JP2013106895A - シャワーヘッド - Google Patents

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Abstract

【課題】吐出流の強さや吐出範囲を自由に設定できるシャワーヘッドを提供する。
【解決手段】シャワーヘッド(1)は、給水路の末端に配置され、供給された流体を通す複数の通水孔(24a)(24b)(24c)(24d)(24e)が穿設された吐水プレート(20)と、前記吐水プレート(20)の各々の通水孔(24a)(24b)(24c)(24d)(24e)に着脱自在に取り付けられ、基端側で前記通水孔(24a)(24b)(24c)(24d)(24e)に連通する複数のノズル(30a)(30b)(30c)(30d)(30e)とを備える。
【選択図】 図3

Description

本発明は給水路の末端に取り付け、水、または水と圧縮空気を混合した混合流体を供給して吐出させるシャワーヘッドに関する。
シャワーヘッドは給水路の末端に多数の吐出孔を穿設した吐水プレートを固定したものが一般的である。また、これらのシャワーヘッドにおいては、2つの吐出流の衝突による液滴形成、止水時の水垂れ防止、複数の吐出流の集中等を目的として、様々な形態の吐出孔や吐出ノズルが提案されている(特許文献1〜4参照)。
特表2007−500595号公報 特開2010−227181号公報 特開20011−50857号公報 特開2007−326082号公報
シャワーの吐出流は洗浄部位によって好適な強さが異なり、加えて快適であると感じる強さも人それぞれである。また、就床患者の身体洗浄では、全身を効果的かつ快適に洗浄できるシャワーヘッドが求められている。
しかしながら、従来のシャワーヘッドでは吐出流の強さや吐出範囲を変更することができないために、一つのシャワーヘッドで多様な洗浄に対応することができなかった。
本発明は、上述した技術背景に鑑み、吐出流の強さや吐出範囲を自由に設定できるシャワーヘッドを提供するものである。
即ち、本発明は下記[1]〜[5]に記載の構成を有する。
[1]給水路の末端に配置され、供給された流体を通す複数の通水孔が穿設された吐水プレートと、
前記吐水プレートの各々の通水孔に着脱自在に取り付けられ、基端側で前記通水孔に連通する複数のノズルとを備えることを特徴とするシャワーヘッド。
[2]前記複数のノズルは、これらのノズルから吐出される複数の吐出流が集束するように各通水孔に取り付けられている前項1に記載のシャワーヘッド。
[3]前記複数のノズルは複数の同心円上に配置され、複数の集束点が形成される前項1または2に記載のシャワーヘッド。
[4]前記吐水プレートの外周側に該吐水プレートの外周面に並行して進退自在に取り付けられ、最前進位置において前記ノズルの先端よりも前方に位置し、前記ノズルと洗浄対象との距離を規制する規制部材を備える前項1〜3のいずれかに記載のシャワーヘッド。
[5]前記流体は水と圧縮空気とが混合された混合流体である前項1〜4のいずれかに記載のシャワーヘッド。
上記[1]に記載の発明によれば、吐水プレートが複数の通水孔を有し、各々の通水孔に対してノズルが着脱自在であるから、ノズルの装着の有無、装着するノズルの配置、ノズルの形状およびこれらの組み合わせに応じて強度の異なる吐出流および断面積の異なる吐出流束が得られる。このため、強く断面積の大きい吐出流束は頭髪洗浄に用い、弱く断面積の大きい吐出流束は洗顔やボディ洗浄に用い、弱く断面積の小さい吐出流束は陰部洗浄に用いる等、一つのシャワーヘッドで多様な洗浄に対応することができる。
上記[2]に記載の発明によれば、吐出流の集束によって強く断面積の小さい吐出流束が得られる。
上記[3]に記載の発明によれば、吐出流が複数の点で収束し、各集束点における吐出流の断面積はノズルから近いほど大きく、遠ざかるほど小さくなる。また、各集束点を過ぎると吐出流束は拡散し、断面積が大きくなって弱くなる。即ち、一線上で吐出流束の強度と断面積とが変化する。そして、ノズルから洗浄対象までの距離を変えることによって、強度と洗浄範囲の異なる吐出流で洗浄することができる。
上記[4]に記載の発明によれば、規制部材を進退させることにより、洗浄対象からノズルまでの最短距離を規制しながら洗浄することができ、シャワーヘッドのノズルを洗浄対象から離れた一定の位置に安定して保つことができる。ひいては、洗浄対象に注ぐ吐出流の強さと面積を一定に保つことができる。
上記[5]に記載の発明によれば、水と圧縮空気の混合流体をノズルから吐出させることにより水が微細な粒子となり、ミスト流が形成される。
本発明のシャワーヘッドの一実施例を示す斜視図である。 図1のシャワーヘッドをハウジングの先端側から見た側面図である。 図2のA−A線断面図である。 ノズルを装着した吐水プレートの部分拡大図である。 ノズルを取り外した吐水プレートの部分拡大図である。 ノズルの代わりに閉塞栓を取り付けた吐水プレートの部分拡大図である。 図1および図2のシャワーヘッドにおいて、アジャスターリングの最後退位置を図2のB−B線断面図で示した図である。 図1および図2のシャワーヘッドにおいて、アジャスターリングの最前進位置を図2のB−B線断面図で示した図である。 図1および図2のシャワーヘッドにおいて、アジャスターリングの中間位置を図2のB−B線断面図で示した図である。 他の形状のノズルを示す断面図である。 さらに他の形状のノズルを示す断面図である。 他の形状の吐水プレートを取り付けたシャワーヘッドを示す断面図洲である。 吐水プレートの他の形状例を示す断面図である。 吐水プレートのさらに他の形状例を示す断面図である。 吐水プレートのさらに他の形状例を示す断面図である。
図1〜3に本発明にかかるシャワーヘッドの一実施形態を示す。このシャワーヘッド(1)は水(湯を含む)と圧縮空気とを混合した混合流体を用い、水を極微細な粒子にして噴射するものである。従って、前記シャワーヘッド(1)から吐出される吐出流はミスト流となる。
以下の説明において、ミスト流の進む方向を前方、その逆方向を後方とする。またミスト流の強弱は相対的なものであり、水圧および空気圧が一定であることを前提としている。
図1〜図3に示すように、シャワーヘッド(1)は、ハウジング(10)、吐水プレート(20)、前記吐水プレート、ノズル群(30)、後部プレート(40)、導入ブロック(50)、後部カバー(60)、アジャスターリング(70)およびこれらに付随する部品によって構成されている。
前記ハウジング(10)は断面円形の短筒であり、前方側周縁から内側に突出する突縁(11)を有し、内周面に雌ネジ部(12)が形成され、外周面の前方側には雄ネジ部(13)が形成されている。
