JP2013141932A - 車両用空調装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】エンジンの熱がなくても暖房が可能であり、冷房と暖房とを素早く切り替えることが可能であり、さらに、空気の流れを切り替える構成の簡素化を図ることのできる車両用空調装置を提供すること。
【解決手段】この車両用空調装置は、第1熱交換器(3)と、第2熱交換器(5)と、第1熱交換器(3)を通過した空気を流す第1流路(16)と、第2熱交換器(5)を通過した空気を流す第2流路(24)と、第1流路から車室内へ空気を送る第1開口部(14)と、第1流路から車室外へ空気を排出する第2開口部(15)と、第2流路から車室内へ空気を送る第3開口部(26)と、第2流路から車室外へ空気を排出する第4開口部(25)と、第1開口部と第2開口部とを一体的な弁体により変化させる第1切替弁(31)と、第2開口部と第3開口部とを一体的な弁体により連動させて変化させる第2切替弁(32)とを具備する。
【選択図】図2A

Description

本発明は、車両に搭載される車両用空調装置に関する。
従来、車両に搭載されて車室内の気温を調整する車両用空調装置がある。車両用空調装置は、特許文献1、2に示されるように、ヒートポンプを用いて車室内の気温調整を行うものが一般的である。
特許文献1には、ヒートポンプを用いて車室内の冷房を行う一方、エンジンの熱を利用して車室内の暖房を行う車両用空調装置が開示されている。特許文献2には、ヒートポンプの冷媒の流れを逆転させて車室内の冷房と暖房とを切り替える車両用空調装置が開示されている。
特開2008−155827号公報 特開2005−306300号公報
エンジンの熱を利用して車室内の暖房を行う車両用空調装置は、排熱量の少ないエンジン車または電気自動車等において、寒冷時に暖房の熱が足りなくなるという課題がある。
また、特許文献2に示されるように、ヒートポンプの冷媒の流れを逆転させて冷房と暖房とを切り替える空調装置では、ヒートポンプの中で圧力差のある冷媒の流れを安定的に反転させる必要がある。よって、このような空調装置では、冷房運転と暖房運転との切り替えに時間がかかるという課題、または、冷媒の流れを安定的に反転させるために冷媒の配管および弁類の機構が複雑になるという課題が生じる。
車両では、車室内の温度および湿度の変動が激しく、状況によっては窓がくもることもあるため、冷房と暖房とを素早く切り替えられることが要求される。冷媒の流れを逆転させて冷房と暖房とを切り替える空調装置では、冷媒の安定的な逆転に相当時間を要するため、この要求に応じるのが困難であった。
また、冷房と暖房との切り替えに伴い空気の流れを制御するためのドアを多く備える必要があり、構造が複雑化するという問題があった。
本発明の目的は、エンジンの熱がなくても暖房が可能であり、冷房と暖房とを素早く切り替えることが可能であり、さらに、空気の流れを切り替える構成の簡素化を図ることのできる車両用空調装置を提供することである。
本発明の一態様に係る車両用空調装置は、減圧された冷媒と周囲の空気との間で熱を交換する第1熱交換器と、圧縮された冷媒と周囲の空気との間で熱を交換する第2熱交換器と、前記第1熱交換器を通過した空気を流す第1流路と、前記第2熱交換器を通過した空気を流す第2流路と、前記第1流路から車室内へ空気を送る第1開口部と、前記第1流路から車室外へ空気を排出する第2開口部と、前記第2流路から車室内へ空気を送る第3開口部と、前記第2流路から車室外へ空気を排出する第4開口部と、前記第1開口部の開度と前記第2開口部の開度とを一体的な弁体により連動させて互い違いに変化させる第1切替弁と、前記第3開口部の開度と前記第4開口部の開度とを一体的な弁体により連動させて互い違いに変化させる第2切替弁とを具備する構成を採る。
