JP2013167809A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】給紙トレイに対応付けて登録されている所定の情報を設定変更することなく印刷ジョブ実行時と異なる給紙トレイから給紙して出力紙濃度調整が可能な画像形成装置を提供する。
【解決手段】用紙に印刷したパッチの濃度をカラーセンサ32で測定してプリンタγ特性を調整する出力紙濃度調整を実施する際に、代替トレイに対して設定されている用紙設定情報にかかわらず(印刷ジョブで指定された給紙トレイに設定されている用紙設定情報と代替トレイに対して設定されている用紙設定情報が一致するか否かに関わらず)、代替トレイから給紙してかつ印刷ジョブの給紙トレイに設定されている用紙設定情報(用紙の種類や濃度センサの補正データ)を使用して、出力紙濃度調整を実行する。
【選択図】図1

Description

本発明は、用紙にテスト画像を形成し、その濃度を測定した結果に基づいて印刷時の濃度補正特性を調整する画像形成装置に関する。
画像形成装置では印刷時のプロセス条件の補正をするための一つの補正として濃度補正を行う。この濃度補正に使用する濃度補正特性(一般に、プリンタγ特性と呼ばれる。)を作成もしくは調整する方法の1つとして、用紙にテスト画像のパッチを形成し、その濃度を濃度センサで測定した結果に基づいて濃度補正特性を作成もしくは調整する方法がある。これを出力紙濃度調整と呼ぶものとする。
出力紙濃度調整は印刷で使用する用紙に最適化したプリンタγを生成する事が大きな特徴である。このため実際に印刷で使用する用紙で調整をする必要があるため、印刷する同一トレイで出力紙濃度調整をする。この出力紙濃度調整の調整タイミングは気温/湿度などのプロセス条件変化がある閾値を超えた時(一般的にいう画像安定化制御が入った時)に行う。さらにユーザによってはやデバイス経年劣化に伴う特性変化を嫌って、たとえば、1000[枚/プリント]毎に出力紙濃度調整を実施する定期調整機能も備わっている。
この出力紙濃度調整で使われる測色センサーで検出可能な最小サイズ以下の用紙(たとえばハガキサイズ)を使う場合は、パッチデータをセンサーライン上に印刷することが出来ず出力紙濃度調整が出来きず、一般的なIDCセンサ方式のプリンタγを適用せざるを得なかった。
また、印刷ジョブで使用する用紙が、柄入りの特殊紙や連番を印字された用紙、既にセンサーライン上に柄が入っている用紙であるような場合には、別のトレイにセットした無地の同一紙種で調整を行いたいという要望がある。これには出力紙濃度調整は従来方式より精度が高い反面、使用する用紙は捨て紙になるという背景もある。
そこで、出力紙濃度調整で使用する用紙を、印刷ジョブで使用する用紙の給紙元と異なる給紙トレイから給紙する方法が提案されている。たとえば、出力紙濃度調整に適合する用紙が収容されている給紙トレイを自動で検索し、該当する給紙トレイから給紙して出力紙濃度調整を実施する画像形成装置が提案されている(特許文献1参照)。
特開2008−287017号公報
印刷ジョブの途中で行われる出力紙濃度調整を代替トレイから給紙して行う場合、用紙のサイズ、坪量、特殊紙は違っても、印刷ジョブで使用する用紙と同一条件で出力紙濃度調整を実施可能な用紙を使用することが要請される。
一方、出力紙濃度調整では、パッチを用紙に印刷する際のプロセス条件や濃度センサの補正特性を用紙の種類に一致させる必要があるので、通常は、これらの情報を、給紙元の給紙トレイに対応付けて登録されている用紙関連情報の一部を参照して取得している。
したがって、出力紙濃度調整を、代替トレイから給紙して行うためには、印刷ジョブで使用する用紙と同じ紙種でサイズの適合する用紙を代替トレイにセットし、かつ、代替トレイに対して設定されている用紙関連情報のうち少なくとも出力紙濃度調整で参照される情報を印刷ジョブの給紙元の給紙トレイと同じ値に設定変更する必要があり、さらに出力紙濃度調整が終了したらこの設定を元に戻さなければならず、かかる設定変更に関する作業負担が大きく、設定ミスも生じやすいという問題があり、生産性低下や品質低下、ランニングコストが高くなるといった問題を招く起因となっていた。
本発明は、上記の問題を解決しようとするものであり、給紙トレイに対応付けて登録されている所定の情報を設定変更することなく印刷ジョブ実行時と異なる給紙トレイから給紙して出力紙濃度調整を実施することのできる画像形成装置を提供することを目的としている。
かかる目的を達成するための本発明の要旨とするところは、次の各項の発明に存する。
[1] 複数の給紙トレイと、
前記複数の中から選ばれた給紙トレイから給紙された用紙に画像を形成する画像形成部と、
前記画像形成部によって用紙に形成された画像の濃度を測定する濃度センサと、
前記画像形成部で用紙にテスト画像を形成し、該用紙上のテスト画像の濃度を前記濃度センサで測定した結果に基づいて印刷時の濃度補正特性を調整する出力紙濃度調整の実行を制御する制御部と、
用紙に関連する情報であって前記出力紙濃度調整で参照される所定の用紙設定情報を含む用紙関連情報を、給紙トレイに対応付けて設定する用紙関連情報設定部と、
前記出力紙濃度調整で用紙の給紙元にする給紙トレイである代替トレイの設定を受け付ける代替トレイ設定部と、
を備え、
前記制御部は、印刷ジョブの実行中の所定のタイミングで、前記代替トレイに対応付けられている用紙設定情報に関わらず、用紙の給紙元を前記印刷ジョブで指定されている給紙トレイから前記代替トレイに切り替えて前記出力紙濃度調整を実行する
ことを特徴とする画像形成装置。
上記発明では、印刷ジョブの実行中の所定のタイミングで、代替トレイに対応付けられている用紙設定情報にかかわらず、代替トレイから給紙して出力紙濃度調整を実行する。これにより、代替トレイに対する用紙設定情報の内容を、出力紙濃度調整のために設定変更する必要がなく、該設定変更に関わる作業者の手間が軽減される。なお、印刷ジョブで使用する用紙と、用紙設定情報に関しては同一条件の用紙が代替トレイにセットされるものとしている。
[2]前記制御部は、前記代替トレイから給紙して実行する前記出力紙濃度調整において、前記印刷ジョブで用紙の給紙元に設定されている給紙トレイに対応付けられている前記用紙設定情報を使用する
ことを特徴とする[1]に記載の画像形成装置。
上記発明では、代替トレイから給紙した用紙を使用する一方で、印刷ジョブで用紙の給紙元に設定されている給紙トレイに対応付けられている用紙設定情報を使用して出力紙濃度調整を行う。
