JP2012252826A - ロック付パッチパネル - Google Patents

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Abstract


【課題】 パッチパネルの差込口に対するモジュラプラグの抜き差しを制限し、運用上のセキュリティを高める。
【解決手段】 ネットワークと端末装置とを接続するための通信ケーブル200の端部に設けられるモジュラプラグ201が差し込み可能な差込口2を有し、モジュラプラグ201に形成された可動爪202を変位させることにより差込口2との係合解除し、モジュラプラグ201の差込口2からの引抜を可能とするロック付パッチパネル1であって、差込口2に対して進退可能に設けられ、差込口2に差し込まれるモジュラプラグ201の可動爪202を覆うことが可能な可動カバー3と、差込口2に対する可動カバー3の進退方向動きを規制し、挿入される鍵4によって可動カバー3の動きのロックまたはロック解除が可能なロック機構5と、を備える。
【選択図】 図4

Description

この発明は、通信ケーブル群を接続するためのパッチパネルに関し、とくに運用上のセキュリティを高めることが可能なパッチパネルに関する。
ネットワークと端末装置との接続には、通信ケーブル群を接続するためのパッチパネルが用いられている。パッチパネルは、通信ケーブルの抜き差しだけで簡便に信号経路を選択できる利点があり、例えば電力供給事業者においては、ネットワーク側回線と端末装置側回線は、基本的に中継用(設備分界点)としてのパッチパネルを介して接続されている。
パッチパネルは、通信ケーブルの端部に設けられるモジュラプラグが差し込み可能な差込口を有しており、モジュラプラグに形成された可動爪を変位させることにより、可動爪と差込口との係合が解除され、モジュラプラグの差込口からの引抜が可能となっている。
従来から、ケーブルの心線接続部に関する技術として、周囲を覆う箱型の蓋体を備えるケーブルの心線接続部収納箱が知られている(例えば、特許文献1参照。)。このケーブルの心線接続部収納箱は、蓋体の全面に錠が取り付けられ、錠の内側にはロック片が取り付けられ、鍵によってロック片を回転させることで、蓋体をロックしたり外したりするものである。
特開平11−146530号公報
しかし、パッチパネルは、ケーブルの抜き差しに制約がないことから、盗聴などの被害が発生する可能性があり、セキュリティ上の問題がある。例えば、この被害が電力供給の制御系(TC等)回線に及ぶと、電力供給に大きく影響することになる。特許文献1の技術は、蓋体が外されるとすべての心線接続部が露出し、ケーブルを抜くことが可能となるので、セキュリティ上の問題を解決することが困難となる。
したがって、パッチパネルにおいて、運用上のセキュリティを高めるためには、モジュラプラグの抜き差しを制限することが必要となる。
そこで、この発明は、パッチパネルの差込口に対するモジュラプラグの抜き差しを制限し、運用上のセキュリティを高めることが可能なロック付パッチパネルを提供することを目的としている。
前記の課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、通信ケーブルの端部に設けられるモジュラプラグが差し込み可能な差込口を有し、前記モジュラプラグに形成された可動爪を変位させることにより前記差込口との係合解除し、前記モジュラプラグの前記差込口からの引抜を可能とするロック付パッチパネルであって、前記差込口に対して進退可能に設けられ、前記差込口に差し込まれる前記モジュラプラグの前記可動爪を覆うことが可能な可動カバーと、前記可動爪を覆った状態の前記可動カバーの前記進退方向の動きのロックまたはロック解除が可能なロック機構と、を備えることを特徴とするロック付パッチパネルである。
この発明によれば、モジュラプラグが差込口に差し込まれた状態では、モジュラプラグの可動爪がロック可能な可動カバーで覆われるので、外部から可動爪を変位させることが不可能となり、パッチパネルの差込口からモジュラプラグを引抜くことができなくなる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のロック付パッチパネルにおいて、前記ロック機構は、ネットワーク側回線の前記差込口と端末装置側回線の前記差込口にそれぞれに設けられており、操作具によって前記ネットワーク側回線のロック機構と前記端末装置側回線のロック機構とを同時に操作することが可能であることを特徴としている。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載のロック付パッチパネルにおいて、前記操作具は、前記ネットワーク側回線と前記端末装置側回線とを中継するための建物で使用される鍵から構成されていることを特徴としている。
