JP2012249942A - 吸収性物品、および、サイドシートの製造方法 - Google Patents

吸収性物品、および、サイドシートの製造方法 Download PDF

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Miyuki Okawa
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Abstract

【課題】自由端弾性部材による着用者の肌への圧迫を確実に緩和する。
【解決手段】補助吸収具1の各側壁部32には、本体部2の長手方向に沿う折畳線にて二つ折りされた内側シート321が設けられ、長手方向における中央部302において、内側シート321の内面の当該折畳線上に自由端弾性部材343が配置されることにより、当該折畳線を自由端として内側シート321が本体部2から起立する。また、側壁部32では、長手方向に沿う折畳線にて二つ折りされるとともに、内側シート321の外面を覆う外側シート322が設けられ、自由端近傍において、内側シート321と外側シート322とが互いに非接合とされる。これにより、自由端弾性部材343による着用者の肌への圧迫を確実に緩和することができる。
【選択図】図8

Description

本発明は、着用者からの***物を受ける吸収性物品、および、吸収性物品に設けられるサイドシートの製造方法に関する。
使い捨ておむつ等の吸収性物品では、従来より、本体部の両側部上に一対の側壁部が設けられており、側壁部の自由端に設けられた弾性糸等が収縮することにより側壁部の一部が起立部として着用者に向かって起立する。吸収性物品の着用時には、一対の起立部が着用者の足の付け根近傍に当接する立体ギャザーとなり、これにより、吸収性物品からの***物の漏出が防止される。
また、特許文献1のおむつの立体ガード(立体ギャザー)では、弾性部材が、長手方向の両端部においては、その両側の2枚のシートの双方に接着固定され、両端部間の領域においては、一方のシートに長手方向の全体が接着固定され、他方のシート(立体ガードのおむつ幅方向内側の面を形成するシート)には長手方向の全体が接着されていない。したがって、股下部における立体ガードのおむつ幅方向内側の面、すなわち、肌に当接する面では、弾性部材を固定する接着剤がないので柔らかい風合いが得られ、また、細かいギャザーが形成されていないので、着用者の肌への圧迫が低減される。
なお、特許文献2では、吸収性物品の側壁部の特殊な構造が開示されており、当該側壁部では、本体部から着用者側へと起立する起立部、および、起立部の着用者側から幅方向の外側へと広がる平面部が設けられ、弾性部材が平面部に接合される。特許文献2の吸収性物品では、側壁部が、平面部にて着用者の肌に密着することにより、***物が吸収性物品から漏出することが防止される。
特開2004−337387号公報 特開2009−45199号公報
ところで、特許文献1のおむつでは、着用者に対する装着状態によっては、弾性部材が接着されたシートが着用者の肌に接触し、当該弾性部材による着用者の肌への圧迫が必ずしも緩和されない場合がある。
本発明は上記課題に鑑みなされたものであり、自由端に設けられる弾性部材による着用者の肌への圧迫を確実に緩和することを目的としている。
請求項1に記載の発明は、着用者からの***物を受ける吸収性物品であって、バックシートとトップシートとの間に吸収コアが配置された略シート状の本体部と、前記本体部の両側部上において前記本体部の長手方向に伸びる一対の側壁部とを備え、各側壁部が、前記長手方向に沿う折畳線にて二つ折りされた内側シートと、前記長手方向に沿う折畳線にて二つ折りされるとともに、前記内側シートの外面を覆う外側シートと、前記長手方向における中央部において、前記内側シートの内面の前記折畳線上に配置され、収縮することにより、前記折畳線を自由端として前記内側シートを前記本体部から起立させる自由端弾性部材とを備え、前記自由端近傍において、前記内側シートと前記外側シートとが互いに非接合である。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の吸収性物品であって、前記自由端弾性部材が、前記内側シートの前記内面に接合されている。
