JP2013126347A - 車両用電力制御装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】充電端子と放電端子とが互いに接続されても、蓄電池に蓄電された電力が枯渇することを防止できる車両用電力制御装置を提供する。
【解決手段】この車両用電力制御装置1では、コンセント差込検知部13bによって、給電コンセント7に交流負荷17の電源プラグ17aおよび充電プラグ5の何れかが差し込まれたことが検知されると、給電コンセント7から所定パターンの信号波が出力されるようにインバータ11bが制御されると共に、誤差込判定部13dによって、充電プラグ5から前記所定パターンの信号波が入力されたことが検知されると、充電器9が停止され、他方、誤差込判定部13dによって、充電プラグ5から前記所定パターンの信号波が入力されていないことが検知されると、給電コンセント7から交流電力が給電されるようにインバータ11bが制御される。
【選択図】図1
【解決手段】この車両用電力制御装置1では、コンセント差込検知部13bによって、給電コンセント7に交流負荷17の電源プラグ17aおよび充電プラグ5の何れかが差し込まれたことが検知されると、給電コンセント7から所定パターンの信号波が出力されるようにインバータ11bが制御されると共に、誤差込判定部13dによって、充電プラグ5から前記所定パターンの信号波が入力されたことが検知されると、充電器9が停止され、他方、誤差込判定部13dによって、充電プラグ5から前記所定パターンの信号波が入力されていないことが検知されると、給電コンセント7から交流電力が給電されるようにインバータ11bが制御される。
【選択図】図1
Description
本発明は、車両に搭載された蓄電池の充放電を制御する車両用電力制御装置に関し、特に、前記蓄電池から車両外部の交流負荷への給電と、車両外部の交流電源から前記蓄電池への充電とを同時に行う事ができる車両用電力制御装置に関する。
近年、エンジンとモータとを併用して走行するハイブリッド車や、モータで走行する電気自動車など、動力源用のモータに供給する電力を蓄電する蓄電池(以後、車載蓄電池と呼ぶ)を搭載した車両が普及しつつある。
このような車両のなかには、車載蓄電池を車両外部の交流電源(例えば商用電源)から充電することが可能で、且つ、車載蓄電池に蓄電された電力を車両外部の交流負荷(例えば家電機器)に給電することが可能な車両用電力制御装置を備えたものが知られている(特許文献1)。
特許文献1では、車両外部の交流電源または交流負荷に接続可能なプラグ(即ち、充放電共通のプラグ)を備えた車両用電力制御装置が開示される。この車両用電力制御装置では、そのプラグに車両外部の交流電源が接続された場合は、当該交流電源からの交流電力が、そのプラグから入力されて所定のインバータによって直流電力に変換されて車載蓄電池に充電される。他方、そのプラグに車両外部の交流負荷が接続された場合は、車載蓄電池に蓄電された電力が、所定のインバータで交流電力に変換されてそのプラグから当該交流負荷に給電される。
特許文献1では、上述のように、車両外部の交流電源からの電力を入力する充電端子と、車両外部の交流負荷に電力を給電する放電端子とが単一のプラグで共用される。しかし、それら充電端子と放電端子とを別構成とすることも可能である。例えば、放電端子としてAC100Vコンセントと同型のコンセントを用いると共に、充電端子としてAC100Vコンセントに接続可能なプラグを用いる案(以後、提案例と呼ぶ)が提案されている。
しかしながら、上記の提案例では、使用者によって、誤って充電端子と放電端子とが互いに接続されて放置されると、車載蓄電池から放電された電力が、放電端子および充電端子を経由して当該車載蓄電池に充電されるという循環が発生し、その循環の際に発生する電力損失によって、車載蓄電池に充電された電力が枯渇するという問題が起こる。
そこで、本発明は、上記の問題点を鑑みてなされたものであり、充電端子と放電端子とが互いに接続されても、車載蓄電池に蓄電された電力が枯渇することを防止できる車両用電力制御装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の車両用電力制御装置は、蓄電池と、所定の交流電源の電源端子に挿脱自在に接続される充電端子と、前記充電端子から入力される電力を前記蓄電池に充電する充電器と、所定の交流負荷の受電端子に挿脱自在に接続される放電端子と、前記蓄電池からの直流電力を交流電力に変換して前記放電端子から放電させるインバータと、前記充電器および前記インバータを制御する制御部と、を備えた車両用電力制御装置において、前記放電端子に前記交流負荷の前記受電端子および前記充電端子の何れかが接続されたか否かを検知する接続検知部と、前記充電端子から所定パターンの信号波が入力されたか否かを検知する検知部と、を更に備え、前記制御部は、(a)前記接続検知部によって、前記放電端子に前記交流負荷の前記受電端子および前記充電端子の何れかが接続されたことが検知されると、前記放電端子から前記所定パターンの信号波が出力されるように前記インバータを制御すると共に、(b1)前記検知部によって、前記充電端子から前記所定パターンの信号波が入力されたことが検知されると、前記充電器を停止させ、他方、(b2)前記検知部によって、前記充電端子から前記所定パターンの信号波が入力されていないことが検知されると、前記放電端子から前記交流電力が給電されるように前記インバータを制御するものである。
上記の構成によれば、放電端子に所定の交流負荷の受電端子が接続された場合は、放電端子から所定パターンの信号波が出力されても、充電端子から前記所定パターンの信号波は入力されない。よって、この場合は、検知部によって、充電端子から前記所定パターンの信号波が入力されていないことが検知され、これにより、インバータによって、蓄電池からの直流電力が交流電力に変換されて放電端子から前記交流負荷に給電される。
他方、誤って放電端子に充電端子が接続された場合は、放電端子から所定パターンの信号波が出力されると、充電端子から前記所定パターンの信号波が入力される。よって、この場合は、検知部によって、充電端子から前記所定パターンの信号波が入力されたことが検知され、これにより、充電器が停止されて、充電端子から入力される電力による蓄電池の充電が停止される。
このように、誤って放電端子に充電端子が接続された場合は、充電器が停止されるので、蓄電池からの電力が、順にインバータ、放電端子、充電端子および充電器を経由して蓄電池に充電されるという循環を防止でき、その循環で発生する電力損失によって蓄電池が枯渇することを防止できる。
また、既存のインバータを利用して所定パターンの信号波を放電端子から出力させるので、従来の回路構成から大規模な変更を加える必要がなく、実現可能性に優れる。
本発明の車両用電力制御装置によれば、充電端子と放電端子とが互いに接続されても、蓄電池に蓄電された電力が枯渇することを防止できる。
以下、本発明の実施形態を添付図面を参照して詳細に説明する。
≪第1実施形態≫
<構成説明>
図1は、本発明の第1実施形態に係る車両用電力制御装置の構成概略図である。
<構成説明>
図1は、本発明の第1実施形態に係る車両用電力制御装置の構成概略図である。