本発明によれば、エンジンの熱がなくても第2熱交換器を通過した空気を車室内に送って車室内を暖房できる。また第1熱交換器を通過した空気を車室内に送ることで暖房から冷房に速やかに切り替えることができる。さらに、第1切替弁と第2切替弁は、それぞれ2つの開口部を一体的な弁体により連動させて変化させる構成なので、空気の流れを切り替える構成を簡素にできる。
本発明の実施の形態の車両用空調装置のうちヒートポンプを示す構成図 本発明の実施の形態の車両用空調装置のうち送風装置を示す構成図 図2Aの送風装置の外気と内気の導入部を示す図2AのA−A線部分の概略断面図 本発明の実施の形態の車両用空調装置における暖房運転の状態を表わす図 図3Aの送風装置の外気と内気の導入部を示す概略断面図 本発明の実施の形態の車両用空調装置における冷房運転の状態を表わす図 図4Aの送風装置の外気と内気の導入部を示す概略断面図 本発明の実施の形態の車両用空調装置における除湿暖房運転の状態を表わす図 図5Aの送風装置の外気と内気の導入部を示す概略断面図 本発明の実施の形態の車両用空調装置における排熱回収暖房運転の状態を表わす図 図6Aの送風装置の外気と内気の導入口の部分を示す概略断面図
以下、本発明の各実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明の実施の形態の車両用空調装置のうちヒートポンプを示す構成図である。図2Aは、本発明の実施の形態の車両用空調装置の送風装置を示す構成図(内部流路が見えるようにした概略断面図)である。図2Bは、送風装置の外気と内気の導入部を示す図2AのA−A線部分の概略断面図である。
この実施の形態の車両用空調装置は、図1に示すヒートポンプの構成と、図2A,図2Bに示す送風装置の構成とを備えている。
ヒートポンプには、冷媒を減圧する膨張弁2と、減圧された冷媒と周囲の空気との間で熱交換を行うエバポレータ(蒸発器とも言う)3と、冷媒を圧縮する圧縮機4と、圧縮された冷媒と周囲の空気との間で熱交換を行うコンデンサ(凝縮器とも言う)5とが設けられている。
上記構成のうち、エバポレータ3は第1熱交換器、コンデンサ5は第2熱交換器に、それぞれ相当する。
送風装置は、室内ダクト11、室内送風ダクト12、第1ダクト16、内気戻りダクト19、第2ダクト24、第1ファン17、第2ファン23、第1室内送風口14、第1室外排出口15、第1外気導入口18、第1内気導入口20、第2内気導入口21、第2外気導入口22、第2室外排出口25、第2室内送風口26、第1切替弁31、第2切替弁32、第3切替弁33、および、第4切替弁34を備えている。
図2A,図2Bにおいて、各開口部(第1室内送風口14、第1室外排出口15、第1外気導入口18、第1内気導入口20、第2内気導入口21、第2外気導入口22、第2室外排出口25、第2室内送風口26)は、第1切替弁31、第2切替弁32、第3切替弁33、および、第4切替弁34により覆われて、直接的には見えていない。
上記の構成のうち、第1ダクト16が第1流路に、第2ダクト24が第2流路に、第1ファン17が第1送風器に、第2ファン23が第2送風器にそれぞれ相当する。また、第1室内送風口14、第1室外排出口15、第2室内送風口26、第2室外排出口25、第1外気導入口18、第1内気導入口20、第2外気導入口22、第2内気導入口21が、第1〜第8開口部にそれぞれ相当する。
室内ダクト11は、室内送風ダクト12に接続されて、車室内の曇り止め用の吹出口(DEF)、上側吹出口(VENT)および足元吹出口(FOOT)まで通じるダクトである。
第1ダクト16には、上流側に第1ファン17が、途中にエバポレータ3が、それぞれ配置されている。第1ダクト16の上流端には、車室外に通じる第1外気導入口18と、内気戻りダクト19に通じる第1内気導入口20とが設けられている。第1ダクト16の下流端には、室内送風ダクト12に通じる第1室内送風口14と、車室外に通じる第1室外排出口15とが設けられている。
