JP2013050101A - スタータ - Google Patents
スタータ Download PDFInfo
- Publication number
- JP2013050101A JP2013050101A JP2012002202A JP2012002202A JP2013050101A JP 2013050101 A JP2013050101 A JP 2013050101A JP 2012002202 A JP2012002202 A JP 2012002202A JP 2012002202 A JP2012002202 A JP 2012002202A JP 2013050101 A JP2013050101 A JP 2013050101A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- seal
- bead
- yoke
- housing
- rubber
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Motor Or Generator Frames (AREA)
- Connection Of Motors, Electrical Generators, Mechanical Devices, And The Like (AREA)
Abstract
【解決手段】スタータのハウジング9には、モータヨーク11のフロント側端部が嵌合するモータ取付け孔9aが形成されると共に、このモータ取付け孔9aに嵌合するヨーク11の外周面との間にシールゴム10を組み付けるためのシール窓が形成される。シールゴム10は、シール窓に嵌合して組み付けられると共に、軸方向にセンタケースの抑え板23aとソレノイドケースの底面との間に押圧され、且つ、シール窓を形成するハウジング9およびヨーク11のシール面に接触するシールゴム10の接触面全周に突状のビード42が連続して設けられ、このビード42がシール面に線接触している。
【選択図】図1
Description
この特許文献1に記載されたスタータは、電磁スイッチの作動によりシフトレバーを駆動してピニオンをエンジンのリングギヤ側へ押し出し、ピニオンがリングギヤに噛み合った後、モータの駆動トルクをピニオンに伝達してリングギヤを回すことでエンジンを始動する周知の電磁押し込み式スタータである。
このスタータには、モータおよび電磁スイッチを固定するハウジングに対してモータと電磁スイッチとの間を液密にシールするシールゴムが取り付けられている。
シールゴムは、シール窓に組み付けられて、シフトレバーの支点部を軸方向のエンド側より支持するセンタケースの抑え板と、電磁スイッチのソレノイド底面との間に押圧されることで、外部からの被水に対して電磁スイッチ側への浸水を防止している。
また、シール窓を形成するハウジング側開口部にシールゴムを組み付けた後、ハウジングのモータ取付け孔にヨークを組み付ける工程順では、シールゴムの体格を大きくすることで、シールゴムのヨーク側角部がはみ出すため、モータ取付け孔の端面とヨーク端面との間に噛み込むことがあり、組み付け不良となる場合が生じる。
また、組み付け性に関しては、0.2〜0.3mmの差で大きな影響が生じるため、寸法公差は±0.1mm以内が望ましい。しかし、通常の金型によるゴム成形では、±0.2mm程度の寸法公差が限界であり、寸法公差を±0.1mm以内とするには、コスト増に繋がる。
本発明は、上記事情に基づいて成されたもので、その目的は、シールゴム本体、および、シール窓を形成するハウジングとヨークの寸法公差を変更することなく、シール窓に対するシールゴムの締め代を向上させることにより、電磁スイッチ側への浸水を防止できるスタータを提供することにある。
本発明のスタータは、電力の供給を受けて回転力を発生するモータと、通電によって電磁石を形成するソノレイドを有し、このソレノイドの吸引力によりシフトレバーを駆動してピニオンをエンジンのリングギヤ側へ押し出す電磁スイッチと、モータおよび電磁スイッチに対し軸方向のフロント側に配置されて、モータおよび電磁スイッチを固定すると共に、軸方向のエンド側に向かって開口する開口溝が形成され、この開口溝にシフトレバーの支点部を収容するハウジングと、開口溝の開口面を閉じて、シフトレバーの支点部をエンド側より支持する抑え板を有するセンタケースと、ハウジングに対してモータと電磁スイッチとの間をシールして電磁スイッチ側への浸水を防止するシールゴムとを備え、電磁スイッチの作動によりシフトレバーを介して押し出されたピニオンをリングギヤに噛み合わせ、モータの発生トルクをピニオンに伝達してリングギヤを回すことによりエンジンを始動する。
さらに、防水性を向上するために、シールゴム本体およびシール窓を形成するハウジングとヨークの寸法公差を変更する(小さくする)必要もないため、寸法公差の変更によるコストの増加が生じることはない。
