JP2012505055A5 - - Google Patents

Claims (12)

1. 複数の手術用アクセス・ポートを有する、最小侵襲手術手技を実施するためのシステムであって、各ポートが、
   ａ）対向する近位端部分と遠位端部分とを有する細長本体であって、そこを通じて延在する中心ルーメンを有し、かつその前記近位端部分と前記遠位端部分との間に形成された弾性球状部分であって、前記球状部分が第１の直径と第１の長さとを有する第１の状態と、前記球状部分が前記第１の直径より小さい第２の直径と前記第１の長さより大きい第２の長さとを有する第２の状態との間を移行するように適合及び構成される弾性球状部分を有する本体と、
   ｂ）前記本体の前記中心ルーメン内に配置されたテレスコープ式ガイド・チューブ・アセンブリであって、前記球状部分の前記第１の状態に対応する第１の長さと、前記球状部分の前記第２の状態に対応する第２の長さとの間を移行するように適合及び構成されるガイド・チューブ・アセンブリと、を含み、前記手術用アクセス・ポートのうちの少なくとも１個が、前記複数のアクセス・ポート間での入れ子を促進するために、キットに具備される他の手術用アクセス・ポートのうちの少なくとも１個より長い全長を有する、システム。
2. ３個のアクセス・ポートが含まれ、前記アクセス・ポートのうちの１個がその他の２個のアクセス・ポートより長い、請求項１に記載のシステム。
3. ４個のアクセス・ポートが含まれ、前記アクセス・ポートのうちの２個がその他の２個のアクセス・ポートより長い、請求項１に記載のシステム。
4. 前記システムにおける前記アクセス・ポートのうちの少なくとも２個の前記球状部分が、１つ又は複数の長手方向に離間された円周方向リブを含む、請求項１〜３のいずれか一項に記載のシステム。
5. 前記より長い手術用アクセス・ポートが、前記より短い手術用アクセス・ポートと比べて、前記より短い手術用アクセス・ポートの近位端部分が前記より長い手術用アクセス・ポートの前記近位端部分の下側で入れ子になることを可能にするのに十分な距離だけ前記より短い手術用アクセス・ポートを越えて着座する間に、前記より長いアクセス・ポートが弛緩した位置のままであることを可能にするのに十分な大きさだけ長い、請求項１〜４のいずれか一項に記載のシステム。
6. 前記手術用アクセス・ポートのうちの１個が、他の前記手術用アクセス・ポートと比べてロー・プロファイル型の近位端ハウジングを有し、前記近位端の最も幅広の部分の高さ寸法が最小限に抑えられている、請求項１〜５のいずれか一項に記載のシステム。
7. 前記高さ寸法が、１．０ｃｍ程度である、請求項６に記載のシステム。
8. 前記手術用アクセス・ポートのうちの少なくとも１個の前記近位フランジに、挿入装置との接続を促進する複数の扁平部分を含む接続機構が提供され、前記複数の扁平部分が、前記手術用アクセス・ポートを挿入装置と整列させるように適合される、請求項１〜７のいずれか一項に記載のシステム。
9. 少なくとも１個のアクセス・ポートに、吹送流体及び／又は潅注流体を提供するための少なくとも１個のルアー接続部をさらに含む、請求項１〜８のいずれか一項に記載のシステム。
10. 前記アクセス・ポートのうちの少なくとも１個がルアー接続部を有しない、請求項９に記載のシステム。
11. 吹送供給源をさらに含む、請求項１〜１０のいずれか一項に記載のシステム。
12. 前記吹送供給源がベレス針である、請求項１１に記載のシステム。