請求項3に記載の発明は、請求項1または2に記載の吸収性物品であって、前記内側シートの固定端近傍の接合領域において、前記内側シートの内面同士が互いに接合され、前記接合領域と前記自由端弾性部材との間において、前記内側シートの内面同士が互いに非接合である。
請求項4に記載の発明は、請求項1ないし3のいずれかに記載の吸収性物品であって、前記内側シートと前記外側シートとが、連続する一のシートである。
請求項5に記載の発明は、請求項1ないし4のいずれかに記載の吸収性物品であって、前記各側壁部が、前記内側シートの固定端近傍において前記固定端に沿って配置される固定端弾性部材をさらに備える。
請求項6に記載の発明は、請求項5に記載の吸収性物品であって、前記固定端弾性部材が、前記内側シートと前記外側シートとの間に配置される。
請求項7に記載の発明は、請求項6に記載の吸収性物品であって、前記各側壁部が、前記固定端近傍において前記固定端に沿って配置される他の固定端弾性部材をさらに備え、前記他の固定端弾性部材が、前記内側シートと前記外側シートとの間に配置され、前記固定端弾性部材と前記他の固定端弾性部材とにより前記内側シートが挟まれる。
請求項8に記載の発明は、吸収性物品に設けられるサイドシートの製造方法であって、a)一のシートを第1折畳線にて二つ折りすることにより二重シートを形成する工程と、b)前記二重シートの主面上において前記第1折畳線に平行な第2折畳線上に弾性部材を伸張状態にて配置する工程と、c)前記弾性部材を挟むように前記二重シートを前記第2折畳線にて二つ折りしつつ、前記第1折畳線の近傍において前記主面の互いに対向する部位同士を接合する工程とを備え、前記第2折畳線近傍において、前記二重シートの一方のシートと他方のシートとが互いに非接合である。
請求項9に記載の発明は、請求項8に記載のサイドシートの製造方法であって、前記a)工程が、a1)前記シート上において前記第1折畳線上に他の弾性部材を伸張状態にて配置する工程と、a2)前記他の弾性部材を挟むように前記シートを前記第1折畳線にて二つ折りする工程とを備える。
請求項10に記載の発明は、請求項9に記載のサイドシートの製造方法であって、前記a)工程が、前記a2)工程の前に、a3)前記第1折畳線から離れた前記シート上の位置に、さらに他の弾性部材を伸張状態にて前記第1折畳線に平行に配置する工程をさらに備え、前記a2)工程において、前記さらに他の弾性部材が、二つ折りされた前記シートにより挟まれる。
請求項11に記載の発明は、着用者からの***物を受ける吸収性物品であって、バックシートとトップシートとの間に吸収コアが配置された略シート状の本体部と、請求項8ないし10のいずれかに記載のサイドシートの製造方法にて製造され、前記本体部の両側部上において前記本体部の長手方向に伸びる一対のサイドシートとを備える。
本発明によれば、自由端弾性部材による着用者の肌への圧迫を、外側シートにより確実に緩和することができる。
また、請求項5ないし7、並びに、請求項9および10の発明では、長手方向における中央部において、側壁部を大きく起立させることができる。
補助吸収具の平面図である。 補助吸収具の断面図である。 サイドシートの製造の流れを示す図である。 サイドシートの製造を説明するための図である。 サイドシートの製造を説明するための図である。 サイドシートの製造を説明するための図である。 サイドシートの製造を説明するための図である。 サイドシート近傍を拡大して示す図である。 補助吸収具の他の例を示す図である。
図1は、本発明の一の実施の形態に係る補助吸収具1を広げた状態にて示す平面図である。補助吸収具1は、着用者が着用する使い捨ておむつ等の外装物品の内側(すなわち、着用者側)に取り付けられて着用者からの***物を受ける吸収性物品である。図1では、着用時に着用者に接する側の面を手前にして補助吸収具1を描いている。
図2は、補助吸収具1を図1中に示すII−IIの位置で長手方向(すなわち、図1中における上下方向)に垂直な面で切断した断面図である。図2では、図示の都合上、補助吸収具1の各構成を厚さ方向(すなわち、図2中における上下方向)に離して描いている。
