JP2012247918A - ファイル名作成装置およびファイル名作成プログラム - Google Patents

ファイル名作成装置およびファイル名作成プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】複数ファイルの関連性を推定することが容易なファイル名を作成することのできるファイル名作成装置およびファイル名作成プログラムを提供する。
【解決手段】ファイル名作成装置としてのMFPは、ファイルAおよびファイルBの各々から文字列を取得し(S3)、ファイルAおよびファイルBに対して特定アクションが実行されたか否かを判別する(S7)。MFPは、特定アクションが実行されたと判別した場合に(S7でYES)、ファイルAのファイル名として、ファイルBの文字列を含むファイル名を作成し、かつファイルBのファイル名として、ファイルAの文字列を含むファイル名を作成する(S15)。
【選択図】図7

Description

本発明はファイル名作成装置およびファイル名作成プログラムに関し、より特定的には、複数ファイルの関連性を推定することが容易なファイル名を作成することのできるファイル名作成装置およびファイル名作成プログラムに関する。
電子写真式の画像形成装置には、スキャナ機能、ファクシミリ機能、複写機能、プリンタとしての機能、データ通信機能、およびサーバ機能を備えたMFP(Multi Function Peripheral)、ファクシミリ装置、複写機、プリンタなどがある。
近年、画像形成装置は、画像読取部を備えるスキャナ、複写機、プリンタ、ファクシミリ、またはデジタル複合機などとして、オフィスや家庭などに急速に普及している。画像形成装置の中には、一連の原稿をページ毎に一枚ずつ画像読取部に供給する自動原稿送り装置(ADF:Auto Document Feeder)を備えたものがある。ADFを備えた画像形成装置は、複数枚からなる原稿を順に自動で画像読取部へ供給することができる。
画像読取部で読み取った原稿の画像のファイルは、画像形成装置の記憶部などに保存される。ファイルを保存した後で、ユーザーがそのファイルを記憶部から探す場合、ユーザーは探しているファイルか否かをファイル名から判断することが多い。このため、原稿画像のファイルを保存する際には、ファイルの内容が反映されたファイル名が付けられることが望まれる。
原稿画像のファイル名を付ける方法として、画像形成装置などが自動的にファイル名を作成する方法と、ユーザーが手動で付ける方法とが従来存在していた。このうち、ユーザーが手動で付ける方法には、手間がかかるという問題があった。
自動的にファイル名を作成する方法として、原稿画像からOCR(Optical Character Recognition)により抽出した文字列を、ファイル名に付加する技術(OCR判定してファイル名に自動的に付加する技術)が提案されている。この技術はたとえば下記特許文献1に開示されている。
下記特許文献1には、取得した原稿画像を画像記憶部に記憶する際に、原稿画像から抽出されたページ情報に従って原稿画像にファイル名を付与するファイル管理装置が開示されている。
特開2006−252455号公報
しかしながら、特許文献1を含む従来の技術では、関連する複数の原稿画像のファイルを保存する場合であっても、それぞれのファイルの原稿画像から抽出した文字列がそれぞれのファイル名に付加され、ファイル毎に独立したファイル名が生成されていた。このため、ファイル同士に関連性のあることがファイル名から推定することができず、ファイルの関連性の有無を確かめるためにはファイルの内容を確認しなければならなかった。これについて以下に説明する。
図13は、従来のファイル名作成方法を説明するための図である。
図13を参照して、従来のファイル名作成装置を搭載したスキャナなどを用いて、文書ページ(原稿)100の中から、互いに異なる2つの章のページがスキャンされ、それぞれの章の画像のファイルAおよびBが生成されている。
文書ページ100の1ページ目の中央部には、「テクノロジーレポート2010」という文字列101が、文書ページ100のタイトルとして表されている。文字列101のフォントは、文書ページ100の全文字列の中で最大のフォントになっている。
ファイルAの1ページ目の最上行には、「中期的視野の環境への取り組み」という文字列103が、文書ページの章のタイトルとして表されている。文字列103のフォントは、ファイルA内の他の文字列のフォントに比べて大きくなっている。なおファイルAの各ページの右下には、フッタに相当する「テクノロジーレポート_2010」という文字列111が付されている。
ファイルBの1ページ目の最上行には、「化学物質・製品規制の動向」という文字列105が、文書ページ100の章のタイトルとして表されている。文字列105のフォントは、ファイルB内の他の文字列のフォントに比べて大きくなっている。なおファイルBの各ページの右下には、フッタに相当する「テクノロジーレポート_2010」という文字列113が付されている。
従来のファイル名作成装置は、ファイル内の文字列の位置、文字列のサイズ、または文字列のフォントの種類などに基づいて、ファイル内の重要度が高いと考えられる文字列を判定する。上記の例では、ファイルAおよびBに共通する文書ページ100のタイトルの文字列101ではなく、第1ページの文字列103または文字列105がファイル名となる可能性が高い。具体的には、ファイルAのファイル名は「中期的視野の環境への取り組み」となり、ファイルBのファイル名は「化学物質・製品規制の動向」となる可能性が高い。
ファイルAとファイルBとに関連性が無く、ファイル名形成装置がファイルAおよびBについて互いに独立してファイル名を作成する場合には、上記のファイル名によってファイル固有の内容が明らかになり、ユーザーの利便性は高くなる。たとえば、ファイルAに「テクノロジーレポート1.pdf」、ファイルBに「テクノロジーレポート2.pdf」などのファイル名が付けられた場合には、ファイル名からそれぞれの内容を理解することはできない。
しかし、ユーザーが2つのファイルを共通の目的で抽出した場合、ファイル名作成装置がファイルAおよびBで互いに独立したファイル名を作成すると、ファイルAおよびBの関連性(同じ文書から抽出されているという関連性)がファイル名から失われる。その結果、たとえばファイルAと同じ文書から抽出した化学物質に関する文献、という観点で文書ファイルを探すなどの必要性が生じた場合に、ユーザーはファイルBの内容を確認しなければファイルBを見つけることができない。
本発明は、上記課題を解決するためのものであり、その目的は、複数ファイルの関連性を推定することが容易なファイル名を作成することのできるファイル名作成装置およびファイル名作成プログラムを提供することである。