前記吐水プレート(20)は後方に突出する円錐台形であり、中心部(21)と周縁部(22)とが平板で形成され、中間部が円錐部(23)となされている。前記中心部(21)に一つの通水孔(24a)が形成され、円錐部(23)には前記通水孔(24a)を中心とする4つの同心円を描くように複数の通水孔(24b)(24c)(24d)(24e)が穿設されている。
前記吐水プレート(20)の各通水孔(24a)(24b)(24c)(24d)(24e)には軟質樹脂からなる細い柱状のノズル(30a)(30b)(30c)(30d)(30e)が着脱自在に取り付けられている。図4Aに示すように、前記ノズル(30a)(30b)(30c)(30d)(30e)の通水路(31)は基端部で吐水プレート(20)の通水孔(24a)(24b)(24c)(24d)(24e)に連通し、先端は縮径された吐水口となされている。
ここで、説明の便宜上、吐水プレート(20)中心部(21)の通水孔を中心通水孔(24a)と称し、この中心通水孔(24a)に取り付けたノズルを中心ノズル(30a)と称する。また、4つの同心円のうちの最小径の円上にある各通水孔および各ノズルを第1列通水孔(24b)および第1列ノズル(30b)と称し、以下径大方向に向かって、第2列通水孔(24c)および第2列ノズル(30c)、第3列通水孔(24d)および第3列ノズル(30da)と称し、最大径の円上にある各通水孔および各ノズルを第4列通水孔(24e)および第4列ノズル(30e)と称する。これらのノズル(30a)(30b)(30c)(30d)(30e)はノズル群(30)を構成している。
図4Aに示すように、前記通水孔(24a)の内周面には雌ネジ部(25)が形成され、一方ノズル(30a)の基端側外周面には雄ネジ部(32)が形成されている。そして、これらのネジ部(25)(32)の係合−係合解除によってノズル(30a)は通水孔(24a)に着脱自在に取り付けられている。またネジ止めによる取り付けであるから、水圧に対しても抜け止め状態が維持される。なお、図4Aは中心通水孔(24a)と中心ノズル(30a)とを図示したものであるが、全てのノズルが同一構造で通水孔に対して着脱自在に取り付けられている。
前記後部プレート(40)は広角円錐形のプレート本体(41)の周縁から前方に立ち上がる周壁(42)を有する皿状であり、周壁(42)の外周面にはハウジング(10)の雌ネジ部(12)に係合する雄ネジ部(43)が形成されている。また、前記プレート本体(41)の中心にはプレート本体(41)を貫通してネジ穴(44)が形成されている。
前記導入ブロック(50)は外部から湯水および圧縮空気を導入するための部材であり、前方側が後部プレート(40)のネジ穴(44)に係合するネジ部(51)となされ、主通路(52)がネジ部(51)の端面に開口して設けられている。前記主通路(52)は側方に分岐し、ブロック側面に開口する水用通路(53)および空気用通路(54)が形成されている。前記水用通路(53)および空気用通路(54)の開口部にはそれぞれホース(図示省略)を接続するための継ぎ手(55)(56)が取り付けられている。
前記後部カバー(60)は後部プレート(40)のプレート本体(41)に外嵌めされ、後面の中央部分が導入ブロック(50)を覆って矩形に突出し、シャワーヘッド(1)を手持ちするための把持部(61)を形成している。また、前記把持部(61)の長辺側面には水および圧縮空気の導入と停止を切り換えるスイッチ(63)が取り付けられ、短辺側側面には水および圧縮空気を導入するホースを通すための円形孔(64)が穿設されている。
前記アジャスターリング(70)は本発明における規制部材に対応し、ハウジング(10)に外嵌めされる円筒体である。このアジャスターリング(70)は内周面に雌ネジ部(71)が形成され、前記雌ネジ部(71)をハウジング(10)の雄ネジ部(13)に係合させることによってハウジング(10)の外周側に取り付けられ、かつこれらネジ部(71)(13)の係合状態においてアジャスターリング(70)を回転させることによって該アジャスターリング(70)は吐水プレート(20)の中心線(P)および外周面に平行して進退自在となされている。また、前記アジャスターリング(70)は雌ネジ部(71)とハウジング(10)の雄ネジ部(13)の係合範囲内の任意の位置に停留させることができ、ハウジング(10)の先端からの突出距離(d)を任意に設定することができる。
上述した各部材により下記のようにしてシャワーヘッド(1)が組み立てられる。
前記ハウジング(10)に後方から吐水プレート(20)を挿入した後、後部プレート(40)の周壁(42)の雄ネジ部(43)をハウジング(10)の雌ネジ部(12)に係合させ、後部プレート(40)をハウジング(10)内に捩じ込んで周壁(42)の先端を吐水プレート(20)の周縁部(22)に当接させ、吐水プレート(20)を前方に押し付ける。これにより、前記吐水プレート(20)は前面をハウジング(10)の突縁(11)によって前方抜け止め状態に拘束されるとともに、後面を後部プレート(40)によって拘束されて、ハウジング(10)内に固定される。また、前記後部プレート(40)もハウジング(10)内に固定される。また、前記吐水プレート(20)と後部プレート(40)との間には周壁(42)の高さに相当する空間が形成され、この空間は水と圧縮空気の混合流体の貯留室(45)として利用される。さらに、前記導入ブロック(50)のネジ部(51)を後部プレート(40)のネジ穴(44)にねじ止めして、導入ブロック(50)を後部プレート(40)に取り付ける。次に、前記後部カバー(60)を後部プレート(40)のプレート本体(41)に外嵌めし、把持部(61)の後端面を導入ブロック(50)にネジ(62)で止めることによってハウジング(10)の後方に固定する。また、アジャスターリング(70)をハウジング(10)に外嵌めし、雌ネジ部(71)と雄ネジ部(13)とを係合させることにアジャスターリング(70)をハウジング(10)に進退自在に取り付ける。
組み立てたシャワーヘッド(1)は、導入ブロック(50)の継ぎ手(55)(56)にホースを接続し、外部から水と圧縮空気を供給する。導入ブロック(50)は水用通路(53)が前方に、空気用通路(54)が後方に設けられ、水に圧縮空気を導入することになるので、水の粒子が微細化され易い。導入された水と圧縮空気の混合流体は貯留室(45)に入り、均一な圧力の混合流体として吐水プレート(20)の通水孔(24a)(24b)(24c)(24d)(24e)に導入され、ノズル群(30)からミスト流として噴射される。このとき、ノズルは吐出口が縮径されているので、微細なミスト流が強い噴射力で吐出される。また、ミスト流は圧縮空気によって強い力で噴射されるので、少ない水量でも高い洗浄効果が得られる。
