JP2013114390A - 承認システム、承認サーバ、及び承認プログラム - Google Patents

承認システム、承認サーバ、及び承認プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】端末装置の操作負荷を軽減し、第三者の承認をオンデマンドで正確に取得する。
【解決手段】ユーザAが第三者BとSNSにおいて特定の関係を構築するためには、それぞれの端末装置1,1を近接させ、このユーザ又は第三者が発した音声や振動等の波形Wをこれらの端末装置が略同時に入力して波形データWf,Wsにそれぞれ変換し、これらの波形データを承認サーバ2に送信する。承認サーバ2は、波形データWf,Wsを受信して一致するか否かを評価し、一致した場合に第三者との特定の関係の構築を承認する。
【選択図】図1

Description

本発明は、例えば決済処理やコミュニティ形成のオンラインシステムにおいて、このオンラインシステムのユーザがオンライン上で第三者と特定の関係を構築するために必要な第三者による所定の承認を生成する承認システム、承認サーバ、及び承認プログラムに関する。
従来から、ビジネスやプライベート上でユーザが第三者から所定の承認を得る場合、利便性の観点からオンラインシステムを利用していた。例えば企業の社内システムにおいて上長が決済処理を行う場合、部下はこの上長から承認を得てパーソナルコンピュータ等からこの承認を得た事実を入力しなければならなかった。またソーシャル・ネットワーキング・サービス(以下、「SNS」という。)において、利用者が知人と友人関係の構築を希望する場合、この利用者が携帯電話等から依頼のメッセージを送信した上で友人にこの依頼を承認する旨の入力をしてもらわなければならなかった。このためパーソナルコンピュータや携帯電話等の端末装置を操作する手間がかかるばかりでなく、入力ミスが発生し易いため、これらのオンラインシステムを利用するユーザに余計な負担が掛かっていた。
ところで、ユーザ及び第三者が同じ場所に居ることを、それぞれが所有する端末装置のGPS(Global Positioning System)を利用してオンライン上で認識することにより、この第三者から承認を得たことを立証する発想(例えば非特許文献1参照。)が提案されている。詳細には、それぞれが所有する端末装置に何らかのアクションを加えると、これらの端末装置の所在地をGPSが探知し、ユーザと第三者とが同じ場所にいることをオンライン上で認識したことをもって、第三者から承認を得たものと見なして連絡先等の情報を交換するものである。
「bump technologies, inc.」、インターネット<URL:http://bu.mp/>
しかしながら、GPSでユーザと第三者との位置情報を取得するには、通信上の問題により時間が掛かる上、上記端末装置の種類によって正確な位置情報を取得できない恐れがある。さらに上述した発想は、ユーザ及び第三者が1対1の場合にのみ適応可能で有り、複数の第三者と同時に行うことはできない。したがって第三者から即座に承認を得たい欲求を満たすことができるオンデマンドなシステムには不向きと言わざるを得ない。
そこで本発明の第1の目的は、端末装置の操作負荷を軽減し、第三者の承認をオンデマンドで正確に取得することにある。また第2の目的は、SNSにおいて複数の第三者とのコミュニケーションを円滑に行い、これらの第三者と特定の関係を構築するための承認を得易くしてユーザのソーシャルグラフを拡張することにある。
上記課題を解決するために、本発明による承認システム、承認サーバ、及び承認プログラムの特徴は、ユーザ又は第三者が発した波形をそれぞれの端末装置に略同時に入力し、この波形を変換した波形データ及びそれぞれの端末装置への入力時刻の一致不一致を評価して第三者から特定の関係の承認を得るものである。
すなわち本発明による承認システムは、ユーザ及び第三者のそれぞれの端末装置と、この端末装置と通信ネットワークを介して接続する承認サーバとで構成される。上記端末装置は、波形を入力する波形入力部と、上記波形を波形データに変換する波形データ変換部と、上記波形データを上記承認サーバに送信する波形データ送信部とを備えている。上記承認サーバは、上記波形データを受信する波形データ受信部と、受信したそれぞれの波形データの一致不一致を評価する波形データ評価部と、上記ユーザと第三者との特定の関係を管理する第三者関係管理部と、上記ユーザの個人情報を記憶するユーザ情報記憶部と、上記第三者との特定の関係を記憶する第三者関係記憶部とを備えている。上記ユーザが第三者と特定の関係を築く際には、このユーザ及び第三者のそれぞれの端末装置が近接し、上記端末装置のそれぞれの上記波形入力部が、ユーザ又は第三者が発した波形を略同時に入力し、上記波形データ変換部が、上記波形を波形データに変換し、上記波形データ送信部が、上記波形データを上記承認サーバに送信する。そして上記承認サーバの波形データ受信部が、上記波形データをそれぞれ受信し、上記波形データ評価部が、それぞれ受信した波形データ及び上記波形の入力時刻の一致不一致を評価する。上記波形データが一致した場合、上記ユーザと第三者との特定の関係の構築を承認し、上記第三者関係管理部が、上記ユーザ情報記憶部及び上記第三者関係記憶部を更新する(請求項1)。