請求項1に記載したスタータにおいて、ヨークの外周面に接触するシールゴムの接触面と、抑え板に当接するシールゴムの当接面とが交わる角部を円弧状角部と呼ぶ時に、ヨークの外周面に接触するシールゴムの接触面に設けられるビードは、円弧状角部より軸方向の反抑え板側にずれた位置に設けられていることを特徴とする。
シールゴムの円弧状角部にビードを設けると、シール窓を形成するハウジング側の開口部にシールゴムを嵌合して組み付けた後、ハウジングのモータ取付け孔にヨークの端部を嵌合する工程順では、モータ取付け孔の端面とヨークの端面との間にビードを噛み込む恐れがある。これに対し、本発明では、シールゴムの円弧状角部より軸方向の反抑え板側、つまりエンド側にずれた位置にビードを設けているので、ハウジングのモータ取付け孔にヨークの端部を嵌合して組み付ける際に、モータ取付け孔の端面とヨークの端面との間にビードを噛み込むことはなく、確実にヨークの外周面をシールできる。
請求項1または2に記載したスタータにおいて、シール窓を形成するハウジングとヨークのシール面に接触するシールゴムの接触面には、ビードが複数列設けられていることを特徴とする。
シールゴムの接触面にビードを複数列設けることで、ビードを一列設けた場合と比べて、より高い防水性を得ることが出来る。
請求項1〜3に記載した何れか一つのスタータにおいて、ビードは、突出する高さ方向に向かって幅寸法が次第に小さくなる先細り形状に形成されていることを特徴とする。
上記の構成によれば、シールゴムをシール窓に組み付ける際に、ビードの先端側がフレキシブルに変形できるので、ビードの根元に亀裂が生じることを防止できる。その結果、ビードを設けたことによる締め代の向上により、高い防水性を得ることが可能である。
請求項1〜4に記載した何れか一つのスタータにおいて、シールゴムの板厚方向と直交する幅方向の側面をゴム側面と呼び、このゴム側面のエンド側の軸方向端を側面エンド端と呼び、且つ、ゴム側面に設けられるビードのうち軸方向に延びている部分を軸方向ビードと呼ぶ時に、ゴム側面には、エンド側へ延びる軸方向ビードの終端と側面エンド端との間にビードが設けられていない非ビード領域が設定されていることを特徴とする。
シールゴムは、シール窓に嵌め込んだ後、電磁スイッチをハウジングに組み付ける際に、抑え板とソレノイドのフロント側端面との間で所定の締め代を持って軸方向に圧縮される。このため、軸方向ビードの終端がシールゴムの側面エンド端まで延びて設けられていると、シールゴムの締め代分だけ軸方向ビードの終端部がスイッチ側にはみ出すことがある。この場合、ビードの噛み込み、あるいは、ビードの千切れという現象が発生することで、防水性が低下する恐れがある。
請求項5に記載したスタータにおいて、非ビード領域は、シールゴムの締め代に相当する寸法だけ設定されていることを特徴とする。
上記の構成では、シールゴムが抑え板とソレノイドのフロント側端面との間に所定の締め代を持って組み付けられることで、非ビード領域分だけ軸方向に圧縮される。これにより、ゴム側面に非ビード領域を設定しても、シールゴムが所定の締め代を持って組み付けられた状態では、ハウジングとの接触面全域に軸方向ビードが存在しているので、防水性を損ねることはない。
本実施例のスタータ1は、図5に示す様に、回転力を発生するモータ2と、このモータ2の回転を減速する減速装置3と、エンジン始動時に生じる衝撃を吸収する衝撃吸収装置(後述する)と、減速装置3を介してモータ2の出力トルクが伝達される出力軸4と、この出力軸4の軸上にクラッチ5と一体に配置されるピニオン6と、電磁石の吸引力によりシフトレバー7を駆動してピニオン6を反モータ方向(図5の左方向)へ押し出すと共に、後述するメイン接点を開閉してモータ2の通電電流を断続する電磁スイッチ8と、モータ2及び電磁スイッチ8を固定するハウジング9と、このハウジング9に対してモータ2と電磁スイッチ8との間をシールして電磁スイッチ8側への浸水を防止するするシールゴム10等より構成される。
ヨーク11は、軸方向の一端側端部が、ハウジング9に形成されたモータ取付け孔9a(図2参照)に嵌合してハウジング9に組み付けられ、軸方向の他端側端部がエンドフレーム16によって閉塞され、そのエンドフレーム16とハウジング9との間をスルーボルト17により締め付けて固定される。なお、以下の説明では、図5に示すスタータ1の軸方向の一端側(図示左側)をフロント側と呼び、軸方向の他端側(図示右側)をエンド側と呼ぶ。
電機子13は、電機子軸13aの外周にセレーション嵌合する電機子鉄心13bと、この電機子鉄心13bに巻線される電機子コイル13cとを有し、この電機子コイル13cが各整流子セグメント14aと電気的かつ機械的に接続されている。
