JP2013009775A - 液体化粧料塗布体の製造方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】一面には複数の突起物3を、他面にはその両端で長手方向に断面略L字形状の係止凸縁分割体5’、5’を一体に形成する長方形状の成形体Aを係止凸縁5を形成するように巻回して円筒形状の塗布体本体部2とするとともに、クリップ6の係止凹縁6cと塗布体係止凸縁とを挿嵌させるので、円筒形状の塗布体本体部と、クリップと、該塗布体本体部の表面に一体に形成されるブラシとから構成される液体化粧料塗布体1を製造することができる。
【選択図】図2
Description
そして、該液体化粧料塗布体は、金型を用いて射出成形によって芯とブラシとを一体に成形しているものである(特許文献1参照)。
塗布体本体部と、その表面において形成されるブラシとから構成される液体化粧料塗布体について、
一面に複数の突起物を成形してなる平面形状の成形体を成形し、
該成形体を変形させて立体形状とし、
立体形状である塗布体本体部と、該塗布体本体の表面において複数の突起物よりなるブラシとを形成してなるものである。
塗布体本体部と、その表面において形成されるブラシとから構成される液体化粧料塗布体について、
一面に複数の突起物を成形してなる方形状であって平面形状の成形体を成形し、
該成形体を巻回させて円筒形状とし、
円筒形状の塗布体本体部と、該塗布体本体部の表面において複数の突起物よりなるブラシとを形成してなるものである。
塗布体本体部と、その表面において形成されるブラシとから構成される液体化粧料塗布体について、
一面に複数の突起物を成形してなる平面形状であって、その断面形状を塗布体本体部断面を径方向に分割したものとする複数の成形体片を、連結部を中心に各々の成形体片を放射状に配置してなる平面形状の成形体を成形し、
該成形体の各成形片を連結部に対して各々同方向へ折曲させて柱形状とし、
柱形状の塗布部本体部と、該塗布部本体部の表面において複数の突起物よりなるブラシとを形成してなるものである。
塗布体本体部と、その表面において形成されるブラシとから構成される液体化粧料塗布体について、
一面に複数の突起物を成形してなる方形状であって平面形状の成形体を成形し、 該成形体を柱形状の軸体に巻き付け、
柱形状の軸体の外周面に一体となる円筒形状の塗布部本体部と、該塗布部本体部の表面において複数の突起物よりなるブラシとを形成してなるものである。
なお、該液体化粧料塗布体1は、該液体化粧料塗布体1を構成し、塗布体本体部2を円筒形状に保持するクリップ6によって、マスカラ等の液体化粧料を貯留する容器本体(図示せず。)とともに液体化粧料容器(図示せず。)をなすキャップ(図示せず。)内に根元部7’を保持する固持軸7先端の固持孔7”内に挿嵌して固持するものである。
まず、一面には直列状に複数の突起物3を、他面には長手方向両端において対称となるように断面略L字形状の係止凸縁分割体5’、5’を一体に形成してなる長方形状であって平面形状の成形体Aを金型によって成形する。
そして、成形した金型から抜き出した後に該長方形状の成形体Aは、複数の突起物3を一体に形成する一面を表面とし、該成形体Aの他面の断面略L字形状の係止凸縁分割体5’、5’同士を突き合わせて断面略T字形状の係止凸縁5を形成するように巻回して円筒形状の塗布体本体部2とする。
その上で、該円筒形状とした塗布体本体部2の内部に対してクリップ6を挿入して該塗布体本体部2を円筒形状に保持させるとともに、該クリップ6の先端を固持軸7の先端の固持孔7”内に挿嵌して固持軸7に固持するものである。すなわち、図3において示すように、該クリップ6の円筒形状の本体部6a先端にはその断面形状が略半円状である本体部6aより径小の挿嵌部6bが一体に形成されるとともに、該本体部6aには断面略T字形状の係止凸縁5に挿嵌する溝状の係止凹縁6cが配設されているものである。その結果、巻回して円筒形状とした塗布体本体部2内部に該クリップ6を挿入して、該塗布体本体部2の係止凸縁5に対してクリップ6をなす本体部6aの係止凹縁6cを挿嵌させることで塗布体本体部2は円筒形状に保持されるものとなる。さらに該クリップ6の先端の挿嵌部6bは塗布体本体部2より突出するものとなるので、該挿嵌部6bを固持軸7先端の固持孔7”内に挿嵌して固持することができるものである。
なお、該液体化粧料塗布体1’は、該液体化粧料塗布体1’を構成する挿嵌部8を、実施例1と同様に、マスカラ等の液体化粧料を貯留する容器本体(図示せず。)とともに液体化粧料容器(図示せず。)をなすキャップ(図示せず。)内に根元部を保持する固持軸先端の固持孔内に挿嵌して固持するものである。
まず、先端に挿嵌部8となる挿嵌部片8’を形成するとともに、一面には直列状に複数の突起物3’を一体に形成してなる成形体片B’を、連結部B”を中心に4つの成形体片を互いに90°をなすように放射状に配置してなる平面形状の成形体Bを金型によって成形する。
ここで、該成形体Bをなす成形体片B’の断面形状は、該成形体片B’が一体となったときに相互に確実に密着して断面十字形状である角柱形状の塗布体本体部2’となるように4等分に分割した形状とするものである。また、成形体片B’の先端において一体に形成される挿嵌部片8’の断面形状は中心角が90°の扇形形状となるので、該挿嵌部片8’が一体となった場合には円柱形状の挿嵌部8が形成されるものである。
そして、成形した金型から抜き出した後に該連結部B”を中心に互いに90°をなすように放射状に配置された平面形状の成形体Bは、複数の突起物3’を一体に形成する一面を表面とし、その他面は他の成形体片8’の他面と相互に確実に密着するようにして連結部B”を中心に折曲することで、先端に円柱形状の挿嵌部8を形成するとともに、断面十字形状である角柱形状の塗布体本体部2とする。
その上で、該塗布体本体部2先端に形成される挿嵌部8を固持軸先端の固持孔内に挿嵌して固持することができるものとなる。
なお、該液体化粧料塗布体2”は、該液体化粧料塗布体2”を構成する挿嵌部9”を、実施例1乃至2と同様に、マスカラ等の液体化粧料を貯留する容器本体(図示せず。)とともに液体化粧料容器(図示せず。)をなすキャップ(図示せず。)内に根元部を保持する固持軸7先端の固持孔7”内に挿嵌して固持するものである。
まず、一面に複数の突起物3”を一体に形成してなる平行四辺形状であって平面形状の成形体Cを金型によって成形する。
そして、成形した金型から抜き出した後に該平行四辺形状の成形体Cは、複数の突起物3”を一体に形成する一面を表面とし、該平行四辺形状の成形体Cの上辺C’を鍔状の係止端9’内に周設した凹溝9c内に差し込むとともに、巻き付け軸9の巻き付け部9aの外周面に対して巻き付けることで、巻き付け軸9の外周面において一体となる円筒形状の塗布体本体部2”とする。
その上で、該円筒形状の塗布体本体部2”を外周面において一体となる巻き付け軸9の他端に形成する巻き付け部9aよりも段部9bを介して径小化された挿嵌部9”を、その段部9bを固持軸7先端の固持孔7”先端近傍の受け部7”aに合致させながら挿嵌することによって成形体Cの下辺C”を該受け部7”aを挟持しつつ、塗布体本体部2”を固持することができるものとなる。
なお、成形体Cを巻き付け軸9の巻き付け部9aに巻き付けるにあたっては、単に巻き付け軸9の巻き付け部に9aに巻き付けた上で、凹溝9cと固持孔7”の受け部7”aとの間で固持させてなるものの他、接着剤による接着や熱による溶着させることで成形体Cを円筒形状に巻き付けるものであってもよい。
2、2’、2” 塗布体本体部
3、3’、3” 突起物
4、4’、4” ブラシ
5 係止凸縁
5’ 係止凸縁分割体
6 クリップ
6a 本体部
6b 挿嵌部
6c 係止凹縁
7 固持軸
7’ 根元部
7” 固持孔
7”a 受け部
8 挿嵌部
8’ 挿嵌部片
9 巻き付け軸
9’ 係止端
9” 挿嵌部
9a 巻き付け部
9b 段部
9c 凹溝
Claims (4)
- 塗布体本体部と、その表面において形成されるブラシとから構成される液体化粧料塗布体について、
一面に複数の突起物を成形してなる平面形状の成形体を成形し、
該成形体を変形させて立体形状とし、
立体形状である塗布体本体部と、該塗布体本体の表面において複数の突起物よりなるブラシとを形成してなる
ことを特徴とする液体化粧料塗布体の製造方法。 - 塗布体本体部と、その表面において形成されるブラシとから構成される液体化粧料塗布体について、
一面に複数の突起物を成形してなる方形状であって平面形状の成形体を成形し、
該成形体を巻回させて円筒形状とし、
円筒形状の塗布体本体部と、該塗布体本体部の表面において複数の突起物よりなるブラシとを形成してなる
ことを特徴とする請求項1記載の液体化粧料塗布体の製造方法。 - 塗布体本体部と、その表面において形成されるブラシとから構成される液体化粧料塗布体について、
一面に複数の突起物を成形してなる平面形状であって、その断面形状を塗布体本体部断面を径方向に分割したものとする複数の成形体片を、連結部を中心に各々の成形体片を放射状に配置してなる平面形状の成形体を成形し、
該成形体の各成形片を連結部に対して各々同方向へ折曲させて柱形状とし、
柱形状の塗布部本体部と、該塗布部本体部の表面において複数の突起物よりなるブラシとを形成してなる
ことを特徴とする請求項1記載の液体化粧料塗布体の製造方法。 - 塗布体本体部と、その表面において形成されるブラシとから構成される液体化粧料塗布体について、
一面に複数の突起物を成形してなる方形状であって平面形状の成形体を成形し、 該成形体を柱形状の軸体に巻き付け、
柱形状の軸体の外周面に一体となる円筒形状の塗布部本体部と、該塗布部本体部の表面において複数の突起物よりなるブラシとを形成してなる
ことを特徴とする請求項1記載の液体化粧料塗布体の製造方法。
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