JP2013161583A - 導光板 - Google Patents

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寛史 太田
Hisanori Oku
尚規 奥
Yasuhiro Sekiguchi
泰広 関口
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Abstract

【課題】輝度の向上を図ることができる導光板、これを備えた面光源装置及び透過型画像表示装置を提供する。
【解決手段】導光板50は、光が入射される入射面51c,51dと、入射面51c,51dと交差しており、光が出射される出射面51aと、出射面51aとは反対側の面である背面51bと、を有している本体部51を備えている。本体部51のヘイズは、5.0%以上6.5%以下であり、背面51bには、一方向に延在すると共に当該延在方向に略直交する方向に並列配置された複数の凸条部52が形成されている。
【選択図】図1

Description

本発明は導光板、これを備えた面光源装置及び透過型画像表示装置に関する。
液晶表示装置等の透過型画像表示装置は、一般に、液晶表示パネルといった透過型画像表示部の背面側に配置され、透過型画像表示部にバックライトを供給する面光源装置を有する。このような面光源装置としてエッジライト型の面光源装置が知られている。
エッジライト型の面光源装置は、透光性を有する導光板と、導光板の側方に配置され、導光板の側面に光を供給するための光源とを備える。導光板の背面側には、光を反射させるためのレンチキュラーレンズが、光の入射方向に対し直交する方向に延在すると共に互いに平行に複数設けられている(例えば、特許文献1参照)。この構成では、光源から出射された光は、光源と対向する導光板の側面から導光板内に入射され、導光板内を全反射しながら伝搬する。導光板の背面側には、レンチキュラーレンズが複数形成されているので、レンチキュラーレンズで反射した光は導光板の透過型画像表示部側の出射面から出射される。
特開2007−311325号公報
このような導光板を備えた面光源装置では、透過型画像表示部をより高い輝度で照明し得ることが求められている。
そこで、本発明は、輝度の向上を図ることができる導光板、その導光板を備えた面光源装置及び透過型画像表示装置を提供することを目的とする。
本発明に係る導光板は、光が入射される入射面と、入射面と交差しており、光が出射される第1の面と、第1の面とは反対側の面である第2の面と、を有している本体部を備え、本体部のヘイズが5.0%以上6.5%以下であり、第2の面には、一方向に延在すると共に当該延在方向に略直交する方向に並列配置された複数の凸条部が形成されている。
導光板では、入射面から入射された光は、導光板内を全反射しながら伝搬する。導光板内を伝搬する光が第2の面上に設けられた凸条部に入射すると、凸条部により全反射条件と異なる条件で反射する。よって、凸条部で反射した光は第2の面とは反対側の第1の面から出射される。この導光板では、本体部のヘイズが5.0%〜6.5%の範囲にあるので、所定方向(以下、「ピーク角度方向」とも称す)への単位立体角当たりの出射光割合(以下、「放射強度」とも称す)が高い光が出射される。この結果、輝度の向上を図ることができる。
本発明に係る導光板は、複数の凸条部の各々の延在方向に直交する断面において、各凸条部の両端を通る軸をu軸とし、u軸上において両端間の中心をとおりu軸に直交する軸をv軸とし、凸条部の各々に対してu軸方向の長さをwとしたとき、断面において凸条部の各々の輪郭形状は、−0.475w≦u≦0.475wにおいて式(1)を満たすv(u)で表すことができる。
Figure 2013161583

ただし、式(1)において、
Figure 2013161583

式(2)において、hは、0.04w以上0.08w以下を満たす定数であり、kは0.4以上0.8以下を満たす定数である。
この導光板では、凸条部のレンズ形状が、上記式(2)において、0.4≦k≦0.8、かつ、0.04≦h/w≦0.08に形成されているので、ピーク角度方向への単位立体角当たりの出射光割合がより高くなり、より一層の輝度の向上を図ることができる。
本発明に係る導光板では、本体部を、全光線透過率が91%以上93%以下であるという条件及び拡散透過率が4.5%以上6.0%以下であるという条件のうち、少なくとも一方の条件を満たすものとすることができる。
本発明に係る導光板における本体部のヘイズは、第2の面に形成されている凸条部の凸形状が平坦となるように処理された当該本体部について測定された値とすることができる。
本発明に係る導光板では、凸条部を、レンチキュラーレンズとすることができる。
本発明に係る面光源装置は、上記の導光板と、導光板の入射面に対向して配置された光源部と、を備えている。
上記構成の面光源装置では、光源部から導光板の入射面に入射された光は、導光板内を全反射しながら伝搬する。導光板内を伝搬する光が第2の面上に設けられた凸条部に入射すると、凸条部により全反射条件と異なる条件で反射する。よって、凸条部で反射した光は第2の面とは反対側の第1の面から出射される。この面光源装置の導光板では、本体部のヘイズが5.0%〜6.5%の範囲にあるので、ピーク角度方向への単位立体角当たりの出射光割合が高い光が出射される。この結果、輝度の向上を図ることができる。