この実施形態に係る車両用電力制御装置1は、エンジンとモータとを併用して走行するハイブリッド車やモータで走行する電気自動車など、動力源用のモータに供給する電力を蓄電する蓄電池を搭載した車両に搭載され、図1に示すように、前記蓄電池3から車両外部の交流負荷17への給電および車両外部の交流電源19から前記蓄電池3への充電を制御するものである。
この車両用電力制御装置1は、前記蓄電池3と、充電プラグ(充電端子)5と、給電コンセント(放電端子)7と、充電プラグ5から入力される電力を蓄電池3に充電する充電器9と、蓄電池3に蓄電された電力を給電コンセント7から給電する給電器11と、報知部15と、充電器9、給電器11および報知部15を制御する制御装置13とを備えている。
この車両用電力制御装置1では、後述するように、充電プラグ5が誤って給電コンセント7に差し込まれると、充電器9が停止して充電プラグ5からの充電が停止するようになっている。
蓄電池3は、車両に搭載された充放電可能な直流電源である。
充電プラグ5は、車両外部の交流電源(例えばAC100Vの商用電源)19の電源コンセント(電源端子)19aに挿脱自在に接続され、その交流電源19からの交流電力を受電する端子である。充電プラグ5は、例えば、一般家庭の電源コンセントに挿脱自在に接続可能な端子として構成される。
給電コンセント7は、車両外部の交流負荷(即ち、家電機器等の交流電力で作動する負荷)17の電源プラグ(受電端子)17aが挿脱自在に接続され、その交流負荷17に、蓄電池3に蓄電された直流電力から生成される交流電力を供給する端子である。給電コンセント7は、例えば、一般家庭の電源コンセントと同型のコンセントとして構成される。なお、電源プラグ17aは、交流負荷17が外部から電力を入力する端子である。
充電器9は、充電プラグ5から入力される電力を蓄電池3に充電するものであり、例えば、インバータ9aと、電圧変換部9bと、電圧検出部9cとを備えている。
インバータ9aは、充電プラグ5から入力される交流電力を直流電力に変換する(この動作を動作Aと呼ぶ)ものである。このインバータ9aは、例えば、スイッチ素子を含むブリッジ回路によって構成され、そのスイッチ素子のオンオフ動作によって直流電力を交流電力に変換する周知のインバータとして構成される。
電圧変換部9bは、インバータ9aから出力される直流電力を、その電圧を蓄電池3の充電に適した電圧に変換して蓄電池3に出力する(この動作を動作Bと呼ぶ)ものであり、例えば周知のDC/DCコンバータによって構成される。
電圧検出部9cは、充電プラグ5から入力される電圧を検出するものである。ここでは、電圧検出部9cは、充電プラグ5とインバータ9aとの間に接続され、充電プラグ5の出力電圧を検出することで、充電プラグ5から入力される電圧を検出する。
給電器11は、蓄電池3に蓄電された電力を給電コンセント7に接続された車両外部の交流負荷17に供給するものであり、例えば、電圧変換部11aと、インバータ11bと、電流検出部11cとを備えている。
電圧変換部11aは、蓄電池3から放電される直流電力の電圧を所定の電圧(例えばAC100Vに対応する直流電圧)に変換する(この動作を動作Cと呼ぶ)ものであり、例えば周知のDC/DCコンバータによって構成される。なお、この電圧変換部11aは、無くても構わない。
インバータ11bは、電圧変換部11aから出力される直流電力を、所定の周波数(例えば商用電源周波数)の交流電力に変換して給電コンセント7から放電する(この動作を動作Dと呼ぶ)ものである。このインバータ11bは、スイッチ素子を含むブリッジ回路によって構成され、そのスイッチ素子のオンオフ動作によって直流電力を交流電力に変換する周知のインバータとして構成される。
また、インバータ11bは、制御装置13の制御に応じて、前記動作Dの他に、電圧変換部11aから出力される電力から所定の波形パターンの信号波を生成して給電コンセント7から出力する(この動作を動作Eと呼ぶ)。
なお、前記信号波は、前記所定の波形パターンとして、例えば、前記交流電力の周波数と異なり且つノイズと切り分け可能な周波数を有するものである。このような信号波として、例えば、インバータ11bのスイッチ素子のスイッチ周波数を数msecに制御して生成した信号波を用いることができる。
電流検出部11cは、給電コンセント7に電流が流れたか否かを検出するものである。ここでは、電流検出部11cは、給電コンセント7とインバータ11bとの間に接続され、インバータ11bから給電コンセント7に流れる電流を検出することで、給電コンセント7に電流が流れたか否かを検出する。
報知部15は、警告表示または警告音によって、後述の誤差込判定部13dの判定結果(即ち、給電コンセント7に誤って充電プラグ5が差し込まれたこと)を利用者に報知するものである。報知部15は、例えば、警告表示を行うためのインジケータ等の表示部15aと、警告音を出力するためのスピーカ15bを備えている。ここでは、表示部15aおよび音声出力部15bの両方を備えるが、それらの何れか一方を備える場合であってもよい。
制御装置13は、制御部13aと、コンセント差込検知部(接続検知部)13bと、信号検出部13cと、誤差込判定部13dとを備えている。
コンセント差込検知部13bは、電流検出部11cの検出結果に基づいて、給電コンセント7に、交流負荷17の電源プラグ17aおよび充電プラグ5の何れかが差し込まれたか否かの検知を行うものである。
ここでは、コンセント差込検知部13bは、電流検出部11cによって給電コンセント7に電流が流れたことが検出されると、その検出を以て、給電コンセント7に交流負荷17の電源プラグ17aおよび充電プラグ5の何れかが差し込まれたことを検知する。他方、コンセント差込検知部13bは、電流検出部11cによって給電コンセント7に電流が流れていないことが検出されると、その検出を以て、給電コンセント7に交流負荷17の電源プラグ17aおよび充電プラグ5の何れもが差し込まれていないことを検知する。
なお、ここでは、例えば、給電コンセント7に交流負荷17の電源プラグ17aおよび充電プラグ5の何れかが差し込まれると、その差し込み時に給電コンセント7に電流(例えば瞬時電流)が流れ、その電流が電流検出部11cによって検出される。そして、その検出結果に基づいて、コンセント差込検知部13bは、給電コンセント7に交流負荷17の電源プラグ17aまたは充電プラグ5が差し込まれたか否かを検知している。
信号検出部13cは、電圧検出部9cの検出結果に基づいて、例えば充電プラグ5から入力された電圧の波形パターンを検出することで、充電プラグ5から入力された信号波を検出するものである。
誤差込判定部13dは、信号検出部13cの検出結果に基づいて、給電コンセント7に誤って充電プラグ5が差し込まれたか否かの判定を行うものである。なお、この判定は、給電コンセント7から後述の所定の波形パターンの信号波が出力された以降に行われる。
ここでは、誤差込判定部(検知部)13dは、まず、信号検出部13cの検出結果に基づいて、充電プラグ5から前記所定の波形パターンの信号波が入力したか否かの検知を行う。即ち、誤差込判定部13dは、信号検出部13cによって検出された電圧の波形パターンと、予め設定された前記所定の波形パターンとを比較する。そして、その比較の結果、それらが一致する場合は、その一致したことを以て、誤差込判定部13dは、充電プラグ5から前記所定の波形パターンの信号波が入力したことを検知し、他方、それらが一致しない場合は、その一致しないことを以て、誤差込判定部13dは、充電プラグ5から前記所定の波形パターンの信号波が入力していないことを検知する。
そして、その検知の結果、充電プラグ5から前記所定の波形パターンの信号波が入力したことを検知した場合は、誤差込判定部13dは、給電コンセント7に誤って充電プラグ5が差し込まれた(即ち、誤差し込みである)と判定する。他方、その検知の結果、充電プラグ5から前記所定の波形パターンの信号波が入力していないことを検知した場合は、誤差込判定部13dは、給電コンセント7に誤って充電プラグ5が差し込まれていない(即ち、誤差し込みでない)と判定する。
制御部13aは、(a1)コンセント差込検知部13bの検知結果および誤差込判定部13dの判定結果に基づいて給電器11を制御すると共に、(b1)誤差込判定部13dの判定結果に基づいて充電器5および報知部15を制御するものである。
より詳細には、上記(a1)では、制御部13aは、例えば給電コンセント7から後述の所定の波形パターンの信号波が出力されるまでは、給電コンセント7に交流負荷17の電源プラグ17aおよび充電プラグ5の何れかが差し込まれたときに、給電コンセント7に電流が流れるように、電圧変換部11aおよびインバータ11bを例えば前記動作CおよびDのように動作させる。
なお、この差込時に給電コンセント7に流れた電流が電流検出部11cによって検出されることで、その検出結果に基づいて、コンセント差込検知部13bによって、給電コンセント7に交流負荷17の電源プラグ17aおよび充電プラグ5の何れかが差し込まれたことが検知される。
また、上記(a1)では、制御部13aは、コンセント差込検知部13bによって給電コンセント7に交流負荷17の電源プラグ17aおよび充電プラグ5の何れかが差し込まれたことが検知された場合は、給電コンセント7から所定の波形パターンの信号波が出力されるように、電圧変換部11aおよびインバータ11bを前記動作CおよびEのように動作させる。
また、上記(a1)では、制御部13aは、誤差込判定部13dによって誤差し込みでないと判定された場合は、給電コンセント7から交流電力が給電されるように、電圧変換部11aおよびインバータ11bを前記動作CおよびDのように動作させる。他方、制御部13aは、誤差込判定部13dによって誤差し込みであると判定された場合は、例えば、給電コンセント7から交流電力が給電されないように、電圧変換部11aおよびインバータ11bを停止させる。
なお、誤差込判定部13dによって誤差し込みであると判定された場合でも、給電コンセント7から交流電力が給電されるように、電圧変換部11aおよびインバータ11bを前記動作CおよびDのように動作させもよい。この場合は、後述のように、充電器9のインバータ9aおよび電圧変換部9bは停止されるので、蓄電池9は充電されない。
また、上記(b1)では、制御部13aは、誤差込判定部13dによって誤差し込みであると判定された場合は、インバータ9aおよび電圧変換部9bを停止させる(即ち、充電器9による充電を停止させる)と共に、誤差込判定部13dの判定結果(即ち、給電コンセント7に充電プラグ5が誤って差し込まれたこと)を報知するように報知部15を制御する。
この報知によって、表示部15aには、例えば、給電コンセント7に充電プラグ5が誤って差し込まれたこと示した警告表示(例えばマークまたはメッセージ)が表示される。また、スピーカ15bからは、例えば警告音が出力される。これにより、利用者に、給電コンセント7に誤って充電プラグ5が接続されたことが報知される。
また、上記(b1)では、制御部13aは、誤差込判定部13dによって誤差し込みでないと判定された場合(即ち、給電コンセント7に交流負荷17の電源プラグ17aが差し込まれた場合)は、給電コンセント7から電源プラグ19aを介して交流負荷17に交流電力が給電されるように 電圧変換部11aおよびインバータ11bを前記動作CおよびDのように動作させる。
<動作説明>
図2に基づいて、この車両用電力制御装置1の動作を説明する。図2は、この車両用電力制御装置1の動作を説明するフローチャートである。
<動作説明>
図2に基づいて、この車両用電力制御装置1の動作を説明する。図2は、この車両用電力制御装置1の動作を説明するフローチャートである。
ステップS0では、給電コンセント7が通電可能状態となるように(即ち、給電コンセント7に交流負荷17の電源プラグ17aおよび充電プラグ5の何れかが差し込まれたときに給電コンセント7に電流が流れるように)、制御部13aによって、電圧変換部11aおよびインバータ11bが制御される。そして、処理がステップS1に進む。
より詳細には、ステップS0では、制御部13aによって、例えば、電圧変換部11aが、蓄電池3からの直流電力をその電圧を所定の電圧(例えばAC100Vに対応する直流電圧)に変換してインバータ11bに出力するように制御される(前記動作C)と共に、インバータ11bが、電圧変換部11aから出力された直流電力を交流電力(例えば商用系統電力)に変換するように制御される(前記動作D)。これらの制御は、給電コンセント7を通電可能状態にするための一例の制御である。
ステップS1では、コンセント差込検知部13bによって、給電コンセント7に、交流負荷17の電源プラグ17aおよび充電プラグ5の何れかが差し込まれたか否かの検知が行われる。
ここでは、コンセント差込検知部13bは、電流検出部11cの検出結果に基づいて当該検知を行っている。即ち、電流検出部11cが給電コンセント7に電流が流れたことを検出した場合は、その検出を以て、コンセント差込検知部13bは、給電コンセント7に交流負荷17の電源プラグ17aおよび充電プラグ5の何れかが差し込まれたことを検知し、他方、電流検出部11cが給電コンセント7に電流が流れていないことを検出した場合は、その検出を以て、コンセント差込検知部13bは、給電コンセント7に交流負荷17の電源プラグ17aおよび充電プラグ5の何れもが差し込まれていないことを検知する。
そして、ステップS1での検知の結果、コンセント差込検知部13bによって、給電コンセント7に交流負荷17の電源プラグ17aおよび充電プラグ5の何れもが差し込まれていないことが検知された場合は、処理がステップS1に戻り、他方、ステップS1での検知の結果、コンセント差込検知部13bによって、給電コンセント7に交流負荷17の電源プラグ17aおよび充電プラグ5の何れかが差し込まれたことが検知された場合は、処理がステップS2に進む。
ステップS2では、給電コンセント7から所定の波形パターンの信号波が出力されるように、制御部13aによって、電圧変換部11aおよびインバータ11bが制御される。そして、処理がステップS3に進む。
より詳細には、ステップS2では、制御部13aによって、電圧変換部11aが、蓄電池3からの直流電力をその電圧を所定の電圧(例えばAC100Vに対応する直流電圧)に変換してインバータ11bに出力するように制御される(前記動作C)と共に、インバータ11bが、電圧変換部11aから出力された直流電力を所定の波形パターンの信号波に変換して給電コンセント7から出力するように制御される(前記動作E)。
ステップS3では、誤差込判定部13dによって、充電プラグ5から所定の波形パターンの信号波が入力されたか否かの検知が行われる。
ここでは、誤差込判定部13dは、信号検出部13cの検出結果に基づいて当該検知を行っている。即ち、信号検出部13cが前記所定の波形パターンの信号波を検出した場合は、その検出したことを以て、誤差込判定部13dは、充電プラグ5から前記所定の波形パターンの信号波が入力されたことを検知し、他方、信号検出部13cが前記所定の波形パターンの信号波を検出しない場合は、その検出しないことを以て、誤差込判定部13dは、充電プラグ5から前記所定の波形パターンの信号波が入力されていないことを検知する。
そして、ステップS3での検知の結果、誤差込判定部13dによって、充電プラグ5から前記所定の波形パターンの信号波が入力されたことが検知された場合は、処理がステップS4に進み、誤差込判定部13dによって、誤差し込みである(即ち、給電コンセント7に誤って充電プラグ5が差し込まれた)と判定される。そして、処理がステップS5に進む。
他方、ステップS3での検知の結果、誤差込判定部13dによって、充電プラグ5から前記所定の波形パターンの信号波が入力されていないことが検知された場合は、処理がステップS6に進み、誤差込判定部13dによって、誤差し込みでない(即ち、給電コンセント7に交流負荷17の電源プラグ17aが差し込まれた)と判定される。そして、処理がステップS7に進む。
ステップS5では、制御部13aによって、インバータ9aおよび電圧変換部9bが停止される(即ち、充電器9による充電プラグ5からの充電が停止される)と共に、報知部15によって、誤差込判定部13dの判定結果(即ち、給電コンセント7に誤って充電プラグ5が差し込まれたこと)が報知される。そして、処理が終了する。
なお、ステップS5のように、充電器9による充電プラグ5からの充電が停止されることで、給電コンセント7に誤って充電プラグ5が差し込まれても、蓄電池3に蓄電された電力が、順に給電器11、給電コンセント7、充電プラグ5および充電器9を経由して蓄電池3に充電されるという循環が防止される。これにより、蓄電池3に蓄電された電力が、給電器11や充電器9で損失して枯渇することが防止される。
なお、ステップS5において、更に、制御部13aによって、電圧変換部11aおよびインバータ11bが停止されてもよい(即ち、給電器11による給電コンセント7からの給電が停止されてもよい)。
ステップS7では、制御部13aによって、給電コンセント7から交流電力が給電されるように、電圧変換部11aおよびインバータ11bが制御される。これにより、給電コンセント7に交流負荷17の電源プラグ17aが差し込まれた場合は、適切に、給電コンセント7から交流負荷17に交流電力が給電される。そして、処理が終了する。
なお、ステップS7では、より詳細には、制御部13aによって、電圧変換部11aが、蓄電池3からの直流電力をその電圧を所定の電圧(例えばAC100Vに対応する直流電圧)に変換してインバータ11bに出力するように制御される(前記動作C)と共に、インバータ11bが、電圧変換部11aから出力された直流電力を交流電力(例えば商用系統電力)に変換するように制御される(前記動作D)。
<主要な効果>
以上のように構成された車両用電力制御装置1によれば、上述のように、誤って給電コンセント7に充電プラグ5が接続されても、蓄電池3から放電された電力が、順に給電器11、給電コンセント7、充電プラグ5および充電器9を経由して蓄電池3に充電されるという循環を防止でき、その循環の際に発生する電力損失によって蓄電池3が枯渇することを防止できる。
以上のように構成された車両用電力制御装置1によれば、上述のように、誤って給電コンセント7に充電プラグ5が接続されても、蓄電池3から放電された電力が、順に給電器11、給電コンセント7、充電プラグ5および充電器9を経由して蓄電池3に充電されるという循環を防止でき、その循環の際に発生する電力損失によって蓄電池3が枯渇することを防止できる。
また、既存のインバータ11aを利用して前記所定パターンの信号波を給電コンセント7から出力させるので、従来の回路構成から大規模な変更を加える必要がなく(即ち、誤差込検知専用センサ等の新たな構成を追加する必要がなく)、実現可能性に優れる。
なお、この実施形態では、給電コンセント7に電源プラグ17aおよび充電プラグ5の何れかが差し込まれたことを検知する方法として、給電コンセント7の通電の有無を検知する方法を用いる場合で説明したが、そのように限定されない。例えば、電流検出部11cの代わりに電圧検出部を設け、その電圧検出部によって、給電コンセント7への差し込み時に発生する給電コンセント7の電圧変化の有無を検知する方法を用いてもよい。または、給電コンセント7に、給電コンセント7への差し込みの有無に応じてオンオフする検出スイッチを設け、その検出スイッチから出力されるオンオフ信号を検知する方法を用いてもよい。
≪第2実施形態≫
第1実施形態では、図1に示すように、給電コンセント7に交流負荷17の電源プラグ17aおよび充電プラグ5の何れかが差し込まれたか否かの検知を行うコンセント差込検知部13bを備える場合で説明したが、この実施形態では、図3に示すように、コンセント差込検知部13bの代わりに、充電プラグ5が交流電源19の電源コンセント19aおよび給電コンセント7の何れかに差し込まれたか否かの検知を行う充電プラグ差込検知部13eを備える場合で説明する。
第1実施形態では、図1に示すように、給電コンセント7に交流負荷17の電源プラグ17aおよび充電プラグ5の何れかが差し込まれたか否かの検知を行うコンセント差込検知部13bを備える場合で説明したが、この実施形態では、図3に示すように、コンセント差込検知部13bの代わりに、充電プラグ5が交流電源19の電源コンセント19aおよび給電コンセント7の何れかに差し込まれたか否かの検知を行う充電プラグ差込検知部13eを備える場合で説明する。
<構成説明>
図3は、本発明の第2実施形態に係る車両用電力制御装置の構成概略図である。以下、第1実施形態と同じ構成要素には同じ符号を付して説明を省略し、第1実施形態と異なる点を中心に説明する。
図3は、本発明の第2実施形態に係る車両用電力制御装置の構成概略図である。以下、第1実施形態と同じ構成要素には同じ符号を付して説明を省略し、第1実施形態と異なる点を中心に説明する。
この実施形態に係る車両用電力制御装置1Bは、図3に示すように、第1実施形態と同様に、蓄電池3と、充電プラグ(充電端子)5と、給電コンセント(放電端子)7と、充電プラグ5から入力される電力を蓄電池3に充電する充電器9Bと、蓄電池3に蓄電された電力を給電コンセント7から給電する給電器11Bと、報知部15と、充電器9B、給電器11Bおよび報知部15を制御する制御装置13Bとを備えている。
充電器9Bは、第1実施形態の充電器9において、電流検出部9dを追加したものである。
電流検出部9dは、充電プラグ5に電流が流れたか否かを検出するものである。ここでは、電流検出部9dは、充電プラグ5と電圧検出部9cとの間に接続され、充電プラグ5から電圧検出部9cに流れる電流を検出することで、充電プラグ5に電流が流れたか否かを検出する。
給電器11Bは、第1実施形態の給電器11において、電流検出部11dcを省略したものである。
制御装置13Bは、第1実施形態の制御装置13において、コンセント差込検知部13bを省略して、プラグ差込検知部13eを追加したものである。
プラグ差込検知部13eは、電流検出部9dの検出結果に基づいて、充電プラグ5が交流電源19の電源コンセント19aおよび給電コンセント7の何れかに差し込まれたか否かの検知を行うものである。
ここでは、プラグ差込検知部13eは、電流検出部9dによって充電プラグ5に電流が流れたことが検出されると、その検出を以て、充電プラグ5が交流電源19の電源コンセント19aおよび給電コンセント7の何れかに差し込まれたことを検知する。他方、プラグ差込検知部13eは、電流検出部9dによって充電プラグ5に電流が流れていないことが検出されると、その検出を以て、充電プラグ5が交流電源19の電源コンセント19aおよび給電コンセント7の何れにも差し込まれていないことを検知する。
なお、ここでは、例えば、充電プラグ5が交流電源19の電源コンセント19aおよび給電コンセント7の何れかに差し込まれると、その差し込み時に充電プラグ5に電流(例えば瞬時電流)が流れ、その電流が電流検出部9dによって検出される。そして、その検出結果に基づいて、プラグ差込検知部13eは、充電プラグ5が交流電源19の電源コンセント19aおよび給電コンセント7の何れかに差し込まれたか否かを検知している。
この実施形態の制御部13aBは、(a2)プラグ差込検知部13eおよび誤差込判定部13dの各々の検知結果に基づいて給電器11を制御すると共に、(b2)誤差込判定部13dに基づいて充電器5および報知部15を制御するものである。
より詳細には、上記(a2)では、制御部13aBは、例えば給電コンセント7から後述の所定の波形パターンの信号波が出力されるまでは、充電プラグ5が給電コンセント7に差し込まれたときに、充電プラグ5に電流が流れるように、電圧変換部11aおよびインバータ11bを例えば第1実施形態の前記動作CおよびDのように動作させる。
なお、交流電源19の電源コンセント19aには常に交流電力の電圧が掛かっているので、充電プラグ5が電源コンセント19aに差し込まれると、そのときも、充電プラグ5に電流が流れる。このように、充電プラグ5が電源コンセント19aまたは充電コンセント7に差し込まれたときに流れる電流が電流検出部9dによって検出されることで、その検出結果に基づいて、プラグ差込検知部13eによって、充電プラグ5が電源コンセント19aおよび給電コンセント7の何れかに差し込まれたことが検知される。
また、上記(a2)では、制御部13aBは、プラグ差込検知部13eによって充電プラグ5が交流電源19の電源コンセント19aおよび給電コンセント7の何れかに差し込まれたことが検知された場合は、給電コンセント7から所定の波形パターンの信号波が出力されるように、電圧変換部11aおよびインバータ11bを、第1実施形態の前記動作CおよびEのように動作させる。
また、上記(a2)では、制御部13aBは、誤差込判定部13dによって誤差し込みでないと判定された場合は、給電コンセント7から交流電力が給電できるように、電圧変換部11aおよびインバータ11bを、第1実施形態の前記CおよびDのように動作させる。他方、制御部13aBは、誤差込判定部13dによって誤差し込みであると判定された場合は、例えば、給電コンセント7から交流電力が給電されないように、電圧変換部11aおよびインバータ11bを停止させる。
なお、誤差込判定部13dによって誤差し込みであると判定された場合でも、給電コンセント7から交流電力が給電されるように、電圧変換部11aおよびインバータ11bを第1実施形態の前記動作CおよびDのように動作させもよい。この場合は、後述のように、充電器9Bのインバータ9aおよび電圧変換部9bは停止されるので、蓄電池9は充電されない。
また、上記(b2)では、制御部13aBは、第1実施形態の場合の上記(b1)と同様に、誤差込判定部13dによって誤差し込みであると判定された場合は、インバータ9aおよび電圧変換部9bを停止させる(即ち、充電器9による充電を停止させる)と共に、誤差込判定部13dの判定結果(即ち、給電コンセント7に充電プラグ5が誤って差し込まれたこと)を報知するように報知部15を制御する。
また、上記(b2)では、制御部13aBは、誤差込判定部13dによって誤差し込みではないと判定された場合(即ち、充電プラグ5が交流電源19の電源コンセント19aに差し込まれた場合)は、充電プラグ5から入力される交流電源19からの交流電力が蓄電池3に充電されるように、インバータ9aおよび電圧変換部9bを前記動作AおよびBのように動作させる。
<動作説明>
図4に基づいて、この車両用電力制御装置1Bの動作を説明する。図4は、この車両用電力制御装置1Bの動作を説明するフローチャートである。
図4に基づいて、この車両用電力制御装置1Bの動作を説明する。図4は、この車両用電力制御装置1Bの動作を説明するフローチャートである。
ステップT0では、給電コンセント7が通電可能状態となるように(即ち、充電プラグ5に給電コンセント7が差し込まれたときに充電プラグ5に電流が流れるように)、制御部13aによって、電圧変換部11aおよびインバータ11bが、例えば第1実施形態のステップS0と同様に制御される。そして、処理がステップT1に進む。
ステップT1では、プラグ差込検知部13eによって、充電プラグ5が、交流電源19の電源コンセント19aおよび給電コンセント7の何れかに差し込まれたか否かの検知が行われる。
ここでは、プラグ差込検知部13eは、電流検出部9dの検出結果に基づいて当該検知を行っている。即ち、電流検出部9dが充電プラグ5に電流が流れたことを検出した場合は、その検出を以て、プラグ差込検知部13eは、充電プラグ5が交流電源19の電源コンセント19aおよび給電コンセント7の何れかに差し込まれたことを検知し、他方、電流検出部9dが充電プラグ5に電流が流れていないことを検出した場合は、その検出を以て、プラグ差込検知部13eは、充電プラグ5が交流電源19の電源コンセント19aおよび給電コンセント7の何れにも差し込まれていないことを検知する。
そして、ステップT1での検知の結果、プラグ差込検知部13eによって、充電プラグ5が交流電源19の電源コンセント19aおよび給電コンセント7の何れにも差し込まれていないことが検知された場合は、処理がステップT1に戻り、他方、ステップT1での検知の結果、プラグ差込検知部13eによって、充電プラグ5が交流電源19の電源コンセント19aおよび給電コンセント7の何れかに差し込まれたことが検知された場合は、処理がステップT2に進む。
ステップT2では、給電コンセント7から所定の波形パターンの信号波が出力されるように、制御部13aBによって、電圧変換部11aおよびインバータ11bが、第1実施形態のステップS2と同様に制御される。そして、処理がステップT3に進む。
ステップT3では、誤差込判定部13dによって、第1実施形態のステップS3と同様に、充電プラグ5から所定の波形パターンの信号波が入力されたか否かの検知が行われる。