第1ダクト16の空気は、第1ファン17の作用により上流から下流へ流れ、途中でエバポレータ3を通過して冷却および除湿される。第1ファン17としては、特に制限されないが、輻流ファンを採用している。
第1切替弁31は、空気を通す開口帯31Aと、空気を遮断する遮蔽帯31Bとを有する帯状の弁体を、第1室内送風口14および第1室外排出口15に沿ってスライド移動させる構成である。開口帯31Aがダクトの開口部の一部又は全部に重なることで、この開口部を介して空気が送出可能となり、遮蔽帯31Bがダクトの開口部を全部覆うことで、この開口部を介して空気が送出不可となる。
第3切替弁33は、空気を通す開口帯33Aと、空気を遮断する遮蔽帯33Bとを有する帯状の弁体を、第1外気導入口18および第1内気導入口20に沿ってスライド移動させる構成である。第3切替弁33の空気の送出および遮断の作用は、第1切替弁31の作用と同様である。
第2ダクト24には、上流側に第2ファン23が、途中にコンデンサ5が、それぞれ配置されている。第2ダクト24の上流端には、車室外に通じる第2外気導入口22と、内気戻りダクト19に通じる第2内気導入口21とが設けられている。第2ダクト24の下流端には、室内送風ダクト12に通じる第2室内送風口26と、車室外に通じる第2室外排出口25とが設けられている。
第2ダクト24の空気は、第2ファン23の作用により上流から下流へ流れ、途中でコンデンサ5を通過して温められる。第2ファン23としては、特に制限されないが、輻流ファンを採用している。
第2切替弁32は、空気を通す開口帯32Aと、空気を遮断する遮蔽帯32Bとを有する帯状の弁体を、第2室内送風口26および第2室外排出口25に沿ってスライド移動させる構成である。第2切替弁32の空気の送出および遮断の作用は、第1切替弁31の作用と同様である。
第4切替弁34は、空気を通す開口帯34Aと、空気を遮断する遮蔽帯34Bとを有する帯状の弁体を、第2外気導入口22および第2内気導入口21に沿ってスライド移動させる構成である。第4切替弁34の空気の送出および遮断の作用は、第1切替弁31の作用と同様である。
内気戻りダクト19は、車室内の空気を第1ダクト16の上流側および第2ダクト24の上流側へ戻すダクトである。内気戻りダクト19の上流端は、車室内に開口している。内気戻りダクト19の下流端は、第1ダクト16の第1内気導入口20と、第2ダクト24の第2内気導入口21に接続されている。
第1〜第4切替弁31〜34は、電気モータにより各弁体をスライド駆動するように構成されている。第1〜第4切替弁31〜34の各弁体のスライド駆動は、図示略の制御部により電気的に制御される。この制御部はユーザのボタン操作等に基づいて各弁体を所定量移動させる。なお、各弁体は、ユーザのレバー操作の動力を油圧又はワイヤーを介して伝達してスライド移動する構成としてもよい。
この実施の形態の車両用空調装置は、少なくとも、エバポレータ3、コンデンサ5、室内送風ダクト12、第1ダクト16、第1ファン17、内気戻りダクト19、第2ファン23、第2ダクト24、および、第1〜第4切替弁31〜34が、一体化(ユニット化とも言う)されて構成されている。
そして、室内ダクト11が車室内に配置され、上記ユニット化された構成が車室外に配置されている。エバポレータ3およびコンデンサ5は車室の近傍に配置され、室内送風ダクト、第1ダクト16および第2ダクト24は、流路長が短く構成されている。
この実施の形態の車両用の空調装置は、電気自動車に搭載されるものである。エンジン自動車では、エンジン排熱の影響を軽減させるため、ヒートポンプのコンデンサを車両先頭のラジエータの近傍に配置する必要があるが、電気自動車ではこのような配置制限がない。そのため、この実施の形態の車両用空調装置では、ヒートポンプのコンデンサ5を送風装置内に配置することが可能になっている。