本発明の一の局面に従うファイル名作成装置は、一のファイルおよび他のファイルの各々から文字列を取得する文字列取得手段と、一のファイルおよび他のファイルに対して互いに関連するアクションが実行されたか否かを判別する判別手段と、判別手段にて互いに関連するアクションが実行されたと判別した場合に、一のファイルのファイル名として他のファイルの文字列または特定の文字列を含むファイル名を作成し、かつ他のファイルのファイル名として一のファイルの文字列または特定の文字列を含むファイル名を作成するファイル名作成手段とを備える。
上記ファイル名作成装置において好ましくは、一のファイルの文字列と他のファイルの文字列とに共通する文字列を検索する検索手段をさらに備え、ファイル名作成手段は、一のファイルのファイル名および他のファイルのファイル名として、検索手段にて得た文字列を含むファイル名を作成する。
上記ファイル名作成装置において好ましくは、検索手段は、一のファイルの文字列と他のファイルの文字列とに共通する文字列のうち、重要度が高い文字列を検索する。
上記ファイル名作成装置において好ましくは、重要度が高い文字列は、一のファイルと他のファイルとで同じ文字列である、または一のファイルと他のファイルとでの一致性が規定値以上であるという第1の条件と、一のファイルと他のファイルとのそれぞれの画像内の同じ位置にある、または一のファイルと他のファイルとのそれぞれの画像内で互いに左右反転した位置にあるという第2の条件と、一のファイルと他のファイルとのいずれでも、それぞれの画像内の外周部に近い位置にあるという第3の条件との全てを満たす文字列である。
上記ファイル名作成装置において好ましくは、一のファイルの文字列から、一のファイル固有の特徴を示す文字列を抽出する固有文字列抽出手段をさらに備え、固有文字列抽出手段にて抽出した文字列が、検索手段にて得た文字列と異なる場合には、ファイル名作成手段は、一のファイルのファイル名として、固有文字列抽出手段にて抽出した文字列と、検索手段にて得た文字列との両方を含むファイル名を作成する。
上記ファイル名作成装置において好ましくは、一のファイルおよび他のファイルの各々が所定時間以下の時間間隔でスキャンされたものである場合、一のファイルおよび他のファイルの各々が所定時間以下の時間間隔で送信されたものである場合、および一のファイルおよび他のファイルの各々が所定時間以下の時間間隔で保存されたものである場合のうち少なくともいずれか1つの場合に、判別手段は互いに関連するアクションが実行されたと判別する。
上記ファイル名作成装置において好ましくは、一のファイルおよび他のファイルの各々が同一ユーザーの指示によってスキャンされたものである場合、一のファイルおよび他のファイルの各々が同一ユーザーの指示によって送信されたものである場合、および一のファイルおよび他のファイルの各々が同一ユーザーの指示によって保存されたものである場合のうち少なくともいずれか1つの場合に、判別手段は互いに関連するアクションが実行されたと判別する。
上記ファイル名作成装置において好ましくは、一のファイルおよび他のファイルの各々が同一の外部端末から受信したものである場合に、判別手段は互いに関連するアクションが実行されたと判別する。
上記ファイル名作成装置において好ましくは、一のファイルおよび他のファイルの各々が同一のフォルダ内に保存されたものである場合に、判別手段は互いに関連するアクションが実行されたと判別する。
上記ファイル名作成装置において好ましくは、一のファイルおよび他のファイルの各々のレイアウトが共通するか否かを判別するレイアウト判別手段をさらに備え、レイアウト判別手段にてレイアウトが共通すると判別した場合、ファイル名作成手段は、一のファイルのファイル名および他のファイルのファイル名として、特定の文字列を含むファイル名を作成する。
上記ファイル名作成装置において好ましくは、一のファイルおよび他のファイルの文字列からタイトルを検索するタイトル検索手段をさらに備え、ファイル名作成手段は、一のファイルのファイル名および他のファイルのファイル名として、タイトル検索手段にて得たタイトルを含むファイル名を作成する。
本発明の他の局面に従うファイル名作成プログラムは、一のファイルおよび他のファイルの各々から文字列を取得する文字列取得ステップと、一のファイルおよび他のファイルに対して互いに関連するアクションが実行されたか否かを判別する判別ステップと、判別ステップにて互いに関連するアクションが実行されたと判別した場合に、一のファイルのファイル名として他のファイルの文字列または特定の文字列を含むファイル名を作成し、かつ他のファイルのファイル名として一のファイルの文字列または特定の文字列を含むファイル名を作成するファイル名作成ステップとをコンピュータに実行させる。
本発明によれば、複数ファイルの関連性を推定することが容易なファイル名を作成することのできるファイル名作成装置およびファイル名作成プログラムを提供することができる。
本発明の第1の実施の形態におけるファイル名作成システムの構成を示すブロック図である。 本発明の第1の実施の形態におけるMFPの概観を示す図である。 MFP1の補助記憶装置57に記憶されるID情報テーブルの一例を示す図である。 MFP1によるファイル名作成の対象となるファイルAおよびファイルBの第1の例を示す図である。 MFP1によるファイル名作成の対象となるファイルAおよびファイルBの第2の例を示す図である。 MFP1によるファイル名作成の対象となるファイルAおよびファイルBの第3の例を示す図である。 本発明の第1の実施の形態においてMFP1のCPU51が実行するファイル名作成処理を示すフローチャートである。 MFP1によるファイル名作成の対象となるファイルAおよびファイルBの第4の例を示す図である。 本発明の第2の実施の形態においてMFP1のCPU51が実行するファイル名作成処理を示すフローチャートである。 MFP1によるファイル名作成の対象となるファイルAおよびファイルBの第5の例を示す図である。 本発明の第3の実施の形態においてMFP1のCPU51が実行するファイル名作成処理を示すフローチャートである。 本発明の第4の実施の形態におけるファイル名作成システムの構成を示すブロック図である。 従来のファイル名作成方法を説明するための図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面に基づいて説明する。
以下の第1〜第3の実施の形態においては、ファイル名作成装置が画像形成装置であり、この画像形成装置が外部端末とともにファイル名作成システムを構成している場合について説明する。この画像形成装置は、電子写真方式や静電記録方式などによって画像形成を行うものである。