本発明に係る透過型画像表示装置は、上記の導光板と、導光板の入射面に対向して配置された光源部と、導光板から出射された光を正面方向に集光するための光学部材と、導光板の第1の面に対向して配置され、光源部から出射された光に照射されて画像を表示する透過型画像表示部と、を備えている。
上記構成の透過型画像表示装置では、光源部から導光板の入射面に入射された光は、導光板内を全反射しながら伝搬する。導光板内を伝搬する光が第2の面上に設けられた凸条部に入射すると、凸条部により全反射条件と異なる条件で反射する。よって、凸条部で反射した光は第2の面とは反対側の第1の面から出射される。この面光源装置の導光板では、本体部のヘイズが5.0%〜6.5%の範囲にあるので、ピーク角度方向への単位立体角当たりの出射光割合が高い光が出射される。ピーク角度方向に出射された単位立体角当たりの出射光割合が高い光は、光学部材によって正面方向に出射されるので、正面方向の輝度を向上させることができる。本発明に係る透過型画像表示装置では、導光板における光出射側に透過型画像表示部が設けられているので、正面方向への輝度がより高い光で透過型画像表示部が照明される。その結果、透過型画像表示部で表示される画像の輝度向上を図ることができる。
本発明によれば、輝度の向上を図ることができる導光板、これを備えた面光源装置及び透過型画像表示装置を提供することができる。
本発明に係る導光板の一実施形態を適用した透過型画像表示装置の概略構成を示す模式図である。 凸条部の外形形状の例を説明するための図面である。 導光板が有する凸条部の断面形状の例を示す図面である。 導光板が有する凸条部の断面形状が満たす条件を示す図面である。 実施例1におけるバックライトユニットの構成を説明するための図面と、出射面上での局所的な座標系の設定状態を示す図面である。 実施例1における導光板が有する凸条部の断面形状を示す図面である。 比較例1におけるバックライトユニットの構成を説明するための図面である。
以下、図面を参照して本発明の実施形態について説明する。図面の説明において、同一要素には同一符号を付し、重複する説明を省略する。図面の寸法比率は、説明のものと必ずしも一致していない。また、説明中、「上」、「下」等の方向を示す語は、図面に示された状態に基づいた便宜的な語である。
図1は、本発明に係る導光板の一実施形態を適用した透過型画像表示装置の概略構成を示す模式図である。図1では、透過型画像表示装置10の断面構成を分解して示している。透過型画像表示装置10は、携帯電話や各種電子機器の表示装置やテレビ装置として好適に利用することができる。
透過型画像表示装置10は、透過型画像表示部20と、透過型画像表示部20に供給するための面状の光を出力する面光源装置30と、透過型画像表示部20と面光源装置30との間に配置されたプリズム板(光学部材)40とを備える。以下、説明の便宜のため、図1に示すように、面光源装置30に対して、透過型画像表示部20及びプリズム板40が配列されている方向をZ軸方向又は正面方向と称する。また、Z軸方向に直交する2つの方向をX軸方向及びY軸方向と称する。X軸方向及びY軸方向は互いに直交する。
透過型画像表示部20は、面光源装置30から出射される面状の光で照明されることによって画像を表示する。透過型画像表示部20の例は、液晶セル21の両面に直線偏光板22,23が配置された偏光板貼合体としての液晶表示パネルである。この場合、透過型画像表示装置10は、液晶表示装置(又は液晶テレビ)である。液晶セル21及び偏光板22,23は、従来の液晶表示装置等の透過型画像表示装置で用いられているものを用いることができる。液晶セル21の例は、TFT(Thin Film Transistor)型の液晶セルやSTN(SuperTwisted Nematic)型の液晶セル等である。
面光源装置30は、透過型画像表示部20に対するバックライトを供給するエッジライト型のバックライトユニットである。面光源装置30は、導光板50と、導光板50において互いに対向する側面50a,50bのそれぞれに対向して配置された光源部60,60とを備える。
光源部60,60は、ライン状に配列(図1では、Y軸方向に配列)された複数の点状光源61を有する。点状光源61の例は、発光ダイオードである。光源部60は、導光板50に光を効率的に入射するために、導光板50と反対側に、光を反射させる反射部としてのリフレクターを備えてもよい。ここでは、複数の点状光源61を有する光源部60を例示したが、光源部60は、冷陰極管(CCFL:Cold Cathode Fluorescent Lamp)などの線状光源であってもよい。
プリズム板40は、導光板50から出射された光を正面方向に集光するために用いられる。プリズム板40は、複数のプリズム部41が透過型画像表示部20側とは反対側の面である表面40aに形成された光学シートである。プリズム板40の平面視形状の例は、略長方形及び略正方形を含む。
