JP2013136575A - ジアニリンに基づく化合物、ならびにポリアミド酸組成物、ポリイミド組成物、およびそれらから形成された液晶配向剤 - Google Patents

ジアニリンに基づく化合物、ならびにポリアミド酸組成物、ポリイミド組成物、およびそれらから形成された液晶配向剤 Download PDF

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Abstract

【課題】ジアニリンに基づく化合物から発生する焼き付きの問題が軽減された液晶表示素子を提供する。
【解決手段】式(I)で表されるジアニリンに基づく化合物

(I)[式中、R1−R5のうちの1つはアミノを表し、R6−R10のうちの1つはアミノを表し、他のR1−R10は水素、C1−C3アルキル基、等を表し、X1、X2は−COO−、−CONH−、等を表し、Aは少なくとも1つの1,4‐シクロヘキシレン基を含む二価のC6−C40基を表す。]
【選択図】なし

Description

関連出願の相互参照
本出願は2011年12月22日に出願された台湾出願第100147994号の優先権を主張する。
本発明はジアニリンに基づく化合物に関し、より詳細にはシクロヘキシレン基を含むジアニリンに基づく化合物、およびジアニリンに基づく化合物から作られるポリアミド酸組成物およびポリイミド組成物に関する。また、本発明はポリアミド酸組成物またはポリイミド組成物から形成される液晶配向剤に関する。
一般の液晶表示装置において、液晶は周囲の電場の変化に関連して回転している。液晶の配向は液晶を通過する光量を決定し、それにより画像が表示される。最近では、液晶表示装置はそれらの小さな体積、軽量さ、低消費電力、および優れた表示品質のために幅広く使用されている。
大きな液晶表示サイズでは、液晶表示における全てのピクセルに薄膜トランジスタ(TFT)の液晶表示素子が取り付けられている。一般に、液晶は互いに90°の角度をなして並ぶ2つの配向層の間に注入される。配向層間の電場を制御することで、液晶の配向を制御することが可能である。配向層は液晶をプレチルト角で配向させることが可能である。
当技術分野において、配向層を形成する通常の方法には、有機層を基板に塗布し、その後ラビングまたはその他の手段により有機層を配向させることが含まれる。
有機層を形成するために使用されるポリマーは、ポリビニルアルコール、ポリエチレングリコール、ポリアミド、ポリアミド酸、およびポリイミドから選択される。ポリイミドはその化学的および熱的安定性のために配向層を形成するために通常使用されている。一般に、ポリイミドはポリアミド酸の脱水および閉環反応から作られる。ポリアミド酸はジアミンとテトラカルボン酸またはテトラカルボン酸二無水物との反応から得られる。ポリイミド、もしくはポリアミド酸の調製過程、またはジアミン、テトラカルボン酸、もしくはテトラカルボン酸二無水物の量を調節することで、配向層の性質を調節することが可能である。
ポリイミドまたはポリアミド酸を調製するために使用されるジアミンは、通常、芳香族ジアミンおよび脂肪族ジアミンから選択される。芳香族ジアミンの例としては、下記式:
等が挙げられる。
特開2010−266847号公報には、ポリアミド酸およびその誘導体から成る群より選択される少なくとも1つのポリマーを含む液晶配向剤が開示されている。ポリアミド酸およびその誘導体は、そこで定義される特定の構造式で表されるジアミン群から選択されるジアミン化合物、またはジアミン化合物とその他のアミン化合物との混合物を、テトラカルボン酸二無水物化合物と反応させることで作られている。
特開2010−266847号公報
しかしながら、液晶表示装置において使用される前述のジアミン化合物から作られる液晶配向層は、電場が印加された後に液晶配向層に付着するイオン電荷を生成する傾向がある。イオン電荷は長時間の表示の後に液晶配向層に蓄積する傾向があり、電場が印加されなくなった後でも液晶配向層から容易に除去されない。蓄積されたイオン電荷は表示画面上での焼き付きの原因となり得る。したがって、当技術分野において焼き付きの問題を軽減することが可能なジアミンを開発することが望まれている。
