JP2013134536A - 表示装置及び表示プログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】表示順に従って切り替え可能な複数の画像(アイコンや画面など)を切り替えて表示する場合におけるユーザの利便性を向上させ得る表示装置及び表示プログラムを提供する。
【解決手段】指示受付手段により規定画像表示指示を受け付けた場合には、画像数取得手段により取得された画像数に基づき、順序情報により特定される複数の画像の表示順の昇順又は降順のうち、画像表示手段により表示部に表示される1の画像から規定画像までの所定範囲に含まれる画像数が少ない方に決定される。表示切替手段は、かかる切替順決定手段により決定された切り替え順に従い、表示部に表示させる画像を切り替える。よって、例えば、規定画像表示指示の受け付けから規定画像が表示されるまでの時間が一定であれば、切り替わる画像数が少ないほど、切り替わる各画像の認識性を向上できるので、ユーザの利便性が高い。
【選択図】図5
【解決手段】指示受付手段により規定画像表示指示を受け付けた場合には、画像数取得手段により取得された画像数に基づき、順序情報により特定される複数の画像の表示順の昇順又は降順のうち、画像表示手段により表示部に表示される1の画像から規定画像までの所定範囲に含まれる画像数が少ない方に決定される。表示切替手段は、かかる切替順決定手段により決定された切り替え順に従い、表示部に表示させる画像を切り替える。よって、例えば、規定画像表示指示の受け付けから規定画像が表示されるまでの時間が一定であれば、切り替わる画像数が少ないほど、切り替わる各画像の認識性を向上できるので、ユーザの利便性が高い。
【選択図】図5
Description
本発明は、表示装置及び表示プログラムに関する。
従来から、柱体形状または多面体形状などの回転体の外周に複数のアイコンを配置させたものを画面上に表示し、その回転体を、ユーザの操作に応じて、上下または左右方向に回転させることにより、アイコンを切り替えて表示する表示装置が知られている(例えば、特許文献1)。
しかしながら、特許文献1の表示装置において回転体を回転させるためには、ユーザが画面上を指などで触れた状態で、回転体を回転させたい方向に移動させる必要がある。そのため、回転体に配置されるアイコンの数が多くなるほど、所望のアイコンが表示されるまでにユーザが行うべき操作が増え、操作が煩雑になる虞がある。
そこで、所定のキー操作によって回転体を回転させ、表示されるアイコンを、表示中のアイコンから、予め規定された基準となる1のアイコン(以下「基準アイコン」と称す)に切り替える方法が考えられる。しかし、回転体の回転方向には相反する2方向(即ち、一方向と、その逆方向と)がある。そのため、上記方法を採用した場合に、その回転方向によっては、表示中のアイコンから基準アイコンに達するまでの距離が長くなるので、基準アイコンが表示されるまでの時間がその分長くなる等の不都合を生じる虞がある。なお、このような問題は、アイコンの表示以外についても生じ得る。例えば、1以上のアイコンが配置された複数の画面を、所定の表示順に従って切り替えて表示する表示装置においても同様の問題が生じ得る。
本発明は、上述した事情を鑑みてなされたものであり、表示順に従って切り替え可能な複数の画像(アイコンや画面など)を切り替えて表示する場合におけるユーザの利便性を向上させ得る表示装置及び表示プログラムを提供することを目的とする。
この目的を達成するために、本発明の表示装置は、表示部と、前記表示部に表示される複数の画像の各々の表示順を特定する順序情報を記憶する記憶部と、前記複数の画像のうち、少なくとも1の画像を、前記表示部に表示させる画像表示手段と、前記複数の画像のうち少なくとも1の画像が前記画像表示手段により前記表示部に表示されている場合に、前記表示部に表示させる画像を、前記記憶部に記憶されている前記順序情報に基づき、前記表示順の先頭から最後に向かう昇順、又は、前記表示順の最後から先頭に向かう降順で切り替える表示切替手段であって、前記表示順の最後の画像が前記表示部に表示されて前記昇順で切り替える場合には前記表示順の先頭の画像に切り替え、前記表示順の先頭の画像が前記表示部に表示されて前記降順で切り替える場合には前記表示順の最後の画像に切り替える前記表示切替手段と、前記複数の画像のうち少なくとも1の画像が前記画像表示手段により前記表示部に表示されている場合に、前記複数の画像のうち規定画像として特定される1の画像を前記表示部に表示させる規定画像表示指示を受け付ける指示受付手段と、前記指示受付手段により前記規定画像表示指示を受け付けた場合、前記複数の画像の表示順において、前記画像表示手段により前記表示部に表示される1の画像から、前記規定画像までの所定範囲に含まれる画像数を、前記昇順又は前記降順の少なくとも一方について取得する画像数取得手段と、前記画像数取得手段により取得された画像数に基づいて、前記昇順又は前記降順のうち、前記所定範囲に含まれる画像数が少ない方を、前記規定画像表示指示に基づく画像の切り替え順として決定する切替順決定手段と、
を備え、前記表示切替手段は、前記指示受付手段により前記規定画像表示指示を受け付けた場合、前記切替順決定手段により決定された切り替え順に従い、前記表示部に表示させる画像を切り替えて、前記規定画像を前記表示部に表示させる。
を備え、前記表示切替手段は、前記指示受付手段により前記規定画像表示指示を受け付けた場合、前記切替順決定手段により決定された切り替え順に従い、前記表示部に表示させる画像を切り替えて、前記規定画像を前記表示部に表示させる。
なお、本発明は、表示装置を制御する方法、表示装置を制御する制御装置、表示装置を制御するための表示プログラム、該プログラムを記録する記録媒体等の種々の態様で構成することができる。
請求項1記載の表示装置によれば、指示受付手段により規定画像表示指示を受け付けた場合には、画像数取得手段により取得された画像数に基づき、順序情報により特定される複数の画像の表示順の昇順(表示順の先頭から最後に向かう順)又は降順(表示順の最後から先頭に向かう順)のうち、画像表示手段により表示部に表示される1の画像から規定画像までの所定範囲に含まれる画像数が少ない方に決定される。表示切替手段は、かかる切替順決定手段により決定された切り替え順に従い、表示部に表示させる画像を切り替え、規定画像を表示部に表示させる。これにより、順序情報に基づいて表示順が特定される複数の画像が、表示順の最後の画像が表示部に表示されて昇順で切り替える場合には当該表示順の先頭の画像に切り替えられ、表示順の先頭の画像が表示部に表示されて降順で切り替える場合には表示順の最後の画像に切り替えられる構成である場合に、規定画像表示指示の受付に伴い、規定画像を、切り替わる画像の数が最も少ない切り替え順で表示部に表示できる。規定画像表示指示の受付から規定画像が表示されるまでの時間が一定であれば、切り替わる画像数が少ないほど、画像が切り替わる速度が遅くなるので、切り替わる各画像の認識性を向上できる。一方、画像の切り替わり速度が一定であれば、規定画像表示指示の受付から、規定画像が表示されるまでの時間を短くできる。つまり、請求項1記載の表示装置によれば、規定画像を、切り替わる画像の数が最も少ない切り替え順で表示部に表示できるので、表示順に従って切り替え可能な複数の画像を切り替えて表示する場合におけるユーザの利便性を向上できる。
請求項2記載の表示装置によれば、請求項1が奏する効果に加え、次の効果を奏する。少なくとも1の画像が表示部に表示され、かつ、表示部に表示された画像に規定画像が含まれない場合に、指示受付手段による規定画像表示指示の受付が受付切替手段によって可能にされる。よって、規定画像が表示されて規定画像表示指示を受け付ける必要性が低いにもかかわらず、当該指示を受け付け余計な制御負荷が生じることを防止できる。