プリズム板40は、透光性材料(又は透明材料)からなる。透光性材料の屈折率の例は、1.46〜1.62であり、好ましくは、1.49〜1.59である。透光性材料の例は、透光性樹脂材料、透光性ガラス材料である。透光性樹脂材料の例は、ポリカーボネート樹脂(屈折率:1.59)、MS樹脂(メタクリル酸メチル−スチレン共重合体樹脂)(屈折率:1.56〜1.59)、ポリスチレン樹脂(屈折率:1.59)、AS樹脂(アクリロニトリル−スチレン共重合体樹脂)(屈折率:1.56〜1.59)、アクリル系紫外線硬化樹脂(屈折率:1.46〜1.58)、ポリメタクリル酸メチル(PMMA)(屈折率:1.49)などである。なお、プリズム板40には、本発明の趣旨を逸脱しない程度であれば、拡散剤などが添加されていてもよい。また、プリズム板40の裏面40bは、通常、平滑な面である。裏面40bは、本発明の趣旨を逸脱しない程度の粗さを有する粗面であってもよい。裏面40bを前述した粗面とすることによって、例えば、プリズム板40と透過型画像表示部20との間に他の光学部材を配置した場合に、その光学部材とプリズム板40との貼り付きを防止できる。
プリズム板40の厚さは、プリズム部41の頂部41aとプリズム板40の略平坦な裏面40b(表面40aと反対側の面)との間の距離とすることができる。プリズム板40の厚さの例は、0.1mm以上5mm以下である。
面光源装置30は、導光板50に対して透過型画像表示部20と反対側に位置する反射部70を備えてもよい。反射部70は、導光板50から反射部70側に出射した光を導光板50に再度入射させるためのものである。反射部70は、図1に示すようにシート状であってもよい。また、反射部70は、導光板50を収容する面光源装置30の筐体底面であって、鏡面加工が施された底面であってもよい。
導光板50は、光源部60から出射された光を透過型画像表示部20に出射するために用いられる。導光板50の平面視形状の例は略長方形及び略正方形を含む。
図1に示すように、導光板50は、プリズム板40と互いに対向し、略平坦に形成された出射面(第1の面)51aと、出射面51aとは反対側の背面(第2の面)51bと、出射面51a及び背面51bに交差する4つの側面51c,51d,51e,51fを有する本体部51を有している。背面51bには、後述する複数の凸条部52が形成されている。
図1では、X軸方向において互いに対向している2つの側面51c及び側面51dを示している。側面51c及び側面51dは、光源部60と対向する。この場合、側面51c及び側面51dは、光源部60からの光が入射される入射面である。導光板50が有する4つの側面51c,51d,51e,51fのうち残りの2つの側面51e,51fはY軸方向において互いに対向している。図1では、側面51c及び側面51dと出射面51a及び背面51bとの配置関係の一例として、側面51c及び側面51dは出射面51a及び背面51bに略直交している状態を示している。本実施形態では、導光板50の他の側面51e,51fも出射面51a及び背面51bと直交している。
本体部51は、透光性材料(又は透明材料)を主成分として構成されている。透光性材料の屈折率の例は、1.46〜1.62である。透光性材料の例は、透光性樹脂材料、透光性ガラス材料である。透光性樹脂材料の例は、ポリカーボネート樹脂(屈折率:1.59)、MS樹脂(メタクリル酸メチル−スチレン共重合体樹脂)(屈折率:1.56〜1.59)、ポリスチレン樹脂(屈折率:1.59)、AS樹脂(アクリロニトリル−スチレン共重合体樹脂)(屈折率:1.56〜1.59)、アクリル系紫外線硬化樹脂(屈折率:1.46〜1.58)、ポリメタクリル酸メチル(PMMA)(屈折率:1.49)、シクロオレフィン系樹脂(屈折率:1.51〜1.55)などである。透光性樹脂材料としては、透明性の観点からPMMAがより好ましい。本実施形態の導光板50では、本体部51と凸条部52とは、同一の材料によって一体的に形成されている。
導光板50における本体部51では、ヘイズが5.0%以上6.5%以下、望ましくは、5.5%〜6.0%となるように拡散剤が添加されている。ここでいうヘイズとは、JISK7136に準拠して測定された値を示している。本体部51は、上記ヘイズを満たす範囲で、JISK7136に準拠して測定される全光線透過率が91%〜93%を満たすように拡散剤を添加することもできる。また、本体部51は、上記ヘイズを満たす範囲で、JISK7136に準拠して測定される拡散透過率が4.5%〜6.0%を満たすように拡散剤を添加することもできる。
本実施形態のように本体部51と凸条部52とが一体成形されている導光板50の場合には、表面が凸となっていることに起因する拡散の影響を排除した本体部51のヘイズを取得するために、背面51bに形成されている凸条部52の凸形状が平坦となるように処理され、背面51bが平滑化された本体部51について測定をする。言い換えれば、凸条部52が付与された導光板50では、凸条部52の凸形状が平坦となるように処理されて平板状となった導光板50について、板厚方向に測定することによりヘイズを得る。
