JP2012513171A - 無線通信ネットワーク内のグループ通信用の伝送プロトコルの管理 - Google Patents

無線通信ネットワーク内のグループ通信用の伝送プロトコルの管理 Download PDF

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Abstract

グループ通信用の伝送プロトコルを管理するための装置および方法が開示される。或る例において、アクセスネットワークが、第1の伝送プロトコルを有する順方向リンクパケットを受信し、この順方向リンクパケットは、所与のグループ通信セッションに関連する。アクセスネットワークは、第1の伝送プロトコルが容認可能であるかどうかを判定する。アクセスネットワークは、この判定するステップが、第1の伝送プロトコルが容認可能でないと判定した場合、第2の伝送プロトコルを選択する。アクセスネットワークは、第2の伝送プロトコルに従って(例えば、アクセスネットワークにおいて伝送プロトコル間でパケットをマッピングすることによって)、その順方向リンクパケットを伝送する。

Description

本発明は、無線遠隔通信システムにおける通信に関し、より詳細には、無線通信ネットワーク内のマルチキャスト通信用の伝送プロトコルを管理する方法に関する。
無線通信システムは、第1世代アナログ無線電話サービス(1G)、第2世代(2G)デジタル無線電話サービス(中間の2.5Gネットワークおよび2.75Gネットワークを含む)、および第3世代(3G)高速データ/インターネット対応無線サービスを含む様々な世代を通して開発されてきた。現在、セルラシステムおよびPCS(パーソナル通信サービス)システムを含め、使用中の異なる多くのタイプの無線通信システムが存在する。知られているセルラシステムの例には、セルラAMPS(アナログアドバンスト移動電話システム(Analog Advanced Mobile Phone System))、ならびにCDMA(符号分割多元接続)、FDMA(周波数分割多元接続)、TDMA(時分割多元接続)、TDMAのGMS(グローバルシステムフォーモバイルアクセス(Global System for Mobile access))バリエーションに基づくデジタルセルラシステム、およびTDMA技術とCDMA技術をともに使用する、より新しいハイブリッドデジタル通信システムが含まれる。
CDMA移動体通信を提供するための方法は、本明細書でIS-95と呼ばれる「Mobile Station-Base Station Compatibility Standard for Dual-Mode Wideband Spread Spectrum Cellular System」という名称のTIA/EIA/IS-95-A(非特許文献1)において米国通信機器工業会(Telecommunications Industry Association)/米国電子工業会(Electronic Industries Association)によって米国で標準化されている。複合AMPS & CDMAシステムが、TIA/EIA標準IS-98(非特許文献2)において説明されている。他の通信システムが、WCDMA(広帯域CDMA)、CDMA2000(例えば、CDMA2000 1xEV-DO標準)またはTD-SCDMAと呼ばれるものを範囲に含む標準である、IMT-2000/UM(非特許文献3)、すなわちインターナショナルモバイルテレコミュニケーションズシステム2000/ユニバーサルモバイルテレコミュニケーションズシステムにおいて説明されている。
無線通信システムにおいて、移動局、ハンドセット、またはAT(アクセス端末装置)は、基地局に隣接する、または基地局を囲む特定の地理的区域内で通信リンクまたは通信サービスをサポートする固定位置の基地局(セルサイトまたはセルとも呼ばれる)から信号を受信する。基地局は、概して、QoS(サービス品質)要件に基づいてトラフィックを区別するための方法をサポートする標準のIETF(インターネットエンジニアリングタスクフォース)ベースのプロトコルを使用するパケットデータネットワークであるAN(アクセスネットワーク)/RAN(無線アクセスネットワーク)へのエントリポイントを提供する。したがって、基地局は、一般に、無線インタフェースを介してATと対話し、IP(インターネットプロトコル)ネットワークデータパケットを介してANと対話する。
無線遠隔通信システムにおいて、PTT(プッシュツートーク)能力が、サービス部門および消費者に普及しつつある。PTTは、CDMA、FDMA、TDMA、GSMなどの標準の市販の無線インフラストラクチャ上で動作する「ディスパッチ」音声サービスをサポートすることができる。ディスパッチモデルにおいて、エンドポイント(AT)間の通信は、仮想グループ内で行われ、1名の「話し手(talker)」の音声が1名または複数名の「聞き手(listener)」に伝送される。このタイプの通信の単一のインスタンスが、一般に、ディスパッチ呼、または単にPTT呼と呼ばれる。PTT呼は、呼の特性を規定するグループのインスタンス化である。グループは基本的に、メンバリスト、ならびにグループ名またはグループIDなどの関連する情報によって定義される。
従来、無線通信ネットワーク内のデータパケットは、単一の宛先またはアクセス端末装置に送信されるように構成されてきた。単一の宛先へのデータの伝送は、「ユニキャスト」と呼ばれる。移動体通信が増加するにつれ、複数のアクセス端末装置に所与のデータを同時に伝送する能力が、より重要になっている。したがって、複数の宛先またはターゲットアクセス端末装置への同一のパケットまたはメッセージの同時のデータ伝送をサポートするプロトコルが採用されている。「ブロードキャスト」が、すべての宛先またはアクセス端末装置(例えば、所与のサービスプロバイダなどによるサービスを受ける所与のセル内の)へのデータパケットの伝送を指す一方で、「マルチキャスト」が、所与のグループの宛先またはアクセス端末装置へのデータパケットの伝送を指す。或る例において、宛先の所与のグループ、すなわち「マルチキャストグループ」は、可能な宛先またはアクセス端末装置(例えば、所与のサービスプロバイダなどによるサービスを受ける所与のグループ内の)の全数未満の複数を含むことが可能である。しかし、一部の状況において、マルチキャストグループが、ユニキャストと同様に1つだけのアクセス端末装置しか備えないこと、または代替として、マルチキャストグループが、ブロードキャストと同様にすべてのアクセス端末装置(例えば、セル内またはセクタ内の)を備えることが少なくとも可能である。
ブロードキャストおよび/またはマルチキャストは、マルチキャストグループに対応するように複数の順次のユニキャスト動作を実行すること、複数のデータ伝送を同時に扱うために一意のBCH(ブロードキャスト/マルチキャストチャネル)を割り当てることなどの、いくつかの仕方で無線通信システム内で実行されることが可能である。プッシュツートーク通信のためにブロードキャストチャネルを使用する従来のシステムが、参照により全体が本明細書に組み込まれている、2007年3月1日付けの、「Push-To-Talk Group Call System Using CDMA 1x-EVDO Cellular Network」という名称の米国特許出願公開第2007/0049314号において説明される。公開第2007/0049314号の説明によれば、ブロードキャストチャネルが、従来のシグナリング技術を使用するプッシュツートーク呼のために使用されることが可能である。ブロードキャストチャネルの使用は、従来のユニキャスト技術と比べて帯域幅要件を向上させることが可能であるものの、ブロードキャストチャネルの従来のシグナリングは、依然として、さらなるオーバーヘッドおよび/または遅延をもたらす可能性があり、さらにシステムパフォーマンスを低下させる可能性がある。
「3GPP2」(第3世代パートナーシッププロジェクト2)が、CDMA2000ネットワークにおいてマルチキャスト通信をサポートするためのBCMCS(ブロードキャスト-マルチキャストサービス)規格を定義する。したがって、2006年2月14日付けの「CDMA2000 High Rate Broadcast-Multicast Packet Data Air Interface Specification」という名称の3GPP2のBCMCS規格のバージョン、バージョン1.0 C.S0054-Aが、参照により全体として本明細書に組み込まれている。
