JP2013142416A - 偏心揺動型の減速機のシリーズ - Google Patents

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Abstract

【課題】偏心揺動型の減速機の主軸受の共用化を図り、シリーズとしてのコストを低減する。
【解決手段】出力トルクの大小に基づいて決定される大小区分の異なる複数の減速機群から構成される偏心揺動型の減速機のシリーズにおいて、中空部を有する減速機で構成される第1のサブシリーズと、同一の大小区分において、第1のサブシリーズの中空部のホロー径より小さなホロー径の中空部を有するか、または中空部を有さない減速機で構成される第2のサブシリーズとを備え、前記第1のサブシリーズの特定の前記大小区分の減速機のキャリヤ体124、128を支持する主軸受135、136を、前記第2のサブシリーズの前記特定の大小区分より大きな大小区分の減速機のキャリヤ体224、228を支持する主軸受235、236と共用する。
【選択図】図3

Description

本発明は、偏心揺動型の減速機のシリーズに関する。
特許文献1に、偏心揺動型の減速機が開示されている。この減速機は、キャリヤ体に支持された外歯歯車(遊星歯車)が、揺動しながら内歯歯車と噛合し、該噛合の際に生じる両歯車の相対回転を、取り出す構成としたものである。通常、内歯歯車と外歯歯車の相対回転は、ケーシングとキャリヤ体との相対回転として取り出される。このため、ケーシングとキャリヤ体は、「主軸受」と称される最も大きな軸受を介して相対回転可能とされている。
この種の減速機は、ユーザの多様な要求を満たすために、さまざまなタイプが用意されている。例えば、産業ロボットの用途等において、減速機の中央部に配管やロッド等を通す必要がある場合を考慮して、非常に大きなホロー径の中空部を有する減速機が提供されている。あるいは、そのような要請がないユーザに対しては、小さなホロー径の中空部を有する減速機、あるいは中空部が全くない(中実の)減速機も提供されている。
また、さまざまな大きさの装置を駆動するために、同一のタイプの減速機ごとに、伝達トルク(出力トルク、ピークトルク、定格トルク等の概念を含む)および外部モーメントに対する許容モーメントの大小に基づいて決定される区分(大小区分)が複数設定され、それぞれの大小区分に対応する大きさ(寸法)の減速機の一群が「シリーズ」として複数用意されるのが一般的である。
しかしながら、このように複数のタイプの減速機のそれぞれについて、複数の大小区分に属する減速機を用意するというのは、メーカーサイドから見た場合、それだけ個々の部材の部品点数が増えることを意味するため、ユーザのニーズに応じて幅広く多種多様の減速機を用意すればする程、管理費用が上昇し、最終的に減速機のコストが上昇する要因となってしまう。
特開2001−187945号公報(図1、段落[0065])
ここで、径の大きくなる主軸受はコストのかさむ部品の1つであるが、その性質上、許容モーメントに影響を与える部材であることもあり、共用化はなされておらず、個々の大小区分ごとに個別の設計で製作されていたというのが実情である。
本発明は、このような状況において、減速機のタイプと伝達トルクとの関係をより広く吟味し直すことによってなされたものであって、偏心揺動型の減速機の主軸受の共用化を図り、シリーズとしてのコストを低減することをその課題としている。
本発明は、遊星歯車が揺動しながら内歯歯車と噛合するとともに、該遊星歯車の軸方向側部に主軸受にて支持されたキャリヤ体を有する構成とされた偏心揺動型の減速機であって、出力トルクの大小に基づいて決定される大小区分の異なる複数の減速機群から構成される偏心揺動型の減速機のシリーズにおいて、中空部を有する減速機で構成される第1のサブシリーズと、同一の大小区分において、第1のサブシリーズの中空部のホロー径より小さなホロー径の中空部を有するか、または中空部を有さない減速機で構成される第2のサブシリーズと、を備え、前記第1のサブシリーズの特定の前記大小区分の減速機の前記キャリヤ体を支持する前記主軸受を、前記第2のサブシリーズの前記特定の大小区分より大きな大小区分の減速機の前記キャリヤ体を支持する前記主軸受と共用した構成とすることにより、上記課題を解決したものである。
ホロー径の大きな中空部を有する減速機は、ホロー径の小さな中空部を有する減速機(あるいは中空部のない減速機)と同等の伝達トルクを確保しようとすると、ホロー径が大きい分、結果として内部部品(例えば遊星歯車やキャリヤ体)の外径が大きくなってしまい易く、そのため、主軸受の外径も大きくなってしまう傾向がある。換言するならば、ホロー径の大きな中空部を有する特定の大小区分の減速機の主軸受は、ホロー径の小さな中空部を有する減速機の当該特定の大小区分より大きい大小区分の主軸受と共用し得る。本発明はこの点に着目したものである。
本発明では、この新たに得られた知見に基づいてなされたものであって、大きなホロー径の中空部を有する特定の大小区分の減速機と、小さなホロー径の中空部を有するか、あるいは中空部を有さない減速機であって該特定の大小区分よりも大きな大小区分の減速機との間で主軸受の共用化する。これにより、大径でコストの高い主軸受の部品点数を大きく低減させることができ、シリーズとして大きなコストダウンを図ることができる。
