JP2013024213A - エンジンのオイル通路構造 - Google Patents

エンジンのオイル通路構造 Download PDF

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Abstract

【課題】カムチェーンにエンジンオイルが付着することを確実に防止できること。
【解決手段】シリンダヘッド15の頂面15Aとヘッドカバーとにより区画されて動弁室22、23が形成され、この動弁室に隣接しクランクケースまで延在してカムチェーン室29が形成され、このカムチェーン室に配設されたカムチェーン33の一面に沿ってカムチェーンガイド34A、34Bが配置されたエンジン10であって、カムチェーンガイド34Aにおけるカムチェーンに接する面とは反対側の背面47と、この背面に対向するシリンダ及びシリンダヘッドの壁面48との間にオイル通路45が形成され、シリンダヘッドの頂面15Aには、動弁室とカムチェーン室とを区画する隔壁39、40が設けられると共に、オイル通路45に連通する開口46が形成され、更に、動弁室内のエンジンオイルをオイル通路45の開口46へ向かって導く案内通路43、44が形成されたものである。
【選択図】 図6

Description

本発明は、エンジンの各摺動部分を潤滑させるためにエンジン内を還流するエンジンオイルの通路を改良したエンジンのオイル通路構造に関する。
従来、エンジンのオイル通路構造は、特許文献1に開示されるように、エンジンのシリンダ上部に配置された動弁装置を潤滑したエンジンオイルが動弁室に貯留され、この動弁室の壁面に形成された連通路(36)、及びカムチェーン室(28)の壁面に形成されたオイル通路(37)を介して、カムチェーン室へエンジンオイルを排出するオイル通路構造が知られている。
特開平10−54296号公報
しかしながら、上述のような構造では、カムチェーン室内に排出後のエンジンオイルがカムチェーンに付着してカムチェーンの重量が増加するため、無用な損失が生じる虞があった。また、近年のエンジンには、燃焼室からクランク室などに漏れ出した所謂ブローバイガスを気液分離し、気液分離後のガスを吸気系へと還流させて、再度燃焼させるものがある。このようなエンジンにあっては、上述のようにカムチェーンにエンジンオイルが付着すると気液分離の性能を悪化させる虞がある。即ち、エンジンオイルが高速回転するカムチェーンに接触すると、エンジンオイルは微細な粒子状(即ち霧状)になりブローバイ中に含有することになり、気液分離しても分離後のガス中にエンジンオイルが含まれる虞がある。
本発明の目的は、上述の事情を考慮してなされたものであり、カムチェーンにエンジンオイルが付着することを確実に防止できるエンジンのオイル通路構造を提供することにある。
本発明は、クランクケースにシリンダ、シリンダヘッド及びヘッドカバーが順次接合されて構成され、前記シリンダヘッドの頂面と前記ヘッドカバーとにより区画されて動弁室が形成され、この動弁室に隣接し前記クランクケースまで延在してカムチェーン室が形成され、このカムチェーン室に配設されたカムチェーンの一面に沿ってカムチェーンガイドが配置されたエンジンであって、前記カムチェーンガイドにおける前記カムチェーンに接する面とは反対側の背面と、この背面に対向する前記シリンダ及び前記シリンダヘッドの壁面との間にオイル通路が形成され、前記シリンダヘッドの頂面には、前記動弁室と前記カムチェーン室とを区画する隔壁が設けられると共に、前記オイル通路に連通する開口が形成され、更に、前記動弁室内のエンジンオイルを前記オイル通路の前記開口へ向かって導く案内通路が、前記隔壁に沿って形成されたことを特徴とするエンジンのオイル通路構造である。
本発明によれば、カムチェーンガイドの背面とシリンダ及びシリンダヘッドの壁面との間にオイル通路が形成され、シリンダヘッドの頂面には、動弁室内のエンジンオイルをオイル通路の開口へ向かって導く案内通路が形成されている。従って、動弁室内のエンジンオイルは、案内通路を経て確実にオイル通路へ導かれ、カムチェーンに付着することが確実に防止される。この結果、エンジンオイルがカムチェーンに付着することで発生する動力損失を未然に回避できる。
本発明に係るエンジンのオイル通路構造における一実施形態が適用されたエンジンを示す左側面図。 図1のエンジンにおいてヘッドカバーを取り外して動弁装置を示すエンジンの部分側面図。 図2のエンジンのIII矢視図。 図3のIV−IV線に沿う断面図。 図2及び図3のエンジンから動弁装置を取り外して示すエンジンの部分斜視図。 図5のエンジンをシリンダアッセンブリの軸方向から目視したシリンダヘッドの頂面を示す図。
以下、本発明を実施するための実施形態を図面に基づき説明する。図1は、本発明に係るエンジンのオイル通路構造における一実施形態が適用されたエンジンを示す左側面図である。
図1に示すエンジン10は、主に自動二輪車に適用される4サイクルエンジンである。このエンジン10は、下部に左右方向(幅方向)に平行なクランクシャフト13を回転自在に支承するクランクケース11と、このクランクケース11の上部前側に結合されて前方に傾倒して配置されたシリンダアセンブリ12と、を有して構成される。
シリンダアッセンブリ12は、クランクケース11にシリンダ14、シリンダヘッド15及びヘッドカバー16が順次接合されて構成される。シリンダヘッド15には前方側に排気ポート17が、後方側に吸気ポート18がそれぞれ形成される。排気ポート17に図示しない排気管が接続され、吸気ポート18に共に図示しない燃料調整装置及びエアクリーナを有してなる吸気装置(不図示)が接続される。