また、エンジン自動車では、エンジンルーム内が非常に高温になることから、エンジンルームと車室との間に断熱性のある仕切りを設けて、送風装置を仕切りより車室側に配置する必要があったが、電気自動車では、このような配置制限がない。そのため、この実施の形態の車両用空調装置では、送風装置を車室外に配置して、車室内のスペースを広くすることが可能になっている。
以下には、上記構成の車両用空調装置の複数種類の運転動作について説明する。
<暖房運転>
図3Aは、本発明の実施の形態の車両用空調装置における暖房運転の状態を表わす図である。図3Bは、図3Aの送風装置の外気と内気の導入部を示す概略断面図である。図中、空気の流れを帯状の矢印で表わし、外部から導入される空気(外気とも呼ぶ)を「FRE(Fresh air)」、車室内から戻される空気(内気とも呼ぶ)を「REC(Recirculated air)」と記している。
この実施の形態の車両用空調装置では、暖房または冷房等の運転の切り替えに拘わらずに、ヒートポンプの冷媒の流れは同一方向である。
暖房運転では、図3A,図3Bに示すように、第1切替弁31と第2切替弁32とにより、第1室内送風口14と第2室外排出口25とが閉じられ、第2室内送風口26と第1室外排出口15とが開かれる。また、第3切替弁33と第4切替弁34とにより、第1外気導入口18と、第2外気導入口22の一部と、第2内気導入口21の一部とが開かれ、第1内気導入口20が閉じられる。そして、第1ファン17と第2ファン23とが駆動される。
このような空気の流路の切り替えにより、エバポレータ3では、外部から導入した空気(外気)から冷媒へ熱を移動する熱交換が行われて、熱交換後の冷却された空気が車室外に排出される。また、コンデンサ5では、外部から導入した空気(外気)および車室内から導入した空気(内気)へ冷媒から熱を移動する熱交換が行われて、熱交換後の温められた空気が室内送風ダクト12へ送られる。コンデンサ5へ導入される外気と内気との割合は、第2外気導入口22と第2内気導入口21との開度によって、例えば7:3に制御される。
なお、コンデンサ5へ導入する空気に外気を含めている理由は、この空気を内気100%とすると、車室内の湿度を下げることができずに、窓にくもりが生じる恐れがあるからである。なお、コンデンサ5へ導入する外気と内気との割合は、湿度および温度によって、「1:9」〜「9:1」程度に変更可能である。
このような暖房運転により、コンデンサ5で温められた空気が室内送風ダクト12と室内ダクト11とを介して車室内へ送出されて車室内が暖房される。
<冷房運転>
図4Aは、本発明の実施の形態の車両用空調装置における冷房運転の状態を表わす図である。図4Bは、図4Aの送風装置の外気と内気の導入部を示す概略断面図である。
冷房運転では、図4A,図4Bに示すように、第1切替弁31および第2切替弁32により、第1室内送風口14と第2室外排出口25とが開かれ、第2室内送風口26と第1室外排出口15とが閉じられる。また、第3切替弁33および第4切替弁34により、第1外気導入口18と第2内気導入口21とが閉じられ、第1内気導入口20と第2外気導入口22とが開かれる。そして、第1ファン17と第2ファン23とが駆動される。
このような空気の流路の切り替えにより、エバポレータ3では、車室内から導入した空気から冷媒へ熱を移動する熱交換が行われて、熱交換後の冷却された空気が室内送風ダクト12へ送られる。また、コンデンサ5では、外部から導入した空気へ冷媒から熱を移動する熱交換が行われて、熱交換後の温められた空気が外部へ排出される。
このような冷房運転により、エバポレータ3で冷却された空気が室内送風ダクト12と室内ダクト11とを介して車室内へ送出されて車室内が冷房される。
<除湿暖房運転>
図5Aは、本発明の実施の形態の車両用空調装置における除湿暖房運転の状態を表わす図である。図5Bは、図5Aの送風装置の外気と内気の導入部を示す概略断面図である。