TIA/EIA/IS-95-A TIA/EIA標準IS-9 IMT-2000/UM
本発明の実施形態は、グループ通信用の伝送プロトコルを管理するための装置および方法を含む。或る例において、アクセスネットワークが、第1の伝送プロトコル(例えば、マルチキャスト、ユニキャストなど)を有する順方向リンクパケット(例えば、アプリケーションサーバからの)を受信し、この順方向リンクパケットは、所与のグループ通信セッションに関連する。アクセスネットワークは、第1の伝送プロトコルが容認可能であるかどうかを判定する。アクセスネットワークは、この判定するステップが、第1の伝送プロトコルが容認可能でないと判定した場合、第2の伝送プロトコル(例えば、ユニキャスト、マルチキャストなど)を選択する。アクセスネットワークは、第2の伝送プロトコルに従って(例えば、アクセスネットワークにおいて伝送プロトコル間でパケットをマッピングすることによって、アプリケーションサーバに、アプリケーションサーバの伝送プロトコルを調整するよう要求するようにアクセス端末装置を促すことによってなど)、その順方向リンクパケットを伝送する。別の例において、所与のグループ通信セッションに参加することを所望するアクセス端末装置が、アクセスネットワークから、少なくともそのアクセス端末装置を宛先とする1つまたは複数のグループ通信メッセージに関する伝送プロトコルを調整するようアプリケーションサーバに要求するプロンプトを受信する。アクセス端末装置は、このプロンプトに応答して、アプリケーションサーバが伝送プロトコルを調整すべきであるという要求を送信する。
本発明の実施形態、および本発明の付随する利点の多くのより完全な理解は、例示だけを目的として提示され、本発明の限定は目的としていない、添付の図面に関連して考慮される場合に、以下の詳細な説明を参照することによって、そのような実施形態および利点がよりよく理解されるにつれ、容易に獲得することができよう。
本発明の少なくとも1つの実施形態によるアクセス端末装置およびアクセスネットワークをサポートする無線ネットワークアーキテクチャを示す図である。 本発明の或る実施形態によるキャリアネットワークを示す図である。 本発明の少なくとも1つの実施形態によるアクセス端末装置を示す図である。 図1の無線システムにおける1つまたは複数のATにグループ通信サービスを提供するための従来のプロセスを示す図である。 本発明の或る実施形態によるマルチキャスト通信プロセスを示す図である。 本発明の或る実施形態による無線通信システムを示す図である。 本発明の別の実施形態によるマルチキャスト通信プロセスを示す図である。
本発明の態様が、本発明の特定の実施形態を対象とする以下の説明、および関連する図面において開示される。本発明の範囲を逸脱することなく、代替の実施形態が考案されることも可能である。さらに、本発明のよく知られた要素は、詳細に説明されず、あるいは本発明の関係のある詳細を不明瞭にしないように省略される。
「例示的」および/または「例」という語は、本明細書では、「例、実例、または例示の役割をする」を意味するように使用される。「例示的」および/または「例」として本明細書で説明されるいずれの実施形態も、他の実施形態と比べて好ましい、または有利であると必ずしも解釈されるべきではない。同様に、「本発明の実施形態」という用語は、本発明のすべての実施形態が、説明される特徴、利点、または動作の様態を含むことは要求しない。
さらに、多くの実施形態は、例えば、コンピューティングデバイスの要素によって実行されるべきアクションのシーケンスの点で説明される。本明細書で説明される様々なアクションは、特定の回路(例えば、ASIC(特定用途向け集積回路))によって、1つまたは複数のプロセッサによって実行されているプログラム命令によって、あるいは特定の回路とそのようなプログラム命令の両方によって実行されることが可能であることが認識されよう。さらに、本明細書で説明されるアクションの、これらのシーケンスは、実行されると、関連するプロセッサに本明細書で説明される機能を実行させる、対応するコンピュータ命令セットが格納されている任意の形態のコンピュータ可読記憶媒体内に完全に実現されると考えることが可能である。このため、本発明の様々な態様は、多くの異なる形態で実現されることが可能であり、これらの形態のすべてが、主張される主題の範囲に入るものと企図されている。さらに、本明細書で説明される実施形態のそれぞれに関して、いずれのそのような実施形態の対応する形態も、例えば、説明されるアクションを実行する「ように構成されたロジック」として本明細書で説明されることが可能である。
本明細書でAT(アクセス端末装置)と呼ばれるHDR(高データレート)加入者局は、移動型であっても、据え置き型であってもよく、本明細書でMPT(モデムプールトランシーバ)またはBS(基地局)と呼ばれる1つまたは複数のHDR基地局と通信することが可能である。アクセス端末装置は、1つまたは複数のモデムプールトランシーバを介して、MPC(モデムプールコントローラ)、BSC(基地局コントローラ)、および/またはPCF(パケット制御機能)と呼ばれるHDR基地局コントローラにデータパケットを相手にデータパケットの送受信を行う。モデムプールトランシーバおよびモデムプールコントローラは、アクセスネットワークと呼ばれるネットワークの部分である。アクセスネットワークは、複数のアクセス端末装置の間でデータパケットをトランスポートする。
アクセスネットワークは、企業イントラネットまたはインターネットなどの、アクセスネットワークの外部のさらなるネットワークにさらに接続されることが可能であり、各アクセス端末装置とそのような外部ネットワークの間でデータパケットをトランスポートすることができる。1つまたは複数のモデムプールトランシーバを相手に活性のトラフィックチャネル接続を確立しているアクセス端末装置は、活性のアクセス端末装置と呼ばれ、トラフィック状態にあるといわれる。1つまたは複数のモデムプールトランシーバを相手に活性のトラフィックチャネル接続を確立するプロセスにあるアクセス端末装置は、接続セットアップ状態にあるといわれる。アクセス端末装置は、無線チャネルを介して、または有線チャネルを介して、例えば、光ファイバまたは同軸ケーブルを使用して通信する任意のデータデバイスであることが可能である。アクセス端末装置はさらに、PCカード、コンパクトフラッシュ(登録商標)、外部モデムもしくは内部モデム、または無線電話機もしくは有線電話機を含むが、以上には限定されない、多くのタイプのデバイスのいずれであってもよい。アクセス端末装置がモデムプールトランシーバに信号を送信する通信リンクは、逆方向リンクまたは逆方向トラフィックチャネルと呼ばれる。モデムプールトランシーバがアクセス端末装置に信号を送信する通信リンクは、順方向リンクまたは順方向トラフィックチャネルと呼ばれる。本明細書で使用されるトラフィックチャネルという用語は、順方向トラフィックチャネルを指すことも、逆方向トラフィックチャネルを指すことも可能である。
図1は、本発明の少なくとも一実施形態による無線システム100の1つの例示的な実施形態のブロック図を示す。システム100は、パケット交換データネットワーク(例えば、イントラネット、インターネット、および/またはキャリアネットワーク126)とアクセス端末装置102、108、110、112の間のデータ接続を提供するネットワーク機器にアクセス端末装置102を接続することができるアクセスネットワークまたはRAN(無線アクセスネットワーク)120と無線インタフェース104を介して通信状態にある、セルラ電話機102などのアクセス端末装置を含むことが可能である。図1に示されるとおり、アクセス端末装置は、セルラ電話機102、携帯情報端末108、双方向テキストポケットベルとして図1に示されるポケットベル110、あるいは無線通信ポータルを有する別個のコンピュータプラットフォーム112でさえあることが可能である。このため、本発明の実施形態は、限定することなく、無線モデム、PCMCIAカード、パーソナルコンピュータ、電話機、または以上の任意の組合せもしくは部分的組合せを含む、無線通信ポータルを含む、または無線通信能力を有する任意の形態のアクセス端末装置上で実現されることが可能である。さらに、本明細書で使用される、「アクセス端末装置」、「無線デバイス」、「クライアントデバイス」、「移動端末装置」という用語、および以上の変種は、互換的に使用されることが可能である。
