JP2013063102A - 髪ケア装置 - Google Patents

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綾 石原
Yumi Hanato
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Abstract

【課題】高温部と低温部とを設けた場合にも、髪が傷められるのを抑えつつ滑らかな動作で施術することのできる髪ケア装置を得る。
【解決手段】髪ケア装置1は、毛髪を挟持して施術する一対の挟持部2、3を備え、前記一対の挟持部2、3のうちの少なくとも一方にヒータ(加熱部)6を有したプレート(髪接触部材)4が設けられている。そして、プレート4の施術方向αの前方側に高温部THを形成するとともに、後方側に高温部THよりも温度が低くなる低温部TLを形成することで、プレート4自体に温度勾配を発生させる。これにより、高温部THと低温部TLとの間に境界部分が形成されるのを防止できる。
【選択図】図2

Description

本発明は、髪のスタイルを整える髪ケア装置に関する。
従来の髪ケア装置として、一対の挟持部(クランプ部材)で髪を挟持して移動させることにより、それら両挟持部のうちの少なくとも一方に設けられた加熱部(加熱部材)を有した髪接触部材(プラテン)でストレートやカール等の髪型を施術できるようにしたヘアスタイリング装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
この特許文献1では、髪接触部材の施術方向(動作方向)の後方側に、冷却手段を有した別の髪接触部材をさらに配置し、前方側の髪接触部材で加熱した髪を後方側の髪接触部材で直ちに冷却できるようにしている。このように、高温部で加熱した髪を低温部で早急に冷却することにより、髪の過度の加熱や水分の損失を防止して髪が痛められるのを抑制することができる。
特表2009−501558号公報
しかしながら、上記従来の髪ケア装置にあっては、高温部の髪接触部材と低温部の髪接触部材とが別部材で形成されているため、これら高温部と低温部との間に隙間が形成されてしまう恐れがある。また、上記従来技術では、高温部と低温部とを断熱部材によって分離する旨も開示されているが、このように断熱部材によって上記隙間を埋めた場合にも、相互に隣接した高温部の髪接触部材、断熱部材および低温部の髪接触部材の髪接触面がそれぞれの境界部分で不連続となってしまう。
このように髪接触面に不連続部分が存在すると、髪を挟持部で挟持して施術する際に、その不連続部分で髪が引っ掛かるようにして扱かれるため、髪が傷み易くなる。また、髪ケア装置を移動する際に不連続部分で抵抗力が大きくなり、滑らかな施術動作が阻害されてしまう恐れもある。
そこで、本発明は、高温部と低温部とを設けた場合にも、髪が傷められるのを抑えつつ滑らかな動作で施術することのできる髪ケア装置を得ることを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の第1の特徴は、毛髪を挟持して施術する一対の挟持部を備え、前記一対の挟持部のうちの少なくとも一方に加熱部を有した髪接触部材が設けられた髪ケア装置において、前記髪接触部材の施術方向の前方側に高温部を形成するとともに、後方側に前記高温部よりも温度が低くなる低温部を形成したことを要旨とする。
第2の特徴は、前記施術方向の前方側における前記髪接触部材の背面側に、前記加熱部を配置したことを要旨とする。
第3の特徴は、前記髪接触部材を断熱材料が含有された素材で形成し、当該断熱材料の含有率を前記施術方向で異ならせたことを要旨とする。
第4の特徴は、前記施術方向の後方側における前記髪接触部材の背面側に、前記髪接触部材を冷やす冷却手段を配置したことを要旨とする。
第5の特徴は、前記冷却手段が、ペルチェ素子であることを要旨とする。
第6の特徴は、前記髪接触部材は、前記高温部と前記低温部との間に配置される熱遮断部を備えることを要旨とする。
第7の特徴は、前記熱遮断部が、前記髪接触部材の長手方向に沿って延在するとともに、当該髪接触部材の背面を凹設した凹溝部であることを要旨とする。
第8の特徴は、前記髪接触部材が、前記施術方向に並設して複数設けられるとともに、複数の前記髪接触部材の表面を滑らかな連続面で覆ったことを要旨とする。
第9の特徴は、前記髪接触部材が、前記一対の挟持部のいずれにも設けられていることを要旨とする。