背面51bに形成されている凸条部52の凸形状を平坦に処理する方法としては、ヒートガンを用いて凸条部52を溶融する方法が例示される。具体的には、背面51bに形成された凸条部52を上方に向けた状態で導光板50を設置し、ヒートガンを用いて本体部51の厚みが変化しない程度に高温状態に熱することにより凸条部52のみを溶融して背面51bを平滑とする。このようにして背面51bが平滑に処理され、平板状となった本体部51を得る。そして、凸条部52が溶融された背面51b側から本体部51に光を入射させ、出射面51a側から出射される光に基づいて本体部51のヘイズを得る。なお、凸条部52の凸形状を平坦に加工する方法としては、凸条部52を削りとる方法や、プレスにより凸条部52の凸形状を平坦にする方法なども含まれる。
なお、本体部51のヘイズの測定においては、背面51bが平滑とされた本体部51に対して、出射面51a側及び背面51b側のどちらから光を入射させるかは任意であり、出射面51a側から本体部51に光を入射させ、凸条部52が溶融されて平滑化された背面51b側から出射される光に基づいて本体部51のヘイズを取得してもよい。
拡散剤として通常は、本体部51を構成する透明材料とは屈折率が異なる粉末が用いられ、これを透明材料中に分散させて用いられる。このような光拡散剤としては、例えばスチレン樹脂粒子、メタクリル樹脂粒子、シリコーン樹脂粒子などの有機粒子、炭酸カリウム粒子、シリカ粒子、酸化チタン粒子、炭酸カルシウム粒子などの無機粒子が用いられ、その粒子径は通常0.8μm以上50μm以下である。
背面51bに形成されている複数の凸条部52は、図1に示すように、光源部60からの光が入射される入射面である側面51c及び側面51dに平行な方向(Y軸方向)に沿って延在すると共に、延在方向と直交する方向(X軸方向)において並列配置されている。凸条部52の延在方向に直交する断面形状はほぼ均一である。各凸条部52は透明であり、導光板50内を伝搬する光を出射面51a側から出射させるためのものである。各凸条部52の外形形状は、レンチキュラーレンズとしての光学的性能を発揮する形状となっている。
図2を参照して、凸条部52の外形形状について説明する。図2は、凸条部52の外形形状の例を説明するための図面であり、凸条部52を含む導光板50の断面構成の模式図である。
凸条部52における頂部を凸条部52の先端部52aと称し、凸条部52における裾部を凸条部52の底部52bと称する。本実施形態では、凸条部52の外形形状は、延在方向に直交する断面形状が図2に示すように、中心線Cに対して略対称となる外形形状を有している。
更に具体的に説明すると、凸条部52は、その輪郭線を円錐曲線で表すことができる。すなわち、図3に示すように、複数の凸条部52の各々の延在方向に直交する断面において、各凸条部52の両端である底部52bを通る軸をu軸とし、u軸上において底部52b間の中心をとおりu軸に直交する軸をv軸とし、上記断面において凸条部52の各々の輪郭形状は、−0.475w≦u≦0.475wにおいて下記式(3)を満たすv(u)で表すことができる。
Figure 2013161583

ただし、式(3)において、
Figure 2013161583
ここで、uv座標系のv軸は、図2に示すZ軸方向に対応する。また、u軸は、図1に示すX軸方向に対応する。また、式(4)において、wは凸条部52のu軸方向の長さであり、hは、凸条部52をv(u)で表される形状とした場合における凸条部52の底部52b,52b間のv軸方向の最大高さに対応する。hは0.04w≦h≦0.08wの範囲(アスペクト比〔h/w〕に換算すると、0.04≦h/w≦0.08となる)から選択される定数である。kは0.4≦k≦0.8の範囲から選択される定数である。kは、式(4)で表される円錐曲線のとがり方を示すパラメータであり、凸条部52の先端部52aのとがり方を表している。例えばkが0のとき、凸条部52の外形は放物線形状となり、kが1のとき、凸条部52の外形はプリズム形状となり、kが−1のとき、凸条部52の外形は楕円を半分に切った形状となる。h及びkとしては、h=0.06w、k=0.55が例示できる。
図3では、式(3)を満たす範囲内でv(u)をv方向に所定倍(例えば1倍)だけ伸縮した形状を例示している。この場合、底部52b,52bがu軸上に位置すると共に、先端部52aがv軸上に位置する。凸条部52はv軸に対して対称な輪郭線を有する。なお、凸条部52の輪郭線は、v(u)をv方向に所定倍(例えば1倍)だけ伸縮した形状に限定されず、式(3)を満たしていればよい。式(3)においてv(u)は、図4に示すように、ある幅wに対してv(u)を決定した際に、0.95v(u)で表される輪郭線と、1.05v(u)で表される輪郭線の間の領域をとおる輪郭線であればよい。凸条部52は、凸条部52に接する接平面Pと背面51bとのなす角度γが、凸条部52の底部52b側から先端部52a側にかけて単調に減少するような外形形状を有していることが好ましい。
また、凸条部52の断面形状は、−0.475w≦u≦0.475wにおいて式(3)を満たすv(u)で表されていればよいとしている。凸条部52の裾付近(端部近傍)では成形誤差が比較的大きくなる傾向にある一方、裾付近の形状が光の集光性に与える影響は小さいからである。
