JP2013084375A - 照明装置、ディスプレイ装置、液晶ディスプレイ装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】光取出しシート7がEL素子101表面に設けられている。光取出しシート7の光偏向要素5として、光透過性の基材8の面8aに、一方向に沿って互いに平行に配列された第一の単位レンズ40と、第一の単位レンズ40と交差する方向に沿って互いが平行に配列された複数の第二の単位レンズ50とを形成した。
第一の単位レンズ40および第二の単位レンズ50は、断面が凸状であり、一方向に連続している。第一の単位レンズ40の連続方向と第二の単位レンズ50の連続方向とは直交している。
【選択図】図1
Description
また、EL素子201において、発光層202から出射した光B1は、出射角度により色度が変化するため、出射光の出射角度による色度変化を抑制するのが好ましい。
プリズムなどの直線形状が大部分を形成する構造では、直線形状により傾斜角度が一定となるため、特定の角度領域の光を効率良く外部へ取り出すことが可能となる。しかし、上述の角度領域以外の光は、光の外部取り出し効率が小さくなり、総合的には、外部取り出し効率が小さくなる問題が生じる。また、EL素子201の出射角度による色度座標の変化は、プリズム形状だと傾斜角度が一定であるため、特定の角度の入射光を特定の角度の出射光へと偏向するため、色度の角度による変化への改善効果は低い。
フィラーを塗布して、凹凸面を形成する場合、凹凸面の形状はフィラーの***の度合いにより決定されるため、高精度な凹凸面の形成ができない。そのため、凹凸面に光を制御する充分な形状を形成することが出来ない問題が生じる。例えば、フィラーを***することで略半円形状を形成しようとした場合、フィラーの***が不十分となり略半球形状の一部分のみ形成される。すなわち、略半球形状の高さと、幅の比をアスペクト比(高さ/幅)とした場合、アスペクト比が小さくなってしまうため、結果として外部取り出し効率小さくなる問題が生じる。
マイクロレンズは、上述の拡散フィラーと比較して、高精度に成形することが可能であり、アスペクト比を大きくして、略半球形状を成形することが可能である。しかし、EL素子201の発光層202からの光は等方的であるため、マイクロレンズは略半球型が好ましいが、略半球型のマイクロレンズでは、基板面全体を埋めることは出来ず、平坦面が発生する。平坦面が発生すると、図11に示す光B12が発生し、照射方向Fに出射しないため、光の利用効率が低下する。
また、六方配置のような最密構造が最も面全体を埋めることが可能であるが、このような形状を作成する場合、さらに高精度な成形が要求され、マイクロレンズの重なりなどの不具合が発生しやすい。また、隙間が少ない状態でマイクロレンズを成形すると、各マイクロレンズ間のわずかな隙間の距離のズレがマクロなムラとして見えてしまうので、好ましくない。そのため、実質的な面積率は76%前後となる。結果として、約24%は平坦面があるため、光の外部取り出し効率が不十分となる問題が発生する。
以上のように、従来の技術は、光取り出し効率の向上を図る上でも、射出光の射出角度による色度変化を抑制する上でも、十分なものとはいえなかった。
本発明はこのような事情を鑑みてなされたものであり、光取り出し効率の最適化を行い光取り出し効率の向上を図るとともに、出射光の出射角度による色度座標の変化を改善することのできる照明装置、ディスプレイ装置、液晶ディスプレイ装置を提供することを目的とする。
すなわち、本発明の第一の態様である照明装置は、光源と、光源から入射された光を予め定められた方向に導く導光体と、を備え、導光体は、光源からの光が入射される入射面と、入射面から入射した光を出射する出射面と、出射面上に、入射面から入射した光が出射面から外部に出射されるよう導く光取出しシートと、を備え、光取出しシートは、断面凸状で第一の方向に連続し、第一の方向に直交する方向に略等間隔に複数配列された第一の単位レンズと、断面凸状で第一の方向と直交する第二の方向に連続し、第一の方向に略等間隔に複数配列された第二の単位レンズと、を備えていることを特徴とする。
このような構成において、互いに直交する第一の単位レンズと第二の単位レンズを備えた光取出しシートにより、導光体の出射面からの光の出射方向を変化させることで、光の取出し効率を高めるとともに、出射角度による色度の変化を抑制することが可能となる。
照明装置10は、EL素子(エレクトロ・ルミネッセンス素子)101と、EL素子101に積層された光取出しシート7、とを備えて構成されている。
言い換えれば、EL素子101は、第一の基板1Aと、第一の基板1Aの一方の面に設けられ、陽極3と陰極4とに挟まれた発光層2とを備えている。第一の基板1Aの他方の面に光取出しシート7が設けられ、光取出しシート7は、表面7aに並べられた光偏向要素5とを有している。
レンズアレイを構成する第一の単位レンズ40および第二の単位レンズ50としては、例えば、凸状面40a、50aの断面形状が多項式近似曲線で与えられる非円弧形状を有するレンズが挙げられる。図2(a)は、第一の単位レンズ40、第二の単位レンズ50の断面形状が凸状の非円弧状レンズ形状とした場合の斜視図である。図2(b)、(c)は、基材8および光偏向要素5の断面形状の断面を示した図である。
光偏向要素5に入射した光B1の一部は、光偏向要素5の出射面から外部へ出射される出射光B2となり、照射方向Fに出射される。このとき、光偏向要素5の形状を変化させて、出射光B2の出射方向を変化させることで、出射角度による色度の変化を抑制することが可能となる。
そのため、第一の単位レンズ40および第二の単位レンズ50は、断面を凸状のレンズ形状とし、かつ一方向に延在する帯状を呈し、さらに、互いに交差するように配列することで、2次元方向に対して傾斜角を設けることが可能となる。このようにすると、光の取出し効率が大きくなり、好ましい。
また、図2(c)に示すように、第二の単位レンズ50は、第二の方向Q2に沿って配列され、表面8aに接触する底部の幅をL2とし、表面8aから凸状面50aの頂部までの高さをH2とし、第二の単位レンズ50の頂点間の距離をP2とし、表面8aに対する最大傾斜角をθ2とする。
ここで、第一の単位レンズ40および第二の単位レンズ50の断面形状を、多角形状と非円弧形状とを組み合わせることにより、レンズ側面の適切な傾きをもった面積を調整することができるため、より高次に出射光の光線方向を調整することが可能となる。また、レンズ側面の傾き(基材8の表面に対する凸状面40a、50aの角度)を複数有する形状にすることにより、光取出しシート7からの出射角度がレンズ側面の傾きにより変化するため、出射光の色の角度依存性を制御することが可能となる。さらには、レンズ頂点に曲面を有するレンズ形状にすることにより、耐擦性の向上が見込まれる。
図3(b)は、凸状面40a,50aの断面形状f(x)をxについて微分したdf(x)/dxの絶対値であり、断面形状が三角形であるため、df(x)/dxの絶対値は、一定の値となる。また、図3(c)は、第一の単位レンズ40,第二の単位レンズ50の断面f(x)をxについて2回微分したd2f(x)/dx2の絶対値であり、断面形状が三角形状であるため、d2f(x)/dx2の絶対値は0となる。
図4(a)の横軸は、断面形状f(x)をxで微分した絶対値の最大値|df(x)/dx|max、縦軸は|df(x)/dx|maxを変化させたときの相対光量である。相対光量とは、EL素子101に光取出しシート7を使用しないときの光の積算光量を1.00としたときの値である。図4(b)の横軸は、断面形状f(x)をxで微分した絶対値の最大値|df(x)/dx|max、縦軸は光取出しシート7を使用しないときの、測定視野0度から80度の範囲における色度座標u’、v’の最大変化量ΔEu’v’を1.00としたときの相対色差である。
EL素子101から出射した光のうち、出射角度が大きい出射光ほど出射面界面で全反射されてEL素子内部に戻される光量が増加し、EL素子外部への光の取出し効率は低下する。EL素子101の出射面101aに光偏向要素5を設けることにより、出射面界面で全反射されていたEL素子から出射した出射角度が大きい出射光が偏向されEL素子外部へ出射されるようになるため外部取出し効率は向上する。