図1を再び参照すると、無線ネットワーク100の構成要素、および本発明の例示的な実施形態の要素の相互関係は、図示される構成に限定されない。システム100は、単に例示的であり、無線クライアントコンピューティングデバイス102、108、110、112などの遠隔アクセス端末装置が、互いに、さらに互いの間で、無線で通信することを可能にする、ならびに/または、限定なしに、キャリアネットワーク126、インターネット、および/もしくは他の遠隔サーバを含む無線インタフェース104およびRAN120を介して接続された構成要素間で、さらにそのような構成要素の間で無線で通信することを可能にする任意のシステムを含むことが可能である。
RAN120は、BSC/PCF(基地局コントローラ/パケット制御機能)122に送信されるメッセージ(通常、データパケットとして送信される)を制御する。BSC/PCF122は、パケットデータサービスノード100(「PDSN」)とアクセス端末装置102/108/110/112の間でベアラチャネル(すなわち、データチャネル)のシグナリング、確立、および解体を行うことを担う。リンク層暗号化が可能にされる場合、BSC/PCF122は、無線インタフェース104を介してコンテンツを転送する前に、コンテンツを暗号化することも行う。BSC/PCF122の機能は、当技術分野でよく知られており、簡明のためさらに説明されることはない。キャリアネットワーク126は、ネットワーク、インターネット、および/またはPSTN(公衆交換電話網)によってBSC/PCF122と通信することができる。代替として、BSC/PCF122は、インターネットまたは外部ネットワークに直接に接続されることが可能である。通常、キャリアネットワーク126とBSC/PCF122の間のネットワーク接続またはインターネット接続は、データを転送し、PSTNは、音声情報を転送する。BSC/PCF122は、複数のBS(基地局)またはMPT(モデムプールトランシーバ)124に接続され得る。キャリアネットワークと同様に、BSC/PCF122は、通常、データ転送および/または音声情報のためにネットワーク、インターネット、および/またはPSTNによってMPT/BS124に接続される。MPT/BS124は、セルラ電話機102などのアクセス端末装置に無線でデータメッセージをブロードキャストすることができる。MPT/BS124、BSC/PCF122、およびその他の構成要素は、当技術分野で知られているとおり、RAN120を形成することが可能である。しかし、代替の構成が使用されることも可能であり、本発明は、例示される構成に限定されない。例えば、別の実施形態において、BSC/PCF122の機能と1つまたは複数のMPT/BS124の機能は、BSC/PCF122とMPT/BS124の両方の機能を有する単一の「ハイブリッド」モジュールに折り込まれてもよい。
図2は、本発明の或る実施形態によるキャリアネットワーク126を示す。図2の実施形態において、キャリアネットワーク126は、統合されたBSN(ブロードキャストサービスノード)165と、アプリケーションサーバ170と、インターネット175とを含むPDSN(パケットデータサービングノード)160を含む。しかし、アプリケーションサーバ170およびその他の構成要素は、代替の実施形態においてキャリアネットワークの外部に配置されてもよい。さらに、PDSN160は、BSNと統合されたものとして図2に例示されるが、本発明の他の実施形態は、PDSN160と統合されなくてもよい別個に実施されたBSNを対象とすることが認識されよう。
図2を参照すると、PDSN160は、例えば、cdma2000 RAN(無線アクセスネットワーク)(例えば、図1のRAN120)を利用して、インターネット175、イントラネット、および/または遠隔サーバ(例えば、アプリケーションサーバ170)へのアクセスを移動局(例えば、図1からの102、108、110、112のようなアクセス端末装置)に提供する。アクセスゲートウェイの役割をして、PDSN160は、単純なIPアクセスおよび移動体IPアクセス、外部エージェントサポート、ならびにパケットトランスポートを提供することが可能である。PDSN160は、AAA(認証、許可、およびアカウンティング)サーバおよび他のサポートするインフラストラクチャに対するクライアントの役割をすることができ、当技術分野で知られているとおり、IPネットワークへのゲートウェイを移動局に提供する。図2に示されるとおり、PDSN160は、従来のA10データ接続および/または従来のA11シグナリング接続を介してRAN120(例えば、BSC/PCF122)と通信することが可能である。A10接続およびA11接続は、当技術分野でよく知られており、簡明のためさらに説明されることはない。
図2を参照すると、PDSN160と統合されることが可能なBSNが、マルチキャストサービスおよびブロードキャストサービスをサポートするように構成されることが可能である。BSNは、BC(ブロードキャスト)A10接続を介してRAN120(例えば、BSC/PCF122)と通信し、インターネット175を介してアプリケーションサーバ170と通信する。BCA10接続は、マルチキャストメッセージングおよび/またはブロードキャストメッセージングを転送するのに使用される。したがって、アプリケーションサーバ170は、インターネット175を介してユニキャストメッセージングとマルチキャストメッセージングの両方をPDSN/BSN160に送信することができる。
一般に、後段でより詳細に説明されるとおり、RAN120は、BCA10接続を介してPDSN/BSN160から受信されたマルチキャストメッセージを、無線インタフェース104を介してダウンリンクチャネル(例えば、BCH(ブロードキャストチャネル)、制御チャネルなど)経由で1つまたは複数のアクセス端末装置200に伝送する。
図3を参照すると、セルラ電話機などのアクセス端末装置200(この場合、無線デバイス)が、究極的にはキャリアネットワーク126、インターネット、および/または他の遠隔サーバおよび遠隔ネットワークから来ることが可能である、RAN120から伝送されたソフトウェアアプリケーション、データ、および/またはコマンドを受信し、実行することができるプラットフォーム202を有する。プラットフォーム202は、特定用途向け集積回路(「ASIC」208)、または他のプロセッサ、マイクロプロセッサ、論理回路、あるいはその他のデータ処理デバイスに動作上、結合されたトランシーバ206を含むことが可能である。ASIC208またはその他のプロセッサは、無線デバイスのメモリ212の中の任意の常駐プログラムとインタフェースをとるアプリケーションプログラミングインタフェース(「API」)210層を実行する。メモリ212は、RAMまたはROM(読み取り専用メモリまたはランダムアクセスメモリ)、EEPROM、フラッシュカード、あるいはコンピュータプラットフォームに共通の任意のメモリから成ることが可能である。また、プラットフォーム202は、メモリ212の中で活発に使用されないアプリケーションを保持することができるローカルデータベース214を含むことも可能である。ローカルデータベース214は、通常、フラッシュメモリセルであるが、磁気媒体、EEPROM、光媒体、テープ、ソフトディスクもしくはハードディスクなどの、当技術分野で知られている任意の二次ストレージデバイスであり得る。内部プラットフォーム202構成要素は、当技術分野で知られているとおり、構成要素のなかでもとりわけ、アンテナ222、ディスプレイ224、プッシュツートークボタン228、およびキーパッド226などの外部デバイスに動作上、結合されることも可能である。
したがって、本発明の実施形態は、本明細書で説明される機能を実行する能力を含むアクセス端末装置を含むことが可能である。当業者には認識されるとおり、様々な論理要素が、ディスクリートの要素、プロセッサ上で実行されるソフトウェアモジュール、またはソフトウェアとハードウェアの任意の組合せにおいて実現されて、本明細書で開示される機能が達成されることが可能である。例えば、ASIC208、メモリ212、API210、およびローカルデータベース214がすべて協調的に使用されて、本明細書で開示される様々な機能がロードされること、格納されること、および実行されることが可能であり、このため、これらの機能を実行するロジックは、様々な要素にわたって分散されることが可能である。代替として、機能は、1つのディスクリートの構成要素に組み込まれることも可能である。したがって、図3のアクセス端末装置の特徴は、単に例示的であると考えられるべきであり、本発明は、例示される特徴または構成に限定されない。
アクセス端末装置102とRAN120の間の無線通信は、CDMA(符号分割多元接続)、WCDMA、TDMA(時分割多元接続)、FDMA(周波数分割多元接続)、OFDM(直交周波数分割多重化)、GSM(グローバルシステムフォーモバイルコミュニケーションズ)、あるいは無線通信ネットワークもしくはデータ通信ネットワークにおいて使用され得る他のプロトコルなどの、様々な技術に基づくことが可能である。データ通信は、通常、クライアントデバイス102、MPT/BS124、およびBSC/PCF122の間で行われる。BSC/PCF122は、キャリアネットワーク126、PSTN、インターネット175、仮想プライベートネットワークなどの複数のデータネットワークに接続されて、アクセス端末装置102が、より広い通信ネットワークにアクセスすることを可能にすることが可能である。以上に説明され、当技術分野で知られているとおり、音声伝送および/またはデータは、様々なネットワークおよび構成を使用してRANからアクセス端末装置に伝送されることが可能である。したがって、本明細書で与えられる例示は、本発明の実施形態を限定することを意図しておらず、本発明の実施形態の態様の説明を助けることだけを意図している。
図4は、図1の無線システム100における1つまたは複数のAT1...Nにグループ通信サービスを提供するための従来のプロセスを示す。400で、AT1...Nが、関心のあるマルチキャストセッションに登録する要求をアプリケーションサーバ170に送信する。また、AT1...Nの1つまたは複数は、そのマルチキャストセッションへのそれらの関心を示す登録メッセージ(例えば、BCMCSFLowRegistrationメッセージ)をRAN120に送信する。アプリケーションサーバ170が、要求するATをマルチキャストグループに追加する(405)。
410で、アプリケーションサーバ170が、告知されたマルチキャストセッションに関する伝送プロトコルを選択する。この伝送プロトコルは、405でマルチキャストグループが更新された後、マルチキャストグループ内のマルチキャストグループメンバの数に基づいて選択される。登録されたマルチキャストグループメンバの数が事前定義された閾値を下回っている場合、アプリケーションサーバ170は、伝送プロトコルとしてユニキャストを選択する。そうではなく、登録されたマルチキャストグループメンバの数が事前定義された閾値以上である場合、アプリケーションサーバ170は、伝送プロトコルとしてマルチキャストを選択する。このため、比較的少ないマルチキャストグループメンバがマルチキャストグループ内に存在する場合、アプリケーションサーバ170は、マルチキャストメッセージングに関連付けられたオーバーヘッドを引き受ける必要がなく、代わりに、それらのマルチキャストグループメンバに個々のユニキャストメッセージを送信することができる。代替として、大きい数のマルチキャストグループメンバがマルチキャストグループ内に存在する場合、アプリケーションサーバ170は、マルチキャストメッセージングに関連するオーバーヘッドより、予期される効率の方が重要であると判定することができる。
前述したアプリケーションサーバ170の伝送プロトコル選択アルゴリズムは、登録されたグループメンバの数にかかわらず、伝送プロトコルとしてマルチキャストを常に選択する比較的単純なアルゴリズムを表すことに留意されたい。このことは、事前定義された閾値を0に設定することによって達成することが可能である。他方、アプリケーションサーバ170は、事前定義された閾値を非常に大きい数に設定することによって、登録されたグループメンバの数にかかわらず、伝送プロトコルとしてユニキャストを代替として選択することができる。
410で伝送プロトコルを決定した後、アプリケーションサーバ170は、選択された伝送プロトコルに準拠して、マルチキャストセッションに関連するパケット(例えば、ユニキャストパケット、マルチキャストパケットなど)をPDSN/BSN160に供給し(415)(例えば、グループメンバの数が小さい場合、ユニキャストパケットとして、グループメンバの数が大きい場合、マルチキャストパケットとしてなど)、PDSN/BSN160が、告知されたマルチキャストセッションに関連するパケットをRAN120に送信する(例えば、ユニキャストが選択された場合、A10接続を介し、マルチキャストが選択された場合、BCA10接続を介して)。ユニキャストパケットの場合、PDSN/BSN160は、パケットを、個々のATが位置特定されるBSCに送信し、さらにそれらのパケットを、それらのパケットのAT IDに基づいてマルチキャストグループメンバに伝送するようRAN120におけるそれらのBSCに命令する。マルチキャストパケットの場合、PDSN/BSN160は、パケットを、受信されたマルチキャスト登録要求の送信元のBSCに送信し、さらにそれらのパケットを、登録されたマルチキャストセッションID(例えば、BCMCSFlowID)に基づいてマルチキャストグループメンバに伝送するようRAN120におけるそれらのBSCに命令する。このため、RAN120(例えば、BSC122とともに、潜在的に他のBSCも)PDSN/BSN160からそれらのパケットを受信し(例えば、410でマルチキャストが選択された場合、BCA10接続を介して)、それらのパケットを、アプリケーションサーバ170で決定された、選択された伝送プロトコルに準拠して無線インタフェース104を介して1つまたは複数のマルチキャストグループメンバに伝送する。
当業者には認識されるとおり、RAN120は、通常、マルチキャストセッションに関連するパケットが伝送される仕方を決定するうえで役割を果たさない。代わりに、この決定は、従来、アプリケーションサーバ170において実行される。一つには、このことは、RAN120が、無線通信システム100内のアクセス端末装置のマルチキャストグループ関連付けを、従来、認識していないためである。
さらに、アプリケーションサーバ170は、マルチキャストグループの中のマルチキャストグループメンバの総数だけに基づいて、マルチキャストセッションに関する伝送プロトコルを決定する。アプリケーションサーバ170は、例えば、個々のアクセス端末装置の位置がRAN120において保持され、アプリケーションサーバ170においては保持されないため、個々のマルチキャストグループメンバの相対的位置を考慮に入れない。
図5ないし図7に関連して以下に説明されるとおり、本発明の実施形態は、無線アクセスネットワークにおいて、(i)マルチキャストグループメンバまたはターゲットATのマルチキャストグループ関連付けと(ii)マルチキャストセッションに関連するパケットがマルチキャストグループメンバに伝送される仕方を決定する際のマルチキャストグループメンバ位置基準(例えば、マルチキャストグループの中のアクセス端末装置の地理的位置、マルチキャストグループの中のアクセス端末装置の現在のサービングセクタなど)の両方を考慮に入れることによって、無線通信の効率を向上させることを対象とする。
図5は、本発明の或る実施形態によるマルチキャスト通信プロセスを示す。図5に関して、RAN120は、サービスを受けているアクセス端末装置のマルチキャストグループ関連付けを示すテーブル(例えば、「マルチキャストグループメンバシップテーブル」)を保持するものと想定される。マルチキャストグループメンバシップテーブルは、1つまたは複数のマルチキャストグループメンバの実際の位置を含むことが可能であり(例えば、グループメンバがRANと活発に通信している、または位置更新をごく最近送信している場合)、または代替として、位置推定を含むことが可能である(例えば、1つまたは複数のグループメンバがメンバのそれぞれの位置をそれまでに示しているが、示された位置が必ずしも今でも正確ではない場合)。マルチキャストグループメンバシップテーブルは、或る特定のBSCに固有であることが可能であり、または代替として、すべてのBSCに関して「グローバル」であることが可能である。RAN120は、RAN120が、通常、IP層機能、およびより上位の層の機能(例えば、IPマルチキャストグループメンバシップ)を認識していないため、アクセス端末装置のグループ関連付けを示すテーブルを保持しない。このため、マルチキャストグループメンバシップテーブルは、従来、アプリケーションサーバ170において保持され、RAN120には保持されない。しかし、マルチキャストグループメンバシップテーブルは、本発明の少なくとも1つの実施形態において、例えば、整理番号061611を有し、参照により全体が本明細書に組み込まれている、「MANAGING A MULTICAT GROUP MEMBERSHIP TABLE AT AN ACCESS NETWORK WITHIN A WIRELESS COMMUNICATIONS SYSTEM」という名称の、本出願と同日に出願した、本出願の発明者らによる同時係属出願内で説明されるとおり、RAN120において保持されることが可能である。前述した、組み込まれている参照文献は、RAN120においてマルチキャストグループメンバシップテーブルを生成して、保持する特定の方法を説明するが、本発明の実施形態は、その参照文献において説明される特定の方法に限定されない。むしろ、本発明の実施形態は、RAN120におけるマルチキャストグループメンバシップテーブルがよく知られている任意の仕方で生成されるシナリオを対象とすることが可能である。
したがって、500で、アプリケーションサーバ170は、告知されたマルチキャストセッションに関する伝送プロトコルを選択する。図4の410に関連して前述したとおり、伝送プロトコルは、マルチキャストグループ内のマルチキャストグループメンバの現在の総数に基づいて選択される。例えば、マルチキャストグループメンバの数が事前定義された閾値を下回っている場合、アプリケーションサーバ170は、伝送プロトコルとしてユニキャストを選択する。代替として、マルチキャストグループメンバの数が事前定義された閾値以上である場合、アプリケーションサーバ170は、伝送プロトコルとしてマルチキャストを選択する。
説明の便宜上、500で、アプリケーションサーバ170は、伝送プロトコルとしてマルチキャストを選択するものと想定する。したがって、505で、アプリケーションは、1つまたは複数のマルチキャストパケットをPDSN/BSN160に送信し、PDSN/BSN160は、この1つまたは複数のマルチキャストパケットを、BCA10接続を介してRAN120に送信する。
アプリケーションサーバ170によって命令された、選択された伝送プロトコルに準拠してマルチキャストパケットを単に伝送する代わりに、RAN120は、アプリケーションサーバ170によって選択された伝送プロトコルが、すべてのマルチキャストグループメンバへの伝送に関して容認可能であるかどうかを判定する(510)。或る例において、510の判定は、(i)RAN120において保持されるマルチキャストグループメンバシップテーブルの中で示される所与のマルチキャストグループに関するマルチキャストグループメンバのマルチキャストグループ関連付け、および(ii)マルチキャストグループメンバ(例えば、RAN120において保持される)の位置(例えば、地理的位置もしくは地理的区域、サービング基地局に関連するより一般化されたカバレッジエリア)に基づくことが可能である。或る例において、RAN120は、505からのマルチキャスト通信に関連するマルチキャストグループ内のマルチキャストグループメンバのリストを検査し、次に、RAN120において別々に保持される位置を検査して、マルチキャストグループメンバの位置を決定する。次に、この情報が、伝送プロトコルがそれらのマルチキャストグループメンバに関して容認可能であるかどうかを判定するのに使用され得る。例えば、或る所与の地域(例えば、基地局のカバレッジエリア、セクタ、事前定義された地理的区域など)内のマルチキャストグループメンバの数がマルチキャスト閾値を下回っている場合、RAN120は、ユニキャストを選択し、マルチキャストグループメンバの数がマルチキャスト閾値を下回っていない場合、RAN120は、マルチキャストを選択する。マルチキャスト閾値は、アプリケーションサーバ170によって使用される事前定義された閾値が、マルチキャストグループメンバの総数だけに基づき、マルチキャスト閾値は、特定の地域内のマルチキャストグループメンバの数に基づくため、その事前定義された閾値とは必ずしも関係しないことが認識されよう。
さらなる例において、510の判定は、セクタ固有であり、RAN120は、少なくとも1つの、4つ未満のマルチキャストグループメンバを含むセクタにおいてユニキャストプロトコルが使用されるように、4(四)という1セクタ当りのマルチキャスト閾値を執行するものと想定する。これらの想定の下で、次に図6が参照される。
図6は、複数のセクタを含む無線通信システム600を示す。詳細には、セクタS1、S2、およびS3が、それぞれ、所与のマルチキャストセッションに参加している3、67、および99のマルチキャストグループメンバを含む。したがって、510で、RAN120が、セクタS2内、およびセクタS3内でマルチキャストが容認可能であり、セクタS1内でマルチキャストが容認可能でないと判定する(例えば、前述したとおり、RAN120において保持されるマルチキャストグループメンバシップテーブルおよび別個のアクセス端末装置位置テーブルもしくはアクセス端末装置位置データベースに少なくとも部分的に基づいて)。セクタS2およびS3に関して、RAN120は、500でアプリケーションサーバ170によってあらかじめ選択されたマルチキャスト伝送プロトコルを介してマルチキャストパケットを伝送する。しかし、セクタS1に関して、プロセスは、以下により詳細に説明される515に進む。
図5に戻ると、515で、RAN120は、容認可能でない伝送プロトコルに関連するマルチキャストグループメンバに関して別の伝送プロトコルを選択する。図6の例に戻ると、RAN120は、510で、セクタS1が、1つのセクタ当りのマルチキャスト閾値(すなわち、5)より少ないマルチキャストグループメンバ(すなわち、3)を含んでいたため、セクタS1内でマルチキャストが容認可能でないと判定している。したがって、この例では、RAN120は、515で、マルチキャストの代わりにユニキャストを選択する。
次に、520で、RAN120は、アプリケーションサーバ170によって選択された伝送プロトコルが容認可能でない各マルチキャストグループメンバに、515でRAN120によって行われた代替の伝送プロトコル選択を通知する。図6の例に戻ると、RAN120は、セクタS1におけるマルチキャストセッションを円滑にするのにユニキャストメッセージングプロトコルが使用されるべきことをセクタS1内の3(三)つのマルチキャストグループに通知する。
RANによって選択された伝送プロトコルをマルチキャストグループメンバに通知するステップは、RANによって選択された伝送プロトコルをアプリケーションサーバ170に要求するよう、それらのマルチキャストグループメンバに促すプロンプトの役割をする。したがって、525で、RANによって選択された伝送プロトコルを通知された各マルチキャストグループメンバが、RANによって選択された伝送プロトコルをアプリケーションサーバ170に要求する。図6の例に戻ると、セクタS1内の3つのマルチキャストグループメンバのそれぞれが、525でマルチキャストセッションをサポートするユニキャストメッセージを受信する要求を送信する。
伝送プロトコルを変更する要求がアプリケーションサーバ170において受信されると、アプリケーションサーバ170は、要求するATに関して、RANによって選択された伝送プロトコルに遷移し、その後、RANによって選択された伝送プロトコルに準拠してパケットを送信する(530)。RAN120が、RANによって選択された伝送プロトコルに準拠してパケットを受信し、RANによって選択された伝送プロトコルでパケットを送信する(530)。このため、図6の例において、アプリケーションサーバ170は、セクタS1内の3つのマルチキャストグループメンバに、マルチキャストセッションに関連するメッセージをユニキャストメッセージとして送信する。