請求項1に記載の発明によれば、可動カバーとロック機構によって、モジュラプラグの差込口からの引抜きを制限することができるので、パッチパネルの運用上のセキュリティを高めることできる。
請求項2に記載の発明によれば、ネットワーク側回線のロック機構と端末装置側回線のロック機構とを同時に操作することができるので、モジュラプラグの抜き差し作業効率を高めることが可能となる。
請求項3に記載の発明によれば、操作具は、ネットワーク側回線と端末装置側回線とを中継するための建物で使用される鍵から構成されているので、複数の鍵を管理する必要がなくなり、管理に要するコストと手間とを削減できる。また、鍵の使用者が限定されるので、よりセキュリティを高めることができる。
この発明の実施の形態1に係るロック付パッチパネルへの通信ケーブルの差し込み開始前の状態を示す正面図である。 図1のロック付パッチパネルへの通信ケーブルの差し込み開始前の状態を示す断面図である。 図1のロック付パッチパネルへの通信ケーブルの差し込み直後の状態を示す正面図である。 図1のロック付パッチパネルへの通信ケーブルの差し込み直後の状態を示す断面図である。 図1のロック付パッチパネルのロック機構による可動カバーのロック状態を示す正面図である。 図1のロック付パッチパネルのロック機構による可動カバーのロック状態を示す断面図である。 この発明の実施の形態2に係るロック付パッチパネルの部分拡大正面図である。 図7のロック付パッチパネルの断面図である。 この発明の実施の形態3に係るロック付パッチパネルの部分拡大断面図である。 この発明の実施の形態4に係るロック付パッチパネルの部分拡大正面図である。 図10のロック付パッチパネルへの通信ケーブルの差し込み開始前の状態を示す正面図である。 図10のロック付パッチパネルへの通信ケーブルの差し込み完了後の状態を示す正面図である。
以下、この発明を図示の実施の形態に基づいて説明する。
(実施の形態1)
図1ないし図6は、この発明の実施の形態1を示している。
ロック付パッチパネル1は、図2に示すように、例えば電力供給事業者におけるネットワーク側回線Nと端末装置側回線Cとを接続する中継用(設備分界点)として用いられている。図2に示すように、ロック付パッチパネル1は、通信ケーブル200、210の抜き差しだけで簡便に信号経路を選択できるようになっている。ロック付パッチパネル1における端末装置側回線C側の構造は、ネットワーク側回線N側の構造に準じているので、この実施の形態1においては、ネットワーク側回線N側の構造についてのみ説明する。
ロック付パッチパネル1は、図1および図2に示すように、主として、差込口2と、可動カバー3と、ロック機構5とを有している。ロック付パッチパネル1のネットワーク側回線N側には、複数の差込口2が設けられており、各差込口2は水平方向に所定の間隔をもって配置されている。差込口2には、通信ケーブル200の端部に設けられるモジュラプラグ201が差し込み可能となっている。モジュラプラグ201は、電気絶縁性を有する樹脂から構成されており、上部に弾性変形可能な可動爪202を有している。モジュラプラグ201は、例えばISDN回線で使用される8芯の通信ケーブルのコネクタに相当するものであり、通常RJ−45コネクタと呼ばれている。ロック付パッチパネル1では、通信ケーブル200のモジュラプラグ201に形成された可動爪202を下方に変位させることにより、可動爪202と差込口2との係合が解除できるようになっており、モジュラプラグ201の差込口2からの引抜が可能となっている。
差込口2は、パネル101の前面に配設され、主として、外周壁21と、開口部22とを有している。開口部22は、外周壁21の内側に位置しており、モジュラプラグ201が進入可能な空間部に形成されている。図2に示すように、外周壁21の内面には、モジュラプラグ201の端子201aと接触可能な端子21aが形成されている。モジュラプラグ201が差込口2に差し込まれた状態では、モジュラプラグ201の端子(電気接点)201aと差込口2の端子(電気接点)21aとが電気的に接続されるようになっている。外周壁21の内面の上側には係合凸部22aが形成されている。係合凸部22aは、モジュラプラグ201の可動爪202と係合可能となっている。可動爪202が係合凸部22aと係合した状態では、差込口2からのモジュラプラグ201の引抜きが防止されるようになっている。
可動カバー3は、差込口2に対して進退可能に設けられ、差込口2に差し込まれるモジュラプラグ201の可動爪202を覆うことが可能となっている。可動カバー3は、カバー部31と、スプリング32と、支持軸33と、ガイド孔34と、支持枠35とを有している。カバー部31は、断面がコの字型に形成されており、パネル101の前面に対して、ガイド孔34に沿って上下動可能に配設され、下方に位置する場合は、係合凸部22aの前面に位置するようになっている。スプリング32は、基端側が支持枠35に固定され、自由端側が支持軸33に配設されることによりカバー部31を上方に持ち上げるように配設され、係合凸部22aを含む開口部22全体が露出した状態となるようになっている。支持軸33は、逆L字型の棒状部材で、一端側がカバー部31に固定されており、カバー部31とともに上下動するようになっている。ガイド孔34は、差込口2の上方に配設された長孔であり、ガイド孔34に対してカバー部33および支持軸33が上下動可能に配設されている。
ロック機構5は、可動爪202を覆った状態の可動カバー3の進退方向の動きのロックまたはロック解除を行う機能を有している。すなわち、ロック機構5は、挿入される鍵4の操作によって可動カバー3の進退方向の動きをロックまたはロック解除する機能を有している。ロック機構5は、鍵穴51と、可動軸52と、ストッパ53とを有している。鍵穴51は、パネル101の前面に配設され、鍵4が挿入可能となっている。鍵穴51の内部は、特定の鍵4の軸部41の形状とのみ係合するように設定されている。可動軸52は、一端側が鍵穴51に固定され、鍵穴51に挿入された鍵4が係合し、回動することによって回動するようになっている。可動軸52の他端側には、板状部材で構成されたストッパ53が配設され、支持軸33の上端部33aと当接可能となっている。
ストッパ53は、ロック状態、すなわち、鍵4が挿入され可動軸52が回動した状態においては、略水平となり、支持軸33の上端部33aと当接することにより、支持軸33の上下動を規制する。ストッパ53は、ロック解除状態、すなわち、可動軸52が回動していない状態においては、支持軸33に沿って平行に位置し、支持軸33の上端部33aと当接しないため、支持軸33は上下動可能となる。
ロック機構5を操作するための操作具は、ネットワーク側回線Nと端末装置側回線Cとを中継するための建物で使用される鍵4から構成されている。鍵4は、例えば当該建物の入退室用の鍵であり、立入(解錠)を許可された者にのみ貸し出され、建物ごとに異なる形状に設定されている。鍵4は、軸部41の形状が鍵穴51の形状と係合した場合にのみ、時計回り、反時計回りに回動可能となっている。そして、この鍵4の回動によって、ロック機構5のロック、ロック解除が可能となっている。この実施の形態1においては、ロック機構5を操作するために鍵4を用いているが、鍵4に代えてダイヤル操作などによる操作機能をロック機構5にもたせる構成としてもよい。
つぎに、実施の形態1におけるロック付パッチパネル1の操作方法および作用について説明する。
まず、ロック付パッチパネル1に通信ケーブル200を取り付ける場合について説明する。図1および図2に示すように、カバー部31は、スプリング32によって上方に持ち上げられており、差込口2の係合凸部22aが露出した状態となっている。
まず、差込口2にモジュラプラグ201を差し込んで可動爪202を係合凸部22aに係合させる。
つぎに、図3および図4に示すように、カバー部31が係合凸部22aの前面を覆う状態になるまで、カバー部31を下方に引下げる。
そして、鍵4を挿入口51に挿入し、時計回りに90°回転させて、鍵4を引き抜く。そうすると、図5および図6に示すように、可動軸52の回転によって、ストッパ53が略水平となり、支持軸33の上端33aが、ストッパ53に当接したロック状態となる。つまり、支持軸33の上下動が規制されることにより、カバー部31の上下動も規制されたロック状態となる。
これにより、ロック付パッチパネル1に通信ケーブル200を取り付けた後は、鍵4によってロックを解除しない限り、カバー部31は可動が規制され、可動爪202は外部に露出しないために、可動爪202を変位させることができなくなる。つまり、通信ケーブル200を引き抜くことができなくなるため、運用上のセキュリティを高めることできる。
