JP2013031261A - 電動モータ - Google Patents
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Abstract
【解決手段】ヨーク5と、ヨーク5に設けられた滑り軸受18に、一端が回転自在に支持される回転軸3と、回転軸3に取り付けられ、径方向に向かって放射状に延びる複数のティース12を有するアーマチュアコア8とを備え、各ティース12に、それぞれ集中巻方式にてアーマチュアコイル9を巻回し、アーマチュアコア8の軸方向端面側に存在する各アーマチュアコイル9のコイルエンド9aよりも径方向内側に臨まされるように、滑り軸受18を配置した。
【選択図】図1
Description
アーマチュアコアは、放射状に配置された複数のティースを有しており、これらティースにコイルが、例えば分布巻方式にて巻装されている。また、コンミテータは、周方向に複数のセグメントが配置されており、これらセグメントに、それぞれコイルの端末部が接続されている。
ここで、ヨークの底部に設けられている軸受は、アーマチュアコアの軸方向端面側に存在する各コイルのコイルエンドとの干渉を回避するように、軸方向外側に向かって突設されている(例えば、特許文献1参照)。
(減速機付モータ)
次に、この発明の第1実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明に係る電動モータ2が適用された減速機付モータ1の縦断面図、図2は、図1のA部拡大図、図3は、電動モータ2を軸方向からみた平面図である。
図1〜図3に示すように、減速機付モータ1は、例えば、自動車のワイパ駆動用に用いるものであって、電動モータ2と、電動モータ2の回転軸3に連結された減速機構4とを備えている。電動モータ2は、有底筒状のヨーク5と、ヨーク5内に回転自在に設けられたアーマチュア6とを有している。
ヨーク5の底壁(エンド部)51には、径方向中央に軸方向内側に向かって突出する軸受ハウジング19が形成されている。より詳しくは、ヨーク5の底壁51にプレス加工等を施すことにより、底壁51から軸方向内側に向かって立ち上がる略リング状の壁を形成し、この壁を軸受ハウジング19としている。
軸受ハウジング19には、回転軸3の一端を回転自在に軸支するための滑り軸受18が圧入固定されている。この滑り軸受18は、回転軸3の調心機能を有している。
尚、同電位となるセグメント15にそれぞれ対応するライザ16には、不図示の接続線が掛け回され、この不図示の接続線がヒュージングによりライザ16に固定されている。これにより、同電位となるセグメント15同士が短絡される。
図4は、ブラシ収納部22の平面図である。
同図に示すように、ブラシ収納部22は、ギヤハウジング23の電動モータ2側に凹状に形成されたものである。ブラシ収納部22の周壁30は、断面略長円形に形成されており、平面壁30aと円弧壁30bとで構成されている。
図1に示すように、このような電動モータ2が取付けられているギヤハウジング23には、ハウジング本体42に歯車群41が収納されている。歯車群41は、電動モータ2の回転軸3に連結されたウォーム軸25と、ウォーム軸25に噛合う1対の段付歯車26,26と、段付歯車26に噛合うスパーギヤ27とで構成されている。
また、ウォーム軸25は、互いに逆ネジの第1ネジ部25a、及び第2ネジ部25bを有している。これら第1ネジ部25a、及び第2ネジ部25bは、1条又は2条に形成されている。しかしながら、第1ネジ部25a、及び第2ネジ部25bを、3条以上に形成してもよい。
1対の段付歯車26は、ウォーム軸25に噛合うウォームホイール28と、ウォームホイール28よりも小径に形成された小径歯車29とが一体成形されたものである。段付歯車26の径方向中央には、アイドラー軸61が圧入されている。アイドラー軸61は、小径歯車29とは反対側に突出しており、この突出した端部61aがハウジング本体42に回転自在に軸支されている。一方、アイドラー軸61の端部61aとは反対側端に存在する小径歯車29の先端は、ボトムプレート43に回転自在に軸支されている。
また、ハウジング本体42の側壁42bには、コネクタ68が回転軸3の軸方向に沿って突設されている。コネクタ68は、不図示の制御機器に接続され、不図示の外部電源の電力を電動モータ2に供給する。
したがって、上述の第1実施形態によれば、アーマチュアコア8の各ティース12に、集中巻方式にてアーマチュアコイル9を巻回することにより、各ティース12間に跨るアーマチュアコイル9の渡り線を無くすことができる。また、アーマチュアコイル9の占積率を向上させることができるので、この分、ティース12の径方向の長さを短く設定することができる。このため、アーマチュアコア8の直径を従来と同一とすれば、ティース12の径方向の長さを短く設定できる分、アーマチュアコア8におけるティース12の径方向内側のスペース、つまり、コア本体11の直径を大きく設定することができる。そして、アーマチュアコイル9のコイルエンド9aの径方向内側に臨まされるように、軸受ハウジング19(滑り軸受18)を配置することにより、容易に電動モータ2の軸短化を図ることができ、電動モータ2を効果的に小型化できる。
次に、この発明の第2実施形態を図5に基づいて説明する。尚、第1実施形態と同一態様には、同一符号を付して説明する(以下の実施形態についても同様)。
図5は、第2実施形態における電動モータ202の縦断面図であって、図2に対応している。
この第2実施形態において、電動モータ202は、永久磁石7を4つ有する有底筒状のヨーク5と、ヨーク5内に回転自在に設けられたアーマチュア6とを有している点、ヨーク5の底壁51には、径方向中央に軸方向内側に向かって突出する軸受ハウジング19が形成されている点、ブラシ21は、陽極側に接続されている低速用ブラシ21a、および高速用ブラシ21bと、これら低速用ブラシ21aと高速用ブラシ21bとに共通使用され陰極側に接続されている共通ブラシ21cとで構成されている点等の基本的構成は、前述した第1実施形態と同様である(以下の実施形態についても同様)。
このように構成することで、前述の第1実施形態と同様の効果に加え、第1実施形態の滑り軸受18に代えて転がり軸受218を設ける分、回転軸3への摺動抵抗をさらに減少させることができる。このため、さらに回転軸3を効率よく回転させることが可能になり、より高効率な電動モータ202を提供できる。
次に、この発明の第3実施形態を図6に基づいて説明する。
図6は、第3実施形態における電動モータ302の縦断面図であって、図2に対応している。
この第3実施形態と、前述の第1実施形態との相違点は、第1実施形態の軸受ハウジング19には、調心機能を有する滑り軸受18が圧入固定されているのに対し、第3実施形態の軸受ハウジング319には、調心機能の無い滑り軸受318が圧入固定されている点にある。このため、第3実施形態の滑り軸受318の外径は、第1実施形態の滑り軸受18の外径よりも小さくなる。
したがって、上述の第3実施形態によれば、前述の第1実施形態と同様の効果を奏することができる。これに加え、凹部319aを形成することにより、例えば、ヨーク5の表面に塗料を塗る際、ヨーク5の表面全体の脱脂加工を容易、且つ確実に行うことができ、塗料の付着性を高めることができる。
次に、この発明の第4実施形態を図7に基づいて説明する。
図7は、第4実施形態における電動モータ402の縦断面図であって、図2に対応している。
この第4実施形態と、前述の第1実施形態との相違点は、第1実施形態の軸受ハウジング19と第4実施形態の軸受ハウジング419との形状が異なる点にある。すなわち、第4実施形態におけるヨーク405の底壁451に形成されている軸受ハウジング419は、ここに固定されている滑り軸受18のアウターレース18aを兼ねている。
したがって、この第4実施形態によれば、前述の第1実施形態と同様の効果に加え、製造コストを低減でき、安価で小型な電動モータ402を提供することが可能になる。
例えば、上述の実施形態では、電動モータ2,202,302,402は、永久磁石7を4つ有している場合について説明したが、これに限られるものではなく、永久磁石7を2つ以上有していればよい。
2,202,302,402 電動モータ
3 回転軸
5,305,405 ヨーク(モータケース)
8 アーマチュアコア
9 アーマチュアコイル(コイル)
11 コア本体
11a 空孔
12 ティース
18,318 滑り軸受(軸受)
19,319,419 軸受ハウジング
23 ギヤハウジング(モータケース)
32,218 転がり軸受(軸受)
51,351,451 底壁(底部)
Claims (4)
- モータケースと、
前記モータケースに設けられた軸受に、両端を回転自在に支持される回転軸と、
前記回転軸に取り付けられ、径方向に向かって放射状に延びる複数のティースを有するアーマチュアコアとを備え、
各ティースに、それぞれ集中巻方式にてコイルを巻回し、
前記アーマチュアコアの軸方向端面側に存在する各コイルのコイルエンドよりも径方向内側に臨まされるように、前記軸受の少なくとも1つを配置したことを特徴とする電動モータ。 - 前記回転軸の両端に配置された前記軸受の少なくとも1つは、転がり軸受であることを特徴とする請求項1に記載の電動モータ。
- 前記モータケースは、複数の磁極を有する有底筒状のヨークを有し、
このヨークの底部に、内側に向かって突出する軸受ハウジングを形成し、
この軸受ハウジングに前記軸受の1つが支持されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の電動モータ。 - 前記アーマチュアコアの前記ティースよりも径方向内側に、軸方向に貫通する空孔を形成したことを特徴とする請求項1〜請求項3の何れかに記載の電動モータ。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
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Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH09225566A (ja) * | 1996-02-21 | 1997-09-02 | Mitsubishi Electric Corp | プレス成形方法 |
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2011
- 2011-07-27 JP JP2011164305A patent/JP2013031261A/ja active Pending
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