衝撃吸収装置は、インターナルギヤ19を形成する円筒体に係合する回転ディスク22を有し、この回転ディスク22の両面がセンタケース23と固定ディスク24とに摩擦係合して回転規制されている。この衝撃吸収装置は、エンジン始動時に過大な衝撃が発生すると、回転ディスク22が摩擦力に抗して滑る(回転する)ことにより、インターナルギヤ19の回転が許容されて過大な衝撃を吸収する。
センタケース23は、ハウジング9のモータ取付け孔9aに嵌合して、円筒部23aの軸心方向と直交する径方向に配置され、円筒部23aの径方向外周に開口するヨーク11のフロント側開口部を閉塞している。このセンタケース23には、図2に示す様に、ヨーク11の外径より径方向の外側(電磁スイッチ8側)へ突出する抑え板23aが形成されている。
ピニオン6は、クラッチ5のインナ5bと一体に形成されて、出力軸4の外周に軸受27を介して支持され、出力軸4がモータ2に駆動されて回転する時に、クラッチ5を介して出力軸4の回転が伝達されることにより回転する。このピニオン6は、電磁スイッチ8の作動により、シフトレバー7を介してクラッチ5と一体に反モータ方向へ押し出され、エンジンのリングギヤ(図示せず)に噛み合うことで、モータ2の出力トルクをリングギヤに伝達する。
樹脂カバー28は、筒状の胴体部28aを有する有底状に設けられ、磁気回路を兼ねるソレノイドケース32の内部に胴体部28aの先端側を挿入してソレノイドケース32の開口部を閉塞し、樹脂カバー28の外周に設けられる段差部にソレノイドケース32の端部を折り曲げてかしめ固定される。
シフトレバー7は、揺動中心となる円柱形の支点部7aを有し、この支点部7aより一端側のレバー端部が、プランジャ30の動きをシフトレバー7に伝達するジョイント37に連結され、支点部7aより他端側のレバー端部がクラッチ5に連結されている。
開口溝9bに収容されるシフトレバー7の支点部7aは、図5に示す様に、エンド側の外周端が上記センタケース23の抑え板23aに支持され、軸方向への移動が規制されている。
また、ハウジング9には、クラッチ5との間をシールするシール部材38が取り付けられている。このシール部材38は、クラッチ5の回転および軸方向への移動に対応できる様に、例えば、一般的なオイルシールと同様に、ゴム製のリップを有し、このリップがクラッチカバーの外周面に摺接することで、電磁スイッチ8側への浸水を防止している。
両肩嵌合部10bには、図3および図4に示す様に、センタケース23の抑え板23aに当接する当接面よりフロント側へ突き出る腕部10dが設けられている。この腕部10dは、シールゴム10をシール窓39に組み付ける時に、図2に示す開口孔41に嵌合する。この開口孔41は、抑え板23aの周方向両側に形成されるセンタケース23の両肩部23bと、両肩開口部39bを形成するハウジング9の内周面との間に形成される。上記の腕部10dが開口孔41に嵌合することで、両腕部10dの間にセンタケース23の抑え板23aが挟み込まれるため、ハウジング9に対してセンタケース23が周方向にがたつくことを防止できる。
ユーザにより始動スイッチ(図示せず)が閉操作されると、バッテリより電磁スイッチ8の励磁コイル29に通電されて電磁石が形成され、その電磁石の吸引力によってプランジャ30が吸引される。このプランジャ30の動きがシフトレバー7を介してクラッチ5に伝達されることで、クラッチ5と一体にピニオン6がエンジンのリングギヤ側へ押し出され、ピニオン6の端面がリングギヤの端面に当接して停止する。
この後、メイン接点が閉じると、バッテリからモータ2に通電されて電機子13に回転力が発生し、その電機子13の回転が減速装置3で減速されて出力軸4に伝達される。出力軸4が回転すると、ピニオン6がリングギヤと噛み合い可能な位置まで回転してリングギヤに噛み合うことにより、ピニオン6からリングギヤに回転力が伝達されて、エンジンをクランキングする。
クランキングからエンジンが完爆して始動スイッチが開操作されると、励磁コイル29への通電が停止して磁力が消滅するため、リターンスプリング31の反力でプランジャ30が押し戻される。これにより、メイン接点が開いてバッテリからモータ2への通電が停止され、電機子13の回転が次第に減速して停止する。
また、プランジャ30が押し戻されると、エンジン始動時と反対方向にシフトレバー7が揺動することにより、ピニオン6がリングギヤから離脱して、クラッチ5と一体に反リングギヤ方向へ移動し、図1に示す静止位置まで後退して停止する。
実施例1に記載したスタータ1は、ハウジング9のモータ取付け孔9aに嵌合するヨーク11の外周面との間にシール窓39が形成され、このシール窓39にシールゴム10を嵌合して組み付けることにより、外部からの被水に対して電磁スイッチ8側への浸水を防止できる。