つぎに、ロック付パッチパネル1から通信ケーブル200を取り外す場合について説明する。図5および図6に示すように、カバー部31は、差込口2の係合凸部22aを覆ってロック状態となっている。
まず、図3および図4に示すように、鍵4を挿入口51に挿入し、半時計回りに90°回転させて、鍵4を引き抜く。そうすると、可動軸52の回転によって、ストッパ53が支持軸33と略平行となり、支持軸33の上端33aは、ストッパ53と当接しないロック解除状態となる。つまり、この状態ではロックが解除されて支持軸33は上下動が規制されないので、カバー部31も上下動が可能となる。
つぎに、図1および図2に示すように、カバー部31がスプリング32によって上方に持ち上げられ、係合凸部22aが露出する。このとき、カバー部31が上方にスライドすると、支持軸33は上方に移動する。そして、可動爪202を変位させて差込口2との係合を解除し、差込口2からモジュラプラグ201を引き抜く。
これにより、ロック付パッチパネル1から通信ケーブル200の引き抜き時は、鍵4によってカバー部31のロックが解除されると、カバー部31が動いて可動爪202を変位させることが可能となる。
このようにして、鍵4によってロックを解除しない限りは、ロック付パッチパネル1から通信ケーブル200を引き抜くことはできない。したがって、鍵4の使用が許可された者によって、ロック解除する必要があるため、ロック付パッチパネル1の運用上のセキュリティを高めることできる。
以上のように、このロック付パッチパネル1によれば、可動カバー3とロック機構5によって、モジュラプラグ201の差込口2からの引抜きを制限することができるので、ネットワーク側回線Nと端末装置側回線Cとを接続するパッチパネルの運用上のセキュリティを高めることできる。
また、鍵4は、ネットワーク側回線Nと端末装置側回線Cとを中継するための建物で使用される鍵から構成されているので、複数の鍵を管理する必要がなくなり、管理に要するコストと手間とを削減できる。また、鍵の使用者が限定されるので、よりセキュリティを高めることができる。
(実施の形態2)
図7および図8は、この発明の実施の形態2を示している。この実施の形態2では、可動カバー3のスプリング32がカバー部31を常に下方に押圧し、通常は係合凸部22aを覆っている点が、実施の形態1と異なる。このため、実施の形態1と同等の構成については、同一または対応する符号を付することで、その説明を省略する。後述する以下の実施の形態においても同様である。
このロック付パッチパネル1に通信ケーブル200を取り付ける場合について説明する。カバー部31は、スプリング32によって下方に押圧されており、差込口2の係合凸部22aは、カバー部31に覆われている。このとき、略水平に配設されているストッパ53によって支持軸33の可動が規制されることにより、カバー部31がロックされたロック状態となっている。
まず、鍵4によってロックを解除し、カバー部31を上方にスライドさせて係合凸部22aを露出させると、差込口2にモジュラプラグ201を差し込むことができるようになる。
そして、差込口2にモジュラプラグ201を差し込んで、カバー部31から手を離すと、スプリング32によって支持軸33が下方に押し下げられ、カバー部31がガイド孔34下方にスライドし、係合凸部22aはカバー部31で覆われる。ここで、鍵4によってロック状態とする。
つぎに、ロック付パッチパネル1から通信ケーブル200を取り外す場合について説明する。
まず、鍵4によってロックを解除し、カバー部31を上方にスライドさせ、係合凸部22aを露出させると、差込口2からモジュラプラグ201を引き抜くことができるようになる。
そして、差込口2からモジュラプラグ201を引き抜いて、カバー部31から手を離すと、スプリング32によって支持軸33が下方に押し下げられ、カバー部31がガイド孔34下方にスライドし、係合凸部22aはカバー部31で覆われる。ここで、鍵4によってロック状態とする。
この実施の形態2においては、空いている(通信ケーブル200が差し込まれていない)差込口2も、係合凸部22aが覆われた状態でロックすることにより、鍵4によってロックを解除しない限りは、通信ケーブル200を差し込むことができない。このため、過失や故意によって差込口2に通信ケーブル200を誤挿入することを防止することができる。つまり、よりセキュリティを高めることができる。
(実施の形態3)
図9は、この発明の実施の形態3を示している。この実施の形態3では、ロック機構8、9が、実施の形態1のロック機構5と異なる。
ここでは、ネットワーク側回線Nのパネル101の前面に、差込口2の開口部22と、可動カバー3のカバー本体31と、ロック機構8の鍵穴81とを有している。端末装置側回線Cのパネル102の前面に、差込口6の開口62と、可動カバー7のカバー本体71とを有している。差込口6は差込口2と、可動カバー7は可動カバー3と、ロック機構8はロック機構3と、同等の構成である。
ロック機構8、9は、ネットワーク側回線Nの差込口2と端末装置側回線Cの差込口6にそれぞれに設けられており、鍵4によってネットワーク側回線Nのロック機構8と端末装置側回線Cのロック機構9とを同時に操作することが可能である。ロック機構9は、可動軸92と、ストッパ93とを有し、可動軸92はロック機構8の可動軸82に固定されている。このため、挿入口81に挿入された鍵4によって、ロック機構8、9の可動軸82、92は回動し、これにより、ロック機構8、9はともにロック、ロック解除されるようになっている。
この実施の形態3においては、ネットワーク側回線Nと端末装置側回線Cとのロック機構8、9を鍵4によって同時に操作することができるので、モジュラプラグ201、211の抜き差し作業効率を高めることが可能となる。
(実施の形態4)
図10ないし図12は、この発明の実施の形態4を示している。この実施の形態4では、図10に示すように、可動カバー300とロック機構が実施の形態1の可動カバー3とロック機構5と異なる。
可動カバー300は、パネル101の前面に配設されており、カバー部301と、略扇型状の開口部302とから構成されている。この可動カバー300は、差込口2に対して進退可能(回動可能)に設けられ、差込口2に差し込まれるモジュラプラグ201の可動爪202を覆うことが可能なものである。カバー部301は、パネル101の前面に対して、鍵穴310を中心に回動可能に配設され、係合凸部22aの前面を覆うように位置している。この可動カバー300は、鍵穴310に係合する鍵4によって回動されるようになっており、図10に示すように、鍵4によってロック解除すると、可動カバー300が時計回りに所定角度、例えば略90°回動する。そして、図11に示すように、係合凸部22aが露出した状態となると、モジュラプラグ201が挿入可能となる。さらに、モジュラプラグ201を挿入した状態で、図12に示すように、鍵4によって、可動カバー300を反時計回りに所定角度、例えば略90°回動させて、係合凸部22aを覆った状態とする。
以上、この発明の実施の形態について説明したが、具体的な構成は、これらの実施の形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等があっても、この発明に含まれる。例えば、上記の実施の形態では、ロック機構を操作する操作具を建物で使用される鍵4としたが、当該ロック付パッチパネル1の専用鍵や、専用工具としてもよい。また、差込口2およびモジュラプラグ201は、RJ−45コネクタと呼ばれる種類に限定されることはなく、他の種類のコネクタに相当するものであってもよい。
1 ロック付パッチパネル
2 差込口
3 可動カバー
4 鍵(操作具)
5 ロック機構
101 パネル
200 通信ケーブル
201 モジュラプラグ
202 可動爪
C 端末装置側回線
N ネットワーク側回線

Claims (3)

  1. 通信ケーブルの端部に設けられるモジュラプラグが差し込み可能な差込口を有し、前記モジュラプラグに形成された可動爪を変位させることにより前記差込口との係合解除し、前記モジュラプラグの前記差込口からの引抜を可能とするロック付パッチパネルであって、
    前記差込口に対して進退可能に設けられ、前記差込口に差し込まれる前記モジュラプラグの前記可動爪を覆うことが可能な可動カバーと、
    前記可動爪を覆った状態の前記可動カバーの前記進退方向の動きのロックまたはロック解除が可能なロック機構と、
    を備えることを特徴とするロック付パッチパネル。
  2. 前記ロック機構は、ネットワーク側回線の前記差込口と端末装置側回線の前記差込口にそれぞれに設けられており、操作具によって前記ネットワーク側回線のロック機構と前記端末装置側回線のロック機構とを同時に操作することが可能であることを特徴とする請求項1に記載のロック付パッチパネル。
  3. 前記操作具は、前記ネットワーク側回線と前記端末装置側回線とを中継するための建物で使用される鍵から構成されていることを特徴とする請求項2に記載のロック付パッチパネル。
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