図5の前述した実施形態において、RAN120は、伝送プロトコル変更をアプリケーションサーバ170に要求するようマルチキャストグループメンバに促すことによって、515のRAN120による伝送プロトコル選択を執行する。このことは、アプリケーションサーバ170が、マルチキャストセッションに関連するパケットが実際にどのように伝送されているかについての認識を保つことを可能にするが、伝送プロトコル変更を円滑にするのに(すなわち、図5のステップ520および525)、より多くのトラフィックが要求されることが認識されよう。本発明の別の実施形態において、図7を参照して以下に説明されるとおり、RAN120は、アプリケーションサーバ170によって選択された第1の伝送プロトコルに準拠して送信された、受信されたパケットを、RAN120においてRAN120によって動的に選択された第2の伝送プロトコルにマップして、パケットが送信される仕方(すなわち、伝送プロトコル)をアプリケーションサーバ170が変更しなくてもよいようにすることができる。
図7を参照すると、ステップ700ないし715が概ね、図5に関連して前述したステップ500ないし515に対応する。したがって、これらのステップは、簡明のためさらに説明されることはない。
720で、RAN120が、1つまたは複数のマルチキャストグループメンバにマルチキャストセッションに関連するパケットを伝送するための代替の伝送プロトコルを選択した後、RAN120は、第1の伝送プロトコルでアプリケーションサーバ170から受信されたパケットを、715でRAN120によって選択された第2の伝送プロトコルにマッピングする。例えば、第1の伝送プロトコルがマルチキャストであり、第2の伝送プロトコルがユニキャスト(例えば、1つまたは複数のセクタ内の)である場合、720で、RAN120は、マルチキャストパケットを1つまたは複数のユニキャストパケットに変換する。図6の例を参照すると、RAN120は、セクタS1内のマルチキャストグループメンバのそれぞれに関して、受信されたマルチキャストパケットを別々の3つのユニキャストパケットに変換する。例えば、この変換は、セクタS1内のマルチキャストグループメンバのそれぞれに関する個別のユニキャストTCH(トラフィックチャネル)を介してマルチキャストパケットを送信することによって実行され得る。第1の伝送プロトコルからのパケットを第2の伝送プロトコルにマップした後、RAN120は、第2の伝送プロトコルに準拠してパケットを伝送する。
当業者には認識されるとおり、RAN120が、アプリケーションサーバ170において通常、利用可能でない詳細なマルチキャストグループメンバ位置情報に基づいて、動的な伝送プロトコル決定を行うように構成され得るため、グループ(例えば、マルチキャスト)通信の効率は、本発明の実施形態において向上させられることが可能である。したがって、BCH(ブロードキャストチャネル)を介して送信されるマルチキャスト通信に関連するオーバーヘッドが、マルチキャスト通信をユニキャストするために1つまたは複数のユニキャストTCH(トラフィックチャネル)を確立することを優先して、いくつかの事例において減らされることが可能である(例えば、RAN120が、所与のジオロケーション内に小さい数のグループメンバが存在すると判定した場合)。さらに、以上では、概して、「マルチキャスト」通信について述べているが、マルチキャストは、本発明の実施形態における任意のタイプのグループ通信を指すことを意図していることを認識されたい。したがって、530で、アプリケーションサーバ170が、異なる複数のATに別々の冗長なユニキャストメッセージを伝送する場合、このマルチキャスト通信をサポートする伝送の仕方は、マルチキャストではなく、ユニキャストであり、通信は、それでも、本明細書における用法によるマルチキャスト通信と呼ばれることが可能である。
情報および信号は、様々な異なる技術および技法のいずれを使用して表されてもよいことが当業者には認識されよう。例えば、以上の説明全体を通じて言及され得るデータ、命令、コマンド、情報、信号、ビット、シンボル、およびチップは、電圧、電流、電磁波、磁界もしくは磁気粒子、光の場もしくは粒子、または以上の任意の組合せによって表現されることが可能である。
さらに、本明細書で開示される実施形態に関連して説明される様々な例示的な論理ブロック、モジュール、回路、およびアルゴリズムは、電子ハードウェア、コンピュータソフトウェア、または電子ハードウェアとコンピュータソフトウェアの組合せとして実施されることが可能であることが当業者には認識されよう。ハードウェアとソフトウェアの、この互換性を明確に例示するのに、様々な例示的な構成要素、ブロック、モジュール、回路、およびステップが、概して、機能の点で以上に説明されてきた。そのような機能がハードウェアとして実施されるか、ソフトウェアとして実施されるかは、全体的なシステムに課せられた特定の応用上の制約および設計上の制約に依存する。当業者は、説明される機能を、それぞれの特定の用途のために様々な仕方で実施することができるが、そのような実施上の決定が、本発明の範囲からの逸脱を生じさせるものと解釈されるべきではない。
本明細書で開示される実施形態に関連して説明される様々な例示的な論理ブロック、モジュール、および回路は、汎用プロセッサ、DSP(デジタルシグナルプロセッサ)、ASIC(特定用途向け集積回路)、FPGA(フィールドプログラマブルゲートアレイ)もしくは他のプログラマブル論理デバイス、ディスクリートのゲートもしくはトランジスタロジック、ディスクリートのハードウェア構成要素、あるいは本明細書で説明される機能を実行するように設計された任意の組合せを使用して実施される、または実行されることが可能である。汎用プロセッサは、マイクロプロセッサであることが可能であるが、代替として、プロセッサは、任意の従来のプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、または状態マシンであってもよい。また、プロセッサは、コンピューティングデバイスの組合せとして、例えば、DSPとマイクロプロセッサの組合せ、複数のマイクロプロセッサ、DSPコアと連携する1つまたは複数のマイクロプロセッサ、あるいは他の任意のそのような構成として実施されることも可能である。
本明細書で開示される実施形態に関連して説明される方法、シーケンス、および/またはアルゴリズムは、ハードウェアで直接に、プロセッサによって実行されるソフトウェアモジュールで、またはハードウェアとそのようなソフトウェアモジュールの組合せで実現されることが可能である。ソフトウェアで実施される場合、それらの機能は、1つまたは複数の命令またはコードとしてコンピュータ可読媒体上に格納される、またはコンピュータ可読媒体上で伝送されることが可能である。コンピュータ可読媒体には、コンピュータ記憶媒体と、1つの場所から別の場所へのコンピュータプログラムの転送を円滑にする任意の媒体を含む通信媒体がともに含まれる。記憶媒体は、コンピュータによってアクセスされることが可能な任意の利用可能な媒体であることが可能である。例として、限定としてではなく、そのようなコンピュータ可読媒体は、RAM、ROM、EEPROM、CD-ROMもしくは他の光ディスクストレージ、磁気ディスクストレージもしくは他の磁気ストレージデバイス、あるいは命令もしくはデータ構造の形態で所望されるプログラムコードを伝送する、または格納するのに使用されることが可能であり、さらにコンピュータによってアクセスされることが可能な他の任意の媒体を備えることが可能である。また、任意の接続も適切にコンピュータ可読媒体と呼ばれる。例えば、ソフトウェアが、同軸ケーブル、光ファイバケーブル、より対線、DSL(デジタル加入者線)、あるいは赤外線、無線、およびマイクロ波などの無線技術を使用してウェブサイト、サーバ、または他の遠隔ソースから伝送される場合、その同軸ケーブル、光ファイバケーブル、より対線、DSL、あるいは赤外線、無線、およびマイクロ波などの無線技術が、媒体の定義に含められる。本明細書で使用されるディスク(disk)およびディスク(disc)には、CD(コンパクトディスク)、レーザーディスク、光ディスク、DVD(デジタルバーサタイルディスク)、フロッピー(登録商標)ディスク、およびブルーレイディスクが含まれ、ただし、ディスク(disk)は、通常、データを磁気的に再現するのに対して、ディスク(disc)は、レーザーを使用してデータを光学的に再現する。また、以上の媒体の組合せも、コンピュータ可読媒体の範囲内に含められるべきである。
以上の開示は、本発明の例示的な実施形態を示すが、添付の特許請求の範囲によって規定される本発明の範囲を逸脱することなく、様々な変更および変形が行われることも可能であることに留意されたい。本明細書で説明される本発明の実施形態による方法クレームの機能、ステップ、および/またはアクションは、いずれの特定の順序で実行される必要もない。さらに、本発明の要素は、単数形で説明される、または主張される可能性があるものの、単数形への限定が明記されない限り、複数形も企図される。
100 無線システム
102、108、110、112、200 アクセス端末装置
104 無線インタフェース
120 無線アクセスネットワーク(RAN)
122 基地局コントローラ/パケット制御機能(BSC/PCF)
124 モデムプールトランシーバ/基地局(MPT/BS)
126 キャリアネットワーク
160 パケットデータサービングノード(PDSN)
170 アプリケーションサーバ
175 インターネット
202 プラットフォーム
206 トランシーバ
208 特定用途向け集積回路(ASIC)
210 アプリケーションプログラミングインタフェース(API)
212 メモリ
214 ローカルデータベース
222 アンテナ
224 ディスプレイ
226 キーパッド
228 プッシュツートークボタン

Claims (45)

  1. 無線通信システム内のグループ通信を管理する方法であって、
    第1の伝送プロトコルを有しかつ所与のグループ通信セッションに関連する順方向リンクパケットを受信するステップと、
    前記第1の伝送プロトコルが容認可能であるかどうかを判定するステップと、
    前記判定するステップが、前記第1の伝送プロトコルが容認可能でないと判定した場合、アクセスネットワークにおいて、第2の伝送プロトコルを選択するステップと、
    前記第2の伝送プロトコルに準拠して前記順方向リンクパケットを伝送するステップとを備える方法。
  2. 前記第1の伝送プロトコルは、前記所与のグループ通信セッションをサポートするアプリケーションサーバにおいて選択される請求項1に記載の方法。
  3. 前記選択するステップの後、前記アプリケーションサーバが、前記所与のグループ通信セッションに関連するパケットを、前記第2の伝送プロトコルに準拠して伝送することを要求するよう、前記所与のグループ通信セッションに参加している1つまたは複数のアクセス端末装置を促すステップをさらに備える請求項2に記載の方法。
  4. 前記アプリケーションサーバから、前記促すステップに応答して、前記第2の伝送プロトコルに準拠して前記順方向リンクパケットを受信するステップをさらに備え、前記伝送するステップは、前記促すステップに応答して受信された前記順方向リンクパケットを伝送する請求項3に記載の方法。
  5. 前記アクセスネットワークにおいて、前記第1の伝送プロトコルを有する前記パケットを前記第2の伝送プロトコルにマッピングするステップをさらに備え、前記伝送するステップは、前記マッピングするステップに応答して実行される請求項1に記載の方法。
  6. 前記第1の伝送プロトコルは、マルチキャストであり、前記第2の伝送プロトコルは、ユニキャストであり、前記マッピングするステップは、前記受信された順方向リンクマルチキャストパケットのユニキャストバージョンを生成し、さらに前記順方向リンクマルチキャストパケットの所与のユニキャストバージョンは、前記所与のグループ通信セッションに参加している各アクセス端末装置にユニキャストプロトコルを介して送信される請求項5に記載の方法。
  7. 前記判定するステップは、(i)前記所与のグループ通信セッションに参加している、または参加するものと予期されている前記アクセス端末装置を示す、前記アクセスネットワークにおいて保持されるグループメンバシップテーブル、および(ii)前記所与のグループ通信セッションに参加している前記アクセス端末装置の位置に基づいて、前記第1の伝送プロトコルが容認可能であると判定する請求項1に記載の方法。
  8. 前記第1の伝送プロトコルは、マルチキャストである請求項1に記載の方法。
  9. 前記判定するステップは、所与の領域内で前記所与のグループ通信セッションに参加しているアクセス端末装置の数がマルチキャスト閾値を下回っている場合、前記所与のグループ通信セッションに参加しているアクセス端末装置の少なくとも一部に関して、マルチキャストが容認可能な伝送プロトコルではないと判定する請求項8に記載の方法。
  10. 前記所与の領域は、前記無線通信システムの1つまたは複数のセクタである請求項9に記載の方法。
  11. 前記所与のグループ通信セッションに参加しているアクセス端末装置の前記数が前記マルチキャスト閾値を下回っていない領域内で、前記第1の伝送プロトコルに準拠して前記パケットを伝送するステップをさらに備える請求項9に記載の方法。
  12. 前記伝送するステップは、前記所与のグループ通信セッションに参加しているアクセス端末装置の前記数がマルチキャスト閾値を下回っている所与の領域内でだけ、前記第2の伝送プロトコルに準拠して前記パケットを伝送する請求項1に記載の方法。
  13. 無線通信システム内のグループ通信を管理する方法であって、
    アクセスネットワークから、少なくともアクセス端末装置を宛先とする1つまたは複数のグループ通信メッセージに関する伝送プロトコルを調整するようアプリケーションサーバに要求するプロンプトを受信するステップと、
    前記プロンプトに応答して、前記アプリケーションサーバが前記伝送プロトコルを調整すべきであるという要求を伝送するステップとを備える方法。
  14. 前記伝送される要求は、少なくとも前記アクセス端末装置を宛先とする前記1つまたは複数のグループ通信メッセージに関して、マルチキャスト伝送プロトコルからユニキャスト伝送プロトコルに遷移するよう前記アプリケーションサーバに要求する請求項13に記載の方法。
  15. 前記伝送された要求に応答して、前記調整された伝送プロトコルに準拠して、前記アクセスネットワークから前記1つまたは複数のグループ通信メッセージを受信するステップをさらに備える請求項13に記載の方法。
  16. 所与のグループ通信セッションに関連する、第1の伝送プロトコルを有する順方向リンクパケットを受信するように構成されたロジックと、
    前記第1の伝送プロトコルが容認可能であるかどうかを判定するように構成されたロジックと、
    前記判定するように構成されたロジックが、前記第1の伝送プロトコルが容認可能でないと判定した場合、第2の伝送プロトコルを選択するように構成されたロジックと、
    前記第2の伝送プロトコルに準拠して前記順方向リンクパケットを伝送するように構成されたロジックとを備えるアクセスネットワーク。
  17. 前記第1の伝送プロトコルは、前記所与のグループ通信セッションをサポートするアプリケーションサーバにおいて選択される請求項16に記載のアクセスネットワーク。
  18. 前記選択するように構成されたロジックが前記選択を実行した後、前記アプリケーションサーバが、前記所与のグループ通信セッションに関連するパケットを、前記第2の伝送プロトコルに準拠して伝送することを要求するよう、前記所与のグループ通信セッションに参加している1つまたは複数のアクセス端末装置を促すように構成されたロジックをさらに備える請求項17に記載のアクセスネットワーク。
  19. 前記アプリケーションサーバから、前記プロンプトに応答して、前記第2の伝送プロトコルに準拠して前記順方向リンクパケットを受信するように構成されたロジックをさらに備え、前記伝送するように構成されたロジックは、前記プロンプトに応答して受信される、前記受信された順方向リンクパケットを伝送する請求項18に記載のアクセスネットワーク。
  20. 前記第1の伝送プロトコルを有する前記パケットを前記第2の伝送プロトコルにマッピングするように構成されたロジックをさらに備え、前記伝送するように構成されたロジックは、前記マッピングに基づいて伝送する請求項16に記載のアクセスネットワーク。
  21. 前記第1の伝送プロトコルは、マルチキャストである請求項16に記載のアクセスネットワーク。
  22. 前記判定するように構成されたロジックは、所与の領域内で前記所与のグループ通信セッションに参加しているアクセス端末装置の数がマルチキャスト閾値を下回っている場合、前記所与のグループ通信セッションに参加しているアクセス端末装置の少なくとも一部に関して、マルチキャストが容認可能な伝送プロトコルではないと判定する請求項21に記載のアクセスネットワーク。
  23. アクセス端末装置であって、
    アクセスネットワークから、少なくとも前記アクセス端末装置を宛先とする1つまたは複数のグループ通信メッセージに関する伝送プロトコルを調整するようアプリケーションサーバに要求するプロンプトを受信するように構成されたロジックと、
    前記プロンプトに応答して、前記アプリケーションサーバが前記伝送プロトコルを調整すべきであるという要求を伝送するように構成されたロジックとを備えるアクセス端末装置。
  24. 前記伝送される要求は、少なくとも前記アクセス端末装置を宛先とする前記1つまたは複数のグループ通信メッセージに関して、マルチキャスト伝送プロトコルからユニキャスト伝送プロトコルに遷移するよう前記アプリケーションサーバに要求する請求項23に記載のアクセス端末装置。
  25. 前記伝送された要求に応答して、前記調整された伝送プロトコルに準拠して、前記アクセスネットワークから前記1つまたは複数のグループ通信メッセージを受信するように構成されたロジックをさらに備える請求項23に記載のアクセス端末装置。
  26. 所与のグループ通信セッションに関連する、第1の伝送プロトコルを有する順方向リンクパケットを受信する手段と、
    前記第1の伝送プロトコルが容認可能であるかどうかを判定する手段と、
    前記判定する手段が、前記第1の伝送プロトコルが容認可能でないと判定した場合、第2の伝送プロトコルを選択する手段と、
    前記第2の伝送プロトコルに準拠して前記順方向リンクパケットを伝送する手段とを備えるアクセスネットワーク。
  27. 前記第1の伝送プロトコルは、前記所与のグループ通信セッションをサポートするアプリケーションサーバにおいて選択される請求項26に記載のアクセスネットワーク。
  28. 前記選択する手段が前記選択を実行した後、前記アプリケーションサーバが、前記所与のグループ通信セッションに関連するパケットを、前記第2の伝送プロトコルに準拠して伝送することを要求するよう、前記所与のグループ通信セッションに参加している1つまたは複数のアクセス端末装置を促す手段をさらに備える請求項27に記載のアクセスネットワーク。
  29. 前記アプリケーションサーバから、前記プロンプトに応答して、前記第2の伝送プロトコルに準拠して前記順方向リンクパケットを受信する手段をさらに備え、前記伝送する手段は、前記プロンプトに応答して受信された前記順方向リンクパケットを伝送する請求項28に記載のアクセスネットワーク。
  30. 前記第1の伝送プロトコルを有する前記パケットを前記第2の伝送プロトコルにマッピングする手段をさらに備え、前記伝送する手段は、前記マッピングに基づいて伝送する請求項26に記載のアクセスネットワーク。
  31. 前記第1の伝送プロトコルは、マルチキャストである請求項26に記載のアクセスネットワーク。
  32. 前記判定する手段は、所与の領域内で前記所与のグループ通信セッションに参加しているアクセス端末装置の数がマルチキャスト閾値を下回っている場合、前記所与のグループ通信セッションに参加しているアクセス端末装置の少なくとも一部に関して、マルチキャストが容認可能な伝送プロトコルではないと判定する請求項31に記載のアクセスネットワーク。
  33. アクセスネットワークから、少なくとも前記アクセス端末装置を宛先とする1つまたは複数のグループ通信メッセージに関する伝送プロトコルを調整するようアプリケーションサーバに要求するプロンプトを受信する手段と、
    前記プロンプトに応答して、前記アプリケーションサーバが前記伝送プロトコルを調整すべきであるという要求を伝送する手段とを備えるアクセス端末装置。
  34. 前記伝送される要求は、少なくとも前記アクセス端末装置を宛先とする前記1つまたは複数のグループ通信メッセージに関して、マルチキャスト伝送プロトコルからユニキャスト伝送プロトコルに遷移するよう前記アプリケーションサーバに要求する請求項33に記載のアクセス端末装置。
  35. 前記伝送された要求に応答して、前記調整された伝送プロトコルに準拠して、前記アクセスネットワークから前記1つまたは複数のグループ通信メッセージを受信する手段をさらに備える請求項33に記載のアクセス端末装置。
  36. 無線通信システムのアクセスネットワーク内で動作するように構成された、格納されたプログラムコードを含むコンピュータ可読媒体であって、
    第1の伝送プロトコルを有する順方向リンクパケットを受信するためのプログラムコードを備え、
    前記順方向リンクパケットは、所与のグループ通信セッションに関連し、
    前記コンピュータ可読媒体は、
    前記第1の伝送プロトコルが容認可能であるかどうかを判定するためのプログラムコードと、
    前記判定するためのプログラムコードが、前記第1の伝送プロトコルが容認可能でないと判定した場合、第2の伝送プロトコルを選択するためのプログラムコードと、
    前記第2の伝送プロトコルに準拠して前記順方向リンクパケットを伝送するためのプログラムコードとを備えるコンピュータ可読媒体。
  37. 前記第1の伝送プロトコルは、前記所与のグループ通信セッションをサポートするアプリケーションサーバにおいて選択される請求項36に記載のコンピュータ可読媒体。
  38. 前記選択するためのプログラムコードが前記選択を実行した後、前記アプリケーションサーバが、前記所与のグループ通信セッションに関連するパケットを、前記第2の伝送プロトコルに準拠して伝送することを要求するよう、前記所与のグループ通信セッションに参加している1つまたは複数のアクセス端末装置を促すためのプログラムコードをさらに備える請求項37に記載のコンピュータ可読媒体。
  39. 前記アプリケーションサーバから、前記プロンプトに応答して、前記第2の伝送プロトコルに準拠して前記順方向リンクパケットを受信するためのプログラムコードをさらに備え、前記伝送するためのプログラムコードは、前記プロンプトに応答して受信される、前記受信された順方向リンクパケットを伝送する請求項38に記載のコンピュータ可読媒体。
  40. 前記第1の伝送プロトコルを有する前記パケットを前記第2の伝送プロトコルにマッピングするためのプログラムコードをさらに備え、前記伝送するためのプログラムコードは、前記マッピングに基づいて伝送する請求項36に記載のコンピュータ可読媒体。
  41. 前記第1の伝送プロトコルは、マルチキャストである請求項36に記載のコンピュータ可読媒体。
  42. 前記判定するためのプログラムコードは、所与の領域内で前記所与のグループ通信セッションに参加しているアクセス端末装置の数がマルチキャスト閾値を下回っている場合、前記所与のグループ通信セッションに参加しているアクセス端末装置の少なくとも一部に関して、マルチキャストが容認可能な伝送プロトコルではないと判定する請求項41に記載のコンピュータ可読媒体。
  43. 無線通信システムのアクセス端末装置内で動作するように構成された、格納されたプログラムコードを含むコンピュータ可読媒体であって、
    アクセスネットワークから、少なくとも前記アクセス端末装置を宛先とする1つまたは複数のグループ通信メッセージに関する伝送プロトコルを調整するようアプリケーションサーバに要求するプロンプトを受信するためのプログラムコードと、
    前記プロンプトに応答して、前記アプリケーションサーバが前記伝送プロトコルを調整すべきであるという要求を伝送するためのプログラムコードとを備えるコンピュータ可読媒体。
  44. 前記伝送される要求は、少なくとも前記アクセス端末装置を宛先とする前記1つまたは複数のグループ通信メッセージに関して、マルチキャスト伝送プロトコルからユニキャスト伝送プロトコルに遷移するよう前記アプリケーションサーバに要求する請求項43に記載のコンピュータ可読媒体。
  45. 前記伝送された要求に応答して、前記調整された伝送プロトコルに準拠して、前記アクセスネットワークから前記1つまたは複数のグループ通信メッセージを受信するためのプログラムコードをさらに備える請求項43に記載のコンピュータ可読媒体。
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