本発明によれば、偏心揺動型の減速機の主軸受の共用化を図り、シリーズとしてのコストを低減することができる。
本発明の実施形態に係る、第1のサブシリーズに属する大きなホロー径の中空部を有する減速機の一例を示す断面図 図1の実施形態に係る、第2のサブシリーズに属する中空部のない(ホロー径が0)の減速機の一例を示す断面図 上記実施形態での共用化の様子が示されている2つのサブシリーズと大小区分との関係図 本発明の他の実施形態に係る、第1のサブシリーズに属する大きなホロー径の中空部を有する減速機の一例を示す断面図 図4の実施形態に係る、第2のサブシリーズに属する小さなホロー径の減速機の一例を示す断面図 上記他の実施形態での共用化の様子が示されている2つのサブシリーズと大小区分との関係図
以下、図面に基づいて、本発明の実施形態の一例に係る偏心揺動型の減速機のシリーズについて詳細に説明する。
この減速機のシリーズは、大きなホロー径の中空部を有する複数の減速機群で構成される第1サブシリーズと、第1サブシリーズの中空部のホロー径よりも小さなホロー径の中空部を有する(具体的にはホロー径が最小の零、すなわち、中空部が存在しない)複数の減速機群で構成される第2サブシリーズとで構成されている。
図1は、第1サブシリーズに属する大きなホロー径の中空部を有する減速機(以下、適宜第1減速機G1と称す)の一例を示す断面図、図2は、第2サブシリーズに属する中空部のない(ホロー径が0)の減速機(以下、適宜第2減速機G2と称す)の一例を示す断面図、図3は、上記実施形態での共用化の様子が示されている2つのサブシリーズと大小区分との関係図である。
第1、第2減速機G1、G2は、キャリヤ体に後述するピン状部材を介して支持された外歯歯車(遊星歯車)が揺動しながら内歯歯車と噛合する偏心揺動型と称される減速機である。ここでは、第1減速機G1の符号を100台、第2減速機G2の符号を200台として、両減速機G1、G2を比較しながら説明する。
第1減速機G1の入力軸116は、大きなホロー径D1の中空部116Aを有するホローシャフトで構成されている。しかし、第2減速機G2の入力軸216は、中空部を有しない中実シャフトで構成されている(ホロー径が小さな(零)の中空部を有すると捉えることもできる)。
第1減速機G1の入力軸116は、中空部116Aを貫通する図示せぬ配線等が前段の部材(例えば産業ロボットのアームやモータ:図示略)と干渉しないように、タップ穴116Bを利用して図示せぬ歯車やプーリが連結され、この歯車やプーリと前段の部材が入力軸116の軸心O1とオフセットして連結される。これに対し、第2減速機G2の入力軸216は、中実シャフトであるため、前段の部材は、基本的に入力軸216と同軸で連結される。図2には、連結のためのタップ穴等は、特に表示されていないが、(第2減速機G2の入力軸216は、中実シャフトであってタップ穴形成の自由度が高いため)接続する相手部材に応じて、適宜に後加工される(勿論、予め加工しておいてもよい)。
入力軸116、216の外周には偏心体118、218が一体的に設けられている。偏心体118、218は、それぞれの外周が入力軸116、216の軸心O1に対して偏心している。この例では、第1減速機G1の偏心体118の数は「2個(118A、118B)」である。したがって、偏心体118の外周に組み込まれているころ軸受120の数も「2個(120A、120B)」とされ、外歯歯車112の枚数も「2枚(112A、112B)」とされている。2つの偏心体118(118A、118B)の偏心位相差は180度である。
これに対し、第2減速機G2の偏心体218の数は「3個(218A〜218C)」である。したがって、偏心体218の外周に組み込まれているころ軸受220の数も「3個(220A〜220C)」とされ、外歯歯車212の枚数も「3枚(212A〜212C)」とされている。3個の偏心体218(218A〜218C)の偏心位相差は120度である。この外歯歯車112、212の枚数の相違については後に触れる。
外歯歯車112、212は、その中心からオフセットされた位置に複数(この例では6個)の内ピン孔112A1、112B1、212A1〜212C1が形成されている。各内ピン孔112A1、112B1、212A1〜212C1には、円柱状の内ピン(ピン状部材)122、222が複数(この例では6本)貫通している。内ピン122、222は、外歯歯車112、212の軸方向側部に配置された出力側キャリヤ体124、224と一体化され、ボルト126、226を介して外歯歯車112、212の軸方向他方側に配置された反出力側キャリヤ体128、228と連結されている。結果として、外歯歯車112、212は、出力側キャリヤ体124、224および反出力側キャリヤ体128、228に内ピン(ピン状部材)122、222を介して支持されていることになる。
