JP2013134283A - 投写型表示装置 - Google Patents

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和範 小谷
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Abstract

【課題】利便性を保ちつつ消費電力を抑制できる投写型表示装置を提供する。
【解決手段】プロジェクタ1は、光を出射するランプ201と、ランプ201からの光を映像信号に応じて変調する液晶パネル203、204、205と、人体の存在を感知する人感センサ404と、映像信号が入力されていることを検出する映像信号検出回路407aと、ランプ201および液晶パネル203、204、205を制御するCPU401と、を備える。CPU401は、ランプ201および液晶パネル203、204、205の動作により画像を投写する運転を行っているとき、人感センサ404が人体の存在を感知せず、且つ、映像信号が入力されているときには、運転を継続するとともに、人感センサ404が人体の存在を感知せず、且つ、映像信号が入力されていことに基づいて、運転を停止する。
【選択図】図3

Description

本発明は、光源からの光を変調して被投写面に投写する投写型表示装置に関する。
従来、光源からの光を変調して被投写面に投写する投写型表示装置(以下、「プロジェクタ」という)が、広く利用されている。かかるプロジェクタでは、他の電気機器と同様、消費電力の抑制が一つの課題となっている。
消費電力を抑制するための方法として、他の電気機器では、人の存否に基づいて運転を制御すること方法が提案されている(たとえば、特許文献1参照)。この方法では、人の存否を判別するために、いわゆる人感センサが用いられ、たとえば、人感センサからの信号に基づいて、電気機器が使用されない状況下にあると判断された場合に、電気機器における操作部のバックライトを停止する制御が実行される(たとえば、特許文献1参照)。
特開2011−197222号公報
しかしながら、他の電気機器と異なり、プロジェクタでは、周囲に人がいない状況下において、直ちに運転が停止されるのは望ましくない場合がある。
たとえば、プロジェクタから投写される映像によって商品や物品の展示が行われるような場面では、周囲に人がいなくても、映像の投写が継続されるのが望ましい。このような場面において、映像の投写が停止されると、その後、映像に触れる機会が遮断され、展示の効果が薄れてしまう。つまり、このような場面では、消費電力の抑制よりも、投写による利便性が優先されるのが望ましい。
本発明は、かかる課題に鑑みてなされたものであり、利便性を保ちつつ消費電力を抑制できる投写型表示装置を提供することを目的とする。
本発明に係る投写型表示装置は、光を出射する光源と、前記光源からの前記光を、映像信号に応じて変調する光変調部と、人体の存在を感知する人体感知部と、前記映像信号が入力されていることを検出する検出部と、前記光源および前記光変調部を制御する駆動制御部と、を備える。ここで、前記駆動制御部は、前記光源および前記光変調部の動作により画像を投写する運転を行っているときに、前記人体感知部が人体の存在を感知せず、且つ、前記検出部が前記映像信号の入力を検出しているときには、前記運転を継続するとともに、前記人体感知部が人体の存在を感知せず、且つ、前記検出部が前記映像信号の入力を検出しないことに基づいて、前記運転を停止する。
本発明に係る投写型表示装置によれば、投写型表示装置の周囲に人物がいない場合であっても、映像信号が入力されている間は、その映像信号に基づく映像がスクリーンに投写される。よって、投写による利便性が維持される。
さらに、本発明の投写型表示装置によれば、周囲に人物がいない場合であって、しかも
映像信号が入力されていない場合には、投写型表示装置の運転が停止されるので、消費電力を抑制できる。たとえば、操作者による電源の切り忘れによる電力の浪費を抑制できる。
よって、投写型表示装置の利便性を保ちつつ、運転に要する消費電力を抑制できる。
本発明に係る投写型表示装置は、前記駆動制御部による前記運転の停止に先立ち、前記運転の停止を予告する予告部をさらに備え得る。この場合、前記駆動制御部は、前記予告部による前記予告の後の所定時間、前記人体感知部が人体の存在を感知せず、且つ、前記検出部が前記映像信号の入力を検出しないことに基づいて、前記運転を停止する。
この構成によれば、人体の存在が感知されず、且つ、映像信号が入力されていないことに基づいて運転が停止される前に、当該運転の停止が予告される。予告により、操作者は運転の停止を事前に知ることができ、利便性が向上する。
また、本発明に係る投写型表示装置において、前記予告部は、前記運転の停止を予告するための予告画像を、前記駆動制御部に投写させるよう構成され得る。
この構成によれば、操作者および閲覧者は、スクリーンに投写された投写画面に含まれる予告画像を見ることによって、容易に運転が停止されることを知ることができ、便利である。
また、本発明に係る投写型表示装置において、前記予告画像は、前記運転が停止されるまでの残り時間を表示する画像を含み得る。
この構成によれば、操作者および閲覧者は、運転が停止されるまでの時間を容易に知ることができ、便利である。
さらに、本発明に係る投写型表示装置において、前記予告画像は、前記映像信号が入力されていないことを報知するための画像を含み得る。
この構成によれば、操作者および閲覧者は、映像信号が入力されていないことを容易に知ることができ、便利である。
また、本発明に係る投写型表示装置において、前記駆動制御部は、前記検出部が前記映像信号の入力を検出しない場合にも、前記人体感知部が人体の存在を感知しているとき、前記運転を継続し得る。
この構成によれば、たとえば投写型表示装置の設置作業中には、操作者を人体感知部が感知するため、運転が停止されない。このため、操作者が映像信号を入力するための接続作業を終えたときには即座に映像信号に基づく投写画面がスクリーンに投写されるため、投写型表示装置の利便性が高められる。
以上のとおり、本発明によれば、利便性を保ちつつ消費電力を抑制できる投写型表示装置を提供することができる。
本発明の効果ないし意義は、以下に示す実施の形態の説明により更に明らかとなろう。ただし、以下の実施の形態は、あくまでも、本発明を実施化する際の一つの例示であって、本発明は、以下の実施の形態に記載されたものに何ら制限されるものではない。
実施の形態に係る、プロジェクタの構成を示す図である。 実施の形態に係る、光学エンジンの構成を示す図である。 実施の形態に係る、プロジェクタの回路系の構成を示す図である。 実施の形態に係る、駆動制御処理を示すフローチャートである。 変更例に係る、プロジェクタの回路系の構成を示す図である。 変更例に係る、駆動制御処理を示すフローチャートである。 変更例に係る、駆動制御処理に基づきスクリーンに投写された投写画面を示すである。 その他の変更例に係る、駆動制御処理に基づきスクリーンに投写された投写画面を示すである。
以下、図面を参照して、実施の形態に係るプロジェクタ1について説明する。
図1は、プロジェクタ1の構成を示す図である。同図を参照して、プロジェクタ1は、筺体となる、横長の略直方体形状のキャビネット10を備えている。キャビネット10には、前面左側に投写窓101が形成されており、前面右側および右側面にキャビネット10内部から排気を行うための排気口102、103がそれぞれ形成されている。また、キャビネット10の上面には、操作キー群104が設けられている。操作キー群104は、プロジェクタ1の運転を開始または停止させるための運転キー104a等、複数のキーにより構成されている。
キャビネット10の内部には、光学エンジン20および投写レンズユニット30が配されている。光学エンジン20は、映像信号に基づいて変調された映像光を生成する。光学エンジン20には、投写レンズユニット30が装着されており、投写レンズユニット30の前端部が、投写窓101から前方に露出している。投写レンズユニット30は、光学エンジン20で生成された映像光を、プロジェクタ1の前方に配されたスクリーンに拡大投写する。
図2は、光学エンジン20の構成を示す図である。
図2に示すように、光学エンジン20は、ランプ201と、導光光学系202と、3つの透過型の液晶パネル203、204、205と、ダイクロイックプリズム206とを備えている。なお、液晶パネル203、204、205の入射側と出射側には図示しない偏光板が配されている。
ランプ201は、たとえば、メタルハライドランプ、キセノンランプ等である。ランプ201から出射された白色光は、導光光学系202によって赤色波長帯の光(以下、「R光」という)と、緑色波長帯の光(以下、「G光」という)と、青色波長帯の光(以下、「B光」という)に分離され、液晶パネル203、204、205に照射される。これら液晶パネル203、204、205によって変調されたR光、G光、B光は、ダイクロイックプリズム206によって色合成され、映像光として出射される。
なお、光学エンジン20を構成する光変調素子としては、上記透過型の液晶パネル203、204、205の他、反射型の液晶パネルや、MEMSデバイスを用いることもできる。また、光学エンジン20は、上記のように3つの光変調素子を備えた3板式の光学系ではなく、たとえば、1つの光変調素子とカラーホイールを用いた単板式の光学系により構成することもできる。
図3は、プロジェクタ1の回路系の構成を示す図である。
液晶パネル203、204、205、ランプ201等を制御するため、プロジェクタ1は、制御回路部40を備える。制御回路部40は、CPU401、メモリ402、キー入力回路403、人感センサ404、入力切替回路405、A/Dコンバータ406、信号処理回路407、パネル駆動回路408、ランプ駆動回路409、冷却ファン410、ファン駆動回路411を含む。
キー入力回路403は、操作キー群104の各キーの操作に応じた操作信号をCPU401へ出力する。
人感センサ404は、プロジェクタ1の周囲における人体の存在を感知するセンサである。人感センサ404は、たとえば、人体から出射した赤外線を検出する赤外線センサを備える。人感センサ404は、当該赤外線センサが赤外線を検出したとき、人体の存在を感知したことを示す人体感知信号をCPU401へ出力する。
人感センサ404は、赤外線に限らず、人体から反射する可視光、超音波等を検出するセンサを備えてもよい。この場合、当該センサが可視光や超音波を検出したとき、人体の存在を感知したことを示す人体感知信号をCPU401へ出力する。また、人感センサ404は、カメラにより撮影された画像に所定の画像処理を施し、当該画像から周囲にいる人物の画像を抽出することにより、人体の存在を感知するような構成とされてもよい。
入力切替回路405は、複数の入力端子の中から接続する入力端子を切り替える。入力切替回路405によって接続された入力端子を通じて、外部からの映像信号が入力される。入力された映像信号がアナログ信号である場合には、A/Dコンバータ406によってデジタルの映像信号に変換されて信号処理回路407に入力される。なお、映像信号がデジタル信号である場合には、A/Dコンバータ406を介することなく信号処理回路407に入力される。
信号処理回路407は、入力された映像信号に対して、スケーリング補正(画素数の補正)、ホワイトバランス補正、ガンマ補正等の各種補正を行う。また、信号処理回路407は、映像信号がRGB信号以外の信号である場合、かかる信号をRGB信号に変換する。
信号処理回路407から出力されたRGB信号は、パネル駆動回路408に入力される。パネル駆動回路408は、入力されたRGB信号に従って液晶パネル203、204、205を駆動する。
信号処理回路407は、映像信号検出回路407aを備える。映像信号検出回路407aは、入力切替回路405から映像信号が入力されていることを検出し、検出に基づく映像検出信号を、CPU401へ出力する。CPU401は、信号処理回路407からの映像検出信号に基づき、現在、入力切替回路405から映像信号が入力されているか否かを判別できる。
冷却ファン410は、キャビネット10に内蔵される。冷却ファン410は、キャビネット10に備えられた吸気口(図示せず)から外気を取り込んで導光光学系202の各部を空冷するとともに、空冷に用いた空気を上記の排気口102、103から排気する。
ファン駆動回路411は、CPU401からの制御信号に従って、冷却ファン410を
駆動する。
メモリ402は、RAM、ROMを含む。メモリ402には、CPU401に制御機能を付与するための制御プログラムが記憶されている。
CPU401は、メモリ402に記憶されている制御プログラムに従って、プロジェクタ1の運転を行う。
CPU401は、以下に図4を用いて説明される駆動制御処理を実行するため、駆動制御部401aを備える。メモリ402に格納されているプログラムにより、駆動制御部401aの機能がCPU401に付与される。
図4は、駆動制御処理を示すフローチャートである。駆動制御処理は、プロジェクタ1が運転されている状態において、人感センサ404からの人体感知信号と信号処理回路407からの映像検出信号に基づき、プロジェクタ1の運転を継続および停止させるための処理である。
駆動制御部401aは、プロジェクタ1の運転が停止されている状態において運転キー104aに対する操作を検出した場合、駆動制御処理の実行を開始する。駆動制御部401aは、まず、ランプ201、液晶パネル203、204、205および冷却ファン410を駆動することにより、プロジェクタ1の運転を開始する(S101)。
プロジェクタ1の運転の開始後、駆動制御部401aは、人感センサ404からの人体感知信号に基づき、人感センサ404によりプロジェクタ1の周囲における人体の存在が感知されたか否かを判定する(S102)。人体の存在が感知されない場合(S102:NO)、駆動制御部401aは、映像信号検出回路407aからの映像検出信号に基づき、映像信号が入力されているか否かを判定する(S103)。
駆動制御部401aは、人体の存在が感知されず(S102:NO)、且つ、映像信号が入力されていない場合(S103:NO)、プロジェクタ1の運転を停止させる(S105)。
人体の存在が感知された場合(S102:YES)、または、映像信号が入力されている場合(S103:YES)、駆動制御部401aは、運転停止操作、すなわちプロジェクタ1が運転されている状態における運転キー104aに対する操作がなされたか否かを判定する(S104)。駆動制御部401aは、運転停止操作がなされていない判定した場合(S104:NO)、ステップS102とS103の処理を再び実行する。駆動制御部401aは、運転停止操作がなされたと判定した場合(S104:YES)、ランプ201、液晶パネル203、204、205および冷却ファン410を停止させることにより、プロジェクタ1の運転を停止させる(S105)。
たとえば、プロジェクタ1の運転を開始させるための運転キー104aに対する操作が操作者によりなされた直後、操作者はプロジェクタ1の近くにいるため、人感センサ404は人体の存在を感知する(S102:YES)。この場合(S102:YES)、運転停止操作がなされない限り、プロジェクタ1の運転は継続される(S104:NO→S102:YES)。
図4のフローチャートによって示される通り、駆動制御部401aは、映像信号検出回路407aによって検出されるプロジェクタ1の運転の状態に関わらず、人体の存在が感知された場合には(S102:YES)、プロジェクタ1の運転を継続させる。たとえば
、上記の例の如くプロジェクタ1の運転が開始された後に、操作者が、映像信号を出力するパソコン等の機器の出力端子とプロジェクタ1に備えられた入力端子とを接続するための作業を行う場合がある。このような場面では、駆動制御部401aは、人体(操作者)を感知したとして、映像信号が入力されていないにも関わらず、ステップS102においてYESと判定する。つまり、プロジェクタ1の運転が継続される。
駆動制御部401aは、人体の存在が感知されない場合であっても(S102:NO)、映像信号が入力されている場合(S103:YES)、プロジェクタ1の運転を継続させる。
たとえば、展示会場などにおいて、プロジェクタ1を用いた上演が行われる際、映像信号に基づく投写画面が、当該展示会場に配置されたスクリーンに投写される。このような場面では、上演中に、閲覧者がプロジェクタ1の周囲にいない場合があり得る。このような場合であっても、映像信号が入力されているときには(S103:YES)、プロジェクタ1の運転は継続される。
以上、本実施の形態によれば、プロジェクタ1の周囲に人物がいない場合であっても、映像信号が入力されている間は、その映像信号に基づく投写画面50がスクリーンに投写される。よって、投写による利便性が維持される。
さらに、本実施の形態によれば、周囲に人物がいない場合であって、しかも映像信号が入力されていない場合には、プロジェクタ1の運転が停止される。よって、消費電力の抑制が優先される。たとえば、操作者による電源の切り忘れによる電力の浪費を抑制できる。
したがって、本実施の形態によれば、プロジェクタ1の利便性を保ちつつ、運転に要する消費電力を抑制できる。
また、本実施の形態によれば、駆動制御部401aは、映像信号検出回路407aが映像信号の入力を検出しない場合にも、人感センサ404が人体の存在を感知しているとき、運転を継続する。よって、たとえばプロジェクタ1の設置作業中には、操作者を人感センサ404が感知するため、プロジェクタ1の運転は停止されない。このため、操作者が映像信号を入力するための接続作業を終えたときには即座に映像信号に基づく投写画面がスクリーンに投写され、プロジェクタ1の利便性が高い。
<変更例>
図5は、本変更例に係る、プロジェクタ1の回路系の構成を示す図である。図6は、本変更例に係る、駆動制御処理を示すフローチャートである。図7は、駆動制御処理に基づきスクリーンに投写された投写画面を示す図である。
本変更例に係るCPU401は、駆動制御部401aに加え、図5に示すように、予告部401bをさらに備える。予告部401bは、図6に示される駆動制御処理に基づいて、駆動制御部401aによるプロジェクタ1の運転の停止に先立ち、当該運転の停止を予告する。駆動制御部401aと同様、メモリ402に格納されているプログラムにより、予告部401bの機能がCPU401に付与される。
図6のフローチャートは、図4に示すフローチャートに対し、ステップS111〜S116の処理が追加されている。ステップS111〜S116の処理は、ステップS103においてNOと判定された後に、予告部401bにより実行される。
以下に、本変更例にかかる駆動制御処理について説明する。
プロジェクタ1が運転されている状態において(S101)、人体の存在が感知されず(S102:NO)、且つ、映像信号が入力されていない場合(S103:NO)、予告部401bはステップS111〜S116の処理を実行する。
ステップS111において、まず、予告部401bは、CPU401が備えるタイマを用いて、時間(T)を計り始める。時間Tは、人体の存在が感知されず(S113:NO)、且つ、映像信号が入力されていない(S114:NO)状態が継続する時間を表す。
タイマのスタートの後(S111)、予告部401bは、図7に示すように、プロジェクタ1の運転の停止を予告するための予告画像501を表示する(S112)。
具体的には、ステップS112において、予告部401bは、まず、プロジェクタ1の運転を停止させるまでの時間を表示する画像501aと、投写画面50の投写を停止中止することを示す画像501bとを含む予告画像501を生成する処理を実行する。次に、予告部401bは、生成した予告画像501を含む投写画面50を駆動制御部401aに投写させる。予告画像501を含む投写画面50が、スクリーンへ投写されることにより、スクリーンに予告画像501が表示される。
ここで、上記のプロジェクタ1の運転を停止させるまでの時間は、所定時間T0と時間Tとの差T0−Tを意味する。所定時間T0は、人感センサ404により人体の存在が感知されず(S113:NO)、且つ、映像信号が入力されていない場合(S114:NO)において、プロジェクタ1の運転を停止させる処理(S105)を実行するまでの所定の時間の長さである。所定時間T0は、たとえば数秒〜数分程度に予め設定される。
運転の停止を予告するための予告画像501が表示された後(S112)、人体の存在が感知されず(S113:NO)、且つ、映像信号が入力されていない場合(S114:NO)、予告部401bは、時間Tが、所定時間T0を超えたか否か、つまりT>T0を満たすか否かを判定する(S115)。
ステップS111におけるタイマのスタート直後に、上記のステップS115の処理が実行される場合、時間Tは所定時間T0に満たさない(S115:NO)。この場合、予告部401bは、ステップS116において、CPU401により運転停止操作が検出されたか否かを判定する。ステップS116における判定処理は、ステップS104における判定処理に同じである。運転停止操作がなされた場合(S116:YES)、駆動制御部401aがプロジェクタ1の運転を停止させる(S105)。運転の停止の後、図6の駆動制御処理は終了する。
運転停止操作がなされていない場合(S116:NO)、駆動制御処理はステップS112へ進み、予告部401bは、ステップS112の表示処理を再び実行する。ステップS112の表示処理が2回目以降に実行される場合、予告画像501において、画像501a中の残り時間(T0−T)が更新される。
つまり、ステップS112〜S116の処理が、ループ処理として繰り返し実行される場合、時間の経過とともに更新される画像501aにおける残り時間T0−Tは減少する。
この後、上記残り時間がゼロ、つまり時間Tが所定時間T0に達したとき、ステップS115の判定処理においてYESと判定される(S115:YES)。この場合、駆動制
御部401aは、プロジェクタ1の運転を停止させ(S105)、駆動制御処理を終了する。
時間Tが所定時間T0に達する前に運転停止操作なされた場合においても(S116:YES)、駆動制御部401aは、プロジェクタ1の運転を停止させ(S105)、駆動制御処理を終了する。
時間Tが所定時間T0に達する前において、人体の存在が感知された場合(S113:YES)、または、映像信号の入力が検出された場合(S114:YES)、予告部401bは、ステップS112における表示処理に基づき表示された予告画像501の表示を、駆動制御部401aに解除させるとともに(S117)、ステップS111において計時を開始したタイマを停止する(S118)。タイマの停止の後、駆動制御部401aは、上記実施の形態にて説明したステップS104の処理へ戻る。この場合、運転停止操作がなされていない間(S104:NO)、人体の存在の感知(S102)および映像信号の入力の有無(S103)に関する判定処理が、上記実施の形態にて説明した如く繰り返し実行される。
以上、本変更例の構成によれば、人体の存在が感知されず、且つ、映像信号が入力されていないことに基づいて運転が停止される前に、運転の停止の予告が予告部401bによりなされる。予告により、操作者はプロジェクタ1の運転の停止を事前に知ることができ、利便性が向上する。
さらに、予告がなされた後の所定時間T0の間に、人感センサ404が人体の存在を感知せず、且つ、映像信号検出回路407aが映像信号の入力を検出しないことに基づいて、駆動制御部401aは運転を停止する。この構成によれば、予告の後において、人体の存在が感知されず、且つ、映像信号が入力されなかった場合、プロジェクタ1の運転が停止される。この場合には、消費電力の抑制できる。
