JP2012242026A - 冷凍装置の室外ユニット - Google Patents

冷凍装置の室外ユニット Download PDF

Info

Publication number
JP2012242026A
JP2012242026A JP2011114114A JP2011114114A JP2012242026A JP 2012242026 A JP2012242026 A JP 2012242026A JP 2011114114 A JP2011114114 A JP 2011114114A JP 2011114114 A JP2011114114 A JP 2011114114A JP 2012242026 A JP2012242026 A JP 2012242026A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heat exchanger
outdoor heat
drain water
inclined surface
casing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2011114114A
Other languages
English (en)
Inventor
Shiro Koike
史朗 小池
Tadashi Sao
忠 竿尾
Mikio Kagawa
幹夫 賀川
Yusuke Nakagawa
裕介 中川
Shigeki Kamiya
成毅 神谷
Tomohisa Takeuchi
知久 竹内
Katsutoshi Sakurai
克敏 櫻井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daikin Industries Ltd
Original Assignee
Daikin Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Daikin Industries Ltd filed Critical Daikin Industries Ltd
Priority to JP2011114114A priority Critical patent/JP2012242026A/ja
Publication of JP2012242026A publication Critical patent/JP2012242026A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Other Air-Conditioning Systems (AREA)

Abstract

【課題】室外熱交換器の下端面をケーシングの底フレームに載置して固定するタイプの冷凍装置の室外ユニットにおいて、ドレン水の排水性を高める。
【解決手段】底フレーム(22)に、ベースプレート(22a)と、室外熱交換器(30)の底面から下方に離れた傾斜面(22b)と、傾斜面(22b)から上方へ突出する複数の凸部(22c)とを設け、傾斜面(22b)の下端をベースプレート(22a)に連接するように構成する。そして、傾斜面(22b)を室外熱交換器(30)の厚さ方向へ傾斜させ、凸部(22c)の上端面を室外熱交換器(30)の載置面として構成する。
【選択図】図6