そして、ステップT3での検知の結果、誤差込判定部13dによって、充電プラグ5から前記所定の波形パターンの信号波が入力されたことが検知された場合は、処理がステップT4に進み、誤差込判定部13dによって、誤差し込みである(即ち、給電コンセント7に誤って充電プラグ5が差し込まれた)と判定される。そして、処理がステップT5に進む。
他方、ステップT3での検知の結果、誤差込判定部13dによって、充電プラグ5から前記所定の波形パターンの信号波が入力されていないことが検知された場合は、処理がステップT6に進み、誤差込判定部13dによって、誤差し込みではない(即ち、充電プラグ5が交流電源19の電源コンセント19aに差し込まれた)と判定される。そして、処理がステップT7に進む。
ステップT5では、第1実施形態のステップS5と同様に、制御部13aBによって、インバータ9aおよび電圧変換部9bが停止される(即ち、充電器9による充電プラグ5からの充電が停止される)と共に、報知部15によって、誤差込判定部13dの判定結果(即ち、給電コンセント7に誤って充電プラグ5が差し込まれたこと)が警告表示または警告音によって報知される。そして、処理が終了する。
ステップT5のように、充電器9Bによる充電プラグ5からの充電が停止されることで、給電コンセント7に誤って充電プラグ5が差し込まれても、蓄電池3に蓄電された電力が、順に給電器11B、給電コンセント7、充電プラグ5および充電器9Bを経由して蓄電池3に充電されるという循環が防止され、これにより、蓄電池3に蓄電された電力が、給電器11Bや充電器9Bで損失して枯渇することが防止される。
ステップT7では、制御部13aBによって、充電プラグ5から入力される交流電源19からの交流電力が蓄電池3に充電されるように、インバータ9aおよび電圧変換部9bが制御される。これにより、充電プラグ5が交流電源19の電源コンセント19aに差し込まれた場合は、適切に、交流電源19から充電プラグ5を介して蓄電池3に電力が充電される。そして、処理が終了する。
なお、ステップT7では、より詳細には、制御部13aBによって、インバータ9aが、充電プラグ5から入力される交流電力を直流電力に変換して電圧変換部9bに出力するように制御される(第1実施形態の前記動作A)と共に、電圧変換部9bが、インバータ9aから出力された直流電力をその電圧を蓄電池3の充電に適した電圧に変換して蓄電池3に出力するように制御される(第1実施形態の前記動作B)。
<主要な効果>
以上のように構成された車両用電力制御装置1Bによれば、上述のように、誤って給電コンセント7に充電プラグ5が接続されても、蓄電池3から放電された電力が、順に給電器11B、給電コンセント7、充電プラグ5Bおよび充電器9Bを経由して蓄電池3に充電されるという循環を防止でき、その循環の際に発生する電力損失によって蓄電池3が枯渇することを防止できる。
以上のように構成された車両用電力制御装置1Bによれば、上述のように、誤って給電コンセント7に充電プラグ5が接続されても、蓄電池3から放電された電力が、順に給電器11B、給電コンセント7、充電プラグ5Bおよび充電器9Bを経由して蓄電池3に充電されるという循環を防止でき、その循環の際に発生する電力損失によって蓄電池3が枯渇することを防止できる。
また、既存のインバータ11aを利用して、前記所定パターンの信号波を給電コンセント7から出力させるので、従来の回路構成から大規模な変更を加える必要がなく(即ち、誤差込検知専用センサ等の新たな構成を追加する必要がなく)、実現可能性に優れる。
なお、この実施形態では、充電プラグ5が電源コンセント19aおよび給電コンセント7の何れかに差し込まれたことを検知する方法として、充電プラグ5の通電の有無を検知する方法を用いる場合で説明したが、そのように限定されない。例えば、電圧検出部9cを用いて、充電プラグ5の差し込み時に発生する充電プラグ5の電圧変化の有無を検知する方法を用いてもよい。または、充電プラグ5に、充電プラグ5の差し込みの有無に応じてオンオフする検出スイッチを設け、その検出スイッチから出力されるオンオフ信号を検知する方法を用いてもよい。
≪第3実施形態≫
第1実施形態では、給電コンセント7への差し込みが検知されると、給電コンセント7から所定の波形パターンの信号波が出力され、その信号波が充電プラグ5から入力されたか否かによって、給電コンセント7に誤って充電プラグ5が差し込まれたか否かが判定されたが、この実施形態では、給電コンセント7からの給電の開始タイミングと充電プラグ5からの充電の開始タイミングとが同時であるか否かによって、給電コンセント7に誤って充電プラグ5が差し込まれたか否かが判定される。
第1実施形態では、給電コンセント7への差し込みが検知されると、給電コンセント7から所定の波形パターンの信号波が出力され、その信号波が充電プラグ5から入力されたか否かによって、給電コンセント7に誤って充電プラグ5が差し込まれたか否かが判定されたが、この実施形態では、給電コンセント7からの給電の開始タイミングと充電プラグ5からの充電の開始タイミングとが同時であるか否かによって、給電コンセント7に誤って充電プラグ5が差し込まれたか否かが判定される。
<構成説明>
図5は、本発明の第3実施形態に係る車両用電力制御装置の構成概略図である。以下、第1実施形態と同じ構成要素には同じ符号を付して説明を省略し、第1実施形態と異なる点を中心に説明する。
図5は、本発明の第3実施形態に係る車両用電力制御装置の構成概略図である。以下、第1実施形態と同じ構成要素には同じ符号を付して説明を省略し、第1実施形態と異なる点を中心に説明する。
この実施形態に係る車両用電力制御装置1Cは、図5に示すように、第1実施形態と同様に、蓄電池3と、充電プラグ(充電端子)5と、給電コンセント(放電端子)7と、充電プラグ5から入力される電力を蓄電池3に充電する充電器9Cと、蓄電池3に蓄電された電力を給電コンセント7から給電する給電器11Cと、報知部15と、充電器9C、給電器11Cおよび報知部15を制御する制御装置13Cとを備えている。
充電器9Cは、第1実施形態の充電器9において、電流検出部9dを追加したものである。
電流検出部9dは、充電プラグ5に電流が流れたか否かを検出するものである。ここでは、電流検出部9dは、充電プラグ5と電圧検出部9cとの間に接続され、充電プラグ5から電圧検出部9cに流れる電流を検出することで、充電プラグ5に電流が流れたか否かを検出する。
給電器11Cは、第1実施形態の給電器11と同様に構成される。
制御装置13Cは、第1実施形態の制御装置13において、コンセント差込検知部13bおよび信号検出部13cを省略したものである。
この実施形態の誤差込判定部13dCは、給電コンセント7からの給電の開始タイミングと、充電プラグ5からの充電の開始タイミングとを監視し、それらの開始タイミングが同時であるか否かに基づいて、給電コンセント7に誤って充電プラグ5が差し込まれたか否かの判定を行う。
より詳細には、誤差込判定部13dCは、電流検出部11cの検出結果に基づいて給電コンセント7を流れる電流の通電開始タイミングを検知することで、給電コンセント7からの給電の開始タイミングを検知する。また、誤差込判定部13dCは、電流検出部9dの検出結果に基づいて充電プラグ5を流れる電流の通電開始タイミングを検知することで、充電プラグ5からの充電の開始タイミングを検知する。
そして、誤差込判定部13dCは、その検知した給電開始タイミングと充電開始タイミングとが同時であるか否かに応じて、給電コンセント7に誤って充電プラグ5が差し込まれたか否かの判定を行う。
即ち、誤差込判定部13dCは、その検知した給電開始タイミングと充電開始タイミングとが同時である場合は、給電コンセント7に誤って充電プラグ5が差し込まれた(即ち、誤差し込みである)と判定する。他方、誤差込判定部13dCは、その検知した給電開始タイミングと充電開始タイミングとが同時でない場合は、給電コンセント7に誤って充電プラグ5が差し込まれていない(即ち、誤差し込みではない)と判定する。なお、給電開始タイミングと充電開始タイミングとが同時でない場合とは、それらのタイミングの一方が検知された時に、それらの他方が検知されていない場合である。
また、この実施形態の制御部13aCは、誤差込判定部13dの検知結果に基づいて給電器11C、充電器5Cおよび報知部15を制御する。
より詳細には、制御部13aCは、例えば誤差込判定部13dCによって給電コンセント7からの給電の開始タイミングが検知されるまでは、例えば、給電コンセント7に交流負荷17の電源プラグ17aおよび充電プラグ5の何れかが差し込まれたときに、給電コンセント7からの給電が開始するように、電圧変換部11aおよびインバータ11bを例えば第1実施形態の前記動作CおよびDのように動作させる。これに併行して、制御部13aCは、充電プラグ5が交流電源19の電源コンセント19aおよび給電コンセント7の何れかに差し込まれたときに、充電プラグ5からの充電が開始するように、インバータ9aおよび電圧変換部9bを例えば第1実施形態の前記動作AおよびBのように動作させる。
そして、制御部13aCは、誤差込判定部13dCによって誤差し込みであると判定された場合は、電圧変換部11aおよびインバータ11bを停止させる(即ち、給電器11Cによる給電を停止させる)と共に、インバータ9aおよび電圧変換部9bを停止させる(充電器9Cによる充電を停止させる)。ここでは、この場合は、給電器11Cおよび充電器9Cの両方を停止させるが、給電器11Cによる給電は続行させて、充電器9Cによる充電だけ停止させてもよい。また、この場合は、制御部13aCは、誤差込判定部13dCの判定結果(即ち、誤差し込みであるとの判定結果)が報知されるように報知部15を制御する。
また、制御部13aCは、誤差込判定部13dCによって誤差し込みでないと判定された場合(即ち、給電コンセント7に交流負荷17の電源プラグ17aが差し込まれたか、および/または、充電プラグ5が交流電源19の電源コンセント19aに差し込まれた場合)は、給電コンセント7からの給電および充電プラグ5からの充電が可能となるように、電圧変換部11aおよびインバータ11bを例えば第1実施形態の前記動作CおよびDのように動作させると共に、インバータ9aおよび電圧変換部9bを例えば第1実施形態の前記動作AおよびBのように動作させる。
これにより、給電コンセント7に交流負荷17の電源プラグ17aが差し込まれた場合は、給電コンセント7から交流負荷17への給電が行われる。また、充電プラグ5が交流電源19の電源コンセント19aに差し込まれた場合は、交流電源19から電源プラグ5に入力される電力が蓄電池3に充電される。
<動作説明>
図6に基づいて、この車両用電力制御装置1Cの動作を説明する。図6は、この車両用電力制御装置1Cの動作を説明するフローチャートである。
図6に基づいて、この車両用電力制御装置1Cの動作を説明する。図6は、この車両用電力制御装置1Cの動作を説明するフローチャートである。
ステップU0では、充電プラグ5からの充電が可能となるように充電器9Cが制御されると共に、給電コンセント7からの給電が可能となるように給電器11Cが制御される。
即ち、給電コンセント7に交流負荷17の電源プラグ17aおよび充電プラグ5の何れかが差し込まれたときに給電コンセント7からの給電が開始するように、制御部13aCによって、電圧変換部11aおよびインバータ11bが、第1実施形態の前記動作CおよびDのように制御される。これに併行して、充電プラグ5が交流電源19の電源コンセント19aおよび給電コンセント7の何れかに差し込まれたときに充電プラグ5からの充電が開始するように、制御部13aCによって、インバータ9aおよび電圧変換部9bが、第1実施形態の前記動作AおよびBのように制御される。そして、処理がステップU1に進む。
ステップU1では、誤差込判定部13dCによって、各電流検出部11c,9dの検出結果に基づいて、充電プラグ5からの充電の開始タイミングおよび給電コンセント7からの給電の開始タイミングが監視される。そして、処理がステップU2に進む。
ステップU2では、誤差込判定部13dCによって、充電プラグ5からの充電の開始タイミングおよび給電コンセント7からの給電の開始タイミングのうちの一方が検知された場合は、処理がステップU3に進み、他方、それらの開始タイミングの何れもが検知されない場合は、処理がステップU1に戻る。
ステップU3では、誤差込判定部13dCによって、ステップU2での一方(即ち、充電プラグ5からの充電の開始タイミングおよび給電コンセント7からの給電の開始タイミングのうちの一方)の検知と同時に、それらの開始タイミングのうちの他方も検知された場合は、処理がステップU4に進み、誤差込判定部13dCによって、誤差し込みである(即ち、給電コンセント7に誤って充電プラグ5が差し込まれた)と判定される。そして、処理がステップU5に進む。
他方、ステップU3で、誤差込判定部13dCによって、ステップU2での一方の開始タイミングの検知と同時に、それらの開始タイミングのうちの他方が検知されない場合は、処理がステップU6に進み、誤差込判定部13dCによって、誤差し込みでない(即ち、給電コンセント7に誤って充電プラグ5は差し込まれていない)と判定される。そして、処理がステップU7に進む。
ステップU5では、制御部13aCによって、インバータ9aおよび電圧変換部9bが停止される(即ち、充電器9による充電プラグ5からの充電が停止される)と共に、報知部15によって、誤差込判定部13dCの判定結果(即ち、給電コンセント7に誤って充電プラグ5が差し込まれたこと)が警告表示または警告音によって報知される。そして、処理が終了する。
ステップU5のように、充電器9による充電プラグ5からの充電が停止されることで、給電コンセント7に誤って充電プラグ5が差し込まれても、蓄電池3に蓄電された電力が、順に給電器11C、給電コンセント7、充電プラグ5および充電器9Cを経由して蓄電池3に充電されるという循環が防止され、これにより、蓄電池3に蓄電された電力が、給電器11Cや充電器9Cで損失して枯渇することが防止される。
なお、ステップU5において、更に、制御部13aCによって、電圧変換部11aおよびインバータ11bが停止されてもよい(即ち、給電器11による給電コンセント7からの給電が停止されてもよい)。
ステップU7では、制御部13aCによって、引き続き(即ち、ステップU0と同様に)、充電プラグ5からの充電が可能となるように充電器9Cが制御されると共に、給電コンセント7からの給電が可能となるに給電器11Cが制御される。
これにより、ステップU2およびU3で、充電プラグ5からの充電の開始タイミングおよび給電コンセント7からの給電の開始タイミングのうちの一方だけが検知された場合は、その検知された充電または給電が引き続き行われる。他方、ステップU2およびU3で、それらの開始タイミングの両方が検知された場合は、それらの両方(充電および給電)が引き続き行われる。
<主要な効果>
以上のように構成された車両用電力制御装置1Cによれば、上述のように、誤って給電コンセント7に充電プラグ5が接続されても、蓄電池3から放電された電力が、順に給電器11C、給電コンセント7、充電プラグ5および充電器9Cを経由して蓄電池3に充電されるという循環を防止でき、その循環の際に発生する電力損失によって蓄電池3が枯渇することを防止できる。
以上のように構成された車両用電力制御装置1Cによれば、上述のように、誤って給電コンセント7に充電プラグ5が接続されても、蓄電池3から放電された電力が、順に給電器11C、給電コンセント7、充電プラグ5および充電器9Cを経由して蓄電池3に充電されるという循環を防止でき、その循環の際に発生する電力損失によって蓄電池3が枯渇することを防止できる。
≪付帯事項≫
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は斯かる例に限定されないことは言うまでもない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと解される。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は斯かる例に限定されないことは言うまでもない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと解される。
また、第1から第3実施形態の何れかを組み合わせた発明についても、当然に本発明の技術的範囲に属するものと解される。
本発明は、エンジンとモータとを併用して走行するハイブリッド車やモータで走行する電気自動車など、動力源用のモータに供給する電力を蓄電する蓄電池を搭載した車両に搭載され、前記蓄電池から車両外部の交流負荷への給電と、車両外部の交流電源から前記蓄電池への充電とを行うことが可能な車載用電力制御装置に適用するのに最適である。
1 車両用電力制御装置
3 蓄電池
5 充電プラグ(充電端子)
7 給電コンセント(放電端子)
11b インバータ
13a 制御部
13b コンセント差込検知部(接続検知部)
13d 誤差込検知部(検知部)
17 交流負荷
17a 電源プラグ(受電端子)
19 交流電源
19a 電源コンセント(電源端子)
3 蓄電池
5 充電プラグ(充電端子)
7 給電コンセント(放電端子)
11b インバータ
13a 制御部
13b コンセント差込検知部(接続検知部)
13d 誤差込検知部(検知部)
17 交流負荷
17a 電源プラグ(受電端子)
19 交流電源
19a 電源コンセント(電源端子)
Claims (1)
- 蓄電池と、
所定の交流電源の電源端子に挿脱自在に接続される充電端子と、
前記充電端子から入力される電力を前記蓄電池に充電する充電器と、
所定の交流負荷の受電端子に挿脱自在に接続される放電端子と、
前記蓄電池からの直流電力を交流電力に変換して前記放電端子から放電させるインバータと、
前記充電器および前記インバータを制御する制御部と、
を備えた車両用電力制御装置において、
前記放電端子に前記交流負荷の前記受電端子および前記充電端子の何れかが接続されたか否かを検知する接続検知部と、
前記充電端子から所定パターンの信号波が入力されたか否かを検知する検知部と、
を更に備え、
前記制御部は、
前記接続検知部によって、前記放電端子に前記交流負荷の前記受電端子および前記充電端子の何れかが接続されたことが検知されると、前記放電端子から前記所定パターンの信号波が出力されるように前記インバータを制御すると共に、前記検知部によって、前記充電端子から前記所定パターンの信号波が入力されたことが検知されると、前記充電器を停止させ、他方、前記検知部によって、前記充電端子から前記所定パターンの信号波が入力されていないことが検知されると、前記放電端子から前記交流電力が給電されるように前記インバータを制御することを特徴とする車両用電力制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011275362A JP2013126347A (ja) | 2011-12-16 | 2011-12-16 | 車両用電力制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2011275362A JP2013126347A (ja) | 2011-12-16 | 2011-12-16 | 車両用電力制御装置 |
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Publication Number | Publication Date |
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JP2013126347A true JP2013126347A (ja) | 2013-06-24 |
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ID=48777290
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JP2011275362A Pending JP2013126347A (ja) | 2011-12-16 | 2011-12-16 | 車両用電力制御装置 |
Country Status (1)
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JP (1) | JP2013126347A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101570333B1 (ko) | 2015-06-25 | 2015-11-19 | (주)한중엔시에스 | 휴대 및 이동형 상용 전원 공급 장치의 전원 제어용 다중 스위치 |
KR101570332B1 (ko) | 2015-06-25 | 2015-11-19 | (주)한중엔시에스 | 휴대 및 이동형 상용 전원 공급장치의 인버터 제어용 스위치 |
JP2017112657A (ja) * | 2015-12-14 | 2017-06-22 | 富士電機株式会社 | 電力変換装置 |
US10179516B2 (en) | 2012-08-22 | 2019-01-15 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Vehicle power control system and power control method |
-
2011
- 2011-12-16 JP JP2011275362A patent/JP2013126347A/ja active Pending
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