上記波形は音で、この音の波形データは少なくとも周波数を有する。上記波形データ評価部は、上記周波数及び上記音の収音時刻の一致不一致を評価することが望ましい。(請求項2)。
また上記波形は振動で、この振動の波形データは少なくとも加速度を有する。上記ユーザが第三者と特定の関係を築く際には、このユーザ及び第三者の端末装置が一体になるように近接し、上記波形データ評価部は、上記加速度及び上記振動の発生時刻の一致不一致を評価することが望ましい(請求項3)。
また本発明による承認サーバは、ユーザ及び第三者のそれぞれの端末装置と、この端末装置と通信ネットワークを介して接続する承認サーバとで構成される。少なくとも一方の端末装置は、波形を入力する波形入力部と、上記波形を波形データに変換する波形データ変換部と、他方の端末装置が送信した波形データを受信する波形データ受信部と、上記波形入力部が入力した波形の波形データと他方の端末装置の波形データとの一致不一致を評価する波形データ評価部と、上記ユーザと第三者との特定の関係の構築を承認する要求を上記承認サーバに送信する第三者承認要求送信部とを備えている。他方の端末装置は、少なくとも上記波形入力部と、上記波形データ変換部と、この波形データを上記一方の端末装置に送信する波形データ送信部とを備えている。上記承認サーバは、上記要求を受信する第三者承認要求受信部と、上記ユーザと第三者との特定の関係を管理する第三者関係管理部と、上記ユーザの個人情報を記憶するユーザ情報記憶部と、上記第三者との特定の関係を記憶する第三者関係記憶部とを備えている。上記ユーザが第三者と特定の関係を築く際には、このユーザ及び第三者の端末装置が近接し、上記端末装置のそれぞれの上記波形入力部が、ユーザ又は第三者が発した波形を略同時に入力し、上記波形データ変換部が、上記波形のそれぞれを波形データに変換し、上記端末装置の他方の波形データ送信部が、上記波形データを送信し、上記波形データ受信部が、この波形データを受信し、上記波形データ評価部が、上記波形入力部が入力した波形の波形データと他方の波形データ及び上記波形の入力時刻との一致不一致を評価し、それぞれの波形データが一致した場合、上記ユーザとの特定の関係を承認し、上記第三者承認要求送信部が、上記承認の要求を送信する。そして上記承認サーバの上記第三者承認要求受信部が、上記要求を受信し、上記第三者関係管理部が、上記ユーザ情報記憶部及び上記第三者関係記憶部を更新する(請求項4)。
上記波形は音で、この音の波形データは少なくとも周波数を有することが望ましい。そして上記波形データ評価部は、上記周波数及び上記音の収音時刻の一致不一致を評価する。(請求項5)。
また上記波形は振動で、この振動の波形データは少なくとも加速度を有することが望ましい。そして上記ユーザが第三者と特定の関係を築く際には、このユーザ及び第三者の端末装置が一体になるように近接し、上記波形データ評価部は、上記加速度及び上記振動の発生時刻の一致不一致を評価することが望ましい(請求項6)。
本発明による承認サーバは、ユーザ及び第三者のそれぞれの端末装置から送信される波形の波形データを通信ネットワークを介して受信する波形データ受信部と、受信したそれぞれの波形データの一致不一致を評価する波形データ評価部と、上記ユーザと第三者との特定の関係を管理する第三者関係管理部と、上記ユーザの個人情報を記憶するユーザ情報記憶部と、上記第三者との特定の関係を記憶する第三者関係記憶部とを備えている。上記波形データ受信部が、上記ユーザ及び第三者のそれぞれの端末装置に略同時に入力された上記波形の波形データを受信し、上記波形データ評価部が、それぞれ受信した波形データ及び上記波形の入力時刻の一致不一致を評価する。これらの波形データが一致した場合、上記ユーザと第三者との特定の関係の構築を承認し、上記第三者関係管理部が、上記ユーザ情報記憶部及び上記第三者関係記憶部とを更新する(請求項7)。
上記波形は音で、この音の波形データは少なくとも周波数を有することが望ましい。そして上記波形データ評価部は、上記周波数及び上記音の収音時刻の一致不一致を評価する。(請求項8)。
また上記波形は振動で、この振動の波形データは少なくとも加速度を有することが望ましい。そして上記ユーザが第三者と特定の関係を築く際には、このユーザ及び第三者の端末装置が一体になるように近接し、上記波形データ評価部は、上記加速度及び上記振動の発生時刻の一致不一致を評価する(請求項9)。
本発明による承認プログラムは、通信ネットワークを介して承認サーバと接続するユーザ又は第三者の端末装置が備えている。上記ユーザが第三者と特定の関係を築く際に、このユーザ及び第三者の端末装置を近接し、この端末装置に略同時に波形を入力する第1のステップと、上記波形を波形データに変換する第2のステップと、上記波形データを他方の端末装置に送信し、又は他方の端末装置が送信した上記波形データを受信する第3のステップと、上記第1のステップで入力した波形データと上記第3のステップで受信した波形データ及び上記波形の入力時刻の一致不一致を評価し、一致した場合に上記ユーザとの関係を承認する第4のステップと、上記第三者との特定の関係を承認する要求を上記承認サーバに送信する第5のステップとを有する(請求項10)。