Description

本発明は、冷凍装置の室外ユニットに関し、特に室外熱交換器をケーシング内に設置する構造に関するものである。
従来より、室外に設置される室外ユニットと室内に設置される室内ユニットとが冷媒配管で接続される構成の冷凍装置として、例えば室内マルチタイプの空気調和装置が知られている(例えば特許文献1参照)。この空気調和装置では、1つの室外ユニットに複数の室内ユニットが接続され、ビルなどの複数の部屋を空調することができるようになっている。
一般に、上記冷凍装置の室外ユニットでは、ケーシング内に、圧縮機や室外熱交換器などの冷媒回路機器やそれらを接続する冷媒配管、室外熱交換器に送風するための室外ファン、及び上記圧縮機や室外ファンなどを制御する電装部品などが設けられている。
上記室外熱交換器は、上記ケーシングの底フレームの上面に固定されている。底フレームは、一般に、金属のプレート材をプレス加工することにより凹凸のある形状にしたものであり、この凹凸形状を補強構造としている。
一方、底フレームに室外熱交換器を載置する部分は一般にフラットになっていて、室外熱交換器の底面全体が底フレームに接触するようになっている。また、底フレームには、室外熱交換器が載置される部分の近傍にドレン水排出口が形成されている。このことにより、室外熱交換器が蒸発器になる暖房運転時には、室外熱交換器において発生するドレン水を、上記ドレン水排出口からケーシング外へ排出するようにしている。
特開2007−218534号公報
しかし、上記構成では、室外熱交換器のドレン水が底フレーム上で上記ドレン水排出口へ流れて行かずに底フレーム上に溜まってしまい、ドレン水がケーシングの外に排出されなくなるおそれがあった。
本発明は、このような問題点に鑑みて創案されたものであり、その目的は、室外熱交換器をケーシングの底フレームに載置して固定するタイプの冷凍装置の室外ユニットにおいて、ドレン水の排水性を高めることである。
第1の発明は、ケーシング(20)と、該ケーシング(20)内に配置された圧縮機(50)と室外熱交換器(30)と室外ファン(40)とを備え、上記ケーシング(20)が有する底フレーム(22)に上記室外熱交換器(30)が一端面を底面にして載置された状態で固定される冷凍装置の室外ユニットを前提としている。
そして、この室外ユニットは、上記底フレーム(22)が、ベースプレート(22a)と、上記室外熱交換器(30)の底面から下方に離れた傾斜面(22b)と、該傾斜面(22b)から上方へ突出する複数の凸部(22c)とを有するとともに、上記傾斜面(22b)の下端が上記ベースプレート(22a)に連接するように構成され、上記傾斜面(22b)が室外熱交換器(30)の厚さ方向へ傾斜し、上記凸部(22c)の上端面が上記室外熱交換器(30)の載置面として構成されていることを特徴としている。
この第1の発明では、室外熱交換器(30)は、底フレーム(22)の凸部(22c)と部分的に接触した状態で該底フレーム(22)に固定され、隣り合う凸部(22c)の間では、室外熱交換器(30)の下端と底フレーム(22)の傾斜面(22b)との間に空間が形成されている。この状態で、室外熱交換器(30)が蒸発器になる運転状態では、室外熱交換器(30)で発生するドレン水は室外熱交換器(30)の下端から底フレーム(22)の傾斜面(22b)に滴下する。上記傾斜面(22b)に滴下した水滴は、単独で、あるいは複数の水滴が集合して傾斜面(22b)に沿って下方へ流れる。したがって、ドレン水は室外熱交換器(30)の近傍に溜まらない。
第2の発明は、第1の発明において、上記底フレーム(22)の傾斜面(22b)が、ケーシング(20)の外側から内側に向かって下向きに傾斜していることを特徴としている。
この第2の発明では、室外熱交換器(30)から底フレーム(22)に滴下したドレン水は、上記傾斜面(22b)に沿ってケーシング(20)の内側へ向かって、ベースプレート(22a)に流れていく。
第3の発明は、第1または第2の発明において、上記底フレーム(22)には、傾斜面(22b)の下端近傍に、ドレン水排出口(22e)が形成されていることを特徴としている。この構成において、ドレン水排出口(22e)は、上記ベースプレート(22a)に形成してもよいし、ベースプレート(22a)から傾斜面(22b)に跨る位置に形成してもよい。
この第3の発明では、室外熱交換器(30)から上記傾斜面(22b)に滴下して下方へ流れるドレン水は、上記ベースプレート(22a)にドレン水排出口(22e)が形成されている場合は、傾斜面(22b)からベースプレート(22a)に達するとすぐに上記ドレン水排出口(22e)に流れ込む。また、上記ベースプレート(22a)から傾斜面(22b)に跨る位置にドレン水排出口(22e)が形成されている場合は、ドレン水はベースプレート(22a)と傾斜面(22b)の境界位置でドレン水排出口(22e)に流れ込む。そして、上記ドレン水は、このドレン水排出口(22e)により、ケーシング(20)の外部へ排出される。
