JP2012531785A - ワイヤレスネットワークにおけるデータパケットの衝突を同期させるためのプロトコル - Google Patents

ワイヤレスネットワークにおけるデータパケットの衝突を同期させるためのプロトコル Download PDF

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Abstract

本発明は、少なくとも他の協調ノードを有するネットワークにおいて2つのノード間の信号の送信を同期させる方法に関する。本発明は、1つのノードBからCTC信号を受信した後、少なくともタイミング表示を含むCTS信号を、前記協調ノードCから第1のノードA及び第2のノードBに放送することステップ105にある。前記第1及び第2のノードA、BがCTS信号を受信した後、第1の信号S1及び第2の信号S2は、前記タイミング表示に依存する少なくとも共通の時間期間中に、協調ノードCを介して、第1のノードAから第2のノードBへ及び第2のノードBから第1のノードAへ夫々送信される。

Description

本発明は、データパケットの送信の分野、特にワイヤレス分散型ネットワークにおけるデータパケットの送信の分野に関する。
送信ネットワークの従来の考えは、干渉又は衝突は害を及ぼすと考えることである。これは特に、利用可能なスペクトル帯域幅が制限されるワイヤレスネットワークに当てはまる。ワイヤレスネットワークはそれ故に、送信が互いに干渉するのを防ぐように構成されている。
干渉を防ぐための標準的な技術は、例えば周波数分割多元接続(FDMA)、時分割多元接続(TDMA)、搬送波感知多元接続(CSMA)又はその変異形を使用する、ワイヤレスチャンネルの予約を含む。スペクトルの利用を改善させるための、より高度な手法は、認可されない(unlicensed)装置がチャンネルを傍受(listen)し、認可される(licensed)装置からアイドル状態を見つけたときにのみ送信する認可されるスペクトルの二次使用により行われる。このような高度な"認知(コグニティブ)無線"の手法においてさえ、理想は、認可されない二次的な装置は、認可される装置に有害な干渉を引き起こすことを防ぐことである。
干渉が起こる又は防ぐことができない場合、マルチユーザ検出(MUD)技術が受信器側で使用され、別々の送信器から生じる赤外線信号を分離する。しかしながら、このMUD手法は一般に、より複雑なハードウェアを受信器側に要求する。
最近は、電波スペクトルが利用する効率を向上させ、それによりネットワーク容量を増大させるために、干渉を活用する傾向がある。例えば、アナログネットワークコーディング(ANC)及び物理層ネットワークコーディング(PLNC)の概念が取り入れられる。ANC又はPLNCの何れか一方を使用して、干渉している同時送信が起こることを可能にすることによりネットワーク容量が改善される。
これらの技術を用いて、あるノードが送信を傍受し、次いで関心のある信号を取り出すために、干渉除去が適用される宛先ノードにアナログ信号を転送する。しかしながら、このような技術は幾つかの制限を示す。
これらの制限を説明するために、図1が参照され、この図は7つのノードAからGを有する一般的なネットワークの例を示す。
図1において、ノードA及びBが夫々のデータパケットp1、p2を相互に送ることを望むとき、これらノードは通常、(破線で示されるように)直接的且つ逐次的に行い、その後、これらノードは例えばCSMAを介してチャンネルを捕える、又は他の実施例において以前に送信スロットがTDMを介して割り当てられる。
ネットワークが現在のANC又はPLNCスキームを使用する場合、中間ルーターノード(本実施例ではノードC)がこれらノード間に存在するとき、ノードは同時に送信することを許可される。この目的のために、ノードA及びBは共に、夫々データパケットp1及びp2を含む夫々のアナログ信号P1及びP2を中間ルーターノードCに送信し、このノードCは、結果生じる結合したアナログ信号P1+P2、それ故にパケットp1及びp2の両方を有する信号を両方のノードA及びBに戻す。上記結合したアナログ信号P1+P2を受信し、自分自身が送った信号(ノードAはP1、ノードBはP2)を知っている、これらノードA及びBの各々は、受信した結合信号から自分自身が送った信号を取り除くことにより、受信すべきアナログ信号(ノードAはP2、ノードBはP1)を推論(deduct)することができる。このスキームはより少ないチャンネルの使用となり、故にスループットの向上につながる。
しかしながら、現在のネットワーク、例えばワイヤレスLAN(WLAN)において、ANC又はPLNCスキームの使用を認める機構は存在しない。送信ノードは、後で復号が可能であるようにパケットが衝突することを保証するために、これら送信を同期させなければならない。
