JP2013152363A - 電気光複合ケーブル用の中継コネクタ - Google Patents

電気光複合ケーブル用の中継コネクタ Download PDF

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Abstract

【課題】外部への光の漏れを確実に防ぐことができる電気光複合ケーブル用の中継コネクタを提供する。
【解決手段】中継コネクタ1はメインコネクタ5,6を備えている。メインコネクタ5は、光コネクタ14を保持した保持部7と、保持部7を収容するハウジング8,9とを有している。保持部7には、電気信号ピン16と位置合わせピン17とが取り付けられている。位置合わせピン17の先端位置は、ハウジング9の先端位置よりも突き出ている。電気信号ピン16の先端位置は、ハウジング9の先端位置よりも引っ込んでいる。メインコネクタ6は、光コネクタ23を保持した保持部18と、保持部18を収容するハウジング19とを有している。保持部18には、電気信号ピン16が挿入されるピン端子25と、位置合わせピン17が挿入されるピン受け穴26とが設けられている。
【選択図】図1

Description

本発明は、電気光複合ケーブル同士を接続する電気光複合ケーブル用の中継コネクタに関するものである。
従来における電気光複合ケーブル用の中継コネクタとしては、例えば特許文献1に記載されているように、レーザ発光素子を有する送信側インターフェースと受光素子を有する受信側インターフェースとを接続するケーブルの中間部に、中継コネクタが介挿されたものが知られている。
特開2009−123562号公報
上記従来技術においては、電気が供給されている状態で中継コネクタが取り外されると、レーザ発光素子への給電が行われなくなるため、レーザ光が外部に漏洩することがないとされている。しかし、中継コネクタを取り外す際には、電気信号を遮断すると同時に光信号を遮断する必要があるが、電気信号が遮断される前に、互いに対向する光ファイバ端面間に空間が形成されていると、レーザ光が中継コネクタの外部に漏れてしまう可能性がある。
本発明の目的は、外部への光の漏れを確実に防ぐことができる電気光複合ケーブル用の中継コネクタを提供することである。
本発明は、電気信号線及び光ファイバが内蔵された2本の電気光複合ケーブルを接続する電気光複合ケーブル用の中継コネクタにおいて、2つの電気光複合ケーブルの先端部にそれぞれ組み付けられた第1メインコネクタ及び第2メインコネクタと、第1メインコネクタと第2メインコネクタとを固定するコネクタ固定手段とを備え、第1メインコネクタは、電気信号線に接続された電気信号ピンと光ファイバとを保持する第1保持部と、第1保持部を収容する第1コネクタハウジングとを有し、第2メインコネクタは、電気信号線に接続されると共に電気信号ピンを受けるピン端子と光ファイバとを保持する第2保持部と、第2保持部を収容する第2コネクタハウジングとを有し、コネクタ固定手段は、電気信号ピンがピン端子に接触するときに、第1コネクタハウジングと第2コネクタハウジングとの間が開放されないように第1コネクタハウジングと第2コネクタハウジングとを固定する手段であることを特徴とするものである。
このような本発明の中継コネクタにおいて、第1保持部に保持された電気信号ピンが第2保持部に保持されたピン端子に接触すると、光ファイバを光信号が伝搬するものとする。この場合、第1メインコネクタと第2メインコネクタとを接続または分離する際に、電気信号ピンがピン端子に接触している状態では、第1コネクタハウジングと第2コネクタハウジングとの間が開放されないように第1コネクタハウジングと第2コネクタハウジングとが固定されることになる。従って、第1保持部に保持された光ファイバと第2保持部に保持された光ファイバとの間に空間が形成されているために一方の光ファイバから光信号が出射されても、中継コネクタの外部に光信号が漏れることは無い。
好ましくは、コネクタ固定手段は、電気信号ピンがピン端子に接触するときに、第1コネクタハウジングの先端部が第2コネクタハウジングの先端部を覆うように第1コネクタハウジングと第2コネクタハウジングとを固定する手段であり、第1コネクタハウジングの先端位置は、電気信号ピンの先端位置よりも突き出ている。この場合には、電気信号ピンがピン端子に接触している状態では、第1コネクタハウジングの先端部が第2コネクタハウジングの先端部を覆うようになるため、第1コネクタハウジングと第2コネクタハウジングとの間が開放されることは無い。従って、中継コネクタの外部に光信号が漏れることをより確実に防止できる。
このとき、好ましくは、第1保持部には、第1メインコネクタを第2メインコネクタに対して位置合わせするための複数本の位置合わせピンが設けられており、第2保持部には、各位置合わせピンが挿入される複数のピン受け穴が設けられており、位置合わせピンの先端位置は、第1コネクタハウジングの先端位置よりも突き出ている。第1保持部に複数本の位置合わせピンを設けることにより、第1メインコネクタが第2メインコネクタに対して回転方向にずれた状態で接続されることが無い。また、位置合わせピンの先端位置を第1コネクタハウジングの先端位置よりも突き出すことにより、位置合わせピンを第2保持部のピン受け穴に容易に合わせることができる。
このとき、第1保持部には、光ファイバを保持すると共に1対のガイドピンを有する第1光コネクタが取り付けられており、第2保持部には、光ファイバを保持すると共に各ガイドピンが挿入される1対のガイド穴を有する第2光コネクタが取り付けられており、ガイドピンは、位置合わせピンを兼ねていることが好ましい。この場合には、中継コネクタの部品点数を必要最小限に抑えることができる。
本発明によれば、中継コネクタの外部への光の漏れを確実に防ぐことができる。これにより、漏れ光が人体に影響を与えることを防止できる。
本発明に係わる電気光複合ケーブル用の中継コネクタの第1実施形態を示す断面図である。 図1のII−II線断面図である。 図1に示した中継コネクタを接続する手順を示す断面図である。 図1に示した中継コネクタを接続する手順を示す断面図である。 従来の中継コネクタの一例を示す断面図である。 本発明に係わる電気光複合ケーブル用の中継コネクタの第2実施形態を示す断面図である。 図6のVII−VII線断面図である。 図6に示した中継コネクタを接続する手順を示す断面図である。 図6に示した中継コネクタを接続する手順を示す断面図である。
以下、本発明に係わる電気光複合ケーブル用の中継コネクタの好適な実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。なお、図面において、同一または同等の要素には同じ符号を付し、重複する説明を省略する。
図1は、本発明に係わる電気光複合ケーブル用の中継コネクタの第1実施形態を示す断面図であり、図2は、図1のII−II線断面図である。
各図において、本実施形態の中継コネクタ1は、2本の電気光複合ケーブル2を接続・中継するコネクタである。電気光複合ケーブル2は、例えば高速信号を光に変えて送るアクティブオプティカルケーブル(AOC)であり、光ファイバテープ心線3と複数本の電気信号線4とを内蔵している。中継コネクタ1は、電気光複合ケーブル2の製造時の取り扱いやメンテナンスの改善のために使用されるものである。
中継コネクタ1は、2本の電気光複合ケーブル2(以下、電気光複合ケーブル2A,2B)の先端部がそれぞれ組み付けられるメインコネクタ5,6を備えている。メインコネクタ5は、保持部7と、この保持部7を収容する断面リング状の内側コネクタハウジング8と、この内側コネクタハウジング8の外側に配置された断面リング状の外側コネクタハウジング9とを有している。
内側コネクタハウジング8と外側コネクタハウジング9との間には、外側コネクタハウジング9を内側コネクタハウジング8に対して前後方向(長手方向)に動かないように拘束しつつ内側コネクタハウジング8に対して回転可能とする環状部材10が介在されている。外側コネクタハウジング9の先端部分の内面には、ネジ部11が形成されている。
内側コネクタハウジング8の基端部には、電気光複合ケーブル2Aがゴムブーツ12を介して取り付けられている。電気光複合ケーブル2Aの外被先端部には、電気光複合ケーブル2Aが内側コネクタハウジング8から抜けないようにするためのカシメリング13が装着されている。
保持部7には、光コネクタ14が取り付けられている。光コネクタ14は、例えばMT型コネクタである。光コネクタ14には、電気光複合ケーブル2Aの外被から露出した光ファイバテープ心線3(以下、光ファイバテープ心線3A)が固定されている。また、光コネクタ14は、1対のガイドピン15を有している。光コネクタ14の各ガイドピン15間には、光ファイバテープ心線3Aの各光ファイバ3aが分離した状態で配置されている。
また、保持部7には、電気光複合ケーブル2の外被から露出した各電気信号線4(以下、電気信号線4A)と接続された複数本の電気信号ピン16が取り付けられている。さらに、保持部7における光コネクタ14と電気信号ピン16との間には、メインコネクタ5をメインコネクタ6に対して位置合わせするための1対の位置合わせピン17が取り付けられている。
従って、保持部7は、光コネクタ14、複数本の電気信号ピン16及び1対の位置合わせピン17を保持することとなる。
位置合わせピン17の先端位置は、外側コネクタハウジング9の先端位置よりもメインコネクタ5の先端側に突き出ている。電気信号ピン16の先端位置は、外側コネクタハウジング9の先端位置よりもメインコネクタ5の基端側(奥側)に引っ込んでいる。なお、電気信号ピン16の先端位置は、ガイドピン15の先端位置よりもメインコネクタ5の先端側に突き出ている。
メインコネクタ6は、保持部18と、この保持部18を収容する断面リング状のコネクタハウジング19とを有している。コネクタハウジング19の先端部分の外面には、外側コネクタハウジング9のネジ部11と螺合するネジ部20が形成されている。これらのネジ部11,20は、メインコネクタ5,6同士を固定するコネクタ固定手段を構成している。
コネクタハウジング19の基端部には、電気光複合ケーブル2Bがゴムブーツ21を介して取り付けられている。電気光複合ケーブル2Bの外被先端部には、上記と同様にカシメリング22が装着されている。
保持部18には、光コネクタ23が取り付けられている。光コネクタ23も、例えば光コネクタ14と同様にMT型コネクタである。光コネクタ23には、電気光複合ケーブル2Bの外被から露出した光ファイバテープ心線3(以下、光ファイバテープ心線3B)が固定されている。また、光コネクタ23には、光コネクタ14の各ガイドピン15が挿入される1対のガイド穴24が形成されている。光コネクタ23の各ガイド穴24間には、図示はしないが、光ファイバテープ心線3Bの各光ファイバ3aが分離した状態で配置されている。
また、保持部18には、電気光複合ケーブル2Bの外被から露出した各電気信号線4(以下、電気信号線4B)と接続され、上記の各電気信号ピン16が挿入される複数の凹状のピン端子25が取り付けられている。さらに、保持部18における光コネクタ23とピン端子25との間には、上記の各位置合わせピン17が挿入される1対のピン受け穴26が形成されている。
従って、保持部18は、光コネクタ23及び複数のピン端子25を保持することとなる。
電気光複合ケーブル2Aは、レーザ発光素子を有する発光モジュール(図示せず)と接続され、電気光複合ケーブル2Bは、レーザ受光素子を有する受光モジュール(図示せず)と接続されている。電気信号ピン16がピン端子25と接触すると、電気光複合ケーブル2A,2Bの電気信号線4A,4B同士が電気的に接続されるため、電気信号線4A,4Bを介して発光モジュールに電気が供給されて、レーザ発光素子からレーザ光が出力される。そのレーザ光は、光ファイバテープ心線3A,3Bの光ファイバ3a内部を伝搬してレーザ受光素子で受光される。
以上のような中継コネクタ1のメインコネクタ5,6を接続する場合は、まず図3(a)に示すように、メインコネクタ5,6の先端同士を対向させる。その状態で、図3(b)に示すように、メインコネクタ5をメインコネクタ6に近づけて、メインコネクタ5の位置合わせピン17をメインコネクタ6のピン受け穴26に差し込む。これにより、メインコネクタ6に対するメインコネクタ5の周方向(回転方向)の接続位置が決まり、メインコネクタ5,6が周方向にずれた状態で接続されることは無い。また、位置合わせピン17の先端位置が外側コネクタハウジング9の先端位置よりも突き出ているので、位置合わせピン17をピン受け穴26に容易に合わせることができる。
そして、図3(c)に示すように、メインコネクタ5を更にメインコネクタ6に近づけて、メインコネクタ5のネジ部11をメインコネクタ6のネジ部20に対して噛み合わせる。このとき、メインコネクタ5の電気信号ピン16は、未だメインコネクタ6のピン端子25に接触していない状態にある。
その状態で、図4(a)に示すように、ネジ部11をネジ部20に対して回すことで、電気信号ピン16をピン端子25に接触させる。これにより、上述したようにレーザ発光素子(図示せず)からレーザ光が出力され、そのレーザ光が光ファイバテープ心線3A,3Bの光ファイバ3a内部を伝搬する。このとき、光コネクタ14,23間に間隙が形成されているため、光コネクタ14の光ファイバ3aからレーザ光が出射される。しかし、ネジ部11がネジ部20に噛み合っていることで、中継コネクタ1の内部がコネクタハウジング9,19により全体的に覆われることになるため、レーザ光が中継コネクタ1の外部に漏れることは無い。
次いで、図4(b)に示すように、ネジ部11をネジ部20に対して更に回すことで、光コネクタ14のガイドピン15を光コネクタ23のガイド穴24に差し込む。そして、図4(c)に示すように、ネジ部11をネジ部20に対して更に回すことで、光コネクタ14,23の端面同士を突き合わせる。以上により、メインコネクタ5,6の接続が完了する。
一方、中継コネクタ1のメインコネクタ5,6を分離する場合は、図3(a)〜図4(c)とは逆の工程を実施する。つまり、ネジ部11をネジ部20に対して反対方向に回すことで、メインコネクタ5,6を分離させる。このとき、電気信号ピン16がピン端子25に接触している状態では、中継コネクタ1の内部がコネクタハウジング9,19により全体的に覆われることになるため、レーザ光が中継コネクタ1の外部に漏れることは無い。
ここで、比較例として、従来の中継コネクタの一例を図5に示す。図5に示す中継コネクタ50は、上記の中継コネクタ1と異なり、メインコネクタ5の保持部7に上記の位置合わせピン17が取り付けられていない。また、電気信号ピンの先端位置16は、外側コネクタハウジング9の先端位置よりもメインコネクタ5の先端側に突き出ている。このため、複数本の電気信号ピン16及びピン端子25によってメインコネクタ6に対するメインコネクタ5の周方向の接続位置が決まることとなる。
このような中継コネクタ50において、電気信号ピン16がピン端子25に接触した直後は、ネジ部11がネジ部20に噛み合っておらず、コネクタハウジング9,19間が開放されているため、レーザ発光素子から出力されたレーザ光が中継コネクタ50の外部に漏れてしまう。
これに対し本実施形態では、電気信号ピン16の先端位置を外側コネクタハウジング9の先端位置よりも奥側に引っ込めることで、ネジ部11がネジ部20に噛み合うまで電気信号ピン16がピン端子25に接触しないような構成としたので、電気信号ピン16がピン端子25に接触するときには、必ずネジ部11がネジ部20に噛み合うような状態となる。従って、電気信号ピン16がピン端子25に接触したときに、光コネクタ14,23間に間隙が形成されていても、中継コネクタ1の内部がコネクタハウジング9,19により全体的に覆われることになり、コネクタハウジング9,19間が開放されていない。これにより、中継コネクタ1の接続及び分離を行う際に、中継コネクタ1の外部へのレーザ光の漏れを確実に防止することができる。
また、メインコネクタ6に対するメインコネクタ5の接続位置を決めるための1対の位置合わせピン17をメインコネクタ5の保持部7に取り付けたので、図5に示すように電気信号ピン16を長くしなくても、メインコネクタ6に対するメインコネクタ5の接続位置を合わせることができる。
図6は、本発明に係わる電気光複合ケーブル用の中継コネクタの第2実施形態を示す断面図であり、図7は、図6のVII−VII線断面図である。
各図において、本実施形態の中継コネクタ1は、上記第1実施形態と異なり、メインコネクタ5の保持部7に上記の位置合わせピン17が取り付けられていない。また、光コネクタ14のガイドピン15の先端位置は、外側コネクタハウジング9の先端位置よりもメインコネクタ5の先端側に突き出ている。つまり、ガイドピン15は、上記の位置合わせピン17を兼ねるような構成となっている。その他の構成は、上記第1実施形態と同様である。
このような中継コネクタ1のメインコネクタ5,6を接続する場合は、まず図8(a)に示すように、メインコネクタ5,6の先端同士を対向させる。その状態で、図8(b)に示すように、メインコネクタ6をメインコネクタ5に近づけて、光コネクタ14のガイドピン15を光コネクタ23のガイド穴24に差し込む。これにより、メインコネクタ6に対するメインコネクタ5の周方向の接続位置が決まる。
そして、図8(c)に示すように、メインコネクタ5をメインコネクタ6に更に近づけて、メインコネクタ5のネジ部11をメインコネクタ6のネジ部20に対して噛み合わせる。
そして、図9(a)に示すように、ネジ部11をネジ部20に対して回すことで、電気信号ピン16をピン端子25に接触させる。このとき、光コネクタ14,23間に間隙が形成されていることから、光コネクタ14から光コネクタ23に向けてレーザ光が出射されるが、ネジ部11がネジ部20に噛み合っている状態であるため、コネクタハウジング9,19間が開放されておらず、レーザ光が中継コネクタ1の外部に漏れることは無い。
次いで、図9(b)に示すように、ネジ部11をネジ部20に対して更に回すことで、光コネクタ14,23の端面同士を突き合わせる。以上により、メインコネクタ5,6の接続が完了する。
以上のように本実施形態においても、ネジ部11がネジ部20に噛み合うまで電気信号ピン16がピン端子25に接触しないように構成されているので、上述したように中継コネクタ1の外部へのレーザ光の漏れを確実に防止することができる。
なお、本発明は、上記実施形態に限定されるものではない。例えば上記実施形態では、外側コネクタハウジング9のネジ部11とコネクタハウジング19のネジ部20とを螺合させることで、メインコネクタ5,6を固定するようにしたが、メインコネクタ5,6を固定する手段としては、特にそのようなネジロック式には限られず、例えばラッチ構造等であっても良い。このとき、電気信号ピン16がピン端子25に接触するときに、コネクタハウジング9,19間が開放されないようにコネクタハウジング9,19を固定すれば良い。
また、上記実施形態では、メインコネクタ5,6を接続する際に、光コネクタ14,23の端面同士を突き合わせるようにしているが、本発明の中継コネクタは、光コネクタ14,23間に微小間隙を形成したり、光コネクタ14,23間に光学レンズを配置すること等によって、光コネクタ14,23の光ファイバ3a同士を光学的に結合するものにも適用可能である。
さらに、上記実施形態では、メインコネクタ5,6の接続及び分離によってレーザ発光素子のON/OFFを行っているが、本発明の中継コネクタは、発光素子の無いシステム等にも適用可能である。
1…中継コネクタ、2…電気光複合ケーブル、3…光ファイバテープ心線、3a…光ファイバ、4…電気信号線、5…メインコネクタ(第1メインコネクタ)、6…メインコネクタ(第2メインコネクタ)、7…保持部(第1保持部)、8…内側コネクタハウジング(第1コネクタハウジング)、9…外側コネクタハウジング(第1コネクタハウジング)、11…ネジ部(コネクタ固定手段)、14…光コネクタ(第1光コネクタ)、15…ガイドピン、16…電気信号ピン、17…位置合わせピン、18…保持部(第2保持部)、19…コネクタハウジング(第2コネクタハウジング)、20…ネジ部(コネクタ固定手段)、23…光コネクタ(第2光コネクタ)、24…ガイド穴、25…ピン端子、26…ピン受け穴。

Claims (4)

  1. 電気信号線及び光ファイバが内蔵された2本の電気光複合ケーブルを接続する電気光複合ケーブル用の中継コネクタにおいて、
    前記2つの電気光複合ケーブルの先端部にそれぞれ組み付けられた第1メインコネクタ及び第2メインコネクタと、
    前記第1メインコネクタと前記第2メインコネクタとを固定するコネクタ固定手段とを備え、
    前記第1メインコネクタは、前記電気信号線に接続された電気信号ピンと前記光ファイバとを保持する第1保持部と、前記第1保持部を収容する第1コネクタハウジングとを有し、
    前記第2メインコネクタは、前記電気信号線に接続されると共に前記電気信号ピンを受けるピン端子と前記光ファイバとを保持する第2保持部と、前記第2保持部を収容する第2コネクタハウジングとを有し、
    前記コネクタ固定手段は、前記電気信号ピンが前記ピン端子に接触するときに、前記第1コネクタハウジングと前記第2コネクタハウジングとの間が開放されないように前記第1コネクタハウジングと前記第2コネクタハウジングとを固定する手段であることを特徴とする電気光複合ケーブル用の中継コネクタ。
  2. 前記コネクタ固定手段は、前記電気信号ピンが前記ピン端子に接触するときに、前記第1コネクタハウジングの先端部が前記第2コネクタハウジングの先端部を覆うように前記第1コネクタハウジングと前記第2コネクタハウジングとを固定する手段であり、
    前記第1コネクタハウジングの先端位置は、前記電気信号ピンの先端位置よりも突き出ていることを特徴とする請求項1記載の電気光複合ケーブル用の中継コネクタ。
  3. 前記第1保持部には、前記第1メインコネクタを前記第2メインコネクタに対して位置合わせするための複数本の位置合わせピンが設けられており、
    前記第2保持部には、前記各位置合わせピンが挿入される複数のピン受け穴が設けられており、
    前記位置合わせピンの先端位置は、前記第1コネクタハウジングの先端位置よりも突き出ていることを特徴とする請求項2記載の電気光複合ケーブル用の中継コネクタ。
  4. 前記第1保持部には、前記光ファイバを保持すると共に1対のガイドピンを有する第1光コネクタが取り付けられており、
    前記第2保持部には、前記光ファイバを保持すると共に前記各ガイドピンが挿入される1対のガイド穴を有する第2光コネクタが取り付けられており、
    前記ガイドピンは、前記位置合わせピンを兼ねていることを特徴とする請求項3記載の電気光複合ケーブル用の中継コネクタ。
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