JP2013133318A - コンタクトレンズ装着液 - Google Patents

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Abstract

【課題】コンタクトレンズ装着後、目の周りに付着し乾燥した高分子化合物特有の痒みが抑制される、コンタクトレンズ装着液を提供する。
【解決手段】(A)水溶性高分子化合物と、(B)抗アレルギー薬及び抗ヒスタミン薬から選ばれる薬物と、(C)液状多価アルコール0.3W/V%以上とを含有し、(D)塩化ナトリウム、塩化カリウム、ホウ酸、ホウ砂及び炭酸水素ナトリウムから選ばれる無機塩と、(E)アミノエチルスルホン酸及びイプシロンアミノカプロン酸から選ばれるアミノ酸類との合計配合量が0.5W/V%以下であることを特徴とするコンタクトレンズ装着液。
【選択図】なし

Description

本発明は、コンタクトレンズ装着液に関するものである。
コンタクトレンズは異物であるため、コンタクトレンズの装着時の異物感を軽減するために、コンタクトレンズ装着液が用いられている。異物感の軽減のためには、水溶性高分子化合物が有効である。しかしながら、コンタクトレンズ装着液を用いてコンタクトレンズを装着した場合、装着後、目の周りに付着し乾燥した高分子化合物特有の痒みが顕著となり、使用感が悪いことが問題であった。以上のことから、コンタクトレンズ装着後の痒みが抑制される、コンタクトレンズ装着液が望まれていた。
国際公開第2007−77783号パンフレット
本発明は上記事情に鑑みなされたもので、コンタクトレンズ装着後、目の周りに付着し乾燥した高分子化合物特有の痒みが抑制される、コンタクトレンズ装着液を提供することを目的とする。
本発明者らは、上記目的を達成するため鋭意検討した結果、コンタクトレンズ装着液に、緩衝剤や等張化剤として配合される、塩化ナトリウム、塩化カリウム、ホウ酸、ホウ砂及び炭酸水素ナトリウムから選ばれる無機塩や、アミノエチルスルホン酸及びイプシロンアミノカプロン酸から選ばれるアミノ酸類を、上記水溶性高分子化合物と併用することにより、コンタクトレンズ装着後、目の周りに付着し乾燥した高分子化合物特有の痒みが顕著となり、使用感が悪いことを知見した。
上記知見に基づき、(A)水溶性高分子化合物を含有するコンタクトレンズ装着液に、(B)抗アレルギー薬及び抗ヒスタミン薬と、(C)液状多価アルコール0.3W/V%以上とを配合すると共に、上記(D)無機塩と(E)アミノ酸類との合計配合量を0.5W/V%以下とすることにより、上記痒みを顕著に抑制できることを知見し、本発明をなすに至ったものである。
従って、本発明は下記コンタクトレンズ装着液を提供する。
[1].(A)水溶性高分子化合物と、(B)抗アレルギー薬及び抗ヒスタミン薬から選ばれる薬物と、(C)液状多価アルコール0.3W/V%以上とを含有し、(D)塩化ナトリウム、塩化カリウム、ホウ酸、ホウ砂及び炭酸水素ナトリウムから選ばれる無機塩と、(E)アミノエチルスルホン酸及びイプシロンアミノカプロン酸から選ばれるアミノ酸類との合計配合量が0.5W/V%以下であることを特徴とするコンタクトレンズ装着液。
[2].(A)水溶性高分子化合物が、ポリビニル系高分子化合物又はセルロース系高分子化合物である[1]記載のコンタクトレンズ装着液。
[3].(B)成分の抗アレルギー薬が、ケトチフェン、クロモグリク酸、アシタザノラスト、レボカバスチン及びこれらの塩から選ばれる抗アレルギー薬であり、抗ヒスタミン薬が、クロルフェニラミン、ジフェンヒドラミン及びこれらの塩から選ばれる抗ヒスタミン薬である[1]又は[2]記載のコンタクトレンズ装着液。
本発明によれば、コンタクトレンズ装着後、目の周りに付着し乾燥した高分子化合物特有の痒みが抑制される、コンタクトレンズ装着液を提供することができる。
以下、本発明について詳細に説明する。
本発明のコンタクトレンズ装着液は、(A)水溶性高分子化合物と、(B)抗アレルギー薬及び抗ヒスタミン薬から選ばれる薬物と、(C)液状多価アルコール0.3W/V%以上とを含有し、(D)塩化ナトリウム、塩化カリウム、ホウ酸、ホウ砂及び炭酸水素ナトリウムから選ばれる無機塩と、(E)アミノエチルスルホン酸及びイプシロンアミノカプロン酸から選ばれるアミノ酸類との合計配合量が0.5W/V%以下であることを特徴とするコンタクトレンズ装着液である。
(A)水溶性高分子化合物
水溶性高分子化合物はコンタクトレンズ装着液中において、クッションの役割を果たすものであり、眼科用として使用されるものであれば特に制限はされない。水溶性高分子化合物としては、例えば、ポリビニル系高分子化合物、セルロース系高分子化合物等が挙げられ、1種単独で又は2種以上を適宜組み合わせて用いることができる。この中でも、ポリビニルアルコール、ポリビニルピロリドン、カルボキシビニルポリマー、ポリビニルメチルエーテル等が挙げられ、ポリビニルアルコール、ポリビニルピロリドンが好ましい。ポリビニル系高分子化合物の平均重量分子量は2〜100万である。
セルロース系高分子化合物としては、例えば、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、メチルセルロース、ヒドロキシメチルセルロース、エチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシエチルメチルセルロース、カルボキシメチルセルロース等が挙げられる。この中でも、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、メチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロースが好適である。セルロース系高分子化合物の平均重量分子量は6〜50万である。この範囲で、特に異物感もなく、痒み抑制効果が特に発揮されやすい。なお、本発明において、高分子化合物の重量平均分子量は2〜100万で、GPCカラムを用いた液体クロマトグラフィーで得られた値である。
(A)成分の配合量は、コンタクトレンズ装着液中0.l〜5W/V%(質量/容積、g/100mL)であり、下限は0.2W/V%以上が好ましく、上限は3W/V%以下が好ましい。0.1W/V%以上とすることで、装着後のフィット感がより十分得られ、5W/V%を超えるとべたつきが生じる場合がある。なお、装着性の点から、ポリビニル系高分子化合物とセルロース系高分子化合物とを組み合わせて用いてもよい。
(B)抗アレルギー薬及び抗ヒスタミン薬から選ばれる薬物
抗アレルギー薬及び抗ヒスタミン薬から選ばれる薬物は、1種単独で又は2種以上を適宜組み合わせて用いることができる。抗アレルギー薬又は抗ヒスタミン薬のみを含有してもよく、抗アレルギー薬及び抗ヒスタミン薬を組み合わせて含有してもよい。抗アレルギー薬としては、例えば、アシタザノラスト、アンレキサノクス、イブジラスト、トラニラスト、レボカバスチン塩酸塩、フマル酸ケトチフェン、クロモグリク酸ナトリウム、ペミロラストカリウム等が挙げられ、抗ヒスタミン薬としては、例えば、クロルフェニラミンマレイン酸塩、ジフェンヒドラミン塩酸塩、フマル酸クレマスチン、メキタジン等が挙げられる。好ましくは、抗アレルギー薬が、ケトチフェン、クロモグリク酸、アシタザノラスト、レボカバスチン及びこれらの塩から選ばれるものであり、抗ヒスタミン薬が、クロルフェニラミン、ジフェンヒドラミン及びこれらの塩から選ばれるものであり、より好ましくは、クロルフェニラミンマレイン酸塩、ジフェンヒドラミン塩酸塩、フマル酸ケトチフェン、アシタザノラスト、レボカバスチン塩酸塩、クロモグリク酸ナトリウム、又はこれらの組み合わせである。
(B)成分の配合量は、コンタクトレンズ装着液中0.00001〜5W/V%が好ましく、0.00005〜3W/V%がより好ましく、0.00005〜1W/V%がさらに好ましい。より具体的に、例えば、マレイン酸クロルフェニラミンであれば、0.001〜0.1W/V%が特に好ましく、塩酸ジフェンヒドラミンであれば、0.001〜0.2W/V%が特に好ましく、クロモグリク酸ナトリウムであれば、0.05〜5W/V%が特に好ましく、フマル酸ケトチフェンであれば、0.001〜0.2W/V%が特に好ましい。
(C)液状多価アルコール0.3W/V%以上
液状多価アルコールはしては、グリセリン、プロピレングリコール、重量平均分子量2000〜5000のポリエチレングリコール等が挙げられるが、グリセリンが特に好適である。
(C)成分の配合量は、コンタクトレンズ装着液中0.3W/V%以上であり、0.3〜10W/V%が好ましく、0.5〜3W/V%がより好ましい。配合量が0.3W/V%未満だと、かゆみ抑制効果が不十分となる。一方、浸透圧の観点から、10W/V%以下とするとよい。0.3〜5W/V%がより好ましく、0.5〜3W/V%がさらに好ましい。
(D)塩化ナトリウム、塩化カリウム、ホウ酸、ホウ砂及び炭酸水素ナトリウムから選ばれる無機塩は、緩衝剤や等張化剤として配合され、(E)アミノエチルスルホン酸及びイプシロンアミノカプロン酸から選ばれるアミノ酸類は、有効成分として配合可能である。
本発明においては、上記(D)成分と(E)成分との合計配合量を、コンタクトレンズ装着液中0.5W/V%以下にすることにより、コンタクトレンズ装着後、目の周りに付着し乾燥した高分子化合物特有の痒みが抑制される。(D)成分と(E)成分との合計量は、痒み抑制の点からは少なければ少ないほうが良いが、好ましくは0.3W/V%以下、より好ましくは0.1W/V%以下とするとよく、0W/V%でもよい。
本発明のコンタクトレンズ装着液には、眼科組成物に使用される各種成分を必要に応じて、本発明の効果を損なわない範囲で配合することができる。好ましい配合成分としては、(B),(E)成分以外の薬物、(D)成分以外のpH調整剤・緩衝剤、安定化剤、溶解補助剤、抗酸化剤、防腐剤、清涼化剤等が挙げられる。本発明において、各剤を1種単独で又は2種以上を適且組み合わせて用いることができる。
(B)成分以外の薬物としては、例えば、グリチルリチン酸二カリウム、アラントイン、塩化ベルベリン、硫酸ベルベリン、アズレンスルホン酸ナトリウム、硫酸亜鉛、乳酸亜鉛、塩化リゾチーム等の抗炎症剤、フラビンアデニンジヌクレオチドナトリウム(活性型ビタミンB2)、シアノコバラミン(ビタミンB12)、塩酸ピリドキシン(ビタミンB6)、ビタミンEアセテート、パンテノール、パントテン酸カルシウム、パントテン酸ナトリウム、酢酸レチノール、パルミチン酸レチノール(ビタミンAパルミテート)等のビタミン類、L−アスパラギン酸カリウム、L−アスパラギン酸マグネシウム、L−アスパラギン酸カリウムマグネシウム(等量混合物)、L−グルタミン酸、L−グルタミン酸ナトリウム等のアミノ酸類、エピネフリン、塩酸エピネフリン、塩酸エフェドリン、塩酸ナファゾリン、硝酸ナファゾリン、塩酸フェニレフリン、塩酸テトラヒドロゾリン等の充血除去成分、コンドロイチン硫酸塩等のムコ多糖類等の角膜保護成分、スルファメトキサゾール、スルファメトキサゾールナトリウム、スルフイソキサゾール、スルフイソキジンナトリウム等のサルファ剤が挙げられる。特に、ソフトコンタクトレンズ装用による眼の疲労、炎症の抑制の点から、ビタミン又はその誘導体、ムコ多糖類等の角膜保護成分を含有することが好ましい。
(D)成分以外のpH調整剤・緩衝剤
pH調整剤・緩衝剤としては、例えば、クエン酸、クエン酸ナトリウム、リン酸水素ナトリウム、リン酸二水素ナトリウム、氷酢酸、トロメタモール、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、トリエタノールアミン、ジエタノールアミン、モノエタノールアミン、塩酸、硫酸等が挙げられる。
コンタクトレンズ装着液のpHは3.8〜8.0、好ましくは5.0〜7.5に維持されるよう調整することが好ましい。pHが低すぎると刺激を感じる場合がある。なお、pHはpH浸透圧計で測定する。
安定化剤としては、例えば、エデト酸ナトリウム、エデト酸、α−シクロデキストリン、β−シクロデキストリン、γ−シクロデキストリン等が挙げられる。安定化剤の含有量は、コンタクトレンズ装着液中0.001〜2W/V%の範囲であることが好ましい。
溶解補助剤としては、プロクサマー類、モノオレイン酸POE(20)ソルビタン等のPOEソルビタン脂肪酸エステル類、POE(60)硬化ヒマシ油等のPOE硬化ヒマシ油等の界面活性剤が挙げられる。好ましい溶解補助剤は、ポリソルベート80である。溶解補助剤の含有量は、コンタクトレンズ装着液中0.001〜2W/V%の範囲であることが好ましい。
抗酸化剤としては、ジブチルヒドロキシトルエン(BHT)、ブチルヒドロキシアニソール(BHA)、ヒドロキノン、没食子酸プロピル、亜硫酸水素ナトリウム等が挙げられる。抗酸化剤の含有量は、コンタクトレンズ装着液中0.001〜1W/V%の範囲であることが好ましい。
防腐剤としては、例えば、塩化ベンザルコニウム、塩化ベンゼトニウム、グルコン酸クロルヘキシジン、ソルビン酸、ソルビン酸カリウム、クロロブタノール、パラオキシ安香酸エステル等が挙げられる。防腐剤の含有量は、コンタクトレンズ装着液中0.001〜0.5W/V%の範囲であることが好ましい。なお、使用感の点から防腐剤無配合とすることが好ましい。防腐剤無配合にした場合の防腐力は、エデト酸ナトリウム、ホウ酸及びトロメタモールから1種以上、好適には2種以上組合せて配合するとよい。その含有量はそれぞれ、0.01〜3W/V%(但し、ホウ酸の上限は0.5W/V%であり、かつD,E合計量が0.5%以下に制限される)である。また、ユニットドーズ容器、フィルター付き容器にした場合にも、防腐剤無配合とすることができる。
清涼化剤としては、例えば、カンフル、クールミントNo.71212、ゲラニオール、ハッカ水、ハッカ油、メントール、ボルネオール、ユーカリ油、ウイキョウ油、ベルガモット油、リナロール、N−エチル−p−メンタン−カルボキシアミド(例えばWS−3、高砂香料工業(株)製)等が挙げられる。清涼化剤の含有量は、コンタクトレンズ装着液中、化合物の総量として、0.0001〜5W/V%が好ましく、0.001〜2W/V%がより好ましく、0.005〜1W/V%がさらに好ましく、0.007〜0.8W/V%が特に好ましい。
本発明のコンタクトレンズ装着液は残部を水とし、公知の製造方法で製造することができる。例えば、上記各成分を滅菌精製水、イオン交換水等の水、あるいはエタノール等のアルコールとの混合溶媒等に溶解させた後、pH、さらに必要に応じて浸透圧等を適宜調整することによって、コンタクトレンズ装着液を得ることができる。コンタクトレンズ装着液は無菌ろ過後、容器に充填することもできる。
コンタクトレンズ装着液の粘度は、特に制限されないが、通常、20℃におけるE型回転粘度計の測定による粘度が3〜100mPa・s、好ましくは10〜50mPa・sである。3mPa・s以下であると装着後のフィット感が十分でない場合があり、100mPa・s以上であると装着後べたつく場合がある。
本発明のコンタクトレンズ装着液の適応できるコンタクトレンズの種類については、特に制限されるものではなく、ハードコンタクトレンズ、酸素透過性ハードコンタクトレンズ、ソフトコンタクトレンズ、シリコーンハイドロゲルコンタクトレンズ、1日使い捨てコンタクトレンズ、1週間使い捨てコンタクトレンズ、2週間使い捨てコンタクトレンズのいずれにも適応できる。
使用方法は特に限定されないが、装着液をコンタクトレンズに塗布あるいは直接滴下する方法、コンタクトレンズを装着液に浸漬する方法、コンタクトレンズが保存されている保存液に装着液を添加して、コンタクトレンズを表面処理する方法等が挙げられる。
以下、実施例及び比較例を示し、本発明を具体的に説明するが、本発明は下記の実施例に制限されるものではない。
[実施例1〜47、比較例1〜8]
表1〜8の組成となるように(配合単位、g/100mL,W/V%)、表中の各配合成分を定法に準じて滅菌精製水に溶解した後、各溶液を無菌ろ過して、コンタクトレンズ装着液を調製した。得られた装着液について下記評価を行った。結果を表1〜8に併記する。
(かゆみ評価)
コンタクトレンズ使用者(ソフトコンタクトレンズ使用者5名、酸素透過性ハードコンタクトレンズ5名)をパネラーとした。各パネラーがそれぞれコンタクトレンズにコンタクトレンズ装着液を3滴つけ、装着した後から15分の間に感じたかゆみついて、下記評価基準に基づいて評価した。
<評価基準>
1:かゆみを非常に感じる
2:かゆみを感じる
3:かゆみをやや感じる
4:かゆみをほとんど感じない
5:かゆみを感じない
結果を、上記5段階評価でのパネラー平均値が4以上のものについては「◎」、3以上4未満のものについては「○」、2以上3未満のものについては「△」とし、2未満のものについては「×」として示す。
Figure 2013133318
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実施例及び比較例を調製する際に用いた原料を以下に示す。
ヒドロキシプロピルメチルセルロース(HPMC):メトローズ60SH−4000(信越化学工業(株))
ヒドロキシプロピルメチルセルロース(HPMC):メトローズ60SH−50(信越化学工業(株))
ポリビニルピロリドン(PVP):コリドン90(BASF(株))
ポリビニルアルコール(PVA):ゴーセノールEG−05(日本合成化学工業(株))
メチルセルロース(MC):メトローズSM−4000(信越化学工業(株))
ヒドロキシエチルセルロース(HEC):フジケミCF−G(住友精化(株))

Claims (3)

  1. (A)水溶性高分子化合物と、(B)抗アレルギー薬及び抗ヒスタミン薬から選ばれる薬物と、(C)液状多価アルコール0.3W/V%以上とを含有し、(D)塩化ナトリウム、塩化カリウム、ホウ酸、ホウ砂及び炭酸水素ナトリウムから選ばれる無機塩と、(E)アミノエチルスルホン酸及びイプシロンアミノカプロン酸から選ばれるアミノ酸類との合計配合量が0.5W/V%以下であることを特徴とするコンタクトレンズ装着液。
  2. (A)水溶性高分子化合物が、ポリビニル系高分子化合物又はセルロース系高分子化合物である請求項1記載のコンタクトレンズ装着液。
  3. (B)成分の抗アレルギー薬が、ケトチフェン、クロモグリク酸、アシタザノラスト、レボカバスチン及びこれらの塩から選ばれる抗アレルギー薬であり、抗ヒスタミン薬が、クロルフェニラミン、ジフェンヒドラミン及びこれらの塩から選ばれる抗ヒスタミン薬である請求項1又は2記載のコンタクトレンズ装着液。
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