図1および図2に示すように、補助吸収具1は、略シート状の本体部2、および、本体部2の両側部(すなわち、長手方向に垂直な幅方向の両側)上に配置されて本体部2の長手方向のおよそ全長に亘る一対のサイドシート3を備える。
本体部2の図1中における上側の部位および下側の部位はそれぞれ、着用者の腹側および背側の肌に接する部位であり、以下の説明では、「前方部」および「後方部」と呼ぶ。また、前方部と後方部との間において前方部および後方部から連続するとともに着用者の股間部に対向する部位を「中央部」と呼ぶ。補助吸収具1では、本体部2が前方部、中央部および後方部を長手方向に順に有し、前方部および後方部の幅方向の幅が、中央部の幅よりも大きい。換言すれば、本体部2は、平面視においていわゆる砂時計型である。
図2に示すように、本体部2は、透液性のトップシート21、撥水性または不透液性のバックシート23、および、トップシート21とバックシート23との間に配置された吸収コア22を備える。バックシート23は、複数のシート部材(本実施の形態では、第1シート231および第2シート232の2枚のシート部材)が積層された積層構造を有する。第1シート231は、トップシート21および吸収コア22に対向し、第2シート232は、第1シート231と同形状であり、第1シート231の外面(すなわち、着用者やトップシート21および吸収コア22とは反対側の面)に接合される。
吸収コア22は、トップシート21と対向する第1吸収部221、および、バックシート23と対向する第2吸収部222を有し、第2吸収部222および第1吸収部221は厚さ方向に重ねられる。第2吸収部222は本体部2の長手方向に長い略矩形であり、第1吸収部221は第2吸収部222よりも幅方向の外側に広がる。図1では、図の理解を容易にするために、第1吸収部221および第2吸収部222の輪郭を太破線にて描いている。図1に示すように、前方部および後方部における第1吸収部221の幅は、中央部における第1吸収部221の幅よりも大きい。換言すれば、第1吸収部221は、いわゆる砂時計型である。
図2に示すように、トップシート21は、吸収コア22の周りにおいてホットメルト接着剤を介してバックシート23に接合される。また、各サイドシート3の幅方向の外側の部位33(後述するサイドシート本体31における外側の部位であり、以下、「基部33」という。)は、長手方向の全長に亘ってトップシート21の側端部およびバックシート23の側端部にホットメルト接着剤を介して接合される。上記ホットメルト接着剤としては、ポリオレフィン系、ゴム系、酢酸ビニル系等のものが利用される。なお、トップシート21とバックシート23との接合や、サイドシート3とトップシート21およびバックシート23との接合、あるいは、後述するサイドシート3の部位同士の接合は、ホットメルト接着剤等の接着剤を用いる以外に、熱融着接合や超音波接合等により行われてもよい。
トップシート21は透液性のシート材料であり、着用者からの***物の水分を速やかに捕捉して吸収コア22へと移動させる。トップシート21は、例えば、表面を界面活性剤により親水処理した疎水性繊維(ポリプロピレン、ポリエチレン、ポリエステル、ポリアミド、ナイロン等)にて形成された透液性の不織布であり、当該不織布として、例えば、ポイントボンド不織布やエアスルー不織布、スパンボンド不織布が利用される。なお、トップシート21として、セルロースやレーヨン、コットン等の親水性繊維により形成された不織布(例えば、スパンレース不織布)が利用されてもよい。
吸収コア22の第1吸収部221および第2吸収部222は、粉砕したパルプ繊維やセルロース繊維等の親水性繊維により形成される。トップシート21を透過した水分は、第1吸収部221にて迅速に吸収され、第1吸収部221および第2吸収部222にて保持される。吸収性材料を包むティッシュペーパーや透液性不織布等は、ホットメルト接着剤により吸収性材料と接合されて、吸収性材料の脱落(特に、吸水後における脱落)等が防止される。なお、吸収コア22は、親水性繊維に吸収性材料を混合したもの等により形成される1つの吸収部であってもよい。
