JP2013096238A - オイルパン構造 - Google Patents

オイルパン構造 Download PDF

Info

Publication number
JP2013096238A
JP2013096238A JP2011236820A JP2011236820A JP2013096238A JP 2013096238 A JP2013096238 A JP 2013096238A JP 2011236820 A JP2011236820 A JP 2011236820A JP 2011236820 A JP2011236820 A JP 2011236820A JP 2013096238 A JP2013096238 A JP 2013096238A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
oil pan
surface portion
pan structure
engine
portions
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2011236820A
Other languages
English (en)
Inventor
Tomoji Kogo
智史 向後
Eiichiro Kurita
英一郎 栗田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hino Motors Ltd
Original Assignee
Hino Motors Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hino Motors Ltd filed Critical Hino Motors Ltd
Priority to JP2011236820A priority Critical patent/JP2013096238A/ja
Publication of JP2013096238A publication Critical patent/JP2013096238A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Lubrication Details And Ventilation Of Internal Combustion Engines (AREA)
  • Cylinder Crankcases Of Internal Combustion Engines (AREA)

Abstract

【課題】エンジンの振動に伴う面振動、並びにエンジン音やオイルポンプ駆動音の共鳴を抑制し、騒音低減を図り得るオイルパン構造を提供する。
【解決手段】オイルパン1の側面部2,2の下部に、内面側へ屈曲して底面部4につながる傾斜面部2a,2aを形成する。
【選択図】図2

Description

本発明は、オイルパン構造に関するものである。
一般に、自動車のエンジンにおいては、シリンダブロックの下部に、エンジンオイルを溜めるオイルパンが設けられている。
図3及び図4は従来のオイルパンの一例を示すものであって、オイルパン1は、側面部2,2及び側面部3,3と底面部4とを有する深皿状に形成されており、エンジンのシリンダブロック5下部に取り付けられる。
尚、前述の如きオイルパンと関連する一般的技術水準を示すものとしては、例えば、特許文献1がある。
特開2002−227626号公報
しかしながら、図3及び図4示されるような従来のオイルパン1では、側面部2,2と底面部4の平面部分が広いため、エンジンの振動に伴う面振動が生じやすく、騒音発生の原因になると共に、特に、底面部4は、エンジン音やオイルポンプ駆動音が共鳴し、騒音が大きくなるという欠点を有していた。
本発明は、斯かる実情に鑑み、エンジンの振動に伴う面振動、並びにエンジン音やオイルポンプ駆動音の共鳴を抑制し、騒音低減を図り得るオイルパン構造を提供しようとするものである。
本発明は、側面部と底面部とを有する深皿状に形成され且つエンジンのシリンダブロック下部に取り付けられるオイルパン構造において、
前記側面部の下部に内面側へ屈曲して底面部につながる傾斜面部を形成したことを特徴とするオイルパン構造にかかるものである。
上記手段によれば、以下のような作用が得られる。
前述の如く、オイルパンの側面部の下部に、内面側へ屈曲して底面部につながる傾斜面部を形成すると、従来のオイルパンの場合、一方の側面部から底面部へつながる面の折り曲げ箇所が一箇所であったのが、二箇所に増えて面強度が増し、固有振動数が増加すると共に、側面部と底面部の平面部分が狭められるため、エンジンの振動に伴う面振動が生じにくくなり、騒音発生が抑えられると共に、前記底面部の平面部分の面積が減少することにより、エンジン音やオイルポンプ駆動音が共鳴しにくくなり、騒音が小さくなる。
前記オイルパン構造においては、前記側面部及び傾斜面部に、外面側へ張り出し且つ上下方向へ延びるリブを形成することができ、このようにすると、側面部及び傾斜面部の肉厚を厚くせずに面強度を更に増加させることが可能となり、重量増加を回避しつつ騒音発生を抑える上で有効となる。
又、前記オイルパン構造においては、アルミニウムダイカストにて成形を行うよう構成すると、前記リブは溶接したりすることなく側面部及び傾斜面部形成することができ、好ましい。
本発明のオイルパン構造によれば、エンジンの振動に伴う面振動、並びにエンジン音やオイルポンプ駆動音の共鳴を抑制し、騒音低減を図り得るという優れた効果を奏し得る。
本発明のオイルパン構造の実施例を示す斜視図である。 本発明のオイルパン構造の実施例を示す断面図であって、図1のII−II矢視相当図である。 従来のオイルパンの一例を示す斜視図である。 従来のオイルパンの一例を示す断面図であって、図3のIV−IV矢視相当図である。
以下、本発明の実施の形態を添付図面を参照して説明する。
図1及び図2は本発明のオイルパン構造の実施例であって、図中、図3及び図4と同一の符号を付した部分は同一物を表わしており、基本的な構成は図3及び図4に示す従来のものと同様であるが、本実施例の特徴とするところは、図1及び図2に示す如く、オイルパン1の側面部2,2の下部に、内面側へ屈曲して底面部4につながる傾斜面部2a,2aを形成した点にある。
本実施例の場合、前記側面部2,2及び傾斜面部2a,2aに、外面側へ張り出し且つ上下方向へ延びるリブ2bを形成してある。
又、本実施例のオイルパン1は、アルミニウムダイカストにて成形を行うよう構成してある。
次に、上記実施例の作用を説明する。
前述の如く、オイルパン1の側面部2,2の下部に、内面側へ屈曲して底面部4につながる傾斜面部2a,2aを形成すると、図3及び図4示されるような従来のオイルパン1の場合、一方の側面部2から底面部4へつながる面の折り曲げ箇所が一箇所であったのが、図2に示す如く、二箇所に増えて面強度が増し、固有振動数が増加すると共に、側面部2,2と底面部4の平面部分が狭められるため、エンジンの振動に伴う面振動が生じにくくなり、騒音発生が抑えられると共に、前記底面部4の平面部分の面積が減少することにより、エンジン音やオイルポンプ駆動音が共鳴しにくくなり、騒音が小さくなる。
本実施例の場合、前記側面部2,2及び傾斜面部2a,2aに、外面側へ張り出し且つ上下方向へ延びるリブ2bを形成してあるため、該側面部2,2及び傾斜面部2a,2aの肉厚を厚くせずに面強度を更に増加させることが可能となり、重量増加を回避しつつ騒音発生を抑える上で有効となっている。
又、本実施例のオイルパン1は、アルミニウムダイカストにて成形を行うよう構成してあるため、前記リブ2bは溶接したりすることなく側面部2,2及び傾斜面部2a,2aに形成することができ、好ましい。
こうして、エンジンの振動に伴う面振動、並びにエンジン音やオイルポンプ駆動音の共鳴を抑制し、騒音低減を図り得る。
尚、本発明のオイルパン構造は、上述の実施例にのみ限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。
1 オイルパン
2 側面部
2a 傾斜面部
2b リブ
3 側面部
4 底面部
5 シリンダブロック

Claims (3)

  1. 側面部と底面部とを有する深皿状に形成され且つエンジンのシリンダブロック下部に取り付けられるオイルパン構造において、
    前記側面部の下部に内面側へ屈曲して底面部につながる傾斜面部を形成したことを特徴とするオイルパン構造。
  2. 前記側面部及び傾斜面部に、外面側へ張り出し且つ上下方向へ延びるリブを形成した請求項1記載のオイルパン構造。
  3. アルミニウムダイカストにて成形を行うよう構成した請求項2記載のオイルパン構造。
JP2011236820A 2011-10-28 2011-10-28 オイルパン構造 Pending JP2013096238A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011236820A JP2013096238A (ja) 2011-10-28 2011-10-28 オイルパン構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011236820A JP2013096238A (ja) 2011-10-28 2011-10-28 オイルパン構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2013096238A true JP2013096238A (ja) 2013-05-20

Family

ID=48618481

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2011236820A Pending JP2013096238A (ja) 2011-10-28 2011-10-28 オイルパン構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2013096238A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10450910B2 (en) 2017-05-12 2019-10-22 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Internal combustion engine
US10494966B2 (en) 2017-05-12 2019-12-03 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Internal combustion engine

Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61175549U (ja) * 1985-04-23 1986-11-01
JPS6245363U (ja) * 1985-09-09 1987-03-19
JPS62171650U (ja) * 1986-04-23 1987-10-30
JPS63154845A (ja) * 1986-12-18 1988-06-28 Mazda Motor Corp エンジンのオイルパン
JPH05179921A (ja) * 1991-12-27 1993-07-20 Mazda Motor Corp オイルパン構造
JPH08189417A (ja) * 1994-11-12 1996-07-23 Yamaha Motor Co Ltd 車両の4サイクルエンジン
JP2002364324A (ja) * 2001-06-07 2002-12-18 Mitsubishi Motors Corp オイルパン
JP2009138716A (ja) * 2007-12-10 2009-06-25 Mitsubishi Heavy Ind Ltd オイルパン構造及びこれを備えたエンジン

Patent Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61175549U (ja) * 1985-04-23 1986-11-01
JPS6245363U (ja) * 1985-09-09 1987-03-19
JPS62171650U (ja) * 1986-04-23 1987-10-30
JPS63154845A (ja) * 1986-12-18 1988-06-28 Mazda Motor Corp エンジンのオイルパン
JPH05179921A (ja) * 1991-12-27 1993-07-20 Mazda Motor Corp オイルパン構造
JPH08189417A (ja) * 1994-11-12 1996-07-23 Yamaha Motor Co Ltd 車両の4サイクルエンジン
JP2002364324A (ja) * 2001-06-07 2002-12-18 Mitsubishi Motors Corp オイルパン
JP2009138716A (ja) * 2007-12-10 2009-06-25 Mitsubishi Heavy Ind Ltd オイルパン構造及びこれを備えたエンジン

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10450910B2 (en) 2017-05-12 2019-10-22 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Internal combustion engine
US10494966B2 (en) 2017-05-12 2019-12-03 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Internal combustion engine

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2011247226A (ja) エンジンのチェーンケース構造
JP4853794B2 (ja) エンジンのオイルパン構造
JP6256453B2 (ja) エンジンのピストン構造
JP2011074823A (ja) オイルパン構造
JP2012168257A5 (ja)
JP2014163334A (ja) 内燃機関のシリンダヘッドカバー
JP5208786B2 (ja) 横型エンジン
JP2013096238A (ja) オイルパン構造
JP5821521B2 (ja) パワートレイン装置
JP2008185201A (ja) エンジンマウント
JP6137144B2 (ja) サスペンションメンバ
JP6214776B2 (ja) 高速舶用ディーゼルエンジンのシリンダジャケット支持構造
JP5269649B2 (ja) エンジンブラケット
JP2011112014A (ja) 内燃機関のシリンダブロック
JP6594155B2 (ja) フライホイールハウジング
JP2007032410A (ja) オイルパン
JP2008184924A (ja) エンジン
JP2020105930A (ja) オイルパン
JP2011032935A (ja) オイルパン
JP2009287436A (ja) オイルパン
JP2004353506A (ja) エンジンにおけるオイルパン構造
JP5263375B2 (ja) アンダーカバー
JP6567980B2 (ja) 変速機ケース
JP7043536B2 (ja) 内燃機関のオイルパン
JP5243586B2 (ja) エンジン用吸気マニフォルド

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20140930

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20150423

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20150507

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20150609

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20151222

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20160510