JP2013151179A - 自動二輪車 - Google Patents
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Abstract
【課題】LEDを効率よく冷却可能なLEDヘッドライトを備えた自動二輪車を提供する。
【解決手段】車両の前方を指向する開口6が形成されたフロントカウリング2を備える。前記開口6を通して車両の前方から見えるようにフロントカウリング2に取付けられたLEDヘッドライト5を備える。LEDヘッドライトは、LED15を収容するヘッドライト筐体11と、ヘッドライト筐体と協働して密閉容器を構成するレンズ12と、ヘッドライト筐体に設けられた多数の放熱フィン14とを有する。レンズおよび放熱フィンは、フロントカウリング2の開口6を通して車両の前方から見えるように配置されている。
【選択図】図3
【解決手段】車両の前方を指向する開口6が形成されたフロントカウリング2を備える。前記開口6を通して車両の前方から見えるようにフロントカウリング2に取付けられたLEDヘッドライト5を備える。LEDヘッドライトは、LED15を収容するヘッドライト筐体11と、ヘッドライト筐体と協働して密閉容器を構成するレンズ12と、ヘッドライト筐体に設けられた多数の放熱フィン14とを有する。レンズおよび放熱フィンは、フロントカウリング2の開口6を通して車両の前方から見えるように配置されている。
【選択図】図3
Description
本発明は、フロントカウリングとLEDヘッドライトとを備えて自動二輪車に関するものである。
従来のこの種の自動二輪車としては、例えば特許文献1や特許文献2に記載されているものがある。特許文献1に開示された自動二輪車のLEDヘッドライトは、車両の左右方向に延びる横部分と、この横部分の両端部から上下方向に延びる部分縦部分とを有している。
特許文献2に開示された自動二輪車のLEDヘッドライトは、LEDを光源とする複数の発光部を車両の前方から見て環状に並べて構成されている。
ところで、LEDは、温度が上昇すると、発光効率が低下したり寿命が短くなるものである。このため、車両用のLEDヘッドライトにおいては、例えば特許文献3に記載されているように、LEDの熱をヒートシンクによってヘッドライト筐体の外に放散させることが多い。
ところで、LEDは、温度が上昇すると、発光効率が低下したり寿命が短くなるものである。このため、車両用のLEDヘッドライトにおいては、例えば特許文献3に記載されているように、LEDの熱をヒートシンクによってヘッドライト筐体の外に放散させることが多い。
特許文献1や特許文献2に開示されているLEDヘッドライトでは、LEDを積極的に冷却することができないから、LEDの発光効率を高くするにも限界があるし、LEDの寿命が短くなるおそれがあった。これらの特許文献に開示されているLEDヘッドライトは、特許文献3の冷却構造を適用したとしても、LEDの温度が過度に上昇することを防ぐことは難しいものである。この理由は、フロントカウリング内の空気がヒートシンクに接触するからである。すなわち、ラジエータやエンジンに近いために相対的に温度が上昇した空気でヒートシンクが冷却されるから、LEDを効率よく冷却することができない。
本発明はこのような問題を解消するためになされたもので、LEDを効率よく冷却可能なLEDヘッドライトを備えた自動二輪車を提供することを目的とする。
この目的を達成するために、本発明に係る自動二輪車は、車両の前方を指向する開口が形成されたフロントカウリングと、前記開口を通して車両の前方から見えるように前記フロントカウリングに取付けられたLEDヘッドライトとを備え、前記LEDヘッドライトは、車両の前方に向けて開口する形状に形成されてLEDを収容するヘッドライト筐体と、前記ヘッドライト筐体の開口を閉塞し、前記ヘッドライト筐体と協働して密閉容器を構成するレンズと、車両の前方から見て前記ヘッドライト筐体から外方へ突出するように前記ヘッドライト筐体に設けられた多数の放熱フィンとを有し、前記レンズおよび前記放熱フィンは、前記フロントカウリングの前記開口を通して車両の前方から見えるように配置されているものである。
本発明は、上記発明において、前記フロントカウリングの前記開口と前記LEDヘッドライトとは、複数の発光点を構成するようにフロントカウリングに設けられ、前記複数の発光点は、車両の前方から見て予め定めた形状が表現されるように位置付けられていることを特徴とする。
本発明は、上記発明において、前記複数の発光点を構成する複数のLEDヘッドライトは、取付用ステーによって互いに連結されているとともに、この取付用ステーを介して前記フロントカウリングに取付けられ、前記取付用ステーには、前記ヘッドライト筐体が嵌合する筒体が設けられ、前記放熱フィンは前記筒体の外表面に一体に形成されていることを特徴とする。
本発明は、上記発明において、前記フロントカウリングには、前記開口から後方に延びる筒状のガイドが設けられ、前記ガイドの後端は、前記放熱フィンの前端と近接するように形成されていることを特徴とする。
本発明に係る自動二輪車においては、走行風がフロントカウリングの開口からフロントカウリング内に入り、LEDヘッドライトの放熱フィンに直接当たる。このため、本発明によれば、LEDを走行風によって効率よく冷却可能なLEDヘッドライトを備えた自動二輪車を提供することができる。
(第1の実施の形態)
以下、本発明に係る自動二輪車の一実施の形態を図1〜図7によって詳細に説明する。
図1に示すスクータ型自動二輪車1は、車体の前部を覆うフロントカウリング2を備えている。図1において、符号3は操向ハンドル、4は前輪を示す。前記フロントカウリング2の前端部には、図2および図3に示すように、複数のLEDヘッドライト5が取付けられている。
以下、本発明に係る自動二輪車の一実施の形態を図1〜図7によって詳細に説明する。
図1に示すスクータ型自動二輪車1は、車体の前部を覆うフロントカウリング2を備えている。図1において、符号3は操向ハンドル、4は前輪を示す。前記フロントカウリング2の前端部には、図2および図3に示すように、複数のLEDヘッドライト5が取付けられている。
各LEDヘッドライト5は、詳細は後述するが、フロントカウリング2の前端部に形成された円形の開口6を通して車両の前方から見えるように、フロントカウリング2の背面側に取付けられている。前記開口6は、車両の前方を指向するようにフロントカウリング2の前端部に形成されている。この実施の形態による前記開口6は、図3に示すように、フロントカウリング2に車両の前後方向に延びるように形成された筒状のガイド7の前端を構成している。前記LEDヘッドライト5は、前記ガイド7の後方近傍に位置付けられている。前記ガイド7は、LEDヘッドライト5の光を通す機能と、走行風をLEDヘッドライト5に導く機能とを有するものである。
この実施の形態による前記開口6とLEDヘッドライト5とは、8箇所の発光点を構成するようにフロントカウリング2に設けられている。これらの発光点は、車両の前方から見て予め定めた形状が表現されるように位置付けられている。この実施の形態による8箇所の発光点は、図1および図2に示すように、菱形を表現している。
この実施の形態による前記LEDヘッドライト5は、図3に示すように、ヘッドライト筐体11とレンズ12とを有するヘッドライトユニット13と、前記ヘッドライト筐体11に取付けられた多数の放熱フィン14とによって構成されている。
前記ヘッドライト筐体11は、車両の前方に向けて開口する有底円筒状に形成されている。ヘッドライト筐体11の後部には、取付用フランジ11aが設けられている。ヘッドライト筐体11の材料は金属またはプラスチックである。このヘッドライト筐体11の内部には、LED15が熱伝達可能な状態で取付けられている。
前記ヘッドライト筐体11は、車両の前方に向けて開口する有底円筒状に形成されている。ヘッドライト筐体11の後部には、取付用フランジ11aが設けられている。ヘッドライト筐体11の材料は金属またはプラスチックである。このヘッドライト筐体11の内部には、LED15が熱伝達可能な状態で取付けられている。
前記レンズ12は、透明なプラスチックによって形成されており、前記ヘッドライト筐体11の開口部に取付けられている。このレンズ12は、ヘッドライト筐体11と協働して密閉容器が構成されるように前記開口部を閉塞している。
前記多数の放熱フィン14は、それぞれ車両の前後方向に延びる板状に形成されており、円筒体16に支持されている。円筒体16は、前記ヘッドライト筐体11を支持するためのもので、ヘッドライト筐体11が嵌合するように形成されている。多数の放熱フィン14は、前記円筒体16の外周部から放射状に突出しており、円筒体16の周方向に所定の間隔をおいて並んでいる。
前記多数の放熱フィン14は、それぞれ車両の前後方向に延びる板状に形成されており、円筒体16に支持されている。円筒体16は、前記ヘッドライト筐体11を支持するためのもので、ヘッドライト筐体11が嵌合するように形成されている。多数の放熱フィン14は、前記円筒体16の外周部から放射状に突出しており、円筒体16の周方向に所定の間隔をおいて並んでいる。
この実施の形態による放熱フィン14は、前記円筒体16に一体成形によって一体に形成されている。すなわち、多数の放熱フィン14は、車両の前方から見て前記ヘッドライト筐体11から外方へ突出するように前記ヘッドライト筐体11に設けられている。放熱フィン14と円筒体16の材料は、アルミニウム合金などの熱伝導率が高い金属である。
多数の放熱フィン14と前記円筒体16には、取付用ステー17が一体に形成されている。この実施の形態による取付用ステー17は、図7に示すように、正面視において菱形であって、側方から見て後上がりの階段状に形成されている。前記階段の段数は4段である。LEDヘッドライト5は、取付用ステー17の最も下に位置する段部17aと、最も上に位置する段部17dとに1個ずつ取付けられ、下から2段目の段部17bに2個取付けられている。取付用ステー17の下から3段目の段部17cには、4個のLEDヘッドライト5が取付けられている。これらのLEDヘッドライト5は、ヘッドライト筐体11の取付用フランジ11aを用いて取付用ステー17に固定されている。取付用フランジ11aは、取付用ステー17にボルトで固定あるいは溶接される。
また、取付用ステー17の上端部および下端部と、左右方向の両端部とには、図5に示すように、取付片18がそれぞれ設けられている。これらの取付片18は、フロントカウリング2の取付座(図示せず)に取付用ボルト(図示せず)によって取付けられるものである。この実施の形態による取付用ステー17は、図3に示すように、放熱フィン14の前端が前記筒状のガイド7の後端に近接する状態でフロントカウリング2に固定されている。筒状のガイド7の内径は、多数の放熱フィン14の外縁を結んだ仮想の円の直径と等しいか、この直径より僅かに大きくなるように形成されている。このため、フロントカウリング2を車両の前方から見ると、図2および図4に示すように、フロントカウリング2の前記開口6の中にレンズ12と放熱フィン14とが見えるようになる。
前記複数のLEDヘッドライト5は、個々にリード線(図示せず)によって電源やスイッチなどに接続されている。LEDヘッドライト5が点灯するときに生じるLED15の熱は、ヘッドライト筐体11から円筒体16を介して放熱フィン14に伝達される。
一方、この実施の形態による自動二輪車1においては、走行時に走行風がフロントカウリング2の前記開口6からフロントカウリング2内に入る。この走行風は、図3中に矢印で示すように、前記ガイド7の中を通って放熱フィン14に直接当たる。そして、前記走行風は、放熱フィン14に沿って流れながら放熱フィン14の熱を奪い、その後、放熱フィン14の後方に流れ出て大気に放出される。
このため、前記LED15の熱は、走行風によって放熱フィン14から強制的に大気中に放散させられる。したがって、この実施の形態によれば、LED15を走行風によって効率よく冷却可能なLEDヘッドライト5を備えた自動二輪車を提供することができる。
この実施の形態によるフロントカウリング2の前記開口6と前記LEDヘッドライト5とは、複数の発光点を構成するようにフロントカウリング2に設けられている。前記複数の発光点は、車両の前方から見て予め定めた形状(菱形)が表現されるように位置付けられている。
このため、この実施の形態においては、個々のLEDヘッドライト5と空冷用の空気通路(開口6)とが対をなすようにフロントカウリング2に設けられているから、空冷用の空気穴をLEDヘッドライトとは異なる位置に形成する場合に較べると、フロントカウリング2の意匠を決めるうえで自由度が向上する。また、複数のLEDヘッドライト5を車両の前方から見て目立つ形状に配置できるから、他の車両の運転者や歩行者などに視認され易くなる。この結果、この実施の形態によれば、被視認性が高い自動二輪車を提供することができる。
また、この実施の形態による前記複数の発光点を構成する複数のLEDヘッドライト5は、取付用ステー17によって互いに連結されているとともに、この取付用ステー17を介してフロントカウリング2に取付けられている。また、前記取付用ステー17には、ヘッドライト筐体11が嵌合する円筒体16が設けられている。前記放熱フィン14は、前記円筒体16に一体に形成されている。
このため、この実施の形態によれば、複数のLEDヘッドライト5を一度にフロントカウリング2に取付けることができる。したがって、複数のLEDヘッドライト5を備えているにもかかわらず、全てのLEDヘッドライト5を簡単にフロントカウリング2に組み付けることが可能になる。
この実施の形態による前記フロントカウリング2には、前記開口6から後方に延びる筒状のガイド7が設けられている。このガイド7の後端は、前記放熱フィン14の前端と近接するように形成されている。
このため、フロントカウリング2の前記開口6に流入した走行風の略全量を放熱フィン14に導くことが可能になるから、LED15の冷却効率がより一層高くなる。
このため、フロントカウリング2の前記開口6に流入した走行風の略全量を放熱フィン14に導くことが可能になるから、LED15の冷却効率がより一層高くなる。
(第2の実施の形態)
複数の発光点を構成する複数のLEDヘッドライトは、図8および図9に示すように配置することができる。これらの図において、前記図1〜図7によって説明したものと同一もしくは同等の部材については、同一符号を付し詳細な説明を適宜省略する。
複数の発光点を構成する複数のLEDヘッドライトは、図8および図9に示すように配置することができる。これらの図において、前記図1〜図7によって説明したものと同一もしくは同等の部材については、同一符号を付し詳細な説明を適宜省略する。
図8に示すフロントカウリング2の開口6とLEDヘッドライト5は、正面視においていわゆる逆ハ字状に形成されている。すなわち、図8に示すフロントカウリング2の前端部には、車両の左側と右側とにそれぞれ複数の開口6が上下方向に列をなして並ぶように形成されている。左側の複数の開口6からなる列と、右側の複数の開口6からなる列とは、上方に向かうにしたがって次第に車幅方向の外側に位置するように傾斜している。
図9に示すフロントカウリング2の開口6とLEDヘッドライト5は、正面視において、いわゆる逆U字状に形成されている。すなわち、図9に示すフロントカウリング2の複数の開口6は、車両の前方から見て上方に向けて凸になる放物線状の仮想の曲線に沿うような位置に配置されている。
LEDヘッドライト5を図8,9に示すように構成したとしても、図1〜図7で示した実施の形態を採る場合と同等の効果が得られる。
LEDヘッドライト5を図8,9に示すように構成したとしても、図1〜図7で示した実施の形態を採る場合と同等の効果が得られる。
(第3の実施の形態)
LEDヘッドライトは、図10および図11に示すように構成することができる。図10および図11において、前記図1〜図7によって説明したものと同一もしくは同等の部材については、同一符号を付し詳細な説明を適宜省略する。
LEDヘッドライトは、図10および図11に示すように構成することができる。図10および図11において、前記図1〜図7によって説明したものと同一もしくは同等の部材については、同一符号を付し詳細な説明を適宜省略する。
図10に示すフロントカウリング2の前端部には、車両左側の端部から車両右側の端部まで延びる大きな一つの開口6が形成されており、この開口6を通して前方から見えるように一つのLEDヘッドライト21が設けられている。
LEDヘッドライト21は、フロントカウリング2の前端部の左右方向の一端部から他端部まで延びる大きさに形成されているが、図1〜図7に示すLEDヘッドライト5と同等の構造のものである。すなわち、このLEDヘッドライト21においても、図11に示すように、ヘッドライト筐体22と、レンズ23と、多数の放熱フィン24とを備えている。
LEDヘッドライト21は、フロントカウリング2の前端部の左右方向の一端部から他端部まで延びる大きさに形成されているが、図1〜図7に示すLEDヘッドライト5と同等の構造のものである。すなわち、このLEDヘッドライト21においても、図11に示すように、ヘッドライト筐体22と、レンズ23と、多数の放熱フィン24とを備えている。
前記ヘッドライト筐体22は、車両の前方に向けて開放する箱状に形成されている。このヘッドライト筐体22を形成する材料は金属である。このヘッドライト筐体22の開口部は、レンズ23によって閉塞されている。
ヘッドライト筐体22の内部には、図示してはいないが、ロービーム用のLEDと、ハイビーム用のLEDとを含む少なくとも2個のLEDが収容されている。これらのLEDは、ヘッドライト筐体22に熱伝達が可能となるように取付けられている。
ヘッドライト筐体22の内部には、図示してはいないが、ロービーム用のLEDと、ハイビーム用のLEDとを含む少なくとも2個のLEDが収容されている。これらのLEDは、ヘッドライト筐体22に熱伝達が可能となるように取付けられている。
前記多数の放熱フィン24は、ヘッドライト筐体22の外壁22aに嵌合する筒体24aに一体に形成されている。筒体24aは、ヘッドライト筐体22を上下方向と左右方向とから囲む形状に形成されている。この筒体24aは、前記外壁22aの後半部の周囲全域を囲んでいる。多数の放熱フィン24は、この筒体24aの全域に車両の前方から見てヘッドライト筐体22から外方へ突出するように設けられている。
図11に示すフロントカウリング2は、上述した実施の形態で示したフロントカウリング2とは異なり、開口6から後方に延びる筒状のガイド7は形成されていない。しかし、この実施の形態を採る場合においても、フロントカウリング2に前記筒状のガイド7を設けることができる。
この実施の形態に示すように一つの大型のLEDヘッドライト21の周囲全域に多数の放熱フィン24を配置する構成を採ったとしても、多数の放熱フィン24からLEDの熱を走行風によって大気中に強制的に放散させることができる。
なお、上述した各実施の形態においては、多数の放熱フィン14,24が設けられた円筒体16や筒体24aをヘッドライト筐体11,22に嵌合させる例を示した。しかし、本発明は、このような限定にとらわれることはない。すなわち、ヘッドライト筐体11,22を金属によって形成し、このヘッドライト筐体22の周囲の全域に放熱フィン14,24を一体に形成することができる。
また、複数のLEDヘッドライト5を正面視において所定の形状となるように配置する場合、複数のLEDヘッドライト5によって表現される形状は、菱形、逆ハ字状および逆U字状にされることはなく、その他の文字や図柄とすることができる。
また、複数のLEDヘッドライト5を正面視において所定の形状となるように配置する場合、複数のLEDヘッドライト5によって表現される形状は、菱形、逆ハ字状および逆U字状にされることはなく、その他の文字や図柄とすることができる。
1…自動二輪車、2…フロントカウリング、5,21…LEDヘッドライト、6…開口、7…ガイド、11,22…ヘッドライト筐体、12,23…レンズ、14,24…放熱フィン、16…円筒体、17…取付用ステー、24a…筒体。
Claims (4)
- 車両の前方を指向する開口が形成されたフロントカウリングと、
前記開口を通して車両の前方から見えるように前記フロントカウリングに取付けられたLEDヘッドライトとを備え、
前記LEDヘッドライトは、車両の前方に向けて開口する形状に形成されてLEDを収容するヘッドライト筐体と、
前記ヘッドライト筐体の開口を閉塞し、前記ヘッドライト筐体と協働して密閉容器を構成するレンズと、
車両の前方から見て前記ヘッドライト筐体から外方へ突出するように前記ヘッドライト筐体に設けられた多数の放熱フィンとを有し、
前記レンズおよび前記放熱フィンは、前記フロントカウリングの前記開口を通して車両の前方から見えるように配置されていることを特徴とする自動二輪車。 - 請求項1記載の自動二輪車において、前記フロントカウリングの前記開口と前記LEDヘッドライトとは、複数の発光点を構成するようにフロントカウリングに設けられ、
前記複数の発光点は、車両の前方から見て予め定めた形状が表現されるように位置付けられていることを特徴とする自動二輪車。 - 請求項2記載の自動二輪車において、前記複数の発光点を構成する複数のLEDヘッドライトは、取付用ステーによって互いに連結されているとともに、この取付用ステーを介して前記フロントカウリングに取付けられ、
前記取付用ステーには、前記ヘッドライト筐体が嵌合する筒体が設けられ、
前記放熱フィンは前記筒体の外表面に一体に形成されていることを特徴とする自動二輪車。 - 請求項2または請求項3記載の自動二輪車において、前記フロントカウリングには、前記開口から後方に延びる筒状のガイドが設けられ、
前記ガイドの後端は、前記放熱フィンの前端と近接するように形成されていることを特徴とする自動二輪車。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2012011715A JP2013151179A (ja) | 2012-01-24 | 2012-01-24 | 自動二輪車 |
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JP2012011715A JP2013151179A (ja) | 2012-01-24 | 2012-01-24 | 自動二輪車 |
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Publication Number | Publication Date |
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-
2012
- 2012-01-24 JP JP2012011715A patent/JP2013151179A/ja active Pending
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