除湿暖房運転においても、ヒートポンプの冷媒が流れる方向は、暖房運転および冷房運転と同一方向である。
除湿暖房運転では、図5A,図5Bに示すように、第1切替弁31および第2切替弁32により、第1室内送風口14の一部と、第1室外排出口15の一部と、第2室内送風口26とが開かれ、第2室外排出口25が閉じられる。また、第3切替弁33および第4切替弁34により、第1外気導入口18の一部と、第1内気導入口20の一部と、第2外気導入口22の一部と、第2内気導入口21の一部とが共に開かれる。そして、第1ファン17と第2ファン23とが駆動される。
エバポレータ3へ送られる外気と内気との割合は、第1外気導入口18と第1内気導入口20との開度によって、例えば8:2に制御される。また、コンデンサ5へ送られる外気と内気との割合は、第2外気導入口22と第2内気導入口21との開度によって、例えば2:8に制御される。
このような空気の流路の切り替えにより、コンデンサ5では、導入された外気と内気とへ冷媒から熱を移動する熱交換が行われて、熱交換後の温められた空気が室内送風ダクト12へ送られる。一方、エバポレータ3では、導入された外気と内気とから冷媒へ熱を移動する熱交換が行われて、熱交換後の冷却および除湿された空気の一部が外部に排出され、一部が室内送風ダクト12へ送られる。
このような除湿暖房運転により、コンデンサ5で温められた空気とエバポレータ3で除湿された空気とが室内送風ダクト12で混合されて、室内ダクト11を介して車室内に送出される。
このような除湿暖房運転によれば、エバポレータ3で冷却された空気の一部が車室内へ送られるので、暖房能力が少し低下するが、湿度が高くて窓がくもりやすいときに、車室内の温度を余り低下させずに湿度を低くすることができる。
なお、除湿暖房運転において、エバポレータ3へ導入される外気と内気との割合は8:2に制限されず、外気が半分以上の割合であれば同様の作用が得られる。また、除湿暖房運転において、コンデンサ5へ導入される外気と内気との割合は2:8に制限されず、内気が半分以上の割合であれば同様の作用が得られる。これらの割合は、車室内外の温度および湿度によって調整されるものである。
<排熱回収暖房運転>
図6Aは、本発明の実施の形態の車両用空調装置における排熱回収暖房運転の状態を表わす図である。図6Bは、図6Aの送風装置の外気と内気の導入部を示す概略断面図である。
排熱回収暖房運転においても、ヒートポンプの冷媒が流れる方向は、暖房運転および冷房運転と同一方向である。
排熱回収暖房運転では、図6A,図6Bに示すように、第1切替弁31および第2切替弁32により、第1室内送風口14と第2室外排出口25とが閉じられ、第1室外排出口15と第2室内送風口26とが開かれる。また、第3切替弁33および第4切替弁34により、第1外気導入口18の一部と、第1内気導入口20の一部と、第2外気導入口22の一部と、第2内気導入口21の一部とが開かれる。そして、第1ファン17と第2ファン23とが駆動される。
エバポレータ3へ送られる外気と内気との割合は、第1外気導入口18と第1内気導入口20との開度によって、例えば3:7に制御される。また、コンデンサ5へ送られる外気と内気との割合は、第2外気導入口22と第2内気導入口21との開度によって、例えば7:3に制御される。
このような空気の流路の切り替えにより、エバポレータ3では、外気と内気とから冷媒へ熱を移動する熱交換が行われて、熱交換後の冷却された空気が外部に排出される。また、コンデンサ5では、外気と内気とへ冷媒から熱を移動する熱交換が行われて、熱交換後の温められた空が室内ダクト11へ送られる。
このような排熱回収暖房運転により、コンデンサ5で温められた空気が室内ダクト11を介して車室内に送出されて車室内が暖房される。また、温かい内気がエバポレータ3を通過して外部に排出されるが、この通過の際にエバポレータ3を介して内気の熱が冷媒に移される。すなわち、内気が外部に排出されるが、この内気の熱は冷媒を介して回収されて、コンデンサ5において空気を温める熱として利用される。この排熱回収暖房運転は、外気温が非常に低くなって高い暖房性能が必要な時に利用できる。なお、外気と内気との温度および湿度によっては、排熱回収暖房運転は湿度の高い内気をエバポレータ3に当てるため、エバポレータ3の着霜を誘発する場合もある。このような場合には、上述した暖房運転のほうがエバポレータ3の着霜を防止することができる。
なお、この排熱回収暖房運転においては、エバポレータ3へ導入される外気と内気との割合は3:7に制限されず、内気が半分以上の割合であれば同様の作用が得られる。また、排熱回収暖房運転において、コンデンサ5へ導入される外気と内気との割合は7:3に制限されず、外気が半分以上の割合であれば同様の作用が得られる。これらの割合は車室内外の温度および湿度により調整されるものである。
以上のように、本実施の形態の車両用空調装置によれば、ヒートポンプを利用した車室内の暖房を行うことができる。よって、エンジンの熱がない場合でも少ないエネルギーで車室内を高効率に暖房することができる。また、本実施の形態の車両用空調装置によれば、ヒートポンプの冷媒の流れを逆転させずに、空気の流路の形態を切り替えることで暖房運転と冷房運転とを切り替えることができる。従って、冷媒の流れを逆転して冷暖房を切り替える空調装置と比較して、車室内の暖房と冷房とを素早く切り替えることができる。よって、例えば、暖房運転で窓のくもりが発生した場合に、速やかに冷房運転を行って窓のくもりを除去することが可能となる。
また、本実施の形態の車両用空調装置によれば、ヒートポンプの冷媒の流れを逆転させる構成が不要なので部品点数および部品コストの低減を図ることができる。
また、本実施の形態の車両用空調装置によれば、運転内容を、上述した暖房運転、冷房運転、除湿暖房運転および排熱回収暖房運転に適宜切り替えることができる。従って、これらの運転内容の切り替えにより、外気と内気との温度および湿度に応じて、効率的に車室内の温度および湿度を適宜調整することができる。
また、本実施の形態の車両用空調装置によれば、第1室内送風口14と第1室外排出口15とが隣接して配置され、これらの開閉を第1切替弁31により連動して行う構成としている。また、第2室内送風口26と第2室外排出口25とが隣接して配置され、これらの開閉を第2切替弁32により連動して行う構成としている。従って、各開口部の開閉を独立して行う構成と比較して、開口部を開閉する制御系統数を少なくすることができる。また、第1切替弁31および第2切替弁32は、帯状の弁体をスライド移動させて開口部の開度を変化させる構成なので、装置のさらなるコンパクト化を図ることができる。
また、本実施の形態の車両用空調装置によれば、第1外気導入口18と第1内気導入口20とが隣接して配置され、これらの開閉を第3切替弁33により連動して行う構成としている。また、第2外気導入口22と第2内気導入口21とが隣接して配置され、これらの開閉を第4切替弁34により連動して行う構成としている。従って、各開口部の開閉を独立して行う構成と比較して、開口部を開閉する制御系統数を少なくすることができる。また、第3切替弁33および第4切替弁34は、帯状の弁体をスライド移動させて開口部の開度を変化させる構成なので、装置のさらなるコンパクト化を図ることができる。
また、本実施の形態の車両用空調装置によれば、エバポレータ3、コンデンサ5、および送風装置の大半が一体的に構成されてユニット化されている。よって、車両用空調装置を車両へ容易に搭載することができる。また、ユニット化された構成が車室外に配置され、室内ダクト11のみが車室内に配置される構成なので、車室内のスペースを広くすることができる。
また、コンデンサ5が送風装置の中に配置されているので、車両のラジエータの手前に配置される場合と比較して、コンデンサ5の塩害の影響を少なくすることができる。よって、コンデンサ5の塩害に対する耐性を低く設定して、コンデンサ5のコスト低減を図ることができる。
また、コンデンサ5が送風装置の中に配置されているので、車両のラジエータの手前に配置される場合と比較して、コンデンサ5の前後の冷媒配管を短くすることができる。よって、冷媒配管のコスト低減および冷媒圧損の低減を図ることができる。
また、エバポレータ3から車室内までのダクトの長さ、コンデンサ5から車室内までのダクトの長さが、共に短い構成なので、ダクトの圧力損失を小さくすることができ、送風の効率も高くすることができる。
以上、本発明の各実施の形態について説明した。
なお、上記実施の形態では、複数の開口部を連動させて開閉する切替弁として、帯状の弁体をスライド移動する構成を例にとって説明したが、例えば、回転ドア形式の連動バルブなど、様々な形態の連動バルブを同様に適用できることは明らかである。
また、切替弁は、2つの開口部のうち一方を開、もう一方を閉として、一方の開口部のみに空気が流れるように切り替えられる構成としてもよい。また、両方の開口部を所定の割合で開けて、両方に所定の割合で空気が流れるように切り替えられる構成としてもよい。
また、本発明に係る車両用空調装置は、上記実施の形態の車両用空調装置から室内ダクト11を省いた構成としてもよい。また、第1ダクト16、第2ダクト24および内気戻りダクト19の配置および形態は、上記実施の形態のものから適宜変更可能である。
本発明は、電気自動車に搭載される車両用空調装置に有用である。
3 エバポレータ
5 コンデンサ
11 室内ダクト
12 室内送風ダクト
14 第1室内送風口
15 第1室外排出口
16 第1ダクト
17 第1ファン
18 第1外気導入口
19 内気戻りダクト
20 第1内気導入口
21 第2内気導入口
22 第2外気導入口
23 第2ファン
24 第2ダクト
25 第2室外排出口
26 第2室内送風口
31 第1切替弁
32 第2切替弁
33 第3切替弁
34 第4切替弁
31A〜34A 開口帯
31B〜34B 遮蔽帯

Claims (11)

  1. 減圧された冷媒と周囲の空気との間で熱を交換する第1熱交換器と、
    圧縮された冷媒と周囲の空気との間で熱を交換する第2熱交換器と、
    前記第1熱交換器を通過した空気を流す第1流路と、
    前記第2熱交換器を通過した空気を流す第2流路と、
    前記第1流路から車室内へ空気を送る第1開口部と、
    前記第1流路から車室外へ空気を排出する第2開口部と、
    前記第2流路から車室内へ空気を送る第3開口部と、
    前記第2流路から車室外へ空気を排出する第4開口部と、
    前記第1開口部の開度と前記第2開口部の開度とを一体的な弁体により連動させて互い違いに変化させる第1切替弁と、
    前記第3開口部の開度と前記第4開口部の開度とを一体的な弁体により連動させて互い違いに変化させる第2切替弁と、
    を具備する車両用空調装置。
  2. 前記第1切替弁および第2切替弁は、
    前記第1開口部を開、前記第2開口部を閉、前記第3開口部を閉、前記第4開口部を開として、前記第1熱交換器を通過した空気が車室内へ送られ、且つ、前記第2熱交換器を通過した空気が車室外へ排出される第1形態と、
    前記第1開口部を閉、前記第2開口部を開、前記第3開口部を開、前記第4開口部を閉として、前記第2熱交換器を通気した空気が車室内へ送られ、且つ、前記第1熱交換器を通過した空気が車室外へ排出される第2形態と、
    に切替可能である
    請求項1記載の車両用空調装置。
  3. 車室内の空気を前記第1熱交換器および前記第2熱交換器の上流へ戻す第3流路と、
    前記第1熱交換器へ車室外の空気を導入する第5開口部と、
    前記第1熱交換器へ前記第3流路から車室内の空気を導入する第6開口部と、
    前記第5開口部の開度と前記第6開口部の開度とを一体的な弁体により連動させて互い違いに変化させる第3切替弁と、
    を具備する請求項1記載の車両用空調装置。
  4. 車室内の空気を前記第1熱交換器および前記第2熱交換器の上流へ戻す第3流路と、
    前記第2熱交換器へ車室外の空気を導入する第7開口部と、
    前記第2熱交換器へ前記第3流路から車室内の空気を導入する第8開口部と、
    前記第7開口部の開度と前記第8開口部の開度とを一体的な弁体により連動させて互い違いに変化させる第4切替弁と、
    を具備する請求項1記載の車両用空調装置。
  5. 前記第2熱交換器へ車室外の空気を導入する第7開口部と、
    前記第2熱交換器へ前記第3流路から車室内の空気を導入する第8開口部と、
    前記第7開口部の開度と前記第8開口部の開度とを一体的な弁体により連動させて互い違いに変化させる第4切替弁と、
    を具備する請求項3記載の車両用空調装置。
  6. 前記第1〜第4切替弁は、
    前記第1開口部を閉、前記第2開口部を開、前記第3開口部を開、前記第4開口部を閉、前記第5開口部を開、前記第6開口部を閉、前記第7開口部の一部を開、前記第8開口部の一部を開として、
    空気の流路を、車室外から前記第1熱交換器を通過した空気が車室外へ排出され、且つ、車室外および車室内から導入されて前記第2熱交換器を通過した空気が車室内へ送られる第3形態に切替可能である
    請求項5記載の車両用空調装置。
  7. 前記第1〜第4切替弁は、
    前記第1開口部を開、前記第2開口部を閉、前記第3開口部を閉、前記第4開口部を開、前記第5開口部を閉、前記第6開口部を開、前記第7開口部の開、前記第8開口部の閉として、
    空気の流路を、車室内から前記第1熱交換器を通過した空気が車室内へ送られ、且つ、車室外から前記第2熱交換器を通過した空気が車室外へ排出される第4形態に切替可能である
    請求項5記載の車両用空調装置。
  8. 前記第1〜第4切替弁は、
    前記第1開口部の一部を開、前記第2開口部の一部を開、前記第3開口部を開、前記第4開口部を閉、前記第5開口部の一部を開、前記第6開口部の一部を開、前記第7開口部の一部を開、前記第8開口部の一部を開として、
    空気の流路を、車室外と車室内とから前者の方が大きな割合で導入された空気が前記第1熱交換器を通過して一部が車室内に一部が車室外に送られ、且つ、車室外と車室内とから後者の方が大きな割合で導入された空気が前記第2熱交換器を通過して車室内へ送られる第5形態に切替可能である
    請求項5記載の車両用空調装置。
  9. 前記第1〜第4切替弁は、
    前記第1開口部を閉、前記第2開口部を開、前記第3開口部を開、前記第4開口部を閉、前記第5開口部の一部を開、前記第6開口部の一部を開、前記第7開口部の一部を開、前記第8開口部の一部を開として、
    空気の流路を、車室外と車室内とから後者の方が大きな割合で導入された空気が前記第1熱交換器を通過して車室外に送られ、且つ、車室外と車室内とから前者の方が大きな割合で導入された空気が前記第2熱交換器を通過して車室内へ送られる第6形態に切替可能である
    請求項5記載の車両用空調装置。
  10. 前記第1熱交換器を通過する空気に推力を与える第1送風器と、
    前記第2熱交換器を通過する空気に推力を与える第2送風器と、
    をさらに具備し、
    前記第1熱交換器、前記第2熱交換器、前記第1〜第3流路、前記第1〜第4切替弁、前記第1送風器および前記第2送風器が一体化されている
    請求項5記載の車両用空調装置。
  11. 前記第1〜第4切替弁の少なくとも何れか1つは、開口部と遮断部とを有する帯状体をスライド移動させる構成である
    請求項10記載の車両用空調装置。
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