JP2013090475A - インバータ装置 - Google Patents

インバータ装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2013090475A
JP2013090475A JP2011229682A JP2011229682A JP2013090475A JP 2013090475 A JP2013090475 A JP 2013090475A JP 2011229682 A JP2011229682 A JP 2011229682A JP 2011229682 A JP2011229682 A JP 2011229682A JP 2013090475 A JP2013090475 A JP 2013090475A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
motor
voltage
power supply
fan motor
inverter device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2011229682A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5873287B2 (ja
Inventor
Kiyotake Nohara
貴誉丈 野原
Tadashi Kawai
正 河合
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Schneider Inverter Corp
Original Assignee
Toshiba Schneider Inverter Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Schneider Inverter Corp filed Critical Toshiba Schneider Inverter Corp
Priority to JP2011229682A priority Critical patent/JP5873287B2/ja
Publication of JP2013090475A publication Critical patent/JP2013090475A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5873287B2 publication Critical patent/JP5873287B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Control Of Direct Current Motors (AREA)
  • Inverter Devices (AREA)

Abstract

【課題】冷却ファン装置に特別な異常検出機能を持たせることなく、冷却ファンを駆動するモータに生じた異常を確実に検出可能とする。
【解決手段】実施形態のインバータ装置は、冷却ファンを駆動するモータを備えている。電圧測定手段は、モータに駆動電圧が印加されているときのモータの端子間電圧を測定する。異常検出手段は、運転信号に応じてモータに駆動電圧が印加されているときに、電圧測定手段で測定された電圧にモータの回転に伴い発生するリプル成分が検出されない場合にモータに異常が生じたと判定する。
【選択図】図1