[3]前記用紙設定情報は、用紙の種類と、前記濃度センサの補正特性を示す情報である
ことを特徴とする[1]または[2]に記載の画像形成装置。
用紙の種類、濃度センサの補正特性は、印刷する用紙と不可分の関係があり、これらが出力紙濃度調整で使用する用紙に対応しない場合、出力紙濃度調整の結果(印刷時の濃度補正特性)が異なってくることによる。
[4]前記代替トレイにセットすべき用紙に関する情報を表示する
ことを特徴とする[1]乃至[3]のいずれか1項に記載の画像形成装置。
上記発明では、代替トレイの設定は変更しないので、代替トレイにセットすべき用紙に要求される条件を表示して作業者に通知する。
[5]前記代替トレイにセットすべき用紙に関する情報として、前記用紙設定情報、用紙のサイズ、枚数を表示する
ことを特徴とする[4]に記載の画像形成装置。
[6]前記代替トレイから給紙して前記出力紙濃度調整を実行した後、前記代替トレイの用紙を元の用紙に戻す旨の警告表示を行う
ことを特徴とする[1]乃至[5]のいずれか1項に記載の画像形成装置。
上記発明では、出力紙濃度調整に使用した用紙が出力紙濃度調整の実施後に代替トレイに残っていると、その残っている用紙と代替トレイに設定されている用紙設定情報とが一致せず、その後に代替トレイを給紙元とする印刷ジョブが実行された場合に問題が生じるおそれがあるので、残っている用紙を取り出して元の用紙に戻す旨の警告を表示する。
[7]前記制御部は、前記代替トレイにセットされている用紙のサイズが前記出力紙濃度調整に適合しない場合は、前記印刷ジョブで用紙の給紙元に設定されている給紙トレイおよび前記代替トレイ以外の給紙トレイであって前記印刷ジョブで用紙の給紙元に設定されている給紙トレイと同じ用紙設定情報が対応付けされておりかつ前記出力紙濃度調整に適合するサイズの用紙がセットされている給紙トレイを検索し、該当する給紙トレイがあれば、その給紙トレイから給紙して前記出力紙濃度調整を実行する
ことを特徴とする[1]乃至[6]のいずれか1項に記載の画像形成装置。
上記発明では、代替トレイにセットされている用紙のサイズがテスト画像の印刷に適合しない場合、出力紙濃度調整に使用可能な用紙の入っている他の給紙トレイが検索される。
本発明に係る画像形成装置によれば、給紙トレイに対応付けて登録されている所定の情報を設定変更することなく印刷ジョブの実行時と異なる給紙トレイから給紙して出力紙濃度調整を実施することができる。
本発明の実施の形態に係る画像形成装置の概略を示す説明図である。 画像形成装置の電気的概略構成を示すブロック図である。 カラーセンサの構成例を示す図である。 パッチが作成される用紙サイズと必要数のパッチを作成するための用紙枚数との関係を示す図である。 中サイズ(A4サイズ)のチャートパターンの一例を示す説明図である。 用紙カテゴリ登録画面の一例を示す図である。 用紙カテゴリ構造体を示す図である。 給紙トレイ情報設定画面の一例を示す図である。 代替トレイの釦を選択した場合の給紙トレイ情報設定画面を示す図である。 濃度調整設定画面の一例を示す図である。 本実施の形態に係る画像形成装置が本身の給紙準備開始に際して行う処理を示す流れ図である。 プリンタγ調整データのデータ構造を示す図である。 スケジュール画面の一例を示す図である。 出力紙濃度調整マークを選択してポップアップ画面が表示された状態のスケジュール画面を示す図である。 出力紙濃度調整に適合しないサイズの用紙がセットされている状態で出力紙濃度調整マークを選択した場合の表示画面例を示す図である。 代替トレイ選択画面がポップアップ表示された状態のスケジュール画面を示す図である。 各給紙トレイの用紙設定情報を表示する代替トレイ選択画面がポップアップ表示された状態のスケジュール画面を示す図である。 トレイ2を代替トレイに設定した後のスケジュール画面を示す図である。 トレイ2が代替トレイに設定された旨が表示された機械状態画面の一例を示す図である。 代替トレイに入れた出力紙濃度調整用の用紙を除去する旨の警告メッセージが表示された機械状態画面の一例を示す図である。 用紙を除去する警告メッセージを出力紙濃度調整終了後に表示する処理を示す流れ図である。 代替トレイに適合するサイズの用紙がセットされていない場合に適合する用紙のセットされている給紙トレイを自動で検索する処理を示す流れ図である。
以下、図面に基づき本発明の実施の形態を説明する。
図1は、本発明の実施の形態に係る画像形成装置5の概略を示す説明図である。画像形成装置は5、画像形成装置本体10と、後処理装置30とから構成される。画像形成装置本体10は、ネットワークなどを通じて入力された印刷データに基づくカラー画像を用紙上に画像形成して出力するカラー印刷機能、原稿を光学的に読み取って得た画像の複製を用紙上に画像形成して出力するコピー機能などを果たす。後処理装置30は画像形成装置本体10から出力された用紙に、折り、綴じ、穴あけなどの後処理を施す機能を果たす。なお、画像形成装置本体10は必ずしもカラー画像を形成する必要はなく、モノクロの画像を形成する装置であってもよい。
画像形成装置本体10はカラー画像の画像形成方式として、所謂、タンデム方式を採用している。画像形成装置本体10は、無端で環状に掛け渡された所定幅の中間転写ベルト11と、この中間転写ベルト11上に、それぞれ単一色のトナー像を形成するイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の色別の4つの像形成部12Y、12M、12C、12K、用紙を給紙する給紙部13、給紙された用紙を搬送する搬送部14、定着装置15などを備えて構成される。
像形成部12Y、12M、12C、12Kは、使用されるトナーの色が異なるが、構造は互いに同一である。像形成部12Y、12M、12C、12Kは、表面に静電潜像が形成される静電潜像担持体としての円筒状の感光体ドラム16を有し、その周囲に帯電装置、現像装置、転写装置、クリーニング装置などを配置して備える。またレーザーダイオード、ポリゴンミラー、各種レンズおよびミラー等で構成されたレーザーユニット17を備えている。
各像形成部12Y、12M、12C、12Kにおいて、感光体ドラム16は図示省略の駆動部に駆動されて一定方向に回転し、帯電装置は感光体ドラム16を一様に帯電させ、レーザーユニット17は対応する色の画像データに応じてオン/オフされたレーザー光で感光体ドラム16を走査することによって感光体ドラム16の表面に静電潜像を形成する。現像装置は、感光体ドラム16上の静電潜像をトナーによって顕像化する。感光体ドラム16の表面に形成されたトナー像は、中間転写ベルト11と接触する箇所で中間転写ベルト11に転写される。クリーニング装置は、転写後に感光体ドラム16の表面に残留するトナーをブレード等で擦って除去し回収する。