上記波形は音で、この音の波形データは少なくとも周波数を有することが望ましい。そして上記第4のステップでは、上記周波数及び上記音の収音時刻の一致不一致を評価する(請求項11)。
上記波形は振動で、この振動の波形データは少なくとも加速度を有することが望ましい。そして上記第1のステップでは、上記ユーザ及び第三者の端末装置を一体になるように近接し、上記第4のステップでは、上記加速度及び上記振動の発生時刻の一致不一致を評価する(請求項12)。
ここで「ユーザ」とは、所定の端末装置から承認サーバの利用登録をしている者を意味する。また「第三者」とは、承認サーバの利用登録をし、上記ユーザと何かしらの関係を有するもののオンライン上で特定の関係を構築していない者を意味し、例えば友人、上司、親、兄弟、姉妹及び同僚が該当する。
「端末装置」は、所定のプログラムで構成したアプリケーションをインストールできるもの又は所定のウェブブラウザを通じてインターネットサイトにアクセスできるものを意味し、例えばスマートフォン、携帯電話、タブレットPC及びPHS等のモバイル機器ばかりでなく、デスクトップ型やノート型のパーソナルコンピュータや通信ネットワークに接続するゲーム機が該当する。
「承認サーバ」は、上記ユーザ及び第三者の固有データを記憶し、この固有データを上記端末装置と双方向に通信し合うものを意味し、例えば友人や知人と通信ネットワークを介してコミュニケーションを行うSNSを構築するものや企業のセキュアな社内システムを構築するものが該当する。
「通信ネットワーク」とは、例えば3G回線やアクセスポイントを経由する無線LAN等のモバイル通信に限らず、モデムを経由する光ケーブルやADSL等のブロードバンド通信も該当する。
「波形」は、アナログ波形を意味し、ユーザや第三者が発する音声や振動ばかりでなく、端末装置に加わる重力や衝撃及び端末装置の動き又は光が該当する。「波形データ」とは、デジタル波形を意味し、波形データ変換部で上記アナログ波形を標本化、量子化、及び符号化したものが該当する。「音の波形データ」は、周波数(ヘルツ)のみならず、電圧、周期、振幅、音の大きさ(デシベル)、及び音色が該当する。「振動の波形データ」には、加速度のみならず、電圧や衝撃が該当する。
「音」は、例えば音声のみならず擬音も該当する。「振動」とは、上記端末装置を左右方向、上下方向、斜め方向又は円周方向に揺さぶって発生させたもの、若しくはこれらの方向を組み合わせて揺さぶって発生させたものを意味する。
「波形入力部」は、ユーザ又は第三者が発した波形を取り込む機器を意味し、例えば上記端末装置に内蔵するマイクロフォン、加速度センサ、振動センサ、及びこの端末装置に外部接続するマイクが該当する。「波形データ変換部」は、端末装置及び承認サーバが上記波形をデータとして認識できる形式、すなわち波形データに変換するものを意味し、例えば上記端末装置に内蔵するA/D変換器が該当する。「波形データ送信部」や「波形データ受信部」は、例えば上記端末装置や上記承認サーバが有する無線用通信機器や有線用通信機器が該当する。
「波形データ評価部」とは、ユーザ及び第三者の端末装置が入力したそれぞれの波形の波形データが同一か否かを評価するものを意味する。また「波形データの一致不一致を評価」する手法は、例えば波形データの単位時間あたりの値をそれぞれ求め、これらの値が一致するか否かについて相関関数を用いて判断したり、端末装置への波形の入力時刻及び/または承認サーバへの波形データの送信時刻が一致するか否かで判断したりする。
なお相関関数が1に限らず、1の近似値の場合でもそれぞれの波形データは同一のものであり一致していると評価してもよい。
「第三者関係管理部」とは、上記ユーザが第三者と上記通信ネットワーク上で特定の関係を構築した場合には、この関係を第三者関係記憶部が記憶するよう更新し、特定の関係を解除した場合には、この関係を第三者関係記憶部から抹消するよう更新する管理を行うものを意味する。また「ユーザと第三者との特定の関係」とは、例えば友人同士、ビジネスパートナー及びコミュニティメンバーの関係が該当する。
「それぞれの端末装置が近接し」とは、ユーザ又は第三者が発する波形を端末装置に略同時かつ同時間分入力できる位置にすることを意味し、例えばユーザ及び第三者が端末装置を持っている方の手をそれぞれ近付けあったり、ユーザ又は第三者の両手に端末装置を一つずつ持ちそれぞれの手を近付けたりすることが該当する。またそれぞれの端末装置が「一体になるように近接し」とは、例えば重ね合わせて片手で持ったり、同一の箱や袋に入れて振ったりすることが該当する。
「ユーザ又は第三者が発した」波形とは、同一の発信源から発生した波形であることを意味する。「略同時」とは、同一時刻及び微差を意味する。「微差」の許容範囲は、自由に設定可能である。「入力時刻」は、端末装置が有する所定のタイマー機能により測定する。
本発明による承認システム、承認サーバ、及び承認プログラムは、ユーザ又は第三者が発した波形をそれぞれの端末装置に略同時に入力し、この波形を変換した波形データ及びそれぞれの端末装置への入力時刻の一致不一致を評価するため、端末装置のテンキーやタッチパネル等に所定の情報を入力したりメッセージを送信したりする手続の手間を省くばかりでなく、同じ場所及び同じ時刻にユーザ及び第三者が居た事実を簡単なロジックで正確に認識することができる。したがってオンデマンドで複数の第三者から特定の関係を構築する承認をワンアクションで得ることができる。さらにSNSにおいては、ユーザ及び第三者にとって携帯端末をそれぞれ近接させてこれらに波形を入力する行為そのものが、互いに円滑なコミュニケーションを生む切っ掛けになるため、ユーザ及び第三者のソーシャルグラフをスムーズに拡張することができる。