第4の発明は、第3の発明において、上記ドレン水排出口(22e)が、主として、上記ベースプレート(22a)上における傾斜面(22b)の下端近傍の位置であって、かつ隣り合う凸部(22c)の間の位置に形成されていることを特徴としている。
この第4の発明では、室外熱交換器(30)から滴下して上記傾斜面(22b)を流れ落ちたドレン水は、その傾斜面(22b)からベースプレート(22a)へ流れ込むと、水滴がベースプレート(22a)に流れ込んですぐ近くに形成されているドレン水排出口(22e)に流入する。そして、このドレン水排出口(22e)からケーシング(20)の外へ排出される。
第5の発明は、第3または第4の発明において、上記凸部(22c)の上面に、第2のドレン水排出口(22g)が形成されていることを特徴としている。
この第5の発明では、室外熱交換器(30)で生成されたドレン水は、傾斜面(22b)を流れ落ちてベースプレート(22a)の第1のドレン水排出口(22e)に入るだけでなく、上記凸部(22c)の上面に形成されている第2のドレン水排出口(22g)にも流入し、第2のドレン水排出口(22g)からもケーシング(20)の外へ排出される。
本発明によれば、室外熱交換器(30)が蒸発器になる運転状態で、室外熱交換器(30)で発生するドレン水は室外熱交換器(30)の下端から底フレーム(22)の傾斜面(22b)に滴下した後、上記傾斜面(22b)に滴下した水滴は、単独で、あるいは複数の水滴が集合して傾斜面(22b)に沿って下方へ流れる。したがって、ドレン水は室外熱交換器(30)の近傍に溜まらない。このようにドレン水が室外熱交換器(30)の近傍に溜まらないので、ベースプレート(22a)にドレン水を排出する機構を設けておけば、ドレン水の排水不良を防止でき、ドレン水の排水性を高めることができる。
上記第2の発明によれば、室外熱交換器(30)で生成されるドレン水が、底フレーム(22)の傾斜面(22b)に沿ってケーシング(20)の外側から内側へ向かって流れる。つまり、ドレン水は、ケーシング(20)の外には流出せず、上記傾斜面(22b)に対してケーシング(20)の内側のベースプレート(22a)の方へ流れる。したがって、この発明においても、ベースプレート(22a)にドレン水を排出する機構を設けておくことにより、ドレン水の排水性を高めることができる。
上記第3の発明によれば、室外熱交換器(30)から上記傾斜面(22b)に滴下したドレン水は、傾斜面(22b)からベースプレート(22a)に達すると、ドレン水排出口(22e)からケーシング(20)の外へ流出する。したがって、この構成においても、ドレン水の排水性を高めることができる。
上記第4の発明によれば、上記ドレン水排出口(22e)が、主として、上記ベースプレート(22a)上における傾斜面(22b)の下端近傍の位置であって、かつ隣り合う凸部(22c)の間の位置に形成されているので、上記傾斜面(22b)からベースプレート(22a)に流れてきたドレン水を確実にドレン水排出口(22e)で受け、ケーシング(20)の外へ排出できる。したがって、ドレン水の排水性をより高めることができる。
上記第5の発明によれば、室外熱交換器(30)で生成されたドレン水が、傾斜面(22b)を流れ落ちてベースプレート(22a)の第1のドレン水排出口(22e)から排出されるだけでなく、上記凸部(22c)の上面に形成されている第2のドレン水排出口(22g)からもケーシング(20)の外へ排出されるので、ドレン水の排水性をさらに高めることができる。
図1は、本発明の実施形態に係る空気調和装置の室外ユニットの外観形状を示す斜視図である。 図2は、図1の室外ユニットの内部構造を示す第1の斜視図である。 図3は、図1の室外ユニットの内部構造を示す第2の斜視図である。 図4は、図1の室外ユニットの下半部の内部構造を示す平面図である。 図5は、底フレームの斜視図である。 図6は、底フレームに室外熱交換器を載置した状態の要部断面図である。 図7は、底フレームの変形例を示す斜視図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。
図1〜図4に示すように、本実施形態1の室外ユニット(10)は、冷凍装置である空気調和装置に用いられるものであって、図示しないが、室内ユニットが接続されて蒸気圧縮式冷凍サイクルを構成している。
上記室外ユニット(10)は、例えば、ビルの屋上等に設置され、ケーシング(20)と室外熱交換器(30)と室外ファン(40)と圧縮機構(50)とを備えている。
上記ケーシング(20)は、平面視矩形状に形成され、4本の支柱(21)と底フレーム(22)と側面パネル(23)と天板(24)とを備えている。
上記4つの支柱(21)は、四隅に設けられ、下部に底フレーム(22)が固定されている。また、前側の左右の支柱(21,21)の下端には基礎脚(27)が接続され、後ろ側の左右の支柱(21)の下端にも基礎脚(27)が接続されている。