特に、シールゴム10は、シール窓39を形成するハウジング9およびヨーク11のシール面に接触する接触面にビード42を設けており、このビード42がシール面に線接触するため、ビード42を含まないシールゴム10本体の体格を大きくすることなく、ハウジング9およびヨーク11のシール面に対するシールゴム10の締め代を向上できる。これにより、ハウジング9およびヨーク11のシール面とシールゴム10との接触面圧が向上するため、より高い防水性を実現できる。
さらに、シールゴム10にビード42を設けることで防水性を向上しているので、シールゴム10本体の寸法公差およびシール窓39を形成するハウジング9とヨーク11の寸法公差をより厳しくする(小さくする)必要はなく、寸法公差の変更によるコストの増加が生じることはない。
この実施例2は、図6(a)、(b)に示す様に、シールゴム10にビード42を複数列(図6では二列)設けた一例である。
シールゴム10にビード42を複数列設けることで、ビード42を一列設けた場合と比べて、より防水性を向上できる。なお、図6ではビード42を二列設けた一例を示しているが、三列以上に設けることも可能である。但し、三列以上のビード42を設ける場合は、ビード42相互間の間隔が小さくなり、シールゴム10の組み付け性に影響を与えることもあるので、二列が適当であると言える。
実施例1の段落番号(0033)では、シール窓39のハウジング側開口部にシールゴム10を嵌合して組み付けた後、ハウジング9のモータ取付け孔9aにヨーク11のフロント側端部を嵌合する工程順を記載しているが、例えば、図7に示す様に、ハウジング9のモータ取付け孔9aにヨーク11のフロント側端部を嵌合して組み付けた状態で、図示矢印方向よりシールゴム10をシール窓39に組み付けることも出来る。
この実施例4は、シールゴム10に非ビード領域Sを設定した一例である。
ここで、図8に示すシールゴム10の板厚方向(同図(b)参照)と直交する幅方向(同図(a)参照)の側面をゴム側面10gと呼び、このゴム側面10gのエンド側の軸方向端を側面エンド端10hと呼び、且つ、ゴム側面10gに設けられるビード42のうち軸方向(図示上下方向)に延びている部分を軸方向ビード42aと呼ぶ時に、ゴム側面10gには、エンド側へ延びる軸方向ビード42aの終端と側面エンド端10hとの間にビード42が設けられていない非ビード領域Sが設定されている。この非ビード領域Sは、シールゴム10の締め代(例えば0.5mm〜1.0mm)に相当する寸法だけ設定されている。
なお、この実施例4は、シールゴム10にビード42を複数列設けた実施例2の構成にも適用できることは言うまでもない。
2 モータ
6 ピニオン
7 シフトレバー
7a シフトレバーの支点部
8 電磁スイッチ
9 ハウジング
9a ハウジングのモータ取付け孔
9b ハウジングの開口溝
9c ハウジングのスイッチ取付け面
10 シールゴム
10e シールゴムの円弧状角部
10g ゴム側面
10h 側面エンド端
11 モータのヨーク
23 センタケース
23a センタケースに形成される抑え板
32 ソレノイドケース
39 シール窓
42 シールゴムに設けられるビード
42a 軸方向ビード
S 非ビード領域
SL ソレノイド
Claims (6)
- 電力の供給を受けて回転力を発生するモータと、
通電によって電磁石を形成するソノレイドを有し、このソレノイドの吸引力によりシフトレバーを駆動してピニオンをエンジンのリングギヤ側へ押し出す電磁スイッチと、
前記モータおよび前記電磁スイッチに対し軸方向のフロント側に配置されて、前記モータおよび前記電磁スイッチを固定すると共に、軸方向のエンド側に向かって開口する開口溝が形成され、この開口溝に前記シフトレバーの支点部を収容するハウジングと、
前記開口溝の開口面を閉じて、前記シフトレバーの支点部を前記エンド側より支持する抑え板を有するセンタケースと、
前記ハウジングに対して前記モータと前記電磁スイッチとの間をシールして前記電磁スイッチ側への浸水を防止するシールゴムとを備え、
前記電磁スイッチの作動により前記シフトレバーを介して押し出された前記ピニオンを前記リングギヤに噛み合わせ、前記モータの発生トルクを前記ピニオンに伝達して前記リングギヤを回すことにより前記エンジンを始動するスタータであって、
前記ハウジングには、前記モータのフレームを兼ねるヨークのフロント側端部が嵌合するモータ取付け孔が形成されると共に、このモータ取付け孔に嵌合する前記ヨークの外周面との間に前記シールゴムを組み付けるためのシール窓が形成され、
前記シールゴムは、前記抑え板と前記ソレノイドのフロント側端面との間に所定の締め代を持って軸方向に押圧された状態で前記シール窓に組み付けられ、且つ、前記シール窓を形成する前記ハウジングおよび前記ヨークとの接触面全周に突状のビードが連続して設けられており、このビードが、前記ハウジングと前記ヨークのシール面に対し線接触していることを特徴とするスタータ。 - 請求項1に記載したスタータにおいて、