図5A〜図5Cに示すように、円錐形の吐水プレート(20)において、中心ノズル(31a)は平板からなる中心部(21)に対して垂直に取り付けられ、円錐部(23)のノズル(30b)(30c)(30d)(30e)は法線方向に直立するように取り付けられている。このため、中心ノズル(30a)のミスト流は中心線(P)上を進み、円錐部(23)のノズル(30b)(30c)(30d)(30e)のミスト流は中心線(P)に向かって進んで同心円毎に集束する。即ち、第1列ノズル(30b)のミスト流はシャワーヘッドから最も近い位置で第1集束点(F)に集束し、以下第2列ノズル(30c)、第3列ノズル(30d)、第4列ノズル(30e)のミスト流は、シャワーヘッド(1)から順次遠ざかる第2集束点(F)、第3集束点(F)、第4集束点(F)に集束する。集束点(F)(F)(F)(F)ではミスト流が強められており、各集束点(F)(F)(F)(F)におけるミスト流束の断面積はノズルから近いほど大きく、遠ざかるほど小さくなる。また、各集束点(F)(F)(F)(F)を過ぎるとミスト流束は拡散し、断面積が大きくなって弱くなる。即ち、一線上でミスト流束の強度と断面積とが変化する。そして、ノズルから洗浄対象までの距離を変えることで、強度と洗浄範囲の異なるミスト流で洗浄することができる。
また、前記ノズル群(30)は個々のノズルが個別に取り外しが可能であり、ノズルを取り外した通水孔はそのまま吐出口として使用できるし、通水孔(20a)を塞いで止水することもできる。図4Bはノズル(30a)を取り外した通水孔(24a)であり、通水孔(24a)の口径はノズル(30a)の吐出口よりも大きいので、ミスト流は断面積が大きく弱い流れとなる。また、図4Cは通水孔(24a)に開口部の無い閉塞栓(33)を取り付けた止水状態を示している。一部の通水孔を閉じることで他のノズルまたは通水孔のミスト流が強くなる。
上述したように、前記アジャスターリング(70)はハウジング(10)に対して進退自在に取り付けられている。図5Aに示すアジャスターリング(70)の最後退位置は、アジャスターリング(70)の先端がハウジング(10)の先端に一致し、ハウジング(70)からの突出距離(d)が「0」になる位置である。この最後退位置ではノズル群(30)の内の少なくとも一部のノズルの先端がアジャスターリング(70)の先端よりも前方に突出している。また、前記突出距離(d)が最大となる最前進位置は、図5Cに示すように、アジャスターリング(70)の先端がノズル群(30)の全てのノズルよりも前方にあって、全てのノズルがアジャスターリング(70)に隠れる位置である。また、図5Bはアジャスターリング(70)の中間位置を示している。
シャワーヘッドから吐出されるミスト流の強さや洗浄範囲(ミスト流束の断面積)は洗浄対象までの距離によって異なり、手持ちのシャワーヘッドでは使用者が洗浄目的や好みに応じて距離を変えて使用するのが一般的である。シャワーヘッドは手持ちであるから、距離を変えることは簡単である。しかしながら、手持ちのシャワーヘッドを洗浄対象から離れた位置に安定して保つことは難しい。このような場合、前記アジャスターリング(70)を用いると、ハウジング(10)からの突出距離(d)に応じて洗浄対象からのノズル群(30)までの最短距離を規制しながら洗浄することができる。ノズル群(30)から噴射されるミスト流の強さはノズル群(30)からの距離によって差があり、またミスト流が集束または拡散する吐水プレートではノズル群(30)まで距離によって洗浄面積も異なる。このため、洗浄対象に注ぐミスト流を洗浄目的に適した強さと洗浄面積を一定に保って洗浄するには、アジャスターリングによってノズル群(30)までの最短距離を規制することが有効である。
図5A〜5Cにおいて、(W)(W)(W)はアジャスターリング(70)の先端から少し離れた位置であって、アジャスターリング(70)をそれぞれの位置に設定した場合の洗浄範囲(ミスト流束の断面)を想定したものである。アジャスターリング(70)の3通りの突出位置(d)のうち、図5Aのd=0時の洗浄範囲(W)は広範囲でありミスト流は弱い。また、ノズル群(30)の先端がアジャスターリング(70)よりも前方にあるため、洗髪時にノズル群(30)を頭部マッサージ用ブラシとして使用することもできる。図5Bの洗浄範囲(W)は(W)よりもミスト流が集束して洗浄範囲が狭くなるがミスト流は強くなる。図5Cの洗浄範囲(W)はさらに洗浄範囲が狭くなってミスト流が強くなる。
[ノズルの他の形状]
ミスト流の強さはノズルの通水路の形状によって異なる。本発明のシャワーヘッドはノズルが着脱自在であるから、水圧および空気圧が同一でも形状の異なるノズルに取り替えることによってミスト流の強さを変えることができる。
図4Aに示したノズル(30a)は通水路(31)が吐出口側で縮径されている。かかるノズル(30a)においては、吐水プレートの通水孔を通じてノズル(30a)の基端側から導入された混合流体の圧力が吐出口側で高まるので、水粒子が微細化されかつ噴射力が高められる。また、噴射されたミスト流の拡散範囲も狭く、断面積の小さいミスト流となる。
図6Aのノズル(35)は前記ノズル(30a)とは逆に通水路(36)の基端側の口径が吐出口の口径よりも小さい。かかるノズル(35)においては、ノズル(35)の基端側から導入された混合流体の圧力が口径の大きい吐出口側で低下するので、前記ノズル(30a)よりも噴射力の弱いミスト流となる。また、前記ノズル(30a)と比較すると噴射されたミスト流の拡散範囲が広く、拡散によってもミスト流が弱められる。
図6Bのノズル(37)は通水路(38)の断面積が一定である。かかるノズル(37)においては、ミスト流の噴射力および拡散範囲は上記の2つのノズル(30a)(35)の中間となる。
[吐水プレートの他の形状]
ミスト流の吐出方向は吐水プレートの形状によって変化させることができる。
図1〜3および図5A〜図5Cの吐水プレート(20)は平板からなる中心部に取り付けた中心ノズル(30a)のミスト流は中心線と平行に進むが、第1列〜第4列ノズル(30b)(30c)(30d)(30e)は円錐部(23)に法線方向に取り付けられているので、各列のノズル(30b)(30c)(30d)(30e)は互いに平行であってミスト流はそれぞれの集束点(F1)(F2)(F3)(F4)に向かって集束している。即ち、ノズル取り付け位置における吐出プレートの傾斜角度によってミスト流の吐出方向を変えることができる。
図7の吐水プレート(80)は一定の曲率で湾曲する球面で形成されているので、複数の同心円上に配置した複数のノズル(81)を法線方向に取り付けることによって、全てのノズル(81)が球面の中心(F5)に収束する。かかる吐水プレート(80)を用いると中心(F5)においては極めて強いミスト流が形成される。
