JP2013086933A - エレベーター装置 - Google Patents

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Mitsuru Sakai
満 坂井
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Abstract

【課題】かごドアを開いたままで乗りかごが走行した際、乗りかごを円滑に制動することのできるエレベーター装置の提供。
【解決手段】戸開走行防止手段4として、かご用ガイドレールのかご停止位置上下近傍にそれぞれ配設され、下方に向かって幅広となる傾斜を有する下降用ストッパー41a、及び上方に向かって幅広となる傾斜を有する上昇用ストッパー41bと、乗りかご1側に設けられる係合体42、即ち、対となる2つのアーム部が軸421を支点として回動可能に連結され、その一端側がストッパーと対向可能な制動アーム422、この制動アームの他端間に設置される制動用ばね423、及び制動アームを、その一端がストッパーと対向する制動位置と制動アームの一端がストッパーと非対向となる待機位置との間で往復移動させる制動アーム移動機構424とを備えたものである。
【選択図】図4

Description

本発明は、エレベーター装置に係り、特に、かごドアを開いたままで乗りかごが走行することを防止するエレベーター装置に関する。
エレベーター装置は、一般に、エレベーターの呼出し階、又は行き先階に着床した際に、ドアが開いた状態では、制御装置により制動装置が動作され、乗りかごが動かないように制御されている。しかし、昇降路を昇降移動する乗りかごが何らかの要因、例えば制動装置の保持力低下、或いは誤指令などにより、ドア開状態のまま上昇移動、或いは下降移動する事態が想定される。このような現象は重大な事故に発展する危険性があり、万一このような現象が発生した場合、復旧に労力や時間を費やし、長時間エレベーターを利用できないことも想定され、利用者の方に迷惑をかける事態にもつながる。
このような事態を防止するための技術として、従来、かごドアが開くとガイドレール側に向かって突き出した状態となる突出部材と、昇降壁側に設けられ、突き出した状態となっている突出部材と係合する制限部材とを備えたものや(例えば、特許文献1、2参照)、昇降路に、乗りかごが階床レベルで停止した状態でかごドアが閉じた状態では干渉せず、かごドアが開いた状態ではかごドアに当接するストッパーを備えたものや(例えば、特許文献3参照)、トルク伝達軸に同軸に固定され、同一円周上に形成された複数の挿通孔を有する軸回転規制盤と、トルク伝達軸の軸方向のみに移動可能に配設された挿通棒、及び該挿通棒を、軸回転規制位置と軸回転規制解除位置との間で往復移動させる挿通棒作動機構とを備え、かごドア開に応じて挿通棒を軸回転規制位置に移動させるようにしたものがある(例えば、特許文献4参照)。
実登3150564号公報(段落番号0016〜0027、図2) 特開2010−120745号公報(段落番号0023〜0029、図2) 特開2010−143670号公報(段落番号0018〜0023、図2) 特開2009−18882号公報(段落番号0024〜0042、図3)
しかしながら、前述した従来のものでは、何らかの理由によりかごドアを開いたままで乗りかごが走行した場合、突出部材は制限部材へ衝突、乗りかごはストッパーへ衝突、及び挿通棒は挿通孔へそれぞれ衝突する。すなわち、従来のものでは、乗りかごを制動する手段間の衝突に伴う衝撃を軽減することは考慮されておらず、このような衝撃により、乗りかご内の乗客が不快感を感じるおそれがあった。
本発明は、前述した従来技術における実状からなされたもので、その目的は、かごドアを開いたままで乗りかごが走行した際、乗りかごを円滑に制動することのできるエレベーター装置を提供することにある。
前記目的を達成するために、本発明は、建屋に設けられた昇降路内を上下に移動する乗りかご及びつり合いおもりと、前記昇降路内に立設され、前記乗りかごの昇降を案内するかご用ガイドレールと、前記乗りかご及びつり合いおもりを連結するロープと、前記ロープを駆動することで前記乗りかご及びつり合いおもりを上下に移動させる巻上機と、かごドアが開いている際に前記乗りかごが走行するのを防止する戸開走行防止手段とを備えたエレベーター装置において、前記戸開走行防止手段は、前記かご用ガイドレールのかご停止位置上下近傍にそれぞれ配設され、下方に向かって幅広となる傾斜を有する下降用ストッパー、及び上方に向かって幅広となる傾斜を有する上昇用ストッパーと、前記乗りかご側に設けられ、戸開時に前記ストッパーと対向位置となると共に、戸開状態で前記乗りかごが昇降したとき、前記ストッパーと係合する係合体とを備えたことを特徴としている。
このように構成した本発明では、乗りかごの昇降時、係合体は待機位置にあることで下降用ストッパー及び上昇用ストッパーの垂直投影面積外にあり、乗りかごの昇降を妨げることはない。一方、乗りかごが着床してかごドアが開くと、係合体がストッパーと対向する制動位置となる。そして、何らかの理由によりかごドアを開いたままで乗りかごが下降、又は上昇した場合、係合体はストッパーの傾斜面を摺動し、摩擦力により乗りかごを制動する。このように、係合体がストッパーの傾斜面を摺動することで、徐々に制動力が大きくなることから、乗りかごを円滑に制動することができる。
また、本発明は、前記係合体が、対となる2つのアーム部が軸を支点として回動可能に連結され、その一端側が前記ストッパーと対向可能な制動アームと、この制動アームの他端間に設置される制動用ばねと、前記制動アームを、その一端が前記ストッパーと対向する制動位置と前記制動アームの一端が前記ストッパーと非対向となる待機位置との間で往復移動させる制動アーム移動機構とを備えたことを特徴としている。
このように構成した本発明では、乗りかごの昇降時、制動アームは待機位置にあることで、制動アームは下降用ストッパー及び上昇用ストッパーの垂直投影面積外にあり、乗りかごの昇降を妨げることはない。一方、乗りかごが着床してかごドアが開くと、制動アームの一端がストッパーと対向する制動位置となる。そして、何らかの理由によりかごドアを開いたままで乗りかごが下降、又は上昇した場合、制動アームの一端はストッパーを挟み込むように当接し、次いで、制動アームはストッパーの傾斜面に制動用ばねの反力を与えながら摺動し、摩擦力により乗りかごを制動する。このように、制動用ばねの反力を制動アームを介してストッパーの傾斜面に与えながら摺動することで、徐々に制動力が大きくなり、これによって、乗りかごをより円滑に制動することができる。
本発明によれば、かごドアを開いたままで乗りかごが走行した際、乗りかごを円滑に制動することができ、安全性の高いエレベーター装置を実現することができる。
本発明に係るエレベーター装置の概略構成図である。 本発明の一実施例を示す戸開走行防止手段の側面図である。 本実施例におけるストッパーを示し、図2のA−A矢視図である。 本実施例における戸開走行防止手段を示し、図2のB−B断面図である。 制動アームがストッパーと対向する位置にある状態を示す戸開走行防止手段の断面図である。 制動アームがストッパーの幅広位置にある状態を示す戸開走行防止手段の断面図である。
以下、本発明に係るエレベーター装置の実施例を図に基づき説明する。
エレベーター装置は、図1に示すように、建屋に設けられた昇降路内を上下に移動する乗りかご1と、昇降路内に立設され、乗りかご1の昇降を案内するかご用ガイドレール2と、乗りかご1に連結されるロープ3と、乗りかご1上部に配置され、図示しないかごドアが開いている際に乗りかご1が走行するのを防止する戸開走行防止手段4とを備えている。
戸開走行防止手段4は、図2及び図3に示すように、かご用ガイドレール2のかご停止位置上下近傍にそれぞれ配設され、下方に向かって幅広となる傾斜を有する下降用ストッパー41aと、上方に向かって幅広となる傾斜を有する上昇用ストッパー41bとを備えている。下降用ストッパー41a及び上昇用ストッパー41bは、かご用ガイドレール2の根元部にボルト5により固定されている。
また、戸開走行防止手段4は、図2に示すように、乗りかご1側に設けられ、戸開時にストッパー41a、41bと対向位置となると共に、戸開状態で乗りかご1が昇降したとき、ストッパー41a、41bと係合する係合体42とを備えている。具体的にこの係合体42は、図2、図4乃至図6に示すように、対となる2つのアーム部が軸421を支点として回動可能に連結され、その一端側がストッパー41a、41bと対向可能な制動アーム422と、この制動アーム422の他端間に設置される制動用ばね423と、制動アーム422を、その一端がストッパー41a、41bと対向する制動位置と、制動アーム422の一端がストッパー41a、41bと非対向となる待機位置との間で往復移動させる制動アーム移動機構424とを備えている。
制動アーム移動機構424は、制動アーム422を支持すると共に、横方向にスライド可能な可動鉄心424aと、可動鉄心424aを覆う本体424bと、可動鉄心424aと本体424bとの間に介設されるばね424cと、ドア閉信号に応じて電力が供給されると共に、ドア開信号に応じて電力が遮断されるコイル424dとを有している。
本実施例にあっては、乗りかご1の昇降時、ドア閉信号が出力され、コイル424dに電力が供給されている。これに応じてばね424cの弾性力に打ち勝って可動鉄心424aはコイル424dに吸着され、図4に示すように、制動アーム422は待機位置にある。このとき、制動アーム422はストッパー41a、41bの垂直投影面積外にあり、乗りかご1の昇降を妨げることはない。一方、乗りかご1が着床し、ドア開信号が出力されかごドアが開くと、図5に示すように、コイル424dに供給されていた電力が遮断され、これに応じてばね424cの弾性力により可動鉄心424aはコイル424dから離れる方向に移動し、制動アーム422の一端がストッパー41a、41bと対向する制動位置となる。
このとき何らかの理由によりかごドアを開いたままで乗りかご1が、例えば下降した場合、制動アーム422の一端は下降用ストッパー41aを挟み込むように当接する。この状態からさらに乗りかご1が下降すると、図6に示すように、制動アーム422は下降用ストッパー41aの傾斜により回動しつつこの傾斜面に制動用ばね423の反力を与えながら摺動する。このように制動アーム422と下降用ストッパー41aの摺接による摩擦力により乗りかご1を制動する。
ここで、乗りかご1の制動は、制動アーム422の一端が下降用ストッパー41aの傾斜面を幅広となる方向に摺動すると共に、制動用ばね423の反力を制動アーム422を介して下降用ストッパー41aの傾斜面に与えながら摺動することにより、徐々に制動力が大きくなり、円滑な制動となる。また、乗りかご1の異常下降が復旧され、待機位置となると、制動アーム422は制動用ばね423の弾性力により元の位置へと復旧する。
なお、ここでは何らかの理由によりかごドアを開いたままで乗りかご1が下降した場合を例として説明したが、乗りかご1が上昇した場合、制動アーム422が上昇用ストッパー41bを摺動することで、乗りかご1を徐々に制動する。
本実施例によれば、何らかの理由でかごドアを開いたままで乗りかご1が走行した際、乗りかご1を円滑に制動することができるため、安全性の高いエレベーター装置を実現することができる。
1 乗りかご
2 かご用ガイドレール
3 ロープ
4 戸開走行防止手段
41a 下降用ストッパー
41b 上昇用ストッパー
42 係合体
421 軸
422 制動アーム
423 制動用ばね
424 制動アーム移動機構
424a 可動鉄心
424b 本体
424c ばね
424d コイル
5 ボルト

