JP2013163415A - 機器操作装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】操作者が操作部を確実に目視しなくても、機器を操作する際の操作性を向上可能な機器操作装置を提供すること。
【解決手段】機器操作装置は、操作者の機器操作時における特定の握り位置を示すガイド部を有した把持部と、把持部に設置され、触覚ユーザインターフェース技術を利用した操作部と、把持部の特定の握り位置に配置され、操作者が把持部を特定の握り位置で握っているかを検知する握り検知部と、操作部に対する入力に応じた機器操作信号を生成する操作制御部とを備える。操作者が把持部を特定の握り位置で握っているときのみ操作部からの入力が有効化され、操作制御部は、機器操作信号を生成する。
【選択図】図1

Description

本発明は、操作者が把持部を握ったまま操作する機器操作装置に関する。
車両には複数の機器が備えられる。各機器は多くの機能を有し、各機能に対応して操作がなされる。近年、車両に設けられる機器数の増加及び機能の増加により、操作頻度も増加の傾向にある。操作頻度の増加に伴い、車両のステアリング等の把持部上に配置されるスイッチの数も増加の傾向にある。スイッチ数が増加すると、操作者の誤操作、又は操作者がスイッチの位置を目視確認することによる脇見運転の増加が懸念される。
特許文献1には、ステアリングに設置されたタッチパネルと、操作対象表示装置を用いて複数の機器を操作する技術が開示されている。この技術によれば、操作対象表示装置にさまざまな選択肢項目を表示することで、操作者がステアリングを握ったままで多くの機器を操作することができる。さらに、当該技術では、操作者が最初にタッチパネルに触れたとき、接触位置を操作中心位置として認識される。この操作中心位置を中心として複数の選択肢項目に対応して複数の接触領域がタッチパネル上に設定される。これにより、グリップ位置や手のサイズといった個人差に起因する誤操作を防止している。
また、特許文献2には、ステアリング上に複数設置されたタッチパネルに対して所定の操作を行うことで機器を操作する技術が開示されている。この技術によれば、所定の操作を複数定義しておけば、その操作を行うことにより、ステアリングを握ったままで多くの機器を操作できる。さらに、当該技術では、複数設置されたタッチパネルに対して同時に所定の操作が行われた場合のみ、当該操作が有効な操作として認識される。これにより、意図せずタッチパネルに接触したことによる誤操作を防止している。
特開2005−119540号公報 特開2009−132248号公報
しかし、上記説明した技術では、操作者が操作部を目視して操作を行わないと確実な操作が行えない。また、操作者が所定の操作を覚えていなければ、その操作者は短い時間の間に所望の操作を行えない。
本発明の目的は、操作者が操作部を確実に目視しなくても、機器を操作する際の操作性を向上可能な機器操作装置を提供することである。
本発明は、操作者の機器操作時における特定の握り位置を示すガイド部を有した把持部と、前記把持部に設置され、触覚ユーザインターフェース技術を利用した操作部と、前記把持部の前記特定の握り位置に配置され、前記操作者が前記把持部を前記特定の握り位置で握っているかを検知する握り検知部と、前記操作部に対する入力に応じた機器操作信号を生成する操作制御部と、を備え、前記操作者が前記把持部を前記特定の握り位置で握っているときのみ前記操作部からの入力が有効化され、前記操作制御部は、前記機器操作信号を生成する機器操作装置を提供する。
上記機器操作装置は、前記操作部に重ねて設けられた、前記操作者が操作するスイッチを表示する表示部と、前記把持部を前記特定の握り位置で握っている操作者による前記操作部の操作に応じて、前記表示部に表示するスイッチの配置領域を決定するスイッチ配置部と、を備え、前記配置領域には前記操作者が所望する種類のスイッチが配置される。
上記機器操作装置では、前記操作部は、触覚ユーザインターフェース技術を利用して、前記表示部に表示中のスイッチの配置又は形状にあわせて擬似スイッチを出力する。