シリンダ14、シリンダヘッド15及びヘッドカバー16(つまりシリンダアッセンブリ12)は、シリンダヘッド15に排気ポート17が形成される排気面19側(つまり前方側)が、前述の如く下方に傾倒して構成される。尚、シリンダ14、シリンダヘッド15及びヘッドカバー16は、シリンダヘッド15に吸気ポート18が形成される面が吸気面49と称される。
図2及び図3に示すように、エンジン10は、4サイクル並列2気筒エンジンであり、気筒毎に動弁装置20、21が配置される。シリンダヘッド15には、このシリンダヘッド15の頂面15Aとヘッドカバー16とで区画された動弁室22、23が気筒毎に形成され、動弁室22、23のそれぞれに動弁装置20、21が配置される。
動弁装置20、21は、動弁室22、23の略中央に左右方向(幅方向)に延び、図示しないカムを備えて回転自在に配置されたカムシャフト24と、このカムシャフト24に平行に配置されたロッカアームシャフト25と、このロッカアームシャフト25に揺動自在に支持され、カムシャフト24のカムの回転に伴って周期的に揺動するロッカアーム26と、このロッカアーム26の揺動によって上下方向に動作して、共に図示しない吸気ポート、排気ポートを開閉する開閉バルブ27と、を有して構成される。
ここで、吸気ポート及び排気ポートはシリンダヘッド15に形成され、同じくシリンダヘッド15に形成される燃焼室(不図示)に連通する。吸気ポートは、前記吸気装置から燃焼室へ混合気を供給するポートであり、排気ポートは、燃焼室内の排気を前記排気管へ排出するポートである。また、図2及び図3に示す符号28は、カムシャフト24を上方から覆って軸支し、且つロッカアームシャフト25を軸支するカムジャーナルキャップである。
また、このエンジン10は、気筒毎に形成された動弁室22、23間にカムチェーン室29が形成された、所謂センターカムチェーン方式のエンジンである。このカムチェーン室29は、動弁室22、23に隣接して形成されると共に、図4に示すように、シリンダヘッド15及びシリンダ14を貫通してクランクケース11の下部まで延在して形成される。このカムチェーン室29内に、クランクシャフト13とカムシャフト24とを同期回転させるための吸気調整装置30が配設される。
この吸気調整装置30は、カムシャフト24と回転一体に結合されたカムドリブンスプロケット32と、クランクケース11内に収容されてクランクシャフト13に回転一体に形成されたカムドライブスプロケット31と、このカムドライブスプロケット31とカムドリブンスプロケット32に巻き掛けられた無端状のカムチェーン33と、カムチェーン33を案内するカムチェーンガイド34と、を有して構成される。クランクシャフト13の回転がカムドライブスプロケット31、カムチェーン33及びカムドリブンスプロケット32を経てカムシャフト24へ伝達されることで、動弁装置20及び21が駆動される。
カムチェーンガイド34は、カムチェーン室29内でシリンダ14及びシリンダヘッド15等の排気面19側に配置されたカムチェーンガイド34Aと、カムチェーン室29内でシリンダ14及びシリンダヘッド15等の吸気面49側に配置されたカムチェーンガイド34Bとを備えてなる。これらのカムチェーンガイド34A及び34Bは、共に、カムチェーン33の一面に沿ってエンジン10の上下方向に延在して、カムチェーン33の振動を抑制する。更に、カムチェーンガイド34Bにはカムチェーンテンショナ35が設置されて、カムチェーン33に作用する張力を一定に保持する。
図5及び図6に示すように、シリンダヘッド15の動弁室22、23には、シリンダヘッド15をシリンダ14と共にクランクケース11に締結するための締付ボルト36を挿通する台座部37A〜37H(37A、37B、37C、37D、37E、37F、37G、37H)と、動弁装置20、21のカムシャフト24を軸支するための軸受部38A〜38D(38A、38B、38C、38D)とが、シリンダヘッド15に一体に立設されている。
これらの軸受部38A〜38Dのうちで、動弁室22とカムチェーン室29との境界に位置する軸受部38Bは、その前後に位置する台座部37C及び37Dと連設されて隔壁39を構成し、また、動弁室23とカムチェーン室29の境界に位置する軸受部38Cは、その前後に位置する台座部37E及び37Fと連設されて隔壁40を構成する。これらの隔壁39及び40は、シリンダヘッド15の頂面15Aにおいて、動弁室22、23とカムチェーン室29とを区画する。尚、図5においては、説明の便宜上、カムドリブンスプロケット32を、正規位置よりも若干上方に浮かせて図示している。
ところで、図2及び図3に示す動弁装置20、21のカムシャフト24には、内部にエンジンオイルが流れ、このカムシャフト24のカムとロッカアーム26との摺動部を潤滑するために、カムシャフト24からエンジンオイルが流出する。この流出したエンジンオイルは、カムとのロッカアーム26とを潤滑した後、シリンダヘッド15の頂面15Aに流下する。
このシリンダヘッド15の頂面15Aには、図5及び図6に示すように、動弁室22、23のそれぞれの領域における排気面19側にオイル堰41、42が形成されている。オイル堰41は、軸受部38Aと38Bにおける排気面19側端部に連続して形成され、カムシャフト24に平行に設けられる。また、オイル堰42は、軸受部38Cと38Dとにおける排気面19側端部に連続して形成され、カムシャフト24に平行に設けられる。これらのオイル堰41及び42は、所定の高さになるようにシリンダヘッド15に一体に形成される。
カムシャフト24のカムとロッカアーム26とを潤滑したエンジンオイルは、排気面19側に傾倒したシリンダヘッド15の頂面15A上を排気面19側へ移動し、オイル堰41、42により堰き止められて一定量貯溜される。これらのオイル堰41、42により貯溜されるエンジンオイルのオイル面は、カムシャフト24のカムに付着する程度である。これにより、エンジン10の始動時に、カムシャフト24のカムとロッカアーム26の潤滑が迅速に実現される。
図6に示すように、シリンダヘッド15の動弁室22、23には、隔壁39、40における排気面19側の端部39A、40Aに沿って案内通路43、44がそれぞれ形成される。この案内通路43、44は、オイル堰41、42のそれぞれを重力の作用でオーバーフローしシリンダヘッド15の頂面15A上を排気面19側へ流れるエンジンオイルを、オイル通路45(後述)の開口46へ向かって導くものである。この開口46は、オイル通路45に連通してシリンダヘッド15の頂面15Aに形成されたものである。
オイル通路45は、図4及び図6に示すように、シリンダ14及びシリンダヘッド15の排気面19側に配置されたカムチェーンガイド34Aがカムチェーン33に接する面とは反対側の背面47と、この背面47が対向するシリンダ14及びシリンダヘッド15の排気面19側の壁面48との間に形成される。オイル通路45は、シリンダヘッド15からシリンダ14を経てクランクケース11まで延在して形成される。従って、シリンダヘッド15の頂面15Aにおける案内通路43、44から開口46に導かれたエンジンオイルは、オイル通路45内を下方へ流れてクランクケース11内へ戻される。
ここで、シリンダヘッド15の頂面15Aにおいて隔壁39、40におけるそれぞれの排気面19側の端部39A、40Aに沿って形成される前記案内通路43、44は、カムチェーン室29内に配設されるカムチェーン33よりも排気面19側に位置づけられる。即ち、前記隔壁39、40における排気面19側の端部39A、40Aは、カムチェーン33よりも排気面19側に位置づけて形成される。これにより、案内通路43、44を流れるエンジンオイルがカムチェーンに付着することが防止される。
以上のように構成されたことから、本実施形態によれば、次の効果(1)〜(5)を奏する。
(1)シリンダ14及びシリンダヘッド15の排気面19側に配置されたカムチェーンガイド34Aの背面47とシリンダ14及びシリンダヘッド15の排気面19側の壁面48との間にオイル通路45が形成され、シリンダヘッド15の頂面15Aには、動弁室22、23内のエンジンオイルをオイル通路45の開口46へ向かって導く案内通路43、44が形成されている。従って、動弁室22、23内のエンジンオイルは、案内通路43、44を経て確実にオイル通路45へ導かれ、カムチェーン33に付着することが確実に防止される。この結果、エンジンオイルがカムチェーン33に付着することで発生する動力損失を未然に回避できる。
(2)シリンダヘッド15の頂面15Aにおいて動弁室22、23とカムチェーン室29とを区画する隔壁39及び40が、カムシャフト24を支持する軸受部38B及び38Cと、シリンダヘッド15をシリンダ14と共にクランクケース11に締結するための締付ボルト36を挿通する台座部37C〜37Fを利用して形成されている。このため、隔壁39及び40を、新たに形成する場合に比べて簡単且つ低コストに構成できる。
(3)シリンダ14及びシリンダヘッド15の排気面19側が下方に傾倒されると共に、この排気面19側の壁面48がオイル通路45を構成する構成要素とされたので、高温になりやすいシリンダ14及びシリンダヘッド15の排気面19側をオイル通路45内を流れるエンジンオイルによって好適に冷却することができる。
(4)シリンダヘッド15の頂面15Aには、オイル堰41、42によりエンジンオイルが堰き止められて貯溜され、この貯溜されるエンジンオイルのオイル面がカムシャフト24のカムに付着する程度にオイル堰41、42の高さが設定されている。このため、エンジン10の始動時に、カムシャフト24のカムとロッカアーム26との潤滑を迅速に実現できる。
(5)シリンダヘッド15の頂面15Aにおいて案内通路43、44を形成する隔壁39、40におけるそれぞれの排気面19側の端部39A、40Aは、カムチェーン33よりも排気面19側に位置づけて形成されている。このため、案内通路43、44を流れて開口46に案内されるエンジンオイルが、カムチェーン33に付着することを確実に防止できる。
以上、本発明を上記実施形態に基づいて説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲で種々変形することができる。例えば、本発明は、並列多気筒エンジンの場合を述べたが、V型多気筒エンジンにも適用できる。
10 エンジン
11 クランクケース
14 シリンダ
15 シリンダヘッド
15A 頂面
16 ヘッドカバー
17 排気ポート
19 排気面
20、21 動弁装置
22、23 動弁室
24 カムシャフト
29 カムチェーン室
33 カムチェーン
34、34A、34B カムチェーンガイド
36 締付ボルト
37A〜37H 台座部
38A〜38D 軸受部
39、40 隔壁
39A、40A 端部
41、42 オイル堰
43、44 案内通路
45 オイル通路
46 開口
47 背面
48 壁面

Claims (5)

  1. クランクケースにシリンダ、シリンダヘッド及びヘッドカバーが順次接合されて構成され、前記シリンダヘッドの頂面と前記ヘッドカバーとにより区画されて動弁室が形成され、この動弁室に隣接し前記クランクケースまで延在してカムチェーン室が形成され、このカムチェーン室に配設されたカムチェーンの一面に沿ってカムチェーンガイドが配置されたエンジンであって、
    前記カムチェーンガイドにおける前記カムチェーンに接する面とは反対側の背面と、この背面に対向する前記シリンダ及び前記シリンダヘッドの壁面との間にオイル通路が形成され、
    前記シリンダヘッドの頂面には、前記動弁室と前記カムチェーン室とを区画する隔壁が設けられると共に、前記オイル通路に連通する開口が形成され、更に、前記動弁室内のエンジンオイルを前記オイル通路の前記開口へ向かって導く案内通路が、前記隔壁に沿って形成されたことを特徴とするエンジンのオイル通路構造。
  2. 前記隔壁は、シリンダヘッドをシリンダと共にクランクケースに締結するための締付ボルトを挿通する台座部と、動弁装置のカムシャフトを支持する軸受部とが連設されて構成されたことを特徴とする請求項1に記載のエンジンのオイル通路構造。
  3. 前記シリンダ及びシリンダヘッドは、このシリンダヘッドに排気ポートが形成される排気面側が下方に傾倒して構成され、
    オイル通路は、前記シリンダ及び前記シリンダヘッドの排気面側の壁面とカムチェーンガイドの背面との間に形成されたことを特徴とする請求項1または2に記載のエンジンのオイル通路構造。
  4. 前記シリンダヘッドの頂面において案内通路を形成する隔壁の排気面側の端部は、カムチェーン室に配設されるカムチェーンよりも排気面側に位置づけて形成されたことを特徴とする請求項3に記載のエンジンのオイル通路構造。
  5. 前記シリンダヘッドの頂面における動弁室の領域には、前記シリンダヘッドの排気面側にオイル堰が、前記動弁室に配置された動弁装置のカムシャフトに平行に形成されたことを特徴とする請求項3または4に記載のエンジンのオイル通路構造。
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