Claims (2)

  1. 建屋に設けられた昇降路内を上下に移動する乗りかご及びつり合いおもりと、前記昇降路内に立設され、前記乗りかごの昇降を案内するかご用ガイドレールと、前記乗りかご及びつり合いおもりを連結するロープと、前記ロープを駆動することで前記乗りかご及びつり合いおもりを上下に移動させる巻上機と、かごドアが開いている際に前記乗りかごが走行するのを防止する戸開走行防止手段とを備えたエレベーター装置において、
    前記戸開走行防止手段は、前記かご用ガイドレールのかご停止位置上下近傍にそれぞれ配設され、下方に向かって幅広となる傾斜を有する下降用ストッパー、及び上方に向かって幅広となる傾斜を有する上昇用ストッパーと、前記乗りかご側に設けられ、戸開時に前記ストッパーと対向位置となると共に、戸開状態で前記乗りかごが昇降したとき、前記ストッパーと係合する係合体とを備えたことを特徴とするエレベーター装置。
  2. 前記係合体が、対となる2つのアーム部が軸を支点として回動可能に連結され、その一端側が前記ストッパーと対向可能な制動アームと、この制動アームの他端間に設置される制動用ばねと、前記制動アームを、その一端が前記ストッパーと対向する制動位置と前記制動アームの一端が前記ストッパーと非対向となる待機位置との間で往復移動させる制動アーム移動機構とを備えたことを特徴とする請求項1記載のエレベーター装置。
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