上記機器操作装置は、前記操作者が所望するスイッチの配置領域、種類及び配置を記憶する記憶部を備え、前記表示部には、前記記憶部が記憶する配置領域及び配置に前記記憶部が記憶する種類のスイッチが表示される。
本発明によれば、操作者が操作部を確実に目視しなくても、機器を操作する際の操作性を向上できる。
本発明の一実施の形態における機器操作装置のブロック図 操作者の指1本の操作位置を固定する場合の把持部30の側面図 操作者の指4本の操作位置を固定する場合の把持部30の側面図 把持部30と情報表示タッチパネル50との位置関係の一例を示す図 情報表示タッチパネル50に表示する、スイッチの配置領域、種類及び配置を決定する際の機器操作装置ための動作を示すフローチャート 作者が情報表示タッチパネル50を操作した際の機器操作装置の動作を示すフローチャート 情報表示タッチパネル50に表示されるユーザ選択画面の一例を示す図 情報表示タッチパネル50に表示される、操作者に把持部30の特定の握り位置を握るよう促す画面を示す図 情報表示タッチパネル50に表示される、操作者が把持部30の特定の握り位置を握った状態のまま親指で円弧を描くように情報表示タッチパネル50をなぞるよう促す画面を示す図 情報表示タッチパネル50上の操作対象機器選択領域101と機器機能操作領域102を示す図 情報表示タッチパネル50に表示されるスイッチの一例を示す図 触覚ユーザインターフェース出力部53が出力する擬似スイッチのスイッチ高の一例を示す図
以下、本発明の実施形態について、図面を参照して説明する。
図1は、本発明の一実施の形態における機器操作装置のブロック図である。図1に示すように、一実施の形態の機器操作装置は、車両に搭載される少なくとも1つの機器10と、機器10の動作を制御する操作制御部20と、車両のステアリング等の把持部30とを備える。
まず、把持部30について説明する。図2及び図3は、把持部30の側面図である。図2及び図3に示すように、把持部30は、操作者の手の握り位置を固定するための凹部35を有する。把持部30の形状は、図2に示すように操作者の指1本(人差し指)の位置を固定する形状、又は、図3に示すように操作者の指4本(人差し指、中指、薬指、小指)の位置を固定する形状のいずれかが考えられるが、少なくとも操作者の人差し指の位置を固定できる形状であることが望ましい。
また、把持部30は、操作者の手の握り位置を検知する握り検知部40と、操作者の操作を操作制御部20に入力するための操作部であり操作画面を表示する表示部でもある情報表示タッチパネル50とを有する。なお、握り検知部40は、凹部35内に設けられている。握り検知部40は、操作者が把持部30を特定の位置で握っているかを検知する。握り検知部40は、押し込み式のボタンや感圧センサ、温度センサなどであるが、特に指定しない。
図4は、把持部30と情報表示タッチパネル50との位置関係の一例を示す図である。情報表示タッチパネル50の設置位置は、図4に示すように、把持部30の中心より下方が望ましいと思われるが、特に指定しない。また、情報表示タッチパネル50の設置数としては、操作者の右手側又は左手側に1つ設置するか、図4に示すように、操作者の右手側及び左手側にそれぞれ1つずつ設置する形態が考えられるが、特に指定しない。また、情報表示タッチパネル50の設置領域についても、把持部30の全面に設置するか、図4に示すように、把持部30の一部に設置する形態が考えられるが、特に指定しない。
操作者は、把持部30を特定の握り位置で握った状態で、情報表示タッチパネル50に表示された操作画面中の所望するスイッチを選択することにより、機器10の動作を制御する。なお、スイッチの選択とは、操作者が指などで情報表示タッチパネル50に表示されたスイッチを触れることをいう。