上記側面パネル(23)は、ケーシング(20)の上半部四面を形成する上側面パネル(23a)と、ケーシング(20)の下半部における前面を形成し且つ左半分を形成する前側面パネル(23b)と、ケーシング(20)の下半部における左側の横側面を形成し且つ前半分を形成する横側面パネル(23c)とを備えている。そして、上記ケーシング(20)の側面には、下半部における前面の右半分と、下半部における右側の横側面と、下半部における背面と、下半部における左側の横側面の後半分に吸込口(25)が形成されている。
また、上記天板(24)は、支柱(21)の上端に固定され、吹出口(26)が形成されると共に、吹出口(26)を覆うグリル(24a)を備えている。
上記室外熱交換器(30)は、フィンアンドチューブ型熱交換器であって、室外空気と冷媒とを熱交換するように構成されている。そして、上記室外熱交換器(30)は、上下に起立した状態で設けられ、上記ケーシング(20)の全ての側面に亘る折曲熱交換器に構成されている。さらに、上記室外熱交換器(30)の両側端の間には、ケーシング(20)の前側の左隅角部を挟んで所定の開口(3a)が形成されている。この開口(3a)を形成する室外熱交換器(30)の両端には、室外熱交換器(30)をケーシング(20)に固定するのに用いる管板(31)が設けられている。上記ケーシング(20)は、室外熱交換器(30)の開口(3a)に対応して上記前側面パネル(23b)と横側面パネル(23c)が設けられている。
上記底フレーム(22)には、上記圧縮機構(50)と油分離器(51)とアキュムレータ(52)とが取り付けられ、上記圧縮機構(50)は、2台の圧縮機(5a,5b)で構成されている。
また、上記ケーシング(20)は、室外熱交換器(30)が収納される下部空間(2a)と、室外ファン(40)が収納される上部空間(2b)との間に位置して、水平方向に延びるステー(20a,20b,20c,20d)が4面に取り付けられている。
上記室外ファン(40)は、2台設けられ、ファン本体(41)とファンモータ(図示せず)とベルマウス(43)とを備え、上記ステー(20a,20c)に取り付けられている。
さらに、上記ケーシング(20)には、圧縮機構(50)等を制御するための電装品が収納される電装品ユニット(60)が取り付けられている。該電装品ユニット(60)は、室外熱交換器(30)の前面上方において、室外熱交換器(30)の上端の直近に配置され、上側面パネル(23a)と室外ファン(40)のベルマウス(43)との間に設けられている。
次に、室外熱交換器(30)をケーシング(20)内に設置する構造について説明する。室外熱交換器(30)は、上記底フレーム(22)に一端面を下端にして載置された状態でケーシング(20)に固定されている。具体的には、上記室外熱交換器(30)の両端に設けられている管板(31)を底フレーム(22)を含むケーシング(20)に締結することにより、室外熱交換器(30)がケーシング(20)に固定されている。なお、上記室外熱交換器(30)には、該室外熱交換器(30)の両端に示している管板(31)の他にも、必要に応じて複数の管板を設け、これらの管板も室外熱交換器(30)をケーシング(20)に固定するのに用いてもよい。
図5は底フレーム(22)の斜視図、図6は底フレーム(22)に室外熱交換器(30)を載置して固定した状態の要部断面図である。上記底フレーム(22)は、ベースプレート(22a)と、上記室外熱交換器(30)の底面から下方に離れて位置する傾斜面(22b)と、該傾斜面(22b)から上方へ突出する複数の凸部(22c)とを有している。各凸部(22c)の上端面は、室外熱交換器(30)を載置する載置面として構成されている。また、各凸部(22c)の側面はテーパ面(22f)になっている。
上記傾斜面(22c)は、その下端が上記ベースプレート(22a)に連接するように構成されている。この傾斜面(22b)は、図6に示すように、室外熱交換器(30)の厚さ方向へ傾斜している。上記傾斜面(22b)から上方へ突出している複数の凸部(22c)は、その上端面が上記室外熱交換器の載置面として構成されている。また、上記ベースプレート(22a)には、凹凸形状の補強部(22d)が形成されている。
上記底フレーム(22)の傾斜面(22b)は、ケーシング(20)の外側から内側に向かって下向きに傾斜している。また、底フレーム(22)には、上記ベースプレート(22a)の面上における上記傾斜面(22b)の下端近傍の位置に、ドレン水排出口(22e)が形成されている。底フレーム(22)の下方には、このドレン水排出口(22e)から排出されるドレン水を受けるためのドレンパン(図示せず)が設けられている。
−運転動作−
この空気調和装置の室外ユニット(10)の運転時は、圧縮機構(50)が動作して、この室外ユニット(10)と図示していない室内ユニットとの間に形成されている冷媒回路内を冷媒が循環して冷凍サイクルが行われる。また、室外ユニット(10)のケーシング(20)内では室外ファン(40)が回転し、ケーシング(20)の下半部に形成されている吸込口(25)により四方からケーシング(20)内に吸い込まれた室外空気が室外熱交換器(30)を通過する。室外熱交換器(30)を通過する室外空気は、室外熱交換器(30)の中を流れる冷媒と熱交換して、暖房運転時には蒸発器になっている室外熱交換器(30)で冷媒に熱を奪われて冷却され、冷房運転時には凝縮器になっている室外熱交換器(30)で冷媒から熱を奪って過熱される。そして、室外空気はさらに室外ファン(40)を通過して上方へ向きを変え、吹出口(26)から室外へ吹き出される。
