JP2013023214A - スクータ型車両 - Google Patents
スクータ型車両 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2013023214A JP2013023214A JP2012127860A JP2012127860A JP2013023214A JP 2013023214 A JP2013023214 A JP 2013023214A JP 2012127860 A JP2012127860 A JP 2012127860A JP 2012127860 A JP2012127860 A JP 2012127860A JP 2013023214 A JP2013023214 A JP 2013023214A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- storage box
- box
- battery
- vehicle
- main tube
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Automatic Cycles, And Cycles In General (AREA)
- Axle Suspensions And Sidecars For Cycles (AREA)
Abstract
【解決手段】スクータ型車両は収納ボックス70を含み、この収納ボックス70は、下方へ延びた後に車両後方へ延びているメインチューブ51に設けられるボックス本体116と、このボックス本体116の前部に設けられメインチューブ51に連結される前部連結部117と、ボックス本体116の後部左右に設けられクロスメンバー55に連結される左連結部118及び右連結部119とから成る。前部連結部117は締結軸131が車幅方向に延び、左連結部118及び右連結部119は、締結軸132、132が上下に延びている。
【選択図】図8
Description
バッテリをメンテナンスする場合には、収納ボックスの上方から手を入れ、収納ボックスの底に設けたリッドを取外すことにより行う。収納ボックス内のリッドを取外すだけでバッテリの着脱が可能になるので、収納ボックスを分解する必要はなく、バッテリのメンテナンス性を高めることができる。
固定側バンドはバッテリボックスと共にメインチューブで共締めされているので、固定用のボルトの本数を減らすことができる。加えて締結部材を配置するスペースを減らすこともできる。
図1に示されるように、スクータ型車両10は、車両前部に設けられる前輪11と、この前輪11を支えるフロントフォーク12と、このフロントフォーク12を操向自在に支える車体フレーム13と、この車体フレーム13から車両後方へ延び車体フレーム13に揺動可能に設けられパワーユニット14を一体にしたユニットスイング15と、このユニットスイング15の後部に設けられる後輪16と、前輪11と後輪16の間に設けられるシート17とを主要素とする車両である。
車体フレーム13とユニットスイング15の間にクッションユニット23が渡される。
本実施例では、パワーユニット14はエンジンであるが、電動モータ、電動モータとエンジンとからなるハイブリッドユニットでも差し支えない。
車体カバー30は、ヘッドパイプ21の周囲を覆うフロントカバー31と、このフロントカバー31から下方へ延び乗員の足の前方を覆うレッグシールド32と、このレッグシールド32の下端から車両後方へ延びるアンダカバー33と、このアンダカバー33の上方にてフロントカバー31から車両後方へ延びるサイドカバー34と、このサイドカバー34の上方にてインナカバー32から車両後方へ延びるトンネルカバー35と、このトンネルカバー35に連続して車両後方に延びておりシート17の前部下方を覆うセンタカバー36と、サイドカバー34から連続するようにして車両後方へ延びているリヤサイドカバー37と、操向ハンドル22のグリップ部41を除く部分を覆うハンドルカバー38とからなる。サイドカバー34に乗員の足を支えるステップフロア42が設けられている。ステップフロア42は、車幅方向左右に設けられている。車体カバー30は車体フレーム13を覆う部材である。ステップフロア42を含むサイドカバー34は、ステップフロアフレーム(図3、符号52L、52R)を介してメインチューブ51に載せられている。
図2に示されるように、車体フレーム13は、ヘッドパイプ21と、このヘッドパイプ21から下方へ延びた後車両後方へ延びるメインチューブ51と、このメインチューブ51に設けられ乗員が足を置くステップフロア(図1、符号42)を支持するステップフロアフレーム52と、メインチューブ51の後部に車幅方向に延ばされるメインクロスフレーム53と、このメインクロスフレーム53から後上方へ延びシート17を支えるリヤフレーム54と、シート17の前方位置にてリヤフレーム54に車幅方向に延びているクロスメンバー55とを主要素とする。