図1に示すように、情報表示タッチパネル50は、操作入力部51と、情報表示部52と、触覚(tactile)ユーザインターフェース出力部53とを有する。操作入力部51は、スイッチの選択を検出した際に、接触位置情報を操作制御部20に送信する。操作入力部51は感圧式タッチパネルや静電式タッチパネルなどであるが、特に指定しない。情報表示部52は、操作制御部20から送られたスイッチ配置情報に基づいて、操作対象機器や操作対象機能を選択するためのスイッチを表示する。情報表示部52は薄型のものが望ましく、液晶パネルやプラズマパネル、有機ELパネルなどであるが、特に指定しない。触覚ユーザインターフェース出力部53は、操作制御部20から送られたスイッチ配置情報に基づいて、情報表示タッチパネル50上にあたかもスイッチが存在するように感じる物理的出力を行う。当該物理的出力とは、触覚ユーザインターフェース技術を利用したものであり、モータ振動によるものや、電界によるものなどが知られているが、特に指定しない。
次に、操作制御部20について説明する。操作制御部20は、機器10の動作を操作者に選択させる操作画面を情報表示タッチパネル50に表示し、情報表示タッチパネル50を介して入力された操作情報に基づき、機器10の動作を制御する。また、操作制御部20は、把持部30の握り検知部40が検知した情報に基づいて、操作者が把持部30の特定の握り位置を握っているかを判断する。操作制御部20は、CPUやメモリなどから構成される。
図1に示すように、操作制御部20は、車両情報処理部21と、操作信号生成部22と、スイッチ配置記憶部23と、操作制御処理部24と、操作解析部25と、スイッチ配置部26と、握り状況判断部27とを有する。車両情報処理部21は、機器10を搭載した車両の状態、すなわちエアコンのオンオフ状態や走行中又は停止中など状態を示す情報を処理する。操作信号生成部22は、機器10を制御する信号を生成する。スイッチ配置記憶部23は、操作者が登録したスイッチの配置等を記憶する。
操作制御処理部24は、各部からの情報をもとに出力を決定する。操作解析部25は、情報表示タッチパネル50の操作入力部51から得られた情報を解析し、その結果(接触位置情報)を操作制御処理部24に出力する。スイッチ配置部26は、情報表示タッチパネル50の情報表示部52及び触覚ユーザインターフェース出力部53に、スイッチの配置又は種類などに関する情報を送る。握り状況判断部27は、握り検知部40から得られた情報を解析して、操作者が把持部30の特定の握り位置を握っているかを判断する。
以下、本実施の形態の機器操作装置の動作について、図5及び図6を参照して説明する。まず、情報表示タッチパネル50にスイッチを表示するまでの動作について、図5を参照して説明する。図5は、情報表示タッチパネル50に表示するスイッチの配置領域、種類及び配置を決定する際の機器操作装置の動作を示すフローチャートである。なお、この動作は車両走行時には実施できないものとする。
図5に示すように、車両情報処理部21は、車両が停止中であるかを判断し(ステップS1)、車両が停止中の場合はステップS2に進む。ステップS2では、スイッチ配置部26から送られた情報に応じて、例えば図7に示すユーザ選択画面が情報表示タッチパネル50に表示される。図7は、情報表示タッチパネル50に表示されるユーザ選択画面の一例を示す図である。また、情報表示タッチパネル50の触覚ユーザインターフェース出力部53は、情報表示部52に表示されたスイッチの形状にあわせて擬似スイッチを出力する。
操作者が既に登録済みのスイッチ配置を使用する場合、ユーザnは、ユーザ選択画面に「ユーザn」と示されたスイッチの表示領域に触れ、さらに、車両を今後使用する予定があれば「ユーザ登録」と示されたスイッチの表示領域に触れ、車両を一時的に利用するのであれば「一時利用」と示されたスイッチの表示領域に触れる。「ユーザ登録」が選択された場合、情報表示タッチパネル50に表示するスイッチをカスタマイズすることができる。カスタマイズされたスイッチの配置等が例えば「ユーザ1」に登録されると、次回以降、操作者がユーザ選択画面上の「ユーザ1」を選択すると、カスタマイズされたスイッチが情報表示タッチパネル50の情報表示部52に表示される。
操作制御処理部24は、操作解析部25による解析結果に基づいて、ユーザ選択画面中の「ユーザn」のスイッチが選択されたか否かを判断し(ステップS3)、「ユーザn」が選択された場合はステップS4に進み、「ユーザn」以外のスイッチ(「ユーザ登録」又は「一時利用」)が選択された場合はステップS11に進む。ステップS4では、操作制御処理部24が、スイッチ配置記憶部23からスイッチの配置領域、種類及び配置に関する情報を含む「ユーザn」のスイッチ配置情報を読み出す。次に、操作制御処理部24は、スイッチ配置情報に応じた画面を表示するようスイッチ配置部26に指示し、スイッチ配置部26は情報表示タッチパネル50にスイッチを表示する(ステップS5)。また、触覚ユーザインターフェース出力部53は、スイッチの形状にあわせて擬似スイッチを出力する。
一方、ステップS11では、握り状況判断部27が、握り検知部40から得られた情報を解析して、操作者が把持部30の特定の握り位置を握っているかを判断する。当該ステップS11で、操作者が把持部30の特定の握り位置を握っていると判断した場合はステップS13に進み、操作者が把持部30の特定の握り位置を握っていないと判断した場合はステップS12に進む。ステップS12では、例えば図8に示す、操作者に把持部30の特定の握り位置を握るよう促す画面が情報表示タッチパネル50に表示される。この後、再びステップS11に戻る。
ステップS13では、スイッチ配置部26から送られた情報に応じて、例えば図9に示す、操作者が把持部30の特定の握り位置を握った状態のまま親指で円弧を描くように情報表示タッチパネル50をなぞるよう促す画面が情報表示タッチパネル50に表示される。ここで操作者は、把持部30の特定の握り位置を握った状態のまま、親指で円弧を描くように情報表示タッチパネル50をなぞる。次に、親指でなぞられた円弧の位置を操作解析部25が解析し、操作制御処理部24が、図10に示すように、当該円弧の外側を操作対象機器選択領域101、内側を機器機能操作領域102と定義する。
次に、操作制御処理部24は、ステップS2での操作解析部25による解析結果が「ユーザ登録」の選択であるか「一時利用」の選択であるかを判断する(ステップS14)。ステップS14の判断結果が「ユーザ登録」の選択である場合はステップS15に進み、「一時利用」の選択である場合はステップS21に進む。ステップS21では、操作制御処理部24は、スイッチ配置記憶部23から例えば図4に示したようなデフォルトのスイッチ配置情報を読み出し、ステップS5に進む。ステップS5では、ステップS13で決定した配置領域及びステップS21で読み出したスイッチ配置情報に基づいて、操作制御処理部24がスイッチ配置部26にスイッチ表示を指示し、スイッチ配置部26は情報表示タッチパネル50にスイッチを表示する。また、触覚ユーザインターフェース出力部53は、スイッチの形状にあわせて擬似スイッチを出力する。
一方、ステップS15では、操作制御処理部24は、ステップS13で決定した配置領域に各スイッチを配置する。このとき、操作制御処理部24は、以下説明するように、各スイッチの配置を段階的に決定していく。まずはじめに、操作制御処理部24は、操作対象機器選択領域101及び機器機能操作領域102に各々配置するスイッチの数を設定する。操作対象機器選択領域101の面積と機器機能操作領域102の面積は、操作者によって異なるため、各配置領域の最低面積をあらかじめ決定されている。操作制御処理部24は、各配置領域の最低面積を満たした上で、操作対象機器選択領域101と機器機能操作領域102のそれぞれに配置可能なスイッチ数の上限を設けても良い。
次に、操作制御処理部24は、操作対象機器選択領域101に配置する操作対象機器を設定する。操作対象機器には、「オーディオ機器」や「ナビゲーション装置」、「エアコン」、「オートクルーズシステム」などが挙げられる。操作者は、操作対象機器の候補のうち、操作者自身が使用頻度が高いと思う操作対象機器を、操作対象機器選択領域101に配置されるスイッチとして選択していく。
続いて、操作制御処理部24は、機器機能操作領域102に配置する機器機能操作を設定する。このとき、操作者は、操作対象機器選択領域101に配置した各操作対象機器を操作するためのスイッチの候補のうち、機器機能操作領域102に設定したいスイッチを、機器機能操作領域102に配置されるスイッチとして選択していく。例えば、操作者が操作対象機器として「オーディオ機器」を選択したとき、機器機能操作領域102に設定可能なスイッチとしては、図11に示すように、「VOL UP」、「VOL DOWN」、「TRACK UP」、「TRACK DOWN」、「SOURCE」などが挙げられる。
なお、操作対象機器選択領域101におけるスイッチの配置は図11に示すように1列であっても、複数列であっても良い。また、機器機能操作領域102におけるスイッチの配置は1列であっても、図11に示すように複数列であっても良い。また、操作制御処理部24は、操作対象機器選択領域101と機器機能操作領域102とでスイッチの表示色を変更しても良い。さらに、操作制御処理部24は、図12に示すように、触覚ユーザインターフェース出力部53が出力する擬似スイッチのスイッチ高を、操作対象機器選択領域擬似スイッチ201と機器機能操作領域擬似スイッチ202とで変えてもよい。
ステップS15の後、操作制御処理部24は、ステップS15で決定された各配置領域におけるスイッチの種類及び配置をスイッチ配置記憶部23に保存する(ステップS16)。次に、操作制御処理部24は、ステップS13で決定した配置領域並びにスイッチ配置記憶部23が記憶するスイッチの種類及び配置に基づいて、スイッチ配置部26にスイッチ表示を指示し、スイッチ配置部26は情報表示タッチパネル50にスイッチを表示する(ステップS5)。また、触覚ユーザインターフェース出力部53は、スイッチの形状にあわせて擬似スイッチを出力する。
ステップS1において、車両情報処理部21によって車両が停止中ではないと判断された場合は、ステップS31に進む。ステップS31では、操作制御処理部24は、スイッチ配置記憶部23から例えば図4に示したようなデフォルトのスイッチ配置領域情報を読み出す。続いて、操作制御処理部24は、スイッチ配置記憶部23から例えば図4に示したようなデフォルトのスイッチ配置情報を読み出し(ステップS32)、ステップS5に進む。ステップS5では、ステップS31で読み出したスイッチ配置領域及びステップS32で読み出したスイッチ配置情報に基づいて、操作制御処理部24がスイッチ配置部26にスイッチ表示を指示し、スイッチ配置部26は情報表示タッチパネル50にスイッチを表示する。また、触覚ユーザインターフェース出力部53は、スイッチの形状にあわせて擬似スイッチを出力する。
なお、上記説明した一連の動作中に、車両情報処理部21によって車両が停止中ではないと判断された場合、操作制御処理部24は即座にステップS31に処理を進める。
次に、操作者が情報表示タッチパネル50を操作した際の機器操作装置の動作について、図6を参照して説明する。図6は、操作者が情報表示タッチパネル50を操作した際の機器操作装置の動作を示すフローチャートである。
図6に示すように、操作制御処理部24は、握り状況判断部27によって操作者が把持部30の特定の握り位置を握っていると判断されたかを確認する(ステップS51)。把持部30の特定の握り位置が握られている場合はステップS52に進み、特定の握り位置が握られていない場合、操作制御処理部24は、操作者が情報表示タッチパネル50に誤って触れてしまったものと判断し、操作者による情報表示タッチパネル50への操作を無視する。
ステップS52では、操作制御処理部24は、操作解析部25による解析結果より、操作対象機器選択領域101に配置されたスイッチが選択されたと判断した場合はステップS53に進み、機器機能操作領域102に配置されたスイッチが選択されたと判断した場合はステップS55に進む。ステップS53では、操作制御処理部24は、選択されたスイッチに対応する情報をスイッチ配置記憶部23から読み出す。次に、操作制御処理部24は、読み出したスイッチに対応する情報に基づいて、スイッチ配置部26にスイッチ表示を指示し、スイッチ配置部26は情報表示タッチパネル50にスイッチを表示する(ステップS54)。また、触覚ユーザインターフェース出力部53は、スイッチの形状にあわせて擬似スイッチを出力する。一方、ステップS55では、操作制御処理部24は、選択されたスイッチに基づいて、当該スイッチに対応する操作信号を生成するよう操作信号生成部22に指示し、操作信号生成部22は該当する機器10に操作信号を送信する。
以上説明したように、本実施の形態によれば、把持部30の形状により操作者に把持部30上に設置された情報表示タッチパネル50を操作する際の握り位置が固定されるため、操作者は、情報表示タッチパネル50に表示されたスイッチの位置を目視で確認する必要がない。その結果、わき見運転を減少できる。また、車両の運転開始前に情報表示タッチパネル50に表示されるスイッチを操作者の手指にあわせて予め配置しておくことができるため、操作者は、スイッチの操作時にスイッチの位置を目視で確認したり、把持部30から手を離す必要がない。その結果、運転中も無理なく機器を操作できる。
さらに、車両の所有者や同車両を頻繁に運転するユーザなど、繰り返し同車両を利用するユーザにおいては、操作者の手指にあわせたスイッチの配置及びスイッチの種類を操作者毎にスイッチ配置記憶部23に登録することができる。スイッチの種類を設定する際には操作者自身によるスイッチの選択が可能であるため、スイッチの数も操作者自身に適したものとなる。また、操作者自身が設定したスイッチの配置であれば、デフォルトの配置又は他者による配置に比べて、操作者はスイッチの配置を記憶しやすい。その結果、操作者は情報表示タッチパネル50を目視せずに操作できるようになり、操作時のわき見運転を減少できる。
また、情報表示タッチパネル50を用いることで、多くの機能を操作するスイッチを省スペースで設置できる。さらに、触覚ユーザインターフェース出力部53を設けることで、一般的なタッチパネルの操作者接触面が平面であることに起因する操作者の誤操作を減少できる。
本発明に係る機器操作装置は、車両の把持部に設置される車載搭載機器操作スイッチ等として有用である。
10 機器
20 操作制御部
21 車両情報処理部
22 操作信号生成部
23 スイッチ配置記憶部
24 操作制御処理部
25 操作解析部
26 スイッチ配置部
27 握り状況判断部
30 把持部
35 凹部
40 握り検知部
50 情報表示タッチパネル
51 操作入力部
52 情報表示部
53 触覚ユーザインターフェース出力部

Claims (4)

  1. 操作者の機器操作時における特定の握り位置を示すガイド部を有した把持部と、
    前記把持部に設置され、触覚ユーザインターフェース技術を利用した操作部と、
    前記把持部の前記特定の握り位置に配置され、前記操作者が前記把持部を前記特定の握り位置で握っているかを検知する握り検知部と、
    前記操作部に対する入力に応じた機器操作信号を生成する操作制御部と、を備え、
    前記操作者が前記把持部を前記特定の握り位置で握っているときのみ前記操作部からの入力が有効化され、前記操作制御部は、前記機器操作信号を生成する機器操作装置。
  2. 前記操作部に重ねて設けられた、前記操作者が操作するスイッチを表示する表示部と、
    前記把持部を前記特定の握り位置で握っている操作者による前記操作部の操作に応じて、前記表示部に表示するスイッチの配置領域を決定するスイッチ配置部と、を備え、
    前記配置領域には前記操作者が所望する種類のスイッチが配置される請求項1に記載の機器操作装置。
  3. 前記操作部は、触覚ユーザインターフェース技術を利用して、前記表示部に表示中のスイッチの配置又は形状にあわせて擬似スイッチを出力する請求項2に記載の機器操作装置。
  4. 前記操作者が所望するスイッチの配置領域、種類及び配置を記憶する記憶部を備え、
    前記表示部には、前記記憶部が記憶する配置領域及び配置に前記記憶部が記憶する種類のスイッチが表示される請求項2又は3に記載の機器操作装置。
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