内ピン122、222の外周には、摺動促進体として外径がそれぞれd1、d2の内ローラ130、230が被せられている。内ローラ130、230の外周と内ピン孔112A1、112B1、212A1〜212C1の内周との間には、偏心体118、218の偏心量の2倍に相当する隙間が確保されている。すなわち、内ピン122、222は、(内ローラ130、230を介して)内ピン孔112A1、112B1、212A1〜212C1の一部と常に当接している。内ピン122、222は、外歯歯車112、212の自転成分と同期して入力軸116、216の軸心O1の周りを公転し、出力側キャリヤ体124、224および反出力側キャリヤ体128、228を入力軸116、216の軸心O1、O2の周りで回転させる。つまり、この実施形態に係る内ピン122、222(および内ローラ130、230)は、「出力側キャリヤ体124、224および反出力側キャリヤ体128、228と外歯歯車112、212との間の動力の伝達に寄与するピン状部材」を構成している。なお、内ピン122、222の外周の内ローラ130、230はなくてもよい。この場合は、内ピン122、222自体の外径がd1、d2にそれぞれ変更される。
外歯歯車112、212は、揺動しながらそれぞれ内歯歯車114、214に内接噛合している。内歯歯車114、214は、ケーシング132、232と一体化された内歯歯車本体114A、214Aおよび内歯歯車114、214の「内歯」を構成する円柱状の外ピン114B、214B等で主に構成されている。外ピン114B、214Bは、内歯歯車本体114A、214Aの外ピン溝114C、214Cに回転自在に支持されている。内歯歯車114、214の内歯の数(外ピン114B、214Bの本数)は、外歯歯車112、212の外歯の数よりも僅かだけ(この例では1だけ)多い。
前述したように、外歯歯車112、212の軸方向両側には、出力側キャリヤ体124、224および反出力側キャリヤ体128、228が配置されている。両キャリヤ体124、224、128、228は、背面合わせで組み込まれた一対のアンギュラ玉軸受からなる出力側主軸受135、235、および反出力側主軸受136、236を介してそれぞれケーシング132、232に支持されている。出力側主軸受135、235は、それぞれ外輪135A、235Aおよび転動体135B、235Bを有しているが、内輪は有していない(出力側キャリヤ体124、224が、転走面124C、224Cを有し、内輪として機能している)。反出力側主軸受136、236も、同様に、それぞれ外輪136A、236Aおよび転動体136B、236Bを有しており、内輪は有していない(反出力側キャリヤ体128、228が、転走面128C、228Cを有し、内輪として機能している)。この一対の出力側主軸受135と235、および、反出力側主軸受136と236が、それぞれ異なる大小区分の第1減速機G1および第2減速機G2とで共用される(後述)。
出力側キャリヤ体124、224および反出力側キャリヤ体128、228は、外径がd3、d4の玉軸受138(138A、138B)、238(238A、238B)を介して前記入力軸116、216を回転自在に支持している。出力側キャリヤ体124、224には、図示せぬ相手機械(被駆動機械)と連結するためのタップ穴124A、224Aが形成されている。
なお、図1の第1サブシリーズの第1減速機G1の下半分の描写と図2の第2減速機G2の下半分の描写が、それぞれ異なっているのは、理解を容易にするために、各下半分の図面については、内ピン122、222を通る面と、通らない面とをそれぞれ断面化したものであって、特に構造が異なっているということではない。
なお、符号140、240、142は、オイルシールである。なお、第2減速機G2の方にオイルシール142に対応するオイルシールがないのは、たまたま、この実施形態では、連結される相手部材との関係で、オイルシールが不要とされる態様が想定されているからである。汎用性を重視する場合には、第2減速機G2についても一対のオイルシールを配置して減速機単体で潤滑剤の封止が完結するようにしてもよい。
第1、第2減速機G1、G2は、このような構成とされ、それぞれ、以下のような作用で入力軸116、216の回転を減速する。
すなわち、入力軸116、216が回転すると、該入力軸116、216と一体化されている偏心体118、218が回転し、ころ軸受120、220を介して外歯歯車112、212が揺動回転しながら内歯歯車114、214に内接噛合する。この結果、外歯歯車112、212と内歯歯車114、214との噛合位置が順次ずれて行く現象が発生する。外歯歯車112、212の歯数は、内歯歯車114、214の歯数(外ピン114B、214Bの本数)よりも1だけ小さく設定されているため、外歯歯車112、212は、入力軸116、216が1回回転する毎に(固定状態にある)内歯歯車114、214に対して一歯分だけ位相がずれてゆく(自転する)ことになる。この自転成分は、内ピン122、222および内ローラ130、230を介して出力側キャリヤ体124、224および反出力側キャリヤ体128、228に伝達され、出力側キャリヤ体124、224から減速された回転として相手機械側へと出力される。外歯歯車112、212の揺動成分は、内ローラ130、230と内ピン孔112A1、112B1、212A1〜212C1との隙間によって吸収される。