バックシート23としては、疎水性繊維にて形成された撥水性または不透液性の不織布(例えば、スパンボンド不織布やメルトブロー不織布、SMS(スパンボンド・メルトブロー・スパンボンド)不織布)や、撥水性または不透液性のプラスチックフィルム、あるいは、これらの不織布とプラスチックフィルムとが積層された積層シートが利用され、バックシート23に到達した***物の水分等が、本体部2の外側にしみ出すことが防止される。本実施の形態では、バックシート23の第1シート231としてプラスチックフィルムが利用され、第2シート232として不織布が利用される。補助吸収具1のムレを防止して着用者の快適性を向上するという観点からは、第1シート231として透湿性(通気性)を有するプラスチックフィルムが利用されることが好ましい。
図1および図2に示すように、各サイドシート3は、サイドシート本体31、および、サイドシート本体31にホットメルト接着剤により接合されて長手方向に伸びる複数の(本実施の形態では3本の)弾性部材341,342,343を有する。既述のように、幅方向におけるサイドシート本体31の外側の部位(すなわち、本体部2の側部エッジに近い部位)は、本体部2に固定される基部33である。一方、幅方向におけるサイドシート本体31の内側の部位32(すなわち、基部33よりも内側にて基部33に連続する部位であり、以下、「側壁部32」という。)は、後述するように、長手方向の両端部を除いてトップシート21(および他の構成)と非接合である。
ここで、サイドシート3の一部である側壁部32の構造の理解を容易にするために、補助吸収具1に設けられるサイドシート3の製造について図3を参照して説明する。実際には、後述の第1折畳線41の方向に連続するシートおよび弾性部材を用いて複数のサイドシート3が順次製造されるが、以下の説明では、理解を容易にするため、1つのサイドシート3に対応する矩形のシートおよび弾性部材を用いてサイドシート3の製造について述べる。
サイドシート3を製造する際には、図4に示すように矩形のシート4が準備され、シート4の一の主面において所定の第1折畳線41(シート4のエッジに平行な線であり、図4中にて二点鎖線にて示す。)上に第1弾性部材341が伸張状態にて配置される(ステップS11)。また、シート4の同一主面上において第1折畳線41から離れた位置に、第2弾性部材342が伸張状態にて第1折畳線41に平行に配置される(ステップS12)。さらに、図4中にて平行斜線を付す領域43(第2弾性部材342と、図4中の下側におけるシート4のエッジとの間に領域)にホットメルト接着剤が塗布される(ステップS13)。そして、図5に示すように、第1弾性部材341を挟むようにシート4が第1折畳線41にて二つ折りされる(ステップS14)。
このとき、第2弾性部材342も、二つ折りされたシート4(以下、「二重シート4」という。)により挟まれる。また、第1弾性部材341と第2弾性部材342との間を除き、二重シート4におけるシート間のおよそ全体が領域43上のホットメルト接着剤により接合される。実際には、第1弾性部材341および第2弾性部材342の全体には、ホットメルト接着剤が塗布されており(後述の第3弾性部材343において同様)、第1弾性部材341および第2弾性部材342は、二重シート4におけるシート間に接合(接着)される。
シート4を第1折畳線41にて二つ折りすることにより二重シート4が形成されると、図6に示すように、二重シート4の一の主面40において、第1折畳線41に平行な第2折畳線42(図6中にて二点鎖線にて示す。)が第1弾性部材341と第2弾性部材342との間のおよそ中央に設定され、第2折畳線42上に、第3弾性部材343が伸張状態にて配置される(ステップS15)。また、主面40上において第3弾性部材343と第2弾性部材342との間にて第1折畳線41に平行に伸びる帯状領域44(図6中にて平行斜線を付す領域)にホットメルト接着剤が塗布される(ステップS16)。そして、図7に示すように、二重シート4が第2折畳線42にて二つ折りされる(ステップS17)。