暖房運転時に室外熱交換器(30)においてドレン水が発生すると、室外熱交換器(30)の下端と底フレーム(22)の傾斜面(22b)との間に形成されている空隙において、室外熱交換器(30)の下端から上記傾斜面(22b)へドレン水が滴下する。また、室外熱交換器(30)の下端が底フレーム(22)の凸部(22c)に接している部分では、ドレン水は室外熱交換器(30)から凸部(33c)へ流れ落ち、さらに凸部(22c)の周囲に形成されているテーパ面(22f)から上記傾斜面(22b)へ流れ落ちる。
この傾斜面(22b)上のドレン水の水滴は、単独で、あるいは複数の水滴が集合して、上記傾斜面(22b)に沿って下方へ流れていく。その際、底フレーム(22)の傾斜面(22b)がケーシング(20)の外側から内側に向かって下向きに傾斜しているので、ドレン水は、上記傾斜面(22b)に沿ってケーシング(20)の内側へ向かって、ベースプレート(22a)へ流れていく。したがって、ドレン水は室外熱交換器の周りには溜まらない。
上記ドレン水は、傾斜面(22b)からベースプレート(22a)に達するとすぐに上記ドレン水排出口(22e)に流れ込む。そして、上記ドレン水は、このドレン水排出口(22e)からドレンパン(図示せず)へ流入し、ケーシングの外部へ排出される。
−実施形態1の効果−
本実施形態によれば、室外熱交換器(30)が蒸発器になる暖房運転状態で、室外熱交換器(30)で発生したドレン水は、室外熱交換器(30)の下端から底フレーム(22)の傾斜面(22b)に滴下した後、この傾斜面(22b)に沿ってケーシング(20)の外側から内側へ向かって下方に流れ、ベースプレート(22a)のドレン水排出口(22e)からケーシング(20)の外へ排出される。
したがって、ドレン水は室外熱交換器(30)の近傍には溜まらず、底フレーム(22)から溢れてケーシング(20)の外に流出するようなこともないから、ドレン水の排水不良を防止でき、ドレン水の排水性を高めることができる。
《その他の実施形態》
上記実施形態については、以下のような構成としてもよい。
例えば、底フレーム(22)のベースプレート(22a)に形成するドレン水排出口(22e)の配置を変更してもよい。
具体的には、上記実施形態では、ドレン水排出口(22e)をベースプレート(22a)の面上に形成しているが、ドレン水排出口(22e)は、ベースプレート(22a)と傾斜面(22b)に跨る位置に形成してもよい。このようにしても、上記実施形態と同等の効果を得ることができる。
また、図7に示すように、ドレン水排出口(22e)を、主として、上記ベースプレート(22a)上における傾斜面(22b)の下端近傍の位置であって、かつ隣り合う凸部(22c)の間の位置に形成することができる。つまり、ベースプレート(22a)に形成するドレン水排出口(22e)を隣り合う凸部(22c)の間の位置に集中させてもよい。このようにしても、傾斜面(22b)からベースプレート(22a)へ流れて行く部分にはドレン水排出口(22e)が形成されていることになるので、従来と比べて排水性を高めることができる。
また、図7に示すように、上記ドレン水排出口(22e)に加えて、上記凸部(22c)の上端面に第2のドレン水排出口(22g)を形成してもよい。このようにすると、室外熱交換器(30)から上記凸部(22c)に流れ落ちたドレン水は、傾斜面(22b)を流れ落ちてベースプレート(22a)の第1の(便宜上「第1の」という)ドレン水排出口(22e)に入るだけでなく、一部のドレン水を傾斜面(22b)からベースプレート(22a)へ流さずに、第2のドレン水排出口(22g)から直接排出することができる。このようにしても、ドレン水の排水性を高めることができる。
また、本発明は、室外熱交換器を、下端を底フレームに載置した状態でケーシングに固定するタイプの室外ユニットであれば適用可能であり、該室外熱交換器の下端から下方に離れた傾斜面に凸部を形成して該凸部に室外熱交換器を載置する構成である限り、他の具体的な形状は適宜変更してもよい。
また、上記実施形態では、ケーシングの4側面に沿って室外熱交換器を配置し、その内側に圧縮機などの冷媒回路機器を設置した室外ユニットについて説明したが、圧縮機の台数や配置、あるいはその他の冷媒回路機器の配置なども適宜変更してもよい。
なお、以上の実施形態は、本質的に好ましい例示であって、本発明、その適用物、あるいはその用途の範囲を制限することを意図するものではない。
以上説明したように、本発明は、冷凍装置の室外ユニットにおけるケーシングへの熱交換器の設置構造について有用である。
10 室外ユニット
20 ケーシング
22 底フレーム
22a ベースプレート
22b 傾斜面
22c 凸部
22e ドレン水排出口
30 室外熱交換器
40 室外ファン
50 圧縮機

Claims (5)

  1. ケーシング(20)と、該ケーシング(20)内に配置された圧縮機(50)と室外熱交換器(30)と室外ファン(40)とを備え、
    上記ケーシング(20)が有する底フレーム(22)に上記室外熱交換器(30)が一端面を底面にして載置された状態で固定される冷凍装置の室外ユニットであって、
    上記底フレーム(22)は、ベースプレート(22a)と、上記室外熱交換器(30)の底面から下方に離れた傾斜面(22b)と、該傾斜面(22b)から上方へ突出する複数の凸部(22c)とを有するとともに、上記傾斜面(22b)の下端が上記ベースプレート(22a)に連接するように構成され、
    上記傾斜面(22b)が室外熱交換器(30)の厚さ方向へ傾斜し、上記凸部(22c)の上端面が上記室外熱交換器(30)の載置面として構成されていることを特徴とする冷凍装置の室外ユニット。
  2. 請求項1において、
    上記底フレーム(22)の傾斜面(22b)は、ケーシング(20)の外側から内側に向かって下向きに傾斜していることを特徴とする冷凍装置の室外ユニット。
  3. 請求項1または2において、
    上記底フレーム(22)には、傾斜面(22b)の下端近傍に、ドレン水排出口(22e)が形成されていることを特徴とする冷凍装置の室外ユニット。
  4. 請求項3において、
    上記ドレン水排出口(22e)は、主として、上記ベースプレート(22a)上における傾斜面(22b)の下端近傍の位置であって、かつ隣り合う凸部(22c)の間の位置に形成されていることを特徴とする冷凍装置の室外ユニット。
  5. 請求項3または4において、
    上記凸部(22c)の上面に、第2のドレン水排出口(22e)が形成されていることを特徴とする冷凍装置の室外ユニット。
JP2011114114A 2011-05-20 2011-05-20 冷凍装置の室外ユニット Pending JP2012242026A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011114114A JP2012242026A (ja) 2011-05-20 2011-05-20 冷凍装置の室外ユニット

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011114114A JP2012242026A (ja) 2011-05-20 2011-05-20 冷凍装置の室外ユニット

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2012242026A true JP2012242026A (ja) 2012-12-10

Family

ID=47463924

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2011114114A Pending JP2012242026A (ja) 2011-05-20 2011-05-20 冷凍装置の室外ユニット

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2012242026A (ja)

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016505829A (ja) * 2012-12-17 2016-02-25 マイクロ モーション インコーポレイテッド 改善された振動計用ケース
KR20160073605A (ko) * 2014-12-17 2016-06-27 엘지전자 주식회사 공기 조화기의 실외기
CN106196340A (zh) * 2014-12-17 2016-12-07 Lg电子株式会社 空气调节器的室外机
CN106196332A (zh) * 2014-09-12 2016-12-07 Lg电子株式会社 空调机的室外机
KR101734640B1 (ko) * 2015-01-05 2017-05-11 엘지전자 주식회사 공기 조화기의 실외기
WO2018011939A1 (ja) * 2016-07-14 2018-01-18 三菱電機株式会社 空気調和機の室外機
US10077910B2 (en) 2014-09-12 2018-09-18 Lg Electronics Inc. Outdoor device for an air conditioner
US10502436B2 (en) 2014-12-29 2019-12-10 Lg Electronics Inc. Outdoor device for an air conditioner
WO2020157959A1 (ja) * 2019-02-01 2020-08-06 三菱電機株式会社 底面パネル及び空気調和装置の室外機
US11747026B2 (en) 2020-04-21 2023-09-05 Samsung Electronics Co., Ltd. Outdoor unit for air conditioner
WO2024150277A1 (ja) * 2023-01-10 2024-07-18 三菱電機株式会社 冷凍サイクル装置の室外機

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5286262U (ja) * 1975-12-23 1977-06-28
JPS589683U (ja) * 1981-07-14 1983-01-21 三菱電機株式会社 空気調和機
JPS60176033U (ja) * 1984-05-02 1985-11-21 三菱重工業株式会社 空気調和機
JP2010071531A (ja) * 2008-09-17 2010-04-02 Daikin Ind Ltd 空気調和装置

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5286262U (ja) * 1975-12-23 1977-06-28
JPS589683U (ja) * 1981-07-14 1983-01-21 三菱電機株式会社 空気調和機
JPS60176033U (ja) * 1984-05-02 1985-11-21 三菱重工業株式会社 空気調和機
JP2010071531A (ja) * 2008-09-17 2010-04-02 Daikin Ind Ltd 空気調和装置

Cited By (23)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10024702B2 (en) 2012-12-17 2018-07-17 Micro Motion, Inc. Case for a vibrating meter
JP2016505829A (ja) * 2012-12-17 2016-02-25 マイクロ モーション インコーポレイテッド 改善された振動計用ケース
AU2012397121B2 (en) * 2012-12-17 2016-07-07 Micro Motion, Inc. Improved case for a vibrating meter
US10077910B2 (en) 2014-09-12 2018-09-18 Lg Electronics Inc. Outdoor device for an air conditioner
CN106196332A (zh) * 2014-09-12 2016-12-07 Lg电子株式会社 空调机的室外机
US10041704B2 (en) 2014-09-12 2018-08-07 Lg Electronics Inc. Outdoor device for an air conditioner
CN106196340A (zh) * 2014-12-17 2016-12-07 Lg电子株式会社 空气调节器的室外机
KR102340914B1 (ko) * 2014-12-17 2021-12-20 엘지전자 주식회사 공기 조화기의 실외기
KR20160073605A (ko) * 2014-12-17 2016-06-27 엘지전자 주식회사 공기 조화기의 실외기
CN106196340B (zh) * 2014-12-17 2019-12-13 Lg电子株式会社 空气调节器的室外机
US10443902B2 (en) 2014-12-17 2019-10-15 Lg Electronics Inc. Outdoor device for an air conditioner
US10502436B2 (en) 2014-12-29 2019-12-10 Lg Electronics Inc. Outdoor device for an air conditioner
KR101734640B1 (ko) * 2015-01-05 2017-05-11 엘지전자 주식회사 공기 조화기의 실외기
JPWO2018011939A1 (ja) * 2016-07-14 2019-02-21 三菱電機株式会社 空気調和機の室外機
GB2566836A (en) * 2016-07-14 2019-03-27 Mitsubishi Electric Corp Outdoor unit of air conditioner
US10837657B2 (en) 2016-07-14 2020-11-17 Mitsubishi Electric Corporation Outdoor unit for air-conditioning apparatus
GB2566836B (en) * 2016-07-14 2021-02-17 Mitsubishi Electric Corp Outdoor unit for air-conditioning apparatus
WO2018011939A1 (ja) * 2016-07-14 2018-01-18 三菱電機株式会社 空気調和機の室外機
WO2020157959A1 (ja) * 2019-02-01 2020-08-06 三菱電機株式会社 底面パネル及び空気調和装置の室外機
JPWO2020157959A1 (ja) * 2019-02-01 2021-09-09 三菱電機株式会社 底面パネル及び空気調和装置の室外機
JP7258053B2 (ja) 2019-02-01 2023-04-14 三菱電機株式会社 底面パネル及び空気調和装置の室外機
US11747026B2 (en) 2020-04-21 2023-09-05 Samsung Electronics Co., Ltd. Outdoor unit for air conditioner
WO2024150277A1 (ja) * 2023-01-10 2024-07-18 三菱電機株式会社 冷凍サイクル装置の室外機

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2012242026A (ja) 冷凍装置の室外ユニット
JP5218629B2 (ja) ヒータ及びそれを備えた冷凍装置の室外ユニット
CN106196332B (zh) 空调机的室外机
JP6169252B2 (ja) 空気調和装置の室内機
CN107003016B (zh) 室外机
US20140374078A1 (en) Outdoor unit of refrigeration apparatus
JP6112540B2 (ja) 空気調和機の室内ユニット
JP2014074543A (ja) 空気調和機の室外ユニット
JP2014206325A (ja) 空気調和機
KR20110139834A (ko) 공기조화기의 실내기
JP5797149B2 (ja) 空気調和装置の室外機及びそれを備えた空気調和装置
JP6024111B2 (ja) 冷凍装置の室外ユニット
JP2013047588A (ja) 建築構造物の空調構造
JP5104993B1 (ja) 冷凍装置の室外ユニット
JP2018035946A (ja) 空気調和機の室外ユニット
JP6797307B2 (ja) 圧縮機のカバー、空気調和装置の室外機および空気調和装置
JP5772590B2 (ja) 冷凍装置の室外ユニット
JP6936160B2 (ja) 空気調和装置の室外機
WO2018020536A1 (ja) 空気調和機の室外機
WO2019150720A1 (ja) 空気調和装置の室外機
KR102282428B1 (ko) 공기 조화기의 실외기
JP2013007561A (ja) 冷凍装置の室外ユニット
KR20150120218A (ko) 공기조화기의 실내기
JPWO2019053852A1 (ja) 空気調和装置の室外機
KR20170014447A (ko) 공기조화기의 실내기

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20131209

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20140106

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20140519

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20140527

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20140930