JP2012532556A - 無線電力送信システムおよびシステムのための共振器 - Google Patents

無線電力送信システムおよびシステムのための共振器 Download PDF

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Abstract

無線電力共振器が開示される。無線電力共振器は送信線路およびキャパシタを含み、ループ構造を形成してもよく、無線電力共振器のインピーダンスを決定する整合器をさらに含んでもよい。
【選択図】図2

Description

本発明は、無線電力送信システムに関し、特に無線電力送信システムのための共振器を設計する技術に関する。
無線電力送信技術の1つは、RF素子の共鳴(resonance)特性を用いる。コイル構造を使用する共鳴器は、周波数に応じて物理的なサイズの変化が求められる。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであって、本発明の目的は、共振周波数が高い場合および共振周波数が低い場合の全てに対して、合理的かつ物理的なサイズを有しながらも円滑に動作できる共振器及びそれを用いた無線電力送信システムを提供することにある。
本発明の一態様による無線電力共振器は、第1信号導体部分および第2信号導体部分と、前記第1信号導体部分および前記第2信号導体部分に対応するグラウンド導体部分を含む送信線路と、前記第1信号導体部分と前記グラウンド導体部分を電気的に接続する第1導体と、前記第2信号導体部分と前記グラウンド導体部分を電気的に接続する第2導体と、前記第1信号導体部分および前記第2信号導体部分を流れる電流に対して直列に前記第1信号導体部分と前記第2信号導体部分との間に挿入される少なくとも1つのキャパシタとを含む。
前記送信線路、前記第1導体および前記第2導体はループ構造を形成していることが好ましい。
前記送信線路、前記第1導体および前記第2導体は四角形態のループ構造を形成していることが好ましい。
前記無線電力共振器は、前記送信線路、前記第1導体および前記第2導体によって形成されるループの内部に位置し、前記無線電力共振器のインピーダンスを決定する整合器をさらに含むことが好ましい。
前記整合器は四角形態であることが好ましい。
前記整合器は、コントローラによって提供される制御信号に応じて前記無線電力共振器のインピーダンスを調整できるように前記整合器の物理的な形態を変更することが好ましい。
前記コントローラは、前記無線電力共振器から電力を受信し、前記無線電力共振器に電力を送信する相手共振器の状態に基づいて前記制御信号を生成することが好ましい。
前記コントローラは、無線電力共振器と無線電力受信装置の無線電力共振器との間の距離、前記無線電力共振器から前記無線電力受信装置の無線電力共振器に送信される波動の反射係数、前記無線電力共振器と前記無線電力受信装置の無線電力共振器との間の電力送信利得、または前記無線電力共振器と前記無線電力受信装置の無線電力共振器との間のカップリングの効率のうち少なくとも1つによって前記制御信号を生成することが好ましい。
前記整合器は、前記グラウンド導体部分から所定の距離だけ離れたインピーダンスマッチングのための導体を含み、前記共振器のインピーダンスは、前記グラウンド導体部分と前記インピーダンスマッチングのための導体との間の距離に応じて調整することが好ましい。
前記整合器は、コントローラによって提供される制御信号に応じて前記共振器のインピーダンスを調整する少なくとも1つの能動素子を含むことが好ましい。
前記少なくとも1つのキャパシタは、集中定数素子として前記第1信号導体部分と前記第2信号導体部分との間に挿入されることが好ましい。
前記少なくとも1つのキャパシタは分散素子としてジグザグ構造を有することが好ましい。
前記少なくとも1つのキャパシタのキャパシタンスは、前記無線電力共振器がメタ物質の特性を有するか否かの判断基準、前記無線電力共振器が対象周波数で負の透磁率を有するか否かの判断基準、または前記無線電力共振器が対象周波数でゼロ番目共振特性を有するか否かの判断基準のうち少なくとも1つの判断基準下で決めることが好ましい。
前記第1信号導体部分の表面または前記第2信号導体部分の表面は、複数の導体ラインを並列に含み、前記複数の導体ラインそれぞれの一端は接地されていることが好ましい。
前記第1信号導体部分と前記グラウンド導体部分、および前記第2信号導体部分と前記グラウンド導体部分は、別途の継ぎ目なしで互いに連結していることが好ましい。
前記第1信号導体部分、前記第2信号導体部分、または前記グラウンド導体部分のうち少なくとも1つの内部は空いていることが好ましい。
前記無線電力共振器は、前記第1信号導体部分および前記第2信号導体部分と前記グラウンド導体部分の間の空間を貫通するマグネチックコアをさらに含むことが好ましい。
前記無線電力共振器が、少なくとも1つの送信線路が少なくとも2つの送信線路を含む場合、前記少なくとも2つの送信線路は、直列、並列、または螺旋状に接続され、前記少なくとも2つの送信線路それぞれに含まれる第1信号導体部分と第2信号導体部分との間には、少なくとも1つのキャパシタが挿入されていることが好ましい。
本発明の一態様による無線電力送信装置は、電源供給機から供給されたエネルギーを用いて無線電力送信のための電流および周波数を生成する前処理部と、前記周波数で前記電流を用いて無線に電力を送信する無線電力共振器と、を含む。ここで、前記無線電力共振器は、第1信号導体部分および第2信号導体部分と、前記第1信号導体部分および前記第2信号導体部分に対応するグラウンド導体部分を含む送信線路と、前記第1信号導体部分と前記グラウンド導体部分を電気的に接続する第1導体と、前記第2信号導体部分と前記グラウンド導体部分を電気的に接続する第2導体と、前記第1信号導体部分および前記第2信号導体部分を流れる電流に対して直列に前記第1信号導体部分と前記第2信号導体部分との間に挿入される少なくとも1つのキャパシタとを含む。
前記前処理部は、前記電源供給機から供給された交流エネルギーを直流エネルギーに変換する交流−直流コンバータと、前記直流エネルギーによって前記周波数を有する前記電流を生成する周波数生成器とを含むことが好ましい。
前記無線電力送信装置は、前記無線電力共振器と無線電力受信装置の無線電力共振器との間の距離、前記無線電力共振器から無線電力受信装置の無線電力共振器に送信される波動の反射係数、前記無線電力共振器と無線電力受信装置の無線電力共振器との間の電力送信利得、または前記無線電力共振器と無線電力受信装置の無線電力共振器との間のカップリングの効率のうち少なくとも1つによって制御信号を生成するコントローラをさらに含むことが好ましい。
前記無線電力送信装置は、前記無線電力共振器と無線電力受信装置の無線電力共振器との間の距離、前記無線電力共振器から前記無線電力受信装置の無線電力共振器に送信される波動の反射係数、前記無線電力共振器と前記無線電力受信装置の無線電力共振器との間の電力送信利得、または前記無線電力共振器と前記無線電力受信装置の無線電力共振器との間のカップリングの効率のうち少なくとも1つを検出する検出器をさらに含むことが好ましい。
前記コントローラは、前記無線電力共振器と無線電力受信装置の無線電力共振器との間の距離、前記無線電力共振器から前記無線電力受信装置の無線電力共振器に送信される波動の反射係数、前記無線電力共振器と前記無線電力受信装置の無線電力共振器との間の電力送信利得、または前記無線電力共振器と前記無線電力受信装置の無線電力共振器との間のカップリングの効率のうち少なくとも1つによって前記周波数を調整することが好ましい。
本発明の一態様による無線電力受信装置は、無線で電力を受信する無線電力共振器と、前記受信された電力を直流エネルギーに変換する整流器とを含む。ここで、前記無線電力共振器は、第1信号導体部分および第2信号導体部分と、前記第1信号導体部分および前記第2信号導体部分に対応するグラウンド導体部分を含む送信線路と、前記第1信号導体部分と前記グラウンド導体部分を電気的に接続する第1導体と、前記第2信号導体部分と前記グラウンド導体部分を電気的に接続する第2導体と、前記第1信号導体部分および前記第2信号導体部分を流れる電流に対して直列に前記第1信号導体部分と前記第2信号導体部分との間に挿入される少なくとも1つのキャパシタとを含む。