このとき、第3弾性部材343を挟むように二重シート4が折り畳まれ、第1弾性部材341と第2弾性部材342とがシートを挟んで互いに近接する。また、帯状領域44(図6参照)上のホットメルト接着剤により、第1折畳線41の近傍において主面40の互いに対向する部位同士が接合される。以上の処理により、サイドシート3が製造される。
図6に示すように、主面40上における第2折畳線42と帯状領域44との間の領域にはホットメルト接着剤が塗布されないため、図7のサイドシート3において、当該領域と、当該領域に対向する領域(すなわち、図6の二重シート4における第2折畳線42と第1弾性部材341との間における帯状の領域)とは互いに接合されない。また、既述のように、図4のシート4において第1弾性部材341と第2弾性部材342との間にはホットメルト接着剤が塗布されないため、図7の二重シート4の第2折畳線42近傍において、二重シート4の一方のシートと他方のシートとは互いに非接合である。
既述のように、実際には、複数のシート4が第1折畳線41の方向に連続する連続シート(長尺のシート)の状態にて複数のサイドシート3が製造され、複数の本体部2が長手方向に連続する連続シートの両側部上に、サイドシート3の連続シートが接合される。そして、連続シートが補助吸収具1に対応する形状に順次切断されて、補助吸収具1が製造される。
サイドシート本体31となるシート4としては、例えば、疎水性繊維にて形成された撥水性または不透液性の不織布(スパンボンド不織布やメルトブロー不織布、SMS不織布等)が利用される。第1ないし第3弾性部材341〜343としては、例えば、ポリウレタン糸、帯状のポリウレタンフィルム、糸状または帯状の天然ゴム等が利用され、本実施の形態では、ポリウレタン糸が各弾性部材として利用される。
図8は、図2の左側のサイドシート3近傍を拡大して示す図であり、長手方向における側壁部32の中央部302での補助吸収具1の断面を示す。図8では、サイドシート3に付着する接着剤の層39を太線にて示している。既述のように、各サイドシート本体31は、幅方向における内側に位置する側壁部32、および、外側に位置する基部33を有する。
基部33は、幅方向の外側に広がる第1シート基部331、および、第1シート基部331と本体部2との間を介して幅方向の外側に広がる第2シート基部332を有する。第1シート基部331のおよそ全面は第2シート基部332に接合され、第2シート基部332のおよそ全面が本体部2に接合される。
側壁部32は、長手方向に沿う第2折畳線42にて二つ折りされた内側シート321、および、第2折畳線42にて二つ折りされるとともに内側シート321の外面の全体を覆う外側シート322を有する。内側シート321における基部33側の端は第2シート基部332に連続し、外側シート322における基部33側の端は第1シート基部331に連続する。
側壁部32の中央部302において、内側シート321の内面におけるほぼ第2折畳線42上(第2折畳線42の近傍を含む。)には、第3弾性部材343(後述するように、起立する側壁部32の自由端に位置するため、以下、「自由端弾性部材343」という。)が設けられる。自由端弾性部材343は伸張状態にて内側シート321の内面に接合される。
また、中央部302において、内側シート321の両端(すなわち、外側シート322との接続部、および、第2シート基部332との接続部)近傍には、第1弾性部材341および第2弾性部材342(後述するように、起立する側壁部32の固定端に位置するため、以下、それぞれ「第1固定端弾性部材341」および「第2固定端弾性部材342」という。)が長手方向に沿って設けられる。詳細には、第1固定端弾性部材341は、内側シート321と外側シート322との間において、ほぼ第1折畳線41上(第1折畳線41の近傍を含む。)に配置される。また、第2固定端弾性部材342は、基部33の近傍において内側シート321と外側シート322との間に配置される。側壁部32では、第1固定端弾性部材341と第2固定端弾性部材342とにより内側シート321の根元(固定端近傍)が挟まれる。第1および第2固定端弾性部材341,342は、伸張状態にて内側シート321の外面および外側シート322の内面に接合される。
側壁部32では、既述の帯状領域44(図6参照)上のホットメルト接着剤により内側シート321の内面同士が基部33近傍(後述する固定端近傍)にて互いに接合される。換言すると、内側シート321の内面同士が互いに接合される接合領域3211が、長手方向のおよそ全長に亘って設けられる。また、接合領域3211と自由端弾性部材343との間には、内側シート321の内面同士が互いに接合されない非接合領域3212が長手方向のおよそ全長に亘って設けられる。非接合領域3212の面積は、接合領域3211の面積よりも大きいことが好ましい。
長手方向における側壁部32の両端部301,303(図1参照)では、外側シート322が本体部2上に接合され、長手方向における側壁部32の中央部302では、外側シート322は本体部2上に接合されない。また、中央部302では、固定端弾性部材341,342の近傍を除き、内側シート321の外面と外側シート322の内面とが互いに非接合である。したがって、外側シート322は、自由端弾性部材343の近傍においていずれの部材にも接合されない。
側壁部32では、一方の端部301近傍から他方の端部303近傍に亘る自由端弾性部材343が収縮することにより、中央部302において、第2折畳線42を自由端として内側シート321が本体部2から起立する。したがって、補助吸収具1を内部に取り付けた外装物品を着用者が装着した状態において、長手方向に伸びる一対の側壁部32が、本体部2の両側部上において本体部2から着用者に向かって起立し、着用者の脚の付け根近傍に当接する一対の立体ギャザーとなる。このように側壁部32の自由端が着用者に接触することにより、着用者と側壁部32との間からの***物の漏れ等が防止される。
このとき、側壁部32の中央部302の自由端近傍では、内側シート321のみに自由端弾性部材343によりギャザーが形成される。当該ギャザーは外側シート322により覆われるため、着用者の肌に直接的に接触することはない。また、側壁部32では、一方の端部301近傍から他方の端部303近傍に亘る第1および第2固定端弾性部材341,342が収縮することにより、内側シート321および外側シート322の根元(固定端近傍)にギャザーが形成され、内側シート321が根元からしっかりと起立する。
以上に説明したように、補助吸収具1の各側壁部32には、長手方向に沿う折畳線にて二つ折りされた内側シート321が設けられ、長手方向における中央部302において、内側シート321の内面の当該折畳線上に自由端弾性部材343が配置されることにより、当該折畳線を自由端として内側シート321が本体部2から起立する。また、側壁部32では、長手方向に沿う折畳線にて二つ折りされるとともに、内側シート321の外面を覆う外側シート322が設けられ、自由端近傍において、内側シート321と外側シート322とが互いに非接合とされる。これにより、補助吸収具1の着用者に対する装着状態に依存することなく、自由端弾性部材343が接合されたシートの部位が着用者の肌に直接的に接触することが外側シート322により防止され、自由端弾性部材343による着用者の肌への圧迫を確実に緩和することができる。また、側壁部32による着用者の肌への当たりを柔らかくする(すなわち、優しい感触にする)こともできる。
また、補助吸収具1では、内側シート321の固定端近傍の接合領域3211において内側シート321の内面同士が互いに接合され、接合領域3211と自由端弾性部材343との間において、内側シート321の内面同士が互いに非接合である。これにより、内側シート321の内面同士が全体的に接合される場合に比べて、側壁部32による着用者の肌への当たりを柔らかくすることができる。
各側壁部32において、内側シート321の固定端近傍において固定端弾性部材341,342が固定端に沿って設けられることにより、中央部302において側壁部32を大きく起立させることができる。また、固定端弾性部材341,342が内側シート321および外側シート322に接合されることにより、内側シート321および外側シート322の双方にギャザーを形成して、側壁部32の根元における剛性を向上することができる。
以上、本発明の実施の形態について説明してきたが、本発明は上記実施の形態に限定されるものではなく、様々な変形が可能である。
自由端近傍において、内側シート321と外側シート322とが互いに非接合であるならば、内側シート321の外面と、外側シート322の内面とが部分的に接合されてもよい。この場合において、内側シート321の固定端から自由端に至る全範囲のうち、自由端側の1/3以上の範囲において内側シート321と外側シート322とが互いに非接合とされることが好ましく、より好ましくは、自由端側の2/3以上の範囲において内側シート321と外側シート322とが互いに非接合とされる。
側壁部32では、内側シート321の内面同士が全体に亘って互いに接合されてもよい。この場合でも、外側シート322が設けられることにより、側壁部32による着用者の肌への当たりをある程度柔らかくすることができる。
補助吸収具1では、長手方向における側壁部32の両端部301,303近傍においてのみ自由端弾性部材343が内側シート321に接合されてもよい。この場合でも、側壁部32の中央部302において、内側シート321の内面のおよそ第2折畳線42上に自由端弾性部材343が配置されることにより、第2折畳線42を自由端として内側シート321を本体部2から起立させることができる。このような補助吸収具1では、自由端弾性部材343による着用者の肌への圧迫をさらに低減することができる。逆説的に言うと、補助吸収具1では、中央部302において、自由端弾性部材343が内側シート321の内面に接合される場合であっても、外側シート322が設けられることにより、自由端弾性部材343による着用者の肌への圧迫を緩和することができる。
上記実施の形態では、幅方向に関して第1折畳線41上の第1固定端弾性部材341が第2固定端弾性部材342よりも内側に配置されるようにサイドシート3が本体部2上に接合されるが、図9に示すように、第1固定端弾性部材341が第2固定端弾性部材342よりも外側に配置されるようにサイドシート3が本体部2上に接合されてもよい。
補助吸収具1では、第1および第2固定端弾性部材341,342を省略することも可能であり、自由端弾性部材343のみによっても側壁部32をある程度起立させることができる。一方、側壁部32を大きく起立させるには、第1および第2固定端弾性部材341,342の少なくとも一方が設けられることが好ましい。
補助吸収具1の設計によっては、外側シート322が2層以上のシート部材の積層体であってもよく、内側シート321が2層以上のシート部材の積層体であってもよい。
また、サイドシート3は、図3の手法以外にて製造されてもよい。この場合に、サイドシート本体31は必ずしも一のシート4により形成される必要はなく、複数のシート部材を部分的に接合することにより、上記構造を有するサイドシート本体31が形成されてもよい。ただし、サイドシート3を容易に製造するとともに、シート部材同士の接合による着用感の低下を防止するには、内側シート321と外側シート322とが連続する一のシートであることが好ましい。
補助吸収具1では、バックシート23が、単層のシート部材や3層以上のシート部材の積層体であってもよい。
上記実施の形態に係る補助吸収具1の構造は、例えば、着用者の腹側に当接する部位と背側に当接する部位とを腰回りで止着して着用するテープタイプの使い捨ておむつや、上端に胴部開口を有するとともに下部に一対の脚部開口を有するパンツタイプの使い捨ておむつに適用されてもよい。このように、補助吸収具1の構造は使い捨ておむつ等の他の吸収性物品に適用されてもよい。
上記実施の形態および各変形例における構成は、相互に矛盾しない限り適宜組み合わされてよい。
1 補助吸収具
2 本体部
3 サイドシート
4 シート
21 トップシート
22 吸収コア
23 バックシート
32 側壁部
41 第1折畳線
42 第2折畳線
302 中央部
321 内側シート
322 外側シート
341,342 固定端弾性部材
343 自由端弾性部材
3211 接合領域
S11,S12,S14,S15,S17 ステップ

Claims (11)

  1. 着用者からの***物を受ける吸収性物品であって、
    バックシートとトップシートとの間に吸収コアが配置された略シート状の本体部と、
    前記本体部の両側部上において前記本体部の長手方向に伸びる一対の側壁部と、