本発明を実施する場面のイメージ図である。 本発明の基本的なシステム構成図である。 本発明における波形データの評価方法を示す図である。 本発明における基本的な動作を示す図である。 本発明の別のシステム構成図である。 本発明における別な動作を示す図である。
以下図1〜図6を参照しつつ、本発明の実施形態における承認システムについて説明する。図1は、ユーザが第三者に特定の関係の構築を依頼する場面を示す図である。
さて図1に示すように、ユーザA及び第三者Bはそれぞれ端末装置1,1を所有しており、承認サーバ2が構築するSNSにインターネット回線を通じて登録している。ユーザAが第三者Bと上記SNSにおいて特定の関係を構築するためには、それぞれの端末装置1,1を近接させ、このユーザ又は第三者が発した音声や振動等の波形Wをこれらの端末装置が略同時に入力して波形データWf,Wsにそれぞれ変換し、これらの波形データを承認サーバ2に送信する。承認サーバ2は、波形データWf,Wsを受信して一致するか否かを評価し、一致した場合に第三者との特定の関係の構築を承認する。
次に、図2を用いて本実施形態の基本的なシステム構成について説明する。
図2に示すように、本実施形態における承認システムは、ユーザ及び第三者がそれぞれ所有する端末装置1,1と、この端末装置と通信ネットワークNを介して接続する承認サーバ2とで構成されている。端末装置1は、音や振動を含む波形を入力する波形入力部11と、この波形を端末装置1及び承認サーバ2が認識できる波形データに変換する波形データ変換部12と、この波形データをこの承認サーバに送信する波形データ送信部13とを内蔵して備えている。承認サーバ2は、端末装置1,1から送信された波形データを受信する波形データ受信部21と、受信したそれぞれの波形データの一致不一致を評価する波形データ評価部22と、上記ユーザと第三者との特定の関係を管理する第三者関係管理部23と、このユーザの個人情報を記憶するユーザ情報DB24と、このユーザと第三者との特定の関係を記憶する第三者関係情報DB25とを備えている。
端末装置1はスマートフォンで、承認サーバ2に3G回線や無線LANによるアクセスポイント経由で通信している。この端末装置には、専用のアプリケーションがインストールしてある。詳細には、入力する波形の種類を決定する処理、この決定に従ってユーザ又は第三者が発する波形の入力を開始する処理、この波形を入力する処理、この波形の入力を終了する処理、この波形を波形データに変換する処理、及びこの波形データを承認サーバ2に送信する処理を含むロジックを実行するプログラムである。また上記アプリケーションには、端末装置1の表示画面に、端末装置1,1同士を近付けるよう指示するコメント、波形の入力が完了したことを知らせるコメント、波形の入力が失敗したことを知らせるコメント、再度波形の入力を要求するコメント等を表示する処理が含まれている。
波形入力部11はマイクロフォン及び加速度センサで、上記専用アプリケーションが起動後、波形を入力する処理の実行に応じて、ユーザ又は第三者が発した波形を入力する。
波形データ変換部12はA/D変換器で、波形データに変換する処理の実行に応じて、波形入力部11が入力したアナログな波形をデジタルな波形データに変換する。
波形データ送信部13は無線用の送信機で、上記波形データを送信する処理の実行に応じて、承認サーバ2にこの波形データを送信する。
承認サーバ2はSNSを構築するSNSサーバで、端末装置1,1に限らず多数の端末装置と接続している。承認サーバ2に接続するには事前登録が必要で、ユーザや第三者はそれぞれ所有する固有のID情報やパスワードを端末装置1,1から入力して接続する。またこの承認サーバには、専用のソフトウェアが組み込まれている。詳細には、上記波形データを受信する処理、受信したこのそれぞれの波形データの一致不一致を評価する処理、上記ユーザと第三者との特定の関係を構築する処理、及び上記ユーザと第三者との特定の関係を管理する処理を含むロジックを実行するプログラムである。
波形データ受信部21は有線用の受信機で、上記波形データを受信する処理の実行に応じて、端末装置1,1が送信したそれぞれの波形データを受信する。
波形データ評価部22は、上記それぞれの波形データの一致不一致を評価する処理に応じて、ユーザの端末装置が入力した波形と第三者の端末装置が入力した波形とのそれぞれの波形データが同一か否かを、相関関数を用いた波形一致評価アルゴリズム及び端末装置への入力時刻で判断する。
ここで図3を用いて、波形データ評価部22による波形データの一致不一致の評価方法について説明する。図3(A)は波形データが略同時に入力された場合、図3(B)はそれぞれの波形データの入力時刻に差が生じた場合をそれぞれ示す。
図3(A)及び図3(B)に示すように、それぞれの波形データWf,Wsは、離散時間iを変数とする関数として考えると、例えば以下の式になる。
Figure 2013114390
ここで、波形データWfとWsとの相関関係を表す相関関数Sは、例えば以下の式になる。
Figure 2013114390

ここで、相関関数Sは、τ=0の際に最大値となる場合、前記波形データ評価部22は、2つの波形データWf、Wsは、時刻的なズレがなく一致しているとみなす(図3(A)に示す状態)。
一方、相関関数Sがτ=pの際に最大値となる場合、波形データWfとWsは、時刻pだけズレた状態で一致しているとみなす(図3(B)に示す状態)。
この際、時刻的なずれの許容範囲として閾値Tpを設ける場合、例えば以下の式になる。
Figure 2013114390
上記の式に示すように、時刻pの値の絶対値がTpの範囲内を満たさない場合、波形データ評価部22は、2つの波形データWf,Wsは例外的に一致していないとみなす。
なお、前記閾値Tpは、前記端末装置1が備える波形入力部11のスペックや、前記端末装置1と承認サーバ2を繋ぐネットワークの特性に応じて自由に設定可能とすることが好ましい。
さらに、相関関数Sは、波形データの形状の一致性のみならず、振幅の大きさ(時間的な伸縮)の影響を受ける関数であるため、正規化することが好ましい。
なお波形データWfとWsとのデータ数が相違する場合、入力時刻から所定時間分抽出してデータ数をそろえてもよい。
第三者関係管理部23は、ユーザと第三者との特定の関係を構築する処理に応じて、波形データ評価部22がそれぞれの波形データが一致すると判断した場合に、このユーザが第三者と関係を構築した状態に第三者関係情報DB25を更新する。
ユーザ情報DB24とは、ユーザの属性情報を記憶しているもので、例えばユーザが所有する固有ID、このユーザのハンドルネーム、このユーザのプロフィール画像並びにユーザの本名、住所、出身地及び趣味を記憶している。
第三者関係情報DB25とは、ユーザと第三者との特定の関係、いわゆるソーシャルグラフが記憶されているもので、例えばユーザ及び第三者が所有するそれぞれの固有IDとが紐付いて記憶されている。なお「特定の関係」には、ユーザと第三者とがお互いに関係を承認し合っている双方向のものに限らず、ユーザが第三者から関係の構築の承認を待っている片方向のものも含む。
なお端末装置1及びサーバ装置2は、周知のコンピュータ装置であり、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、HDD(Hard Disk Drive)、サウンドカード、アンプ、D/A(Digital-to Analog)コンバータ、モデム、タッチパネル、DSP(Digital Signal
Processor)及び各入出力装置等情報処理を行う上で必要なハードウェアを漏れなく有し、各種の制御や情報処理はこれらのハードウェアが連関して行う。またサーバ装置1とデータベース装置2とは、インターネット回線に限らず、例えばLANケーブルで直接接続する構成や社内ネットワーク回線を通じて接続する構成のいずれも該当する。
端末装置1には、収音した音を記憶する音記憶部が内蔵されており、この音記憶部に記憶した音を用いて任意のタイミングで音の波形データに変換できるようにしてもよい。また端末装置1にインストールしてあるアプリケーションは、承認サーバ2やその他のアプリケーションサーバに組み込んであるものでもよく、通信ネットワークを介して所定のURLからサイトにアクセスしてアプリケーションを起動させるASP(Application Service Provider)形式を利用してもよい。
次に、図1乃至図4を用いて本実施形態の基本的な動作を説明する。図4は、ユーザAが第三者Bから特定の関係を構築する承認を得るまでのフローチャートを示す。
図1及び図2に示すように、ユーザA及び第三者Bはそれぞれが所有する端末装置1,1の上記アプリケーションを起動して波形を入力できる状態に設定すると共に、音声や振動等どの波形を入力するか選択して決定する(S210)。ユーザA及び第三者Bは、端末装置1,1が近接するように位置付ける(S220)。ユーザA又は第三者Bは、端末装置1,1に波形Wが伝わるよう行動すると、それぞれの端末装置1の波形入力部11は、ユーザ又は第三者が発した波形、すなわち発信源が同一の波形Wを略同時に入力する(S230)。入力された波形Wは、波形データ変換部12がアナログ波形からデジタル波形に変換し、波形データWf,Wsをそれぞれ生成する(S240)。生成された波形データWf,Wsは、波形データ送信部13が承認サーバ2に送信し、この承認サーバの波形データ受信部21がこれらの波形データをそれぞれ受信する(S250)。
受信された波形データWf,Wsは、波形データ評価部22によりそれぞれ一致するか否か評価される(S260)。具体的には、波形データWfとWsとの相関関数Sの結果が1に等しいか1の近似値の場合、これらの波形は同一のものとして一致すると判断することができる。一方、相関関数Sの結果が0に近い場合、これらの波形は相違のものとして不一致と判断することができる。さらにそれぞれの波形の入力時刻が時刻pだけ異なっていても相関関数Sの結果が1に等しいか1の近似値の場合、時刻pの大きさによってそれぞれの波形は同一のものとし一致すると判断することができる。例えば0.3(秒)<時刻p<0.5(秒)とした場合、この入力時刻のずれは微差と扱い、それぞれの波形は同一のものと扱い一致すると判断してもよい。
波形データ評価部22が、波形データWfとWsとが一致すると判断した場合、第三者BがユーザAと特定の関係を構築することを承認したものと扱い、このユーザとの関係の構築を承認する(S280)。この承認に従い、第三者関係管理部23がユーザA及び第三者Bが所有するそれぞれの固有IDを紐付けて記憶するよう第三者関係記憶DB25を更新して新たな関係を構築する(S290)。一方、波形データWfとWsとが一致しないと判断した場合、承認サーバ2はこれらの波形データが一致しなかった旨のコメントを端末装置1,1の少なくとも一つに送信し、この端末装置の表示画面にこのコメント及び再度波形の入力を要求するコメントを表示する。
ここで、図1に示す波形Wが、ユーザAが発した音声の場合の具体例を説明する。ユーザAは自らが持つスマートフォンと第三者Bが持つスマートフォンとを近接させ、それぞれのマイクロフォンがユーザAの音声波形を収音できるようにアプリケーションを立ち上げ、このマイクロフォンに向かって「友達になってよ。」と発する。すると、これらのスマートフォンは収音した音声を録音し、この音声を波形データに変換してSNSサーバに送信する。SNSサーバは、これらの波形データとして周波数を利用し、これらの周波数の単位時間当たりの値から求めた相関関数及び収音時刻により波形データの一致不一致を評価する。
また図1に示す波形Wが、ユーザAが発した振動の場合の具体例を説明する。ユーザAは、自らが持つスマートフォンと第三者Bのスマートフォンとを重ね合わせて片手で持ち、それぞれの加速度センサが振動を感知できるようにアプリケーションを立ち上げてから片手を上下左右に振る。すると、これらの加速度センサは振動波形を感知し、この振動を波形データに変換してSNSサーバに送信する。SNSサーバは、これらの波形データとして加速度を利用し、これらの加速度の単位時間当たりの値から求めた相関関数及び振動の発生時刻により波形データの一致不一致を評価する。
ここで、別の実施形態について説明する。
図5は、端末装置によって波形データの一致不一致を評価する場合のシステム構成を示す。なお図2で示した部品または部位と同等のものは、参照を容易にするため、図5において一律100を加えた番号にしている。また図2で説明した内容と同等の部分については説明を省略する。
図5に示すように、本システムは、ユーザが所有するユーザ端末装置100及び第三者が所有する第三者端末装置100Pと、このユーザ端末が通信ネットワークNを介して接続する承認サーバ200とで構成されている。ユーザ端末装置100は、波形入力部110と、波形データ変換部120と、第三者端末装置100Pが送信した波形データを受信する波形データ受信部13と0、波形データ120で変換した波形データと上記受信した波形データとの一致不一致を評価する波形データ評価部140と、承認サーバ2に第三者と特定の関係を構築する承認を要求する第三者承認要求送信部150とを内蔵して備えている。承認サーバ200は、ユーザ端末装置100が送信した承認要求を受信する第三者承認要求受信部260と、第三者関係管理部230と、ユーザ情報DB240と、第三者関係情報DB250とを備えている。
ユーザ端末装置100と第三者端末装置100Pとは、無線LANやブルートゥース(登録商標)等のローカルなエリアで通信している。このユーザ端末装置には、専用のアプリケーションがインストールしてある。詳細には、波形を入力する処理、この波形の入力を終了する処理、この波形を波形データに変換する処理、第三者端末装置100Pが送信した波形データを受信する処理、変換した波形データと上記受信した波形データとの一致不一致を評価する処理、上記評価によりそれぞれの波形データが一致した場合に第三者との関係の構築を承認する処理、及び上記承認の要求を承認サーバ2に送信する処理を含むロジックを実行するプログラムである。なお第三者端末装置100Pにも同様のアプリケーションがインストールしてあってよい。
承認サーバ200には、専用のソフトウェアが組み込まれている。詳細には、ユーザ端末装置100が送信した上記承認の要求を受信する処理、及び上記ユーザと第三者との特定の関係を管理する処理を含むロジックを実行するプログラムである。
次に、図6を用いてこの実施形態の動作を説明する。図6は、図4と同様にユーザが第三者から特定の関係を構築する承認を得るまでのフローチャートを示す。
図5及び図6に示すように、ユーザAはユーザ端末装置100を、第三者は第三者端末装置100Pをそれぞれ所有しており、上記アプリケーションを起動して波形を入力できる状態に設定すると共に、どの波形を入力するか選択して決定する(S710)。ユーザ及び第三者は、それぞれの端末装置が近接するように位置付ける(S720)。ユーザ又は第三者は、それぞれの端末装置に波形が伝わるよう行動すると、波形入力部110及び110Pはユーザ又は第三者が発した波形、すなわち発信源が同一の波形を略同時に入力する(S730)。入力された波形は、波形データ変換部120及び120Pがアナログ波形からデジタル波形に変換し、それぞれ波形データを生成する(S740)。ここで波形データ変換部100Pは、変換した波形データを波形データ送信部130Pからユーザ端末装置100に送信し、この波形データをユーザ端末装置の波形データ受信部130が受信する(S750)。上記変換した波形データと受信した波形データは、波形データ評価部140によりそれぞれ一致するか否か評価される(S760)。そして波形データ評価部140がそれぞれの波形データは一致すると判断した場合、第三者がユーザと特定の関係を構築することを承認したものと扱い、第三者承認要求送信部150はこの承認の要求を承認サーバ200に送信し、この承認サーバの第三者承認要求受信部260が受信する(S780)。受信した承認要求に従い、ユーザと第三者の関係の構築を承認し、第三者関係管理部230がユーザ及び第三者が所有するそれぞれの固有IDを紐付けて記憶するよう第三者関係記憶DB250を更新して新たな関係を構築する(S790)。
なお第三者端末装置100Pは、ユーザ端末装置100と同じ構造をしていてもよい。すなわち第三者端末100Pが波形データの一致不一致を評価しユーザと特定の関係を構築する要求を承認サーバ200に送信してもよい。
したがってこれらの承認システムは、ユーザ又は第三者が発した音声や振動などの波形をそれぞれの端末装置に略同時に入力し、この波形を変換した波形データ及びそれぞれの端末装置への入力時刻の一致不一致を評価するため、端末装置のテンキーやタッチパネル等に所定の情報を入力したりメッセージを送信したりする手続の手間を省くばかりでなく、同じ場所及び同じ時刻にユーザ及び第三者が居た事実を簡単なロジックで正確に認識することができる。したがってオンデマンドで複数の第三者から特定の関係を構築する承認をワンアクションで得ることができる。さらにSNSにおいては、ユーザ及び第三者にとって携帯端末をそれぞれ近接させてこれらに波形を入力する行為そのものが、互いに円滑なコミュニケーションを生む切っ掛けになるため、ユーザ及び第三者のソーシャルグラフをスムーズに拡張することができる。
本発明における承認システム、承認サーバ、及び承認プログラムは、SNSに限らず、オンラインゲーム、医療や介護、及び製造業に関する産業に広く利用可能である。
1、100、100P 端末装置
11、110 波形入力部
12、120 波形データ変換部
13、130 波形データ送信部
140 波形データ評価部
150 第三者承認要求送信部
2、200 承認サーバ
21 波形データ受信部
22 波形データ評価部
23、230 第三者関係管理部
24、240 ユーザ情報DB
25、250 第三者関係情報DB
260 第三者承認要求受信部

Claims (12)

  1. ユーザ及び第三者のそれぞれの端末装置と、
    この端末装置と通信ネットワークを介して接続する承認サーバとで構成され、
    上記端末装置は、
    波形を入力する波形入力部と、
    上記波形を波形データに変換する波形データ変換部と、
    上記波形データを上記承認サーバに送信する波形データ送信部とを備え、
    上記承認サーバは、
    上記波形データを受信する波形データ受信部と、
    受信したそれぞれの波形データの一致不一致を評価する波形データ評価部と、
    上記ユーザと第三者との特定の関係を管理する第三者関係管理部と、
    上記ユーザの個人情報を記憶するユーザ情報記憶部と、
    上記第三者との関係を記憶する第三者関係記憶部とを備え、
    上記ユーザが第三者と特定の関係を築く際には、このユーザ及び第三者のそれぞれの端末装置が近接し、
    上記端末装置のそれぞれの上記波形入力部が、ユーザ又は第三者が発した波形を略同時に入力し、
    上記波形データ変換部が、上記波形を波形データに変換し、
    上記波形データ送信部が、上記波形データを上記承認サーバに送信し、
    上記承認サーバの波形データ受信部が、上記波形データをそれぞれ受信し、
    上記波形データ評価部が、それぞれ受信した波形データ及び上記波形の入力時刻の一致不一致を評価し、
    上記波形データが一致した場合、上記ユーザと第三者との特定の関係の構築を承認し、
    上記第三者関係管理部が、上記ユーザ情報記憶部及び上記第三者関係記憶部を更新する
    ことを特徴とする承認システム。
  2. 上記波形は音で、この音の波形データは少なくとも周波数を有し、
    上記波形データ評価部は、上記周波数及び上記音の収音時刻の一致不一致を評価する
    ことを特徴とする請求項1記載の承認サーバ。
  3. 上記波形は振動で、この振動の波形データは少なくとも加速度を有し、
    上記ユーザが第三者と関係を築く際には、このユーザ及び第三者の端末装置が一体になるように近接し、
    上記波形データ評価部は、上記加速度及び上記振動の発生時刻の一致不一致を評価する
    ことを特徴とする請求項1記載の承認サーバ。
  4. ユーザ及び第三者のそれぞれの端末装置と、
    この端末装置と通信ネットワークを介して接続する承認サーバとで構成され、
    少なくとも一方の端末装置は、
    波形を入力する波形入力部と、
    上記波形を波形データに変換する波形データ変換部と、
    他方の端末装置が送信した波形データを受信する波形データ受信部と、
    上記波形入力部が入力した波形の波形データと他方の端末装置の波形データとの一致不一致を評価する波形データ評価部と、
    上記ユーザと第三者との特定の関係の構築を承認する要求を上記承認サーバに送信する第三者承認要求送信部とを備え、
    他方の端末装置は、少なくとも上記波形入力部と、上記波形データ変換部と、この波形データを上記一方の端末装置に送信する波形データ送信部とを備え、
    上記承認サーバは、
    上記要求を受信する第三者承認要求受信部と、
    上記ユーザと第三者との特定の関係を管理する第三者関係管理部と、
    上記ユーザの個人情報を記憶するユーザ情報記憶部と、
    上記第三者との関係を記憶する第三者関係記憶部とを備え、
    上記ユーザが第三者と特定の関係を築く際には、このユーザ及び第三者の端末装置が近接し、
    上記端末装置のそれぞれの上記波形入力部が、ユーザ又は第三者が発した波形を略同時に入力し、
    上記波形データ変換部が、上記波形のそれぞれを波形データに変換し、
    上記端末装置の他方の波形データ送信部が、上記波形データを送信し、上記波形データ受信部が、この波形データを受信し、
    上記波形データ評価部が、上記波形入力部が入力した波形の波形データと他方の波形データ及び上記波形の入力時刻との一致不一致を評価し、それぞれの波形データが一致した場合、上記ユーザとの関係を承認し、
    上記第三者承認要求送信部が、上記承認の要求を送信し、
    上記承認サーバの上記第三者承認要求受信部が、上記要求を受信し、
    上記第三者関係管理部が、上記ユーザ情報記憶部及び上記第三者関係記憶部を更新する
    ことを特徴とする承認システム。
  5. 上記波形は音で、この音の波形データは少なくとも周波数を有し、
    上記波形データ評価部は、上記周波数及び上記音の収音時刻の一致不一致を評価する
    ことを特徴とする請求項4記載の承認システム。
  6. 上記波形は振動で、この振動の波形データは少なくとも加速度を有し、
    上記ユーザが第三者と関係を築く際には、このユーザ及び第三者の端末装置が一体になるように近接し、
    上記波形データ評価部は、上記加速度及び上記振動の発生時刻の一致不一致を評価する
    ことを特徴とする請求項4記載の承認システム。
  7. ユーザ及び第三者のそれぞれの端末装置から送信される波形の波形データを通信ネットワークを介して受信する波形データ受信部と、
    受信したそれぞれの波形データの一致不一致を評価する波形データ評価部と、
    上記ユーザと第三者との特定の関係を管理する第三者関係管理部と、
    上記ユーザの個人情報を記憶するユーザ情報記憶部と、
    上記第三者との関係を記憶する第三者関係記憶部とを備え、
    上記波形データ受信部が、上記ユーザ及び第三者のそれぞれの端末装置に略同時に入力された上記波形の波形データを受信し、
    上記波形データ評価部が、それぞれ受信した波形データ及び上記波形の入力時刻の一致不一致を評価し、
    これらの波形データが一致した場合、上記ユーザと第三者との特定の関係の構築を承認し、
    上記第三者関係管理部が、上記ユーザ情報記憶部及び上記第三者関係記憶部とを更新する
    ことを特徴とする承認サーバ。
  8. 上記波形は音で、この音の波形データは少なくとも周波数を有し、
    上記波形データ評価部は、上記周波数及び上記音の収音時刻の一致不一致を評価する
    ことを特徴とする請求項7記載の承認サーバ。
  9. 上記波形は振動で、この振動の波形データは少なくとも加速度を有し、
    上記波形データ評価部は、上記加速度及び上記振動の発生時刻の一致不一致を評価する
    ことを特徴とする請求項7記載の承認サーバ。
  10. 通信ネットワークを介して承認サーバと接続するユーザ及び第三者のそれぞれの端末装置が備え、
    上記ユーザが第三者と特定の関係を築く際に、このユーザ及び第三者の端末装置を近接し、この端末装置に略同時に波形を入力する第1のステップと、
    上記波形を波形データに変換する第2のステップと、
    上記波形データを他方の端末装置に送信し、又は他方の端末装置が送信した上記波形データを受信する第3のステップと、
    上記第1のステップで入力した波形データと上記第3のステップで受信した波形データ及び上記波形の入力時刻の一致不一致を評価し、一致した場合に上記ユーザとの関係を承認する第4のステップと、
    上記第三者との特定の関係を承認する要求を上記承認サーバに送信する第5のステップと
    を有する
    ことを特徴とする承認プログラム。
  11. 上記波形は音で、この音の波形データは少なくとも周波数を有し、
    上記第4のステップでは、上記周波数及び上記音の収音時刻の一致不一致を評価する
    ことを特徴とする請求項10記載の承認プログラム。
  12. 上記波形は振動で、この振動の波形データは少なくとも加速度を有し、
    上記第1のステップでは、上記ユーザ及び第三者の端末装置を一体になるように近接し、
    上記第4のステップでは、上記加速度及び上記振動の発生時刻の一致不一致を評価する
    ことを特徴とする請求項10記載の承認プログラム。
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