本発明の髪ケア装置によれば、髪接触部材の施術方向の前方側に高温部を形成するとともに、後方側に高温部よりも温度が低くなる低温部を形成したので、高温となった前方側で髪を加熱して矯正した後、その髪を低温となった後方側で冷却することができる。このとき、加熱部を有した一つの髪接触部材自体に高温部と低温部とを設けて温度勾配を発生させるようにしたので、髪接触部材は高温部表面から低温部表面に亘って連続した面となる。これにより、高温部から低温部に至る間の表面に不連続部分が形成されるのを防止できるため、施術時に髪が傷められるのを抑制でき且つ滑らかな動作で施術することができる。
本発明にかかる髪ケア装置の第1実施形態を概略的に示し、(a)は側面図、(b)は一方の挟持部の平面図である。 図1(b)中のI−I線に沿った拡大断面図である。 本発明にかかる髪ケア装置の第2実施形態を示す図2に対応した拡大断面図である。 本発明にかかる髪ケア装置の第3実施形態を示す図2に対応した拡大断面図である。 本発明にかかる髪ケア装置の第4実施形態を示す図2に対応した拡大断面図である。 第4実施形態で実行される髪接触部の温度変化に対するペルチェ素子とヒータとの電流値制御を、(a)、(b)2種類の場合に例をとって示す説明図である。 本発明にかかる髪ケア装置の第5実施形態を概略的に示し、(a)は側面図、(b)は一方の挟持部の平面図である。 図7(b)中のII−II線に沿った拡大断面図である。 第5実施形態に用いられる送風ポンプの拡大斜視図である。 本発明にかかる髪ケア装置の第6実施形態を概略的に示し、(a)は側面図、(b)は一方の挟持部の平面図である。 図10(b)中のIII−III線に沿った拡大断面図である。 本発明にかかる髪ケア装置の第7実施形態を概略的に示す斜視図である。 図12中のIV−IV線に沿った拡大断面図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照しつつ詳細に説明する。
[第1実施形態]
図1および図2は、本発明にかかる髪ケア装置の第1実施形態を示した図であり、本実施形態では本発明を髪ケア装置としてのヘアアイロン1に適用した場合を示す。
ヘアアイロン1は、図1に示すように、髪を挟持して施術する一対の挟持部2、3を備えている。これら挟持部2、3は、合成樹脂等の絶縁性を有する断熱材料で形成されており、先端部2a、3aが開閉自在となるようにそれぞれの基端部2b、3bが回動自在に連結されている。
このとき、挟持部2、3は、先端部2a、3a側が互いに開く方向に付勢されるようにすることが好ましい。これにより、開いた状態にある先端部2a、3a間に髪を挟み込んで基端部2b、3bを握持することにより、先端部2a、3aが閉じて容易に髪を挟持することができる。なお、挟持部2、3の回動連結位置は、基端部2b、3bに限ることなく挟持部2、3の中間部であってもよい。
ここで、髪の施術とは、髪を挟持部2、3で挟持しつつ髪の延びた方向に移動して髪を矯正する行為を意味し、この髪の矯正は加熱により行われる。
一対の挟持部2、3の各先端部2a、3aの対向面には、髪が直接接触する髪接触部材としてのプレート4がそれぞれ設けられている。
それぞれのプレート4は、本実施形態では所定厚みを有して挟持部2、3の長手方向(図1中左右方向)に長くなる矩形状に形成されており、各プレート4の表面4aは平坦面となっている。なお、プレート4の形状は矩形状に限ることなく、髪を施術するのに有効な形状であればよい。また、表面4aにおいても平坦面に限ることなく、矯正しようとする髪型に沿った面形状とすることができる。
図2に示すように、プレート4が設けられる挟持部2の先端部2aには断面略U字状の凹所2cが形成されており、この凹所2cの開放側(図中上端部)内にプレート4が嵌め込まれるようにして固定されている。このとき、プレート4の表面4aは凹所2cの開放側先端から所定量だけ突出して、プレート4の表面4aで髪を挟持できるようになっている。また、凹所2cの底面とプレート4の背面4bとの間には空間部Sが形成されている。
また、図示省略したが、他方の挟持部3にあっても先端部3aの構造は上述した一方の挟持部2と同様となっている。なお、図2は挟持部2の先端部構造を示すが、同図中には挟持部3に対応する構成部分の符号に()を付して併記するものとする。これは他の実施形態として後述する図3、図4、図5、図8、図9、図11にあっても同様とする。
すなわち、挟持部3の先端部3aにも断面略U字状の凹所3cが形成されていて、その凹所3cの開放側内にプレート4が嵌め込まれるようにして固定されている。この場合にあっても、凹所3cの底面とプレート4の背面4bとの間には所定の空間部Sが形成されている。
プレート4は、ヘアアイロン1による施術方向αがプレート4の幅方向となっており、それぞれのプレート4は施術方向αの前方側が高温部THとなり、後方側が低温部TLとなっている。このようにプレート4に高温部THと低温部TLとを設けることにより、一つのプレート4自体に温度勾配を発生できるようにしている。
すなわち、高温部THは、施術方向αの前方側におけるプレート4の背面4b側にヒータ(加熱部)6が取り付けられ、このヒータ6が発熱することで高温部THが構成される。このとき、ヒータ6はプレート4の長手方向に沿って延びており、プレート4の略全長に亘って高温部THが設けられている。勿論、他方の挟持部3のプレート4にあっても、同様の構成によって高温部THが形成されている。
なお、温度勾配を発生させる高温部THと低温部TLとは、一対の挟持部2、3にそれぞれ設けられるプレート4のうちいずれか一方に設けられればよいが、本実施形態では両方のプレート4に設けている。したがって、2つの挟持部2、3のプレート4にそれぞれ温度勾配が形成されている。
また、プレート4は、基本的に熱伝導性の良い材料で形成されるのであるが、本実施形態ではその材料に断熱材料を含有させて形成しており、その断熱材料の含有率を施術方向αで異ならせている。すなわち、本実施形態では高温部TH側で断熱材料の含有率が小さくなり、低温部TL側で断熱材料の含有率が大きくなるようにしている。このときの断熱材料の含有率特性kは、図2中、上半分に示している。
プレート4は、ヒータ6に電流を印加して発熱させることにより高温部TH側で高温となり、この熱はプレート4を伝って低温部TL側へと伝達される。このとき、低温部TL側に向かって断熱材料の含有率が大きくなり、つまり、断熱材料の含有量が増加するため、高温部TH側から低温部TL側に伝達される熱が減少する。これにより、プレート4に顕著な温度勾配が発生されることになる。
さらに、一方の挟持部2の空間部S内には、ヒータ6に印加する電流値を制御する制御部7が収納されている。また、その制御部7が設けられた側と同じ挟持部2の外側には、ヒータ6への通電をON・OFFするスイッチ8が設けられている。
挟持部2の基端部2b側からはコンセントに差し込む電源コード9が延びており、この電源コード9をコンセントに差し込み、かつ、スイッチ8をONすることによってヒータ6に電力供給することができる。
したがって、本実施形態のヘアアイロン1で髪をセットする際には、電源コード9をコンセントに差し込んでスイッチ8をONすることにより、制御部7を介してヒータ6に電力供給してヒータ6が加熱される。すると、プレート4は高温部THと低温部TLとの間で温度勾配が発生される。この状態で挟持部2、3の先端部2a、3a間に髪を挟持して、ヘアアイロン1を施術方向αにゆっくりと移動させる。このときの施術方向αは、頭部側から髪先方向とすることが好ましい。
すると、一対の挟持部2、3に挟持された髪は、ヘアアイロン1の移動に伴ってプレート4の高温部TH側から低温部TL側へと相対的に移動する。これにより、髪は最初に高温部THで加熱され、その熱によってプレート4の表面4aの平坦面でストレートに矯正される。
その後、ヘアアイロン1の移動に伴って、加熱された髪は低温部TLへと運ばれて直ちに冷却される。この冷却によりプレート4間で矯正された髪をその形状(本実施形態ではストレート)で固定することができる。この場合、高温部THの温度は80゜C〜250゜Cの範囲が好ましく、低温部TLの温度は−10゜C〜20゜Cの範囲が好ましい。これらの温度範囲は、以下に述べる各実施形態にあっても同様である。
以上、説明してきたように、本実施形態のヘアアイロン1では、プレート4の施術方向αの前方側に高温部THを形成するとともに、施術方向αの後方側に低温部TLを形成して、プレート4に温度勾配を発生させるようにしている。したがって、高温となった施術方向α前方側の高温部THで髪を加熱して矯正した後、その髪を低温となった施術方向α後方側の低温部TLで直ちに冷却することができる。
このとき、ヒータ(加熱部)6を有した一つのプレート4自体に高温部THと低温部TLとを設けて温度勾配を発生させるようにしたので、プレート4は高温部THの表面から低温部TLの表面に亘って全体的に連続した面となる。これにより、高温部THから低温部TLに至る間の表面4aに不連続部分が形成されるのを防止できるため、施術時に髪が傷められるのを抑制でき、かつ、滑らかな動作で施術することができる。
勿論、この場合は高温部THで加熱した髪を低温部TLで直ちに冷却できるため、矯正した髪型を長持ちさせることができる。
また、本実施形態では、施術方向αの前方側におけるプレート4の背面4b側に、ヒータ6を配置したので、施術方向αの前方側に容易に高温部THを形成することができる。
さらにまた、本実施形態では、プレート4に含有された断熱材料の含有率を施術方向αで異ならせたので、高温部THから低温部TLに至る温度勾配の傾きを調節することができる。すなわち、本実施形態のように高温部TH側から低温部TL側へと徐々に断熱材料の含有率を増大させることにより、プレート4に傾きの大きな温度勾配を発生させ、低温部TLでの冷却効果をより高めることができる。
また、本実施形態では、温度勾配を発生させるようにしたプレート4を2つの挟持部2、3の何れにも設けたので、挟持部2、3の先端部2a、3aに髪を挟持した際に、髪の両側から加熱および冷却を行うことができるため、施術効果をより高めることができる。
[第2実施形態]
図3は、本発明の第2実施形態を示した図であり、上記第1実施形態と同一構成部分に同一符号を付して重複する説明を省略して述べるものとする。
本実施形態のヘアアイロン1Aが上記第1実施形態と主に異なる点は、施術方向αの後方側におけるプレート4の背面4b側に、当該プレート4を冷やす冷却手段としての放熱フィン10および排熱孔12を設けたことにある。更には、高温部THと低温部TLとの間に熱遮断部としての仕切り壁11を設けたことにある。
すなわち、放熱フィン10は、プレート4の低温部TLに対応した部分に設けられ、プレート4の背面4bに複数の凹部10aを形成して、それら凹部10aの間に放熱フィン10が形成されるようになっている。勿論、放熱フィン10はプレート4の表面4aに設けられることはない。
また、仕切り壁11は、施術方向αに対して略直角方向となるプレート4の長手方向に延在して、プレート4と凹所2c、3cの底面との間を閉塞するようになっている。そして、仕切り壁11によって空間部Sが高温部TH側と低温部TL側とに隔成されている。
さらに、排熱孔12は、凹所2c、3cの底部に設けられており、この底部が放熱フィン10に対向する部分を貫通して複数形成されている。そして、これら排熱孔12によって空間部Sの内外が連通されている。
なお、本実施形態では、図3中の上半部に示すように、プレート4の断熱材料の含有率を、高温部TH端から高温部THと低温部TLとの中間部まで徐々に高め、その中間部から低温部TL端までは一定としている。
したがって、本実施形態のヘアアイロン1Aで髪をセットする際には、電源コード9をコンセントに差し込んでスイッチ8をONすると、ヒータ6が加熱されてプレート4に温度勾配が形成される。これにより、第1の実施形態と同様に、高温部THで所望の髪型に矯正するとともに、低温部TLで直ちに冷却して矯正した髪型を固定することができる。
このとき、本実施形態では、低温部TLに放熱フィン10が設けられているので、この放熱フィン10によってプレート4の低温部TL側をより効果的に放熱することができる。
また、空間部Sに高温部THと低温部TLとの間に位置して仕切り壁11が設けられているので、高温部TH側の熱が空間部Sを介して低温部TL側に伝わるのを抑制できる。
さらに、凹所2c、3cの底部には、放熱フィン10に対応した部分に排熱孔12が設けられているので、放熱フィン10から放熱される熱を排熱孔12から効率良く外側に排出できる。これにより、プレート4の低温部TL側の放熱効果がより高められる。
以上、説明してきたように、本実施形態のヘアアイロン1Aによれば、ヒータ6によりプレート4自体に温度勾配を発生させることができるので、上記第1実施形態と同様の作用効果を奏することができる。
また、本実施形態では上記第1実施形態の効果に加えて、施術方向αの後方側におけるプレート4の背面4b側に、冷却手段としての放熱フィン10を設けたことにより、プレート4の低温部TL側の冷却効果をより高めることができる。これにより、高温部THで矯正した髪型の固定をより確実にすることができる。
さらに、プレート4が高温部THと低温部TLとの間の空間部Sに配置される熱遮断部としての仕切り壁11を備えることにより、高温部TH側の熱が空間部Sを介して低温部TL側に伝播されるのを抑制できる。よって、プレート4の低温部TL側の冷却効果をより高めることができる。このことによっても、高温部THで矯正した髪型の固定をより確実にすることができる。
さらにまた、凹所2c、3cの底部に冷却手段としての排熱孔12を設けたことによっても、プレート4の低温部TL側の冷却効果をより高めることができ、高温部THで矯正した髪型の固定をより確実にすることができる。
また、本実施形態では、プレート4の断熱材料の含有率を、高温部TH端から高温部THと低温部TLとの中間部まで徐々に高め、その中間部から低温部TL端までを一定としている。これにより、低温部TLの範囲を広げることができるため、髪の冷却効果をより高めて矯正した髪型をより確実に固定することができる。
[第3実施形態]
図4は、本発明の第3実施形態を示した図であり、上記第1および第2実施形態と同一構成部分に同一符号を付して重複する説明を省略して述べるものとする。
本実施形態のヘアアイロン1Bが上記第2実施形態と主に異なる点は、プレート4に、高温部THと低温部TLとの間に配置される熱遮断部としての仕切り壁11に加えて凹溝部13を設けたことにある。また、施術方向αの後方側におけるプレート4の背面4b側に、冷却手段としてのペルチェ素子14およびそのペルチェ素子14の放熱効果を高める放熱用ファン15を設けたことにある。
凹溝部13は、プレート4の背面4bを凹設して形成されるとともに、プレート4の長手方向に延在しており、その凹溝部13の内面に耐熱コート13aが施されている。
また、ペルチェ素子14は、冷却側をプレート4の背面4bに接触させて取り付けられる一方で、放熱側を空間部S内に位置させている。
放熱用ファン15は、ペルチェ素子14の近傍に位置してプレート4の背面4bに取り付けられている。
なお、本実施形態にあっても上記第2実施形態と同様に空間部Sに仕切り壁11が設けられ、かつ、凹所2c、3cの底部に排熱孔12が設けられている。この場合、仕切り壁11は凹溝部13の高温部TH側の側縁に位置して設けられており、また、排熱孔12は、ペルチェ素子14および放熱用ファン15の取付位置に対応して形成されている。
そして、ヒータ6、ペルチェ素子14および放熱用ファン15等の電気部品は配線を介して制御部7に接続され、スイッチ8をONすることにより制御部7を介して各電気部品に電力供給されるようになっている。
なお、本実施形態では、図4中の上半部に示すように、プレート4の断熱材料の含有率を、高温部TH端から凹溝部13の高温部TH側端まで徐々に高め、その高温部TH側端から凹溝部13の低温部TL側端まで一定としている。そして、その低温部TL側端から低温部TL側端までは徐々に低くしている。
したがって、本実施形態のヘアアイロン1Bで髪をセットする際には、電源コード9をコンセントに差し込んでスイッチ8をONする。すると、ヒータ6、ペルチェ素子14および放熱用ファン15に通電されて、ヒータ6で高温部THを加熱し、かつ、ペルチェ素子14で低温部TLを冷却する。また、放熱用ファン15は、ペルチェ素子14の放熱部で発生した熱気を積極的に排熱孔12方向に移動させる。
これにより、ペルチェ素子14によって低温部TLを積極的に冷却できるため、プレート4に発生される温度勾配を大きくできる。このとき、ペルチェ素子14の放熱部で放熱された熱は、放熱用ファン15によって排熱孔12から積極的に外側に排出され、ペルチェ素子14の放熱が低温部TLに影響するのが抑制されることになる。
また、本実施形態では上記第2実施形態と同様に、空間部Sに仕切り壁11が設けられているので、高温部TH側の熱が空間部Sを介して低温部TL側に伝わるのを抑制できる。
以上、説明してきたように、本実施形態のヘアアイロン1Bによれば、ヒータ6によりプレート4に温度勾配を発生させることができるので、上記第1実施形態と同様の作用効果を奏する。
また、本実施形態では上記第1実施形態の効果に加えて、高温部THと低温部TLとの間に凹溝部13を設けたので、高温部THから低温部TLに伝達される熱量を凹溝部13によって効率良く遮断できる。これにより、プレート4の温度勾配をより大きくすることができ、高温部THで矯正した髪型の固定がより確実となる。
さらに、低温部TLに冷却手段としてのペルチェ素子14を設けたので、このペルチェ素子14によって低温部TLを積極的に冷却でき、低温部TLの温度を更に低下させることができる。このことによっても、高温部THで矯正した髪型の固定をより確実にすることができる。
さらにまた、ペルチェ素子14の近傍に放熱用ファン15を設けたので、ペルチェ素子14の放熱効率を向上させて、ペルチェ素子14による冷却効果を高めることができる。勿論、この場合は、凹所2c、3cの放熱用ファン15が対向する底部に排熱孔12を設けることにより、その排熱孔12からペルチェ素子14の放熱を積極的に外側に排出して、ペルチェ素子14の冷却効率をより高めることができる。
また、本実施形態では、上記第2実施形態と同様に空間部Sに仕切り壁11を設けているので、プレート4の低温部TL側の冷却効果をより高めることができる。
さらに、本実施形態では、プレート4の断熱材料の含有率を、高温部TH端から凹溝部13の高温部TH側端まで徐々に高め、そして、凹溝部13の低温部TL側端まで一定とし、それから低温部TL側端まで徐々に低くしている。
したがって、ペルチェ素子14が設けられる低温部TLでは断熱材料の含有量が少なくなっているため、ペルチェ素子14による冷却温度を低温部TLの表面2a、3aへと効率良く伝達でき、低温部TLを更に低温化させることができる。
[第4実施形態]
図5および図6は、本発明の第4実施形態を示した図であり、上記第1〜第3実施形態と同一構成部分に同一符号を付して重複する説明を省略して述べるものとする。
本実施形態のヘアアイロン1Cが上記第3実施形態と主に異なる点は、高温部THおよび低温部TLにそれぞれ温度センサ16、17を設けたことにある。そして、それら温度センサ16、17の検出値に基づいて、ヒータ6、ペルチェ素子14および放熱用ファン15を制御するようにしている。
温度センサ16、17は、それぞれ凹溝部13の両側縁近傍に配置され、それら温度センサ16、17の検出値を制御部7に取り込む。そして、この制御部7によってヒータ6、ペルチェ素子14および放熱用ファン15に供給する電流値を制御するようになっている。
このときの電流値制御は、例えば図6(a)、(b)に2例を示す。
(a)の場合、上段に示すように、例えば温度センサ17の検出値がT1まで上昇した場合、中段に示すように、ペルチェ素子14および放熱用ファン15に印加する電流値を、温度がT1まで上昇した時点から徐々に大きくする。これにより、低温部TLの冷却能力を高めるようにしている。また、下段に示すように、ヒータ6に印加する電流値を徐々に高くして行く途中で、温度がT1まで上昇した時点を頂点として徐々に小さくする。これにより、高温部TH側の温度を下げるようにしている。
(b)は(a)とは逆の場合で、上段に示すように、温度センサ17の検出値がT2まで下降した場合、中段に示すように、ペルチェ素子14および放熱用ファン15に印加する電流値を、温度がT2まで下降した時点から徐々に小さくする。これにより、低温部TLの冷却能力を低くするようにしている。また、下段に示すように、ヒータ6に印加する電流値を徐々に低くして行く途中で、温度がT2まで下降した時点を谷として徐々に大きくする。これにより、高温部TH側の温度を上昇させるようにしている。なお、(a)および(b)のグラフ中、全てのグラフで横軸は時間を示す。また、上段のグラフでは縦軸は温度を示し、中段、下段のグラフでは縦軸は電流値を示す。
したがって、本実施形態のヘアアイロン1Cで髪をセットする際には、電源コード9をコンセントに差し込んでスイッチ8をONすると、上記第3実施形態と同様に、ヒータ6、ペルチェ素子14および放熱用ファン15に通電される。すると、ヒータ6で高温部THを加熱し、かつ、ペルチェ素子14で低温部TLを冷却し、また、ペルチェ素子14の放熱部で発生した熱を放熱用ファン15によって積極的に排熱孔12方向に移動させる。
このとき、本実施形態では、高温部THおよび低温部TLに設けられた温度センサ16、17の検出値に基づいて、制御部7がヒータ6、ペルチェ素子14および放熱用ファン15に印加する電流値をそれぞれ制御する。これにより、ヒータ6による高温部THの加熱量、ペルチェ素子14による低温部TLの冷却量および放熱用ファン15の風量が、それぞれ緻密に制御されることになる。
以上、説明してきたように、本実施形態のヘアアイロン1Cによれば、仕切り壁11、ペルチェ素子14、放熱用ファン15および排熱孔12が設けられていることにより、第3実施形態と同様の作用効果を奏する。
このとき、本実施形態では高温部THおよび低温部TLにそれぞれ温度センサ16、17を設けて、ヒータ6、ペルチェ素子14および放熱用ファン15に印加する電流値を制御するようにしている。
したがって、ヒータ6による高温部THの加熱量、ペルチェ素子14による低温部TLの冷却量および放熱用ファン15の風量を、ヘアアイロン1Cの使用状態に応じてそれぞれ緻密に制御することができる。これにより、加熱による髪の矯正および矯正した髪の冷却をより適する温度で施術できるため、髪の傷みをより低減することができる。
なお、本実施形態では温度センサ16、17を設ける構造を上記第3実施形態に適用した場合を示したが、上記第1実施形態や上記第2実施形態に適用してヒータ6の温度制御を行うようにすることもできる。
[第5実施形態]
図7〜図9は、本発明の第5実施形態を示した図であり、上記第1〜第4実施形態と同一構成部分に同一符号を付して重複する説明を省略して述べるものとする。
本実施形態のヘアアイロン1Dが上記第3実施形態と主に異なる点は、上記第3実施形態の冷却ファン15に代えて手動式のポンプ18を用いたことにある。
ポンプ18は、一対の挟持部2、3にそれぞれ設けられている。このポンプ18は、図9に示すように、外側面が伸縮自在な蛇腹状となった密閉構造の容器本体部18aと、この容器本体部18aの内部にそれぞれ連通される空気取入口18bおよび空気排出管18cとによって概ね構成されている。空気排出管18cの途中には空気の逆流を防止する逆止弁18dが設けられ、また、空気取入口18bにも図示は省略したが逆止弁が設けられる。
そして、図7に示すように、それぞれの容器本体部18aは、2つの挟持部2、3のプレート4を除く対向面(本実施形態ではプレート4の基端部2b、3b寄りの外側縁部)にそれぞれ設置してある。そして、それぞれの容器本体部18aの固定端は、相手側の挟持部3、2に向かって全体が突出した状態で取り付けられる。このとき、図8に示すように、空気排出管18cは、空間部S内を通って先端の排出口がペルチェ素子14の近傍に配置されるようにしている。