本体部51の背面51bにおける複数の凸条部52は、図1に示すようにX軸方向に沿って配置密度が異なっており、X軸方向中心ほど密となるように配置されている。言い換えれば、図2に示すように互いに隣接する凸条部52同士の距離Sが、図1に示すようにX軸方向中心ほど短くなっている。すなわち、導光板50出射される光が均一な光として出射されるように最適に配置されている。
次に、上記導光板50の作用効果について、図1に示したように面光源装置30の一部として透過型画像表示装置10に適用した場合を例にして説明する。
上記構成の導光板50及び面光源装置30では、光源部60から導光板50の入射面51c,51dに入射した光は、導光板50内を全反射しながら伝搬する。導光板50内を伝搬する光が背面51b上に設けられた凸条部52に入射すると、凸条部52により全反射条件と異なる条件で反射する。よって、凸条部52で反射した光は本体部51における出射面51aから出射される。このとき、本体部51のヘイズが5.0%〜6.5%の範囲にあるので、ピーク角度θ方向への単位立体角当たりの出射光割合が高い光が出射される。この結果、輝度の向上を図ることができる。
上記構成の導光板では、単位立体角あたりの出射光割合が高くなるようにしている。単位立体角あたりの出射光割合を高くすれば、上記プリズム板40などの光学部材を適宜配置することにより、ピーク角度θ方向に出射された光を正面方向に向けることは容易に行うことができるからである。
また、上記構成の透過型画像表示装置10では、ピーク角度θ方向に出射された単位立体角当たりの出射光割合が高い光が、プリズム板40によって正面方向に出射されるようになり、正面方向の輝度を向上させることができる。透過型画像表示装置10では、導光板50における光出射側に透過型画像表示部20が設けられているので、正面方向輝度がより高い光で透過型画像表示部20が照明される。その結果、透過型画像表示部20で表示される画像の輝度向上を図ることができる。
また、上記構成の導光板では、本体部51のヘイズを調整すること、すなわち、本体部51への拡散剤の添加量を調整したり、後述するように、拡散剤が添加された層の厚さを調整したりするなどして、単位立体角当たりの出射光割合を高めることができる。このことは、従来の凸条部の形状を調整すること、すなわち、導光板に形状を付与するための金型の試作などの工程を踏まえた調整により正面方向の輝度を高めることに比べ容易に実施することができる。このため、比較的短い時間で、また低コストで正面方向の輝度を調整することができる。
次に、本体部51のヘイズが上記範囲内となっており、光源部60からの入射面に平行な方向に延在する凸条部52の延在方向に直交する断面の輪郭形状が上記形状を有している場合に、輝度を向上させることができる点について、実施例1及び比較例1に基づいて説明する。
(実施例1)
図5(a)は、実施例1におけるバックライトユニットの構成を説明するための図面である。図5(b)は、出射面上での局所的な座標系の設定状態を示す図面である。実施例1では、まず、本発明に係る導光板として、下記に示す特性を有する導光板150を準備した。
・導光板150の構成材料:PMMA(屈折率:1.49)
・導光板150の平面視形状:長方形
・導光板150の長辺の長さW1:903.9mm
・導光板150の短辺の長さW2:513.8mm
・導光板150の厚さt:3mm
・導光板150の本体部151のヘイズH:5.5%〜6.0%
・導光板150の本体部151の全光線透過率Tt:92.1%〜92.3%
・導光板150の本体部151の拡散透過率Td:5.1%〜5.5%
上記ヘイズH、全光線透過率Tt及び拡散透過率Tdは、JIS K7361−1(1997年)及びJIS K 7136(2000年)に準拠したヘイズメータHM−150型((株)村上色彩技術研究所製)を用いて測定した。具体的には、背面151bに形成された凸条部152を上方に向けた状態で設置し、ヒートガンを用いて本体部151の厚み(t=3mm)が変化しない程度に高温状態に熱することにより凸条部152のみを溶融し、背面151bが平滑となった本体部151のヘイズHを測定した。
図6は、実施例1における導光板が有する凸条部152の断面形状を示す図面である。実施例1では、凸条部152の延在方向に直交する断面が下記に示す輪郭形状となっている。すなわち、図6に示すように、凸条部152の輪郭形状は、凸条部152の両端である底部152bを通る軸をu軸とし、u軸上において両端間の中心をとおりu軸に直交する軸をv軸とし、凸条部152のu軸方向の長さをwとしたとき、−0.475w≦u≦0.475wにおいて下記式(5)を満たすv(u)で表される。
Figure 2013161583

ただし、式(5)において、
Figure 2013161583

凸条部152の輪郭形状は、式(6)において、h/w=0.06、k=0.55を満たす定数であった。また、凸条部152は、凸条部152に接する接平面と背面151bとのなす角度が、凸条部152の底部152b側から先端部152a側にかけて単調に減少するような外形形状を有していた。
また、凸条部152は、光源260からの光入射面となる側面150a及び150bに平行な方向に延在すると共に当該延在方向に略直交する方向に並列配置されている。本実施例1では、導光板150から均一な光を出射可能とするため、図5(a)に示すように凸条部152の配列方向に沿って凸条部152の配置密度が変化しており、複数の凸条部152は上記配列方向中心ほど密となるように配置されている。