    を備え、
    各側壁部が、
    前記長手方向に沿う折畳線にて二つ折りされた内側シートと、
    前記長手方向に沿う折畳線にて二つ折りされるとともに、前記内側シートの外面を覆う外側シートと、
    前記長手方向における中央部において、前記内側シートの内面の前記折畳線上に配置され、収縮することにより、前記折畳線を自由端として前記内側シートを前記本体部から起立させる自由端弾性部材と、
    を備え、
    前記自由端近傍において、前記内側シートと前記外側シートとが互いに非接合であることを特徴とする吸収性物品。
  2. 請求項1に記載の吸収性物品であって、
    前記自由端弾性部材が、前記内側シートの前記内面に接合されていることを特徴とする吸収性物品。
  3. 請求項1または2に記載の吸収性物品であって、
    前記内側シートの固定端近傍の接合領域において、前記内側シートの内面同士が互いに接合され、
    前記接合領域と前記自由端弾性部材との間において、前記内側シートの内面同士が互いに非接合であることを特徴とする吸収性物品。
  4. 請求項1ないし3のいずれかに記載の吸収性物品であって、
    前記内側シートと前記外側シートとが、連続する一のシートであることを特徴とする吸収性物品。
  5. 請求項1ないし4のいずれかに記載の吸収性物品であって、
    前記各側壁部が、前記内側シートの固定端近傍において前記固定端に沿って配置される固定端弾性部材をさらに備えることを特徴とする吸収性物品。
  6. 請求項5に記載の吸収性物品であって、
    前記固定端弾性部材が、前記内側シートと前記外側シートとの間に配置されることを特徴とする吸収性物品。
  7. 請求項6に記載の吸収性物品であって、
    前記各側壁部が、前記固定端近傍において前記固定端に沿って配置される他の固定端弾性部材をさらに備え、
    前記他の固定端弾性部材が、前記内側シートと前記外側シートとの間に配置され、前記固定端弾性部材と前記他の固定端弾性部材とにより前記内側シートが挟まれることを特徴とする吸収性物品。
  8. 吸収性物品に設けられるサイドシートの製造方法であって、
    a)一のシートを第1折畳線にて二つ折りすることにより二重シートを形成する工程と、
    b)前記二重シートの主面上において前記第1折畳線に平行な第2折畳線上に弾性部材を伸張状態にて配置する工程と、
    c)前記弾性部材を挟むように前記二重シートを前記第2折畳線にて二つ折りしつつ、前記第1折畳線の近傍において前記主面の互いに対向する部位同士を接合する工程と、
    を備え、
    前記第2折畳線近傍において、前記二重シートの一方のシートと他方のシートとが互いに非接合であることを特徴とするサイドシートの製造方法。
  9. 請求項8に記載のサイドシートの製造方法であって、
    前記a)工程が、
    a1)前記シート上において前記第1折畳線上に他の弾性部材を伸張状態にて配置する工程と、
    a2)前記他の弾性部材を挟むように前記シートを前記第1折畳線にて二つ折りする工程と、
    を備えることを特徴とするサイドシートの製造方法。
  10. 請求項9に記載のサイドシートの製造方法であって、
    前記a)工程が、前記a2)工程の前に、
    a3)前記第1折畳線から離れた前記シート上の位置に、さらに他の弾性部材を伸張状態にて前記第1折畳線に平行に配置する工程をさらに備え、
    前記a2)工程において、前記さらに他の弾性部材が、二つ折りされた前記シートにより挟まれることを特徴とするサイドシートの製造方法。
  11. 着用者からの***物を受ける吸収性物品であって、
    バックシートとトップシートとの間に吸収コアが配置された略シート状の本体部と、
    請求項8ないし10のいずれかに記載のサイドシートの製造方法にて製造され、前記本体部の両側部上において前記本体部の長手方向に伸びる一対のサイドシートと、
    を備えることを特徴とする吸収性物品。
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