したがって、本実施形態のヘアアイロン1Dで髪をセットしようとして2つの挟持部2、3を閉じると、容器本体部18aは、自由端となった突出端が相手側の挟持部2、3に押圧されて蛇腹部分が縮む。このように、容器本体部18aが縮むことにより、内部の空気は空気排出管18cからペルチェ素子14に向かって放出される。
また、容器本体部18aは、閉じられていた2つの挟持部2、3が開くことにより押圧力が解除されるため、容器本体部18aは自己復元力により空気取入口18bから空気を取り込みつつ元の状態に復帰する。
ところで、本実施形態にあっても上記第3実施形態と同様に凹所2c、3cの底部に排熱孔12を設けており、空気排出管18cから放出された空気は排熱孔12から外側に排出される。このとき、ペルチェ素子14の放熱も同時に外側に排出されることになる。
以上、説明してきたように、本実施形態のヘアアイロン1Dによれば、冷却ファン15に代えてポンプ18を用いてペルチェ素子14の放熱を排出できるので、上記第3実施形態と同様の作用効果を奏することができる。
また、その効果に加えて、ペルチェ素子14の放熱を排出するに電気エネルギーを使用する必要が無くなるため、ヘアアイロン1Dのランニングコストを低減することができる。また、ポンプ18が手動式であるため、プレート4の温度勾配を安定的に長く保つことができる。
[第6実施形態]
図10および図11は、本発明の第6実施形態を示した図であり、上記第1〜第5実施形態と同一構成部分に同一符号を付して重複する説明を省略して述べるものとする。
本実施形態のヘアアイロン1Eが上記第3実施形態と主に異なる点は、2つの挟持部2、3にそれぞれ設けられるプレート4を施術方向αに複数並設したことにある。そして、これら複数並設されたプレート4の表面4aに亘って滑らかな連続面となるコーティング層19を施し、このコーティング層19で複数のプレート4の表面4aを連続して覆うようにしたことにある。
すなわち、本実施形態では、挟持部2および挟持部3には、図10(b)および図11に示すように、それぞれ2枚のプレート4を施術方向αに並設している。そして、並設された2枚のプレート4の表面4aを連続したコーティング層19で覆っている。
また、本実施形態のヘアアイロン1Eは、それぞれのプレート4には、ヒータ6は勿論のこと、上記第3実施形態と同様に仕切り壁11、凹溝部13、ペルチェ素子14および冷却ファン15が設けられている。このとき、制御部7はヘアアイロン1E全体で少なくとも1つ設けられていれば足りる。この場合は、1つの制御部7で、2つの挟持部2、3にそれぞれ並設されたプレート4のヒータ6、ペルチェ素子14および冷却ファン15の電流値を一括して制御すればよい。
したがって、本実施形態のヘアアイロン1Eで髪をセットする際には、2つの挟持部2、3にそれぞれ設けられた2枚ずつのプレート4で髪を挟持して施術することになる。よって、施術方向αの前側に配置したプレート4の温度勾配によって髪を施術した後、その施術した髪を施術方向αの後側に配置したプレート4の温度勾配によって再度施術することができる。
このように、ヘアアイロン1Eを施術方向αに移動させることによって、髪は、一枚目のプレート4の高温部THで矯正された後に低温部TLで冷却され、次いで、二枚目のプレート4の高温部THで矯正された後に低温部TLで冷却される。したがって、一度の施術で髪の矯正と冷却を2回繰り返して行うことができるようになる。
なお、本実施形態のヘアアイロン1Eは、上記第3実施形態のプレート4に限ることなく、第1、第2および第4、第5実施形態に示したプレート4にあっても適用することができる。また、各挟持部2、3に並設するプレート4は2枚に限ることなく、3枚以上であってもよい。
以上、説明してきたように、本実施形態のヘアアイロン1Eによれば、1つの挟持部2、3に対してプレート4を複数並設したので、一度の施術で髪の矯正と冷却を複数繰り返して行うことができる。これにより、髪のセット力を向上させるとともに、セットした髪型を長持ちさせることができる。
また、並設された複数のプレート4の表面4aをコーティング層19によって連続して覆ったので、プレート4を複数設けた場合にもそれらプレート4間に不連続部分が設けられるのを防止できる。したがって、施術時に髪を傷めるのを抑えつつ滑らかな動作で施術することができる。
[第7実施形態]
図12および図13は、本発明の第7実施形態を示した図であり、上記第1〜第6実施形態と同一構成部分に同一符号を付して重複する説明を省略して述べるものとする。