以下の第1〜第3の実施の形態においては、画像形成装置がMFPである場合について示すが、画像形成装置はMFPの他、ファクシミリ装置、複写機、またはプリンタなどであってもよい。さらに画像形成装置は、ネットワークに接続されていない状態(スタンドアロンの状態)のものであってもよい。
[第1の実施の形態]
始めに、ファイル名作成システムの構成について説明する。
図1は、本発明の第1の実施の形態におけるファイル名作成システムの構成を示すブロック図である。
図1を参照して、本実施の形態におけるファイル名作成システムは、MFP1と、外部端末200とを備えている。MFP1および外部端末200はネットワーク60により互いに接続されている。
MFP1は、スキャナ機能、ファクシミリ機能、複写機能、プリンタとしての機能、データ通信機能、およびサーバ機能を備えている。MFP1は、CPU51と、ROM53と、RAM55と、補助記憶装置57と、ネットワーク接続部59と、プリント処理部61と、画像処理部63と、操作パネル65と、画像形成部67と、OCR処理部69と、スキャナ処理部71と、スキャナ部73と、カード認証部75とを備えている。
CPU51は、MFP1全体の制御を行う。CPU51は、ROM53に記憶されたファイル名作成プログラムなどのプログラムを実行して動作する。
ROM53は、CPU51を動作させる為のプログラムを格納している。
RAM55は、CPU51がプログラムを動作する為に必要なデータや画像データを一時的に記憶する。
補助記憶装置57は、MFP1用のボックスデータを格納する領域である共有ボックスと、後述するID情報テーブル(図3)とを含んでいる。
ネットワーク接続部59は、イーサネット(登録商標)やUSBを通じて外部機器との通信を行う。またネットワーク接続部59は、WWW(World Wide Web)やネットワーク上の外部機器とでデータを送受信する際には、図示しない通信デバイスを用いる。
プリント処理部61は、原稿画像と付加情報の印刷処理を行う。
画像処理部63は、画像データの文字幅の調整やコントラストや配色の変換を行う。
操作パネル65は、ユーザーからMFPの操作を受け付けたり、ユーザーへの各種情報の表示を行ったりするユーザーインタフェースである。
画像形成部67は、おおまかに、トナー像形成部、定着装置、および用紙搬送部などで構成される。画像形成部67は、たとえば電子写真方式で用紙に画像を形成する。トナー像形成部は、いわゆるタンデム方式で4色の画像を合成し、用紙(記録媒体)にカラー画像を形成可能に構成される。トナー像形成部は、C(シアン)、M(マゼンタ)、Y(イエロー)、K(ブラック)の各色について設けられた感光体と、感光体からトナー像が転写(1次転写)される中間転写ベルトと、中間転写ベルトから用紙に画像を転写(2次転写)する転写部などで構成される。定着装置は、加熱ローラおよび加圧ローラを有する。定着装置は、加熱ローラと加圧ローラとでトナー像が形成された用紙を挟みながら搬送し、その用紙に加熱および加圧を行なう。これにより、定着装置は、用紙に付着したトナーを溶融させて用紙に定着させ、用紙に画像を形成する。用紙搬送部は、給紙ローラ、搬送ローラ、およびそれらを駆動するモータなどで構成されている。用紙搬送部は、用紙を給紙カセットから給紙して、MFP1の筐体の内部で搬送する。また、用紙搬送部は、画像が形成された用紙をMFP1の筐体から排紙トレイなどに排出する。
OCR処理部69は、画像から文字列を抽出する。文字列の抽出の際には、たとえば品詞毎に区切られた文字列が抽出されてもよいし、フォントやサイズが同じものが1つの文字列として抽出されてもよいし、改行や句読点によって区切られた文字列が抽出されてもよい。OCR処理部69は、抽出した文字列の中から適切な文字列をファイル名の候補としてもよい。
スキャナ処理部71は、スキャナ部73から読み込んだ原稿の画像から画像データを作成する。
カード認証部75は、IDカード(認証カード)による個人認証を行うためのものである。すなわち、ユーザーの持つIDカードとの間で接触または非接触で通信を行うことにより、IDカードの記憶部に記憶されたユーザーIDの入力をユーザーから受け付け、受け付けたユーザーIDをCPU51へ送る。CPU51は、ID情報テーブルを用いてユーザーを特定し、認証を行う。
外部端末200は、たとえばユーザーが所有するPC(Personal Computer)であり、CPU201と、ROM203と、RAM205と、補助記憶装置207と、ネットワーク接続部209と、表示部211と、入力部213とを備えている。
図2は、本発明の第1の実施の形態におけるMFPの概観を示す図である。
図2を参照して、MFP1は、自動原稿送り装置を含むスキャナ部73と、画像処理部63と、画像形成部67と、給紙部91と、後処理部93と、排紙トレイ95とを備えている。
MFP1が複写機として使用される場合には、スキャナ部73で原稿の画像が読み取りされ、スキャナ部73で読み取られた画像データは、画像処理部63などで処理される。画像処理部63で処理された画像データに基づく画像は、給紙部91から送られてきた紙に対して、画像形成部67によって形成される。画像が形成された用紙は、後処理部93によって必要な後処理が施された後、排紙トレイ95へ排出される。
図3は、MFP1の補助記憶装置57に記憶されるID情報テーブルの一例を示す図である。
図3を参照して、ID情報テーブルは、ユーザーIDと、ユーザー名と、そのユーザーに対するMFP1の使用許可状況とを含んでいる。ID情報テーブルでは、表の横方向(行方向)に一人のユーザーに関するIDと、ユーザー名と、そのユーザーに対するMFP1の使用許可状況とが対応付けられている。
続いて、MFP1によるファイル名作成方法について説明する。
MFP1は、複数のファイルに対して、条件を満たす固有のアクションを実行した場合に、それらのファイルは関連性のあるファイルである可能性があると判断する。そしてMFP1は、ファイル内で共通する文字列の有無を判別し、共通する文字列を抽出する。そしてMFP1は、共通する文字列を抽出した場合に、抽出した文字列を、関連性を明示的に示す文字列としてファイル名に付加する。
図4は、MFP1によるファイル名作成の対象となるファイルAおよびファイルBの第1の例を示す図である。
図4を参照して、MFP1は、文書ファイルに対して自動でファイル名を作成する機能を有している。ファイル名作成の対象となるファイル(ここではファイルAおよびB)は、典型的にはスキャナ部73で読み込んだ原稿の画像ファイルであるが、文字列を含むものであればどのようなものであってもよい。たとえば、外部端末200からMFP1へ送信されたファイルであってもよいし、MFP1の補助記憶装置57や外部端末200の補助記憶装置207に保存されているファイルであってもよい。
MFP1は、ファイルAおよびファイルBを生成すると、始めにファイルAおよびファイルBの各々から文字列を取得する。MFP1はたとえばOCR処理部69にてファイルAおよびBの各々から文字列を抽出する。その結果、たとえばファイルAの1ページ目からは、最上行の「中期的視野の環境への取り組み」という文字列103と、中央部の本文である文字列104とが抽出される。またファイルAの各ページからは、最下行右側の「テクノロジーレポート_2010」という文字列111が抽出される。ファイルBの1ページ目からは、最上行の「化学物質・製品規制の動向」という文字列105と、中央部の本文である文字列106とが抽出される。またファイルBの各ページからは、最下行右側の「テクノロジーレポート_2010」という文字列113が抽出される。文字列103のフォントは、ファイルA内の文字列104のフォントに比べて大きくなっており、文字列105のフォントは、ファイルB内の文字列106のフォントに比べて大きくなっている。
続いてMFP1は、ファイルAおよびファイルBの各々から抽出した文字列から、ファイル固有の特徴を示す文字列(以下、固有文字列と呼ぶことがある)を抽出する。固有文字列は、単一ファイルからファイル名に適した文字列を抽出する従来の方法を用いて抽出される。固有文字列としては、たとえば文字列のサイズ、位置、またはレイアウトなどに基づいて、最も適したものが抽出される。固有文字列として、ファイルAからはたとえば「中期的視野の環境への取り組み」という文字列103が抽出され、ファイルBからはたとえば「化学物質・製品規制の動向」という文字列105が抽出される。
続いてMFP1は、ファイルAおよびファイルBに対して互いに関連するアクション(以下、特定アクションACTと呼ぶことがある)が実行されたか否かを判別する。ファイルAおよびファイルBがたとえば以下の(1)〜(4)のうちいずれかのアクションがなされたものである場合に、MFP1はファイルAおよびファイルBに対して特定アクションACTが実行されたと判別する。
(1)ファイルAおよびファイルBが、所定時間以下の時間間隔でスキャン、送信、またはボックス保存(共有ボックスへの保存)されたものである場合。
(2)ファイルAおよびファイルBが、同一人物(同一のユーザーIDで認証を行ったユーザー)の指示によってスキャン、送信、またはボックス保存されたものである場合。
(3)ファイルAおよびファイルBが、同一の外部端末200から受信したものである場合。
(4)ファイルAおよびファイルBの各々が、同一のフォルダ(たとえば共有ボックス内の同一のフォルダ)内に保存されたものである場合。
なお、ファイルAおよびファイルBの各々から文字列を取得した後で、特定アクションACTの実行の有無を判別する代わりに、ファイルAおよびファイルBに対して特定アクションACTが実行された場合に、ファイルAおよびファイルBの各々から文字列を取得してもよい。
ファイルAおよびファイルBに対して特定アクションACTが実行された場合、MFP1は、ファイルAとファイルBとが互いに関連している可能性があると判断する。この場合、MFP1は、ファイルAのファイル名として、ファイルBから取得した文字列を含むファイル名を作成し、ファイルBのファイル名として、ファイルAから取得した文字列を含むファイル名を作成する。
本実施の形態では、MFP1は、ファイルAから取得した文字列とファイルBから取得した文字列とに共通する文字列(以下、共通文字列と呼ぶことがある)を検索する関連性検索を行い、ファイルAおよびファイルBのファイル名として、関連性検索で得られた共通文字列を含むファイル名を作成する。図4に示すファイルの組み合わせからは、関連性検索の結果、「テクノロジーレポート_2010」という共通文字列が得られる。
ここで、関連性検索の精度を上げるために、MFP1は、共通文字列のうち、ファイル名としての重要度が高い文字列のみを関連性検索の結果として出力してもよい。ファイル名としての重要度が高い文字列とは、たとえば以下の(1)〜(3)の全ての条件を満たす文字列である。
(1)ファイルAとファイルBとで同じ文字列である、またはファイルAとファイルBとでの一致性が規定値以上である。
(2)ファイルAとファイルBとのそれぞれの画像(原稿)内の同じ位置にある、またはファイルAとファイルBとのそれぞれの画像内で互いに左右反転した位置にある。
(3)ファイルAとファイルBとのいずれでも、それぞれの画像内の外周部に近い位置にある。
上記(1)の条件を設定することで、数字や文字数の少ない文字列など、共通性を推定し難い文字列を除外することができ、文字列の共通性の推定精度を向上することができる。
また、ファイルAの文字列とファイルBの文字列とがそれぞれの画像内の同じ位置にある場合や、それぞれの画像内で左右反転した位置にある場合、それらの文字列には共通性がある可能性が高い(ファイル名としての重要度が高い)。したがって、上記(2)の条件を設定することで、文字列の共通性の推定精度を向上することができる。
さらに、画像の中央部にある本文(文字列104および106)に比べて、画像の外周部にある文字列の方が、ファイルに共通性があることを推定することが容易である。その文字列がファイルの内容を記述したフッタなどである可能性が高いためである。したがって、上記(3)の条件を設定することで、文字列の共通性の推定精度を向上することができる。
なお、文字列の重要度は、上記条件(1)〜(3)の代わりに、たとえば文字列のサイズ、位置、またはレイアウトなどに基づいて判定されてもよい。
関連性検索の結果として、上述の方法によりファイル名としての重要度が高い文字列のみを出力する場合にも、図4に示すファイルの組合せからは、「テクノロジーレポート_2010」という共通文字列が得られる。この文字列は、同一の文字列であり(条件(1))、かつファイルAおよびファイルBの各々の画像におけるほぼ同じ位置(右下の位置)にあり(条件(2))、ファイルAおよびファイルBの各々の画像における外周部に近い位置にある(条件(3))ためである。
関連性検索によってファイルAおよびファイルBから共通文字列が得られた場合、MFP1は、ファイルAおよびファイルBには関連性があり、ファイルAおよびファイルBは共通の原稿に基づいて生成されたものであると判断する。したがって、MFP1は、ファイルAおよびファイルBの各々のファイル名として「テクノロジーレポート_2010」という共通文字列を含むファイル名を作成する。