また、本変更例の構成によれば、プロジェクタ1の運転の停止を予告するための予告画像501を含む投写画面50がスクリーンに投写される。操作者および閲覧者は、スクリーンに投写された投写画面50に含まれる予告画像501を見ることによって、容易に運転が停止されることを知ることができ、便利である。
また、本変更例の構成によれば、予告画像501は、運転が停止されるまでの残り時間(T0−T)を表示する画像を含むため、操作者および閲覧者は、運転が停止されるまでの時間を容易に知ることができ、便利である。
<その他>
以上のとおり、本実施の形態および変更例について説明したが、本発明は上記実施の形態および変更例に何ら制限されるものではなく、また、本発明の実施形態も、上記実施の形態以外に、種々の変更が可能である。
たとえば、上記変更例では、予告部401bは、プロジェクタ1の運転を停止させるまでの時間を表示する画像501aと、投写画面50の投写を停止することを示す画像501bとを含む予告画像501を表示する。これに限らず、たとえば、図8に示すように、プロジェクタ1の運転を停止させるまでの時間を表示する画像501aと映像信号が入力されていないことを報知する画像501cとを含む予告画像501がスクリーンに表示されるよう構成されてもよい。さらに、画像501a、画像501b、および画像501cのうち、いずれか1つ以上を含む予告画像501が表示されてもよい。
さらに、上記実施の形態では、光源としてランプ201が用いられているが、ランプ光源に限らず、LED光源、レーザ光源等の固体光源が用いられても良い。
この他、本発明の実施の形態は、特許請求の範囲に示された技術的思想の範囲内において、適宜、種々の変更が可能である。
1 プロジェクタ (投写型表示装置)
50 画像 (投写画面)
201 ランプ (光源)
203、204、205 液晶パネル (光変調部)
401a 駆動制御部
401b 予告部
404 人感センサ (人体感知部)
407a 映像信号検出回路 (検出部)
501 予告画像

Claims (6)

  1. 光を出射する光源と、
    前記光源からの前記光を、映像信号に応じて変調する光変調部と、
    人体の存在を感知する人体感知部と、
    前記映像信号が入力されていることを検出する検出部と、
    前記光源および前記光変調部を制御する駆動制御部と、を備え、
    前記駆動制御部は、前記光源および前記光変調部の動作により画像を投写する運転を行っているときに、前記人体感知部が人体の存在を感知せず、且つ、前記検出部が前記映像信号の入力を検出しているときには、前記運転を継続するとともに、前記人体感知部が人体の存在を感知せず、且つ、前記検出部が前記映像信号の入力を検出しないことに基づいて、前記運転を停止する、
    ことを特徴とする投写型表示装置。
  2. 請求項1に記載の投写型表示装置において、
    前記駆動制御部による前記運転の停止に先立ち、前記運転の停止を予告する予告部をさらに備え、
    前記駆動制御部は、前記予告部による前記予告の後の所定時間、前記人体感知部が人体の存在を感知せず、且つ、前記検出部が前記映像信号の入力を検出しないことに基づいて、前記運転を停止する、
    ことを特徴とする投写型表示装置。
  3. 請求項2に記載の投写型表示装置において、
    前記予告部は、前記運転の停止を予告するための予告画像を、前記駆動制御部に投写させる、
    ことを特徴とする投写型表示装置。
  4. 請求項3に記載の投写型表示装置において、
    前記予告画像は、前記運転が停止されるまでの残り時間を表示する画像を含む、
    ことを特徴とする投写型表示装置。
  5. 請求項3または4に記載の投写型表示装置において、
    前記予告画像は、前記映像信号が入力されていないことを報知するための画像を含む、ことを特徴とする投写型表示装置。
  6. 請求項2ないし5の何れか一項に記載の投写型表示装置において、
    前記駆動制御部は、前記検出部が前記映像信号の入力を検出しない場合にも、前記人体感知部が人体の存在を感知しているとき、前記運転を継続する、
    ことを特徴とする投写型表示装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US11763707B2 (en) 2020-09-24 2023-09-19 Casio Computer Co., Ltd. Projecting apparatus, light emission control method, and non-volatile storage medium storing program

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