Description

本発明の実施形態は、冷却ファンを備えたインバータ装置に関する。
インバータ装置の内部には、半導体素子などの発熱部品、これら発熱部品で発生した熱を放熱するためのヒートシンク、およびヒートシンクに送風するための冷却ファン装置を備えている。図8は、冷却ファン装置の駆動回路を示している。冷却ファン装置1は、冷却ファン2とファンモータ3を備えている。ファンモータ3は、電源回路4からMOSFET5を介して供給される直流電圧(例えば24V)により駆動される。
電源回路4は、例えばスイッチングトランス6を備えた絶縁型のDC−DCコンバータであって、一次側にはスイッチング回路7を備え、二次側にはダイオード8と平滑コンデンサ9とからなる整流回路10を備えている。一般的なインバータ装置では、電源回路4の24V電圧系統は、ファンモータ3に供給されるとともに、制御端子台を通してユーザが利用可能な共用電源として提供されている。
冷却ファン装置1が故障したままインバータ装置を運転し続けると、インバータ装置内の温度が上昇し、熱故障を起こす可能性がある。冷却ファン装置1の一般的な故障検出方法では、ヒートシンクや装置内部の温度を測定し、測定温度が基準値を超えた場合に温度異常としてインバータの運転を停止させている。しかし、この方法では冷却ファン装置1が故障してから温度異常と判断するまでにある程度の遅れ時間がある。その間はインバータ装置が正常に冷却されていない状態で運転が継続するので、半導体素子や他の部品の寿命を縮めてしまう虞があった。
特許第2512326号公報 特開平11−55935号公報 特開2009−268217号公報
ファンモータ3の異常を検出する際の遅れを回避するには、ファンモータ3の回転速度に応じた信号を出力する機能など異常検出を容易にするための特別の機能を備えた冷却ファン装置を用いればよい。しかし、こうした冷却ファン装置は構成が複雑化し、信頼性が低下するとともにコスト高を招く。
そこで、冷却ファン装置に特別な異常検出機能を持たせることなく、冷却ファンを駆動するモータに生じた異常を確実に検出可能なインバータ装置を提供する。
実施形態のインバータ装置は、冷却ファンを駆動するモータを備えている。電圧測定手段は、モータに駆動電圧が印加されているときのモータの端子間電圧を測定する。異常検出手段は、運転信号に応じてモータに駆動電圧が印加されているときに、電圧測定手段で測定された電圧にモータの回転に伴い発生するリプル成分が検出されない場合にモータに異常が生じたと判定する。
第1の実施形態を示すファンモータの駆動回路の構成図 インバータ装置の電気的なブロック構成図 ファンモータの異常検出処理のフローチャート (a)はファンモータが正常回転している時のファンモータの端子間電圧Va、(b)は他の負荷に与えられる出力電圧Vbの波形図 容量値Caを330μFに設定したときの波形図 容量値Caを10μFに設定したときの波形図 第2の実施形態を示すファンモータの異常検出処理の部分的なフローチャート 従来技術を示す図1相当図
(第1の実施形態)
図1ないし図6を参照しながら第1の実施形態を説明する。図1において図8と同一構成部分には同一符号を付している。図2に示すように、インバータ装置11の電源入力端子には交流電源12が接続され、負荷出力端子にはモータ13が接続されるようになっている。整流回路14は、交流電源12の三相交流電圧をブリッジ接続されたダイオードにより整流し、平滑コンデンサ17が接続された直流電源線15、16間に出力する。インバータ回路18は、直流電源線15、16間にスイッチング素子例えばIGBTを三相ブリッジ接続した構成を備え、ゲート信号に従ってスイッチング動作を行うことによりモータ13に対し三相交流電圧を出力する。
制御回路19は、CPU、RAM、ROM、EEPROM、入出力ポート、A/Dコンバータ、タイマ、PWM信号形成回路、通信手段などを有するマイクロコンピュータを主体に構成されている。ROMにはインバータ制御プログラムおよびファンモータ3の異常判定プログラムが格納されており、EEPROMには加速時間、減速時間、上限周波数、下限周波数、多段速運転周波数、入出力端子選択など多種類のパラメータが記憶されている。
操作パネル20は、インバータ装置11の筺体正面に設けられている。操作パネル20には、運転キー(RUNキー)20a、停止キー(STOPキー)20b、セグメント表示部20cをはじめ、図示しないアップキー、ダウンキー、モードキー、エンターキー、ボリウムダイアルなどの操作手段と、単位表示ランプ、モード表示ランプなどの表示手段とを備えている。
制御回路19は、ROMから読み出したインバータ制御プログラムに従い、操作パネル20または装置外部から入力した運転指令および周波数指令に基づいて出力電圧を算出し、PWM波形を持つゲート信号を出力する。ゲート信号は、ドライブ回路21を介してインバータ装置11のスイッチング素子に与えられる。また、操作パネル20への表示出力処理、図示しない外部装置例えばシーケンサとの間の通信処理などを実行する。さらに、異常検出手段としての制御回路19は、ROMから読み出した異常判定プログラムに従ってファンモータ3の異常検出処理を実行する。
電源回路22は、直流電源線15、16間の直流電圧VDCを入力し、インバータ装置11の内部回路に供給する直流電圧と、制御端子台23に接続される外部装置(シーケンサ、接点出力の入力回路)に供給する直流電圧を生成する。例えば、マイクロコンピュータには5Vと3.3Vを供給し、冷却ファン装置1と操作パネル20と外部装置には24Vを供給する。
冷却ファン装置1は、整流回路14のダイオード、インバータ回路18のスイッチング素子などの発熱部品および発熱部品が取り付けられたヒートシンクに送風して冷却する装置である。図1は、冷却ファン装置1と電源回路22の電気的構成(24V系)を示している。冷却ファン装置1は、冷却ファン2とファンモータ3を備えている。ファンモータ3は、ブラシレスまたはブラシ付の直流モータであり印加電圧に応じた速度で回転するが、経年劣化が生じると印加電圧に対する回転速度が低下する傾向を示す。
電源回路22は、一次側にスイッチング回路7を備え、スイッチングトランス6で絶縁されたDC−DCコンバータである。二次側は、負荷としてファンモータ3が接続される電源供給系統22Aと、ファンモータ3以外の負荷例えば操作パネル20や外部装置が接続される電源供給系統22Bとを備えている。ユーザは、制御端子台23を通して電源供給系統22Bから供給される電源を利用可能である。電源供給系統22A、22Bは、それぞれスイッチングトランス6の二次側電圧を入力とするダイオード8a、8bと平滑コンデンサ9a、9bとからなる電源回路であるが、電気的に互いに分離独立した異なる電源供給系統を構成している。
電源供給系統22Aの出力線は、スイッチ回路としてのMOSFET5を介してファンモータ3に接続されている。運転キー20aが押圧操作されると、制御回路19は、PWM波形を持つゲート信号を出力して負荷を駆動するとともに、運転信号を出力してMOSFET5をオン駆動することによりファンモータ3を回転させる。ヒートシンクには、サーミスタなどの温度検出手段が取り付けられている。停止キー20bが押圧操作されると、制御回路19は、検出温度が所定値以下に低下するまで或いは所定時間が経過するまで、ファンモータ3の運転信号を出力し続ける。
電源供給系統22Aの出力線の間(平滑コンデンサ9aとMOSFET5との間)には、運転信号に応じてファンモータ3に駆動電圧Vaが印加されているときのファンモータ3の端子間電圧を分圧して測定する電圧測定回路24(電圧測定手段)が接続されている。測定電圧Vmは、制御回路19のA/Dコンバータでデジタル値に変換されてCPUに入力される。
電源供給系統22Bの平滑コンデンサ9bの容量値Cbは、平滑後の電圧Vbのリプル成分を極力低減するため大きい値(例えば330μF)に設定されている。これに対し、電源供給系統22Aの平滑コンデンサ9aの容量値Caは、ファンモータ3が回転しているときに、測定電圧Vmにファンモータ3の回転により発生するリプル成分が検出可能なレベルで現れるように、平滑コンデンサ9bの容量値Cbよりも小さい値(例えば10μF)に設定されている。
図3は、制御回路19が異常判定プログラムに従って実行するファンモータ3の異常検出処理のフローチャートである。制御回路19は、運転信号に応じてファンモータ3に駆動電圧Vaが印加されているときにA/D変換を行って測定電圧Vmを入力する(ステップS1)。そして、測定電圧Vmをフィルタ処理して、ファンモータ3の回転に伴い発生するリプル成分を抽出する(ステップS2)。このリプル成分は、ファンモータ3の回転に同期して生じるリプル電圧である。
ファンモータ3は回転する際に常に磁束鎖交数が変化し、スリット部分を磁極が通過する際その変化は顕著となる。従って、トルクリプルは磁束鎖交数の変化に起因して発生し、トルクは一定の周期、一定の幅で変動を繰り返す。理論的にはトルクリプル周波数f(ripple)は以下の(1)式で表される。例えば、ポール数pが4のファンモータ3を4500rpmで運転した場合、f(ripple)=300Hzとなり、トルクリプルは3.33ms(=1/f(ripple))毎に発生する。
f(ripple)=ポール数p×回転速度(rpm)/60 …(1)
制御回路19は、測定電圧Vmにリプル成分があるか否かを判断し(ステップS3)、ある場合(YES)にはファンモータ3は正常に回転していると判定する(ステップS4)。これに対し、ない場合(NO)にはファンモータ3の回転が停止しているなどの異常が生じたと判定する(ステップS5)。
図4(a)は、ファンモータ3が正常に回転しているときのファンモータ3の端子間電圧Vaである(容量値Ca=10μF)。端子間電圧Vaにファンモータ3の回転に同期したリプル成分が重畳していることが分かる。端子間電圧Vaを分圧した測定電圧Vmにも同様のリプル成分が現れる。これに対し、ファンモータ3が回転していないときにはリプル成分は現れない。従って、A/Dコンバータを介して入力した測定電圧Vmにリプル成分が検出されるか否かに基づいて、ファンモータ3が正常に回転しているか否かを判定することができる。図4(b)は、電源供給系統22Bの出力電圧Vbである(容量値Cb=330μF)。電源供給系統22Bは十分に平滑されているため、出力電圧Vbにリプル成分は現れない。
次に、図5、図6を参照しながら平滑コンデンサ9aの容量値Caの設定方法について説明する。平滑コンデンサ9aの両端電圧をVaとすると、平滑コンデンサ9aの電荷Qは(2)式となる。
Q=Ca×Va …(2)
平滑コンデンサ9aに流れる電流をIaとすると、(2)式から(3)式が得られる。
Figure 2013090475