ところで、ファイルAとファイルBとを区別するためには、ファイルAおよびファイルBの各々の固有の特徴を示す文字列がファイル名に含まれていることが必要である。したがって、MFP1は、ファイルAおよびファイルBの各々のファイル名として、上記の共通文字と、上述の固有文字列とを含むファイル名を作成する。この場合、固有文字列は共通文字列とは異なる文字列である必要がある。具体的には、以下のファイル名が作成される(ファイル名の最後に付けられている「.pdf」は、ファイルの拡張子である)。
ファイルA:「テクノロジーレポート_2010 中期的視野の環境への取り組み.pdf」
ファイルB:「テクノロジーレポート_2010 化学物質・製品規制の動向.pdf」
図5は、MFP1によるファイル名作成の対象となるファイルAおよびファイルBの第2の例を示す図である。
図5を参照して、このファイルの組み合わせは、ファイルBにおける文字列113が、ファイルAにおける文字列111の位置に対して左右反転した位置にある点において、図4に示すファイルの組合せとは異なっている。ファイルAの1つの画像とファイルBの1つの画像とで1つの見開きページが構成される場合などには、図5に示すように互いに左右反転した位置に重要度の高い文字列が存在する可能性が高い。
図5のファイルの組合せに対して、ファイル名としての重要度が高い文字列のみを関連性検索の結果として出力する場合にも、「テクノロジーレポート_2010」という共通文字列が得られる。この文字列は、同一の文字列であり(条件(1))、かつファイルAおよびファイルBのそれぞれの画像内で互いに左右反転した位置にあり(条件(2))、かつファイルAおよびファイルBの各々の画像における外周部に近い位置にある(条件(3))ためである。その結果、ファイルAおよびファイルBのファイル名として、図4の場合と同じファイル名が作成される。
図6は、MFP1によるファイル名作成の対象となるファイルAおよびファイルBの第3の例を示す図である。
図6を参照して、このファイルの組み合わせは、1枚の画像に2枚の原稿の画像が纏められている(つまり、原稿の画像が2in1で取り込まれている)点において、図4のファイルの組合せとは異なっている。ファイルAおよびファイルBがいずれも、原稿をNin1で取り込んだファイルである場合などには、図6に示すように各ページの外周部に対応する位置に、重要度の高い文字列111および文字列113が存在する可能性が高い。
図6のファイルの組合せに対して、ファイル名としての重要度が高い文字列のみを関連性検索の結果として出力する場合にも、「テクノロジーレポート_2010」という共通文字列が得られる。この文字列は、同一の文字列であり(条件(1))、かつファイルAおよびファイルBのそれぞれの画像内で同一の位置にあり(条件(2))、かつファイルAおよびファイルBの各々の画像における外周部に近い位置にある(条件(3))ためである。その結果、ファイルAおよびファイルBのファイル名として、図4の場合と同じファイル名が作成される。
図7は、本発明の第1の実施の形態においてMFP1のCPU51が実行するファイル名作成処理を示すフローチャートである。
図7を参照して、MFP1のCPU51は、ファイル名作成の対象となるファイルAおよびB(複数のファイル)を生成する(S1)と、ファイルAおよびファイルBに対してOCR処理を行い、ファイルAおよびBの各々から文字列を抽出する(S3)。続いてCPU51は、ファイルAおよびファイルBの各々から固有文字列を抽出する(S5)。次にCPU51は、ファイルAおよびファイルBに対して特定アクションACTが実行されたか否かを判別する(S7)。
ステップS7において、特定アクションACTが実行されたと判別した場合(S7でYES)、CPU51は、ファイルAおよびファイルBから取得した文字列から共通文字列を検索する(関連性検索を行う)(S9)。次にCPU51は、関連性検索の結果、共通文字列が得られたか否かを判別する(S11)。
ステップS11において、共通文字列が得られたと判別した場合(S11でYES)、CPU51は、ファイルAおよびファイルBに関連性があると判断する。この場合CPU51は、ファイルAおよびファイルBの各々から抽出した固有文字列が共通文字列と異なるか否かを判別する(S13)。
ステップS13において、固有文字列が共通文字列と異なると判別した場合(S13でYES)、CPU51は、ファイルAおよびファイルBの各々のファイル名として、共通文字列と固有文字列とを含むファイル名を作成し(S15)、処理を終了する。一方、ステップS13において、固有文字列が共通文字列と同一であると判別した場合(S13でNO)、CPU51は、ファイルAおよびファイルBの各々から別の固有文字列を抽出し(S17)、ステップS13の処理へ進む。
ステップS7において、特定アクションACTが実行されなかったと判別した場合(S7でNO)、またはステップS11において、共通文字列が得られなかったと判別した場合(S11でNO)、CPU51は、ファイルAおよびファイルBに関連性は無いと判断する。この場合CPU51は、ファイルAおよびファイルBの各々のファイル名として、固有文字列を含むファイル名を作成し(S19)、処理を終了する。
なお、ステップS15において作成されるファイル名は、共通文字列と固有文字列とを含むものであればよく、共通文字列の後に固有文字列を並べたファイル名や、共通文字列の前に固有文字列を並べたファイル名や、共通文字列および固有文字列の他にも文字列を含むファイル名などであってもよい。
[第2の実施の形態]
本実施の形態においては、ファイルAおよびファイルBの各々のレイアウトが共通する場合に、ファイルAおよびファイルBのファイル名として、特定の文字列を含むファイル名を作成する点において、第1の実施の形態とは異なっている。以下、本実施の形態におけるファイル名作成方法について説明する。
図8は、MFP1によるファイル名作成の対象となるファイルAおよびファイルBの第4の例を示す図である。
図8を参照して、ファイルAおよびファイルBは、いずれも同一のプレゼン資料の一部であり、共通のレイアウトを持つ原稿を読み込むことにより生成したファイルである。ファイルAの各ページの画像の左側にはイラスト115が含まれており、ファイルAの各ページの画像の右側には文字列104が含まれている。ファイルBの各ページの画像の左側にはファイルAと同じイラスト115が含まれており、ファイルBの各ページの画像の右側には文字列106が含まれている。ファイルAの1ページ目の最上行には「中期的視野の環境への取り組み」という文字列103が含まれており、ファイルBの1ページ目の最上行には「化学物質・製品規制の動向」という文字列105が含まれている。文字列103のフォントは、ファイルA内の文字列104のフォントに比べて大きくなっており、文字列105のフォントは、ファイルB内の文字列106のフォントに比べて大きくなっている。
本実施の形態におけるMFP1は、共通文字列の有無に加えて、共通レイアウトの有無によりファイル同士の関連性を判断(推測)する。MFP1は、たとえば次の方法で、共通レイアウトの有無によりファイル同士の関連性を判断する。始めにMFP1は、ファイルAおよびファイルBの各々の画像から文字を除外し、文字を除外した後の画像を2値化する。これにより、ファイルAおよびファイルBのレイアウトを抽出する。続いてMFP1は、ファイルAおよびファイルBのレイアウトを比較して、ファイルAおよびファイルBが共通レイアウトを持つか否かを判定する。
図8に示すファイルの組合せでは、ファイルAおよびファイルBからは共通文字列が得られない。一方で、ファイルAおよびファイルBの各ページの画像にはいずれも、左側にイラスト115、右側に文字列104または文字列106が含まれており、ファイルAおよびファイルBは共通レイアウトを持っている。したがって、共通レイアウトの有無の判別と、特定アクションACTの実行の有無の判別とを組み合わせることで、ファイルAおよびファイルBの関連性の有無を判断することができる。
ファイルAおよびファイルBが共通レイアウトを持つ場合、ファイルAおよびファイルBからは共通文字列が得られない可能性がある。したがってこの場合、共通文字列を含むファイル名を作成する代わりに、MFP1側(システム側)で作成した特定の文字列を含むファイル名が作成される。特定の文字列とは、たとえば「関連文書1」(特定の文字列に数字が含まれる場合、この数字は関連文書であるファイルの組合せごとに異なることが好ましい)などの文字列である。具体的には、以下のファイル名が作成される。
ファイルA:「関連文書1 中期的視野の環境への取り組み.pdf」
ファイルB:「関連文書1 化学物質・製品規制の動向.pdf」
図9は、本発明の第2の実施の形態においてMFP1のCPU51が実行するファイル名作成処理を示すフローチャートである。
図9を参照して、このフローチャートでは、図7に示すステップS11において、共通文字列が得られなかったと判別した場合(S11でNO)に、以下に説明するステップS31以降の処理を行う。
ステップS31においてCPU11は、ファイルAおよびファイルBの各々の画像から文字を除外し、文字を除外した後の画像を2値化する。これにより、ファイルAおよびファイルBのレイアウトを抽出する(S31)。次にCPU51は、抽出したレイアウトを比較して、ファイルAおよびファイルBが共通レイアウトを持つか否かを判別する(S33)。
ステップS33において、共通レイアウトを持つと判別した場合(S33でYES)、CPU51は、ファイルAとファイルBとに関連性があると判断する。この場合CPU51は、ファイルAおよびファイルBの各々のファイル名として、MFP1側で作成した特定の文字列(システム文字列)と固有文字列とを含むファイル名を作成し(S35)、処理を終了する。
ステップS33において、共通レイアウトを持たないと判別した場合(S33でNO)、CPU51は、ファイルAとファイルBとに関連性は無いと判断する。この場合CPU51は、ファイルAおよびファイルBの各々のファイル名として、固有文字列を付加したファイル名を作成し(S19)、処理を終了する。
なお、ステップS35において作成されるファイル名は、システム文字列と固有文字列とを含むものであればよく、システム文字列の後に固有文字列を並べたファイル名や、システム文字列の前に固有文字列を並べたファイル名や、システム文字列および固有文字列の他にも文字列を含むファイル名などであってもよい。
本実施の形態におけるファイル名作成システムの構成、および上記以外のフローチャートの各処理は、第1の実施の形態の場合と同様であるため、その説明は繰り返さない。
[第3の実施の形態]
本実施の形態においては、ファイルAおよびファイルBの文字列からタイトルを検索し、検索の結果としてタイトルを得た場合に、ファイルAおよびファイルBのファイル名として、タイトルを含むファイル名を作成する点において、第1の実施の形態とは異なっている。以下、本実施の形態におけるファイル名作成方法について説明する。
図10は、MFP1によるファイル名作成の対象となるファイルAおよびファイルBの第5の例を示す図である。
図10を参照して、スキャナ部73などを用いて、文書ページ100の中から、互いに異なる2つの部分がスキャンされ、それぞれの部分の画像のファイルAおよびBが生成されている。
ファイルAには、1ページ目に文書ページ100の表紙が含まれている。すなわち、ファイルAの1ページ目の中央部には、「テクノロジーレポート2010」という文字列101が、文書ページ100の文書タイトルとして表されている。文字列101のフォントは、文書ページ100内の全文字列の中で最大のフォントになっている。
ファイルAの2ページ目の最上行には、「中期的視野の環境への取り組み」という文字列121が、文書ページ100の第1章内の小項目のタイトルとして表されている。文字列121のフォントは、ファイルAの2ページ目以降の他の文字列のフォントに比べて大きくなっている。なおファイルAの各ページの右下には、フッタに相当する「第1章 環境負荷の低減」という文字列125が付されている。
一方、ファイルBには、文書ページ100の表紙は含まれていない。ファイルBの1ページ目の最上行には、「化学物質・製品規制の動向」という文字列123が、文書ページ100の第1章内の小項目のタイトルとして表されている。文字列123のフォントは、ファイルB内の他の文字列のフォントに比べて大きくなっている。なおファイルBの各ページの右下には、フッタに相当する「第1章 環境負荷の低減」という文字列127が付されている。
図10に示すファイルの組合せでは、ファイルAおよびファイルBの各々は、「第1章 環境負荷の低減」という共通文字列(文字列125および文字列127)を含んでいる。このため、ファイルAおよびファイルBに対して特定アクションACTが実行された場合には、ファイルAとファイルBとに関連性があると推定される。また、文字列のサイズ、位置、またはレイアウトなどに基づいて、ファイルAおよびファイルBから抽出された文字列の重要度を判定すると、文字列101は共通文字列よりも重要度の高いと推測されるため、文字列101は文書タイトル条件を満たす(文書タイトルである)と推測される。