また、図3の吐水プレート(20)の円錐台形部の突出方向を逆にして前方に突出させると、中心を除く全ノズルのミスト流が外方に向かいミスト流束を拡散させることができる。また図7の吐水プレート(80)の湾曲方向を逆にして前方に突出させた場合もミスト流束を拡散させることができる。
図8A〜図8Cは平板または平板の一部に傾斜部を設けた吐水プレートの例である。
図8Aの吐水プレート(100)は平板からなり、通水孔(101)にノズル(37)を直立するように取り付けると拡散も集束もなく、中心線(P)に平行なミスト流となる。
図8Bの吐水プレート(110)は中央部に前方に突出する円錐台部(111)を有し、中央部(112)および周縁部(113)が平板で構成されている。中央部(112)および周縁部(113)の通水孔(114)(115)に取り付けたノズル(35)からは中心線(P)に平行なミスト流が噴射され、円錐台部(111)の周面の通水孔(116)に取り付けたノズル(35)からは外方に拡散するミスト流が噴射される。
図8Cの吐水プレート(120)は中央部に後方に突出する円錐台部(121)を有し、中央部(122)および周縁部(123)が平板で構成されている。中央部(122)および周縁部(123)の通水孔(124)(125)に取り付けたノズル(35)から中心線(P)に平行なミスト流が噴射され、円錐台部(121)の周面の通水孔(126)に取り付けたノズル(35)からは中心線(P)に向かって集束するミスト流が噴射される。
[シャワーノズルの使用方法例]
本発明のシャワーノズルはノズルが着脱自在であり、ノズル装着(図4A)、ノズル取り外し(図4B)、閉塞栓の装着(図4C)の3態様を選択できる。また、ノズルは個別に着脱できるので、1つの吐水プレート内で上記3態様の混在や、図3、図6Aおよび図6Bに例示した異種ノズルの混在が可能である。さらに、吐水プレートの形状に応じて個々のノズルのミスト流の噴射方向を設定でき、複数ノズルの噴射方向を組み合わせることによってミスト流束の拡散進行、集束進行、平行進行の3態様に設定できる。また、平行進行と拡散進行、平行進行と集束進行というように2種類の進行を組み合わせることができる。これら全ての要素を自由に組み合わせることによって、多様な洗浄目的に適し、また個人の好みに合ったシャワーヘッドとすることができる。
以下に、図1〜3に示したシャワーヘッド(1)を例に挙げて洗浄目的に適した態様について説明する。
(1)図示したように、全ての通水孔(24a)(24b)(24c)(24d)(24e)に通水路(31)の吐出口側が縮径されたノズル(30a)(30b)(30c)(30d)(30e)を装着すると、噴射力の強いミスト流束が得られる。このような強い噴射力のミスト流は頭髪洗浄に適している。さらに、図5A〜5Cに示したように、アジャスターリング(70)の突出距離(d)に応じてミスト流の強弱および洗浄範囲を変化させることができる。
(2)上記(1)の全ノズル装着状態から半数程度のノズルを全域から均一に間引くように取り外すと、ノズルを取り外した通水孔からは太く弱いミスト流が噴射されるので、洗浄範囲(ミスト流束の断面積)は上記(1)と同じであるが(1)よりも噴射力の弱いミスト流束となる。このような弱いミスト流束は洗顔やボディ洗浄に適している。
(3)上記(1)の全ノズル装着状態から外周側の第4列ノズル(30e)および第3列ノズル(30d)を外すと、中心ノズル(30a)、第1列ノズル(30b)および第2列ノズル(30c)のミスト流が集束し、かつ外周側ノズルの取り外しによって弱い集束流となる。このような弱い集束流は介護等で陰部洗浄に適している。
(4)上記(1)の全ノズル装着状態から中心ノズル(30a)のみを外すと、中心通水孔(34a)から強い噴射力のミスト流が得られる。このようなミスト流は(1)と同じく頭髪洗浄に適している。
また、他の吐水プレートを使い、また形状の異なるノズルを取り付けることによっても様々なノズル流束が得られる。一般に、噴射力の強いものや広範囲の集束流は頭髪洗浄に適し、噴射力の弱いものあるいは拡散流するものは洗顔やボディ洗浄に適し、狭い範囲の集束流は陰部洗浄に適している。
例えば、図8Aに示した吐水プレート(100)において、形状の異なるノズルを装着すると洗浄範囲は同じであっても噴出力を変えることができる。図8Aは通水路(36)の断面積が一定となされたノズル(37)を装着しているが、図6Aに示した通水路(36)を基端側で縮径された大きいノズル(35)に代えると、噴射力が弱くなるとともに拡散しやすくなる。このような変更によって断面積が一定のノズル(37)を取り付けた場合よりも洗顔やボディ洗浄に適したシャワーヘッドとなる。図4A等に示した通水路(31)が吐出側で縮径されたノズル(30a)に代えると噴射力が強くなるので頭髪洗浄に適したものとなる。
また、ミスト流が拡散する図8Bの吐水プレート(110)は洗顔やボディ洗浄に適し、ミスト流が狭い範囲で集束する図8Cの吐水プレート(120)は陰部洗浄に適している。
なお、本発明において、ノズルは吐水プレートに対して直立または法線方向に取り付けることには限定されない。また、ノズルは、ミスト流が直進する直管に限定されるものでもなく、ミスト流が屈曲して取り付け方向に対して傾斜して吐出する曲管のノズルであっても良い。従って、ミスト流の噴射方向は、吐水プレートへのノズルの取り付け角度やノズルにおける吐出角度によっても変更することができ、これらを上述した吐水プレート(20)(80)(100)(110)(120)に組み合わせることによってミスト流束の態様を変更することができる。
また、図示例のシャワーヘッド(1)は水と圧縮空気の混合流体によってミストを発生させるものであるが、本発明は混合流体を用いることに限定するものではない。水のみを吐出するシャワーヘッドも本発明の技術的範囲に含まれる。
さらに、本発明の規制部材は図示例のアジャスターリング(70)のような環状体に限定されず、板状体であっても良い。
さらに、吐水プレートは平面視円形であることにも限定されず、楕円系や角形であっても良い。
本発明のシャワーノズルは通常の入浴や洗顔の他、就床患者の介護入浴にも好適に利用できる。
1…シャワーノズル
10…ハウジング
20、80、100、110、120…吐水プレート
24a…中心通水孔
24b…第1列通水孔
24c…第2列通水孔
24d…第3列通水孔
24e…第4列通水孔
30…ノズル群
30a…中心ノズル
30b…第1列ノズル
30c…第2列ノズル
30d…第3列ノズル
30e…第4列ノズル
31、36、38…通水路
33…閉塞栓
35、37…ノズル
40…後部プレート
50…導入ブロック
60…後部カバー
70…アジャスターリング
P…中心線
、F、F、F、F…集束点
、W、W…洗浄範囲
本発明は給水路の末端に取り付け、水、または水と圧縮空気を混合した混合流体を供給して吐出させるシャワーヘッドに関する。