前記ヨークの外周面に接触する前記シールゴムの接触面と、前記抑え板に当接する前記シールゴムの当接面とが交わる角部を円弧状角部と呼ぶ時に、前記ヨークの外周面に接触する前記シールゴムの接触面に設けられる前記ビードは、前記円弧状角部より軸方向の反抑え板側にずれた位置に設けられていることを特徴とするスタータ。 - 請求項1または2に記載したスタータにおいて、
前記シール窓を形成する前記ハウジングと前記ヨークのシール面に接触する前記シールゴムの接触面には、前記ビードが複数列設けられていることを特徴とするスタータ。 - 請求項1〜3に記載した何れか一つのスタータにおいて、
前記ビードは、突出する高さ方向に向かって幅寸法が次第に小さくなる先細り形状に形成されていることを特徴とするスタータ。 - 請求項1〜4に記載した何れか一つのスタータにおいて、
前記シールゴムの板厚方向と直交する幅方向の側面をゴム側面と呼び、このゴム側面の前記エンド側の軸方向端を側面エンド端と呼び、且つ、前記ゴム側面に設けられる前記ビードのうち軸方向に延びている部分を軸方向ビードと呼ぶ時に、
前記ゴム側面には、前記エンド側へ延びる前記軸方向ビードの終端と前記側面エンド端との間に前記ビードが設けられていない非ビード領域が設定されていることを特徴とするスタータ。 - 請求項5に記載したスタータにおいて、
前記非ビード領域は、前記シールゴムの前記締め代に相当する寸法だけ設定されていることを特徴とするスタータ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012002202A JP5887938B2 (ja) | 2011-08-02 | 2012-01-10 | スタータ |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011168924 | 2011-08-02 | ||
JP2011168924 | 2011-08-02 | ||
JP2012002202A JP5887938B2 (ja) | 2011-08-02 | 2012-01-10 | スタータ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2013050101A true JP2013050101A (ja) | 2013-03-14 |
JP5887938B2 JP5887938B2 (ja) | 2016-03-16 |
Family
ID=48012319
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012002202A Expired - Fee Related JP5887938B2 (ja) | 2011-08-02 | 2012-01-10 | スタータ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5887938B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE102013210444A1 (de) * | 2013-06-05 | 2014-12-11 | Robert Bosch Gmbh | Startvorrichtung für eine Brennkraftmaschine |
FR3051848A1 (fr) * | 2016-05-27 | 2017-12-01 | Valeo Equip Electr Moteur | Demarreur de moteur de vehicule a etancheite renforcee |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62195455A (ja) * | 1986-02-20 | 1987-08-28 | Nippon Denso Co Ltd | スタ−タ |
JPH0842431A (ja) * | 1994-07-28 | 1996-02-13 | Hitachi Ltd | スタータ |
JP2006336491A (ja) * | 2005-05-31 | 2006-12-14 | Denso Corp | スタータ |
JP2009180122A (ja) * | 2008-01-30 | 2009-08-13 | Denso Corp | スタータ |
JP2010001811A (ja) * | 2008-06-20 | 2010-01-07 | Toyota Motor Corp | 内燃機関の始動装置 |
-
2012
- 2012-01-10 JP JP2012002202A patent/JP5887938B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62195455A (ja) * | 1986-02-20 | 1987-08-28 | Nippon Denso Co Ltd | スタ−タ |