図10に示すファイルの組合せの場合には、共通文字列である「第1章 環境負荷の低減」という文字列を、ファイルAおよびファイルBの各々のファイル名に付加してもよい。しかし、MFP1は、ファイルAおよびファイルBのファイル名として、文字列101と、固有文字列とを含むファイル名を作成する。つまり、ファイル名として共通文字列よりも文書タイトルが優先して使用される。具体的には、以下のファイル名が作成される。
ファイルA:「テクノロジーレポート_2010.pdf」
ファイルB:「テクノロジーレポート_2010 化学物質・製品規制の動向.pdf」
なお、ファイルAにおいては、文書タイトルと固有文字列とがいずれも文字列101となるため、ファイル名では、文書タイトルおよび固有文字列のうち一方が省略されている。文書タイトルと固有文字列とが同一である場合にも、文書タイトルと固有文字列とを含むファイル名が作成されてもよい。
図11は、本発明の第3の実施の形態においてMFP1のCPU51が実行するファイル名作成処理を示すフローチャートである。
図11を参照して、このフローチャートでは、図7に示すステップS11において、共通文字列が得られたと判別した場合(S11でYES)に、以下に説明するステップS41以降の処理を行う。
ステップS41においてCPU11は、ファイルAおよびファイルBから抽出した文字列の中から文書タイトル条件を満たす文字列を検索し、ファイルAおよびファイルBから抽出した文字列の中にタイトル条件を満たす文字列があるか否かを判別する(S41)。
ステップS41において、文書タイトル条件を満たす文字列があると判別した場合(S41でYES)、CPU51は、ファイルAおよびファイルBのうち一方が文書タイトルの文字列を含んでいると判断する。この場合CPU51は、ファイルAおよびファイルBの各々のファイル名として、文書タイトルと固有文字列とを含むファイル名を作成し(S43)、処理を終了する。
ステップS41において、文書タイトル条件を満たす文字列が無いと判別した場合(S41でNO)、CPU51は、ファイルAおよびファイルBはいずれも文書タイトルの文字列を含んでいないと判断する。この場合CPU51は、ステップS13の処理へ進み、ファイルAおよびファイルBのファイル名として、共有文字列と固有文字列とを含むファイル名を作成する。
なお、ステップS43において作成されるファイル名は、文書タイトルと固有文字列とを含むものであればよく、文書タイトルの後に固有文字列を並べたファイル名や、文書タイトルの前に固有文字列を並べたファイル名や、文書タイトルおよび固有文字列の他にも文字列を含むファイル名などであってもよい。
本実施の形態におけるファイル名作成システムの構成、および上記以外のフローチャートの各処理は、第1の実施の形態の場合と同様であるため、その説明は繰り返さない。
[第4の実施の形態]
ファイル名作成装置は、上述の実施の形態に示したように画像形成装置である場合の他、図12に示すように、画像形成機能を有さないサーバなどであってもよい。本実施の形態においては、ファイル名作成装置がサーバであり、このサーバが外部端末とともにファイル名作成システムを構成している場合について説明する。
図12は、本発明の第4の実施の形態におけるファイル名作成システムの構成を示すブロック図である。
図12を参照して、このファイル名作成システムは、サーバ300と、たとえば複数の外部端末200とを備えている。外部端末200は1つのみであってもよい。複数の外部端末200とサーバ300とはネットワーク60により互いに接続されている。サーバ300は、たとえばPCであり、CPU301と、ROM303と、RAM305と、補助記憶装置307と、OCR処理部309とを含んでいる。複数の外部端末200の各々はスキャナ部221を含んでいる。
このファイル名作成システムにおいて、ユーザーは、任意の外部端末200のスキャナ部221を用いて原稿画像を読み取り、読み取った原稿画像のファイルであるファイルAおよびファイルBの保存場所として、サーバ300の補助記憶装置307の共有ボックス内のフォルダを選択する。サーバ300は、外部端末200からファイルAおよびファイルBを受信し、第1〜第3の実施の形態のいずれかにおけるファイル名作成方法を用いて、ファイルAおよびファイルBの各々にファイル名を作成する。
[実施の形態の効果]
上述の実施の形態によれば、ファイルAおよびファイルBに対して特定アクションが実行され、かつ複数のファイルから共通文字列が抽出された場合に、ファイルAおよびファイルBに関連性があると判断される。関連性があると判断された場合には、ファイルAのファイル名としてファイルBの文字列を含むファイル名が作成され、ファイルBのファイル名としてファイルAの文字列を含むファイル名が作成される。その結果、複数のファイルの関連性に基づいて最適なファイル名が作成され、複数ファイルの関連性を容易に推定することが可能となる。
また、ファイルAおよびファイルBから共通文字列が得られた場合には、ファイルAおよびファイルBのファイル名として、共通文字列を含むファイル名が作成される。これにより、関連性を示す文字列がファイル名に自動的に付加され、複数ファイルの関連性を容易に推定することが可能となる。
また、共通文字列として重要度が高い文字列を抽出することにより、関連性のより深い文字列を共通文字列として抽出することができる。
また、ファイルAおよびファイルBのレイアウトが共通する場合に、ファイルAおよびファイルBのファイル名として、特定の文字列を含むファイル名が作成される。これにより、ファイルAおよびファイルBのレイアウトが共通する場合に、複数ファイルの関連性を容易に推定することが可能となる。
さらに、ファイルAおよびファイルBから取得した文字列がタイトルの文字列を含む場合に、ファイルAおよびファイルBのファイル名として、そのタイトルを含むファイル名が作成される。これにより、ファイルAおよびファイルBのタイトルがファイル名に自動的に付加され、複数ファイルの関連性を容易に推定することが可能となる。
[その他]
上述の実施の形態においては、関連性があるファイルが2つである場合について示したが、関連性があるファイルの数は3つ以上であってもよい。
ファイル名作成装置は、上述の画像形成装置やPCである場合の他、スキャナ、カメラ、または携帯通信端末などであってもよい。
上述の実施の形態は適宜組み合わせることができる。たとえば第2の実施の形態と第3の実施の形態とを組み合わせて、図9のステップS11において、共通文字列が得られたと判別した場合(S11でYES)に、図11のステップS41の処理を行ってもよい。
上述の実施の形態における処理は、ソフトウェアにより行なっても、ハードウェア回路を用いて行なってもよい。また、上述の実施の形態における処理を実行するプログラムを提供することもできるし、そのプログラムをCD−ROM、フレキシブルディスク、ハードディスク、ROM、RAM、メモリカードなどの記録媒体に記録してユーザーに提供することにしてもよい。プログラムは、CPUなどのコンピュータにより実行される。また、プログラムはインターネットなどの通信回線を介して、装置にダウンロードするようにしてもよい。
上述の実施の形態は、すべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 MFP
51,201,301 CPU
53,203,303 ROM
55,205,305 RAM
57,207,307 補助記憶装置
59,209 ネットワーク接続部
60 ネットワーク
61 プリント処理部
63 画像処理部
65 操作パネル
67 画像形成部
69,309 OCR処理部
71 スキャナ処理部
73,221 スキャナ部
75 カード認証部
91 給紙部
93 後処理部
95 排紙トレイ
100 文書ページ
101,103,104,105,106,111,113,121,123,125,127 文字列
115 イラスト
200 外部端末
211 表示部
213 入力部
300 サーバ

Claims (12)

  1. 一のファイルおよび他のファイルの各々から文字列を取得する文字列取得手段と、
    前記一のファイルおよび前記他のファイルに対して互いに関連するアクションが実行されたか否かを判別する判別手段と、
    前記判別手段にて互いに関連するアクションが実行されたと判別した場合に、前記一のファイルのファイル名として前記他のファイルの文字列または特定の文字列を含むファイル名を作成し、かつ前記他のファイルのファイル名として前記一のファイルの文字列または前記特定の文字列を含むファイル名を作成するファイル名作成手段とを備えた、ファイル名作成装置。
  2. 前記一のファイルの文字列と前記他のファイルの文字列とに共通する文字列を検索する検索手段をさらに備え、
    前記ファイル名作成手段は、前記一のファイルのファイル名および前記他のファイルのファイル名として、前記検索手段にて得た文字列を含むファイル名を作成する、請求項1に記載のファイル名作成装置。
  3. 前記検索手段は、前記一のファイルの文字列と前記他のファイルの文字列とに共通する文字列のうち、重要度が高い文字列を検索する、請求項2に記載のファイル名作成装置。
  4. 前記重要度が高い文字列は、前記一のファイルと前記他のファイルとで同じ文字列である、または前記一のファイルと前記他のファイルとでの一致性が規定値以上であるという第1の条件と、前記一のファイルと前記他のファイルとのそれぞれの画像内の同じ位置にある、または前記一のファイルと前記他のファイルとのそれぞれの画像内で互いに左右反転した位置にあるという第2の条件と、前記一のファイルと前記他のファイルとのいずれでも、それぞれの画像内の外周部に近い位置にあるという第3の条件との全てを満たす文字列である、請求項3に記載のファイル名作成装置。
  5. 前記一のファイルの文字列から、前記一のファイル固有の特徴を示す文字列を抽出する固有文字列抽出手段をさらに備え、
    前記固有文字列抽出手段にて抽出した文字列が、前記検索手段にて得た文字列と異なる場合には、前記ファイル名作成手段は、前記一のファイルのファイル名として、前記固有文字列抽出手段にて抽出した文字列と、前記検索手段にて得た文字列との両方を含むファイル名を作成する、請求項2〜4のいずれかに記載のファイル名作成装置。
  6. 前記一のファイルおよび前記他のファイルの各々が所定時間以下の時間間隔でスキャンされたものである場合、前記一のファイルおよび前記他のファイルの各々が所定時間以下の時間間隔で送信されたものである場合、および前記一のファイルおよび前記他のファイルの各々が所定時間以下の時間間隔で保存されたものである場合のうち少なくともいずれか1つの場合に、前記判別手段は互いに関連するアクションが実行されたと判別する、請求項1〜5のいずれかに記載のファイル名作成装置。
  7. 前記一のファイルおよび前記他のファイルの各々が同一ユーザーの指示によってスキャンされたものである場合、前記一のファイルおよび前記他のファイルの各々が同一ユーザーの指示によって送信されたものである場合、および前記一のファイルおよび前記他のファイルの各々が同一ユーザーの指示によって保存されたものである場合のうち少なくともいずれか1つの場合に、前記判別手段は互いに関連するアクションが実行されたと判別する、請求項1〜6のいずれかに記載のファイル名作成装置。
  8. 前記一のファイルおよび前記他のファイルの各々が同一の外部端末から受信したものである場合に、前記判別手段は互いに関連するアクションが実行されたと判別する、請求項1〜7のいずれかに記載のファイル名作成装置。
  9. 前記一のファイルおよび前記他のファイルの各々が同一のフォルダ内に保存されたものである場合に、前記判別手段は互いに関連するアクションが実行されたと判別する、請求項1〜8のいずれかに記載のファイル名作成装置。
  10. 前記一のファイルおよび前記他のファイルの各々のレイアウトが共通するか否かを判別するレイアウト判別手段をさらに備え、
    前記レイアウト判別手段にてレイアウトが共通すると判別した場合、前記ファイル名作成手段は、前記一のファイルのファイル名および前記他のファイルのファイル名として、前記特定の文字列を含むファイル名を作成する、請求項1〜9のいずれかに記載のファイル名作成装置。
  11. 前記一のファイルおよび前記他のファイルの文字列からタイトルを検索するタイトル検索手段をさらに備え、
    前記ファイル名作成手段は、前記一のファイルのファイル名および前記他のファイルのファイル名として、前記タイトル検索手段にて得たタイトルを含むファイル名を作成する、請求項1〜10のいずれかに記載のファイル名作成装置。
  12. 一のファイルおよび他のファイルの各々から文字列を取得する文字列取得ステップと、
    前記一のファイルおよび前記他のファイルに対して互いに関連するアクションが実行されたか否かを判別する判別ステップと、
    前記判別ステップにて互いに関連するアクションが実行されたと判別した場合に、前記一のファイルのファイル名として前記他のファイルの文字列または特定の文字列を含むファイル名を作成し、かつ前記他のファイルのファイル名として前記一のファイルの文字列または前記特定の文字列を含むファイル名を作成するファイル名作成ステップとをコンピュータに実行させる、ファイル名作成プログラム。
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