中間転写ベルト11は複数のローラに掛け渡すようにして巻回されて図中の矢印A方向に周回する。周回する過程で、Y、M、C、Kの順に各色の画像(トナー像)が像形成部12Y、12M、12C、12Kによって中間転写ベルト11上に重ね合わせるように形成されてカラー画像が合成される。このカラー画像は、二次転写位置Dで中間転写ベルト11から用紙に転写される。中間転写ベルト11の周回方向で二次転写位置Dの直前には、中間転写ベルト11上に形成された画像の濃度を検出する内部濃度センサ18が設けてある。
給紙部13は、画像形成に供される用紙を収納する複数の給紙トレイ13aを有し、選択された給紙トレイ13aから用紙を1枚ずつ搬送部14に向けて送り出す。搬送部14は、給紙トレイ13aから繰り出された用紙を搬送し、二次転写位置Dおよび定着装置15を通過させて、後処理装置30へ排出する機能を果たす。搬送部14は、搬送経路を構成する搬送ローラやガイドのほか、搬送ローラを駆動するモータなどで構成される。画像形成装置本体10は、用紙の種類に応じたプロセス条件を設定して印刷を行う。プロセス条件は、画像形成するための各種の動作条件であり、用紙の搬送速度、帯電装置や転写装置への印加電圧、現像装置での帯電量、定着温度などである。
さらに画像形成装置本体10は、自動原稿搬送装置を有するスキャナ部21、ユーザの操作の受け付けや各種画面の表示などを行う操作パネル部22などを備えている。
後処理装置30は、画像形成装置本体10から出力された用紙を受け入れ、この用紙に、折り、綴じ、穴あけなど必要な加工を施して排出する。後処理装置30は、画像形成装置本体10から到来する用紙を排出箇所まで搬送する搬送経路31を有し、その途中には、上記の加工を施すユニットや用紙上の画像の濃度を測定するカラーセンサ32が配置されている。
画像形成装置5は、プリンタγと呼ばれる濃度補正特性を使用して画像データの示す信号値(濃度値)を補正して色再現の適正化を図る処理を行う。画像形成装置5の色再現特性は、装置の個体差のほか、温度、湿度などの環境状態や用紙の種類などに由来して変わるので、プリンタγ特性もこれに応じて変更される。プリンタγ特性を生成もしくは調整する方式には次の2つがある。1つは、中間転写ベルト11上にテスト画像としてのパッチを形成し、このパッチの濃度を内部濃度センサ18で測定した結果に基づいてプリンタγ特性の生成もしくは調整を行う内部センサ方式である。他の1つは、用紙にパッチを形成し、このパッチの濃度をカラーセンサ32で測定した結果に基づいてプリンタγ特性の生成もしくは調整を行うカラーセンサ方式である。
内部センサ方式は主に転写特性に応じたプリンタγ特性の補正に有効である。内部センサ方式の場合、生成されるプリンタγ特性は、画像に施されているスクリーンに依存するので、スクリーンの種類別に複数種類作成される。
カラーセンサ方式は、転写から定着まですべての工程を含めた色再現性に基づいており、用紙固有の特性も含めた厳格な色再現性が要求される場合におけるプリンタγ特性の生成および調整に有効である。カラーセンサ32を用いてプリンタγ特性を生成もしくは調整する処理を出力紙濃度調整と呼ぶものとする。カラーセンサ方式の場合、プリンタγ特性は、スクリーンと用紙の種類に依存するので、これらの組み合わせ別に複数種類作成される。
図2は、画像形成装置5の電気的概略構成を示すブロック図である。画像形成装置5は、当該画像形成装置5(画像形成装置本体10および後処理装置30)の動作を制御するCPU(Central Processing Unit)41を備えている。CPU41にはバス42を通じてROM(Read Only Memory)43、RAM(Random Access Memory)44、不揮発メモリ45、HDD(ハードディスク装置)46、操作パネル部22、スキャナ部21、ネットワークI/F部47、画像処理部48、プリンタエンジン部49、後処理装置30、外部I/F部50などが接続されている。
CPU41はOS(Operating System)プログラムをベースとし、その上で、ミドルウェアやアプリケーションプログラムなどが実行される。ROM43には各種のプログラムが格納されており、これらのプログラムに従ってCPU41が処理を実行することで印刷や出力紙濃度調整の実行など画像形成装置5の各機能が実現される。またROM43には、後述する各パターンのチャートを印刷するためのデータが記憶されている。
RAM44はCPU41がプログラムを実行する際に各種のデータを一時的に格納するワークメモリや画像データを格納する画像メモリなどとして使用される。
不揮発メモリ45は、電源がオフにされても記憶が保持できる書き換え可能なメモリ(フラッシュメモリ)である。不揮発メモリ45には、装置固有の情報や各種の設定情報などが記憶される。本実施の形態では、不揮発メモリ45には、カラーセンサ32の補正データ(後述する用紙カテゴリ)、プリンタγ特性等を示すプリンタγ調整データ、各給紙トレイ13aに対応付けて登録される用紙関連情報などが記憶される。
HDD46は、大容量の不揮発の記憶装置であり、印刷データや画像データ、パッチを印刷するための画像データなどが保存される。
プリンタエンジン部49は、用紙に画像を形成する機能を果たす部分(画像形成部)であり、図1に示した、中間転写ベルト11、像形成部12Y、12M、12C、12K、給紙部13、搬送部14、定着装置15、内部濃度センサ18などを備えて構成される。プリンタエンジン部49はCPU41からの制御に基づいて動作する。
操作パネル部22は、液晶ディスプレイ(LCD…Liquid Crystal Display)、および液晶ディスプレイの画面上に設けられてペンや指などで押下された座標位置を検出するタッチパネルのほかテンキーやスタートキーなどの操作スイッチなどで構成される。操作パネル部22は、各種の操作画面、設定画面、装置状態画面を表示するほか、ユーザからジョブの投入や設定など各種の操作を受け付ける。