しかし、凸状面40a,50aの断面形状f(x)を変位xで微分した絶対値の最大値|df(x)/dx|maxの値が5.67以上になると、第一の単位レンズ40,第二の単位レンズ50における最大傾斜角が80度以上となり、金型の作製やシートの作製が困難となるため、|df(x)/dx|maxの値は5.67以下であることが好ましい。
以上の理由から、凸状面40a,50aの断面形状f(x)を変位xで微分した絶対値の最大値|df(x)/dx|maxの値は、0より大きくなることにより相対光量は増加し、相対色差も改善するが、好ましくは相対光量の増加率が20%以上であり、相対色差の減少率が10%以上である0.35≦|df(x)/dx|max≦5.67の範囲内であることが好ましい。相対色差の減少率は大きい方が好ましいため、より好ましくは、相対色差の減少率が50%以上である1.7≦|df(x)/dx|max≦5.67の範囲内であることが好ましい。
図5(b)は、凸状面40a,50aの断面形状g(x)をxについて微分したdg(x)/dxの絶対値、図5(c)は、第一の単位レンズ40,第二の単位レンズ50の断面g(x)をxについて2回微分したd2g(x)/dx2の絶対値を示すグラフである。
図6(a)の横軸は、断面形状g(x)をxで2回微分した絶対値の最大値|d2g(x)/dx2|max、縦軸は|d2g(x)/dx2|maxを変化させたときの相対光量である。相対光量の定義は図4(a)におけるものと同様である。図6(b)の横軸は、断面形状g(x)をxで2回微分した絶対値の最大値|d2g(x)/dx2|max、縦軸は光取出しシート7を使用しないときの、測定視野0度から80度の範囲における色度座標u’、v’の最大変化量ΔEu’v’を1.00としたときの相対色差である。
図6(a)において、相対光量は、|d2g(x)/dx2|maxが増加するにつれ、徐々に増加する。図6(b)において、相対色差は、|d2g(x)/dx2|maxの値が大きくなるにつれ低下する。
また、|d2g(x)/dx2|maxが、変曲点を有することにより、凸状面40a,50aの断面形状は、レンズの頂点部に略平坦となる面を有するため、耐擦性が向上するため好ましい。
また、第一の単位レンズ40,第二の単位レンズ50に入射する光のうち、入射角度が大きい光を出射面101aから照射方向F側へ偏向拡散させる効果は、凸状面40a,50aの断面形状における傾斜角が大きくなるほど強くなり、相対色差が改善する。
さらに、第一の単位レンズ40,第二の単位レンズ50の中心部における傾きの変化の割合よりも端部における傾きの変化の割合が小さい断面形状である方が、発光層2から出射した光のうち、出射角度が大きい出射光を、正面方向へ拡散させる偏向効果を発現するレンズとしての領域が多くなるため、相対色差は改善する。
以上の理由から、傾斜角が大きく、レンズ端部での傾斜角の変化の少ない、凸状面40a,50aの断面形状が関数f(x)を満足するような三角形状の断面を有する単位レンズが好ましいが、断面形状が三角形状であると、第一の単位レンズ40,第二の単位レンズ50を占有する傾斜角が一定となるデメリットがある。したがって、より相対色差の改善効果を上昇させるには、凸状面40a,50aの断面形状が関数g(x)を満足するような、高次多項式曲線で表される非円弧形状と三角形状とのハイブリッド形状とされることが好ましい。
図7(a)は、第一の単位レンズ40,第二の単位レンズ50におけるレンズ幅をLとし、レンズ高さをHとして、第一の単位レンズ40,第二の単位レンズ50の幅方向一方の端部E1を−L/2、他方の端部E2をL/2とし、第一の単位レンズ40,第二の単位レンズ50の配列方向に沿って測った変位をxとしたときの、凸状面40a,50aの出射面101aを基準とした断面形状L(x)を示すグラフである。
凸状面40a,50aの出射面101aを基準とした断面形状を示す関数L(x)は、−L/2<x<L(p−1)/2,L(1−p)/2<x<L/2の領域においては、三角形状を表す関数f(x)であり、L(p−1)/2<x<L(1−p)/2の領域では、高次多項式曲線を表す関数g(x)とされている。
図7(b)は、断面形状L(x)をxについて微分したdL(x)/dxの絶対値、図7(c)は、断面形状L(x)をxについて2回微分したd2L(x)/dx2の絶対値をそれぞれ示すグラフである。
図8(a)の横軸は、関数L(x)における変数pを変化させたときの値、縦軸は相対光量である。相対光量の定義は上述のものと同様である。ここで、p=0のとき、L(x)=g(x)となり、p=1のとき、L(x)=f(x)となる。
図8(b)の横軸は、関数L(x)におけるpを変化させたときの値、縦軸は光取出しシート7を使用しないときの、測定視野0度から80度の範囲における色度座標u’、v’の最大変化量ΔEu’v’を1.00としたときの相対色差である。
図8(a)において、pの値が大きくなるにつれ、すなわち、第一の単位レンズ40,第二の単位レンズ50を占有する関数f(x)の領域が増加するにつれ、相対光量が増加する。
図8(b)において、相対色差は、pの値が0.6までは低下するが、さらにpの値が大きくなると、相対色差も増加する。
このように、凸状面40a,50aの断面形状を、関数f(x)で表される三角形状と、関数g(x)で表される非円弧形状とのハイブリッド形状にすることにより、傾斜角が大きく、かつレンズの幅方向端部における傾斜角の変化が少ない断面形状となるため、第一の単位レンズ40,第二の単位レンズ50領域内で光の出射方向を制御することが可能となるため、相対色差は改善される。
この材料の例としては、ポリエステル樹脂、アクリル樹脂、ポリカーボネ−ト樹脂、ポリスチレン樹脂、MS(アクリルとスチレンの共重合体)樹脂、ポリメチルペンテン樹脂、シクロオレフィンポリマー等の熱可塑性樹脂、あるいはポリエステルアクリレート、ウレタンアクリレート、エポキシアクリレート等のオリゴマー又はアクリレート系等からなる放射線硬化性樹脂などの透明樹脂が挙げられる。
この微粒子としては無機酸化物からなる粒子又は樹脂からなる粒子が使用できる。例えば、無機酸化物からなる透明粒子としてはシリカやアルミナ、酸化チタン等からなる粒子を挙げることができる。また、樹脂からなる透明粒子としては、アクリル粒子、スチレン粒子、スチレンアクリル粒子及びその架橋体、メラミン一ホルマリン縮合物の粒子、PTFE(ポリテトラフルオロエチレン)、PFA(ペルフルオロアルコキシ樹脂)、FEP(テトラフルオロエチレン一ヘキサフルオロプロピレン共重合体)、PVDF(ポリフルオロビニリデン)、及びETFE(エチレン一テトラフルオロエチレン共重合体)等の含フッ素ポリマー粒子、シリコーン樹脂粒子等を挙げることができる。これら微粒子は、2種類以上を混合して使用してもよい。
また、このような金型で光取出しシート7を作製する方法の他、第一の単位レンズ40や第二の単位レンズ50、基材8の形成法としては熱可塑性樹脂や紫外線硬化性樹脂と上記の形状が賦形した金型を用いて、押出し成型や出射成型、UV成型法などで成型することができる。この際、第一の単位レンズ40、第二の単位レンズ50及び基材8を別体として成型してもよいし、一体品として成型してもよい。また第一の単位レンズ40、第二の単位レンズ50及び基材8を成型する場合には、内部にフィラーなど拡散剤を分散させ、成型することもできる。
基材8の厚みは、基材8がもつ剛性にもよるが、50〜300μmのものが、加工性等の取扱い面から見て好ましい。
(比較例1)
EL素子101を、そのガラス表面に光取出しシート7を貼らず、単体のものを比較例とした。
[実施例]
厚さ188μmの透明PET基材上に、光偏向要素5のパターンを形成させる屈折率1.50のUV硬化性アクリル系樹脂を塗布し、光偏向要素5の形状に切削したシリンダー金型を使用して紫外線硬化型樹脂が塗布されたフィルムを搬送しながらUV光を透明PET側から露光することにより、UV硬化型樹脂を硬化させた。硬化後、透明PETフィルムから金型を剥離することにより、光取出しシート7を作製した。得られた光取出しシート7を、粘着剤を介してEL素子101に貼り合わせることにより、測定サンプルとした。
以下、各実施例は下記のパラメータに基づいて作製し、各実施例で作製した各光取出しシート7を、それぞれ本実施形態によるEL素子101に貼り合わせ、積算光量および色度を測定した。結果を各表に示す。ここで相対光量、相対色差とは、比較例1における値を1.00としたときの値である。
(実施例1)
凸状面40a,50aの断面形状f(x)を変位xについて微分した値df(x)/dxの最大値を0.3とした。
(実施例2)
凸状面40a,50aの断面形状f(x)を変位xについて微分した値df(x)/dxの最大値を0.35とした。
(実施例3)
凸状面40a,50aの断面形状f(x)を変位xについて微分した値df(x)/dxの最大値を1.7とした。
(実施例4)
凸状面40a,50aの断面形状f(x)を変位xについて微分した値df(x)/dxの最大値を5.7とした。
凸状面40a,50aの断面形状g(x)を変位xについて2回微分した値d2g(x)/dx2の最大値を20とした。
(実施例6)
凸状面40a,50aの断面形状g(x)を変位xについて2回微分した値d2g(x)/dx2の最大値を80とした。
(実施例7)
凸状面40a,50aの断面形状g(x)を変位xについて2回微分した値d2g(x)/dx2の最大値を160とした。
凸状面40a,50aの出射面101aを基準とした高さ形状L(x)において、p=0とした。
(実施例9)
凸状面40a,50aの出射面101aを基準とした高さ形状L(x)において、p=0.3とした。
(実施例10)
凸状面40a,50aの出射面101aを基準とした高さ形状L(x)において、p=0.6とした。
(実施例11)
凸状面40a,50aの出射面101aを基準とした高さ形状L(x)において、p=1.0とした。
なお、本発明は、図面を参照して説明した上述の実施形態に限定されるものではなく、その技術的範囲において様々な変形例が考えられる。
例えば、上記実施形態では、光源にEL素子101を用いた発光構造体100としたが、これを単なる照明装置とするのではなく、図示しない駆動回路によりEL素子101を画素駆動させ、これによって画像等の情報を表示するディスプレイ装置として構成することもできる。
また、液晶駆動の画像表示素子の背面に上記の照明装置を配置して、液晶ディスプレイ装置を構成することもできる。
これ以外にも、本発明の主旨を逸脱しない限り、上記実施の形態で挙げた構成を取捨選択したり、他の構成に適宜変更したりすることが可能である。
Claims (10)
- 光源と、
前記光源から入射された光を予め定められた方向に導く導光体と、を備え、
前記導光体は、
前記光源からの光が入射される入射面と、
前記入射面から入射した前記光を出射する出射面と、
前記出射面上に、前記入射面から入射した前記光が前記出射面から外部に出射されるよう導く光取出しシートとを有し、
前記光取出しシートは、
断面凸状で第一の方向に連続し、前記第一の方向に直交する方向に略等間隔に複数配列された第一の単位レンズと、
断面凸状で前記第一の方向と直交する第二の方向に連続し、前記第一の方向に略等間隔に複数配列された第二の単位レンズとを有することを特徴とする照明装置。 - 前記第一の単位レンズと前記第二の単位レンズが前記出射面状で格子状に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の照明装置。
- 前記光源がEL素子であることを特徴とする請求項1から7のいずれか一項に記載の照明装置。
- 請求項8に記載の照明装置を具備してなるディスプレイ装置であって、
前記EL素子が画素駆動されるよう構成されてなることを特徴とするディスプレイ装置。 - 画像表示素子を具備してなる液晶ディスプレイ装置であって、
前記画像表示素子の背面に、請求項1から7のいずれか一項に記載の照明装置を配置したことを特徴とする液晶ディスプレイ装置。
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