次に、シャープ株式会社製「AQUOS LC40V5」に使用されているバックライトユニットを取り出した。当該バックライトユニットは、導光板250、光源260、白色反射板170、図示しない拡散フィルム、プリズムフィルム及び反射型偏光フィルムなどを主に有していた。また、当該バックライトユニット230に含まれる導光板250は白色ドット252を備えていた。
次に、当該バックライトユニットから導光板250、拡散フィルム、プリズムフィルム及び反射型偏光フィルムを取り外し、代わりに実施例1としての導光板150を取り付けた。図5(a)は、実施例1としての導光板150を備えたバックライトユニット(面光源装置)130を模式的に示す模式図である。
次に、導光板150の側面150a,150bに対向する位置にそれぞれ配置された光源260から導光板150内に白色光を供給し、導光板150の出射面151a上の所定位置から出射される出射光の輝度の角度分布を測定した。図5(a)(又は図5(b))に示すように出射面151a上の任意の点p(例えば、出射面151aの中央位置p)を原点とした局所的なabc座標系を設定し、原点を中心とした単位球を仮定する。abc座標系においてc軸は出射面151aに直交している。すなわち、c軸は出射面151aの法線に対応する。a軸は、入射面である側面151e,151fに略直交する方向である。a軸及びc軸は、それぞれu軸、v軸に対応している。このことは、図5(b)においても同様である。図5(b)に示すように、点pからの出射光の方向とc軸との間のなす角度(偏角)をθとし、出射光の方向とa軸とのなす角度(偏角)をφとする。
当該測定は、視野角特性測定評価装置(ELDIM社製:「EZ−Contrast160R」)を用いて行った。具体的には、0°≦θ≦90°及び0°≦φ≦360°の範囲(図5(b)に示した単位球の球面のうちc≧0の領域の半球面に相当)に出射された出射光について、θ方向に1°刻み、φ方向に5°刻みで測定した。
上記測定によって得られた輝度に基づいて、全光束及び単位立体角あたりの光束を次のようにして算出した。すなわち、上記測定された輝度を単位立体角あたりの光束(光度)に換算した。単位立体角としては、上記視野角特性測定評価装置で設定されている1/4πを採用した。次に、各単位立体角あたりの光束を単位球面上の面要素あたりの光束に換算した。その後、単位球面上の面要素あたりの光束を半球面全体にわたって数値積分することによって全光束を算出した。各方向への単位立体角あたりの光束としては、各方向に位置する測定点の輝度に基づいて換算された単位立体角あたりの光束を採用した。
このようにして、光出射割合Rfが一番大きくなるピーク角度θを測定した。また、各方向に対する単位立体角あたりの光束Φを全光束Φで除することによって、各方向における光出射割合Rfを算出した。その結果、実施例1としての導光板150におけるピーク角度θと光出射割合Rfとが、下記表1に示すように算出された。すなわち、ピーク角度θとして63°が測定され、光出射割合Rfとして3.413%が算出された。
(比較例1)
図7は、比較例1としての導光板250を備えたバックライトユニット230を模式的に示す模式図である。比較例1では、図7に示すように、シャープ株式会社製「AQUOS LC40V5」に使用されているバックライトユニットから、拡散フィルム、プリズムフィルム及び反射型偏光フィルムを取り外したバックライトユニット230の導光板250から出射される出射光について、実施例1と同様に、ピーク角度θの測定及び光出射割合Rfの算出を行った。バックライトユニット230に含まれる導光板250には、出射面251a側に光を出射させる反射部として、導光板150における凸条部152の代わりに白色ドット252が備えられていた。白色ドット252は、光源から遠い位置(図7では、導光板150の短辺方向における中心位置)ほど密に配置されており、出射面251a側に光を均一に出射させるように最適に配置されている。ここでも、導光板250の側面250a,250bに対向する位置にそれぞれ配置された光源260から導光板250内に白色光を供給し、導光板250の出射面251a上の所定位置から出射される出射光の輝度の角度分布を測定した。なお、座標軸(abc軸)、偏角θ、偏角φの定義については、実施例1と同様であるのでここではその説明を省略する。また、ピーク角度θ及び光出射割合Rfの算出方法についても、実施例1と同様であるのでここではその説明を省略する。
比較例1では、下記に示す主な特性を有する導光板250が内蔵されていた。導光板250の本体部251を構成する材料には、拡散剤が添加されていなかった。また、導光板250の出射面にはエンボス加工などの表面処理も施されていなかった。
・導光板250の平面視形状(板厚方向からみた形状):長方形
・導光板250の長辺の長さW1:903.9mm
・導光板250の短辺の長さW2:513.8mm
・導光板250の厚さt:3mm
この結果、比較例1としての導光板250におけるピーク角度θと光出射割合Rfとが、下記表1に示すように算出された。すなわち、ピーク角度θとして52°が測定され、光出射割合Rfとして2.531%が算出された。
Figure 2013161583
実施例1及び比較例1に基づけば、実施例1の導光板150を含むバックライトユニット130の方が、比較例1の導光板250を含むバックライトユニット230よりも特定方向(ピーク角度θ方向)への光出射割合が高くなること、すなわち、特定方向に光をより多く集光できていることが確認できた。ここで、バックライトユニット130,230の光出射側に、所定のフィルム(例えばプリズム板)を配置することにより、特定方向に出射された光を正面方向に向けて出射することができるようになる。すなわち、導光板から出射される光は、出射方向を問わず正面方向に光を出射できるようになるため、光出射割合Rfの高い光ほど正面方向の輝度を高めることができる。
以上の内容を鑑みれば、実施例1としての導光板150を含むバックライトユニット130の方が、比較例1としての導光板250を含むバックライトユニット230よりも特定方向(ピーク角度θ方向)への光出射割合が高いので、正面方向の輝度も高めることができる。すなわち、本体部151のヘイズが5.0%以上6.5%以下であり、背面151bに一方向に延在すると共に当該延在方向に略直交する方向に並列配置された、上記形状の複数の凸条部152が形成されている本実施例1の導光板150では、輝度の向上を図ることができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
上記実施形態の導光板50では、ヘイズが5.0%以上6.5%以下となるように、本体部51全体に拡散剤が添加されている例を挙げて説明したがこれに限定されるものではない。導光板50は、上記実施形態のような単層構成とするだけでなく、多層構成とすることもできる。この場合、本体部51に添加される拡散剤は、全ての層に添加されてもよいし、例えば表層となる層にだけ拡散剤を添加するなど選択的に添加されてもよく、本体部51(導光板50)としてのヘイズが5.0%以上6.5%以下となるように添加されればよい。
また、上記実施形態の導光板50では、本体部51のヘイズが5.0%以上6.5%以下となるように、添加される拡散剤の添加量が調整される例を挙げて説明したがこれに限定されるものではない。上述したように、拡散剤を添加する層を設ける場合には、拡散剤の添加量ではなく、当該層厚を調整することによって本体部51(導光板50)のヘイズを5.0%以上6.5%以下とすることができる。
上記実施形態では、凸条部52の材料と本体部51とが同じ材料である例を挙げて説明したがこれに限定されるものではなく、互いに材料が異なっていてもよい。また、上記構成の導光板50の本体部51は、単独の透光性材料で構成された単層の板状体であってもよいし、互いに異なる透光性材料で構成された層が積層された多層構造の板状体でもよい。
上記凸条部52を備えた導光板50は、例えば透光性材料(又は透明材料)からなる板材を削り出す方法により製造することができる。また、透光性材料として透明樹脂材料を用いる場合は、例えば射出成形法、押出成形法、フォトポリマー法、プレス成形法などの通常の方法により製造することができる。
また、上記実施形態では、凸条部52を含めて一体的に形成された導光板50について説明したが、本発明の導光板はこれに限定されるものではなく、本体部51と凸条部52とが別々に形成される導光板について適用が可能である。例えば、フォトポリマー法を用いて、図2に示す背面51bより下の部分である本体部51に対して、背面51bより上の部分である凸条部52を形成してもよい。この場合の本体部51のヘイズは、凸条部52が形成される前の平板状の本体部51を厚み方向に測定したものとすることができる。また、フォトポリマー法を用いて導光板50を製造する際には、凸条部52の材料として、紫外線硬化樹脂を利用することができ、紫外線硬化樹脂としては、アクリル系紫外線硬化樹脂を用いることができる。
更に、本体部51及び凸条部52を構成する透光性材料として透光性樹脂材料を用いる場合、この透光性樹脂材料に紫外線吸収剤、帯電防止剤、酸化防止剤、加工安定剤、難燃剤、滑剤等の添加剤を添加することもできる。これらの添加剤はそれぞれ単独で、又は2種以上を組み合わせて用いることができる。なお、導光板50に紫外線吸収剤が添加されていれば、光源部60から出力される光に紫外線が多く含まれている場合などにおいて、紫外線による導光板50の劣化を防止できるため好ましい。
紫外線吸収剤としては、例えばベンゾトリアゾール系紫外線吸収剤、ベンゾフェノン系紫外線吸収剤、シアノアクリレート系紫外線吸収剤、マロン酸エステル系紫外線吸収剤、シュウ酸アニリド系紫外線吸収剤、トリアジン系紫外線吸収剤等が挙げられ、好ましくはベンゾトリアゾール系紫外線吸収剤、トリアジン系紫外線吸収剤である。
上記実施形態では、凸条部52の配列について、図1などに示すように、長辺方向に隣接する凸条部52同士がX軸方向中心部ほど密となる例を挙げて説明したがこれに限定されるものではない。例えば、凸条部52同士の距離は、X軸方向において一律であってもよいし、隣接する凸条部52同士が隙間なく配置されていてもよい。
更に、光源部60の配置位置は、2つの箇所に限定されない。例えば、光源部60は、3つ以上の箇所に配置することもできる。この場合、例えば、導光板50が有する側面51e,51fのうちの少なくとも一つに対して更に設けることができる。また、光源部60は一箇所に配置することもできる。光源部60からの光が入射される一方の側面と対向する他方の側面には、光漏れを防止するための、ミラーテープや白色拡散テープなどの反射テープが貼付されてもよい。
また、図1に示した透過型画像表示装置10において、本発明の趣旨を逸脱しなければ、導光板50とプリズム板40との間に他の光学部材を配置したり、プリズム板40と透過型画像表示部20との間に他の光学部材を配置したりすることもできる。導光板50とプリズム板40との間に設ける他の光学部材の例は、本発明の趣旨を逸脱しない程度の光拡散特性を有する光拡散シート、マイクロレンズシートである。また、プリズム板40と透過型画像表示部20との間に設ける他の光学部材の例は、反射型偏光分離シート、光拡散シート、マイクロレンズシート、レンチキュラーレンズシート及びプリズムシートが含まれる。
上記実施形態の透過型画像表示装置10では、導光板50と対向する面に複数のプリズム部41が形成されたプリズム板40を配置する例を挙げて説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、頂角の角度を適宜調整したり、プリズム部41が形成される面を透過型画像表示部20側に配置したりしてもよい。また、導光板50と透過型画像表示部20との間に配置される部材としては、導光板50からピーク角度θ方向に出射された出射光割合の高い光を正面方向に向けることができる光学部材であればよく、プリズム板40に限定されるものではない。また、光学部材としては、1つの部材に限られず、複数の部材を組み合わせたものも含まれる。
10…透過型画像表示装置、20…透過型画像表示部、21…液晶セル、22,23…偏光板、30…面光源装置、40…プリズム板、40a…表面、40b…裏面、41…プリズム部、41a…頂部、50…導光板、50a,50b…側面、51…本体部、51a…出射面(第1の面)、51b…背面(第2の面)、51c,51d,51e,51f…側面、52…凸条部、52a…先端部、52b…底部、60…光源部、61…点状光源、70…反射部(白色反射板)、130…バックライトユニット(面光源装置)、150…導光板、150a,150b…側面、151…本体部、151a…出射面、151b…背面、151c,151d…側面、152…凸条部、152a…先端部、170…白色反射板、230…バックライトユニット、250…導光板、251…本体部、252…白色ドット、260…光源。

Claims (7)

  1. 光が入射される入射面と、前記入射面と交差しており、前記光が出射される第1の面と、前記第1の面とは反対側の面である第2の面と、を有している本体部を備え、
    前記本体部のヘイズが5.0%以上6.5%以下であり、
    前記第2の面には、一方向に延在すると共に当該延在方向に略直交する方向に並列配置された複数の凸条部が形成されている導光板。
  2. 複数の前記凸条部の各々の延在方向に直交する断面において、各前記凸条部の両端を通る軸をu軸とし、前記u軸上において両端間の中心をとおりu軸に直交する軸をv軸とし、前記凸条部の各々に対して前記u軸方向の長さをwとしたとき、前記断面において前記凸条部の各々の輪郭形状は、−0.475w≦u≦0.475wにおいて式(1)を満たすv(u)で表される導光板。
    Figure 2013161583

    ただし、式(1)において、
    Figure 2013161583

    (式(2)において、hは、0.04w以上0.08w以下を満たす定数であり、kは、0.4以上0.8以下を満たす定数である)
  3. 前記本体部は、全光線透過率が91%以上93%以下であるという条件及び拡散透過率が4.5%以上6.0%以下であるという条件のうち、少なくとも一方の条件を満たしている、請求項1または2に記載の導光板。
  4. 前記本体部のヘイズとは、前記第2の面に形成されている前記凸条部の凸形状が平坦となるように処理された当該本体部について測定された値である、請求項1〜3の何れか1項に記載の導光板。
  5. 前記凸条部は、レンチキュラーレンズである、
    請求項1〜3の何れか1項に記載の導光板。
  6. 請求項1〜5の何れか1項に記載の導光板と、
    前記導光板の前記入射面に対向して配置された光源部と、
    を備えている面光源装置。
  7. 請求項1〜5の何れか1項に記載の導光板と、
    前記導光板の前記入射面に対向して配置された光源部と、
    前記導光板から出射された光を正面方向に集光するための光学部材と、
    前記導光板の前記第1の面に対向して配置され、前記光源部から出射された光に照射されて画像を表示する透過型画像表示部と、
    を備えている透過型画像表示装置。
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