前記無線電力受信装置は、前記無線電力共振器と無線電力送信装置の無線電力共振器との間の距離、前記無線電力送信装置の無線電力共振器から前記無線電力共振器に送信される波動の反射係数、前記無線電力共振器と無線電力送信装置の無線電力共振器との間の電力送信利得、または前記無線電力共振器と前記無線電力送信装置の無線電力共振器との間のカップリングの効率のうち少なくとも1つによって制御信号を生成するコントローラをさらに含むことが好ましい。
本発明の一態様による無線電力送信方法は、電源供給機から供給されたエネルギーを用いて無線電力送信のための電流および周波数を生成するステップと、無線電力共振器に前記電流および周波数を提供するステップとを含む。ここで、前記無線電力共振器は、第1信号導体部分および第2信号導体部分と、前記第1信号導体部分および前記第2信号導体部分に対応するグラウンド導体部分を含む送信線路と、前記第1信号導体部分と前記グラウンド導体部分を電気的に接続する第1導体と、前記第2信号導体部分と前記グラウンド導体部分を電気的に接続する第2導体と、前記第1信号導体部分および前記第2信号導体部分を流れる電流に対して直列に前記第1信号導体部分と前記第2信号導体部分との間に挿入される少なくとも1つのキャパシタとを用いて前記周波数で前記電流を用いて無線に電力を送信する。
本発明の一態様による無線電力受信方法は、無線電力共振器を用いて無線に電力を受信するステップと、整流器を用いて前記受信された電力を直流エネルギーに変換するステップと、前記直流エネルギーをターゲットデバイスに提供するステップとを含む。ここで、無線電力共振器は、第1信号導体部分および第2信号導体部分と、前記第1信号導体部分および前記第2信号導体部分に対応するグラウンド導体部分を含む送信線路と、前記第1信号導体部分と前記グラウンド導体部分を電気的に接続する第1導体と、前記第2信号導体部分と前記グラウンド導体部分を電気的に接続する第2導体と、前記第1信号導体部分および前記第2信号導体部分を流れる電流に対して直列に前記第1信号導体部分と前記第2信号導体部分との間に挿入される少なくとも1つのキャパシタとを含む。
無線電力受信方法は、前記直流エネルギーを電力格納装置に格納するステップをさらに含むことが好ましい。
無線電力受信方法は、前記直流エネルギーを前記ターゲットデバイスの電力として用いるステップをさらに含むことが好ましい。
本発明の一態様による無線電力受信システムは、無線電力送信装置および無線電力受信装置を含む。前記無線電力送信装置は、電源供給機から供給されたエネルギーを用いて無線電力送信のための電流および周波数を生成する前処理部と、前記周波数で前記電流を用いて前記無線電力受信装置に無線で電力を送信する無線電力送信共振器とを含み、前記無線電力受信装置は、前記無線電力送信装置から無線に電力を受信する無線電力受信共振器と、前記受信された電力を直流エネルギーに変換する整流器とを含む。ここで、前記無線電力送信共振器または前記無線電力受信共振器のうち少なくとも1つは、第1信号導体部分および第2信号導体部分と、前記第1信号導体部分および前記第2信号導体部分に対応するグラウンド導体部分を含む送信線路と、前記第1信号導体部分と前記グラウンド導体部分を電気的に接続する第1導体と、前記第2信号導体部分と前記グラウンド導体部分を電気的に接続する第2導体と、前記第1信号導体部分および前記第2信号導体部分を流れる電流に対して直列に前記第1信号導体部分と前記第2信号導体部分との間に挿入される少なくとも1つのキャパシタとを含む。
前記無線電力送信共振器または前記無線電力受信共振器のうち少なくとも1つは、前記送信線路、前記第1導体および前記第2導体によって形成されるループの内部に位置し、前記無線電力共振器のインピーダンスを決定する整合器をさらに含むことが好ましい。
無線電力送信のための共振器を含む無線電力送信システムを説明するための図である。 本発明の一実施形態による2次元構造の共振器を示す図である。 本発明の一実施形態による3次元構造の共振器を示す図である。 バルキータイプ(bulky type)に設計された無線電力送信のための共振器の例示図である。 ホロータイプ(Hollow type)に設計された無線電力送信のための共振器の例示図である。 パラレルシート(parallel−sheet)が適用された無線電力送信のための共振器の例示図である。 分散されたキャパシタを含む無線電力送信のための共振器の例示図である。 2次元構造の共振器および3次元構造の共振器で使用される整合器の例示図である。 図2に示すキャパシタが挿入された送信線路の等価回路を示す図である。 ゼロ番目共振特性を有する混合右−左手送信線路の等価回路を示す図である。 混合右−左手送信線路で発生するゼロ番目共振を概念的に説明するグラフである。 本発明の一実施形態による無線電力送信のための共振器が有する特性を示すテーブルである。 本発明の一実施形態による無線電力送信のための共振器の例示図である。 本発明の一実施形態による無線電力送信のための共振器の例示図である。 本発明の一実施形態による無線電力送信のための共振器の例示図である。 図1に示すソースに適用できる無線電力送信装置を説明するためのブロック図である。 図1に示すデスティネーションに適用できる無線電力受信装置を説明するためのブロック図である。
以下、本発明に係る好適な実施形態を、図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、無線電力送信のための共振器および無線電力受信のための共振器を含む無線電力送信システムを説明するための図である。
図1に示す共鳴特性を用いる無線電力送信システムは、ソース110およびデスティネーション120を含む。ここで、ソース110は、ヘリックス(helix)コイル構造の共振器またはスパイラルコイル構造の共振器を用いてデスティネーション120に無線で電力を供給する。
ヘリックスコイル構造の共振器またはスパイラルコイル構造の共振器などの物理的なサイズは、所望する共振周波数に依存する。例えば、所望する共振周波数が10Mhzである場合、ヘリックスコイル構造の共振器の直径は約0.6mであり、スパイラルコイル構造の共振器の直径も約0.6mのように定められる。ここで、所望する共振周波数が減少することによって、ヘリックスコイル構造の共振器およびスパイラルコイル構造の共振器の直径は増加することになる。
共振周波数が変化するにつれて共振器の物理的なサイズが変化することは好ましくない。極端的な例として、共振周波数が極めて低い場合には、共振器のサイズは極めて大きくなり実用的でない。共振周波数と共振器のサイズは互いに独立的であることが理想的である。また、共振周波数が高い場合および共振周波数が低い場合の全てに対して、合理的かつ物理的なサイズを有しながらも円滑に動作できる共振器が、理想的な共振器であるといえる。
既に知られた内容であるが、理解の便宜のために関連用語を記述する。すべての物質は固有の透磁率(Mu)および誘電率(epsilon)を有する。透磁率は、該当物質から与えられた磁界(magnetic field)に対して発生する磁束密度(magneticflux density)と真空中でその磁界に対して発生する磁束密度の比を意味する。そして、誘電率は、該当物質から与えられた電界に対して発生する電束密度(electric flux density)と真空中でその電界に対して発生する電束密度の比を意味する。透磁率および誘電率は与えられた周波数または波長で該当物質の伝搬定数を決定し、透磁率および誘電率に応じてその物質の電磁気特性が決定される。特に、自然界で存在しない誘電率または透磁率を有し、人工的に設計された物質をメタ物質といい、メタ物質は極めて大きい波長または極めて低い周波数領域でも簡単に(すなわち、物質のサイズが多く変化しなくても)共振状態に置かれ得る。
図2は、本発明の一実施形態に係る2次元構造の共振器を示す図である。
図2を参照すれば、本発明の一実施形態に係る2次元構造の共振器は、第1信号導体部分211、第2信号導体部分212、およびグラウンド導体部分213を含む送信線路、キャパシタ220、整合器230、および導体241、242を含む。
図2に示すように、キャパシタ220は、送信線路で第1信号導体部分211と第2信号導体部分212との間に直列に挿入され、それによって電界はキャパシタ220に閉じ込められるようになる。一般的に、送信線路は上部に少なくとも1つの導体、下部に少なくとも1つの導体を含み、上部にある導体を通しては電流が流れ、下部にある導体は電気的にグラウンドされる。本明細書では、送信線路の上部にある導体を第1信号導体部分211と第2信号導体部分212に分類して呼び、送信線路の下部にある導体をグラウンド導体部分213のように呼ぶことにする。
図2に示すように、本発明の一実施形態による共振器200は、2次元構造の形態を有する。送信線路は、上部に第1信号導体部分211および第2信号導体部分212を含み、下部にグラウンド導体部分213を含む。第1信号導体部分211および第2信号導体部分212とグラウンド導体部分213は互いに向かい合うように配置される。電流は第1信号導体部分211および第2信号導体部分212を通じて流れる。
また、図2に示すように、第1信号導体部分211の一端は導体242と接地され、他端はキャパシタ220と接続される。そして、第2信号導体部分212の一端は導体241と接地され、他端はキャパシタ220と接続される。すなわち、第1信号導体部分211、第2信号導体部分212、およびグラウンド導体部分213、導体241、242は互いに接続されることによって、共振器200は電気的に閉鎖されているループ構造を有する。ここで、「ループ構造」は円形構造、四角形のような多角形の構造などを全て含み、「ループ構造」を有することは電気的に閉鎖されていることを意味する。
キャパシタ220は、送信線路の中部に挿入される。より具体的には、キャパシタ220は第1信号導体部分211と第2信号導体部分212との間に挿入される。ここで、キャパシタ220は、集中定数素子(lumped element)および分散素子(distributed element)などの形態を有してもよい。特に、分散素子の形態を有する分散したキャパシタは、ジグザグ形態の導体ラインとその導体ラインとの間に存在する高い誘電率を有する誘電体を含む。
キャパシタ220が送信線路210に挿入されることによって前記共振器200はメタ物質の特性を有し得る。ここで、メタ物質とは、自然で発見されることのできない特別の電気的な性質を有する物質であり、人工的に設計された構造を有する。自然界に存在する全ての物質の電磁気特性は固有の誘電率または透磁率を有し、大部分の物質は正の誘電率および正の透磁率を有する。大部分の物質において電界、磁界、およびポインティング・ベクトルには右手の法則が適用されるため、このような物質をRHM(Right Handed Material)という。しかし、メタ物質は自然界で存在しない誘電率または透磁率を有する物質であり、誘電率または透磁率の符号によりENG(epsilon negative)物質、MNG(mu negative)物質、DNG(double negative)物質、NRI(negative refractive index)物質、LH(left−handed)物質などに分類される。
ここで、集中定数素子として挿入されたキャパシタ220のキャパシタンスが適切に決められる場合、共振器200はメタ物質の特性を有する。特に、キャパシタ220のキャパシタンスを適切に調整することによって、共振器は負の透磁率を有することができるため、本発明の一実施形態による共振器は、MNG共振器に呼ばれる。以下で説明するが、キャパシタ220のキャパシタンスを定める判断基準(criterion)は多様であり得る。共振器200がメタ物質の特性を有するか否かの判断基準、共振器200が対象周波数で負の透磁率を有する判断基準、または共振器200が対象周波数でゼロ番目共振(Zeroth−Order Resonance)特性を有するか否かの判断基準などがあり、上述した判断基準のうち少なくとも1つの判断基準の下でキャパシタ220のキャパシタンスを決定してもよい。
MNG共振器200は、伝搬定数が0であるときの周波数を共振周波数として有するゼロ番目共振特性を有してもよい。MNG共振器200はゼロ番目共振特性を有するため、共振周波数はMNG共振器200の物理的なサイズに対して独立的であり得る。すなわち、下記で再び説明するが、MNG共振器200で共振周波数を変更するためにはキャパシタ220を適切に設計することで充分であるため、MNG共振器200の物理的なサイズを変更しなくてもよい。
また、近接フィールドにおいて、電界は送信線路210に挿入されたキャパシタ220に集中するため、キャパシタ220によって近接フィールドでは磁界がドミナント(dominant)される。そして、MNG共振器は集中素子のキャパシタ220を用いて高いQ−ファクター(Q−Factor)を有するため、電力送信の効率を向上させることができる。参考に、Q−ファクターは、無線電力送信において、抵抗損失の程度または抵抗に対するリアクタンスの比を表すが、Q−ファクターが大きいほど無線電力送信の効率は大きいものと理解される。
また、MNG共振器200はインピーダンスマッチングのための整合器230を含んでもよい。ここで、整合器230は、MNG共振器200との結合のために磁界の強度を適切に調整することができ、整合器230によってMNG共振器200のインピーダンスは決定される。そして、電流は、コネクタ240を介してMNG共振器200に流入されるか、MNG共振器200から流出される。ここで、コネクタ240は、グラウンド導体部分213または整合器230に接続されてもよい。ただし、コネクタ240とグラウンド導体部分213または整合器230の間には物理的な接続が形成されてもよく、コネクタ240とグラウンド導体部分213または整合器230の間の物理的な接続なしにカップリングによって電力が送信されてもよい。
より具体的には、図2に示すように、整合器230は共振器200のループ構造によって形成されるループ内に位置してもよい。整合器230は物理的な形態を変更することによって共振器200のインピーダンスを調整する。特に、整合器230は、グラウンド導体部分213から距離hだけ離れた位置にインピーダンスマッチングのための導体231を含んでもよく、共振器200のインピーダンスは距離hを調整することによって変更され得る。
図2には図示していないが、整合器230を制御することのできるコントローラが存在する場合、整合器230はコントローラによって生成される制御信号に応じて整合器230の物理的な形態を変更してもよい。例えば、制御信号に応じて整合器230の導体231とグラウンド導体部分との間の距離hを増加もしくは減少し、これによって整合器230の物理的な形態を変更することで共振器200のインピーダンスを調整してもよい。コントローラは多様なファクターを考慮して制御信号を生成し、これについては下記で説明する。
整合器230は、図2に示すように、導体231のような受動素子で実現してもよく、実施形態によってダイオード、トランジスタなどのような能動素子で実現してもよい。能動素子が整合器230に含まれる場合、能動素子はコントローラによって生成される制御信号に応じて駆動してもよく、その制御信号に応じて共振器200のインピーダンスを調整してもよい。例えば、整合器230には能動素子の一種であるダイオードが含まれてもよく、ダイオードが「on」の状態であるか、「off」の状態であるかに応じて共振器200のインピーダンスが調整される。
また、図2には図示していないが、MNG共振器200を貫通するマグネチックコアをさらに含んでもよい。このようなマグネチックコアは電力送信距離を増加させる機能を行う。
図3は、本発明の一実施形態による3次元構造の共振器を示す図である。
図3を参照すれば、本発明の一実施形態による3次元構造の共振器200は、第1信号導体部分211、第2信号導体部分212、およびグラウンド導体部分213を含む送信線路およびキャパシタ220を含む。ここで、キャパシタ220は、送信線路で第1信号導体部分211と第2信号導体部分212との間に直列に挿入され、電界は閉じ込められる。
また、図3に示すように、共振器200は3次元構造の形態を有する。送信線路は、上部に第1信号導体部分211および第2信号導体部分212を含み、下部にグラウンド導体部分213を含む。第1信号導体部分211および第2信号導体部分212とグラウンド導体部分213は互いに向かい合うように配置される。電流は第1信号導体部分211および第2信号導体部分212を通じてx方向に流れ、このような電流によって−y方向に磁界H(w)が発生する。
また、図3に示すように、第1信号導体部分211の一端は導体242と接地され、他端はキャパシタ220と接続される。そして、第2信号導体部分212の一端は導体241と接地され、他端はキャパシタ220と接続される。すなわち、第1信号導体部分211、第2信号導体部分212、およびグラウンド導体部分213、導体241、242は互いに接続されることによって、共振器200は電気的に閉鎖されているループ構造を有する。ここで、「ループ構造」は円形構造、四角形のような多角形構造などを全て含み、「ループ構造」を有することは電気的に閉鎖されていることを意味する。
また、図3に示しように、キャパシタ220は、第1信号導体部分211と第2信号導体部分212との間に挿入される。ここで、キャパシタ220は、集中定数素子(lumped element)および分散素子(distributed element)などの形態を有してもよい。特に、分散素子の形態を有する分散したキャパシタは、ジグザグ形態の導体ラインとその導体ラインとの間に存在する高い誘電率を有する誘電体を含む。
図3に示すように、キャパシタ220が送信線路に挿入されることによって共振器200はメタ物質の特性を有し得る。集中定数素子として挿入されたキャパシタ220のキャパシタンスが適切に決められる場合、共振器200はメタ物質の特性を有する。特に、キャパシタ220のキャパシタンスを適切に調整することによって、共振器200は特定の周波数帯域において負の透磁率を有することができるため、本発明の一実施形態による共振器200は、MNG共振器と呼ばれる。以下で説明するが、キャパシタ220のキャパシタンスを定める判断基準(criterion)は多様であり得る。共振器200がメタ物質の特性を有するか否かの判断基準、前記共振器200が対象周波数で負の透磁率を有するか否かの判断基準、または前記共振器200が対象周波数でゼロ番目共振(Zeroth−Order Resonance)特性を有するか否かの判断基準などがあり、上述した判断基準のうち少なくとも1つの判断基準の下でキャパシタ220のキャパシタンスを決定してもよい。
図3に示す前記MNG共振器200は、伝搬定数が0であるときの周波数を共振周波数として有するゼロ番目共振特性を有してもよい。MNG共振器200はゼロ番目共振特性を有するため、共振周波数はMNG共振器200の物理的なサイズに対して独立的であり得る。MNG共振器200で共振周波数を変更するためにはキャパシタ220を適切に設計することで充分であるため、MNG共振器200の物理的なサイズを変更しなくてもよい。
図3に示すように、MNG共振器200を参照すると、近接フィールドにおいて、電界は送信線路210に挿入されたキャパシタ220に集中するため、キャパシタ220によって近接フィールドでは磁界がドミナントになる。特に、ゼロ番目共振特性を有するMNG共振器200は、磁気双極子(magnetic dipole)に類似の特性を有するため、近接フィールドでは磁界がドミナントになり、キャパシタ220の挿入により発生する少ない量の電界またはそのキャパシタ220に集中されるため、近接フィールドでは磁界が最もドミナントになる。MNG共振器200は集中定数素子のキャパシタ220を用いて高いQ−ファクターを有するため、電力送信の効率を向上させることができる。
また、図3に示すように、MNG共振器200はインピーダンスマッチングのための整合器230を含んでもよい。ここで、整合器230は、MNG共振器200の磁界の強度を適切に調整することができ、整合器230によってMNG共振器200のインピーダンスは決定される。そして、電流は、コネクタ240を介してMNG共振器200に流入されるか、MNG共振器200から流出される。ここで、コネクタ240は、グラウンド導体部分213または整合器230に接続されてもよい。
より具体的には、図3に示すように、整合器230は、共振器200のループ構造によって形成されるループ内に位置してもよい。整合器230は、物理的な形態を変更することによって、共振器200のインピーダンスを調整する。特に、整合器230は、グラウンド導体部分213から距離hだけ離れた位置にインピーダンスマッチングのための導体231を含んでもよく、共振器200のインピーダンスは距離hを調整することによって変更され得る。
図3には図示していないが、整合器230を制御することのできるコントローラが存在する場合、整合器230はコントローラによって生成される制御信号に応じて整合器230の物理的な形態を変更してもよい。例えば、制御信号に応じて整合器230の導体231とグラウンド導体部分230との間の距離hを増加もしくは減少し、これによって整合器230の物理的な形態を変更することで共振器200のインピーダンスを調整してもよい。整合器230の導体231とグラウンド導体部分230の間の距離hは多様な方式で調整されてもよい。すなわち、第1に、整合器230には様々な導体が含まれてもよく、その導体のうちいずれか1つを適応的に活性化することによって距離hを調整することができる。第2に、導体231の物理的な位置を上下に調整することによって、距離hを調整することができる。このような距離hはコントローラの制御信号に応じて制御してもよく、コントローラは多様なファクターを考慮して制御信号を生成してもよい。コントローラが制御信号を生成することについては下記で説明する。
整合器230は、図3に示すように、導体231のような受動素子で実現してもよく、実施形態によってダイオード、トランジスタなどのような能動素子で実現してもよい。能動素子が整合器230に含まれる場合、能動素子はコントローラによって生成される制御信号に応じて駆動してもよく、その制御信号に応じて共振器200のインピーダンスを調整してもよい。例えば、整合器230には能動素子の一種であるダイオードが含まれてもよく、ダイオードが「on」の状態であるか、「off」の状態であるかに応じて共振器200のインピーダンスが調整される。
また、図3には明示的に図示していないが、MNG共振器200を貫通するマグネチックコアをさらに含んでもよい。このようなマグネチックコアは電力送信距離を増加させる機能を行う。
図4は、バルキータイプ(bulky type)に設計された無線電力送信のための共振器の例示図である。
図4を参照すれば、第1信号導体部分211と導体242は個別に製造された後互いに接続されるものではなく、1つの塊として製造される。同様に、第2信号導体部分212と導体241も1つの塊りとして製造される。
第2信号導体部分212と導体241が個別的に製造された後互いに接続される場合、継ぎ目250による導体損失が発生し得る。ここで、本発明の実施形態によれば、第2信号導体部分212と導体241は別途の継ぎ目なしで(seamless)互いに接続され、導体241とグラウンド導体部分213も別途の継ぎ目なしで互いに接続されてもよく、継ぎ目による導体損失を減らすことができる。すなわち、第2信号導体部分212とグラウンド導体部分213は、別途の継ぎ目なしで1つの塊りとして製造してもよい。同様に、第1信号導体部分211とグラウンド導体部分213は、別途の継ぎ目なしで1つの塊りとして製造してもよい。
図4に示すように、別途の継ぎ目なしで1つの塊りとして2以上の部分(partition)を互いに接続する類型を「バルキータイプ(bulky type)」と呼んだりする。
図5は、ホロータイプ(Hollow type)に設計された無線電力送信のための共振器の例示図である。
図5を参照すれば、ホロータイプ(Hollow type)に設計された無線電力送信のための共振器の第1信号導体部分211、第2信号導体部分212、グラウンド導体部分213、導体241、242のそれぞれは、内部が空いている空間を含む。
与えられた共振周波数において、有効電流は第1信号導体部分211、第2信号導体部分212、グラウンド導体部分213、導体241、242それぞれの全ての部分を介して流れることなく、一部のみを介して流れるものとモデリングすることができる。すなわち、与えられた共振周波数において、第1信号導体部分211、第2信号導体部分212、グラウンド導体部分213、導体241、242の厚さがそれぞれの表皮深さ(skin depth)よりも過度に厚いことは効率的ではない。すなわち、それは共振器の重さまたは共振器の製造費用を増加させる原因になり得る。
したがって、本発明の実施形態によれば、与えられた共振周波数において、第1信号導体部分211、第2信号導体部分212、グラウンド導体部分213、導体241、242それぞれの表皮深さ(skin depth)に基づいて第1信号導体部分211、第2信号導体部分212、グラウンド導体部分213、導体241、242それぞれの厚さを適切に決定する。第1信号導体部分211、第2信号導体部分212、グラウンド導体部分213、導体241、242それぞれが該当の表皮深さ(skin depth)よりも大きいながらも適切な厚さを有する場合、共振器200は軽くなり、共振器200の製造費用も減少され得る。
例えば、図5に示すように、第2信号導体部分212の厚さはdmのように決定してもよく、dは
Figure 2012532556
のように決定してもよい。ここで、fは周波数、μは透磁率、σは導体定数を表す。特に、第1信号導体部分211、第2信号導体部分212、グラウンド導体部分213、導体241、242が銅(copper)として5.8×10^7の導電率を有する場合、共振周波数が10kHzについては表皮深さ(skin depth)が約0.6mmであってもよく、共振周波数が100MHzについては表皮深さ(skin depth)は0.006mmであってもよい。
図6は、パラレルシート(parallel−sheet)が適用された無線電力送信のための共振器の例示図である。
図6を参照すれば、パラレルシート(parallel−sheet)が適用された無線電力送信のための共振器に含まれた第1信号導体部分211、第2信号導体部分212それぞれの表面には、パラレルシート(parallel−sheet)を適用してもよい。
第1信号導体部分211、第2信号導体部分212は完璧な導体ではないことから抵抗成分を有することがあり、その抵抗成分によって抵抗損失が発生することがある。このような抵抗損失はQ−ファクターを減少させ、カップリングの効率を減少させる。
本発明の実施形態によれば、第1信号導体部分211、第2信号導体部分212それぞれの表面にパラレルシート(parallel−sheet)を適用することによって抵抗損失を減らし、Q−ファクターおよびカップリングの効率を増加させることができる。図6に示した部分270を参照すれば、パラレルシート(parallel−sheet)が適用される場合、第1信号導体部分211、第2信号導体部分212それぞれは、複数の導体ラインを含む。この導体ラインは並列に配置され、第1信号導体部分211、第2信号導体部分212それぞれの終端で接地される。
第1信号導体部分211、第2信号導体部分212それぞれの表面にパラレルシート(parallel−sheet)を適用する場合、導体ラインが並列に配置されるため、導体ラインが有する抵抗成分の和は減少する。したがって、抵抗損失を減らすと共にQ−ファクターおよびカップリングの効率を増加させることができる。
図7は、分散されたキャパシタを含む無線電力送信のための共振器の例示図である。
図7を参照すれば、無線電力送信のための共振器に含まれるキャパシタ220は、分散されたキャパシタであってもよい。集中定数素子としてのキャパシタは、相対的に高い等価直列抵抗(Equivalent Series Resistance:ESR)を有し得る。集中定数素子としてのキャパシタが有するESRを減らすために様々な提案があるものの、本発明の実施形態においては、分散素子としてのキャパシタ220を用いることによってESRを減らすことができる。参考に、ESRによる損失は、Q−ファクターおよびカップリングの効率を減少させることがある。
分散素子としてのキャパシタ220は、図7に示すように、ジグザグの構造を有してもよい。すなわち、分散素子としてのキャパシタ220は、ジグザグ構造の導体ラインおよび誘電体に実現されてもよい。
図7に示すように、本発明の実施形態においては、分散素子としてのキャパシタ220を用いることによるESRによる損失の減少だけではなく、複数の集中定数素子としてのキャパシタを並列的に用いることによって、ESRによる損失を減らすこともできる。なぜなら、集中定数素子としてのキャパシタそれぞれが有する抵抗成分は、並列接続を介して小さくなるため、並列的に接続された集中定数素子としてのキャパシタの有効抵抗も小さくなり、したがって、ESRによる損失を減らすことができる。例えば、10pFのキャパシタ1つを用いることを1pFのキャパシタ10個を用いるものと代替することによって、ESRによる損失を減らすことができる。
図8は、2次元構造の共振器および3次元構造の共振器において使用される整合器の例示図である。
図8の(A)は整合器を含む図2に示した2次元共振器の一部を示し、図8の(B)は整合器を含む図3に示した3次元共振器の一部を示す。
図8の(A)を参照すれば、整合器は導体231,導体232、および導体233を含み、導体232および導体233は、送信線路のグラウンド導体部分213および導体231に接続される。導体231とグラウンド導体部分213との間の距離hに応じて2次元共振器のインピーダンスは決定され、導体231とグラウンド導体部分213との間の距離hは、コントローラによって制御される。導体231とグラウンド導体部分213との間の距離hは、多様な方式で調整されてもよく、導体231になり得る様々な導体のいずれか1つを適応的に活性化することによって距離hを調整する方式、導体231の物理的な位置を上下に調整することによって距離hを調整する方式などがある。
図8の(B)を参照すれば、整合器は、導体231、導体232、および導体233を含み、導体232および導体233は、送信線路のグラウンド導体部分213および導体231に接続される。導体231とグラウンド導体部分213との間の距離hに応じて3次元共振器のインピーダンスは決定され、導体231とグラウンド導体部分213との間の距離hはコントローラによって制御される。2次元構造の共振器に含まれる整合器と同様に、3次元構造の共振器に含まれる整合器においても、導体231とグラウンド導体部分213との間の距離hは多様な方式で調整されてもよい。例えば、導体231になり得る様々な導体のいずれか1つを適応的に活性化することによって距離hを調整する方式、導体231の物理的な位置を上下に調整することによって距離hを調整する方式などがあり得る。
図8に示していないが、整合器は能動素子を含んでもよく、能動素子を用いて共振器のインピーダンスを調整する方式は、上述した内容と類似する。すなわち、能動素子を用いて整合器を通じて流れる電流の経路を変更することで共振器のインピーダンスを調整することができる。
図9は、図2に示すキャパシタが挿入された送信線路の等価回路を示す図である。
図2に示すキャパシタが挿入された送信線路は、図9に示す等価回路にモデリングされてもよい。図9に示す等価回路において、Cは図2に示す送信線路の中部に集中定数素子の形態に挿入されたキャパシタを表す。
ここで、図2に示すキャパシタが挿入された送信線路は、ゼロ番目共振特性を有する。すなわち、伝搬定数が0である場合、無線電力送信のための共振器はωMZRを共振周波数として有すると仮定する。ここで、共振周波数ωMZRは下記の数式1のように表す。ここで、MZRはMu Zero Resonatorを意味する。
Figure 2012532556
前記数式1を参照すれば、共振器の共振周波数ωMZRは、L/Cによって決定されてもよく、共振周波数ωMZRと共振器の物理的なサイズは、互いに独立していることが分かる。したがって、共振周波数ωMZRと共振器の物理的なサイズが互いに独立しているため、共振器の物理的なサイズは、十分に小さくなり得る。
図10は、ゼロ番目共振特性を有する混合右−左手送信線路(Composite Right−Left Handed Transmission Lime)の等価回路を示す図である。本発明の実施形態による無線電力送信のための共振器は、MNG送信線路を基盤とするが、混合右−左手送信線路を介してMNG送信線路を説明することにする。
図10を参照すれば、混合右−左手送信線路の等価回路は、基本的な送信線路に比べてシリーズキャパシタ(series−capacitor)であるC’/Δz412およびシャントインジケータ(shunt−inductor)であるL’/Δz422を追加的に含む。ここで、L’/Δz411およびC’/Δz421は基本的な送信線路が有するインダクター成分およびキャパシタ成分を表す。
ここで、インピーダンスZ’410は、L’/Δz411に対応する成分およびC’/Δz412に対応する成分の和であり、アドミッタンスY’420はC’/Δz421に対応する成分およびL’/Δz422に対応する成分の和である。
したがって、インピーダンスZ’410およびアドミッタンスY’420は下記の数式2のように表してもよい。
Figure 2012532556
前記数式2を参照すれば、共振周波数(共振周波数でインピーダンスZ’410またはアドミッタンスY’420の大きさ(amplitude)が最小となる)は、基本的な送信線路にC’/Δz412およびL’/Δz422を適切に追加することによって調整され、混合右−左手送信線路は、ゼロ番目共振特性を有していることが分かる。すなわち、混合右−左手送信線路の共振周波数は、伝搬定数が0であるときの周波数であり得る。
基本的な送信線路にC’/Δz412のみが追加された場合に、このような送信線路は負の透磁率を有するため、MNG送信線路と呼ばれる。また、L’/Δz422のみが追加された場合、そのような送信線路は負の誘電率を有するためENG送信線路と呼ばれ、MNG送信線路およびENG送信線路もゼロ番目共振特性を有する。
本発明の実施形態によるMNG共振器は、近接フィールドで磁界がドミナントできるようにC’/Δz412を含む。すなわち、近接フィールドで電界は、C’/Δz412に集中されるため、近接フィールドで磁界がドミナントされる。
また、MNG共振器は、混合右−左手送信線路と同様にゼロ番目共振特性を有するため、共振周波数に関係がなくMNG共振器は小さく製造することができる。
図11は、混合右−左手送信線路で発生するゼロ番目共振を概念的に説明するグラフである。
図11を参照すれば、混合右−左手送信線路はA、Bを共振周波数として有する。ここで、A、Bに対応する伝搬定数(β)は0であるため、混合右−左手送信線路はゼロ番目共振特性を有する。
混合右−左手送信線路に類似するようにMNG送信線路およびENG送信線路もゼロ番目共振特性を有する。例えば、MNG送信線路の共振周波数がAであり、ENG送信線路の共振周波数がBであってもよい。したがって、本発明の実施形態に係るMNG共振器は十分に小さいサイズで製造されることができる。
図12は、本発明の一実施形態による無線電力送信のための共振器が有する特性を示すテーブルである。
図12を参照すれば、本発明の実施形態によるMNG共振器の近接フィールドで、磁界が電界に比べてドミナントする。また、MNG共振器は、磁界カップリングを介して電力送信の効率を向上させることができる。
そして、本発明の実施形態によるMNG共振器は、2次元または3次元構造で製造してもよく、高いQ−ファクターを指向することができる。そして、本発明の実施形態によるMNG共振器は、近距離無線電力送信のために用いられる。
図13〜図15は、本発明の一実施形態による無線電力送信のための共振器の例示図である。
図13を参照すれば、本発明の一実施形態による無線電力送信のための共振器は、互いに直列に接続された複数の送信線路710、720、730を含む。ここで、複数のキャパシタ711、721、731それぞれは、共振器の送信線路にそれぞれに挿入される。図13に示した共振器によれば、カップリング効率が増加し、複数の送信線路710,720,730によって複数の共振周波数を獲得することもできる。特に、2つ以上の周波数帯域において同時に無線電力を送/受信することを希望する場合、図13に示す共振器を用いることができる。
図14を参照すれば、本発明の一実施形態による無線電力送信のための共振器は、スパイラル構造を有してもよい。すなわち、複数の送信線路はスパイラル構造に接続され、複数の送信線路のそれぞれには、複数のキャパシタがそれぞれ挿入されてもよい。図14に示す共振器によると、制限された空間または面積内で、大きいサイズを有する磁界を形成することができる。また、このことのみならず、共振の有効インダクタンスを増加させることによって、高いQ−ファクターを達成することもできる。
図15を参照すれば、本発明の一実施形態による無線電力送信のための共振器は、並列に接続された複数の送信線路910、920、930を含んでもよい。図15に示す共振器によると、特定の共振周波数で大きい強さを有する磁界を形成することができる。
図13〜図15に示す形態の他にも本発明の一実施形態による無線電力送信のための共振器は、多様な形態に製造してもよい。
図16は、図1に示すソースに適用できる無線電力送信装置を説明するためのブロック図である。
図16を参照すれば、無線電力送信装置1000は、無線電力送信共振器1010および前処理部1020を含む。
無線電力送信共振器1010は、図1〜図15を参照して説明した共振器であってもよく、無線電力送信共振器1010によって伝搬される波動によって、電力が無線に送信される。
前処理部1020は、無線電力送信装置1000の外部または内部の電源供給機から供給されたエネルギーを用いて、無線電力送信のための電流および周波数を生成する。
より具体的に、前処理部1020は、AC−DCコンバータ1021、周波数生成器1022、パワー増幅器1023、コントローラ1024、検出器1025を含む。
AC−DCコンバータ1021は、電源供給機から供給された交流(AC)エネルギーを直流(DC)エネルギーまたは直流電流に変換する。ここで、周波数生成器1022は、その直流エネルギーまたは直流電流により所望する周波数を生成し、所望する周波数を生成する。所望する周波数を有する電流は増幅器1023によって増幅されてもよい。
コントローラ1024は、無線電力送信共振器1010のインピーダンスを調整するための制御信号を生成し、周波数生成器1022によって生成される周波数を調整する。例えば、複数の周波数帯域のうち、電力送信利得、カップリング効率などが極大化される最適の周波数を選択してもよい。
また、検出器1025は、無線電力送信共振器1010と無線電力受信装置の無線電力受信共振器との間の距離、無線電力送信共振器1010から無線電力受信共振器に送信される波動の反射係数、無線電力送信共振器1010と無線電力受信共振器との間の電力送信利得、または無線電力送信共振器1010と無線電力受信共振器との間のカップリングの効率などを検出する。
ここで、コントローラ1024は、距離、反射係数、電力送信利得、カップリングの効率などを考慮して無線電力送信共振器1010のインピーダンスを調整し、周波数生成器1022によって生成される周波数を調整できる制御信号を生成する。
図17は、図1に示すデスティネーションに適用できる無線電力受信装置を説明するためのブロック図である。
図17を参照すれば、無線電力受信装置1100は、無線電力受信共振器1110、整流器1120、検出器1130、およびコントローラ1140を含む。
無線電力受信共振器1110は、図1〜図15を参照して説明した共振器であってもよく、無線電力送信装置によって伝播される波動を受信する。
整流器1120は、受信された波動による電力を直流エネルギーに変換し、その直流エネルギーの全てまたは一部は、ターゲットデバイスに提供される。ターゲットデバイスは、バッテリーのような電力格納装置であってもよく、電力を用いる装置であってもよい。
また、検出器1130は、無線電力送信共振器と無線電力受信装置1100の無線電力受信共振器1110との間の距離、無線電力送信共振器から無線電力受信共振器1100に送信される波動の反射係数、無線電力送信共振器と無線電力受信共振器1100との間の電力送信利得、または無線電力送信共振器と無線電力受信共振器1100との間のカップリングの効率などを検出する。
また、コントローラ1140は、無線電力送信共振器と無線電力受信装置1100の無線電力受信共振器1110との間の距離、無線電力送信共振器から無線電力受信共振器1100に送信される波動の反射係数、無線電力送信共振器と無線電力受信共振器1100との間の電力送信利得、または無線電力送信共振器と無線電力受信共振器1100との間のカップリングの効率などに基づいて無線電力受信共振器のインピーダンスを調整するための制御信号を生成する。
以上、図面を参照しながら本発明の実施形態について詳細に説明したが、本発明は、上述の実施形態に限定されるものではなく、本発明が属する分野における通常の知識を有する者であれば、このような実施形態から多様に変更実施することが可能である。
したがって、本発明の範囲は、開示された実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲だけではなく特許請求の範囲と均等なものなどによって定められるものである。

Claims (39)

  1. 無線電力共振器において、
    第1信号導体部分および第2信号導体部分と、前記第1信号導体部分および前記第2信号導体部分に対応するグラウンド導体部分を含む送信線路と、
    前記第1信号導体部分と前記グラウンド導体部分を電気的に接続する第1導体と、
    前記第2信号導体部分と前記グラウンド導体部分を電気的に接続する第2導体と、
    前記第1信号導体部分および前記第2信号導体部分を流れる電流に対して直列に前記第1信号導体部分と前記第2信号導体部分との間に挿入される少なくとも1つのキャパシタと、
    を含むことを特徴とする無線電力共振器。
  2. 前記送信線路、前記第1導体および前記第2導体は、ループ構造を形成することを特徴とする請求項1に記載の無線電力共振器。
  3. 前記送信線路、前記第1導体および前記第2導体は、四角形態のループ構造を形成することを特徴とする請求項1に記載の無線電力共振器。
  4. 前記送信線路、前記第1導体および前記第2導体によって形成されるループの内部に位置し、前記無線電力共振器のインピーダンスを決定する整合器をさらに含むことを特徴とする請求項3に記載の無線電力共振器。
  5. 前記整合器は、四角形態であることを特徴とする請求項4に記載の無線電力共振器。
  6. 前記整合器は、コントローラによって提供される制御信号に応じて前記無線電力共振器のインピーダンスを調整できるように前記整合器の物理的な形態を変更することを特徴とする請求項4に記載の無線電力共振器。
  7. 前記コントローラは、前記無線電力共振器から電力を受信し、前記無線電力共振器に電力を送信する相手共振器の状態に基づいて、前記制御信号を生成することを特徴とする請求項4に記載の無線電力共振器。
  8. 前記コントローラは、無線電力共振器と無線電力受信装置の無線電力共振器との間の距離、前記無線電力共振器から前記無線電力受信装置の無線電力共振器に送信される波動の反射係数、前記無線電力共振器と前記無線電力受信装置の無線電力共振器との間の電力送信利得、または前記無線電力共振器と前記無線電力受信装置の無線電力共振器との間のカップリングの効率のうち少なくとも1つによって前記制御信号を生成することを特徴とする請求項4に記載の無線電力共振器。
  9. 前記整合器は、前記グラウンド導体部分から所定の距離だけ離れたインピーダンスマッチングのための導体を含み、
    前記共振器のインピーダンスは、前記グラウンド導体部分と前記インピーダンスマッチングのための導体との間の距離に応じて調整されることを特徴とする請求項4に記載の無線電力共振器。
  10. 前記整合器は、コントローラによって提供される制御信号に応じて前記共振器のインピーダンスを調整する少なくとも1つの能動素子を含むことを特徴とする請求項4に記載の無線電力共振器。
  11. 前記少なくとも1つのキャパシタは、集中定数素子として前記第1信号導体部分と前記第2信号導体部分との間に挿入されることを特徴とする請求項1に記載の無線電力共振器。
  12. 前記少なくとも1つのキャパシタは分散素子としてジグザグ構造を有することを特徴とする請求項1に記載の無線電力共振器。
  13. 前記少なくとも1つのキャパシタのキャパシタンスは、前記無線電力共振器がメタ物質の特性を有するか否かの判断基準、前記無線電力共振器が対象周波数で負の透磁率を有するか否かの判断基準、または前記無線電力共振器が対象周波数でゼロ番目共振特性を有するか否かの判断基準のうち少なくとも1つの判断基準下で決められることを特徴とする請求項1に記載の無線電力共振器。
  14. 前記第1信号導体部分の表面または前記第2信号導体部分の表面は、複数の導体ラインを並列に含み、前記複数の導体ラインそれぞれの一端は接地されることを特徴とする請求項1に記載の無線電力共振器。
  15. 前記第1信号導体部分と前記グラウンド導体部分、および前記第2信号導体部分と前記グラウンド導体部分は、別途の継ぎ目なしで互いに連結されることを特徴とする請求項1に記載の無線電力共振器。
  16. 前記第1信号導体部分、前記第2信号導体部分、または前記グラウンド導体部分のうち少なくとも1つの内部は、空いていることを特徴とする請求項1に記載の無線電力共振器。
  17. 前記第1信号導体部分および前記第2信号導体部分と前記グラウンド導体部分の間の空間を貫通するマグネチックコアをさらに含むことを特徴とする請求項1に記載の無線電力共振器。
  18. 前記無線電力共振器が、少なくとも1つの送信線路が少なくとも2つの送信線路を含む場合、
    前記少なくとも2つの送信線路は、直列、並列、または螺旋状に接続され、
    前記少なくとも2つの送信線路それぞれに含まれる第1信号導体部分と第2信号導体部分との間には、少なくとも1つのキャパシタが挿入されることを特徴とする請求項1に記載の無線電力共振器。
  19. 無線電力送信装置において、
    前記無線電力送信装置は、
    電源供給機から供給されたエネルギーを用いて無線電力送信のための電流および周波数を生成する前処理部と、
    前記周波数で前記電流を用いて無線に電力を送信する無線電力共振器と、
    を含み、
    前記無線電力共振器は、
    第1信号導体部分および第2信号導体部分と、前記第1信号導体部分および前記第2信号導体部分に対応するグラウンド導体部分を含む送信線路と、
    前記第1信号導体部分と前記グラウンド導体部分を電気的に接続する第1導体と、
    前記第2信号導体部分と前記グラウンド導体部分を電気的に接続する第2導体と、
    前記第1信号導体部分および前記第2信号導体部分を流れる電流に対して直列に前記第1信号導体部分と前記第2信号導体部分との間に挿入される少なくとも1つのキャパシタと、
    を含むことを特徴とする無線電力共振器。
  20. 前記送信線路、前記第1導体および前記第2導体は、ループ構造を形成することを特徴とする請求項19に記載の無線電力共振器。
  21. 無線電力共振器は、前記送信線路、前記第1導体および前記第2導体によって形成されるループの内部に位置し、前記無線電力共振器のインピーダンスを決定する整合器をさらに含むことを特徴とする請求項19に記載の無線電力共振器。
  22. 前記前処理部は、
    前記電源供給機から供給された交流エネルギーを直流エネルギーに変換する交流−直流コンバータと、
    前記直流エネルギーによって前記周波数を有する前記電流を生成する周波数生成器と、
    を含むことを特徴とする請求項19に記載の無線電力送信装置。
  23. 前記無線電力共振器と無線電力受信装置の無線電力共振器との間の距離、前記無線電力共振器から無線電力受信装置の無線電力共振器に送信される波動の反射係数、前記無線電力共振器と無線電力受信装置の無線電力共振器との間の電力送信利得、または前記無線電力共振器と無線電力受信装置の無線電力共振器との間のカップリングの効率のうち少なくとも1つによって制御信号を生成するコントローラをさらに含むことを特徴とする請求項19に記載の無線電力送信装置。
  24. 前記無線電力共振器と無線電力受信装置の無線電力共振器との間の距離、前記無線電力共振器から前記無線電力受信装置の無線電力共振器に送信される波動の反射係数、前記無線電力共振器と前記無線電力受信装置の無線電力共振器との間の電力送信利得、または前記無線電力共振器と前記無線電力受信装置の無線電力共振器との間のカップリングの効率のうち少なくとも1つを検出する検出器をさらに含むことを特徴とする請求項19に記載の無線電力送信装置。
  25. 前記コントローラは、前記無線電力共振器と無線電力受信装置の無線電力共振器との間の距離、前記無線電力共振器から前記無線電力受信装置の無線電力共振器に送信される波動の反射係数、前記無線電力共振器と前記無線電力受信装置の無線電力共振器との間の電力送信利得、または前記無線電力共振器と前記無線電力受信装置の無線電力共振器との間のカップリングの効率のうち少なくとも1つによって前記周波数を調整することを特徴とする請求項23に記載の無線電力送信装置。
  26. 無線電力受信装置において、
    前記無線電力受信装置は、
    無線で電力を受信する無線電力共振器と、
    前記受信された電力を直流エネルギーに変換する整流器と、
    を含み、
    前記無線電力共振器は、
    第1信号導体部分および第2信号導体部分と、前記第1信号導体部分および前記第2信号導体部分に対応するグラウンド導体部分を含む送信線路と、
    前記第1信号導体部分と前記グラウンド導体部分を電気的に接続する第1導体と、
    前記第2信号導体部分と前記グラウンド導体部分を電気的に接続する第2導体と、
    前記第1信号導体部分および前記第2信号導体部分を流れる電流に対して直列に前記第1信号導体部分と前記第2信号導体部分との間に挿入される少なくとも1つのキャパシタと、
    を含むことを特徴とする無線電力受信装置。
  27. 前記送信線路、前記第1導体および前記第2導体は、ループ構造を形成することを特徴とする請求項26に記載の無線電力受信装置。
  28. 無線電力共振器は、前記送信線路、前記第1導体および前記第2導体によって形成されるループの内部に位置し、前記無線電力共振器のインピーダンスを決定する整合器をさらに含むことを特徴とする請求項26に記載の無線電力受信装置。
  29. 前記無線電力共振器と無線電力送信装置の無線電力共振器との間の距離、前記無線電力送信装置の無線電力共振器から前記無線電力共振器に送信される波動の反射係数、前記無線電力共振器と無線電力送信装置の無線電力共振器との間の電力送信利得、または前記無線電力共振器と前記無線電力送信装置の無線電力共振器との間のカップリングの効率のうち少なくとも1つによって制御信号を生成するコントローラをさらに含むことを特徴とする請求項26に記載の無線電力受信装置。
  30. 無線電力送信方法において、
    電源供給機から供給されたエネルギーを用いて無線電力送信のための電流および周波数を生成するステップと、
    無線電力共振器に前記電流および周波数を提供するステップと、
    を含み、
    前記無線電力共振器は、
    第1信号導体部分および第2信号導体部分と、前記第1信号導体部分および前記第2信号導体部分に対応するグラウンド導体部分を含む送信線路と、
    前記第1信号導体部分と前記グラウンド導体部分を電気的に接続する第1導体と、
    前記第2信号導体部分と前記グラウンド導体部分を電気的に接続する第2導体と、
    前記第1信号導体部分および前記第2信号導体部分を流れる電流に対して直列に前記第1信号導体部分と前記第2信号導体部分との間に挿入される少なくとも1つのキャパシタと、
    を用いて前記周波数で前記電流を用いて無線に電力を送信することを特徴とする無線電力送信方法。
  31. 前記送信線路、前記第1導体および前記第2導体はループ構造を形成することを特徴とする請求項30に記載の無線電力送信方法。
  32. 前記送信線路、前記第1導体および前記第2導体によって形成されるループの内部に位置し、前記無線電力共振器のインピーダンスを決定する整合器をさらに含むことを特徴とする請求項30に記載の無線電力送信方法。
  33. 無線電力受信方法において、
    第1信号導体部分および第2信号導体部分と、前記第1信号導体部分および前記第2信号導体部分に対応するグラウンド導体部分を含む送信線路と、
    前記第1信号導体部分と前記グラウンド導体部分を電気的に接続する第1導体と、
    前記第2信号導体部分と前記グラウンド導体部分を電気的に接続する第2導体と、
    前記第1信号導体部分および前記第2信号導体部分を流れる電流に対して直列に前記第1信号導体部分と前記第2信号導体部分との間に挿入される少なくとも1つのキャパシタと、
    を含む無線電力共振器を用いて無線に電力を受信するステップと、
    整流器を用いて前記受信された電力を直流エネルギーに変換するステップと、
    前記直流エネルギーをターゲットデバイスに提供するステップと、
    を含むことを特徴とする無線電力受信方法。
  34. 前記送信線路、前記第1導体および前記第2導体はループ構造を形成することを特徴とする請求項33に記載の無線電力受信方法。
  35. 無線電力共振器は、前記送信線路、前記第1導体および前記第2導体によって形成されるループの内部に位置し、前記無線電力共振器のインピーダンスを決定する整合器をさらに含むことを特徴とする請求項33に記載の無線電力受信方法。
  36. 前記直流エネルギーを電力格納装置に格納するステップをさらに含むことを特徴とする請求項33に記載の無線電力受信方法。
  37. 前記直流エネルギーを前記ターゲットデバイスの電力として用いるステップをさらに含むことを特徴とする請求項33に記載の無線電力受信方法。
  38. 無線電力送信装置および無線電力受信装置を含む無線電力送受信システムにおいて、
    前記無線電力送信装置は、
    電源供給機から供給されたエネルギーを用いて無線電力送信のための電流および周波数を生成する前処理部と、
    前記周波数で前記電流を用いて前記無線電力受信装置に無線で電力を送信する無線電力送信共振器と、
    を含み、
    前記無線電力受信装置は、
    前記無線電力送信装置から無線に電力を受信する無線電力受信共振器と、
    前記受信された電力を直流エネルギーに変換する整流器と、
    を含み、
    前記無線電力送信共振器または前記無線電力受信共振器のうち少なくとも1つは、
    第1信号導体部分および第2信号導体部分と、前記第1信号導体部分および前記第2信号導体部分に対応するグラウンド導体部分を含む送信線路と、
    前記第1信号導体部分と前記グラウンド導体部分を電気的に接続する第1導体と、
    前記第2信号導体部分と前記グラウンド導体部分を電気的に接続する第2導体と、
    前記第1信号導体部分および前記第2信号導体部分を流れる電流に対して直列に前記第1信号導体部分と前記第2信号導体部分との間に挿入される少なくとも1つのキャパシタと、
    を含むことを特徴とする送受信システム。
  39. 前記無線電力送信共振器または前記無線電力受信共振器のうち少なくとも1つは、
    前記送信線路、前記第1導体および前記第2導体によって形成されるループの内部に位置し、前記無線電力共振器のインピーダンスを決定する整合器をさらに含むことを特徴とする請求項38に記載の送受信システム。
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