シャワーヘッドは給水路の末端に多数の吐出孔を穿設した吐水プレートを固定したものが一般的である。また、これらのシャワーヘッドにおいては、2つの吐出流の衝突による液滴形成、止水時の水垂れ防止、複数の吐出流の集中等を目的として、様々な形態の吐出孔や吐出ノズルが提案されている(特許文献1〜4参照)。
特表2007−500595号公報 特開2010−227181号公報 特開20011−50857号公報 特開2007−326082号公報
シャワーの吐出流は洗浄部位によって好適な強さが異なり、加えて快適であると感じる強さも人それぞれである。また、就床患者の身体洗浄では、全身を効果的かつ快適に洗浄できるシャワーヘッドが求められている。
しかしながら、従来のシャワーヘッドでは吐出流の強さや吐出範囲を変更することができないために、一つのシャワーヘッドで多様な洗浄に対応することができなかった。
本発明は、上述した技術背景に鑑み、吐出流の強さや吐出範囲を自由に設定できるシャワーヘッドを提供するものである。
即ち、本発明は下記[1]〜[5]に記載の構成を有する。
[1]給水路の末端に配置され、供給された流体を通す複数の通水孔が穿設された吐水プレートと、
前記吐水プレートの各々の通水孔に着脱自在に取り付けられ、基端側で前記通水孔に連通する複数のノズルとを備えることを特徴とするシャワーヘッド。
[2]前記複数のノズルは、これらのノズルから吐出される複数の吐出流が集束するように各通水孔に取り付けられている前項1に記載のシャワーヘッド。
[3]前記複数のノズルは複数の同心円上に配置され、複数の集束点が形成される前項1または2に記載のシャワーヘッド。
[4]前記吐水プレートの外周側に該吐水プレートの外周面に並行して進退自在に取り付けられ、最前進位置において前記ノズルの先端よりも前方に位置し、前記ノズルと洗浄対象との距離を規制する規制部材を備える前項1〜3のいずれかに記載のシャワーヘッド。
[5]前記流体は水と圧縮空気とが混合された混合流体である前項1〜4のいずれかに記載のシャワーヘッド。
上記[1]に記載の発明によれば、吐水プレートが複数の通水孔を有し、各々の通水孔に対してノズルが着脱自在であるから、ノズルの装着の有無、装着するノズルの配置、ノズルの形状およびこれらの組み合わせに応じて強度の異なる吐出流および断面積の異なる吐出流束が得られる。このため、強く断面積の大きい吐出流束は頭髪洗浄に用い、弱く断面積の大きい吐出流束は洗顔やボディ洗浄に用い、弱く断面積の小さい吐出流束は陰部洗浄に用いる等、一つのシャワーヘッドで多様な洗浄に対応することができる。
上記[2]に記載の発明によれば、吐出流の集束によって強く断面積の小さい吐出流束が得られる。
上記[3]に記載の発明によれば、吐出流が複数の点で収束し、各集束点における吐出流の断面積はノズルから近いほど大きく、遠ざかるほど小さくなる。また、各集束点を過ぎると吐出流束は拡散し、断面積が大きくなって弱くなる。即ち、一線上で吐出流束の強度と断面積とが変化する。そして、ノズルから洗浄対象までの距離を変えることによって、強度と洗浄範囲の異なる吐出流で洗浄することができる。
上記[4]に記載の発明によれば、規制部材を進退させることにより、洗浄対象からノズルまでの最短距離を規制しながら洗浄することができ、シャワーヘッドのノズルを洗浄対象から離れた一定の位置に安定して保つことができる。ひいては、洗浄対象に注ぐ吐出流の強さと面積を一定に保つことができる。
上記[5]に記載の発明によれば、水と圧縮空気の混合流体をノズルから吐出させることにより水が微細な粒子となり、ミスト流が形成される。
本発明のシャワーヘッドの一実施例を示す斜視図である。 図1のシャワーヘッドをハウジングの先端側から見た側面図である。 図2のA−A線断面図である。 ノズルを装着した吐水プレートの部分拡大図である。 ノズルを取り外した吐水プレートの部分拡大図である。 ノズルの代わりに閉塞栓を取り付けた吐水プレートの部分拡大図である。 図1および図2のシャワーヘッドにおいて、アジャスターリングの最後退位置を図2のB−B線断面図で示した図である。 図1および図2のシャワーヘッドにおいて、アジャスターリングの中間位置を図2のB−B線断面図で示した図である。 図1および図2のシャワーヘッドにおいて、アジャスターリングの最前進位置を図2のB−B線断面図で示した図である。 他の形状のノズルを示す断面図である。 さらに他の形状のノズルを示す断面図である。 他の形状の吐水プレートを取り付けたシャワーヘッドを示す断面図洲である。 吐水プレートの他の形状例を示す断面図である。 吐水プレートのさらに他の形状例を示す断面図である。 吐水プレートのさらに他の形状例を示す断面図である。
図1〜3に本発明にかかるシャワーヘッドの一実施形態を示す。このシャワーヘッド(1)は水(湯を含む)と圧縮空気とを混合した混合流体を用い、水を極微細な粒子にして噴射するものである。従って、前記シャワーヘッド(1)から吐出される吐出流はミスト流となる。
以下の説明において、ミスト流の進む方向を前方、その逆方向を後方とする。またミスト流の強弱は相対的なものであり、水圧および空気圧が一定であることを前提としている。
図1〜図3に示すように、シャワーヘッド(1)は、ハウジング(10)、吐水プレート(20)、前記吐水プレート、ノズル群(30)、後部プレート(40)、導入ブロック(50)、後部カバー(60)、アジャスターリング(70)およびこれらに付随する部品によって構成されている。
前記ハウジング(10)は断面円形の短筒であり、前方側周縁から内側に突出する突縁(11)を有し、内周面に雌ネジ部(12)が形成され、外周面の前方側には雄ネジ部(13)が形成されている。
前記吐水プレート(20)は後方に突出する円錐台形であり、中心部(21)と周縁部(22)とが平板で形成され、中間部が円錐部(23)となされている。前記中心部(21)に一つの通水孔(24a)が形成され、円錐部(23)には前記通水孔(24a)を中心とする4つの同心円を描くように複数の通水孔(24b)(24c)(24d)(24e)が穿設されている。
前記吐水プレート(20)の各通水孔(24a)(24b)(24c)(24d)(24e)には軟質樹脂からなる細い柱状のノズル(30a)(30b)(30c)(30d)(30e)が着脱自在に取り付けられている。図4Aに示すように、前記ノズル(30a)(30b)(30c)(30d)(30e)の通水路(31)は基端部で吐水プレート(20)の通水孔(24a)(24b)(24c)(24d)(24e)に連通し、先端は縮径された吐水口となされている。
ここで、説明の便宜上、吐水プレート(20)中心部(21)の通水孔を中心通水孔(24a)と称し、この中心通水孔(24a)に取り付けたノズルを中心ノズル(30a)と称する。また、4つの同心円のうちの最小径の円上にある各通水孔および各ノズルを第1列通水孔(24b)および第1列ノズル(30b)と称し、以下径大方向に向かって、第2列通水孔(24c)および第2列ノズル(30c)、第3列通水孔(24d)および第3列ノズル(30da)と称し、最大径の円上にある各通水孔および各ノズルを第4列通水孔(24e)および第4列ノズル(30e)と称する。これらのノズル(30a)(30b)(30c)(30d)(30e)はノズル群(30)を構成している。
図4Aに示すように、前記通水孔(24a)の内周面には雌ネジ部(25)が形成され、一方ノズル(30a)の基端側外周面には雄ネジ部(32)が形成されている。そして、これらのネジ部(25)(32)の係合−係合解除によってノズル(30a)は通水孔(24a)に着脱自在に取り付けられている。またネジ止めによる取り付けであるから、水圧に対しても抜け止め状態が維持される。なお、図4Aは中心通水孔(24a)と中心ノズル(30a)とを図示したものであるが、全てのノズルが同一構造で通水孔に対して着脱自在に取り付けられている。
前記後部プレート(40)は広角円錐形のプレート本体(41)の周縁から前方に立ち上がる周壁(42)を有する皿状であり、周壁(42)の外周面にはハウジング(10)の雌ネジ部(12)に係合する雄ネジ部(43)が形成されている。また、前記プレート本体(41)の中心にはプレート本体(41)を貫通してネジ穴(44)が形成されている。
前記導入ブロック(50)は外部から湯水および圧縮空気を導入するための部材であり、前方側が後部プレート(40)のネジ穴(44)に係合するネジ部(51)となされ、主通路(52)がネジ部(51)の端面に開口して設けられている。前記主通路(52)は側方に分岐し、ブロック側面に開口する水用通路(53)および空気用通路(54)が形成されている。前記水用通路(53)および空気用通路(54)の開口部にはそれぞれホース(図示省略)を接続するための継ぎ手(55)(56)が取り付けられている。
前記後部カバー(60)は後部プレート(40)のプレート本体(41)に外嵌めされ、後面の中央部分が導入ブロック(50)を覆って矩形に突出し、シャワーヘッド(1)を手持ちするための把持部(61)を形成している。また、前記把持部(61)の長辺側面には水および圧縮空気の導入と停止を切り換えるスイッチ(63)が取り付けられ、短辺側側面には水および圧縮空気を導入するホースを通すための円形孔(64)が穿設されている。
前記アジャスターリング(70)は本発明における規制部材に対応し、ハウジング(10)に外嵌めされる円筒体である。このアジャスターリング(70)は内周面に雌ネジ部(71)が形成され、前記雌ネジ部(71)をハウジング(10)の雄ネジ部(13)に係合させることによってハウジング(10)の外周側に取り付けられ、かつこれらネジ部(71)(13)の係合状態においてアジャスターリング(70)を回転させることによって該アジャスターリング(70)は吐水プレート(20)の中心線(P)および外周面に平行して進退自在となされている。また、前記アジャスターリング(70)は雌ネジ部(71)とハウジング(10)の雄ネジ部(13)の係合範囲内の任意の位置に停留させることができ、ハウジング(10)の先端からの突出距離(d)を任意に設定することができる。
上述した各部材により下記のようにしてシャワーヘッド(1)が組み立てられる。
前記ハウジング(10)に後方から吐水プレート(20)を挿入した後、後部プレート(40)の周壁(42)の雄ネジ部(43)をハウジング(10)の雌ネジ部(12)に係合させ、後部プレート(40)をハウジング(10)内に捩じ込んで周壁(42)の先端を吐水プレート(20)の周縁部(22)に当接させ、吐水プレート(20)を前方に押し付ける。これにより、前記吐水プレート(20)は前面をハウジング(10)の突縁(11)によって前方抜け止め状態に拘束されるとともに、後面を後部プレート(40)によって拘束されて、ハウジング(10)内に固定される。また、前記後部プレート(40)もハウジング(10)内に固定される。また、前記吐水プレート(20)と後部プレート(40)との間には周壁(42)の高さに相当する空間が形成され、この空間は水と圧縮空気の混合流体の貯留室(45)として利用される。さらに、前記導入ブロック(50)のネジ部(51)を後部プレート(40)のネジ穴(44)にねじ止めして、導入ブロック(50)を後部プレート(40)に取り付ける。次に、前記後部カバー(60)を後部プレート(40)のプレート本体(41)に外嵌めし、把持部(61)の後端面を導入ブロック(50)にネジ(62)で止めることによってハウジング(10)の後方に固定する。また、アジャスターリング(70)をハウジング(10)に外嵌めし、雌ネジ部(71)と雄ネジ部(13)とを係合させることにアジャスターリング(70)をハウジング(10)に進退自在に取り付ける。
組み立てたシャワーヘッド(1)は、導入ブロック(50)の継ぎ手(55)(56)にホースを接続し、外部から水と圧縮空気を供給する。導入ブロック(50)は水用通路(53)が前方に、空気用通路(54)が後方に設けられ、水に圧縮空気を導入することになるので、水の粒子が微細化され易い。導入された水と圧縮空気の混合流体は貯留室(45)に入り、均一な圧力の混合流体として吐水プレート(20)の通水孔(24a)(24b)(24c)(24d)(24e)に導入され、ノズル群(30)からミスト流として噴射される。このとき、ノズルは吐出口が縮径されているので、微細なミスト流が強い噴射力で吐出される。また、ミスト流は圧縮空気によって強い力で噴射されるので、少ない水量でも高い洗浄効果が得られる。
図5A〜図5Cに示すように、円錐形の吐水プレート(20)において、中心ノズル(31a)は平板からなる中心部(21)に対して垂直に取り付けられ、円錐部(23)のノズル(30b)(30c)(30d)(30e)は法線方向に直立するように取り付けられている。このため、中心ノズル(30a)のミスト流は中心線(P)上を進み、円錐部(23)のノズル(30b)(30c)(30d)(30e)のミスト流は中心線(P)に向かって進んで同心円毎に集束する。即ち、第1列ノズル(30b)のミスト流はシャワーヘッドから最も近い位置で第1集束点(F)に集束し、以下第2列ノズル(30c)、第3列ノズル(30d)、第4列ノズル(30e)のミスト流は、シャワーヘッド(1)から順次遠ざかる第2集束点(F)、第3集束点(F)、第4集束点(F)に集束する。集束点(F)(F)(F)(F)ではミスト流が強められており、各集束点(F)(F)(F)(F)におけるミスト流束の断面積はノズルから近いほど大きく、遠ざかるほど小さくなる。また、各集束点(F)(F)(F)(F)を過ぎるとミスト流束は拡散し、断面積が大きくなって弱くなる。即ち、一線上でミスト流束の強度と断面積とが変化する。そして、ノズルから洗浄対象までの距離を変えることで、強度と洗浄範囲の異なるミスト流で洗浄することができる。