請求項3記載の表示装置によれば、請求項1又は2が奏する効果に加え、次の効果を奏する。少なくとも1の画像が表示部に表示され、かつ、表示部に表示された画像に規定画像が含まれない場合に、規定画像表示指示を行うための操作部による操作を可能にする。よって、規定画像が表示されて規定画像表示指示を受け付ける必要性が低いにもかかわらず、当該指示を受け付け余計な制御負荷が生じることを防止できる。また、規定画像が表示されて規定画像表示指示を受け付ける必要性が低いにもかかわらず、ユーザが無駄な操作をすることを防止できる。
請求項4記載の表示装置によれば、請求項1から3のいずれかが奏する効果に加え、次の効果を奏する。表示切替手段は、規定画像表示指示の受付から、規定画像を前記表示部に表示させるまでの時間が所定時間となる速度で、切替順決定手段により決定された切り替え順に従い、表示部に表示させる画像を切り替えるので、当該速度(画像が切り替わる速度)が切り替わる画像数に応じて変化する。よって、切り替わる画像数が少ないほど、画像が切り替わる速度が遅くなるので、切り替わる各画像の認識性を向上できる。
請求項5記載の表示装置によれば、請求項1から4のいずれかが奏する効果に加え、次の効果を奏する。規定画像表示指示を受け付けた場合、表示部に表示されている画像を、切替順決定手段により決定された切り替え順に従って所定の移動量ずつ移動させた表示データが、表示データ生成手段により、規定画像が表示部に表示されるまで順次生成され、生成された表示データが、表示切替手段により表示部に順次表示される。よって、規定画像が表示部に表示されるまでの過程をスクロール表示で分かり易く表示できる。
請求項6記載の表示装置によれば、請求項5記載が奏する効果に加え、次の効果を奏する。規定画像表示指示の受付から、規定画像を表示部に表示させるまでの時間が所定時間となる画像の移動量が、移動量算出手段により算出されるので、スクロール表示の時間当たりの移動量(即ち、スクロール速度)が切り替わる画像数に応じて変化する。よって、切り替わる画像数が少ないほど、スクロール表示のスクロール速度が遅くなるので、切り替わる各画像の認識性を向上できる。
請求項7記載の表示装置によれば、請求項1から6が奏する効果に加え、次の効果を奏する。表示部に表示される複数の画像は、複数の画面である。よって、規定画面を、切り替わる画面の数が最も少ない切り替え順で表示できるので、表示順に従って切り替え可能な複数の画面を切り替えて表示する場合におけるユーザの利便性を向上できる。
請求項8記載の表示装置によれば、請求項7が奏する効果に加え、次の効果を奏する。指示受付手段により規定画像表示指示を受け付けた場合、かつ、機能画像(所定の機能の実行指示を行うための画像)が配置されていない機能画面が存在する場合には、複数の画面の表示順において、表示部に表示される画面から規定画面までの所定範囲に含まれる画面から、機能画像が配置されていない機能画面を除いた画面数が、画像数取得手段により、昇順又は降順の少なくとも一方について取得される。機能画像が配置されていない機能画面は、ユーザが現状で使用しておらず、規定画面まで画面を切り替える際にはユーザに見せる必要性も低い。機能画像が配置されていない機能画面を除外することにより、得られる画面数をさらに減らすことができる。より少ない画面数を得ることができるので、規定画面が表示部に表示されるまでの過程で、機能画像が配置されていない機能画面を除外すれば、切り替わる各画面の認識性の向上や、規定画面が表示されるまでの時間の短縮を、より高度に行うことができる。よって、ユーザの利便性を一層向上できる。
請求項9記載の表示装置によれば、請求項8が奏する効果に加え、次の効果を奏する。規定画像表示指示を受け付けた場合、表示部に表示されている画面を、機能画像が配置されていない機能画面を除いて、切替順決定手段により決定された切り替え順に従って所定の移動量ずつ移動させた表示データが、表示データ生成手段により、規定画面が表示部に表示されるまで順次生成され、生成された表示データが、表示切替手段により、表示部に順次表示される。よって、規定画面が表示部に表示されるまでの過程をスクロール表示で分かり易く表示できる。また、機能画像が配置されていない機能画面を除くので、スクロール速度をより遅くすることができ、切り替わる各画面の認識性を向上できる。
請求項10記載の表示装置によれば、請求項1から9のいずれかが奏する効果に加え、次の効果を奏する。規定画像切替指示とは異なる画像切替指示を第2指示受付手段により受け付けた場合、受け付けた指示に基づく画像の切り替え順が切替順記憶手段によって記憶部に記憶される。画像数取得手段により取得された画像数が、昇順と降順とで等しい場合には、切替順記憶手段に記憶される切り替え順とは逆の切り替え順が、規定画像表示指示に基づく切り替え順として決定される。よって、規定画像までの画像数が昇順と降順とで等しい場合には、過去に画像切替指示による画像の切り替え順に基づき、それを戻す順序で画像を切り替えるので、ユーザに違和感を与え難い。
請求項11記載の表示装置によれば、請求項1から6のいずれかが奏する効果に加え、次の効果を奏する。複数の画像のうち2以上の画像が、そのうちの1の画像が他の画像と異なる態様として、画像表示手段により表示部に表示されている場合に、規定画像表示指示を受け付けると、異なる態様で表示される1の画像から規定画像までの所定範囲に含まれる画像数が、画像数取得手段により、昇順又は前記降順の少なくとも一方について取得される。よって、表示順に従って切り替え可能な複数の画像のうち2以上の画像が表示される場合においても、そのうちの規定画像を、切り替わる画像の数が最も少ない切り替え順で表示部に表示できるので、ユーザの利便性を向上できる。
請求項12記載の表示プログラムを表示装置において実行させることにより、請求項1記載の表示装置と同様の効果を奏する。
以下、本発明の好ましい実施形態について、添付図面を参照して説明する。図1は、本発明の表示装置の一実施形態である多機能周辺装置(以下、「MFP(Multi Function Peripheral)」と称す)1の電気的構成を示すブロック図である。MFP1は、コピー機能、FAX機能、スキャン機能、印刷機能、メディアプリント機能など各種機能を有している。
本実施形態のMFP1は、所定の表示順に従って環状に切り替え可能な複数の画面から構成される環状配列画面群50(図3参照)をLCD16に表示した場合に、1の操作で、表示中の画面から、予め基準として規定された規定画面を表示できるように構成される。特に、本実施形態のMFP1は、1の操作で、規定画面への画面の切り替えを行う場合に、規定画面が表示されるまでの過程において切り替わる画面の数が最も少なくなるように、画面の切り替え順が決定されるので、切り替わる各画面の認識性が高い。なお、「所定の表示順に従って環状に切り替え可能」とは、表示順の最後の画面を当該表示順における先頭から最後に向かう方向に画面を切り替える場合に、その最後の画面を先頭の画面に切り替え可能であり、かつ、表示順の先頭の画面を当該表示順における最後から先頭に向かう方向に画面を切り替える場合に、その先頭の画面を最後の画面に切り替え可能であることである。
MFP1には、CPU10、フラッシュメモリ11、RAM12、LCD16、タッチパネル17、スキャナ18、プリンタ19、NCU20、モデム21、USB_I/F(USBインターフェイス)22、メモリカードI/F(メモリカードインターフェイス)23が主に設けられている。CPU10、フラッシュメモリ11、RAM12は、バスライン27を介して互いに接続されている。また、LCD16、タッチパネル17、スキャナ18、プリンタ19、NCU20、モデム21、USB_I/F22、メモリカードI/F23、バスライン27は、入出力ポート28を介して互いに接続されている。
CPU10は、フラッシュメモリ11に記憶される固定値やプログラム、RAM12に記憶されているデータ、或いは、NCU20を介して送受信される各種信号に従って、MFP1が有している各機能の制御や、入出力ポート28と接続された各部を制御する。
フラッシュメモリ11は、不揮発性のメモリであり、MFP1の動作を制御する制御プログラム11a等が格納される。後述する図6,7のフローチャートに示す各処理は、制御プログラム11aに従ってCPU10により実行される。
フラッシュメモリ11はまた、画面情報テーブル11b、遷移方向メモリ11c、表示画像メモリ11dを有する。画面情報テーブル11bは、環状配列画面群50(図3参照)を構成する5つの画面の各々に対応付ける設定値を記憶したテーブルであり、その詳細は、図2を参照して後述する。遷移方向メモリ11cは、環状配列画面群50を表示中に、次画面遷移ボタン73,74(図3参照)の操作、又は、フリック操作によって表示画面を遷移させた場合における画面の遷移方向を記憶するためのメモリ領域である。表示画像メモリ11dは、環状配列画面群50を構成する各画面50a〜50e(図3参照)を表示するために必要な画像(例えば、背景画像、アイコンなどのパーツ画像)が記憶されたメモリ領域である。CPU11は、環状配列画面群50(画面50a〜50e)をLCD16に表示するために、表示に必要な画像を表示画像メモリ11dから読み出し、表示すべき画面の表示データをLCDバッファ13aに生成してLCD16に表示させる。
RAM12は、CPU10が制御プログラム11aを実行するにあたり、各種のデータを一時的に記憶するためのテンポラリエリアを有する書換可能な揮発性のメモリである。RAM13のテンポラリエリアには、LCD16に表示する画面の表示データを一時保存するLCDバッファ13aが設けられる。
LCD16は液晶表示装置である。LCD16の画面には、タッチパネル17が設けられる。タッチパネル17は、LCD16の画面がユーザにタッチされた場合、それを検知し、タッチされた位置をMFP1に入力する。スキャナ18は、原稿を読み取って画像データに変換する。プリンタ19は、画像データに基づく画像を記録用紙に印刷する。NCU20は、電話回線の制御を行う。モデム21は、FAX送信時には送信信号を変調し、FAX受信時には受信した変調信号を復調する。USB_I/F22は、USBケーブルを介して他の装置(例えば、PC)を通信可能に接続するための装置であり、周知の装置で構成される。メモリカードI/F23は、不揮発性の記憶媒体であるメモリカード(図示せず)が装着されるインターフェイスであって、メモリカードに対するデータの書き込み又は読み出しを制御する。
図2は、上述した画面情報テーブル11bの内容を模式的に示す図である。図2に示すように、画面情報11bには、記憶領域11b1〜11b4が設けられ、環状配列画面群50(図3参照)を構成する5つの画面の各々について、各記憶領域11b1〜11b4に設定値が記憶される。
記憶領域11b1には、環状配列画面群50を構成する5つの画面50a〜50e(図3参照)を各々特定する画面番号が記憶される。なお、記憶領域11b1に記憶される画面番号1〜5は、それぞれ、画面50a〜50eに対応する。記憶領域11b2には、画面番号1〜5によりそれぞれ特定される各画面の画面名が記憶される。
記憶領域11b3には、画面番号1〜5によりそれぞれ特定される各画面に対応づけた規定画面フラグが設けられる。規定画面フラグは、その画面が予め規定された1の画面(以下、この画面を「規定画面」と称す)であるか否かを示すフラグである。具体的に、規定画面フラグに「1」が設定されている画面は、その画面が規定画面であることを示す。一方、規定画面フラグに「0」が設定されている画面は、その画面が規定画面でないことを示す。本実施形態では、環状配列画面群50を構成する5つの画面のうち、所定の操作に基づき、1の画面を規定画面として設定可能に構成される。よって、記憶領域11b3に記憶される規定画面フラグは、1つだけが「1」に設定され、残りは「0」とされる。図2に示す例では、画面番号1に対応する画面の規定画面フラグに「1」が設定されているので、画面番号1に対応する画面である画面50a(図3参照)が規定画面として設定されている。なお、所定の操作により規定画面が変更された場合には、それに伴い、記憶領域11b3に記憶される規定画面フラグの設定が変更される。
記憶領域11b4には、機能をユーザ登録可能なショートカットボタンを含む画面(以下、この画面を「機能画面」と称す)について、ショートカットボタンに対する機能の登録状況が記憶される。本実施形態では、画面番号3〜5により特定される3つの画面、即ち、画面50c〜50e(図3参照)が、機能画面である。よって、画面番号3〜5に対し、それぞれ、ショートカットボタンに対する機能の登録状況が記憶領域11b4に記憶される。一方、画面番号1,2により特定される画面は、ショートカットボタンを含まない固有の画面であるので、記憶領域11b4を有さない。
6つの領域11b4a〜11b4fには、それぞれ、各機能画面内に設けられた6つのショートカットボタン(ボタン1〜6)に対する機能の登録状況が記憶される。具体的に、機能が登録されているショートカットボタンに対し、登録された機能を特定する機能情報が記憶される。機能が登録されたショートカットボタンが操作された場合、領域11b4a〜11b4fのうち、操作されたショートカットボタンに対応する領域に記憶される機能情報に基づき、登録された機能が実行される。一方、機能が登録されていないショートカットボタンには、「0」が記憶される。
図2に示す例では、画面番号3〜5により特定される画面のうち、画面番号3に対応する画面に含まれる2つのショートカットボタン(ボタン1,2)に対し、それぞれ、「B&W」及び「ノーマル」により特定される機能が登録されている。例えば、画面番号3に対応する領域11b4aに記憶される「B&W」は、ユーザがモノクロコピー用にカスタマイズした機能を特定する値であり、この値に対し、フラッシュメモリ11内の所定領域に記憶された設定値が対応づけられる。よって、ユーザが、画面50c(図3参照)に表示される「B&W」に対応するショートカットボタンを操作すると、画面番号3に対応する領域11b4aに記憶される「B&W」に対応する設定値で、モノクロコピーを実行できる。一方、画面番号3に対応する画面に含まれる残りのショートカットボタン(ボタン4〜6)には、機能は登録されていない。また、画面番号4,5により特定される画面に含まれるショートカットボタンにも、機能は登録されていない。
図3は、LCD16に表示される環状配列画面群50の一例を示す模式図である。環状配列画面群50は、環状に(サイクリックに)順序が配列された5つの画面50a〜50eから構成される。つまり、環状配列画面群50は、画面50a→画面50b→画面50c→画面50d→画面50e→画面50a→画面50b→…の順、又は、その逆順(画面50e→画面50d→画面50c→画面50b→画面50a→画面50e→画面50d→…)で画面を順次切り替えることができる。本実施形態において、環状配列画面群50は、MFP1に電源を投入した場合、又は、コピー機能などの各機能の実行が終了した場合に、規定画面である画面50aが表示されることにより、その表示が開始される。
各画面50a〜50eは、各画面50a〜50eに共通する画像が表示される表示領域61と、各画面50a〜50eに特有な画像が表示される表示領域62とを有する。表示領域61には、FAX機能などの各機能の実行開始を指示するための機能ボタンが表示される。表示領域62には、各画面50a〜50eに特有な画像71、環状配列画面群50内における表示中の画面の位置を特定する画像72、表示中の画面を次の画面に遷移させる次画面遷移ボタン73,74などが表示される。
画面50aの画像71は、日時表示である。画面50bの画像71は、特定の印刷機能を実行させるための機能ボタンである。図3に示す例では、画面50bの画像71として、画面50bに特有の3つの機能ボタンが表示される。機能画面である画面50c〜50eの画像71は、ショートカットボタンである。図3に示す例では、画面50c〜50eの画像71として、いずれも、6つのショートカットボタンが表示される。機能が登録されたショートカットボタンは、登録された機能に対応する表示とされる。図3に示す例では、画面50cに表示されるショートカットボタンのうち、「B&W」及び「ノーマル」と表記された2つのボタンが、機能が登録されたショートカットボタンである。なお、「B&W」及び「ノーマル」と表記されたボタンは、それぞれ、画面情報テーブル11bにおける画面番号3に対応する領域11b4a及び領域11b4bに機能を特定する値が記憶されたボタンである。一方、機能が未登録であるショートカットボタンは、一様に同じ外観(例えば、十字が表示されたボタン)である。
画像72は、環状配列画面群50を構成する画面数に相当する5つの円から構成され、表示中の画面に対応する画面番号に相当する位置の円を塗り潰すことにより、環状配列画面群50内における表示中の画面の位置をユーザに報せる。次画面遷移ボタン73は、LCD16に表示される画面(画面番号)を、画面50a(1)→画面50b(2)→画面50c(3)→画面50d(4)→画面50e(5)→画面50a(1)→…の順で遷移させるボタンである。なお、次画面遷移ボタン73により遷移される画面順(画面番号順)を以下では「昇順」と称す。一方、次画面遷移ボタン74は、LCD16に表示される画面(画面番号)を、画面50e(5)→画面50d(4)→画面50c(3)→画面50b(2)→画面50a(1)→画面50e(5)→…の順で遷移させるボタンである。なお、次画面遷移ボタン74により遷移される画面順(画面番号順)を以下では「降順」と称す。
規定画面である画面50aを除く画面50b〜50eには、その画面がLCD16に表示されているときに、規定画面遷移ボタン81が表示される。規定画面遷移ボタン81は、表示中の画面から規定画面への切り替えを指示するボタンである。この規定画面遷移ボタン81を設けることによって、ユーザは、次画面遷移ボタン73,74の操作やフリック操作を規定画面が表示されるまで繰り返し行うことなく、一度のボタン操作で規定画面を表示させることができる。なお、規定画面遷移ボタン81は、規定画面に設定されている画面(本実施形態では画面50a)には表示されない。
本実施形態のMFP1は、規定画面遷移ボタン81が操作(タッチ)された場合に、表示中の画面から規定画面まで、画面をスクロールさせて移動させる。本実施形態では、規定画面遷移ボタン81を操作した場合における画面の遷移方向(画面番号が切り替わる順)は、表示中の画面から昇順に画面をスクロール移動させた場合に遷移する画面数と、降順に画面をスクロール移動させた場合に遷移する画面数とを比較し、遷移する画面数が少ない方に決定される。よって、スクロール中に遷移する画面数(即ち、スクロール中にユーザが目にする画面数)を少なくできるので、規定画面遷移ボタン81を操作した場合における画面の視認性の低下を抑制できる。これにより、スクロール中における画面遷移の認識性を高くできる。
また、本実施形態のMFP1は、表示中の画面から昇順に画面をスクロール移動させた場合における遷移画面数と、降順に画面をスクロール移動させた場合における遷移画面数とを算出する場合において、機能画面(画面50c〜50e)のうち、どのショートカットボタンにも機能が登録されていない機能画面(以下、この画面を「機能未登録画面」と称す)の数を除外して算出を行う。どのショートカットにも機能が登録されていない機能未登録画面は、表示中の画面から規定画面までのスクロール移動の際にユーザに視認させる必要性は低い。よって、機能未登録画面の数を含めずに遷移画面数を算出し、表示中の画面から規定画面までのスクロールにおいて機能未登録画面を表示させないようにすれば、スクロール中にユーザが目にする画面数をさらに少なくでき、スクロール中における画面遷移の認識性をより高めることができる。
図4は、表示中の画面から規定画面までの遷移画面数の算出を説明する模式図である。環状配列画面群50は、上述した通り、環状に順序が配列された5つの画面50a〜50eから構成されるので、図4では、各画面50a〜50eを画面番号の順に並べることにより、環状配列画面群50をその配列順に従ってスクロールさせた場合における表示画面の連続性を表している。図4に示す例では、LCD16の表示領域内(太線の枠内)に表示中の画面が画面50cであり、その画面50c内に表示されている規定画面遷移ボタン81が操作されたものとする。なお、ハッチングが欠けられている画面50d,50eは、機能未登録画面である。
表示中の画面である画面50cから規定画面である画面50aへのスクロール移動中に、環状配列画面群50の配列順に従って遷移する画面は、機能未登録画面を考慮しなければ、画面番号の切り替わり順が昇順である場合には、画面50d,50eと、規定画面である画面50aであり、画面番号の切り替わり順が降順である場合には、画面50bと画面50aである。つまり、機能未登録画面を考慮せずに、画面50cから画面50aへのスクロール中に環状配列画面群50の配列順に従って遷移する画面の数(以下、この画面数を「全遷移画面数」と称す)は、昇順である場合に3であり、降順である場合に2である。
上述した通り、画面の遷移方向の決定は、全遷移画面数から、機能未登録画面の数を除外して算出される。以下では、機能未登録画面の数を「減算画面数」と称す。図4に示す例において、機能未登録画面は画面50d,50eであるので、画面番号の切り替わり順が昇順である場合の減算画面数は2であり、降順である場合の減算画面数は0(ゼロ)である。従って、画面の遷移方向の決定に用いる遷移画面数は、画面番号の切り替わり順が昇順である場合に1(=3−2)であり、降順である場合に2(=2−0)である。これにより、画面の遷移方向は、画面遷移数の少ない昇順に決定される。
図5は、表示中の画面から規定画面までのスクロール移動を説明する模式図である。なお、図5は、図4に示す例において、規定画面遷移ボタン81が操作された場合のスクロール移動を示すものである。
図5(a)は、LCD16に表示領域内(太線の枠内)に画面50cが表示された状態を示す図である、上述した通り、図4に示す例において、画面50c内の規定画面遷移ボタン81が操作された場合には、画面の遷移方向は昇順に決定される。つまり、LCD16に表示される画面は、画面番号が1→2→3→4→5→1→…の順で変化する方向にスクロール移動される。よって、LCD16に画面50cが表示されている場合に、画面50c内の規定画面遷移ボタン81が操作されると、画面50cは、LCD16の表示領域における向かって左側に向かってスクロールし始める。スクロールが開始されると、環状配列画面群50の配列順に従う画面50cの次の画面が、画面50cに連続して、LCD16の表示領域における向かって右側から表示され始める。
図5(b)〜(d)は、画面50c内の規定画面遷移ボタン81が操作された後、画面50cから規定画面50aへの移動(スクロール)過程を示す図である。画面番号4,5に対応する画面50d,50eは機能未登録画面である。本実施形態では、機能未登録画面(画面50d,50e)は、表示中の画面から規定画面までのスクロール表示における表示対象から除外されるので、環状配列画面群50の配列順に従う次の画面は、画面番号1である規定画面50aである。よって、画面50c内の規定画面遷移ボタン81が操作されてスクロールが開始されると、図5(b)に示すように、画面50cは、LCD16の表示領域における向かって左側へ徐々にスクロールして消えていく。一方で、昇順で次の画面となる画面50aが、その反対側(右側)から徐々に出現する。スクロールの開始後は、時間の経過に伴い、図5(c)に示すように、LCD16に表示される2つの画面のうち、スクロールによって消失する画面(以下「消失画面」と称す)である画面50cの表示割合が減り、その分、次画面である画面50dの表示割合が増える。そして、最終的に、図5(d)に示すように、規定画面である画面50aが表示される。
図6は、MFP1のCPU10が制御プログラム11aに従って実行する環状配列画面群表示処理を示すフローチャートである。環状配列画面群表示処理は、環状配列画面群50(画面50a〜50e)をLCD16に表示する処理である。環状配列画面群表示処理は、MFP1に電源を投入した場合、環状配列画面群50に含まれない画面から環状配列画面群50を表示させる指示が入力された場合、又は、コピー機能などの各機能の実行が終了した場合に開始される。なお、規定画面は画面50aに設定されているものとする。
まず、ステップS601(以下、ステップを省略)において、CPU10は、環状配列画面群50における規定画面50aをLCD16に表示する(S601)。次に、LCD16に表示中の画面が規定画面50a以外の画面(画面50b〜50eのいずれか)である場合には(S602:No)、CPU10は、規定画面遷移ボタン81を表示中の画面に表示し(S603)、処理をS604へ移行する。一方、LCD16に表示中の画面が規定画面50aである場合には(S602:Yes)、CPU10は、処理をS604へ移行する。よって、S602,S603の処理によれば、規定画面遷移ボタン81は、LCD16に表示中の画面が規定画面50a以外の画面である場合にのみ表示され、規定画面50aでは表示されない。
S604において、タッチパネル17によるユーザ入力をCPU10が受け付けた場合(S604:Yes)、CPU10は、処理をS605へ移行する。一方、タッチパネル17によるユーザ入力がない場合(S604:Yes)、CPU10は、処理をS604に戻す。S605において、CPU10は、ユーザ入力を解析する(S605)。なお、本実施形態では、環状配列画面群50が表示されている場合に行い得るユーザ入力としては、環状配列画面群50以外の画面への遷移指示(例えば、表示領域61内に表示された機能ボタンの操作)と、規定画面遷移ボタン81の操作と、環状配列画面群50内におけるその他の遷移指示(次画面遷移ボタン73,74の操作又はフリック操作)との3種類があるものとする。
ユーザ入力の解析結果が環状配列画面群50外への遷移指示(例えば、表示領域61内に表示された機能ボタンの操作)であれば(S606:Yes)、CPU10は、本処理を終了する。一方、ユーザ入力の解析結果が、規定画面遷移ボタン81の操作でない場合、即ち、次画面遷移ボタン73,74の操作又はフリック操作である場合(S607:No)、CPU10は、これらの操作に伴う画面の遷移方向(昇順又は降順)を遷移方向メモリ11cに記憶する(S613)。次に、CPU10は、画面表示処理として、次画面遷移ボタン73,74の操作、又は、フリック操作に従う遷移先の画面をLCD16に表示する処理を実行し(S614)、処理をS602へ戻す。
S607において、ユーザ入力の解析結果が規定画面遷移ボタン81の操作である場合には(S607:Yes)、CPU10は、画面の遷移方向を決定する遷移方向決定処理を実行する(S608)。なお、遷移方向決定処理(S608)の詳細については、図7を参照して後述する。次に、CPU10は、遷移方向決定処理(S608)において決定された遷移方向の遷移画面数に基づき、スクロール速度を決定する(S609)。S609において決定されるスクロール速度とは、LCD16に表示される画面(消失画面及び次画面)が1フレームあたりに移動する移動量である。本実施形態では、規定画面遷移ボタン81が操作されてから、規定画面50aが表示されるまでの時間は、遷移画面数にかかわらず一定時間とされる。よって、遷移画面数が少ないほど、スクロール速度は遅い。また、本実施形態では、1秒あたりに表示されるフレーム数は固定(例えば、20fps)である。よって、1フレームあたりの画面の移動量は、遷移画面数が少ないほど多い。
次に、CPU10は、決定されたスクロール速度に基づいて、現フレーム画像からの移動量を算出して、次フレーム画面の表示内容を決定し(S610)、決定された表示内容に従う次フレーム画面をLCD16に表示させるLCD表示処理を実行する(S611)。具体的に、LCD表示処理(S611)では、決定された表示内容に応じて、表示画像メモリ11dから必要な背景画像及びパーツ画像を読み出し、それらの画像を決定された表示内容に応じて配置させた次フレーム画面の画像データをLCDバッファ13aに生成することにより、次フレーム画面をLCD16に表示させる。S611の処理後、LCD16に表示される画面が未だ規定画面50aでなければ(S612:No)、CPU10は、処理をS610に戻し、次フレーム画面を生成してLCD16に表示させる。一方、LCD16に表示される画面が規定画面50aとなった場合(S612:Yes)、CPU10は、処理をS602に戻す。
図7は、上述した遷移方向決定処理(S608)を示すフローチャートである。遷移方向決定処理(S608)において、CPU10は、まず、表示中の画面から規定画面50aまでの全遷移画面数を、画面番号の昇順と降順との両方について算出する(S701)。次に、昇順において機能未登録画面がある場合には(S702:Yes)、CPU10は、昇順における機能未登録画面の数(減算画面数)を算出し(S703)、処理をS704へ移行する。一方、昇順において機能未登録画面が存在しない場合には(S702:No)、CPU10は、処理をS704へ移行する。降順において機能未登録画面がある場合には(S704:Yes)、CPU10は、降順における機能未登録画面の数(減算画面数)を算出し(S705)、処理をS706へ移行する。一方、降順において機能未登録画面が存在しない場合には(S704:No)、CPU10は、処理をS706へ移行する。
S706において、CPU10は、昇順と降順との両方について、遷移画面数(全遷移画面数−減算画面数)を算出する(S706)。次に、算出された遷移画面数が昇順と降順とで異なる場合には(S707:No)、CPU10は、遷移画面数が少ない方を遷移方向に決定する(S708)。一方、昇順の遷移画面数と降順の遷移画面数とが同じであれば(S707:Yes)、CPU10は、遷移方向を遷移方向メモリ11cに記憶されている遷移方向とは反対方向に決定する(S710)。つまり、遷移方向メモリ11cに記憶されている値が昇順を示す値であれば、遷移方向を降順に決定する。一方、遷移方向メモリ11cに記憶されている値が降順を示す値であれば、遷移方向を昇順に決定する。S708又はS710の処理後、CPU10は、遷移方向に含まれる機能未登録画面を、画面のスクロール時に表示しないように設定し(S709)、本処理を終了する。
以上、説明した通り、本実施形態のMFP1によれば、規定画面遷移ボタン81が操作された場合に、表示中の画面から規定画面まで、画面をスクロールさせて移動させるので、表示中の画面から規定画面への遷移を分かり易く表示できるとともに、画面の操作感をユーザに与えることができる。特に、規定画面遷移ボタン81を操作した場合における画面の遷移方向を、画面番号が昇順に切り替わる場合の遷移画面数と、降順に切り替わる場合の遷移画面数とのうち、遷移画面数が少ない方に決定される。これにより、スクロール中にユーザが目にする画面数をできるだけ少なくできる。よって、規定画面遷移ボタン81を操作した場合に、規定画面が表示されるまでに切り替わる各画面の視認性の低下を抑制でき、スクロール中における画面遷移の認識性を高くできる。よって、環状配列画面群50を表示させた場合におけるユーザの利便性を向上できる。
本実施形態のMFP1によれば、機能未登録画面の数を除外して遷移画面数を算出し、遷移方向を決定するので、遷移画面数をより少ない値として算出できる。また、スクロール表示からも機能未登録画面の表示を除くので、スクロール中にユーザが目にする画面数をさらに少なくすることができ、スクロール速度も遅くなる。よって、スクロール中における画面遷移の認識性をより高めることができる。
さらに、本実施形態のMFP1によれば、規定画面遷移ボタン81は、LCD16に表示中の画面が規定画面50a以外の画面である場合にのみ表示され、規定画面50aでは表示されない。つまり、規定画面遷移ボタン81は、LCD16に規定画面50aが表示されている場合には操作できないように構成されている。規定画面50aがLCD16に表示されている場合には、規定画面50aへ画面を遷移させるボタンである規定画面遷移ボタン81を操作する必要性はない。よって、規定画面遷移ボタン81を規定画面50a内に表示させないことにより、ユーザに無駄な操作をさせることを防止できるとともに、必要のない操作を受け付けて余計な制御負荷が生じることを防止できる。
上記実施形態において、MFP1が、表示装置の一例である。制御プログラム11aが、表示プログラムの一例である。LCD16が、表示部の一例である。フラッシュメモリ11が、記憶部の一例である。規定画面遷移ボタン81が操作部の一例である。画面50a〜画面50eが、画面の一例である。画面50a,50bが、固有の画面の一例である。画面50c〜50eが、機能画面の一例である。S601,S614を実行するCPU10が、画像表示手段の一例である。S610〜S612,S614を実行するCPU10が、表示切替手段の一例である。S604,S605,S607:Yesを実行するCPU10が指示受付手段の一例である。S701〜S706を実行するCPU10が、画面数取得手段の一例である。S708,S710を実行するCPU10が、切替順決定手段の一例である。S602,S603を実行するCPU10が、受付切替手段の一例である。S610を実行するCPU10が、請求項5における表示データ生成手段の一例であり、S610,S709を実行するCPU10が、請求項9における表示データ生成手段の一例である。S610を実行するCPU10が、移動量算出手段の一例である。S604,S605,S607:Noを実行するCPU10が第2指示受付手段の一例である。S613を実行するCPU10が、切替順記憶手段の一例である。
以上、実施形態に基づき本発明を説明したが、本発明は上述した実施形態に何ら限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内で種々の改良変更が可能であることは容易に推察できるものである。
例えば、上記実施形態では、複合機であるMFP1に本発明を適用するものとして説明したが、環状配列画面群50のような、所定の表示順に従って環状に切り替え可能な複数の画面を表示させる装置であれば、本発明を適用可能である。
上記実施形態では、画面50a〜50eの切り替えを例示したが、複数のアイコン画像が、所定の表示順に従って環状に切り替え可能に構成される場合に、これら複数のアイコン画像の切り替えに対し、本発明を適用してもよい。例えば、所定の表示順に従って環状に切り替え可能な複数のアイコン画像のうち、一部のアイコン画像がLCD16に表示されている場合に、1のボタンを操作すると、表示中のアイコン画像のうち、選択状態(アクティブ化された状態)であって表示態様が他とは異なる1つのアイコン画像から、規定画像とされるアイコン画像までの遷移画像数が少ない遷移方向に画像をスクロールする構成としてもよい。
図8は、この変形例を説明する図である。なお、図8において、上記実施形態と同一の部分には、同一の符号を付し、その説明は省略する。図8(a)に示すように、画像番号1〜8にそれぞれ対応づけられている複数のアイコン画像150a〜150hから構成される環状配列アイコン群150があるとする。この環状配列アイコン群150は、LCD16に表示される画面500に、そのうちの一部のアイコン画像が画像番号に従う順で表示される。図8(b)に示す例では、画面500には、環状配列アイコン群150のうち、5つのアイコン画像150c〜150g(画像番号3〜7のアイコン画像)が表示されている。画面500に表示される5つのアイコン画像150c〜150gのうち、真ん中に位置するアイコン画像(この例では、アイコン画像150e)が、自動的に、選択状態(アクティブ化された)とされ、表示態様(例えば、表示色)が、表示中の他のアイコン画像とは異なるように変化される。図8(b)に示す例では、選択状態にあるアイコン画像150eにハッチングを付し、選択状態にない他のアイコン画像150c,150d,150f,150gとの表示態様の違いを表わしている。
環状配列アイコン群150を表示する画面500には、次画像遷移ボタン173,174が設けられる。次画像遷移ボタン173は、画面500に表示中の環状配列アイコン群150のうち、最も画面番号の小さいアイコン画像(画面500における向かって左端に表示されているアイコン画像)を消去し、表示中のアイコン画像を画面500における向かって左側へ移動させて、表示中のアイコン画像の中で最大の画像番号の次に大きいアイコン画像を画面500における向かって右端から新たに出現させるボタンである。一方、次画像遷移ボタン174は、画面500に表示中の環状配列アイコン群150のうち、最も画面番号の大きいアイコン画像(画面500における向かって右端に表示されているアイコン画像)を消去し、表示中のアイコン画像を画面500における向かって右側へ移動させて、表示中のアイコン画像の中で最小の画像番号の次に小さいアイコン画像を画面500における向かって左端から新たに出現させるボタンである。つまり、次画像遷移ボタン173は、画面500に表示させる環状配列アイコン群150の表示を、昇順(画像番号が大きくなる順)で切り替えるボタンであり、次画像遷移ボタン174は、画面500に表示させるアイコン画像の表示を、降順(画像番号が小さくなる順)で切り替えるボタンである。
画面500には、上記実施形態の規定画面遷移ボタン81と同様の規定画像遷移ボタン181が表示される。規定画像遷移ボタン181は、アイコン画像の表示を、選択状態にあるアイコン画像から、予め基準として規定されたアイコン画像(以下「規定画像」と称す)が選択状態となる位置(即ち、画面500に表示される複数のアイコン画像における真ん中の位置)まで切り替えることを指示するボタンである。本変形例において、規定画像遷移ボタン181が操作部の一例である。なお、規定画像は、環状配列アイコン群150を構成するアイコン画像のうちの1つであり、上記実施形態の規定画面と同様、ユーザが適宜設定できる。規定画像遷移ボタン181を設けることによって、ユーザは、上記実施形態と同様に、次画像遷移ボタン173,174の操作やフリック操作を規定画像が表示されるまで繰り返し行うことなく、一度のボタン操作で規定画像を選択状態で表示させることができる。なお、規定画像遷移ボタン181は、選択状態にあるアイコン画像が規定画像である場合には表示されないことが好ましい。
規定画像遷移ボタン181が操作された場合には、選択状態のアイコン画像から、規定画像までの遷移画像数を、昇順と降順とでそれぞれ算出し、遷移画像数が少ない遷移方向にアイコン画像をスクロールさせればよい。スクロール速度は、遷移画像数に応じて算出すればよい。例えば、環状配列アイコン群150を構成する各アイコン画像について、次画像遷移ボタン173,174の操作等により1のアイコン画像を画面500に新たに出現させるための移動量(スクロール方向における距離)が同一となるように構成すればよい。つまり、環状配列アイコン群150を構成する各アイコン画像の形や大きさが異なっていても、そのような相違によって移動速度は影響を受けないようにしてもよい。なお、環状配列アイコン群150を構成する各アイコン画像の形や大きさを考慮してスクロール速度を算出してもよい。上述した変形例において、環状配列アイコン群150が、機能をユーザ登録可能なショートカットボタンを含む場合、機能を登録されていないショートカットボタンがある場合には、上記実施形態と同様、ショートカットボタンに相当する画像の数を遷移画像数から除外する構成としてもよい。
また、上述した変形例のような、所定の表示順に従って環状に切り替え可能な複数のアイコン画像(環状配列アイコン群150)でなく、複数の設定項目に対応付けられる画像が所定の表示順でスクロール可能に並べられている場合に、これらの画像の切り替えに対し、本発明を適用してもよい。
上記実施形態では、規定画面遷移ボタン81を操作してから、規定画面が表示されるまでの時間を一定としたが、画面のスクロール速度(画面を切り替える速度)を一定としてもよい。規定画面遷移ボタン81を操作した場合における画面の遷移方向を、画面番号が昇順に切り替わる場合の遷移画面数と、降順に切り替わる場合の遷移画面数とのうち、遷移画面数が少ない方に決定される場合には、スクロール速度が一定であれば、遷移画面数が少ないほど、規定画面遷移ボタン81を操作してから、規定画面が表示されるまでの時間を短くできる。
上記実施形態では、全遷移画面数を、表示中の画面と規定画面との間の画面数に、規定画面分を加えた数とした(即ち、表示中の画面は全遷移画面数に算入しない)。これに換えて、全遷移画面数を、表示中の画面及び規定画面を含めず、これらの画面の間の画面数としてもよい。または、全遷移画面数を、表示中の画面と規定画面との間の画面数に、表示中の画面分を加えた数としてもよい(即ち、規定画面は全遷移画面数に算入しない)。あるいは、表示中の画面と規定画面との間の画面数に、表示中の画面及び規定画面分を加えた数としてもよい。つまり、全遷移画面数は、表示中の画面から規定画面までの所定範囲に含まれる画面数であればよい。
上記実施形態では、機能未登録画面の数を除外して遷移画面数を算出する構成としたが、機能未登録画面を除外することなく遷移画面数を算出する構成としてもよい。即ち、全遷移画面数を遷移画面数としてもよい。
上記実施形態では、昇順と降順とでそれぞれ全遷移画面数を算出する構成としたが、昇順または降順のいずれか一方について全遷移画面数を算出し、他方の全遷移画面数については、環状配列画面群50を構成する全画面数から、一方について算出した全遷移画面数を引いた値を使用する構成としてもよい。
上記実施形態では、遷移画像数に基づいて遷移方向を決定する構成としたが、遷移画像数にLCD16の表示領域のスクロール方向の幅を乗じた距離を算出し、その距離に基づいて遷移方向を決定する構成としてもよい。
上記実施形態では、1秒あたりに表示されるフレーム数を固定とし、スクロール速度(画面の移動速度)を、1フレームあたりの画面の移動量として算出する構成としたが、1フレームあたりの画面の移動量を固定とし、スクロール速度を、1秒あたりに表示されるフレーム数として算出する構成としてもよい。かかる場合、遷移画面数が少ないほど、1秒当たりのフレーム数は少なくなる。例えば、遷移画面数が3である場合には、12fpsとし、遷移画面数が5である場合には、20fpsとすることができる。
上記実施形態では、規定画面遷移ボタン81をLCD16に表示してタッチパネル17で操作を受け付ける構成としたが、規定画面遷移ボタン81は、MFP1に設けられたハードボタンであってもよい。かかる場合には、CPU10は、規定画面以外の画面が表示されている場合に、ハードボタンによる操作の受け付け可能にし、規定画面が表示されている場合に、ハードボタンの受け付けを不可能にすればよい。また、規定画面遷移ボタン81を、MFP1の筐体に設けた静電センサ式のボタンとしてもよい。かかる場合には、CPU10は、S602においてCPU10がNoと判断した場合に、S603において、操作を受付可能にするとともに、ユーザが視認可能に発光させ、一方、S602においてCPU10がYesと判断した場合に、S603において、操作の受付を不可能にするとともに、消灯すればよい。
上記実施形態では、環状配列画面群50を構成する画面の数を固定としたが、ユーザが必要に応じて画面(例えば、機能画面)を追加できるように構成してもよい。
上記実施形態では、環状配列画面群50を構成する各画面50a〜50eを、所定の表示順に従って環状に切り替える構成としたが、環状配列画面群50に含まれない画面から環状配列画面群50を表示させる指示が入力された場合には、表示中の画面から規定画面50aを直接表示してもよい。
上記実施形態では、所定の操作に基づいて規定画面を設定できる構成としたが、環状配列画面群50を構成する各画面50a〜50eにおける操作回数をカウントし、所定のタイミング(ユーザが所定のボタンを操作した場合、図6の環状配列画面群表示処理が開始される毎、MFP1に電源を投入した場合など)で、最も操作回数の多い画面が自動的に規定画面に設定される構成としてもよい。また、所定の操作に基づいて規定画面を設定できる構成において、機能未登録画面は自動的に設定の対象外とされる構成としてもよい。
上記実施形態では、各画面50a〜50eをスクロールする場合に、表示領域61及び表示領域62の両方を表示したが、表示領域61に表示される機能ボタンや、装置のステータスを表す画像(例えば、プリンタ19に使用するインクの残量を示す画像)などについては、スクロールせずに固定表示とし、各画面50a〜50eに特有な画像が表示される表示領域62の内容のみをスクロールさせる構成としてもよい。
上記実施形態では、規定画面遷移ボタン81が操作された場合に、途中で止まることなく、表示中の画面から規定画面までスクロール移動する構成とした。規定画面遷移ボタン81の操作に伴うスクロール移動中に、ユーザが所定の操作(例えば、画面のタッチ)をした場合に、スクロールを中止して規定画面でない画面を表示する構成としてもよい。この場合、例えば、タッチした部分に表示されていた画面を表示すればよい。あるいは、消失画面と次画面との2画面が表示されている場合には、表示範囲の広いほうの画面を表示してもよい。MFP1は、スクロール中に遷移する画面数が少なくなるように画面の遷移方向を決定するので、スクロール中における画面遷移の認識性が高く、上記構成を採用するのに好適である。
上記実施形態では、スクロール中の画面遷移を、スクロール速度に応じた移動量だけ移動させた表示データを順次表示する構成としたが、決定された遷移方向(昇順または降順)に従って、表示中の画面から規定画面まで、画面単位で順次画面を切り替えて表示させてもよい。即ち、画面50cから規定画面50aへの移動中に、例えば、画面50cの一部と画面50bの一部とが一緒に表示されることなく、画面50cの後に画面50bをさせてもよい。
1 MFP
10 CPU
11a 制御プログラム
10 CPU
11a 制御プログラム
Claims (12)
- 表示部と、
前記表示部に表示される複数の画像の各々の表示順を特定する順序情報を記憶する記憶部と、
前記複数の画像のうち、少なくとも1の画像を、前記表示部に表示させる画像表示手段と、
前記複数の画像のうち少なくとも1の画像が前記画像表示手段により前記表示部に表示されている場合に、前記表示部に表示させる画像を、前記記憶部に記憶されている前記順序情報に基づき、前記表示順の先頭から最後に向かう昇順、又は、前記表示順の最後から先頭に向かう降順で切り替える表示切替手段であって、前記表示順の最後の画像が前記表示部に表示されて前記昇順で切り替える場合には前記表示順の先頭の画像に切り替え、前記表示順の先頭の画像が前記表示部に表示されて前記降順で切り替える場合には前記表示順の最後の画像に切り替える前記表示切替手段と、
前記複数の画像のうち少なくとも1の画像が前記画像表示手段により前記表示部に表示されている場合に、前記複数の画像のうち規定画像として特定される1の画像を前記表示部に表示させる規定画像表示指示を受け付ける指示受付手段と、
前記指示受付手段により前記規定画像表示指示を受け付けた場合、前記複数の画像の表示順において、前記画像表示手段により前記表示部に表示される1の画像から、前記規定画像までの所定範囲に含まれる画像数を、前記昇順又は前記降順の少なくとも一方について取得する画像数取得手段と、
前記画像数取得手段により取得された画像数に基づいて、前記昇順又は前記降順のうち、前記所定範囲に含まれる画像数が少ない方を、前記規定画像表示指示に基づく画像の切り替え順として決定する切替順決定手段と、
を備え、
前記表示切替手段は、前記指示受付手段により前記規定画像表示指示を受け付けた場合、前記切替順決定手段により決定された切り替え順に従い、前記表示部に表示させる画像を切り替えて、前記規定画像を前記表示部に表示させることを特徴とする表示装置。 - 前記少なくとも1の画像が前記画像表示手段により前記表示部に表示され、かつ、前記表示部に表示された画像に前記規定画像が含まれない場合に、前記指示受付手段による前記規定画像表示指示の受付を可能にする受付切替手段を備えることを特徴とする請求項1記載の表示装置。
- 前記規定画像表示指示を行うための操作部を備え、
前記受付切替手段は、前記少なくとも1の画像が前記画像表示手段により前記表示部に表示され、かつ、前記表示部に表示された画像に前記規定画像が含まれない場合に、前記操作部による操作を可能にすることを特徴とする請求項2記載の表示装置。 - 前記表示切替手段は、前記指示受付手段により前記規定画像表示指示を受け付けた場合、当該受付から、前記規定画像を前記表示部に表示させるまでの時間が所定時間となる速度で、前記切替順決定手段により決定された切り替え順に従い、前記表示部に表示させる画像を切り替えることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の表示装置。
- 前記指示受付手段により前記規定画像表示指示を受け付けた場合、前記表示部に表示されている画像を、前記切替順決定手段により決定された切り替え順に従って所定の移動量ずつ移動させた表示データを、前記規定画像が前記表示部に表示されるまで順次生成する表示データ生成手段を備え、
前記表示切替手段は、前記指示受付手段により前記規定画像表示指示を受け付けた場合、前記表示データ生成手段により生成された前記表示データを前記表示部に順次表示させて、前記表示部に表示させる画像を切り替えることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の表示装置。 - 前記指示受付手段により前記規定画像表示指示を受け付けた場合、当該受付から、前記規定画像を前記表示部に表示させるまでの時間が所定時間となる前記画像の移動量を算出する移動量算出手段を備えていることを特徴とする請求項5記載の表示装置。
- 前記表示部に表示される複数の画像は、複数の画面であり、
前記表示切替手段は、前記複数の画面のうち1の画面が前記画像表示手段により前記表示部に表示されている場合、かつ、前記複数の画面のうち規定画面として特定される1の画面を前記表示部に表示させる指示を、前記指示受付手段により前記規定画像表示指示として受け付けた場合に、前記切替順決定手段により決定された切り替え順に従い、前記表示部に表示させる画面を切り替えて、前記規定画面を前記表示部に表示させることを特徴とする請求項1から6のいずれかに記載の表示装置。 - 前記複数の画面は、固有の画面と、所定の機能の実行指示を行うための機能画像を所定の操作に基づき配置可能な機能画面とから構成され、
前記画像数取得手段は、前記指示受付手段により前記規定画像表示指示を受け付けた場合、かつ、前記機能画像が配置されていない機能画面が存在する場合には、前記複数の画面の表示順において、前記画像表示手段により前記表示部に表示される画面から、前記規定画面までの所定範囲に含まれる画面から、前記機能画像が配置されていない機能画面を除いた画面数を、前記昇順又は前記降順の少なくとも一方について取得することを特徴とする請求項7記載の表示装置。 - 前記指示受付手段により前記規定画像表示指示を受け付けた場合、前記表示部に表示されている画面を、前記機能画像が配置されていない機能画面を除いて、前記切替順決定手段により決定された切り替え順に従って所定の移動量ずつ移動させた表示データを、前記規定画面が前記表示部に表示されるまで順次生成する表示データ生成手段を備え、
前記表示切替手段は、前記指示受付手段により前記規定画像表示指示を受け付けた場合、前記表示データ生成手段により生成された前記表示データを前記表示部に順次表示させて、前記表示部に表示させる画面を切り替えることを特徴とする請求項8記載の表示装置。 - 前記複数の画像のうち少なくとも1の画像が前記画像表示手段により前記表示部に表示されている場合に、前記規定画像表示指示とは異なる指示であって、前記表示部に表示させる画像を、前記記憶部に記憶されている前記順序情報に基づき、前記昇順又は前記降順で切り替える指示である画像切替指示を受け付ける第2指示受付手段と、
前記第2指示受付手段により前記画像切替指示を受け付けた場合、前記画像切替指示に基づく画像の切り替え順を記憶部に記憶させる切替順記憶手段と、を備え、
前記切替順決定手段は、前記所定範囲に含まれる画像数が、前記昇順と前記降順とで等しい場合、前記切替順記憶手段に記憶される切り替え順とは逆の切り替え順を、前記規定画像表示指示に基づく切り替え順として決定することを特徴とする請求項1から9のいずれかに記載の表示装置。 - 前記画像表示手段は、前記複数の画像のうち2以上の画像を前記表示部に表示させるものであって、前記表示部に表示されている2以上の画像のうち、1の画像を他の画像と異なる態様で表示させ、
前記画像数取得手段は、前記複数の画像の表示順において、前記画像表示手段により前記表示部に前記異なる態様で表示される1の画像から、前記規定画像までの所定範囲に含まれる画像数を、前記昇順又は前記降順の少なくとも一方について取得し、
前記切替順決定手段は、前記画像数取得手段により取得された画像数に基づいて、前記昇順又は前記降順のうち、前記所定範囲に含まれる画像数が少ない方を、前記規定画像表示指示に基づく画像の切り替え順として決定することを特徴とする請求項1から6のいずれかに記載の表示装置。 - コンピュータを備える表示装置において実行される表示プログラムであって、
前記複数の画像のうち、少なくとも1の画像を、表示部に表示させる画像表示手段と、
前記複数の画像のうち少なくとも1の画像が前記画像表示手段により前記表示部に表示されている場合に、前記表示部に表示させる画像を、前記記憶部に記憶されている前記順序情報に基づき、前記表示順の先頭から最後に向かう昇順、又は、前記表示順の最後から先頭に向かう降順で切り替える表示切替手段であって、前記表示順の最後の画像が前記表示部に表示されて前記昇順で切り替える場合には前記表示順の先頭の画像に切り替え、前記表示順の先頭の画像が前記表示部に表示されて前記降順で切り替える場合には前記表示順の最後の画像に切り替える前記表示切替手段と、
前記複数の画像のうち少なくとも1の画像が前記画像表示手段により前記表示部に表示されている場合に、前記複数の画像のうち規定画像として特定される1の画像を前記表示部に表示させる規定画像表示指示を受け付けた場合、前記複数の画像の表示順において、前記画像表示手段により前記表示部に表示される1の画像から、前記規定画像までの所定範囲に含まれる画像数を、前記昇順又は前記降順の少なくとも一方について取得する画像数取得手段と、
前記画像数取得手段により取得された画像数に基づいて、前記昇順又は前記降順のうち、前記所定範囲に含まれる画像数が少ない方を、前記規定画像表示指示に基づく画像の切り替え順として決定する切替順決定手段と、
前記コンピュータを機能させ、
前記表示切替手段は、前記規定画像表示指示を受け付けた場合、前記切替順決定手段により決定された切り替え順に従い、前記表示部に表示させる画像を切り替えて、前記規定画像を前記表示部に表示させることを特徴とする表示プログラム。
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