したがって、本発明の第1の目的は、ジアニリンに基づく化合物を提供することである。
本発明の第2の目的は、ポリアミド酸組成物を提供することである。
本発明の第3の目的は、ポリイミド組成物を提供することである。
本発明の第4の目的は、ポリアミド酸組成物を含む液晶配向剤を提供することである。
本発明の第5の目的は、ポリイミド組成物を含む液晶配向剤を提供することである。
本発明の第6の目的は、ジアニリンに基づく化合物を提供することである。
本発明の第1の態様によれば、式(I)のジアニリンに基づく化合物が提供される。
(I)
式中、R−Rのうちの1つはアミノを表し、他のR−Rのうちの1つはC−Cアルキル基およびC−Cハロアルキル基から成る群より選択され、残りのR−Rは、独立して、水素、C−Cアルキル基、C−Cハロアルキル基、およびハロゲンから成る群より選択される。
−R10のうちの1つはアミノを表し、他のR−R10のうちの1つはC−Cアルキル基およびC−Cハロアルキル基から成る群より選択され、残りのR−R10は、独立して、水素、C−Cアルキル基、C−Cハロアルキル基、およびハロゲンから成る群より選択される。
は、下記式:
および
から成る群より選択される。
は、下記式:
および
から成る群より選択される。
Aは少なくとも1つの1,4−シクロヘキシレン基を含む二価のC−C40基を表す。
本発明の第2の態様によれば、ジアミン成分およびテトラカルボン酸成分またはその二無水物を重合反応させることで得られるポリアミド酸組成物が提供される。ジアミン成分には、上述したジアニリンに基づく化合物が含まれる。ポリアミド酸組成物は5,000〜2,500,000の範囲の重量平均分子量を有する。
本発明の第3の態様によれば、ポリアミド酸組成物を脱水/閉環反応させることで得られるポリイミド組成物が提供される。
本発明の第4の態様によれば、ポリアミド酸組成物およびポリアミド酸組成物を分散させるための溶媒を含む液晶配向剤が提供される。
本発明の第5の態様によれば、ポリイミド酸組成物およびポリイミド酸組成物を分散させるための溶媒を含む液晶配向剤が提供される。
本発明の第6の態様によれば、式(I)のジアニリンに基づく化合物が提供される。
(I)
式中、Aは、下記式:
または
を表し、式中、水素原子は選択的にハロゲンに置換可能である。
−Rのうちの1つはアミノを表し、他のR−Rのうちの1つはC−Cアルキル基およびC−Cハロアルキル基から成る群より選択され、残りのR−Rは、独立して、水素、C−Cアルキル基、C−Cハロアルキル基、およびハロゲンから成る群より選択される。
−R10のうちの1つはアミノを表し、他のR−R10のうちの1つはC−Cアルキル基およびC−Cハロアルキル基から成る群より選択され、残りのR−R10は、独立して、水素、C−Cアルキル基、C−Cハロアルキル基、およびハロゲンから成る群より選択される。
は、下記式:
および
から成る群より選択され、式中、Rは水素原子またはC−Cメチル基であり、
は、下記式:
および
から成る群より選択され、式中、Rは水素原子またはC−Cメチル基である。
式(I)のジアニリンに基づく化合物が提供される。
(I)
式中、R−Rのうちの1つはアミノを表し、他のR−Rのうちの1つはC−Cアルキル基およびC−Cハロアルキル基から成る群より選択され、残りのR−Rは、独立して、水素、C−Cアルキル基、C−Cハロアルキル基、およびハロゲンから成る群より選択される。
−R10のうちの1つはアミノを表し、他のR−R10のうちの1つはC−Cアルキル基およびC−Cハロアルキル基から成る群より選択され、残りのR−R10は、独立して、水素、C−Cアルキル基、C−Cハロアルキル基、およびハロゲンから成る群より選択される。
は、下記式:
および
から成る群より選択される。
は、下記式:
および
から成る群より選択される。
Aは少なくとも1つの1,4‐シクロヘキシレン基を含む二価のC−C40基を表す。
好ましくは、Aは1,4‐シクロヘキシレン基、および下記式:
から成る群より選択される未置換基、またはハロ置換基である。Gは単結合、C−C28アルキレン基、およびC−C28ハロアルキレン基から成る群より選択される。より好ましくは、Gは、下記式:
を表し、式中、GおよびGは、独立して、ハロゲン、C−C13アルキル基、およびC−C13ハロアルキル基からなる群より選択される。より好ましくは、GおよびGは、独立して、メチル、ハロゲン、およびハロメチルから成る群より選択される。本発明の好ましい実施形態では、GおよびGは両方ともメチルである。
好ましくは、式(I)において、RおよびRのうちの1つはアミノを表し、もう一方のRおよびRは水素を表す。RおよびRのうちの1つはアミノを表し、もう一方のRおよびRは水素を表す。RおよびRは独立して、C−Cアルキル基、およびC−Cハロアルキル基から成る群より選択される。R、R、R、およびR10はそれぞれ水素を表す。
好ましくは、本発明によるジアニリンに基づく化合物は、下記式:
(N,N’−(シクロヘキサン−1,4ジイル)ビス(3−アミノ−4−メチルベンズアミド))、および
(4,4’−(プロパン−2,2−ジイル)ビス(シクロヘキサン−4,1−ジイル)ビス(3−アミノ−4−安息香酸メチル))
から成る群より選択される。
式(I)のジアニリンに基づく化合物が提供される。
(I)
式中、Aは、下記式:
または
を表し、式中、水素原子は選択的にハロゲンに置換可能である。
−Rのうちの1つはアミノを表し、他のR−Rのうちの1つはC−Cアルキル基およびC−Cハロアルキル基から成る群より選択され、残りのR−Rは、独立して、水素、C−Cアルキル基、C−Cハロアルキル基、およびハロゲンから成る群より選択される。
−R10のうちの1つはアミノを表し、他のR−R10のうちの1つはC−Cアルキル基およびC−Cハロアルキル基から成る群より選択され、残りのR−R10は、独立して、水素、C−Cアルキル基、C−Cハロアルキル基、およびハロゲンから成る群より選択される。
は、下記式:
および
から成る群より選択され、式中、Rは水素原子またはC−Cメチル基であり、
は、下記式:
および
から成る群より選択され、式中、Rは水素原子またはC−Cメチル基である。
本発明によるジアニリンに基づく化合物は、周知の方法で調製可能である。好ましくはジアニリンに基づく化合物は、官能性ニトロベンゼン化合物とシクロヘキシレン基を有する二官能性化合物とを反応させて、その後水素化を行うことで得られる。より好ましくは、ニトロベンゼン化合物と二官能性化合物との反応は、塩基および有機溶媒の存在下で実施される。塩基は、反応速度を増加させ、かつ反応を実施するために必要な温度に低下させる触媒の目的を果たす。
官能性ニトロベンゼン化合物の例としては、限定されるものではないが、下記式:
および
が挙げられる。
シクロヘキシレン基を有する二官能性化合物の例としては、限定されるものではないが、下記式:
および
が挙げられ、式中、Rは水素またはC−Cアルキル基を表す。
式(I)のXおよびXがカルボニル基の場合、ジアニリンに基づく化合物は、例えば以下の段階により調製することが可能である。
(1)カルボキシル化されたニトロベンゼン化合物およびSOClを反応させて、塩化アシル官能基を有するニトロベンゼン化合物を形成する。
(2)シクロヘキシレン含有ジヒドロキシ化合物およびPBrを反応させて、シクロヘキシレン含有二臭化物化合物を形成し、その後LiおよびCuBrと順次反応させて、シクロヘキシレン含有ギルマン試薬を形成する。
(3)塩化アシル官能基を有するニトロベンゼン化合物およびシクロヘキシレン含有ギルマン試薬を反応させて、その後水素化する。
塩基は、好ましくはアルカリ金属及びアルカリ土類金属(例えば、アルカリ金属及びアルカリ土類金属の炭酸塩等)、第三級アミン(例えば、トリメチルアミン、トリエチルアミン、トリイソプロピルエチレンジアミン、4−ジメチルアミノピリジン等)、およびそれらの組み合わせから形成される塩基性化合物から選択される。
有機溶媒は、好ましくはハロゲン化アルキル(例えば、ジクロロメタン、ジクロロエタン、クロロホルム等)、ケトン(例えば、アセトン、ブタノン等)、テトラヒドロフラン、N−メチル−ピロリドン、N,N−ジメチルホルムアミド、N,N−ジメチルアセトアミド、ジメチルスルホキシド、およびそれらの組み合わせから選択される。
好ましくは、前述の水素化は当技術分野で一般に周知の方法で実施される。例えば、還元反応は、Pt、Pd、ラネーニッケルなどの金属触媒と共に水素またはヒドラジンを用いて適した圧力および温度下で行われる。他の実施例では、SnCl、Fe等の還元剤を使用して濃塩酸下で還元反応を実施する。また他の実施例ではLiAlH等の還元剤を使用して非プロトン性溶媒下で還元反応を実施する。
また、本発明は、ジアミン成分およびテトラカルボン酸成分またはその二無水物を含む反応混合物を重合反応させることで得られるポリアミド酸組成物を提供する。ジアミン成分は前述のジアニリンに基づく化合物を含む。ポリアミド酸組成物は、5,000から2,500,000の範囲の重量平均分子量を有する。
好ましくは、テトラカルボン酸成分またはその二無水物は、限定されるものではないが、芳香族テトラカルボン酸(例えば、1,2,4,5−ベンゼンテトラカルボン酸等)およびその二無水物、脂環式テトラカルボン酸(例えば、シクロブタンテトラカルボン酸、シクロペンタンテトラカルボン酸、シクロヘキサンテトラカルボン酸等)およびその二無水物、脂肪族テトラカルボン酸(例えば、ブタンテトラカルボン酸等)およびその二無水物、ならびにそれらの組み合わせを含む。
好ましくは、反応混合物は当技術分野で周知の従来のジアミン化合物をさらに含む。従来のジアミン化合物の例としては、限定されるものではないが、芳香族ジアミン(例えば、p−フェニレンジアミン、ジアミノジフェニルメタン、ジアミノジフェニルエーテル、2,2−ジアミノジフェニルプロパン、ビス(3,5−ジエチル−4−アミノフェニル)メタン、ジアミノジフェニルスルホン、ジアミノベンゾフェノン、ジアミノナフタレン、1,4−ビス(4−アミノフェノキシ)ベンゼン、1,3−ビス(4−アミノフェノキシ)ベンゼン、4,4−ビス(4−アミノフェノキシ)ジフェニルスルホン、2,2−ビス(4,4−アミノフェノキシフェニル)プロパン、2,2−ビス(4−アミノフェニル)ヘキサフルオロプロパン、2,2−ビス(4,4−アミノフェノキシフェニル)ヘキサフルオロプロパン等)、脂環式ジアミン(例えば、ビス(4−アミノシクロヘキシル)メタン、ビス(4−アミノ−3−メチルシクロヘキシル)メタン等)、脂肪族ジアミン(例えば、ブタンジアミン、ヘキサンジアミン等)、およびそれらの組み合わせが挙げられる。
反応混合物において、ジアニリンに基づく化合物は、ジアニリンに基づく化合物および従来のジアミン化合物の組み合わせ100mol%に対して、1mol%以上、好ましくは10mol%以上、およびより好ましくは50mol%以上の量で使用される。
前述のポリアミド酸組成物は10〜5,000、好ましくは16〜250の範囲の重合度を有する。ポリアミド酸組成物は、5,000〜2,500,000、好ましくは8,000〜125,000の範囲の重量平均分子量を有する。
また、本発明は前述のポリアミド酸組成物を脱水/閉環反応させることで得られるポリイミド組成物も提供する。
前述の脱水/閉環反応はポリアミド酸組成物を加熱することで実施され、ポリイミド組成物が形成される。加熱温度は100℃〜350℃、好ましくは120℃〜320℃の範囲である。脱水/閉環反応は3分〜6時間の範囲の間で行われる。
また、本発明は、前述のポリアミド酸組成物または前述のポリイミド組成物および溶媒を含む液晶配向剤も提供する。
液晶配向剤に使用される溶媒の例としては、限定されるものではないが、N−メチル−2−ピロリドン、m−クレゾール、γ−ブチロラクトン、N,N−ジメチルアセトアミド、N,N−ジメチルホルムアミド、エチレングリコール、エチレングリコールモノエチルエーテル、エチレングリコールモノブチルエーテル、ジエチレングリコールモノブチルエーテル、ジエチレングリコールモノエチルエーテル、エチルカルビトールアセテート、およびそれらの組み合わせが挙げられる。
液晶配向剤は塗布性および配向層の厚みを制御するために、3%〜10%の間の範囲に調整される固形分を有する。
液晶配向剤は、ローリング、スピンコーティング、または印刷などの従来方法を用いて基板に塗布され、0.005〜0.5μmの範囲の厚みの薄膜を形成することが可能である。薄膜を80℃〜300℃、好ましくは100℃〜240℃の範囲の温度に加熱することで、溶媒を除去し、かつポリアミド酸組成物の脱水/閉環反応を実施して、ポリイミド組成物を形成することが可能である。
本発明をさらに以下の好ましい実施形態により詳細に説明する。好ましい実施形態は単に例示を目的とするものであり、本発明を限定するように解釈されてはならないことを理解されたい。
合成実施例1:ビス(3−アミノ−4−メチル安息香酸)4,4’−(プロパン−2,2‐ジイル)ビス(シクロヘキサン−4,1−ジイル)エステル(化合物P1)
45.29g(0.25mol)の4−メチル−3−ニトロ安息香酸(Acros社から購入)および51.58g(0.25mol)のジシクロヘキシルカルボジイミド(DCC)を288.46gのテトラヒドロフラン(THF)に添加して、均一に混合した。30分後、24.04g(0.10mol)の4,4’−(プロパン−2,2−ジイル)ジシクロヘキサノール(Sigma−Aldrich社から購入)および2.44g(0.02mol)の4−ジメチルアミノピリジン(DMAP)を順次添加して均一に混合した、反応は室温で8時間行い、ろ過にて回収したろ液を濃縮して十分乾燥させた。その後、THFおよびイソプロピルアルコール(IPA)の溶媒混合物(THFとIPAの重量比は4対6)を使用して再結晶化を3回行い、乾燥後に42gの精製されたビス(4−メチル−3ニトロ安息香酸)4,4’−(プロパン−2,2‐ジイル)ビス(シクロヘキサン−4,1−ジイル)エステル(化合物I1,収率73%)を白色固体として得た。
28.33g(0.05mol)の化合物I1を152gのTHFに溶解させ、続いて2.83gのPd/Cおよび28.33gのヒドラジン水和物(80%)を順次添加した。反応は室温で8時間行い、ろ過にて回収したろ液を濃縮して十分に乾燥させ、24gのビス(3−アミノ−4−メチル安息香酸)4,4’−(プロパン−2,2−ジイル)ビス(シクロヘキサン−4,1−ジイル)エステル(化合物P1、収率96%)を白色固体として得た。
NMRデータ:H NMR(400 MHz,DMSO−d):δ7.23(d,2H,Ar),7.06(s,2H,Ar),7.03(d,2H,Ar),5.09(s,4H,−NH),4.73(t,2H,シクロヘキサン),2.08(s,6H,−CH),2.00〜1.00(m,18H,シクロヘキサン),0.75(s,6H,−CH) ppm。
合成実施例2:N,N’−(シクロヘキサン−1,4−ジイル)ビス(3−アミノ−4−メチルベンズアミド)(化合物P2)
45.29g(0.25mol)の4−メチル−3−ニトロ安息香酸および51.58g(0.25mol)のDCCを137.03gのTHFに添加して、均一に混合した。30分後、11.42g(0.10mol)の1,4−シクロヘキサンジアミン(Acros社から購入)および2.44g(0.02mol)のDMAPを順次添加し、均一に混合した。反応は室温で8時間行い、ろ過にて回収したろ液を濃縮して十分に乾燥させた。その後、THFおよびn−ヘキサン(THFとn−ヘキサンの重量比は3対7)の溶媒混合物を使用して再結晶化を3回行い、乾燥後に24gの精製されたN,N’−(シクロヘキサン−1,4−ジイル)ビス(4−メチル−3−ニトロベンズアミド)(化合物I2、収率56%)を白色固体として得た。
22.02g(0.05mol)の化合物I2を114gのTHFに溶解させて、2.20gのPd/Cおよび22.02gのヒドラジン水和物(80%)を順次添加した。反応は室温で8時間行い、ろ過にて回収したろ液を濃縮して十分に乾燥させ、17gのN,N’−(シクロヘキサン−1,4−ジイル)ビス(3−アミノ−4−メチルベンズアミド)(化合物P2、収率91%)を白色固体として得た。
NMRデータ:H NMR(400 MHz,DMSO−d):δ7.63(d,2H,−NH),6.85(d,2H,Ar),6.73(s,2H,Ar),6.60(d,2H,Ar),4.88(s,4H,−NH),4.10(t,2H,シクロヘキサン),2.03(s,6H,−CH),2.0〜0.5(m,8H,シクロヘキサン)ppm。
実施例1:
合成実施例1の合成から得られた0.1molの化合物P1を150mLのN−メチルピロリジノン(NMP)に溶解させ、続いて0.1molの1,2,3,4−シクロブタンテトラカルボン酸二無水物(CBDA、DaxinMaterials Corp.で製造)を添加して重合させた。固形分が15wt%に到達するまでさらにNMPを添加した。8時間の反応後、固形分が15wt%のポリアミド酸溶液A1を得た。
比較例1〜6:
比較例1〜6の合成方法は、0.1molの化合物P1を0.1molのジアミン化合物M1〜M6にそれぞれ置き換えることを除いて実施例1と同じであった。固形分が15wt%のポリアミド酸溶液a1〜a6をそれぞれ得た。ジアミン化合物M1〜M6の構造を以下に示す。
(M1)、
(M2)、
(M3)、
(M4)、
(M5)、
(M6)
応用例1:
液晶配向剤B1は、実施例1で調製したポリアミド酸溶液A1を、NMP/ジエチレングリコールモノブチルエーテル(BC)(重量比、1:1)溶媒混合物を用いて固形分6.5wt%に希釈して得た。液晶配向剤B1をガラス基板に塗布して1200±100Åの厚みを有する薄膜を形成し、続いて230℃で30分加熱した。その後、薄膜を一定の方向に摩擦して配向層を形成した。液晶(Merck社から購入、モデル名:LCT10477)を前述の配向層で形成された2つの基板の間に注入し、液晶表示素子D1を形成した。液晶表示素子D1は一対の配向層、配向層の間に配置された液晶層、および液晶層から離れた配向層の表面にそれぞれ配置された一対の電極を有する。
比較応用例1〜6:
比較応用例1〜6は、実施例1で得られたポリアミド酸溶液A1をポリアミド酸溶液a1〜a6にそれぞれ置き換えることを除いて応用例1と同じ方法で実施して、液晶表示素子d1〜d6をそれぞれ得た。
イオン密度の測定:
60℃にて、1.5V0.01Hzの交流電流を応用例1で得られた液晶表示素子D1および比較応用例1〜6で得られた液晶表示素子d1〜d6にそれぞれ印加し、続いてイオン密度を測定した。結果を表1に示す。
電圧保持率の測定:
60℃にて、5Vの直流電流を応用例1で得られた液晶表示素子D1および比較応用例1〜6で得られた液晶表示素子d1〜d6にそれぞれ印加し、続いて電圧保持率を測定した。結果を表1に示す。
表1に示すように、本発明によるジアニリンに基づく化合物P1から作られた液晶表示素子D1は、ジアニリンに基づく化合M1〜M6から作られた液晶要素d1〜d6と比較して、低いイオン密度(<15000pC)および高い電圧保持率(>90%)の両方を有する。
理論に束縛されるものではないが、液晶表示素子における低いイオン密度および高い電圧保持率の効果は、液晶配向剤を形成するための式(I)のジアニリンに基づく化合物を用いて得られ、ジアニリンに基づく化合物は−X−A−X−(X、A、Xは上記に定義される通りである)の特定の連結群を含むものであると考えられる。
したがって、本発明によれば、1,4−シクロヘキシレン含有ジアニリンに基づく化合物から作られるポリアミド酸組成物またはポリイミド組成物を有する液晶配向剤は、焼き付けの問題を効果的に軽減することが可能である。
本発明は最も実用的で好ましい実施形態である考えられるものと関連して説明したが、本発明は開示の実施形態に限定されず、最も広い解釈および等価の構成の精神および範囲内に含まれる様々な構成を網羅するよう意図されていることが理解される。

Claims (11)

  1. 式(I)のジアニリンに基づく化合物であって、
    (I)
    式中、R−Rのうちの1つはアミノを表し、他のR−Rのうちの1つはC−Cアルキル基およびC−Cハロアルキル基から成る群より選択され、残りのR−Rは、独立して、水素、C−Cアルキル基、C−Cハロアルキル基、およびハロゲンから成る群より選択され、
    −R10のうちの1つはアミノを表し、他のR−R10のうちの1つはC−Cアルキル基およびC−Cハロアルキル基から成る群より選択され、残りのR−R10は、独立して、水素、C−Cアルキル基、C−Cハロアルキル基、およびハロゲンから成る群より選択され、
    は、下記式:
    および
    から成る群より選択され、
    は、下記式:
    および
    から成る群より選択され、
    Aは少なくとも1つの1,4‐シクロヘキシレン基を含む二価のC−C40基を表すジアニリンに基づく化合物。
  2. 請求項1に記載のジアニリンに基づく化合物であって、前記Aは1,4‐シクロヘキシレン基、および下記式:
    および
    から成る群より選択される未置換基、またはハロ置換基であり、式中、Gは単結合、C−C28アルキレン基、およびC−C28ハロアルキレン基から成る群より選択されるジアニリンに基づく化合物。
  3. 請求項2に記載のジアニリンに基づく化合物であって、前記Gは、下記式:
    を表し、式中、GおよびGは、独立して、ハロゲン、C−C13アルキル基、およびC−C13ハロアルキル基からなる群より選択されるジアニリンに基づく化合物。
  4. 請求項3に記載のジアニリンに基づく化合物であって、前記GおよびGは、独立して、メチル、ハロゲン、およびハロメチルから成る群より選択されるジアニリンに基づく化合物。
  5. 請求項1に記載のジアニリンに基づく化合物であって、式中、RおよびRのうちの1つはアミノを表し、もう一方のRおよびRは水素を表し、RおよびRのうちの1つはアミノを表し、もう一方のRおよびRは水素を表しており、RおよびRは独立して、C−C13アルキル基、およびC−C13ハロアルキル基から成る群より選択され、R、R、R、およびR10はそれぞれ水素を表すジアニリンに基づく化合物。
  6. 請求項1に記載のジアニリンに基づく化合物であって、下記式:
    および
    から成る群より選択されるジアニリンに基づく化合物。
  7. ジアミン成分およびテトラカルボン酸成分またはその二無水物を重合反応させることで得られるポリアミド酸組成物であって、前記ジアミン成分は請求項1に記載のジアニリンに基づく化合物を含み、前記ポリアミド酸組成物は、5,000〜2,500,000の範囲の重量平均分子量を有するポリアミド酸組成物。
  8. 請求項7に記載のポリアミド酸組成物を脱水/閉環反応させることで得られるポリイミド組成物。
  9. 請求項7に記載のポリアミド酸組成物および該ポリアミド酸組成物を分散させるための溶媒を含む液晶配向剤。
  10. 請求項8に記載のポリイミド組成物および該ポリイミド組成物を分散させるための溶媒を含む液晶配向剤。
  11. 式(I)のジアニリンに基づく化合物であって、
    (I)
    式中、Aは、下記式:
    または
    を表し、式中、水素原子は選択的にハロゲンに置換することが可能であり、
    −Rのうちの1つはアミノを表し、他のR−Rのうちの1つはC−Cアルキル基およびC−Cハロアルキル基から成る群より選択され、残りのR−Rは、独立して、水素、C−Cアルキル基、C−Cハロアルキル基、およびハロゲンから成る群より選択され、
    −R10のうちの1つはアミノを表し、他のR−R10のうちの1つはC−Cアルキル基およびC−Cハロアルキル基から成る群より選択され、残りのR−R10は、独立して、水素、C−Cアルキル基、C−Cハロアルキル基、およびハロゲンから成る群より選択され、
    は、下記式:
    および
    から成る群より選択され、式中、Rは水素原子またはC−Cメチル基であり、
    は、下記式:
    および
    から成る群より選択され、式中、Rは水素原子またはC−Cメチル基であるジアニリンに基づく化合物。
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