そこで、ファンモータ3が正常回転していると判定するために必要なリプル電圧ΔVaの値を決定し、ある程度大きな容量値を持つ平滑コンデンサ9aを用いて電流Iaの積分値を試験から求めることで、容量値Caの値を求めることができる。ただし、この電流Iaの積分値は使用する平滑コンデンサ9aの容量値に少なからず影響されるので、最終的には実機試験で所望のリプル電圧ΔVaが発生しているか否かを確認して微調整する必要がある。
平滑コンデンサ9aの容量値Caを決定する具体例を説明する。図5および図6は、平滑コンデンサ9aの両端電圧Va(1V/div)と電流Ia(20mA/div)の実測波形を示している(1ms/div)。図5は、大きい容量値330μFを持つ平滑コンデンサ9aを用いてファンモータ3を正常回転させたときの波形である。この測定結果から、変化時間dt間の電流Iaの積分値は26×10-6であるため、所望のリプル電圧ΔVa(電圧差)を例えば2.6Vとすると、平滑コンデンサ9aの容量値Caは10μFと算出される。
図6は、実際に容量値Caを10μFに設定したときの波形である。しかし、このときのリプル電圧ΔVaは1.3Vであり、目的値である2.6Vに対し不足している。このときの変化時間dt間の電流Iaの積分値を求めると10×10-6である。そこで、平滑コンデンサ9aの容量値Caを再度計算すると3.8μFとなる。このように、理論計算と実機試験とを用いて目的とするリプル電圧ΔVa(電圧差)が現れるように調整すればよい。
本実施形態によれば、ファンモータ3の端子間電圧の測定電圧Vmにリプル成分が検出されるか否かに基づいてファンモータ3の異常検出を行うので、異常発生から異常検出までの遅れ時間が非常に短く、インバータ装置11が正常に冷却されていない状態のまま運転が継続することを防止できる。冷却ファン装置1自体に特別な異常検出機能を持たせる必要がないので、従来と同様の標準仕様の冷却ファン装置1を使用しながらファンモータ3の異常を検出することができる。また、従来構成に対し電圧測定回路24とファンモータ3の異常検出プログラムを追加すれば構成できるので、冷却ファン装置1の異常を検出するために構成の複雑化およびコストの増大を極力防止することができる。
電源回路22の二次側を、ファンモータ3に対し専用に設けられた電源供給系統22Aと、ファンモータ3以外の負荷が接続される電源供給系統22Bとに分離し、電源供給系統22Aの平滑コンデンサ9aに小容量値のものを採用したので、ファンモータ3の回転に伴い発生するリプル電圧を確実に検出できる。また、平滑コンデンサ9aを小型化できるので、電源供給系統を分離したことに伴う装置サイズおよびコストの増大を極力抑えることができる。
(第2の実施形態)
図7は、図3に示したファンモータ3の異常検出処理のステップS4に替えて実行する追加処理のフローチャートである。制御回路19は、ステップS3で測定電圧Vmにリプル成分があると判断すると、リプルの周期を測定し(ステップS11)、ファンモータ3の回転速度を算出する(ステップS12)。続いて、検出した回転速度が所定の判定しきい値よりも低いか否かを判断する(ステップS13)。低くない(NO)と判断すると、ファンモータ3は正常に回転していると判定する(ステップS14)。低い(YES)と判断すると、ファンモータ3が経年劣化したと判定する(ステップS15)。
この場合に用いる判定しきい値は、定格回転速度に一定の低減率(例えば0.8)を乗じた値、または発熱部品を冷却する能力が低下してインバータ装置11の構成部品に熱故障を起こす可能性が生じる回転速度の値に設定されている。ファンモータ3は印加電圧が高いほど回転速度が高くなるので、印加電圧のずれによる判定のばらつきを避けるため、測定電圧Vm(端子間電圧Va)に応じて判定しきい値を補正するとよい。
本実施形態によれば、ファンモータ3が回転しているか停止しているかの判定のみならず、ファンモータ3の回転速度の低下についても判定するので、ファンモータ3の経年劣化などの特性劣化に伴う冷却能力の低下異常も検出することができる。これにより、ファンモータ3に全停止異常が発生するのに先立って、冷却ファン装置1の交換をユーザに促すことができる。
(その他の実施形態)
以上説明した複数の実施形態に加えて以下のような構成を採用してもよい。
ファンモータ3だけが接続される電源供給系統22Aと、ファンモータ3以外の負荷が接続される電源供給系統22Bとに分離したが、必ずしも分離する必要はない。
ファンモータ3が回転しているときに測定電圧Vmにリプル成分が検出可能なレベルで現れれば、平滑コンデンサ9aの容量値を小さく設定する必要はない。
以上説明した実施形態によれば、冷却ファンを駆動するモータに駆動電圧が印加されているときに、電圧測定手段で測定された電圧にモータの回転に伴い発生するリプル成分が検出されない場合にモータに異常が生じたと判定する。これにより、冷却ファン装置に特別な異常検出機能を持たせることなく、冷却ファンを駆動するモータに生じた異常を確実に検出可能となる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
図面中、2は冷却ファン、3はファンモータ(モータ)、9aは平滑コンデンサ、11はインバータ装置、19は制御回路(異常検出手段)、22は電源回路(直流電源回路)、22A、22Bは電源供給系統、24は電圧測定回路(電圧測定手段)である。

Claims (5)

  1. 冷却ファンを駆動するモータを備えたインバータ装置であって、
    前記モータに駆動電圧が印加されているときの前記モータの端子間電圧を測定する電圧測定手段と、
    運転信号に応じて前記モータに駆動電圧が印加されているときに、前記電圧測定手段で測定された電圧に前記モータの回転に伴い発生するリプル成分が検出されない場合に前記モータに異常が生じたと判定する異常検出手段とを備えたことを特徴とするインバータ装置。
  2. 前記モータは直流モータであって、
    平滑コンデンサを有して前記モータに印加する駆動電圧を生成する直流電源回路を備え、
    前記モータが回転しているときに前記電圧測定手段で測定された電圧に前記リプル成分が検出可能なレベルで現れるように、前記直流電源回路の平滑コンデンサの容量値が小さく設定されていることを特徴とする請求項1記載のインバータ装置。
  3. 前記モータに駆動電圧を供給する直流電源回路は、前記モータ以外の負荷に電源を供給する直流電源回路とは異なる電源供給系統により構成されていることを特徴とする請求項2記載のインバータ装置。
  4. 前記異常検出手段は、前記モータに駆動電圧が印加されているときに、前記電圧測定手段で測定された電圧に現れるリプルの周期に基づいて前記モータの回転速度を検出し、その回転速度が判定しきい値よりも低下した場合に前記モータが劣化したと判定することを特徴とする請求項1ないし3の何れかに記載のインバータ装置。
  5. 前記異常検出手段は、前記電圧測定手段で測定された電圧に応じて前記判定しきい値を補正することを特徴とする請求項4記載のインバータ装置。
JP2011229682A 2011-10-19 2011-10-19 インバータ装置 Expired - Fee Related JP5873287B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011229682A JP5873287B2 (ja) 2011-10-19 2011-10-19 インバータ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011229682A JP5873287B2 (ja) 2011-10-19 2011-10-19 インバータ装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2013090475A true JP2013090475A (ja) 2013-05-13
JP5873287B2 JP5873287B2 (ja) 2016-03-01

Family

ID=48533874

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2011229682A Expired - Fee Related JP5873287B2 (ja) 2011-10-19 2011-10-19 インバータ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5873287B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016140946A (ja) * 2015-02-02 2016-08-08 ファナック株式会社 工作機械の冷却ファンの回転低下を検出する装置

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5663293U (ja) * 1979-10-23 1981-05-28
JP2001112289A (ja) * 1999-10-04 2001-04-20 Hitachi Ltd インバータ装置及びモータ駆動装置
JP2002165487A (ja) * 2000-11-22 2002-06-07 Denso Corp モータ位置検出装置およびモータ制御装置
JP2006042453A (ja) * 2004-07-23 2006-02-09 Denso Corp 直流モータの回転情報検出装置

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5663293U (ja) * 1979-10-23 1981-05-28
JP2001112289A (ja) * 1999-10-04 2001-04-20 Hitachi Ltd インバータ装置及びモータ駆動装置
JP2002165487A (ja) * 2000-11-22 2002-06-07 Denso Corp モータ位置検出装置およびモータ制御装置
JP2006042453A (ja) * 2004-07-23 2006-02-09 Denso Corp 直流モータの回転情報検出装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016140946A (ja) * 2015-02-02 2016-08-08 ファナック株式会社 工作機械の冷却ファンの回転低下を検出する装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP5873287B2 (ja) 2016-03-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10541539B1 (en) Converter, inverter, AC motor driving apparatus, and air conditioner using the same
JP6279192B1 (ja) インバータ装置およびインバータ装置の異常検出方法
US10158318B2 (en) Control device for in-vehicle electric motor
JP5024827B2 (ja) インバータ装置
JP6699253B2 (ja) 電力変換装置、スイッチング素子の短絡故障診断方法およびスイッチング素子のオープン故障診断方法
CN107820664B (zh) 驱动装置
US9692332B2 (en) Power conversion device
US20090072839A1 (en) Apparatus and method to detect failure of smoothing electrolytic capacitor
JP5728914B2 (ja) インバータ装置
KR20150021535A (ko) 전동기 제어 장치
JP6280975B2 (ja) リレーの誤作動検出装置
EP2682769A1 (en) Apparatus for diagnosing DC link capacitor of inverter
US9651603B2 (en) Method and power converter for determining cell capacitor degradation in a converter cell
JPH11356036A (ja) 直流電源装置
JP2011010480A (ja) 電力変換装置
KR100983932B1 (ko) 제어 장치
KR20150081893A (ko) 모터의 구동장치 및 그 제어방법
JP2008206217A (ja) 半導体スイッチング素子の寿命監視回路を有する半導体電力変換装置
JP5829412B2 (ja) インバータ装置及び平滑コンデンサの容量推定方法
JP5873287B2 (ja) インバータ装置
JP2010233425A (ja) コンデンサの劣化検出回路及びこれを備えた電子機器
JP2008136327A (ja) 電動機の制御方法及び制御装置
JP2016174444A (ja) 制御装置、制御方法及びプログラム
JPH11103585A (ja) インバータ保護装置
JPH04156222A (ja) インバータ装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20140722

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20150513

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20150519

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20150713

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20151222

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20160115

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5873287

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees