として、上記断面形状がコ字形もしくはC字形の材が用いられていることを特徴とする請求項2または請求項3記載の嵌合構造物。
- 上記第1、第2、及び第3のフレーム材相互の上記嵌合部は、すきま嵌めとなるように構成されていることを特徴とする請求項2から請求項4の何れかに記載の嵌合構造物。
- 上記固定用嵌合スリットと上記固定用嵌合辺からなる固定枠嵌合部は、縦長に形成されていることを特徴とする請求項2から請求項5の何れかに記載の嵌合構造物。
- 上記第1、第2、及び第3のフレーム材をそれぞれ所定数用いて直方体の骨組が構成され、その周囲を覆うように形成された所定数のパネルを上記骨組に固定して筐体を形成すると共に、上記骨組の上端における上記固定枠の近傍に吊上げ用のアイボルトが取り付けられていることを特徴とする請求項2から請求項6の何れかに記載の嵌合構造物。
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