JPH0842431A (ja) * | 1994-07-28 | 1996-02-13 | Hitachi Ltd | スタータ |
JP2006336491A (ja) * | 2005-05-31 | 2006-12-14 | Denso Corp | スタータ |
JP2009180122A (ja) * | 2008-01-30 | 2009-08-13 | Denso Corp | スタータ |
JP2010001811A (ja) * | 2008-06-20 | 2010-01-07 | Toyota Motor Corp | 内燃機関の始動装置 |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE102013210444A1 (de) * | 2013-06-05 | 2014-12-11 | Robert Bosch Gmbh | Startvorrichtung für eine Brennkraftmaschine |
CN104234906A (zh) * | 2013-06-05 | 2014-12-24 | 罗伯特·博世有限公司 | 用于内燃机的起动装置 |
FR3051848A1 (fr) * | 2016-05-27 | 2017-12-01 | Valeo Equip Electr Moteur | Demarreur de moteur de vehicule a etancheite renforcee |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP5887938B2 (ja) | 2016-03-16 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5212065B2 (ja) | スタータ | |
JP5991189B2 (ja) | スタータ用電磁スイッチ | |
JP5272879B2 (ja) | スタータ | |
JP6064577B2 (ja) | スタータ用電磁スイッチ | |
JP5267300B2 (ja) | スタータ | |
JP4380595B2 (ja) | スタータ | |
JP2007113568A (ja) | 常時噛合い式スタータ | |
JP4785845B2 (ja) | スタータ | |
JP5887938B2 (ja) | スタータ | |
JPWO2006137493A1 (ja) | スタータ | |
JP2008196373A (ja) | スタータ | |
JP2017141804A (ja) | スタータ | |
JP2007077810A (ja) | スタータ | |
JP2009180122A (ja) | スタータ | |
JPH10159692A (ja) | エンジン始動装置 | |
JP2006125325A (ja) | スタータ | |
JPH10238441A (ja) | スタータ | |
JP2010154704A (ja) | 電動モータ及びエンジン始動装置 | |
JP2010196629A (ja) | スタータ | |
JP2009036071A (ja) | エンジン始動装置 | |
JP2004340058A (ja) | スタータ | |
JP2005174590A (ja) | スタータ用電磁スイッチ | |
JP2008057450A (ja) | 常時噛合い式スタータ | |
JP2008125227A (ja) | 整流子電動機 | |
JP2013083178A (ja) | スタータ |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20140908 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20150611 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20150616 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20150731 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20160119 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20160201 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 5887938 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |