JP2013136130A - 超音波加工装置 - Google Patents

超音波加工装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2013136130A
JP2013136130A JP2011288903A JP2011288903A JP2013136130A JP 2013136130 A JP2013136130 A JP 2013136130A JP 2011288903 A JP2011288903 A JP 2011288903A JP 2011288903 A JP2011288903 A JP 2011288903A JP 2013136130 A JP2013136130 A JP 2013136130A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
blade
damper
workpiece
processing apparatus
horn
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2011288903A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5893399B2 (ja
Inventor
Tatsunori Aoto
達徳 青砥
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SONOTEC CO Ltd
Original Assignee
SONOTEC CO Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by SONOTEC CO Ltd filed Critical SONOTEC CO Ltd
Priority to JP2011288903A priority Critical patent/JP5893399B2/ja
Publication of JP2013136130A publication Critical patent/JP2013136130A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5893399B2 publication Critical patent/JP5893399B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Perforating, Stamping-Out Or Severing By Means Other Than Cutting (AREA)

Abstract

【課題】被加工物に開口を開ける際の作業効率がよく、加工精度も高くて加工コストも廉価にできる超音波加工装置を提供すること。
【解決手段】工具ホーン(ホーン部)10−2の先端面11−2に筒状の刃30−2を取り付ける。超音波振動する刃30−2の先端辺31−2を被加工物に当てて打ち抜くことで、被加工物に刃30−2の形状の開口を形成する。刃30−2及び工具ホーン10−2の先端近傍部分の外周を囲み且つ刃30−2の先端辺31−2を突出した状態で刃30−2及び工具ホーン10−2に保持されるダンパー50−2を取り付ける。
【選択図】図3

Description

本発明は、超音波加工装置に関し、特に被加工物に開口を形成するのに用いて好適な超音波加工装置に関するものである。
従来、自動車の樹脂製バンパーや樹脂製ダッシュボード等の樹脂製の被加工物(ワーク)に各種形状の開口を開ける場合、一般にプレスによる打ち抜き加工が行われていた。
一方従来、振動発生部を超音波振動させることでこの振動発生部に接続したカッター刃を超音波振動させ、この超音波振動するカッター刃を被加工物に当てることで被加工物を加工する超音波加工装置が使用されている(例えば特許文献1参照)。そしてこの超音波加工装置で被加工物に開口を開ける場合は、カッター刃によって被加工物の開口をその輪郭線に沿って切り欠いてくり抜くことで行う。
特開2010−167535号公報
しかしながら上記プレス加工の場合は、高価なプレス金型が必要で、大量生産するような場合は良いが、例えば多品種少量生産するような場合は加工コストが高くなるという問題があった。
また上記超音波加工装置で加工する場合は、作業性が悪く、また加工精度も十分とはいえなかった。
本発明は上述の点に鑑みてなされたものでありその目的は、被加工物に開口を開ける際の作業効率がよく、同時に加工精度も高くて加工コストも廉価にできる超音波加工装置を提供することにある。
本発明にかかる超音波加工装置は、振動発生部で発生した超音波振動を伝達するホーン部の先端面に刃を取り付け、前記刃を超音波振動させることで被加工物を加工する超音波加工装置であって、前記刃は筒体であり、超音波振動する刃の先端辺を前記被加工物に当てて打ち抜くことで、被加工物に刃の形状の開口を形成することを特徴としている。このように超音波加工装置の刃を筒状に形成したので、超音波振動する刃の先端辺を被加工物に当てて打ち抜くだけで、被加工物に刃の先端辺の形状と同一形状の開口を作業性良く且つ精度良く、容易に形成することができる。またプレス金型のような高価な部品を使用する必要がないので、製造コストの低減化も図ることができる。
ところで超音波振動する刃の先端辺を被加工物に当てて打ち抜く際に力が余って、打ち抜かれた開口の周囲の被加工物の表面にホーン部の先端面が当接してしまう場合がある。そのような場合、ホーン部も超音波振動しているので、被加工物の表面が加熱・加圧されて変形してしまう恐れがある。そこで本発明においては、前記刃の外周を囲んで超音波が伝播されないように装着され且つ装着した状態で前記刃の先端辺を突出させるダンパーを取り付けることが好ましい。このように構成すれば、超音波振動する刃の先端辺を被加工物に当てて打ち抜く際にダンパーが打ち抜かれた開口の周囲の被加工物の表面に当接するが、ダンパーは超音波振動していないので、被加工物の開口周囲の表面が変形する恐れはない。これによって被加工物への穴開け作業の効率が格段に向上し、同時に不良品が発生しなくなる。
また前記ダンパーと前記刃の外周面との間には弾性材が介在していることが好ましい。ダンパーを弾性材を介して刃の外周に装着したので、刃の超音波振動がダンパーに伝達されることを容易に防止できる。
また本発明においては、前記刃は前記ホーン部の先端面の外周よりも内側に位置するように外周側段部を介して取り付けられ、一方前記ダンパーは前記刃の外周から前記ホーン部の先端部分の外周にわたる長さを有し、且つダンパーの内周にはその内径を異ならせることで前記ホーン部の先端面に対向する内周側当接面を設け、これらホーン部の先端面とダンパーの内周側当接面との間に前記弾性材を設置することで、前記ダンパーが被加工物に当接した際の力を前記弾性材を介してホーン部が受けることが好ましい。これによってダンパーが被加工物に当接した際の力は弾性材を介してホーン部が受けるので、ホーン部の超音波振動は効果的に緩衝されダンパーには伝播しない。
また前記ホーン部の外周面とダンパーの内周面の間には、両者間の接触を防止する第2の弾性材を設置することが好ましい。これによってダンパーは、より安定した状態で刃とホーン部の外周に保持される。
また前記刃は横断面が非円形の筒体であり、一方前記ダンパーの内周面の内の前記刃の外周に対向する部分は前記刃の外形形状に合わせて横断面を非円形とすることでダンパーの回り止めとし、且つダンパーに刃の向きを表す目印を付すことが好ましい。これによって刃に対してダンパーが回転しないので、被加工物に開口を加工する際に、ダンパーに設けた目印によってその回転方向の位置決めが容易に行える。これによって非円形の開口を開ける際の回転方向の加工精度が向上し、同時に加工作業がより容易になる。
本発明にかかる超音波加工装置によれば、被加工物に開口を開ける際の作業効率がよく、また加工精度も高く、さらに加工コストを廉価にすることができる。
工具ホーン10−1と刃30−1を示す斜視図である。 刃30−1による被加工物100−1の加工方法説明図である。 工具ホーン10−2と刃30−2とダンパー50−2とを示す斜視図である。 図3の断面図である。 図3の分解斜視図である。 超音波加工装置1−2の全体概略側面図である。 ダンパー50―2を装着しない場合の問題点説明図である。 刃30−2による被加工物100−2の加工方法説明図である。 超音波加工装置1−3の斜視図である。 工具ホーン10−3と刃30−3とダンパー50−3の部分の側断面図である。
以下、本発明の実施形態を図面を参照して詳細に説明する。
〔第1実施形態〕
図1は本発明の第1実施形態にかかる超音波加工装置に用いる振幅拡大用の工具ホーン10−1及び工具ホーン10−1の先端面11−1に取り付けられる刃30−1を示す斜視図である。同図に示すように工具ホーン10−1は円柱状の金属棒で構成され、その先端面11−1に刃30−1を取り付けている。刃30−1は金属製の筒体によって構成されており、その先端辺31−1を含む外周全体を非円形に形成している。具体的には円筒の2か所に内部側に向かって略V字状に凹む凹部33−1をその中心軸方向の全長にわたるように形成している。刃30−1は工具ホーン10−1の先端面11−1の外周よりも内側に位置するように取り付けられており、これによって外周側段部21−1が形成されている。この取り付けには、ろう付けなどを用いる。
工具ホーン10−1の根元側には、図示はしないが振動発生部が直接又は他の部材(例えば振動発生部に取り付けられる別のホーン)を介して連結されており、振動発生部で発生した超音波振動は工具ホーン10−1を通して刃30−1に伝播されてこれを超音波振動する。
図2は前記刃30−1による被加工物100−1の加工方法説明図である。被加工物100−1は、超音波加工で加工できる材質であればどのような材質のものでも良く、一般には熱可塑性樹脂やゴム製のものがその対象となる。例えば自動車の樹脂製のバンパーや、テレビやパソコン等のモニター用のパネルやボード等、多種多様の部材が対象となる。被加工物100−1を加工するには、まず図2(a)に示すように超音波振動させた刃30−1の先端辺31−1を被加工物100−1の表面101−1に当接して押し付け、その熱によって被加工物100−1を溶融する。これによって図2(b)に示すように刃30−1は被加工物100−1を貫通する。そして図2(c)に示すように刃30−1を引き抜けば、刃30−1の内側に位置する被加工物100−1の部分が抜け落ち、被加工物100−1に刃30−1の外形形状と同一形状の開口103−1が形成される。
以上説明したように、超音波加工装置の刃30−1を筒状に形成したので、超音波振動する刃30−1の先端辺31−1を被加工物100−1に当てて打ち抜くだけで、被加工物100−1に刃30−1の形状と同一形状の開口103−1を作業性良く且つ精度良く、容易に形成することができる。またプレス金型のような高価な部品を使用する必要がないので、製造コストの低減化を図ることができる。
〔第2実施形態〕
図3は本発明の第2実施形態にかかる超音波加工装置に用いる工具ホーン10−2と、工具ホーン10−2の先端面に取り付けられる刃30−2と、刃30−2の外周に装着されるダンパー50−2とを示す斜視図、図4はその断面図、図5はその分解斜視図である。この実施形態において、前記図1に示す実施形態と同一又は相当部分には同一符号(但し添え字「−2」を付ける)を付し、その詳細な説明は省略する。なおこの実施形態においては、前記各部材の他に弾性材70−2と第2の弾性材75−2を用いている。両弾性材70−2,75−2はこの例ではOリングである。
工具ホーン10−2は前記図1で説明した工具ホーン10−1と略同一の構成であり、異なるのはその先端近傍の外周に第2の弾性体75−2挿入用のリング状の凹部15−2を形成した点のみである。また刃30−2は前記刃30−1と同一のものである。
ダンパー50−2は金属製の筒体で構成されており、その内部は図4に示すように前記刃30−2の外形形状と略ぴったり一致する内径形状の部分と、前記工具ホーン10−2の先端近傍部分の外形形状と略ぴったり一致する内径形状の部分とを有しており、刃30−2の先端辺31−2を外部に突出した状態で保持されている。つまりダンパー50−2は刃30−2の外周から工具ホーン10−2の先端部分の外周にわたる長さを有し、且つダンパー50−2の内周にはその内径を異ならせることで、工具ホーン10−2の先端面11−2に対向する内周側当接面51−2を設けている。また刃30−2には2つの凹部33−2が形成されているが、これら凹部33−2にそれぞれ対向するダンパー50−2の内周面部分(内周側当接面51−2よりも先端側の部分)にその中心軸方向に向かって延びる凸部53−2が形成されている。凸部53−2は凹部33−2と略同一形状であり、凹部33−2に入り込むことでダンパー50−2の回り止めとなる。さらにダンパー50−2の内周面の前記内周側当接面51−2を設けた部分と、工具ホーン10−2の外周面に対向する部分には、それぞれ弾性材70−2,75−2を挿入するリング状凹部55−2,57−2が形成されている。さらにダンパー50−2の外周面には、中心軸方向に向かう直線状の凹部からなる目印59−2が形成されている。目印59−2は両凸部53−2のちょうど中間位置に形成されている。ダンパー50−2の先端面は下記する被加工物100−2への当接面61−2となっている。
そして図4に示すように、2つの弾性材70−2,75−2をそれぞれダンパー50−2のリング状凹部55−2,57−2に装着し、次にこのダンパー50−2を刃30−2の外周に挿入することで弾性材70−2を先端面11−2と内周側当接面51−2の間に設置し、同時に第2の弾性材75−2を工具ホーン10−2の凹部15−2に装着する。これによって刃30−2を取り付けた工具ホーン10−2へのダンパー50−2の装着が完了する。なお上記組立手順はその一例であり、他の各種異なる組立手順を用いて組み立てても良いことはいうまでもない。
ここで弾性材70−2は下記するようにダンパー50−2の当接面61−2が被加工物100−2に当接した際の力を受けて振動方向の振動を緩衝するものである。一方第2の弾性材75−2は工具ホーン10−2の外周面とダンパー50−2の内周面間の接触を防止するとともにダンパー50−2の振動方向の位置決めを行うものである。このようにダンパー50−2は2つの弾性材70−2,75−2によって、刃30−2及び工具ホーン10−2の周囲の所定位置に確実に安定した状態で保持される。
図6は上記工具ホーン10−2等を用いて構成された超音波加工装置1−2の全体概略側面図である。同図に示すように超音波加工装置1−2は、バックアップリング110−2と超音波振動を発生する振動発生部120−2とホーン130−2とをケース140−2内に収納し、ケース140−2から外部に突出するホーン130−2の先端に前記工具ホーン10−2の後端を取り付けて構成されている。ホーン130−2と工具ホーン10−2を合わせてホーン部150−2ということとする。
振動発生部120−2はピエゾ圧電素子層によって構成されており、その両側にバックアップリング110−2とホーン130−2を積層して一体化し、これによっていわゆるランジュバン型振動子を構成している。このランジュバン型振動子のケース140−2への取り付けは、ランジュバン型振動子の超音波振動がケース140−2に伝達されにくい各種従来の構造を用いて行われている。従ってケース140−2は超音波振動しない。
この例においてダンパー50−2を装着したのは以下の理由による。即ち図1に示す刃30−1を超音波振動させてその先端辺31−1を被加工物100−1に当てて打ち抜く際に力が余って、図7に示すように、打ち抜かれた開口103−1の周囲の被加工物100−1の表面に工具ホーン10−1の先端面11−1が当接してしまう場合がある。そのような場合、工具ホーン10−1も超音波振動しているので、被加工物100−1の表面が加熱・加圧されて溶融して変形してしまう恐れがある。そこでこの実施形態では、超音波振動しないダンパー50−2を装着し、以下に説明するように上記欠点を防止した。
図8は前記刃30−2による被加工物100−2の加工方法説明図である。被加工物100−2を加工するには、まず図8(a)に示すように超音波振動させた刃30−2の先端辺31−2を被加工物100−2の表面101−2に当接して押し付け、被加工物100−2を溶融し、図8(b)に示すように被加工物100−2を貫通させる。このときダンパー50−2の当接面61−2が被加工物100−2の表面に当接し、このため刃30−2はそれ以上被加工物100−2内に入り込まない。ここでダンパー50−2は、刃30−2及び工具ホーン10−2に対して弾性材70−2を介在して取り付けられており、ダンパー50−2の当接面61−2が被加工物100−2に当接した際の力は弾性材70−2が受ける。そしてこの弾性材70−2によって振動方向の振動が緩衝されるため、刃30−2及び工具ホーン10−2の超音波振動はダンパー50−2には伝達されない。従ってダンパー50−2の当接面61−2が被加工物100−2の表面に当接しても、被加工物100−2の開口103−2周囲の表面は変形しない。そして図8(c)に示すように刃30−2を引き抜けば、刃30−2の内側に位置する被加工物100−2の部分が抜け落ち、被加工物100−2に刃30−2の外形形状と同一形状の開口103−2が形成される。
以上説明したように、この実施形態によれば、被加工物100−2の開口103−2周囲の表面が変形する恐れがなくなり、被加工物100−2への穴開け作業の効率が格段に向上し、同時に不良品が発生しなくなる。
さらにこの実施形態では、横断面が非円形の筒体からなる刃30−2に対して、ダンパー50−2の内周面の内の刃30−2の外周に対向する部分を刃30−2の外形形状に合わせて横断面を非円形とすることでダンパー50−2の回り止めとし且つダンパー50−2に刃30−2の向きを表す目印59−2を付したので、刃30−2に対してダンパー50−2が回転せず、被加工物100−2に開口103−2を加工する際に、ダンパー50−2に設けた目印59−2によってその回転方向の位置決めを容易に行うことができる。これによって非円形の開口103−2を開ける際の回転方向の加工精度が向上し、同時に加工作業がより容易になる。
〔第3実施形態〕
図9は本発明の第3実施形態にかかる超音波加工装置1−3の斜視図、図10はその内の工具ホーン10−3と刃30−3とダンパー50−3の部分の断面図である。この実施形態において、前記第2実施形態と同一又は相当部分には同一符号(但し添え字「−3」を付ける)を付し、その詳細な説明は省略する。
この実施形態の基本的構成・機能は前記第2実施形態と同じであり、第2実施形態と相違する点は、工具ホーン10−3の形状を四角柱状(扁平な四角柱状)に形成した点と、刃30−3の形状を矩形状の筒体で構成した点と、ダンパー50−3の形状を矩形状の筒体で形成した点と、ダンパー50−3を上下2つの部材に分割し、両者をビス63−3によって一体化した点とである。この実施形態のその他の構成・使用方法・効果は、前記第2実施形態と同じなのでその説明は省略する。
以上本発明の実施形態を説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲、及び明細書と図面に記載された技術的思想の範囲内において種々の変形が可能である。なお直接明細書及び図面に記載がない何れの形状や構造や材質であっても、本願発明の作用・効果を奏する以上、本願発明の技術的思想の範囲内である。例えば上記実施形態では刃の形状を非円形としたが円形としても良い。また上記各実施形態では、ダンパーの材質を金属としたが、樹脂等の他の材質で構成しても良い。また上記例ではホーン部150をホーン130と工具ホーン10とによって構成したが、工具ホーン10を省略してホーン130のみでホーン部を構成し、このホーン130の先端に刃30を取り付けても良い。また上記例ではダンパー50を刃30の外周から工具ホーン10の先端近傍部分の外周にわたる長さに形成したが、少なくとも刃30の外周に設置すればよい。また上記例ではダンパー50を2つの弾性材70,75によって支持したが、1つの弾性材70のみによって支持するように構成しても良い。また上記例ではダンパー50の目印59−2として凹部を形成したが、目印であればどのようなものでも良く、例えば凸部や印刷等で形成しても良い。
1 超音波加工装置
10 工具ホーン(ホーン部)
11 先端面
21 外周側段部
30 刃
31 先端辺
33 凹部
50 ダンパー
51 内周側当接面
59 目印
61 当接面
70 弾性材
75 第2の弾性材
100 被加工物
101 表面
103 開口
110 バックアップリング
120 振動発生部
130 ホーン(ホーン部)
140 ケース
150 ホーン部

Claims (6)

  1. 振動発生部で発生した超音波振動を伝達するホーン部の先端面に刃を取り付け、前記刃を超音波振動させることで被加工物を加工する超音波加工装置であって、
    前記刃は筒体であり、超音波振動する刃の先端辺を前記被加工物に当てて打ち抜くことで、被加工物に刃の形状の開口を形成することを特徴とする超音波加工装置。
  2. 請求項1に記載の超音波加工装置であって、
    前記刃の外周を囲んで超音波が伝播されないように装着され且つ装着した状態で前記刃の先端辺を突出させるダンパーを取り付けたことを特徴とする超音波加工装置。
  3. 請求項2に記載の超音波加工装置であって、
    前記ダンパーと前記刃の外周面との間には弾性材が介在していることを特徴とする超音波加工装置。
  4. 請求項3に記載の超音波加工装置であって、
    前記刃は前記ホーン部の先端面の外周よりも内側に位置するように外周側段部を介して取り付けられ、
    一方前記ダンパーは前記刃の外周から前記ホーン部の先端部分の外周にわたる長さを有し、且つダンパーの内周にはその内径を異ならせることで前記ホーン部の先端面に対向する内周側当接面を設け、これらホーン部の先端面とダンパーの内周側当接面との間に前記弾性材を設置することで、前記ダンパーが被加工物に当接した際の力を前記弾性材を介してホーン部が受けることを特徴とする超音波加工装置。
  5. 請求項4に記載の超音波加工装置であって、
    前記ホーン部の外周面とダンパーの内周面の間に、両者間の接触を防止する第2の弾性材を設置したことを特徴とする超音波加工装置。
  6. 請求項2乃至5の内の何れかに記載の超音波加工装置であって、
    前記刃は横断面が非円形の筒体であり、
    一方前記ダンパーの内周面の内の前記刃の外周に対向する部分は前記刃の外形形状に合わせて横断面を非円形とすることでダンパーの回り止めとし、且つダンパーに刃の向きを表す目印を付したことを特徴とする超音波加工装置。
JP2011288903A 2011-12-28 2011-12-28 超音波加工装置 Active JP5893399B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011288903A JP5893399B2 (ja) 2011-12-28 2011-12-28 超音波加工装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011288903A JP5893399B2 (ja) 2011-12-28 2011-12-28 超音波加工装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2013136130A true JP2013136130A (ja) 2013-07-11
JP5893399B2 JP5893399B2 (ja) 2016-03-23

Family

ID=48912325

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2011288903A Active JP5893399B2 (ja) 2011-12-28 2011-12-28 超音波加工装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5893399B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106471568A (zh) * 2014-08-14 2017-03-01 海尔曼超声波技术两合有限公司 具有解耦部件的振动元件
CN117124384A (zh) * 2020-11-26 2023-11-28 唐腊辉 一种具有气囊减震结构的超声波切刀装置

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11291228A (ja) * 1998-04-08 1999-10-26 Inax Corp 穴あけ方法及び装置
JP2000070279A (ja) * 1998-06-29 2000-03-07 Ethicon Endo Surgery Inc 非対称形の超音波外科手術ブレ―ドを平衡化する方法
US6336803B1 (en) * 1998-03-25 2002-01-08 Eduard Kusters Maschinenfabrik Gmbh & Co. Kg Apparatus for treating a textile web with ultrasound
JP2002273721A (ja) * 2001-03-19 2002-09-25 Max Co Ltd 石膏ボード用穴あけ装置

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6336803B1 (en) * 1998-03-25 2002-01-08 Eduard Kusters Maschinenfabrik Gmbh & Co. Kg Apparatus for treating a textile web with ultrasound
JPH11291228A (ja) * 1998-04-08 1999-10-26 Inax Corp 穴あけ方法及び装置
JP2000070279A (ja) * 1998-06-29 2000-03-07 Ethicon Endo Surgery Inc 非対称形の超音波外科手術ブレ―ドを平衡化する方法
JP2002273721A (ja) * 2001-03-19 2002-09-25 Max Co Ltd 石膏ボード用穴あけ装置

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106471568A (zh) * 2014-08-14 2017-03-01 海尔曼超声波技术两合有限公司 具有解耦部件的振动元件
JP2017526520A (ja) * 2014-08-14 2017-09-14 ヘルマン ウルトラシャルテクニーク ゲーエムベーハー ウント コー.カーゲーHerrmann Ultraschalltechnik Gmbh & Co.Kg 分離された構成部品を備える振動要素
US10974278B2 (en) 2014-08-14 2021-04-13 Herrmann Ultraschalltechnik Gmbh & Co. Kg Vibration element with decoupled component
CN106471568B (zh) * 2014-08-14 2021-10-29 海尔曼超声波技术两合有限公司 具有解耦部件的振动元件
CN117124384A (zh) * 2020-11-26 2023-11-28 唐腊辉 一种具有气囊减震结构的超声波切刀装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP5893399B2 (ja) 2016-03-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP2657006B1 (en) System for mounting ultrasonic tools
US6098514A (en) Ultrasonic vibration cutter
GB1599461A (en) Ultrasonic transducer
JP2011526797A5 (ja)
JP7082434B2 (ja) 超音波接合装置
Roy et al. Design of a circular hollow ultrasonic horn for USM using finite element analysis
TW201728402A (zh) 朗之萬型超音波振動器的振動激發方法及超音波加工方法與超音波傳遞方法
JP5893399B2 (ja) 超音波加工装置
JP6212573B2 (ja) 超音波溶接機用の超音波コレットホーン
CN105263695A (zh) 包括振动解耦配对工具的超声波焊接设备
SG143188A1 (en) Flanged transducer having improved rigidity
JP2012525981A (ja) 人間工学的ホーン
CN211192480U (zh) 一种分体式超声波焊头
JP2011051077A (ja) 超音波切削加工装置およびこれに用いられる超音波ホーン
JP2915340B2 (ja) 超音波接合装置
JP7492391B2 (ja) 超音波接合装置、超音波接合装置のチップ部材及びチップ部材の取付方法
CN210908145U (zh) 一种推挽式双弯曲超声椭圆振动切削装置
JP3676769B2 (ja) 加工工具
JP2014151399A (ja) 加工装置
JP2009189908A (ja) 超音波共振体の接続構造および接続方法
JP2020110887A (ja) 超音波カッター
JP2011156450A (ja) 超音波ホーン及び振動子ユニット
JP2014162165A (ja) 超音波溶着装置、及び溶着製品の製造方法
KR20140058229A (ko) 초음파 용착기용 부스터
JP3358500B2 (ja) 振動切削装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20141006

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20151013

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20151015

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20151028

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20160223

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20160224

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5893399

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250