スキャナ部21は、原稿を光学的に読み取って画像データを取得する機能を果たす。スキャナ部21は、たとえば、原稿に光を照射する光源と、その反射光を受けて原稿を幅方向に1ライン分読み取るラインイメージセンサと、ライン単位の読取位置を原稿の長さ方向に順次移動させる移動手段と、原稿からの反射光をラインイメージセンサに導いて結像させるレンズやミラーなどからなる光学経路、ラインイメージセンサの出力するアナログ画像信号をデジタルの画像データに変換する変換部などを備えて構成される。また、スキャナ部21は、原稿台にセットされた原稿束から原稿を1枚ずつ繰り出し、読取位置を経由して排紙位置へと搬送する自動原稿搬送装置を備えている。
ネットワークI/F部47は、LAN(Local Area Network)などのネットワークを通じて接続されている外部装置などと通信を行い、たとえば、外部装置から印刷データを受信する。
画像処理部48は、画像の拡大縮小、回転などの処理のほか、印刷データをイメージデータに変換するラスタライズ処理、画像データの圧縮、伸張処理を行う。また、プリンタエンジン部49へ出力する印刷対象の画像データに対してプリンタγ特性に基づく補正処理を施す。
後処理装置30は、CPU41からの制御に基づいて動作する。後処理装置30が有するカラーセンサ32の測定値はCPU41に取り込まれる。
外部I/F部50は、USBメモリなどの記録媒体を着脱可能に接続し、接続されたUSBメモリに保存されているデータの読み取り、USBメモリへのデータの書き込みを行う。
図3は、カラーセンサ32の構成例を示している。カラーセンサ32は、後処理装置30の搬送経路31の所定箇所を通る用紙Pに向けて光を照射する発光ダイオード32aと、発光ダイオード32aの照射した光のうち用紙Pからの反射光を集光するレンズ32bと、レンズ32bで集光された光を受光し、その光の強さに応じた電気信号を出力する受光素子32cと、駆動回路・出力回路などの回路が搭載された検知基板32dと、これらを所定の位置関係に保持するホルダ部32eとを備えて構成された反射型センサである。発光ダイオード32aは赤、緑、青の各色を発光し、受光素子32cは赤、緑、青それぞれの色に対応して設けられ、これらの色別に反射光を受光する。
発光ダイオード32aから照射した光の反射率は用紙の種類に応じて変動するので、カラーセンサ32の補正データは用紙の種類に対応付けされると共に、用紙の種類別に用意される。
図4は、パッチが作成される用紙サイズと必要数のパッチを作成するために必要な用紙の枚数との関係を示している。カラーセンサ32の仕様によって1つのパッチのサイズが決まるため、出力紙のサイズに合わせて1枚のチャートに配置されるパッチの数が相違する。このため、必要数のパッチを複数枚のチャートに分配して印刷する際のパターンを出力紙のサイズによって変更する必要がある。
図4に示すように、本実施の形態では、チャートのパターンは3種類ある。出力紙が大サイズの場合、32個のパッチを3枚の用紙に分散して印刷するパターンになる。出力紙が中サイズの場合、32個のパッチを4枚の用紙に分散して印刷するパターンになる。出力紙が小サイズの場合、32個のパッチを6枚の用紙に分散して印刷するパターンになる。小サイズの最小値よりさらに小さいサイズの用紙はパッチの出力紙として使用できず、適用外になる。
図5は、中サイズ(A4サイズ)のパターンの一例を示している。このパターンの場合、A4サイズの用紙で4枚になる。同図(a)は4枚のチャート(A4−1、A4−2、A4−3、A4−4)の印刷例を示し、同図(b)はこれら4枚のチャートのそれぞれに配置されるパッチの階調値を示している。同図(b)に示すように、階調値は0から255までの256種類あり、その中から約8階調おきに選択した32種類の階調値のパッチを4枚のチャートに偏りなく分配してある。これにより、濃度のチャート依存性を低減している。
次に、出力紙濃度調整を行うための準備処理について説明する。以下の(1)〜(3)に示す準備が行われる。
(1)用紙カテゴリの登録
用紙カテゴリは、カラーセンサ32の補正データである。ここでは、用紙カテゴリは補正データを特定する識別名称であり、補正データの実体はその識別名称に関連付けて別途記憶される。前述したように、カラーセンサ32の出力値とその出力値が表す画像の濃度値(階調値)との対応関係は用紙の種類等によって変動するので、用紙の種類毎に測定したカラーセンサ32の補正データを用紙カテゴリとしている。
用紙カテゴリを登録する手順を説明する。
a.用紙カテゴリ登録画面60の表示
ユーザから画像形成装置5の操作パネル部22において所定の操作を受けると、画像形成装置5は、図6に示す用紙カテゴリ登録画面60を操作パネル部22に表示する。用紙カテゴリ登録画面60では、1から10までの番号に対応付けて用紙カテゴリを10個まで登録可能になっている。登録済みの番号には、その番号に対応する用紙カテゴリの名称、設定日などが表示され、未登録の番号については空欄が表示される。登録済みの番号の欄を選択して削除釦63を押下すると、その用紙カテゴリは削除される。なお、削除された用紙カテゴリが、給紙トレイに対応付けて登録されている場合、その給紙トレイに関する出力紙濃度調整の設定は強制的にOFFにされる(図8参照)。
b.用紙カテゴリ名称の設定およびチャートの印刷
ユーザは、用紙カテゴリ登録画面60において、登録したい番号の欄を選択した後、「印刷モードへ」釦61を押下する。画像形成装置5は、上記の操作を受けると操作パネル部22にソフトキーボードを表示し、用紙カテゴリ名称の入力または編集の操作を受け付ける。その後、画像形成装置5は操作パネル部22に印刷設定画面(図示省略)を表示し、この画面にて給紙トレイの選択を受け付ける。
その後、スタート釦の操作を受けると、選択された給紙トレイから用紙を給紙して、パッチの画像形成されたチャートを印刷出力する。このときの画像形成の条件(プロセス条件)は選択された給紙トレイに対応付けて登録されている用紙関連情報が示す用紙の種類などに応じて設定される。また、チャートのパターンは、選択された給紙トレイに対応付けて登録されている用紙関連情報が示す用紙サイズに基づいて選択される。用紙関連情報の詳細は後述する。
チャートを印刷する際に、画像形成装置5は、カラーセンサ32による各パッチを測色し、それらの測定値(カラーセンサ32の出力値)を、用紙カテゴリの番号(もしくは名称)に対応付けて記憶する。なお、チャート出力時のスクリーンは、カラーセンサ32から色測値に変換する際の依存性が低いため任意とする。
c.チャートの色測
次に、ユーザは出力されたチャートを、外部の色測計で測定し、その測定データをPCなどを用いてUSBメモリに記憶させる。外部の色測計は正しい色値を出力するように校正されている。チャートは複数枚あるので、それら複数枚分の測定データのファイルがUSBメモリに作成される。
d.ファイルの取り込みおよび登録
続いてユーザは、先ほどのUSBメモリを画像形成装置5の外部I/F部50に挿着し、用紙カテゴリ登録画面60に移行し、先ほどチャートを出力させたときと同じ用紙カテゴリの番号を選択し、「測色データ読込み」釦62を押下する。この操作を受けた画像形成装置5は操作パネル部22に、USBメモリに格納されているファイルの一覧を表示する。ユーザはこの一覧の中から、色測計で読み取って作成したファイルを選択する。なお、ファイルは複数に分かれているが、いずれか1つのファイルを選択するとこれに関連するファイルがすべて自動的に選択されるようになっている。色測計で読み取って作成したファイルが選択された状態でOK釦の操作を受けると、画像形成装置5は、それら選択されたファイルのデータをUSBメモリから読み込み、それらの読み込んだデータを、現在選択されている用紙カテゴリの番号に対応付けて不揮発メモリ45に記憶する。
図7は、用紙カテゴリを10個記憶する構造体(用紙カテゴリ構造体70)の構成例を示している。用紙カテゴリの番号毎に、名称、登録状態、更新日、濃度変換カーブ、濃度センサ読み取りデータが登録される。濃度センサ読み取りデータは、各パッチを読み取ったときのカラーセンサ32の出力値を示し、濃度変換カーブは、カラーセンサ32の出力値とその出力値が示す濃度値との対応関係を示す。濃度変換カーブは、カラーセンサ32の補正データ(用紙カテゴリ)である。用紙カテゴリ構造体70は不揮発メモリ45に記憶される。
(2)給紙トレイへの用紙カテゴリの対応付け
給紙トレイへの用紙カテゴリの対応付けは、給紙トレイに対応付けて用紙関連情報を登録する処理に含まれる。各給紙トレイには、その給紙トレイに収められる用紙に関する各種の情報が登録される。たとえば、画像形成時のプロセス条件などは用紙の給紙元に選択された給紙トレイに対応付けて登録されている用紙関連情報に基づいて設定される。
図8は、給紙トレイに対応付けて用紙関連情報を登録する際に操作パネル部22に表示される給紙トレイ情報設定画面80の一例を示している。給紙トレイ情報設定画面80では、選択されたいずれか1つの給紙トレイに対する用紙関連情報の設定が行われる。図8では、トレイ3が設定対象の給紙トレイになっている。なお、各図中において、選択状態の操作釦をグレーで表示している。
用紙関連情報として設定する項目には、用紙種類、用紙サイズ、坪量、色紙、パンチ、表裏調整、カール調整、厚さ、代替トレイ、出力紙濃度調整、がある。
用紙種類は、普通紙、塗工紙など用紙の種類を示す。用紙サイズは、A4、B4などの定型サイズによって規定するほか、定形外の場合は数値で設定できる。色紙の項目には、その用紙の地の色を登録する。厚さの項目は、用紙の厚さを特に指定したい場合に設定し、坪量と厚さの関係が通常の場合には「特に指定なし」とされる。
代替トレイは、当該給紙トレイが給紙元に選択されている印刷ジョブの実行開始時や実行中に出力紙濃度調整を行う場合にその出力紙濃度調整で使用する用紙の給紙元にされる給紙トレイである。印刷ジョブで使用する用紙が出力紙濃度調整のチャートに適合しないサイズの場合、あるいは印刷ジョブで使用する用紙が高価で出力紙濃度調整には使用したくないといった場合に代替トレイが設定される。なお、印刷ジョブで使用する給紙トレイを出力紙濃度調整時の給紙元にする場合は、代替トレイとして印刷ジョブで使用する給紙トレイの番号を設定すればよい。
図9は、給紙トレイ情報設定画面80で「代替トレイ」の釦81を選択した場合の給紙トレイ情報設定画面80Bを示している。トレイ1〜トレイ9の中のいずれか1つを、表示されたトレイ選択釦82で選択して代替トレイに設定することができる。
図8に戻って説明を続ける。出力紙濃度調整に関する設定では、この給紙トレイを給紙元とする出力紙濃度調整にてチャートを読み取るカラーセンサ32の補正データを選択する。図8は、給紙トレイ情報設定画面80において「出力紙濃度調整」の釦83を選択したときの表示状態を示している。
補正データの選択肢として「デフォルト補正値」、「用紙カテゴリ」、「OFF」の各釦が表示される。「デフォルト補正値」は、予め記憶されているデフォルト(標準)のチャート測色データでカラーセンサ32を補正して出力紙濃度調整を行う場合に選択する。「用紙カテゴリ」を選択すると、登録されている用紙カテゴリの中のいずれか1つを選択でき、その選択した用紙カテゴリ(カラーセンサ32の補正データ)がこの給紙トレイに対応付けて登録される。「OFF」を選択すると、内部濃度センサ18を用いた内部センサ方式でプリンタγ特性の調整が行われる。
本実施の形態では、用紙関連情報のうち、用紙種類と用紙カテゴリに関する設定を「用紙設定」と呼び、この2つ以外の項目に関する設定を「トレイ設定」と呼んで区別する。用紙設定は、出力紙濃度調整において参照(使用)される情報であって、印刷ジョブで給紙元に設定されている給紙トレイとその代替トレイとで一致が必要な情報である。
(3)出力紙濃度調整の実行条件の設定
図10は、出力紙濃度調整の実行条件等を設定する際に操作パネル部22に表示される濃度調整設定画面90の一例を示している。濃度調整設定画面90では、出力紙濃度調整の使用、調整強度、自動調整、自動代替トレイ選択、調整間隔、ジョブ中の調整、画質調整との連携、の各項目に関する設定が行われる。
「出力紙濃度調整の使用」の項目にて「する」を選択すると出力紙濃度調整が使用可能になる。「しない」を選択すると出力紙濃度調整は使用不可になり、すべてのプリンタγ補正は、内部センサ方式で行われる。
「調整強度」は、補正の重みづけ設定であり、出力紙濃度調整の測定結果に基づいてプリンタγ特性をどの程度調整(修正)するかを設定する。「1」と設定した場合、前回の測定値に10%の変更を加えた補正カーブに修正される。
「自動補正」の項目を「ON」にすると、設定された間隔で出力紙濃度調整が自動的に実行される。デフォルトは「OFF」である。「OFF」の場合でも手動で実行タイミングを指示して出力紙濃度調整を行うことができる。
「自動代替トレイ選択」の項目を「ON」にすると、指定されている給紙トレイからチャートを出力不可だった場合、各給紙トレイをサーチして用紙種類と用紙カテゴリが一致しかつ出力可能なサイズの用紙が入っている給紙トレイが自動選択される。
「調整間隔」は自動補正の補正タイミングを設定する。100〜99999の範囲で設定可能になっている。プリント枚数が「調整間隔」の項目に設定された枚数を超えた古いプリンタγ調整データは、新たにチャートを出力して調整が行われて更新される。プリント枚数は全プリントを対象にカウントされる。
「ジョブ中の調整」の項目を「する」に設定すると、ジョブ中でも全シートに対し、必要なら自動調整を実施する。「しない」を選択するとジョブの開始時だけ実施する。1枚目のシートで自動補正の必要性をチェックする。
「画質補正との連携」の項目は、「自動調整」の項目が「ON」の時に有効になる。画像安定化補正の実施後、登録されているプリンタγ調整データを再調整モードにする。
次に、印刷ジョブの開始時もしくは実行中における出力紙濃度調整の動作について説明する。なお、以後、印刷ジョブで給紙元に設定されている給紙トレイから給紙する用紙を「本身」と呼ぶものとする。
まず、本実施の形態における出力紙濃度調整の概略を説明する。画像形成装置5では、印刷ジョブに係る印刷中は、本身の給紙元に設定されている給紙トレイに対応付けて登録されている用紙関連情報に基づいてプロセス条件などが設定されて印刷が行われる。
印刷ジョブの開始時もしくは実行中に出力紙濃度調整を行うときは、本身の給紙トレイに対応付けられている代替トレイが出力紙濃度調整で使用する用紙の給紙元にされる。仮に、代替トレイに対応付けて登録されている用紙関連情報の用紙設定(用紙の種類および用紙カテゴリ)を参照して使用する構成であった場合、代替トレイに対応付ける用紙関連情報の用紙設定を、本身の給紙トレイに対応付けて設定されている用紙設定と同じ内容にしなければならない。また、出力紙濃度調整で必要なチャートの枚数は数枚だけなので、出力紙濃度調整の終了後は代替トレイに対する用紙設定を元の設定内容に戻す必要があり、代替トレイに対する用紙設定の変更および設定の戻しに手間がかかり作業者の負担になる。また設定ミスも生じやすくなる。
そこで、本実施の形態に係る画像形成装置5では、代替トレイに対して設定されている用紙設定の内容に関わらず、言い換えると、代替トレイに対して設定されている用紙設定の内容と本身の給紙トレイに対して設定されている用紙設定の内容とが一致するか否かに関わらず、用紙のサイズが出力紙濃度調整に適合すれば代替トレイから給紙し、かつ本身の給紙トレイに対して設定されている用紙設定を使用して出力紙濃度調整を実行する。
ただし、ユーザは、代替トレイに、本身と同じ種類の用紙であってチャートの印刷に適合するサイズの用紙を必要枚数セットしておくものとする。これにより、代替トレイに対して用紙設定の変更等を行うことなく、適正に出力紙濃度調整を実行することができる。
図11は、本実施の形態に係る画像形成装置5が印刷ジョブの実行開始時もしくは実行中に本身の給紙準備に際して行う処理の流れを示している。本身の給紙準備に入る際に、画像形成装置本体10のCPU41は、出力紙濃度調整を行う設定が成されているか否かを調べる(ステップS201)。出力紙濃度調整を行う設定が成されていなければ(ステップS201;No)、本身の給紙動作へ移行する。なお、この場合、内部センサ方式で作成したプリンタγ特性を使用した印刷が行われる。
出力紙濃度調整を行う設定が成されている場合は(ステップS201;Yes)、出力紙濃度調整をするか否かをさらに用紙プロファイルから判定する(ステップS202)。出力紙濃度調整をする旨の設定が成されていなければ(ステップS202;No)、本身の給紙動作へ移行する。用紙プロファイルにはジョブの設定や給紙トレイの設定が記述されている。
用紙プログラムファイルから出力紙濃度調整をすると判定した場合は(ステップS202;Yes)、出力紙濃度調整で使用対象に選択されている用紙カテゴリに対応するプリンタγ特性が登録されているか否かを判断する(ステップS203)。登録されていなければ(ステップS203;No)、出力紙濃度調整の実行が必要なのでステップS205へ移行する。登録されている場合は(ステップS203;Yes)、ユーザの要請や処理枚数などから出力紙濃度調整の要否を判断し(ステップS204)、不要なら(ステップS204;不要)、本身の給紙へ移行し、要の場合は(ステップS204;要)、ステップS205へ移行する。
ステップS201〜S204までの処理は出力紙濃度調整を行うタイミングか否かを判断しており、出力紙濃度調整を行うと判断した場合にステップS205へ移行する。ステップS205では出力紙濃度調整を行う際の給紙元である代替トレイに入っている用紙のサイズがチャートを出力可能なサイズか否かを判断する。この代替トレイは、本身の給紙元に設定されている給紙トレイに対して設定されている代替トレイである。チャートを出力可能なサイズの用紙が代替トレイに入っていない場合は(ステップS205;No)、ジョブを一時停止して、適合するサイズの用紙を代替トレイにセットすることを要請する警告メッセージの表示などをする。
代替トレイに入っている用紙がチャートを出力可能なサイズの場合は(ステップS205;Yes)、本身の給紙トレイ(補正対象トレイ)に対して設定されている用紙設定を参照する(ステップS206)。そして、本身の給紙トレイに対して設定されている用紙設定(用紙の種類、用紙カテゴリ)を用いて出力紙濃度調整を実施し(ステップS207)、その結果に基づいてプリンタγ特性を生成または調整する(ステップS208)。
すなわち、代替トレイに対して設定されている用紙設定にかかわらず、本身の給紙トレイに対して設定されている用紙設定を使用して出力紙濃度調整を行う。より具体的には、本身の給紙トレイに対して設定されている用紙設定に応じてプロセス条件などを決定し、代替トレイから給紙した用紙に対してパッチを画像形成する。また、この用紙に形成したパッチをカラーセンサ32で測定した結果(カラーセンサ32の出力する信号値)を、本身の給紙トレイに対して設定されている用紙カテゴリが示す補正データ(カラーセンサ32の補正データ)で補正して各パッチの濃度を求める。そして、この測定した各パッチの濃度と画像データとして出力したパッチの濃度との差分からプリンタγ特性を生成あるいは調整する。なお、用紙関連情報のうち用紙設定以外の情報(トレイ設定)については、代替トレイに対して設定されている値を必要に応じて参照する。
その後、本身の給紙を開始する。本身に対する印刷は、ステップS208で生成または調整されたプリンタγ特性を用いて行われる。なお、本身の印刷は、本身の給紙元の給紙トレイに対応付けて登録されている用紙関連情報(用紙設定を含む)を参照して実行される。
このようにして、代替トレイから給紙した用紙で出力紙濃度調整を行う場合に、本身の給紙元の給紙トレイに対して設定されている用紙設定を使用するので、代替トレイに本身と同じ種類であってサイズがチャートの出力に適合する用紙(たとえば、本身より安価でサイズが適合する用紙)を必要枚数セットしておけば、代替トレイに対する用紙設定をいちいち変更することなく、出力紙濃度調整を行うことができる。
図12は、プリンタγ調整データを不揮発メモリ45に記憶する際のデータ構造の一例を示している。プリンタγ調整データは、プリンタγ特性およびその登録状況や使用状況などに関するデータを登録する構造体であり、本例では15種類登録可能になっている。プリンタγ調整データは、登録状態(未登録、登録、再調整)、用紙カテゴリ番号、用紙種類、スクリーン、カウンタ、更新日、センサの測定値、過去のセンサ測定値などで構成される。
次に、印刷のスケジュール画面100について説明する。
図13は、スケジュール画面100の一例を示している。スケジュール画面100には、給紙トレイの番号に対応付けて、その給紙トレイに収容されている用紙に関する情報と、その給紙トレイから給紙して行われる印刷ジョブの実行予定期間がタイムチャートとして表示される。横帯101は、印刷ジョブの実行予定期間を示している。また出力紙濃度調整マーク102は、出力紙濃度調整が実行される時期および出力紙濃度調整の給紙元にされる給紙トレイを示している。図13の例では、出力紙濃度調整マーク102は、約5分後に、印刷ジョブと同じ番号のトレイ1から給紙して出力紙濃度調整が行われることを示している。
出力紙濃度調整マーク102の部分を選択操作すると、図14に示すように、ポップアップ画面104が現れて代替トレイに関する情報が表示される。図14の例では、100枚プリント後に出力紙濃度調整が実施されること、代替トレイの指定がない(本身と同じ給紙トレイが代替トレイに設定されている)こと、出力紙濃度調整で使用すべき用紙に関する情報などがポップアップ画面104に表示されている。出力紙濃度調整で使用すべき用紙に関する情報は、用紙サイズ、用紙種類、用紙カテゴリ、枚数である。これらは出力紙濃度調整で使用する用紙に要求される条件を示している。
図15は、はがきサイズのような出力紙濃度調整に適合しないサイズの用紙がセットされている状態で出力紙濃度調整マーク102を選択した場合の表示画面例である。ポップアップ画面104には、この給紙トレイには出力紙濃度調整で使用可能なサイズの用紙が入っていない旨の警告メッセージが表示されている。
ポップアップ画面104において「代替トレイ設定」の釦105を押下すると、図16に示すような代替トレイ選択画面110がポップアップ表示され、代替トレイを設定変更することができる。代替トレイ選択画面110でいずれかのトレイを選択すると、図9の給紙トレイ情報設定画面80Bで代替トレイを選択設定した場合と同じ様に扱われ、該当する給紙トレイの用紙関連情報が更新される。たとえば、図15の表示状態で「代替トレイ設定」の釦105を選択して代替トレイ選択画面110を表示させてトレイ2を代替トレイに選択すると、トレイ1に対する代替トレイがトレイ2に設定される。
なお、図16の代替トレイ選択画面110に代えて、図17に示すような、各給紙トレイの用紙設定情報を表示する代替トレイ選択画面110Bをポップアップ表示してもよい。図17の例では、給紙トレイ毎に、用紙サイズ、用紙種類、用紙カテゴリ、坪量の各項目が表示されている。
図18は、図16の代替トレイ選択画面110または図17の代替トレイ選択画面110Bにおいてトレイ2を代替トレイに設定した後のスケジュール画面100を示している。トレイ2に関する情報を表示する欄に、トレイ2が代替トレイに設定されたことが表示されている。また、出力紙濃度調整マーク102がトレイ2に対応する行に表示されており、当該出力紙濃度調整マーク102のあるタイミングでトレイ2から給紙して出力紙濃度調整が行われることが表示されている。
このように、代替トレイは出力紙濃度調整が開始される前であれば、印刷ジョブの実行中に設定されてもよく、前述の準備処理で示した図9の給紙トレイ情報設定画面80Bにおいて設定されなくてもかまわない。
なお、図19に示すように、機械状態を示す画面120において、トレイ2が代替トレイに設定された旨を表示するようにしてもよい。図19では、便宜的に、トレイ2が代替トレイに設定されている旨を表示している箇所に楕円の印を施してあるが、実際の表示ではこの印は表示されない。
本実施の形態に係る画像形成装置5では、出力紙濃度調整で使用する代替トレイには、この代替トレイに対して設定されている用紙設定の内容と相違する用紙が出力紙濃度調整のためにセットされる。そのため、その用紙が出力紙濃度調整の終了後に代替トレイに残っていると、この代替トレイを本身の給紙元の給紙トレイに指定した印刷ジョブが実行された場合に、用紙設定に合致しない用紙が給紙されてしまう。このような事態を回避すべく、出力紙濃度調整中もしくは終了後に、代替トレイに残っている出力紙濃度調整用の用紙を除去する旨の警告を表示してもよい。
図20は、代替トレイに残っている出力紙濃度調整用の用紙を除去する旨の警告メッセージが表示された機械状態の画面120Bの一例を示している。図20では、便宜的に、上記警告メッセージの部分に楕円の印を施してあるが、実際の表示ではこの印は表示されない。
図21は、上記の警告メッセージを出力紙濃度調整の終了後に表示する処理の流れを示している。出力紙濃度調整が終了したら(ステップS301)、出力紙濃度調整で用紙を給紙した代替トレイが空か、もしくは代替トレイが開けられたかを調べる(ステップS302)。出力紙濃度調整で用紙を給紙した代替トレイが空でなく、かつ出力紙濃度調整の終了後に開けられていなければ(ステップS302;No)、警告メッセージを表示する(ステップS303)。出力紙濃度調整で用紙を給紙した代替トレイが空になっているか、出力紙濃度調整の終了後に代替トレイが開けられた場合は(ステップS302;Yes)、警告メッセージの表示を終了させて(ステップS304)、本処理を終了する。
次に、チャートの出力に適合するサイズの用紙が代替トレイに入っていない場合に、適合する用紙の入っている給紙トレイを自動検索する場合の処理を、図22に基づいて説明する。図22で示す処理のうち、図11と同一部分には同一のステップ番号を付してあり、それらの説明は省略する。
本身の給紙元に設定されている給紙トレイに対応付けされて登録されている代替トレイにチャート出力可能なサイズの用紙が入っていない場合(ステップS205;No)、CPU41は、本身の給紙トレイ(補正対象トレイ)および上記代替トレイ以外の給紙トレイを対象に、本身の給紙トレイと同じ内容の用紙設定(用紙の種類および用紙カテゴリ)が設定されている給紙トレイを検索する(ステップS221)。該当する給紙トレイが存在しなければ(ステップS221;No)、ジョブを一時停止して、適合するサイズの用紙を代替トレイに設定することを要請する警告メッセージを表示などする。
該当する給紙トレイが存在する場合は(ステップS221;Yes)、その給紙トレイに入っている用紙のサイズがチャート出力可能なサイズか否かを判断する(ステップS222)。チャート出力可能なサイズでなければ(ステップS222;No)、ジョブを一時停止して、適合するサイズの用紙を代替トレイに設定することを要請する警告メッセージを表示などする。
チャート出力可能なサイズの用紙が入っている場合は(ステップS222;Yes)、その給紙トレイを出力紙濃度調整で使用する用紙の給紙元に設定してステップS206へ以降し、出力紙濃度調整を実施する。
以上、本発明の実施の形態を図面によって説明してきたが、具体的な構成は実施の形態に示したものに限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更や追加があっても本発明に含まれる。
たとえば、各種の画面は実施の形態で例示した表示形態に限定されず、必要な事項が表示され設定可能であれば任意でよい。
実施の形態では、用紙設定を用紙の種類と用紙カテゴリの2つとしたが、用紙設定は、出力紙濃度調整において本身の給紙トレイと同一の設定内容を必須とする項目であればよく、上記2つに限定されるものではない。
画像形成装置が採用する画像形成方式は実施の形態で例示したタンデムの電子写真方式に限定されない。インクジェット方式などでもかまわない。
5…画像形成装置
10…画像形成装置本体
11…中間転写ベルト
12Y、12M、12C、12K…像形成部
13…給紙部
13a…給紙トレイ
14…搬送部
15…定着装置
16…感光体ドラム
17…レーザーユニット
18…内部濃度センサ
21…スキャナ部
22…操作パネル部
30…後処理装置
31…搬送経路
32…カラーセンサ
32a…発光ダイオード
32b…レンズ
32c…受光素子
32d…検知基板
32e…ホルダ部
41…CPU
42…バス
43…ROM
44…RAM
45…不揮発メモリ
46…HDD
47…ネットワークI/F部
48…画像処理部
49…プリンタエンジン部
50…外部I/F部
60…用紙カテゴリ登録画面
61…「印刷モードへ」釦
62…「測色データ読込み」釦
63…削除釦
70…用紙カテゴリ構造体
80、80B…給紙トレイ情報設定画面
81…「代替トレイ」の釦
82…トレイ選択釦
83…「出力紙濃度調整」の釦
90…濃度調整設定画面
100…スケジュール画面
101…横帯
102…出力紙濃度調整マーク
104…ポップアップ画面
105…「代替トレイ設定」の釦
110、110B…代替トレイ選択画面
120、120B…機械状態を示す画面
A…中間転写ベルトの周回方向
D…二次転写位置
P…用紙

Claims (7)

  1. 複数の給紙トレイと、
    前記複数の中から選ばれた給紙トレイから給紙された用紙に画像を形成する画像形成部と、
    前記画像形成部によって用紙に形成された画像の濃度を測定する濃度センサと、
    前記画像形成部で用紙にテスト画像を形成し、該用紙上のテスト画像の濃度を前記濃度センサで測定した結果に基づいて印刷時の濃度補正特性を調整する出力紙濃度調整の実行を制御する制御部と、
    用紙に関連する情報であって前記出力紙濃度調整で参照される所定の用紙設定情報を含む用紙関連情報を、給紙トレイに対応付けて設定する用紙関連情報設定部と、
    前記出力紙濃度調整で用紙の給紙元にする給紙トレイである代替トレイの設定を受け付ける代替トレイ設定部と、
    を備え、
    前記制御部は、印刷ジョブの実行中の所定のタイミングで、前記代替トレイに対応付けられている用紙設定情報に関わらず、用紙の給紙元を前記印刷ジョブで指定されている給紙トレイから前記代替トレイに切り替えて前記出力紙濃度調整を実行する
    ことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記制御部は、前記代替トレイから給紙して実行する前記出力紙濃度調整において、前記印刷ジョブで用紙の給紙元に設定されている給紙トレイに対応付けられている前記用紙設定情報を使用する
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記用紙設定情報は、用紙の種類と、前記濃度センサの補正特性を示す情報である
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の画像形成装置。
  4. 前記代替トレイにセットすべき用紙に関する情報を表示する
    ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  5. 前記代替トレイにセットすべき用紙に関する情報として、前記用紙設定情報、用紙のサイズ、枚数を表示する
    ことを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。
  6. 前記代替トレイから給紙して前記出力紙濃度調整を実行した後、前記代替トレイの用紙を元の用紙に戻す旨の警告表示を行う
    ことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  7. 前記制御部は、前記代替トレイにセットされている用紙のサイズが前記出力紙濃度調整に適合しない場合は、前記印刷ジョブで用紙の給紙元に設定されている給紙トレイおよび前記代替トレイ以外の給紙トレイであって前記印刷ジョブで用紙の給紙元に設定されている給紙トレイと同じ用紙設定情報が対応付けされておりかつ前記出力紙濃度調整に適合するサイズの用紙がセットされている給紙トレイを検索し、該当する給紙トレイがあれば、その給紙トレイから給紙して前記出力紙濃度調整を実行する
    ことを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の画像形成装置。
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