特に、ANC又はPLNCスキームにより提供される潜在的利益を実現するために、2つの主な問題が生じる。第1に、これらを復号するために、どの送信が混合されるかをノードが決定する方法を規定することが必要である。第2に、混合されることを許可された送信の開始及び終了時間を決定することが必要である。
例えば、第1の上述した問題に対処するために、最小周波数偏移変調(MSK: Minimum frequency Shift Keying)の変調信号の特別な場合に対し、文献、Katti他著、"Embracing Wireless Interference: Analog Network Coding"に複雑な解決法が提案されている。このような複雑な解決法は、受信したエネルギーの変動を測定することにより、2つのパケットが衝突した瞬間を推定するために、MSKについて当てはまる一定の信号エネルギー特性からの偏差を使用する。この方法は、MSK信号についてのみ当てはまる。さらに、変動を推定するための追加のハードウェアが必要とされる。加えて、受信器は衝突が起こる正確な瞬間を知らないので、この処理はパケットの受信フェーズ中に実行されなければならない。
第2の問題に対処するために、Katti他の著者により使用される機構は、各々のパケットの開始及び終了時(すなわち、夫々プリアンブル及びポストアンブル)に既知のパイロットビットシーケンスを導入することにある。これは、彼らがアナログ復号に必要なパケットの開始及び終了を識別するのに必要である。この手法の欠点は、ANC又はPLNCスキームを使用する機会が無いときでさえも、プリアンブル及びポストアンブルの両方を用いて、物理層の全てのフレームが拡張されなければならないことである。他の欠点は、プリアンブル及びポストアンブルは干渉することなく受信されなければならないことであり、それ故に受信ノードはパケットの開始を正確に識別することができる。Katti他において行われるような送信を無作為化することにより、この条件は必ずしも満たされるとは限らないと考えられる。
それ故に、本発明の目的は、上述した問題及び欠点を、衝突するパケットの送信の同期を可能にするプロトコルを提案することにより、克服することである。このようなプロトコルは、実際に分散型ワイヤレスネットワークで生じるANC又はPLNCスキームの幾つかの制限を克服する。
本発明の第1の態様によれば、請求項1に挙げられるようなデータ信号の送信を同期させる方法を提供する。
それ故に、本発明は、例えばMSKのような特定の種類の変調に限定されない及び物理層にある既知のビットシーケンスを用いたデータパケットの体系化された拡張を必要としないデータ信号の送信を同期させる方法を提供する。
本発明の第2の態様によれば、請求項11に挙げられるようなデータ信号の送信を同期させるための協調ノードを提供する。
本発明の第3の態様によれば、請求項13に挙げられるような、本発明の第1の態様による方法を実施するためのネットワークを提供する。
本発明の第4の態様によれば、ネットワークノードのコンピュータ手段においてロード及び実行されるとき、本発明の第1の態様による方法を実施するための命令を有するコンピュータプログラムプロダクトを提供する。
本発明の他の態様は、これに付随する従属請求項に挙げられている。
複数のノード及び通信装置のブロック図を有する一般的なネットワークを説明する図を示す。 本発明による信号を同時送信するための方法を説明するフローチャート。 本発明による信号を同時送信するための方法を使用する、3つのノードを有するネットワークを詳細に示す。 本発明による信号を同時送信するための方法を説明するタイミング図。
本発明の他の特徴及び利点は、付随する図面を参照して、限定しない例示的な実施例の以下の説明から明らかとなるだろう。
本発明の次の幾つかの実施例は、添付する図面を参照して詳細に説明される。
図2は、図1に描かれるネットワークに類似するネットワークに利用されるとき、本発明に従ってデータ信号を同時送信するための方法を説明するフローチャートを示す。
ステップ101において、ノードAは、もう1つのノード、例えば図1のノードBに少なくとも1つのデータパケットp1を送りたいというノードAの要望を示す。そうするために、ノードAは、ノードAがノードBにデータパケットp1を送る準備が整い、送る意思があることを示す"送信要求(Request-to-Send)"信号と呼ばれる(RTS信号とも呼ばれる)第1の信号を発生し、送信する。
このようなRTS信号は、送信される予定のデータパケットp1を含んでいるデータ信号S1の送信期間と同様に、データパケットp1の意図される宛先(ここではノードB)の表示を含んでもよい。ノードAはノードBにデータパケットを送る予定であることをノードBに知らせるために、このRTS信号が少なくとも宛先ノードBに送られる。
宛先ノードと呼ばれる場所でこのRTS信号を受信した後、ノードBは、さらに少なくとも1つのパケットp2もノードAに送信するノードBの同時要求(concurrent desire)を示す第2の信号、ステップ103では"CTC(Clear-to-Code)信号"と呼ばれる信号を発生し、送信する。
上記CTC信号は、送信される予定のデータパケットp2を含んでいるデータ信号S2の送信期間と同様に、データパケットp2の意図される宛先(ここではノードA)の表示を含んでもよい。上記CTC信号は、CTC信号をノードB及び他のノードが同時にデータ信号を送信したいと思うこと、及びこれらノードがその目的のために協調ノードを探すことの表示であると解釈する"協調(cooperating)ノード"と呼ばれる第3のノード、例えば図1のノードCに少なくとも送信される。
第1の実施例において、ノードBに送られたRTS信号はさらに前記協調ノードCにも送られ、このノードCはこのとき、ノードA及びBがRTS及びCTC信号の両方の受信とデータ信号を交換したいことが知らされ、これら信号の同時伝送の同期を組織することができる。
他の実施例において、RTS信号は宛先ノードBだけに送られ、協調ノードCには送られない。このような場合、CTC信号を発生させるとき、ノードBは、ノードAがノードBにデータパケットを送信したいという表示を組み込んでいる。このように、CTC信号を受信するとき、協調ノードCはノードA及びBの両方が同時にデータパケットを交換したがっていることに気付く。
他の実施例において、協調ノードCに送られるCTC信号は同様に、ノードAにも放送される。上記実施例は、ノードAが一度CTC信号を受信すると、ノードAは、そのTRS信号がノードBにより正しく受信されたことを知るという利点がある。それ故に、CTC信号は、ノードBがRTS信号を受信した受領通知と同じである。これは特に、受領通知を受信しない限り、ネットワーク1がノードAにRTS信号を再送信させるプロトコルを使用する場合に有用である。
協調ノードCが一度CTC信号を受信すると、この協調ノードCは、ノードA及びBの両方は、同時の時間期間中、互いに幾つかのデータ信号を送りたく、例えば上述したANC又はPLNCスキームを実施することにより、このような同時送信を実施するための支援を求めていることを知る。その場合、CTC信号は、上記ANC又はPLNCスキームを使用する差し迫った送信(imminent transmission)を示し、さらに、混合されるノードA及びノードBからの送信も識別する。
そうするために、協調ノードCは、ステップ105において、"受信準備完了(Clear-to-send)信号"(CTS信号とも呼ばれる)を発生し、ノードA及びノードBに送る。この信号は、データ信号の同時送信が少なくとも共通の時間期間中、例えば明確な時間フレームにおいて起こり得ることをこれらノードに知らせる。このような情報は、少なくとも共通の時間期間中に夫々のデータ信号S1及びS2が時間で重複するようにこれらデータ信号S1及びS2の送信を開始するとき、両方のノードA及びBが得ることが可能であるCTC信号にタイミング表示を挿入することにより、このタイミング表示から実施される。その意味では、前記共通の時間期間はCTS信号に挿入されるタイミング表示に依存する。
このようなタイミング表示は、例えば共通の送信の開始時間の表示にある。このような開始時間の表示を用いる場合、ノードA及びBが一度CTS信号を受信すると、これらノードは、このCTS信号から導き出せる、示される同じ共通の時間に夫々のデータ信号S1及びS2の送信を開始する。このような同期は、信号S1及びS2の夫々の期間がどんなに長くても、両方の信号S1及びS2の送信は少なくとも共通の時間期間中に重複することを保証する。
タイミング表示の前の例は、限定しない例であり、他の形式のタイミング表示も、これら表示がデータ信号の送信の重複を保証する限り、使用されることができる。例えば、協調ノードCが一度信号S1及びS2の夫々の期間を知ると、時間が移動した、ノードA及びノードBの別々の開始時間を計算することができる。このような時間の移動が送信される第1の信号の期間よりも小さい限り、前記重複は保証され、同時送信が起こる。この場合、CTS信号におけるタイミング表示は、ノードA及びノードBに対する夫々の送信開始時間の表示にある。
ノードA及びBの別々の開始時間は、様々な異なる理由で協調ノードCにより挿入される。例えば、協調ノードCからノードAまでの送信と、協調ノードCからノードBまでの送信との間に送信時間の差が存在する場合、協調ノードCによる信号S1及びS2の受信が略同じ時間で開始するために、別々の開始時間がこの送信時間の差を補償するために挿入されることができる。
別々の開始時間を挿入するもう1つの理由は、ノードAとBとの間における受信器の処理能力の差である。例えば、受信器の処理能力はノードAよりもノードBでより多く制限されている場合、協調ノードCは、ノードBにおけるこれらの制限される受信器の処理能力により誘発される追加の相対遅延を考慮するために、ノードBの送信開始時間と比較されるとき、ノードAの送信開始時間を遅延させる。
RTS信号がノードCにも送信される実施例において、協調ノードCは、RTS信号にある表示から第1のデータ信号S1の期間を、及び受信したCTC信号にある表示から第2のデータ信号S2の期間を得る。RTS信号がノードCに送られない他の実施例において、第1のデータ信号S1の期間は、ノードBによりCTC信号に加えられた補足的表示から得られることができる。それ故に、他の実施例において、協調ノードCにより発生したCTS信号は、混合される第1の信号S1と第2の信号S2との間の最も長い期間を示す。
各ノードA及びBが一度CTS信号を受信すると、ステップ107の間に同時送信が実際に達成されることができ、ここでデータ信号S1はノードAから協調ノードCを介してノードBへ送られる一方、データ信号S2は少なくとも共通の時間期間中にノードBから協調ノードCを介してノードAに送られる。
上述した共通の時間期間は、ノードAからの信号S1の送信及びノードBからの信号S2の送信の両方が少なくとも重複している共通の時間フレーム又は時間期間とすることができる。2つのデータ信号が同じ期間を持つ特別な場合、これら同時送信が正確に重複することを保証する、同時送信のための時間期間は共通の開始点を用いて規定されることができる。
特定の実施例において、ステップ107は、2つのサブステップ109及び111に分割されることができる。
ステップ109において、ノードA及びBの各ノードは、各々がデータパケットp1及びp2を有する夫々のデータ信号S1及びS2を協調ノードCへ送信する。この同時送信は、同じ時間フレーム、すなわち少なくとも共通の時間期間中に起こる。好ましくは、この同時送信は同時に開始する。それ故に信号S1及びS2の送信は同期され、これら信号S1及びS2は、協調ノードCの受信器により受信される。
次いで、ステップ111において、協調ノードCは、受信したデータ信号S1及びS2に基づく混合データ信号S3をノードA及びノードBの両方へ送信する。この混合信号S3は、ステップ113において所望のパケットを復号するために、ノードA及びBの夫々の受信器により使用されることができる。
本発明の実施例において、ステップ109において協調ノードCの受信器により互いに混合されたデータ信号S1及びS2が受信される。この場合、後続するステップ111の間に、協調ノードCにより送信される混合信号S3は単に、受信した混合信号(すなわち、混合信号S3はデータ信号S1及びS2の足し算に等しい)を必要ならば増幅して、両方のノードA及びBに転送することにある。しかしながら、このような事例は限定ではなく、混合信号S3は、任意のステップ110の間に、両方のデータ信号S1及びS2の他のデータ処理(例えばフィルタリング、たたみ込み、相関関係、量子化等)から生じることができる。
ステップ107の後、ノードA及びBの各ノードは、例えばS1及びS3の足し算による結果である混合信号S3を受信する。ステップ113中に上記信号を復号するために、ノードA(夫々ノードB)は、ステップ105の間に送られたデータ信号S1(夫々S2)を混合信号S3から取り除く、それ故にデータ信号S2(夫々S1)を推論する。この推論したデータ信号S2(夫々S1)から、受信されるデータパケットp1(夫々p2)を得ることが可能である。
既に予め説明したように、このようなプロトコルを用いて、ノードA及びBの受信器は、ノードが協調ノードCからCTS信号を受信した後、この協調ノードから受信した信号S3は、混合信号S1及びS2に基づいていることをそれとなく知っているので、どのデータ信号が混合されたかをはっきりと特定する必要はない。これは、各パケットの最初及び最後に既知のパイロットビットシーケンスを導入する必要性を軽減し、これが物理層の全フレームの不要な拡張を生じさせる。
さらに、このようなプロトコルは、混合信号が完全に同期されることを保証する。
上述した方法において、RTS信号は、少なくとも1つの協調ノードC及びパケットに対する宛先ノードBに送られると言われている。ある実施例において、この協調ノードは、RTS信号を送信する前に、例えばネットワークの異なるノード間の距離若しくはこれらノードの利用可能性のようなチャンネル条件又は係数に基づいて、又は最もエネルギー効率のよい通信路に基づいて選択される。
他の実施例において、RTS信号は、例えば特定の放送チャンネルを使用することにより、複数の潜在的な協調ノード、例えば図1のノードC、D、E又はFに、或いはネットワークのノード全てに送られることができる。この場合、ノードA及びBと実際に協調するノードの選択は、例えばネットワークの異なるノード間の距離若しくはこれらノードの利用可能性のようなチャンネル条件又は係数に基づいて、又は最もエネルギー効率の良い通信路に基づいて、RTS信号を受信した後に行われる。
同じことがCTC信号にも当てはまる。このCTC信号は少なくとも協調ノードCに予め送られると言われていた。ある実施例において、この協調ノードCは、例えばネットワークの異なるノード間の距離若しくはこれらノードの利用可能性のようなチャンネル条件又は係数に基づいて、CTC信号を送信する前に選択される。
しかしながら、他の実施例において、このCTC信号は、例えば特定の放送チャンネルを使用することにより、RTS信号を既に受信した複数の潜在的な協調ノードに、或いはネットワークのノード全てに送られることができる。ノードA及びBと実際に協調するノードの選択は、例えばネットワークの異なるノード間の距離若しくはこれらノードの利用可能性のようなチャンネル条件又は係数に基づいて、CTC信号を受信した後に行われてもよい。
これら潜在的な協調ノードの少なくとも1つは、この送信の適切な同期を保証するために、例えばRTS及びCTC信号の両方を受信することにより、又はノードBにデータパケットを送信するというノードAの意向に関する表示を含むCTC信号のみを受信することにより、ノードA及びノードBに関する情報を受信すべきである。
RTS及びCTC信号を複数の潜在的な協調ノードに放送する場合、これら潜在的な協調ノードの中で最良の協調ノードが(最適なチャンネル条件又は送信測定に基づいて)選択され、使用される。上記実施例は、信頼性(例えば協調ノードCが故障する場合)及び適合性に関して有利である。
図3は、3つのノードA、B及びCを有し、本発明に従ってデータ信号を同時送信するための方法を使用する、限定ではないネットワークの例を詳細に示す。
図3において、各々のノードA、B及びCは、トランシーバモジュール(夫々、TR(A)、TR(B)及びTR(C))並びに処理モジュール(夫々、PROC(A)、PROC(B)及びPROC(C))を有する。これらトランシーバモジュールは、データパケットを送受信することによりノードが他のノードと通信することを可能にして、処理器モジュールは、ノードが受信した信号を処理する、及び送信する信号を発生させることを可能にする。
本実施例において、各々のトランシーバモジュールは、送信モジュール(夫々、Tx(A)、Tx(B)及びTx(C))並びに受信モジュール(夫々、Rx(A)、Rx(B)及びRx(C))を有する。この様な有利な構造の場合、ノードはパケットを同時に受信及び送信することができる。しかしながら、これは限定しない例であり、各々のノードが別々の送信モジュールと受信モジュールの代わりに、単一のアンテナを持つトランシーバモジュールを示してもよい。このような代替の構成は、受信モードと送信モードとを切り替えるための追加の管理を必要とする。
図3から分かるように、送信モジュールTx(A)は最初に、ステップ101に従って上述したように、RTS信号を受信モジュールRx(B)に送る。任意に、この送信モジュールTx(A)はさらにRTS信号(破線で示す)を受信モジュールRx(C)に、及び潜在的に他の表されていない潜在的な協調ノードの他の受信モジュールに、例えば放送チャンネルを介して送る。このようなRTS信号を受信するノードは、ノードAが少なくともデータパケットp1をノードBに送信する意思があることを知る。
RTS信号を受信した後、ステップ103に従って上述したように、送信モジュールTx(B)は、CTC信号を受信モジュールRx(C)に送る。任意に、送信モジュールTx(B)はさらにRTS信号(破線で示す)を受信モジュールRx(A)に、及び潜在的に他の表されていない潜在的な協調ノードの他の受信モジュールに、例えば放送チャンネルを介して送り戻す。このようなCTC信号を受信するノードは、ノードBが少なくともデータパケットp2をノードAに送信する意思があることを知る。
CTC信号を受信した後、協調ノードCは、ノードA及びBの間に同時送信が起こり得ることを知る。強調ノードCの送信モジュールTx(c)はこのとき、ステップ105に従って上述したように、協調ノードCがノードA及びBの同時送信においてこれらノードを支援可能であるとこれらノードに知らせるために、受信モジュールRx(A)及びRx(B)の両方にCTS信号を送る。
CTS信号が一度受信モジュールRx(A)及びRx(B)により受信されると、上述したようにステップ109及び111に従って、同時送信が起こり、ここで送信モジュールTx(A)は、少なくともデータパケットp1を有する第1のデータ信号S1を受信モジュールRx(C)に送る一方、送信モジュールTx(B)は、少なくともデータパケットp2を有する第2の信号S2を受信モジュールRx(C)に送る。
信号S1及びS2の送信は、好ましくは正確に同期される、すなわち図4に示されるように、例えば共通の開始時間を示すCTS信号に含まれるタイミング表示のおかげで、ほぼ同時に開始する。この場合、信号S1の期間が信号S2の期間よりも短いので、信号S1の送信は、信号S2の送信と完全に重複している。
しかしながら、信号S1及びS2の送信は、例えばCTS信号に示される、ノードA及びB夫々に対する時間をシフトした開始時間のおかげで、同時に正確に開始することなく、時間において部分的に重複してもよく、これはデータ信号の夫々の期間に依存する送信の重複を可能にする。時間の重複が部分的である後者の場合でさえも、利用可能なリソースの最適化が依然として起こる。
ある実施例において、ノードCは、データ信号S1及びS2がRTS及びCTC信号に夫々示されることができるので、これら両方の信号の期間を知る。これら信号の夫々の期間を知っていると、PROC(C)は、最も長い期間を決定することができ、及び少なくともこの最も長い期間中、受信モジュールRx(C)に受信モードでいるよう指示する。これは特に、上記モジュールがその受信モードの期間を知る必要があるので、ノードCが単一のアンテナを備えるトランシーバモジュールを有するとき有利である。
図3に示される構造(すなわち個別の送信及び受信モジュールを備えるトランシーバ)の場合、信号S1及びS2が一度完全に受信されると、これら両方の信号は混合され、上述したようにステップ111に従ってノードA及びBに直接送信されることができる。各々のノードA及びBは次いで、信号S1及びS2を含む混合信号を受信し、送った信号(ノードAにはS1又はノードBにはS2)の知識を用いて、ノードA及びBは、受信した信号を推論し、データパケットp1及びp2を復号することが可能である。
ノードCが単一のアンテナを備えるトランシーバモジュールを示す代替構造の場合、信号S1及びS2が一度トランシーバモジュールの受信モード中に完全に受信されると、このトランシーバモジュールが受信モードから送信モードに切り替える前に時間の隙間(time gap)が必要である。この目的のために、特定の時間期間は、以下に示されるに"SIFS(Short Inter-Frame Space)"と呼ばれる。
しかしながら、混合信号を単にノードA及びBに再送信する代わりに、例えば増幅、再生、フィルタリング等のようは他の形式のデータ処理は、上述したステップ110に従って処理モジュールPROC(C)により達成されることができる。
図4は、図1に示されるようなネットワークに適用されるとき、本発明によるデータ信号を同時送信するための方法を説明するタイミング図を示す。
このタイミング図において、4つのタイミング線が平行に描かれている。Tx(A)と呼ばれる第1の線は、ノードAにより送信される信号を表している。Tx(B)と呼ばれる第2の線は、ノードBにより送信される信号を表している。Tx(C)と呼ばれる第3の線は、ノードCにより送信される信号を表している。最後に、Rx(C)と呼ばれる第4の線は、ノードCにより受信される信号を表している。
このタイミング図において、起こる第1の事象は、データパケットをノードBに送信する要望を示す、ノードAによるRTS信号の送信である。このRTS信号は、宛先ノードB及び任意に協調ノードCで受信される。起こる第2の事象は、ノードAからのRTS信号の受信に応じて、ノードBにより発生するCTC信号の協調ノードCへ及び任意にノードAへの送信である。ある実施例において、CTC信号の送信は、"SIFS" (図4のSIFS1)と呼ばれる第1の時間期間の後に好ましくは生じる。このようなSIFSの時間期間は、CTC信号を発生させるために、ノードBが受信したRTS信号を処理することを可能にする。その上、ノードBが単一のアンテナを備えるトランシーバを表す場合、上記SIFS1の時間期間がさらに受信モードから送信モードに切り替えことを可能にする。
例えばCTCは、ANC又はPLNCスキームを使用して差し迫った同時送信を示し、混合されるノードA及びBからの送信も識別する。このCTCは第4のタイミング線に示されるように、少なくとも協調ノードCにより受信される。この協調ノードCは、ノードA及びBが協調ノードCの助けを受けてパケットを互いに送信したい、並びに例えばANC又はPLNCスキームを用いる機会が存在していると判断する。
協調ノードCはその後、CTS信号を発生させ、この信号をノードA及びBに送信し、これらノードに同時送信が後で起こることを知らせる。特定の実施例において、このCTS信号の送信は好ましくは、第2の"SIFS"の時間期間(図4ではSIFS2)の後に起こり、もう一度、CTS信号を発生させるために受信したCTC信号を処理するのに十分な時間を協調ノードに与える。その上、強調ノードCが単一のアンテナを備えるトランシーバを表す場合、上記SIFS2の時間期間がさらに受信モードから送信モードにも切り替えることを可能にする。
受信したCTS信号に基づいて、信号S1及びS2のノードA及びBからの送信は、例えばこれら送信が開始すべき正確な共通の時間をCTS信号に示すことにより、略同時に同期させることができる。他の特定の実施例において、ノードA及びBは、第3の"SIFS"の時間期間(図4ではSIFS3)の後に信号S1及びS2の送信を始め、もう一度、受信したCTS信号を処理するのに十分な時間をノードA及びBに与え、並びにノードA又はBが使用する単一のアンテナのトランシーバが受信モードから送信モードへ切り替えることを可能にする。
第4のタイミング線に示されるように、信号S1及びS2の混合した送信は協調ノードCで受信される。本実施例において、信号S1は信号S2よりも短く、それ故に信号S1の送信は、信号S2の送信が終わる前に終了する。しかしながら、協調ノードCは、信号S1(ノードCにより直接受信されるときはRTS信号を介して、又はRTS信号がノードCにより直接受信されないときはCTC信号を介して間接的にの何れか一方で)及び信号S2(CTC信号を介して)の両方の時間期間が知らされる上述した実施例において、協調ノードCは、最も長い時間期間を推論することができ、全ての混合信号が受信されることを保証するために、少なくともこの最も長い時間期間、受信モードのままでいる。
この限定ではない実施例において、協調ノードCは次いで、ここでは単に、受信したとおりの信号S1及びS2の混合に基づいて、混合信号S3を転送する。もう一度、好ましい実施例において、この混合信号S3の送信は好ましくは、第4の"SIFS"の時間期間(図4ではSIFS4)の後に起こり、協調ノードCが単一のアンテナを備えるトランシーバを表す場合、受信モードから送信モードへ切り替えることを可能にする。その上、ステップ109に従う信号S1及びS2の受信と、ステップ111に従う送信との間に、何らかの種類の処理(ステップ110)が存在する場合、上記SIFS4の時間期間は、混合したS3信号を発生させ、この信号を処理するために、受信信号を処理するのに十分な時間を協調ノードCに与える。
上記の投入される4つの"SFIS"の時間期間SIFS1、SFIS2、SFIS3及びSFIS4は、別々に規定されることができ、又は同じ時間期間を示すことができる。このようなSIFSは同様に、ネットワークにより用いられる物理層に依存することができ、それ故に前記物理層により使用される規格で規定される最小の時間期間を示すことができる。
最後に、混合信号S3が一度ノードA及びBの両方で受信されると、所望のパケットをKatti他に類似の方法で復号するために、これらノードの夫々の受信器により使用されることができる。
上述したRTS、CTC及びCTS信号は、例えばIEEE規格と共に使用されるMACメッセージのような、ネットワークにより使用されるプロトコルにおいて既に利用可能である形式のように、起こるデータ送信を示すことが可能であるノード間メッセージに適切な如何なる形式をとることができる。
本発明は、例えば物理層において特定のコーディングを利用することにより、データパケットの協調衝突が実施され得る如何なる種類のネットワークに利用されることができるのに対し、本発明は特に、例えばスループットの向上に関する改善される性能を保証する分散型のワイヤレスネットワーク、例えばWLAN、WPAN又はWBANに適している。
本発明は、ネットワークノードのコンピュータ手段にロード及び実行されるとき、上述したような方法のステップの何れかを実行することが可能であるコンピュータプログラムプロダクトにも関する。コンピュータプログラムは、他のハードウェアと一緒に又はその一部として供給される適切な媒体に記憶/配布されてもよいが、他の形式、例えばインターネット又は他の有線若しくはワイヤレス通信システムを介して配布されてもよい。
本発明は、図面及び上記記載において詳細に説明及び開示されている一方、このような説明及び開示は、説明的又は例示的であり、制限的ではないと考えるべきであり、本発明は開示される実施例に限定されない。開示される実施例の他の変形例は、図面、明細書及び添付の図面を研究することにより、請求する本発明を実施する当業者により理解及びもたらされることができる。
請求項において、"有する"という用語は、他の要素又はステップを排除するものではなく、複数あることを述べないことが、それが複数あることを排除するものではない。単一の処理器又は他のユニットが請求項に挙げられる幾つかのアイテムの機能を果たしてもよい。異なる方法が互いに異なる従属請求項に列挙されているという単なる事実は、これらの方法の組み合わせが有利に使用されることができないことを示しているのではない。請求項における如何なる参照符号も本発明の範囲を限定すると考えるべきではない。

Claims (15)

  1. 第1のノード及び第2のノード、並びに少なくとも1つの協調ノードを有するネットワークにおいて、少なくとも前記第1のノードと前記第2のノードとの間のデータ信号の送信を同期させるための方法において、
    −前記第2のノードが送信したCTC信号を、前記協調ノードが受信した後、少なくともタイミング表示を含むCTS信号を、前記協調ノードから前記第1のノード及び前記第2のノードに放送するステップ、並びに
    −前記第1及び第2のノードが前記CTS信号を受信した後、少なくとも前記タイミング表示に依存する共通の時間期間中に前記協調ノードを介して、前記第1のノードから前記第2のノードへ第1のデータ信号を、前記第2のノードから前記第1のノードへ第2のデータ信号を送信するステップ、
    を有する方法。
  2. 請求項1に記載の方法において、
    −前記第1のノードから少なくとも前記第2のノードにRTS信号を送信するステップ、及び
    −前記第2のノードBが前記RTS信号を受信した後、前記CTC信号を前記第2のノードから少なくとも協調ノードに送信するステップ、
    からなる先行するステップをさらに有することを特徴とする方法。
  3. 前記CTC信号を送信するステップは、前記RTS信号を受信してから第1の既定の時間期間の後に起こることをさらに特徴とする請求項2に記載の方法。
  4. 前記CTS信号を放送するステップは、前記CTC信号を受信してから第2の既定の時間期間の後に起こることをさらに特徴とする請求項2又は3に記載の方法。
  5. 前記RTS信号は前記協調ノードにも送信されることを特徴とする請求項2、3又は4に記載の方法。
  6. 前記RTS信号は、前記第1のノードAが送る前記第1のデータ信号の前記時間期間を示す第1の時間期間の値を有すること、前記CTC信号は、前記第2のノードBが送る前記第2のデータ信号の前記時間期間を示す第2の時間期間の値を有すること、並びに前記CTS信号は、前記第1及び第2の時間期間の値の中で最も長い時間期間の値に基づいて発生すること、をさらに特徴する請求項5に記載の方法。
  7. 前記CTC信号は前記第1のノードにも送信されることを特徴とする請求項1乃至6の何れか一項に記載の方法。
  8. 前記協調ノードを介して、前記第1のノードから前記第2のノードに第1の信号を、及び前記第2のノードから前記第1のノードに第2の信号を送信する前記ステップは、
    −前記第1のノードから前記協調ノードに前記第1の信号を、及び前記第2のノードから前記協調ノードに前記第2の信号を送信するステップ、並びに
    −前記協調ノードから前記第1のノード及び第2のノードに、少なくとも前記第1及び第2の信号に基づく第3の信号を送信するステップ、
    を有する方法。
  9. 前記第1及び第2の信号を送信するステップは、前記CTS信号を受信してから第3の既定の時間期間の後に起こることをさらに特徴とする請求項8に記載の方法。
  10. 前記第3の信号を送信するステップは、前記第1及び第2の信号を完全に受信してから第4の既定の時間期間の後に起こることをさらに特徴とする請求項8又は9に記載の方法。
  11. 第1のノードと第2のノードとの間の信号の送信を同期させるための協調ノードは、
    −前記第2のノードから少なくともCTC信号を受信し、CTS信号を前記第1及び第2のノードに送信するように構成されるトランシーバモジュール、並びに
    −第1及び第2のノードが少なくとも共通の時間期間中にデータ信号を送信するのを可能にするタイミング表示を含む前記CTS信号を発生させるように構成される処理モジュール、
    を有する協調ノード。
  12. 前記トランシーバモジュールは、前記第1のノードからRTS信号を受信するように構成される、及び前記処理モジュールは、受信した前記STS信号に含まれる情報に依存して前記CTS信号を発生させるように構成されることをさらに特徴とする請求項11に記載の協調ノード。
  13. 第1のノード、第2のノード及び請求項11又は12に従う少なくとも1つの協調ノードを有するデータ送信ネットワークにおいて、前記第1のノードは、少なくとも第2のノードにRTS信号を送信する、前記第2のノードは少なくとも前記協調ノードにCTC信号を送信する、並びに第1及び第2のノードの両方は、前記協調ノードからタイミング表示を含むCTS信号を受信し、前記タイミング表示に依存する少なくとも共通の時間期間中に第1及び第2のデータ信号を夫々送信するように構成される、ことをさらに特徴とするデータ送信ネットワーク。
  14. 請求項13に記載のデータ送信ネットワークにおいて、アナログネットワークコーディング又は物理層ネットワークコーディングを用いるワイヤレスネットワークであるデータ送信ネットワーク。
  15. 通信装置のコンピュータ手段にロード及び実行されるとき、請求項1乃至10の何れか一項に記載の方法のステップを実行するための命令を有するコンピュータプログラムプロダクト。
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