本実施形態のヘアアイロン1Fが上記第3実施形態と主に異なる点は、一方の挟持部2Aのプレート4Aが断面円弧状の凸面4vとなり、他方の挟持部3Aのプレート4Bが断面円弧状の凹面4cとなっていることにある。
すなわち、本実施形態にあっても前述した各実施形態と同様に、2つの挟持部2A、3Aはそれぞれの基端部2Ab、3Abが回動自在に連結されている。この場合にあっても両挟持部2A、3Aは、先端部2Aa、3Aa側が開く方向に付勢されていることが好ましい。
そして、2つの挟持部2A、3Aの先端部2Aa、3Aa間に髪を挟持して施術することになるが、この場合はプレート4A、4Bの合わせ面が円弧状となっているため、髪型はカール状に矯正されることになる。
このとき、温度勾配を発生させる高温部THおよび低温部TLは、一方の挟持部2Aのプレート4Aのみに与えられ、他方の挟持部3Aのプレート4Bは単に髪を挟持する機能のみを有する。
また、本実施形態のヘアアイロン1Fは、一方の挟持部2Aのプレート4Aには、ヒータ6は勿論のこと、上記第3実施形態と同様に仕切り壁11、凹溝部13、ペルチェ素子14および冷却ファン15が設けられている。
したがって、本実施形態のヘアアイロン1Fで髪をセットする際には、前述した各実施形態と同様に電源コード9をコンセントに差し込んで施術することになるが、一方の挟持部2Aのプレート4Aの温度勾配のみによって髪がセットされる。これにより、プレート4Aの高温部THで加熱して矯正した髪を、プレート4Aの低温部TLで直ちに冷却することによりカール状の髪型に固定することができる。
以上、説明してきたように、本実施形態のヘアアイロン1Fによれば、一方の挟持部2Aのプレート4Aを断面円弧状の凸面4vとし、他方の挟持部3Aのプレート4Bを断面円弧状の凹面4cとしたので、カール状の髪型にセットできる。
勿論、円弧状に形成されたプレート4A、4Bにあっても、髪が接触する面は滑らかであるため、施術時に髪が傷められるのを抑制でき、かつ、滑らかな動作で施術することができる。
また、この場合にあっても一方の挟持部2Aのプレート4Aに、ヒータ6、仕切り壁11、凹溝部13、ペルチェ素子14および冷却ファン15が設けられて温度勾配を発生させるようになっているので、上記第3実施形態と同様の作用効果を奏することができる。
なお、本実施形態の一方のプレート4Aを凸面4vとし、他方のプレート4Bを凹面4cとする構造は、上記第3実施形態に限ることなく、第1、第2、第4、第5および第6の実施形態にあっても適用することができる。
以上、本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態には限定されず、種々の変形が可能である。
1、1A、1B、1C、1D、1E、1F ヘアアイロン(髪ケア装置)
2、2A、3、3A 挟持部
4、4A プレート(髪接触部材)
6 ヒータ(加熱部)
TH 高温部
TL 低温部
α 施術方向

Claims (9)

  1. 毛髪を挟持して施術する一対の挟持部を備え、前記一対の挟持部のうちの少なくとも一方に加熱部を有した髪接触部材が設けられた髪ケア装置において、
    前記髪接触部材の施術方向の前方側に高温部を形成するとともに、後方側に前記高温部よりも温度が低くなる低温部を形成したことを特徴とする髪ケア装置。
  2. 前記施術方向の前方側における前記髪接触部材の背面側に、前記加熱部を配置したことを特徴とする請求項1に記載の髪ケア装置。
  3. 前記髪接触部材を断熱材料が含有された素材で形成し、当該断熱材料の含有率を前記施術方向で異ならせたことを特徴とする請求項1または2に記載の髪ケア装置。
  4. 前記施術方向の後方側における前記髪接触部材の背面側に、前記髪接触部材を冷やす冷却手段を配置したことを特徴とする請求項1〜3のうち何れか1項に記載の髪ケア装置。
  5. 前記冷却手段が、ペルチェ素子であることを特徴とする請求項4に記載の髪ケア装置。
  6. 前記髪接触部材は、前記高温部と前記低温部との間に配置される熱遮断部を備えることを特徴とする請求項1〜5のうち何れか1項に記載の髪ケア装置。
  7. 前記熱遮断部が、前記髪接触部材の長手方向に沿って延在するとともに、当該髪接触部材の背面を凹設した凹溝部であることを特徴とする請求項6に記載の髪ケア装置。
  8. 前記髪接触部材が、前記施術方向に並設して複数設けられるとともに、複数の前記髪接触部材の表面を滑らかな連続面で覆ったことを特徴とする請求項1〜7のうち何れか1項に記載の髪ケア装置。
  9. 前記髪接触部材が、前記一対の挟持部のいずれにも設けられていることを特徴とする請求項1〜8のうち何れか1項に記載の髪ケア装置。
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