また、前記ノズル群(30)は個々のノズルが個別に取り外しが可能であり、ノズルを取り外した通水孔はそのまま吐出口として使用できるし、通水孔(20a)を塞いで止水することもできる。図4Bはノズル(30a)を取り外した通水孔(24a)であり、通水孔(24a)の口径はノズル(30a)の吐出口よりも大きいので、ミスト流は断面積が大きく弱い流れとなる。また、図4Cは通水孔(24a)に開口部の無い閉塞栓(33)を取り付けた止水状態を示している。一部の通水孔を閉じることで他のノズルまたは通水孔のミスト流が強くなる。
上述したように、前記アジャスターリング(70)はハウジング(10)に対して進退自在に取り付けられている。図5Aに示すアジャスターリング(70)の最後退位置は、アジャスターリング(70)の先端がハウジング(10)の先端に一致し、ハウジング(70)からの突出距離(d)が「0」になる位置である。この最後退位置ではノズル群(30)の内の少なくとも一部のノズルの先端がアジャスターリング(70)の先端よりも前方に突出している。また、前記突出距離(d)が最大となる最前進位置は、図5Cに示すように、アジャスターリング(70)の先端がノズル群(30)の全てのノズルよりも前方にあって、全てのノズルがアジャスターリング(70)に隠れる位置である。また、図5Bはアジャスターリング(70)の中間位置を示している。
シャワーヘッドから吐出されるミスト流の強さや洗浄範囲(ミスト流束の断面積)は洗浄対象までの距離によって異なり、手持ちのシャワーヘッドでは使用者が洗浄目的や好みに応じて距離を変えて使用するのが一般的である。シャワーヘッドは手持ちであるから、距離を変えることは簡単である。しかしながら、手持ちのシャワーヘッドを洗浄対象から離れた位置に安定して保つことは難しい。このような場合、前記アジャスターリング(70)を用いると、ハウジング(10)からの突出距離(d)に応じて洗浄対象からのノズル群(30)までの最短距離を規制しながら洗浄することができる。ノズル群(30)から噴射されるミスト流の強さはノズル群(30)からの距離によって差があり、またミスト流が集束または拡散する吐水プレートではノズル群(30)まで距離によって洗浄面積も異なる。このため、洗浄対象に注ぐミスト流を洗浄目的に適した強さと洗浄面積を一定に保って洗浄するには、アジャスターリングによってノズル群(30)までの最短距離を規制することが有効である。
図5A〜5Cにおいて、(W)(W)(W)はアジャスターリング(70)の先端から少し離れた位置であって、アジャスターリング(70)をそれぞれの位置に設定した場合の洗浄範囲(ミスト流束の断面)を想定したものである。アジャスターリング(70)の3通りの突出位置(d)のうち、図5Aのd=0時の洗浄範囲(W)は広範囲でありミスト流は弱い。また、ノズル群(30)の先端がアジャスターリング(70)よりも前方にあるため、洗髪時にノズル群(30)を頭部マッサージ用ブラシとして使用することもできる。図5Bの洗浄範囲(W)は(W)よりもミスト流が集束して洗浄範囲が狭くなるがミスト流は強くなる。図5Cの洗浄範囲(W)はさらに洗浄範囲が狭くなってミスト流が強くなる。
[ノズルの他の形状]
ミスト流の強さはノズルの通水路の形状によって異なる。本発明のシャワーヘッドはノズルが着脱自在であるから、水圧および空気圧が同一でも形状の異なるノズルに取り替えることによってミスト流の強さを変えることができる。
図4Aに示したノズル(30a)は通水路(31)が吐出口側で縮径されている。かかるノズル(30a)においては、吐水プレートの通水孔を通じてノズル(30a)の基端側から導入された混合流体の圧力が吐出口側で高まるので、水粒子が微細化されかつ噴射力が高められる。また、噴射されたミスト流の拡散範囲も狭く、断面積の小さいミスト流となる。
図6Aのノズル(35)は前記ノズル(30a)とは逆に通水路(36)の基端側の口径が吐出口の口径よりも小さい。かかるノズル(35)においては、ノズル(35)の基端側から導入された混合流体の圧力が口径の大きい吐出口側で低下するので、前記ノズル(30a)よりも噴射力の弱いミスト流となる。また、前記ノズル(30a)と比較すると噴射されたミスト流の拡散範囲が広く、拡散によってもミスト流が弱められる。
図6Bのノズル(37)は通水路(38)の断面積が一定である。かかるノズル(37)においては、ミスト流の噴射力および拡散範囲は上記の2つのノズル(30a)(35)の中間となる。
[吐水プレートの他の形状]
ミスト流の吐出方向は吐水プレートの形状によって変化させることができる。
図1〜3および図5A〜図5Cの吐水プレート(20)は平板からなる中心部に取り付けた中心ノズル(30a)のミスト流は中心線と平行に進むが、第1列〜第4列ノズル(30b)(30c)(30d)(30e)は円錐部(23)に法線方向に取り付けられているので、各列のノズル(30b)(30c)(30d)(30e)は互いに平行であってミスト流はそれぞれの集束点(F1)(F2)(F3)(F4)に向かって集束している。即ち、ノズル取り付け位置における吐出プレートの傾斜角度によってミスト流の吐出方向を変えることができる。
図7の吐水プレート(80)は一定の曲率で湾曲する球面で形成されているので、複数の同心円上に配置した複数のノズル(81)を法線方向に取り付けることによって、全てのノズル(81)が球面の中心(F5)に収束する。かかる吐水プレート(80)を用いると中心(F5)においては極めて強いミスト流が形成される。
また、図3の吐水プレート(20)の円錐台形部の突出方向を逆にして前方に突出させると、中心を除く全ノズルのミスト流が外方に向かいミスト流束を拡散させることができる。また図7の吐水プレート(80)の湾曲方向を逆にして前方に突出させた場合もミスト流束を拡散させることができる。
図8A〜図8Cは平板または平板の一部に傾斜部を設けた吐水プレートの例である。
図8Aの吐水プレート(100)は平板からなり、通水孔(101)にノズル(37)を直立するように取り付けると拡散も集束もなく、中心線(P)に平行なミスト流となる。
図8Bの吐水プレート(110)は中央部に前方に突出する円錐台部(111)を有し、中央部(112)および周縁部(113)が平板で構成されている。中央部(112)および周縁部(113)の通水孔(114)(115)に取り付けたノズル(35)からは中心線(P)に平行なミスト流が噴射され、円錐台部(111)の周面の通水孔(116)に取り付けたノズル(35)からは外方に拡散するミスト流が噴射される。
図8Cの吐水プレート(120)は中央部に後方に突出する円錐台部(121)を有し、中央部(122)および周縁部(123)が平板で構成されている。中央部(122)および周縁部(123)の通水孔(124)(125)に取り付けたノズル(35)から中心線(P)に平行なミスト流が噴射され、円錐台部(121)の周面の通水孔(126)に取り付けたノズル(35)からは中心線(P)に向かって集束するミスト流が噴射される。
[シャワーヘッドの使用方法例]
本発明のシャワーヘッドはノズルが着脱自在であり、ノズル装着(図4A)、ノズル取り外し(図4B)、閉塞栓の装着(図4C)の3態様を選択できる。また、ノズルは個別に着脱できるので、1つの吐水プレート内で上記3態様の混在や、図3、図6Aおよび図6Bに例示した異種ノズルの混在が可能である。さらに、吐水プレートの形状に応じて個々のノズルのミスト流の噴射方向を設定でき、複数ノズルの噴射方向を組み合わせることによってミスト流束の拡散進行、集束進行、平行進行の3態様に設定できる。また、平行進行と拡散進行、平行進行と集束進行というように2種類の進行を組み合わせることができる。これら全ての要素を自由に組み合わせることによって、多様な洗浄目的に適し、また個人の好みに合ったシャワーヘッドとすることができる。
以下に、図1〜3に示したシャワーヘッド(1)を例に挙げて洗浄目的に適した態様について説明する。
(1)図示したように、全ての通水孔(24a)(24b)(24c)(24d)(24e)に通水路(31)の吐出口側が縮径されたノズル(30a)(30b)(30c)(30d)(30e)を装着すると、噴射力の強いミスト流束が得られる。このような強い噴射力のミスト流は頭髪洗浄に適している。さらに、図5A〜5Cに示したように、アジャスターリング(70)の突出距離(d)に応じてミスト流の強弱および洗浄範囲を変化させることができる。
(2)上記(1)の全ノズル装着状態から半数程度のノズルを全域から均一に間引くように取り外すと、ノズルを取り外した通水孔からは太く弱いミスト流が噴射されるので、洗浄範囲(ミスト流束の断面積)は上記(1)と同じであるが(1)よりも噴射力の弱いミスト流束となる。このような弱いミスト流束は洗顔やボディ洗浄に適している。
(3)上記(1)の全ノズル装着状態から外周側の第4列ノズル(30e)および第3列ノズル(30d)を外すと、中心ノズル(30a)、第1列ノズル(30b)および第2列ノズル(30c)のミスト流が集束し、かつ外周側ノズルの取り外しによって弱い集束流となる。このような弱い集束流は介護等で陰部洗浄に適している。
(4)上記(1)の全ノズル装着状態から中心ノズル(30a)のみを外すと、中心通水孔(34a)から強い噴射力のミスト流が得られる。このようなミスト流は(1)と同じく頭髪洗浄に適している。
また、他の吐水プレートを使い、また形状の異なるノズルを取り付けることによっても様々なノズル流束が得られる。一般に、噴射力の強いものや広範囲の集束流は頭髪洗浄に適し、噴射力の弱いものあるいは拡散流するものは洗顔やボディ洗浄に適し、狭い範囲の集束流は陰部洗浄に適している。
例えば、図8Aに示した吐水プレート(100)において、形状の異なるノズルを装着すると洗浄範囲は同じであっても噴出力を変えることができる。図8Aは通水路(36)の断面積が一定となされたノズル(37)を装着しているが、図6Aに示した通水路(36)を基端側で縮径された大きいノズル(35)に代えると、噴射力が弱くなるとともに拡散しやすくなる。このような変更によって断面積が一定のノズル(37)を取り付けた場合よりも洗顔やボディ洗浄に適したシャワーヘッドとなる。図4A等に示した通水路(31)が吐出側で縮径されたノズル(30a)に代えると噴射力が強くなるので頭髪洗浄に適したものとなる。
また、ミスト流が拡散する図8Bの吐水プレート(110)は洗顔やボディ洗浄に適し、ミスト流が狭い範囲で集束する図8Cの吐水プレート(120)は陰部洗浄に適している。
なお、本発明において、ノズルは吐水プレートに対して直立または法線方向に取り付けることには限定されない。また、ノズルは、ミスト流が直進する直管に限定されるものでもなく、ミスト流が屈曲して取り付け方向に対して傾斜して吐出する曲管のノズルであっても良い。従って、ミスト流の噴射方向は、吐水プレートへのノズルの取り付け角度やノズルにおける吐出角度によっても変更することができ、これらを上述した吐水プレート(20)(80)(100)(110)(120)に組み合わせることによってミスト流束の態様を変更することができる。
また、図示例のシャワーヘッド(1)は水と圧縮空気の混合流体によってミストを発生させるものであるが、本発明は混合流体を用いることに限定するものではない。水のみを吐出するシャワーヘッドも本発明の技術的範囲に含まれる。
さらに、本発明の規制部材は図示例のアジャスターリング(70)のような環状体に限定されず、板状体であっても良い。
さらに、吐水プレートは平面視円形であることにも限定されず、楕円系や角形であっても良い。
本発明のシャワーヘッドは通常の入浴や洗顔の他、就床患者の介護入浴にも好適に利用できる。
1…シャワーヘッド
10…ハウジング
20、80、100、110、120…吐水プレート
24a…中心通水孔
24b…第1列通水孔
24c…第2列通水孔
24d…第3列通水孔
24e…第4列通水孔
30…ノズル群
30a…中心ノズル
30b…第1列ノズル
30c…第2列ノズル
30d…第3列ノズル
30e…第4列ノズル
31、36、38…通水路
33…閉塞栓
35、37…ノズル
40…後部プレート
50…導入ブロック
60…後部カバー
70…アジャスターリング
P…中心線
、F、F、F、F…集束点
、W、W…洗浄範囲

Claims (5)

  1. 給水路の末端に配置され、供給された流体を通す複数の通水孔が穿設された吐水プレートと、
    前記吐水プレートの各々の通水孔に着脱自在に取り付けられ、基端側で前記通水孔に連通する複数のノズルとを備えることを特徴とするシャワーヘッド。
  2. 前記複数のノズルは、これらのノズルから吐出される複数の吐出流が集束するように各通水孔に取り付けられている請求項1に記載のシャワーヘッド。
  3. 前記複数のノズルは複数の同心円上に配置され、複数の集束点が形成される請求項1または2に記載のシャワーヘッド。
  4. 前記吐水プレートの外周側に該吐水プレートの外周面に並行して進退自在に取り付けられ、最前進位置において前記ノズルの先端よりも前方に位置し、前記ノズルと洗浄対象との距離を規制する規制部材を備える請求項1〜3のいずれかに記載のシャワーヘッド。
  5. 前記流体は水と圧縮空気とが混合された混合流体である請求項1〜4のいずれかに記載のシャワーヘッド。
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