メインクロスフレーム53の車幅方向左右端部に、上記ユニットスイング15のピボット部を支持する左右のピボットプレート57L、57Rが固着される。
図2に戻って、メインチューブ51とリヤフレーム54とにより、車両側面視で略U字形状を呈するU字形状部68が形成される。
図4に示されるように、メインチューブ51と、このメインチューブ51の車両後方に位置するリヤフレーム54とで形成されるU字形状部68の内側に、バッテリボックス61が設けられると共に、このバッテリボックス61の上方に収納ボックス70が配置される。
収納ボックス70は、車体カバー(図1、符号30)によって覆われている。
図中、ステップフレームは省略されている。
図5に示されるように、メインチューブ51に、断面コ字状のバッテリボックス支持ステー71が固着され、このバッテリボックス支持ステーの上面71aに、バッテリ72をメインチューブ51に固定するバッテリバンド73とこのバッテリバンド73の上方に載置されるバッテリボックス61とが第1締結ボルト81でメインチューブ51に設けた第1ウエルドナット84へ締結されている。
収納ボックス70の下部に、バッテリ72を収納するバッテリボックス61が第2締結ねじ92によって収納ボックス70と一体的に設けられている。
図7に示されるように、左側のボックス片106と右側のボックス片105と車幅方向左右外方から合わせ、複数の第3締結ねじ93にて、右側のボックス片105と左側のボックス片106とを締結した。
リッド110は、バッテリボックス61の上部にセットされた後、第4締結ねじ94にてバッテリボックス61に締結可能にした。
図8及び図9に示されるように、収納ボックス70は、ステップフロア(図1、符号42)の上に配置され一方及び他方のボックス片105、106からなり物品を収納するボックス本体116と、このボックス本体116の前部に設けられボックス本体116をメインチューブ51に連結する前部連結部117と、ボックス本体116の後部の左右に設けられボックス本体116をクロスメンバー55に連結する左連結部118及び右連結部119とから成る。
図8に戻って、収納ボックス70は、収納ボックスの前部70aに設けた前部連結部117でメインチューブ51に連結され、収納ボックス70の後部左右に設けた左連結部118及び右連結部119でクロスメンバー55に連結されている。結果、収納ボックス70を車体フレーム13へ強固に取付けることができる。
収納ボックスの前部70aと後部70bとで締結軸方向を変化させたので、組立の際に、収納ボックス70の前後が誤り難くでき、誤組立の発生を防止することができる。
バッテリバンド73でバッテリボックス61を覆うようにしてバッテリ72をメインチューブ51へ固定させた。このため、バッテリバンド73でバッテリボックス61をより強固にメインチューブ51へ取付けることができる。
Claims (8)
- 車体を構成し、ヘッドパイプ(21)を有する車体フレーム(13)と、
前記車体フレームに上下にスイング可能に取付けられ、後輪(16)を駆動するパワーユニット(14)と、
前記ヘッドパイプ(21)に操向可能に取付けられて前輪(11)を支持するフロントフォーク(12)と、
乗員の足を支えるためのステップフロア(42)と、
物品を収納するための収納ボックス(70)と、
前記収納ボックス(70)及び前記車体フレーム(13)を覆う車体カバー(30)と、から成るスクータ型車両において、
前記車体フレーム(13)は、前記ヘッドパイプ(21)から下方に延びた後に車両後方へ延びるメインチューブ(51)と、前記メインチューブ(51)の後部から車両後方へ斜め上に延び、乗員が座るシート(17)を支える一対の左右リヤフレーム(54L、54R)と、前記シート(17)より前方に位置して前記左右リヤフレーム(54L、54R)の間を延びるクロスメンバー(55)と、から成り
前記パワーユニット(14)は、前記車体フレーム(13)の後部に連結されており、
前記ステップフロア(42)は、前記メインチューブ(51)に載置されており、
前記収納ボックス(70)は、前記ステップフロア(42)の上方に配置され、前部(70a)が前記メインチューブ(51)に連結され、後部(70b)が左右において前記クロスメンバー(55)に連結されている、ことを特徴とするスクータ型車両。 - 前記メインチューブ(51)と前記リヤフレーム(54L、54R)は、車両側面視で略U字形状を呈し、前記収納ボックス(70)はこのU字形状部(68)に収められている請求項1記載のスクータ型車両。
- 前記収納ボックス(70)の前記前部(70a)は、車幅方向に延びる締結軸(131)を備え、前記収納ボックス(70)の前記後部(70b)は、左右においてが上下に延びる締結軸(132、132)を備える請求項1記載スクータ型車両。
- 前記メインチューブ(51)に載置されてバッテリ(72)を収納するバッテリボックス(61)を更に含み、前記収納ボックス(70)は、前記バッテリボックス(61)に載置され、前記バッテリボックス(61)は、前記メインチューブ(51)に連結され、前記収納ボックス(70)は、下部において前記バッテリボックス(61)に連結されている請求項2記載のスクータ型車両。
- 前記収納ボックス(70)は、底部に取外し可能なリッド(110)を備え、このリッド(110)を外すことで前記バッテリ(72)の着脱及び点検が行えるようにした請求項4記載のスクータ型車両。
- 前記バッテリボックス(61)は、このバッテリボックス(61)の底面及び側面を迂回する固定側バンド(75)と、この固定側バンド(75)に取外し可能に取付けられ前記バッテリ(72)を上から押さえる可動側バンド(76)と、を備え、前記固定側バンド(75)は、前記バッテリボックス(61)と共に前記メインチューブ(51)で共締めされている請求項4のスクータ型車両。
- 前記固定側バンド(75)は、前記バッテリボックス(61)に締結ボルト(81)によって固定されている請求項6記載のスクータ型車両。
- 前記収納ボックス(70)は、互いに車幅方向長さが異なる左半体(106)とこの左半体(106)に組み合わされる右半体(105)とからなる請求項1記載のスクータ型車両。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
CN201110203269.6 | 2011-07-20 | ||
CN201110203269.6A CN102887193B (zh) | 2011-07-20 | 2011-07-20 | 小型摩托车型车辆 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2013023214A true JP2013023214A (ja) | 2013-02-04 |
JP5548730B2 JP5548730B2 (ja) | 2014-07-16 |
Family
ID=47530915
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012127860A Expired - Fee Related JP5548730B2 (ja) | 2011-07-20 | 2012-06-05 | スクータ型車両 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5548730B2 (ja) |
CN (1) | CN102887193B (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018047837A (ja) * | 2016-09-23 | 2018-03-29 | 本田技研工業株式会社 | 鞍乗り型車両における収納ボックス構造 |
WO2019064475A1 (ja) * | 2017-09-29 | 2019-04-04 | 本田技研工業株式会社 | 鞍乗り型電動車両 |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104627293B (zh) * | 2013-11-15 | 2017-06-06 | 雅马哈发动机株式会社 | 电动摩托车 |
CN110300698B (zh) * | 2017-02-20 | 2021-03-12 | 本田技研工业株式会社 | 跨骑型车辆的收纳结构 |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6072381U (ja) * | 1983-10-26 | 1985-05-22 | 本田技研工業株式会社 | ステツプフロア装置 |
JPS6270072U (ja) * | 1985-10-23 | 1987-05-02 | ||
JPH0439183A (ja) * | 1990-06-05 | 1992-02-10 | Honda Motor Co Ltd | 自動二輪車の収納ボックス |
JP2900174B2 (ja) * | 1990-05-18 | 1999-06-02 | 本田技研工業株式会社 | 電動式スクータ型自動二,三輪車 |
JP2011156932A (ja) * | 2010-01-29 | 2011-08-18 | Honda Motor Co Ltd | 鞍乗り型車両 |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4116797B2 (ja) * | 2002-02-07 | 2008-07-09 | 本田技研工業株式会社 | 自動二輪車の収納構造 |
JP4353415B2 (ja) * | 2004-01-16 | 2009-10-28 | 本田技研工業株式会社 | 電動車両 |
JP2006001412A (ja) * | 2004-06-17 | 2006-01-05 | Honda Motor Co Ltd | 自動二輪車の構造 |
CN201825180U (zh) * | 2010-09-21 | 2011-05-11 | 陈意 | 电动车 |
-
2011
- 2011-07-20 CN CN201110203269.6A patent/CN102887193B/zh active Active
-
2012
- 2012-06-05 JP JP2012127860A patent/JP5548730B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6072381U (ja) * | 1983-10-26 | 1985-05-22 | 本田技研工業株式会社 | ステツプフロア装置 |
JPS6270072U (ja) * | 1985-10-23 | 1987-05-02 | ||
JP2900174B2 (ja) * | 1990-05-18 | 1999-06-02 | 本田技研工業株式会社 | 電動式スクータ型自動二,三輪車 |
JPH0439183A (ja) * | 1990-06-05 | 1992-02-10 | Honda Motor Co Ltd | 自動二輪車の収納ボックス |
JP2011156932A (ja) * | 2010-01-29 | 2011-08-18 | Honda Motor Co Ltd | 鞍乗り型車両 |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018047837A (ja) * | 2016-09-23 | 2018-03-29 | 本田技研工業株式会社 | 鞍乗り型車両における収納ボックス構造 |
WO2019064475A1 (ja) * | 2017-09-29 | 2019-04-04 | 本田技研工業株式会社 | 鞍乗り型電動車両 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
CN102887193B (zh) | 2014-09-10 |
CN102887193A (zh) | 2013-01-23 |
JP5548730B2 (ja) | 2014-07-16 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP2168864B1 (en) | Saddle-ride type electric vehicle | |
JP5627154B2 (ja) | 鞍乗型電動車両 | |
JP2012144131A (ja) | 鞍乗型車両 | |
JP2012071644A (ja) | 自動二輪車 | |
JP2012148620A (ja) | 鞍乗型車両 | |
JP6167151B2 (ja) | 鞍乗り型車両 | |
JP5548730B2 (ja) | スクータ型車両 | |
JP2014043189A (ja) | 鞍乗り型車両の収納部構造 | |
JP5938302B2 (ja) | 鞍乗り型車両のリッドロック構造 | |
JP2015033900A (ja) | 鞍乗型車両におけるフロントカウルステーの取付構造 | |
JP6403895B2 (ja) | 鞍乗り型電動車両 | |
JPH08225091A (ja) | 自動二,三輪車の補機類取付構造 | |
JP6151896B2 (ja) | 鞍乗り型車両の配索構造 | |
JP5852502B2 (ja) | 鞍乗り型車両 | |
JP3205322B2 (ja) | スクータ形自動二輪車における車体フレーム構造 | |
JP2012136101A (ja) | 鞍乗型車両 | |
JP4503519B2 (ja) | 車両の燃料タンク配置構造 | |
JP2020050285A (ja) | 鞍乗り型車両 | |
JP3838015B2 (ja) | スクータ型自動二輪車 | |
JP2016132405A (ja) | 自動二輪車の前部構造 | |
JP7018417B2 (ja) | 鞍乗型車両 | |
JP7225291B2 (ja) | 鞍乗型車両 | |
JP3743442B2 (ja) | スクータ型自動二輪車 | |
JP6281431B2 (ja) | 自動二輪車 | |
JP2013193658A (ja) | 車両の前部構造 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20130823 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20130910 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20140513 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20140519 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5548730 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |