JP2012523065A5

JP2012523065A5 -

Info

Publication number: JP2012523065A5
Application number: JP2012501227A
Authority: JP
Filing date: 2010-03-05
Publication date: 2012-12-13

Description

上記の特許文献１によって公知のケーブルは、少なくとも一層、管の周りに巻かれた超伝導導体を有する。該ケーブルには、さらに、導体を取り囲む被膜も属する。該ケーブルは、互いに同軸に配置された２個の金属管であって、その間に真空絶縁が施された、２個の金属管からなるクライオスタット内において、空間内に拘束されることなく配置されている。該導体の超伝導状態をもたらす冷媒は、該管及びクライオスタットの該空間を通って導かれる。
特許文献２（EP0650205A1）には、その超伝導導体が、可撓性の支持体の周りに形成された超伝導ケーブルが記載されている。該支持体は、所定の壁厚及び蛇腹深さを備えた蛇腹状の管として製作することができる。該支持体は、螺旋として巻かれた鋼ストリップとしても形成することができる。すべての実施形態において、該支持体は、その全長にわたり、一定にとどまる直径を有する。

WO03/052775A1 EP0650205A1

超伝導ケーブルを備えた構成の断面図である。本発明による超伝導ケーブル用に、ケーブルの導体用の支持体として使用しうる管を示す図である。参考形態を示す図である。図２に対して変形した、管の実施形態を示す図である。

管２は、全長にわたり伸びる割れ目８を有し、該割れ目は、図２にしたがって、管の外側の輪郭に沿って直線状に走る。

Claims

管として構成された支持体の周りに少なくとも一層巻かれた、少なくとも一つの、超伝導性の、帯状体またはワイヤからなる導体を備えた超伝導電気ケーブルであって、該管（２）は、直径を変えながら径方向に弾性的に変形可能であり、該管の全長にわたって延び、該管の外側の輪郭に沿って直線状に走る割れ目（８）を備えた超伝導電気ケーブル。
該管（２）は、その長手方向を横断する方向に波形とされている請求項１に記載の超伝導電気ケーブル。
該管（２）は、特殊鋼から形成される請求項１または２に記載の超伝導電気ケーブル。
該管（２）は、銅または銅合金から形成される請求項１または２に記載の超伝導電気ケーブル。
該管（２）は、ベリリウム・銅合金から形成される請求項４に記載の超伝導電気ケーブル。
該管（２）は、アルミニウムまたはアルミニウム合金から形成される請求項１または２に記載の超伝導電気ケーブル。