ここで、第1サブシリーズに属する第1減速機G1と第2サブシリーズに属する第2減速機G2の「大小区分に関係した主軸受の共用」について詳細に説明する。
図3は、本実施形態での第1、第2サブシリーズと大小区分との関係図である。図3において、G1(Y25)、G1(Y35)の表示は、第1サブシリーズの第1減速機G1の伝達トルクの大小に基づいて決定される大小区分を含めた(一部の)呼称である。また、G2(X35)、G2(X45)は、第2サブシリーズの第2減速機G2の伝達トルクの大小に基づいて決定される大小区分を含めた(一部の)呼称である。それぞれの( )内の数字は、この実施形態では、出力側キャリヤ体124、224において出力し得る定格トルクに依存して付されている。例えば、図3右下の大小区分Y35の第1減速機G1(Y35)(図1の減速機)と、図3左上の大小区分X35の第2減速機G2(X35)(図2の減速機)は、同一の大小区分Y35、X35の減速機同士に相当しており、ともに同等の出力トルクを出力し得ることを意味している。図1の第1減速機G1(Y35)と、図2の第2減速機G2(X45)とでは、「伝達トルクの大小に基づいて決定される大小区分」が1ランク異なり、第2減速機G2(X45)の方が第1減速機G1(Y35)よりも1ランク上である(伝達トルクが大きい)。
ここで、「伝達トルクの大小に基づいて決定される大小区分」とは、「同一の減速比で、減速機の出力トルク、ピークトルク、あるいは定格トルク等の各種伝達トルクの概念のうちのいずれか一つに着目したときの大小区分」を意味している。同一のサブシリーズ中にあっては、同一の減速比ならば、着目した特定の伝達トルクに関わらず、大小区分の異なる減速機は、他のいずれの伝達トルクにおいても同じ傾向の大小関係があり(微妙な違いについては後に触れる)、この傾向は減速機の大きさ(寸法)の大小関係とも一致している(大小関係の逆転はない)。しかし、異なるサブシリーズ同士の大小区分を比較する場合、「大小区分の呼称」の与え方として、例えば、伝達トルクの大小に着目して大小区分の呼称を与える場合と、減速機の大きさの大小に着目して大小区分の呼称を与える場合とがあるため、与え方を定義しておかないと比較ができないことになる。本発明では、いずれのサブシリーズに対しても、「伝達トルクの大小」に着目して大小区分の呼称を与えることとしている。この大小区分の呼称の与え方の定義によれば、本実施形態の場合、同じ呼称の大小区分に属する第1サブシリーズの第1減速機G1と第2サブシリーズの第2減速機G2とでは、第2サブシリーズの第2減速機の方が、外形が小さくなる(後に詳述)。
今、同一の大小区分(同一の伝達トルクの区分)であるY35の第1減速機G1(Y35)とX35の第2減速機G2(X35)とを比較すると、第1減速機G1(Y35)の外径d5は、第2減速機G2(X35)の外径d6よりも大きい(d5>d6)。すなわち、この関係があるからこそ、同一の大小区分で部材を共用化するという視点が、従来なかったとも言える。
本実施形態では、第1、第2サブシリーズの大小区分のそれぞれの代表的な伝達トルク値および各区分間の伝達トルク比(区分間の格差)が「主軸受の共用」という目的のために意図的に設定される。すなわち、本実施形態では、大小区分の間隔が、大小区分が1ランク異なったときに(1ランクに限らない)、第1サブシリーズの第1減速機G1の出力側主軸受135の外輪135Aと235A、転動体135B、235B、および転走面124Cと224Cが、丁度同一の大きさとできるように、大小区分のそれぞれの代表的な伝達トルク値および両区分間の伝達トルク比が設定される。同様に、第1サブシリーズの第1減速機G1の反出力側主軸受136の外輪136Aと236A、転動体136Bと236B、および転走面128Cと228Cが、丁度同一の大きさとできるように、大小区分のそれぞれの代表的な伝達トルク値および両区分間の伝達トルク比が設定される。
これは、第1、第2サブシリーズは、その大小区分をどのような設計で構築しても当然に主軸受を兼用できるようになる、というものではないからである。したがって、「主軸受を共用化する」という技術思想の下での意図的な適正化が必要である。
具体的には、例えば、この実施形態では、この大小区分の各区分の伝達トルク値および伝達トルク比を的確に設定するために、外歯歯車112、212の枚数を、第1サブシリーズは2枚、第2サブシリーズは3枚と変更している。この背景を説明すると、第2サブシリーズの第2減速機G2にあっては、内ローラ230の外径d2を比較的自由に(大きく)設定できることから、内ピン222での伝達トルクも大きく確保できるため、外歯歯車212の枚数を多くする(3枚とする)ことで、小さな外径d6で伝達トルクも大きくできる。
しかしながら、第1サブシリーズの第1減速機G1においては、(たとえ第1減速機G1の外形d5を大きめに取ったとしても、なお、)大きなホロー径を確保するため、入力軸116の径も大きくなるので、内ローラ130の外径d1を大きく確保するのは困難であるため、内ピン122の伝達し得るトルクの確保に限界があり、そのため、外歯歯車112の枚数を多くしたとして(内ピン122の強度がネックになって)伝達トルクの増大に寄与しない。また、別の見方をするならば、例えば、同一の大小区分Y35、X35の第1減速機G1(Y35)と第2減速機G2(X35)の場合、第1減速機G1(Y35)の内ピン122のピッチ円径r1は、第2減速機G2(X35)の内ピン222のピッチ円径r2よりも大きく確保できているため、外歯歯車112の枚数が少なくても、同等の伝達トルクを扱うことができる、と捉えることもできる。
もちろん、例えば、後述する実施形態のように、外歯歯車の枚数等を異ならせなくても第1、第2サブシリーズの大小区分を適正に設定できるときは、外歯歯車の枚数は、必ずしも異ならせる必要はない。しかし、このような第1、第2サブシリーズの大小区分の設定の適正化に際しては、第1サブシリーズと第2サブシリーズとで外歯歯車の枚数を変更するという手法のほか、出力側主軸受135、235、および反出力側主軸受136、236の転動体135B、136B、235B、236Bの数の変更、あるいは、内ピン122、222の突出数(配置数)の変更等が有益に機能することがある。
特に、出力側主軸受135、235、および反出力側主軸受136、236の転動体135B、136B、235B、236Bの数の変更は、極めて簡易かつ直接的に該主軸受の伝達トルクと許容モーメントの関係を調整できるため、適正化の調整効果が高い。
この伝達トルクと許容モーメントの関係について若干補足すると、本実施形態では基本的に定格トルクに基づいて大小区分を設定しているとして説明してきたが、実際には、許容モーメントについても、異なる大小区分においては、当該定格トルクに基づく大小区分の大小関係と同じ大小関係の許容モーメントの大小関係が成立し、同一の大小区分においては、ほぼ同等の大きさの許容モーメントが得られるように設定される。例えば、第2減速機G2(X35)と第2減速機G2(X45)とでは、第2減速機G2(X45)の許容モーメントが大きく、第2減速機G2(X35)と第1減速機G1(Y35)とでは、ほぼ同等の許容モーメントとなるように設定される。これは、伝達トルク(定格トルク)に依存して大小区分が設定されている以上、ユーザは、許容モーメントについても、当然にそのような大小関係が成立していると期待すると考えられるためである。
この許容モーメントの設定仕様によれば、例えば、第2減速機G2(X45)と第1減速機G1(Y35)とでは、第2減速機G2(X45)の許容モーメントの方がより大きく確保されていなければならない。しかるに、本実施形態に係るシリーズでは、第2減速機G2(X45)と第1減速機G1(Y35)では、外輪135A、136Aと235A、236Aが共通であり、転動体135B、136Bと235B、236Bが共通であり、さらに(内輪の)転走面124C、128Cと224C、228Cも共通である。そのため、何らの手当てもしないと、第2減速機G2(X45)の許容モーメントを第1減速機G1(Y35)の許容モーメントよりも大きく確保するのが困難になる傾向がある。そこで、第1減速機G1(Y35)の転動体135B、136Bの数よりも、第2減速機G2(X45)の235B、236Bの数を多くし、その結果、第2減速機G2(X45)の許容モーメントを、第1減速機G1(Y35)の許容モーメントよりも大きく確保している。逆の見方をするならば、第1減速機G1(Y35)の転動体135B、136Bの数を、第2減速機G2(X45)の転動体235B、236Bの数よりも少なくすることで、第1減速機G1(Y35)の過剰品質を抑制し、コストダウンを図ることができる。
いずれにしても、こうして各部材の大きさ(寸法)や数を最適に設定することにより、各大小区分の伝達トルク値や伝達トルク比(さらには許容モーメント値や許容モーメント比)が1ランク異なったときに、第1サブシリーズの第1減速機G1の両主軸受135、136と、第2減速機G2の両主軸受235、236の大きさが丁度同一の大きさとなるように、該大小区分の間隔を設定することは、公知の強度計算の試行錯誤やシミュレーション解析等で可能である。そして同時に、例えば、外歯歯車の枚数や転動体の数を適正に設定したときは、いずれかのサブシリーズの主軸受を含む各種部材が、過剰品質となるのを適正に防止することもできる。
なお、この共用化は、全く同様に第1減速機G1(Y25)とG2(X35)との間においても適用でき、主軸受181と281、182と282を共用化できる。
主軸受の共用には、種々の態様が考えられる。本実施形態では、出力側主軸受135、235、および反出力側主軸受136、236の外輪135Aと235A、転動体135B、235B、および転走面124Cと224C、および、反出力側主軸受136の外輪136Aと236A、転動体136Bと236B、および転走面128Cと228Cが共用されている。本実施形態では、内輪が出力側キャリヤ体124、224(あるいは反出力側キャリヤ体128、228)と一体化されているため、結果として内輪については転走面128C、228Cの共用化(転走面加工の共通化)のみがなされているが、設計次第では、出力側キャリヤ体124、224および反出力側キャリヤ体128、228の母材(凹部やタップ穴を形成加工する前の部材)についても共用化できる可能性がある。内輪が独立している場合には、当然に内輪も共用化できる。また、必ずしも主軸受の構成要素全てを共用化する必要もない。既に触れたように、主軸受の転動体の数は、異なっていてもよい。これにより、主軸受に必要な強度を確保した上で、いずれか側が過剰品質となるのを防止し、コストを低減することができる。
さらに、両主軸受135、136、235、236が共用できるということは、出力側キャリヤ体124、224あるいは反出力側キャリヤ体128、228の外径d7、d8を容易に同一に設定できるということである。そのため、本実施形態では、これを活用し、オイルシール140、240も共用している。すなわち、本実施形態では、第1サブシリーズの特定の大小区分Y35の第1減速機G1(Y35)の、出力側キャリヤ体124の外周に配置されるオイルシール140が、第2サブシリーズの当該特定の大小区分X35より大きな大小区分X45の第2減速機G2(X45)の出力側キャリヤ体224の外周に配置されるオイルシール240と共用されている。
また、本実施形態では、外歯歯車112、212の枚数が異なっていることから、内ローラ130、230の共用はされていないが、外歯歯車の枚数が同一のときは、内ローラを共用することも可能である。但し、内ローラの共用の場合は、該内ローラの外径の類似性の観点から、(主軸受やオイルシールの共用と異なり)同一の大小区分の第1、第2減速機同士で共用化すべきである。換言するならば、内ローラの共用の場合は、例えば、第1サブシリーズの特定の大小区分の第1減速機の内ローラは、第2サブシリーズの当該特定の大小区分と「同一の」大小区分の第2減速機の内ローラと共用されることになる。このように、減速機を構成する部材によっては、同一の大小区分の減速機同士での共用の方が合理的な場合がある。
ところで、上記実施形態においては、第1、第2減速機G1、G2の径方向中央に偏心体軸(偏心体が設けられている軸:上記例では入力軸116、216)が設けられ、外歯歯車112、212が、該第1、第2減速機G1、G2の径方向中央に位置する偏心体軸によって揺動される例が示されていた。しかし、本発明に係る偏心揺動型の減速機は、このような構成の減速機に限定されるものではなく、例えば、偏心体軸が減速機の径方向中央からオフセットされた位置に設けられ、外歯歯車がキャリヤ体に該外歯歯車の中心からオフセットされた位置において支持されるともに、偏心体および偏心体軸受を介して揺動されるタイプの減速機(いわゆる振り分けタイプと称される偏心揺動型の減速機)にも、同様に適用することができる。
このタイプの偏心揺動型の減速機のシリーズの一例を、図4〜図6に示す。
図4は、本発明の他の実施形態に係る、第1サブシリーズに属する大きなホロー径(D3)の中空部を有する第1減速機G11の一例を示す断面図、図5は、第2サブシリーズに属する小さなホロー径(D4)の第2減速機G12の一例を示す断面図、図6は、上記他の実施形態での共用化の様子が示されている2つのサブシリーズと大小区分の図3相当の関係図である。以降、第1サブシリーズの第1減速機G11は符号300台、第2サブシリーズの第2減速機G12は符号400台を付して説明することとする。
この第1、第2減速機G11、G12は、ホロー径の大小を具現化するために、第1サブシリーズの第1減速機G11と第2サブシリーズの第2減速機G12の駆動系自体が若干異なっている。第1サブシリーズの第1減速機G11の構成から説明していく。
図4に示す第1サブシリーズの偏心揺動型の第1減速機G11は、大きなホロー径D3の中空部314を有し、この中空部314に配線やロッド(図示略)を積極的に配置することを想定している。このため、入力軸312は、第1減速機G11の軸方向中央には配置されていない。そして、入力軸312に設けたピニオン316およびギヤ318を介して中間軸317に動力が入力されるように構成されている。中間軸317には、中間ピニオン350が形成されており、中間ピニオン350はホロー軸352の外周にニードル354を介して組み込まれたセンタギヤ356と噛合している。3本の偏心体軸320(1本のみ図示)は、このセンタギヤ356と噛合する振り分けギヤ358を一体的に備えている。該センタギヤ356は振り分けギヤ358と噛合している。
この構成により、入力軸312を回転させることにより、ピニオン316、ギヤ318、中間軸317、中間ピニオン350、センタギヤ356を介して3本の偏心体軸320を同期して同方向に回転させることができる。各偏心体軸320は、偏心体324(324A、324B)を複数(この例では2個)それぞれ備えている。
各偏心体軸320のそれぞれの軸方向同位置にある偏心体324Aあるいは324Bは、その偏心位相が揃えられており、3本の偏心体軸320が同期して同方向に回転することにより、軸方向同位置にある偏心体324Aあるいは324Bが軸受325Aあるいは325Bを介して共同して軸方向同位置にある外歯歯車322(322A、322B)を揺動させる構成とされている。
外歯歯車322は揺動しながら内歯歯車326に内接噛合している。内歯歯車326の内歯が外ピン326Bで形成されている構成は、先の実施形態と同様であり、外歯歯車322の歯数が内歯歯車326の歯数(外ピン326Bの本数)よりも僅かだけ(この例でも1だけ)多く設定してされている構成も先の実施形態と同様である。
外歯歯車322が内歯歯車326に対して相対的に回転すると、外歯歯車322の中心からオフセットした位置に回転自在に支持されている偏心体軸320が、内歯歯車326の軸心O2に対して公転するため、前記外歯歯車322と内歯歯車326との相対回転を、この偏心体軸320の公転として、該偏心体軸320を支持している出力側キャリヤ体330および反出力側キャリヤ体332から取り出すことができる。この実施形態においても、出力側キャリヤ体330および反出力側キャリヤ体332は、それぞれ主軸受335、336を介してケーシング340に回転自在に支持されているとともに、偏心体軸320を介して外歯歯車322を支持している。
なお、先の実施形態では、外歯歯車112、212と内歯歯車114、214との相対回転を取り出す内ピン122、222は、出力側キャリヤ体124、224および反出力側キャリヤ体128、228に固定されていたが、本実施形態では、外歯歯車322と内歯歯車326との相対回転を取り出す偏心体軸320は、出力側キャリヤ体330および反出力側キャリヤ体332に偏心体軸軸受338を介して回転自在に支持されている。
一方、図5に示す第2サブシリーズの第2減速機G12は、小さなホロー径D4の中空部414を有している。入力軸412は、キー溝412Aに嵌入される図示せぬキーを介して前段の駆動軸またはモータ軸(図示略)と連結されている。第2サブシリーズの第2減速機G12は、中空部414を積極的に配線等の配置に活用することは想定していない。したがって、入力軸412は、第2減速機G12の中空部414、すなわち径方向中央に位置している。入力軸412の先端にはピニオン416が一体的に形成されている。ピニオン416は、複数(この例では3個:1個のみ図示)の振り分けギヤ418と同時に噛合している。各振り分けギヤ418は、円周方向に120度の間隔で配置された3本の偏心体軸420(1本のみ図示)にそれぞれ固定されている。この構成により、入力軸412を回転させることにより、3個の振り分けギヤ418を介して3本の偏心体軸420を同期して同方向に回転させることができる。
各偏心体軸420は、偏心体424(424A、424B)を複数(この例では2個)それぞれ備えている。各偏心体軸420のそれぞれの軸方向同位置にある偏心体424Aあるいは324Bは、その偏心位相が揃えられており、3本の偏心体軸420が同期して同方向に回転することにより、軸方向同位置にある偏心体424Aあるいは424Bが共同して軸方向同位置にある外歯歯車422を揺動させる。
なお、図4の下半分の描写から明らかなように、出力側キャリヤ体430および反出力側キャリヤ体432は、円周方向の偏心体軸420と偏心体軸420の間において、出力側キャリヤ体432から一体的に突出されたキャリヤボディ436を介して連結固定されている。そのため、出力側キャリヤ体430および反出力側キャリヤ体432は、先の実施形態と同様に大きな出力体として一体に回転する。
その他の構成は、先の第1サブシリーズの振り分けタイプの第1減速機G11と同様であるため、重複説明を省略する。
この種の振り分けタイプの偏心揺動型の第1、第2減速機G11、G12においても、ホロー径D3の大きな中空部314を有する第1サブシリーズの第1減速機G11は、各部材の径方向の寸法が大きくなり易く、そのため、出力側キャリヤ体330および反出力側キャリヤ体332が、(小さなホロー径D4の第2減速機G12の出力側キャリヤ体430および反出力側キャリヤ体432よりも)大きくなり易いという事情がある。この事情は、先の図1〜図3の実施形態における事情と同様の事情である。
したがって、この振り分けタイプの偏心揺動型の第1、第2減速機G11、G12を用いたシリーズにおいても、図6に示されるように先の図3と同様の関係を成立させることができる。すなわち、例えば、図6右下の第1サブシリーズの特定の大小区分E35の第1減速機G11(E35)の出力側主軸受335および反出力側主軸受336と、第2サブシリーズの当該特定の大小区分F35よりも大きな大小区分F45の第2減速機G12(F45)の出力側主軸受435および反出力側主軸受436と共用する構成を構築することができる。
また、全く同様な共用が、第1減速機G11(E25)とG12(F35)との間においても適用でき、主軸受381と481、382と482を共用化できる。
また、本実施形態においては、オイルシールは、共用化されていないが、例えば、第1サブシリーズの特定の大小区分E35の第1減速機G11(E35)の出力側キャリヤ体430の外周に、第2サブシリーズの第2減速機G12の当該特定の大小区分F35より大きな大小区分F45の第2減速機G12(F45)のオイルシール460と共用のオイルシールを配置すればよい。
また、本実施形態の場合は、さらに、偏心体324、424と外歯歯車322、422との間の軸受325、425、偏心体軸を支持する軸受338、438、更には、偏心体軸320、420そのものも共用するように発展させることも可能である。この場合は、先の内ローラの共用と同様の趣旨により、第1サブシリーズの特定の大小区分の第1減速機G11のこれらの部材と、第2サブシリーズの当該特定の大小区分と「同一の区分」の第2減速機G12の対応する部材とが共用化されるようにすればよい。さらに、偏心体軸320、420の歯車358、418を同一区分で共用してもよい。
なお、本実施形態においては、第1サブシリーズおよび第2サブシリーズとも、外歯歯車の個数(枚数)は、2枚であって同一であるが、先の実施形態と同様の趣旨により、例えば、第2サブシリーズの外歯歯車の枚数を3枚とする等、第1サブシリーズと第2サブシリーズとで外歯歯車の枚数を異ならせるようにしてもよい。同様に主軸受の転動体の数や偏心体軸の本数等を第1サブシリーズと第2サブシリーズとで異ならせるようにしてもよい。
G1、G2…第1、第2減速機
110、210…キャリヤ体
112、212…外歯歯車
114、214…内歯歯車
116、216…入力軸
116A…中空部
118、218…偏心体
120、220…ころ軸受
122、222…内ピン
124、224…出力側キャリヤ体
128、228…反出力側キャリヤ体
130、230…内ローラ
132、232…ケーシング
134、234…出力軸
135、235…出力側主軸受
136、236…反出力側主軸受

Claims (8)

  1. 遊星歯車が揺動しながら内歯歯車と噛合するとともに、該遊星歯車の軸方向側部に主軸受にて支持されたキャリヤ体を有する構成とされた偏心揺動型の減速機であって、出力トルクの大小に基づいて決定される大小区分の異なる複数の減速機群から構成される偏心揺動型の減速機のシリーズにおいて、
    中空部を有する減速機で構成される第1のサブシリーズと、
    同一の大小区分において、第1のサブシリーズの中空部のホロー径より小さなホロー径の中空部を有するか、または中空部を有さない減速機で構成される第2のサブシリーズと、を備え、
    前記第1のサブシリーズの特定の前記大小区分の減速機の前記キャリヤ体を支持する前記主軸受を、前記第2のサブシリーズの前記特定の大小区分より大きな大小区分の減速機の前記キャリヤ体を支持する前記主軸受と共用した
    ことを特徴とする偏心揺動型の減速機のシリーズ。
  2. 請求項1において、
    前記共用される主軸受の転動体の数が、前記第1のサブシリーズと前記第2のサブシリーズとで異なっている
    ことを特徴とする偏心揺動型の減速機のシリーズ。
  3. 請求項1または2において、
    さらに、前記第1のサブシリーズの特定の大小区分の減速機の前記キャリヤ体の外周に配置されるオイルシールが、前記第2のサブシリーズの前記特定の大小区分より大きな大小区分の減速機の前記キャリヤ体の外周に配置されるオイルシールと共用される
    ことを特徴とする偏心揺動型の減速機のシリーズ。
  4. 請求項1〜3のいずれかにおいて、
    さらに、前記第1のサブシリーズの特定の大小区分の減速機の、前記外歯歯車から前記キャリヤ体に動力を伝達するピン状部材に被せられる摺動促進体が、前記第2のサブシリーズの前記特定の大小区分と同一の大小区分の減速機の摺動促進体と共用される
    ことを特徴とする偏心揺動型の減速機のシリーズ。
  5. 請求項1〜4のいずれかにおいて、
    前記外歯歯車の枚数が、前記第1のサブシリーズと前記第2のサブシリーズとで異なっている
    ことを特徴とする偏心揺動型の減速機のシリーズ。
  6. 請求項1〜5のいずれかにおいて、
    前記外歯歯車から前記キャリヤ体に動力を伝達するピン状部材の本数が、前記第1のサブシリーズと前記第2のサブシリーズとで異なっている
    ことを特徴とする偏心揺動型の減速機のシリーズ。
  7. 請求項1において、
    前記偏心揺動型の減速機が、前記外歯歯車が該外歯歯車の中心からオフセットされた位置に配置された偏心体軸に設けられた偏心体および偏心体軸受を介して揺動されるタイプの減速機であって、さらに、
    前記第1のサブシリーズの特定の大小区分の減速機の前記偏心体軸受が、前記第2のサブシリーズの前記特定の大小区分と同一の大小区分の減速機の偏心体軸受と共用される
    ことを特徴とする偏心揺動型の減速機のシリーズ。
  8. 請求項1または7において、
    前記偏心揺動型の減速機が、前記外歯歯車が該外歯歯車の中心からオフセットされた位置に配置された偏心体軸に設けられた偏心体および偏心体軸受を介して揺動されるタイプの減速機であって、さらに、
    前記第1のサブシリーズの特定の大小区分の減速機の前記偏心体の設けられている偏心体軸を、前記キャリヤ体に支持するための軸受が、前記第2のサブシリーズの前記特定の大小区分と同一の大小区分の減速機の偏心体軸を支持する軸受と共用される
    ことを特徴とする偏心揺動型の減速機のシリーズ。
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